JP2652533B2 - チヤツク構造 - Google Patents
チヤツク構造Info
- Publication number
- JP2652533B2 JP2652533B2 JP61213674A JP21367486A JP2652533B2 JP 2652533 B2 JP2652533 B2 JP 2652533B2 JP 61213674 A JP61213674 A JP 61213674A JP 21367486 A JP21367486 A JP 21367486A JP 2652533 B2 JP2652533 B2 JP 2652533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- claw
- pressure
- press
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機械等に用いられるチャック構造に関す
るものである。
るものである。
従来、工作機械のチャック構造として三爪チャックや
四爪チャック等のスクロールチャック等が知られてい
る。
四爪チャック等のスクロールチャック等が知られてい
る。
このチャック構造は移動可能な3個の爪部材により工
作物の外周面を摩擦力で保持するように構成したもので
ある。
作物の外周面を摩擦力で保持するように構成したもので
ある。
しかしながらこの従来構造の場合、軟質の工作物やす
でに加工された面を圧接保持すると工作物の表面に傷が
付くことがあるので爪部材の保持面を工作物の表面形状
に適合させる必要があり、このため爪部材の交換や爪部
材の修正をしなければならず、作業能率を低下させるこ
とになるという不都合を有している。
でに加工された面を圧接保持すると工作物の表面に傷が
付くことがあるので爪部材の保持面を工作物の表面形状
に適合させる必要があり、このため爪部材の交換や爪部
材の修正をしなければならず、作業能率を低下させるこ
とになるという不都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕 本発明はこれらの不都合を解消することを目的とする
もので、その要旨は、拡縮移動可能な爪部材により工作
物を保持するチャック構造であって、上記拡縮移動可能
な爪部材の挾持面の一部に、上記工作物に圧接される柔
軟性を有する圧接爪を拡縮移動可能に設け、該圧接爪の
拡縮位置を調整する圧接調整機構を設け、上記爪部材の
挾持面の圧接爪以外の部分は、圧接爪が工作物に圧接さ
れる際には工作物に当接するように構成し、上記圧接調
整機構により圧接爪の拡縮位置を調整することで工作物
を圧接爪で圧接挾持して締め付け保持し得るように構成
したことを特徴とするチャック構造にある。
もので、その要旨は、拡縮移動可能な爪部材により工作
物を保持するチャック構造であって、上記拡縮移動可能
な爪部材の挾持面の一部に、上記工作物に圧接される柔
軟性を有する圧接爪を拡縮移動可能に設け、該圧接爪の
拡縮位置を調整する圧接調整機構を設け、上記爪部材の
挾持面の圧接爪以外の部分は、圧接爪が工作物に圧接さ
れる際には工作物に当接するように構成し、上記圧接調
整機構により圧接爪の拡縮位置を調整することで工作物
を圧接爪で圧接挾持して締め付け保持し得るように構成
したことを特徴とするチャック構造にある。
爪部材の挾持面の圧接爪以外の部分で工作物を挾持
し、更に圧接調整機構により圧接爪の拡縮位置を調整し
て工作物を圧接爪で圧接挾持して締め付け保持する。
し、更に圧接調整機構により圧接爪の拡縮位置を調整し
て工作物を圧接爪で圧接挾持して締め付け保持する。
第1、2図は本発明の実施例を示し、1は爪部材であ
って、爪部材1はスクロールチャックAに3個放射状に
取付けられ、各々の爪部材1は移動可能に設けられてい
る。
って、爪部材1はスクロールチャックAに3個放射状に
取付けられ、各々の爪部材1は移動可能に設けられてい
る。
2は圧接爪であって、圧接爪2は柔軟性を有する材
質、たとえばゴム、プラスチックや粉体を隔膜で包んだ
部材で形成され、この場合爪部材1の幅よりも圧接爪2
の幅を小さく形成し、爪部材1はその先端部3を傾斜面
にするとともにこの爪部材1の先端挾持面には圧接爪2
以外の部分の残部面4を形成し、この残部面4により工
作物12を挾持するようにしている。
質、たとえばゴム、プラスチックや粉体を隔膜で包んだ
部材で形成され、この場合爪部材1の幅よりも圧接爪2
の幅を小さく形成し、爪部材1はその先端部3を傾斜面
にするとともにこの爪部材1の先端挾持面には圧接爪2
以外の部分の残部面4を形成し、この残部面4により工
作物12を挾持するようにしている。
5は圧接調整機構であって、圧接調整機構5は前記爪
部材1内に圧接爪2を拡縮方向に移動可能に設け、圧接
爪2の接触面6の反対面を斜面7に形成し、爪部材1に
ボルト8を螺着し、ボルト8に前記斜面7に係合可能な
押圧面9を有するブッシュ10を遊挿し、ブッシュ10と爪
部材1との間に皿バネ11を設けて構成したものである。
部材1内に圧接爪2を拡縮方向に移動可能に設け、圧接
爪2の接触面6の反対面を斜面7に形成し、爪部材1に
ボルト8を螺着し、ボルト8に前記斜面7に係合可能な
押圧面9を有するブッシュ10を遊挿し、ブッシュ10と爪
部材1との間に皿バネ11を設けて構成したものである。
13は斜面7に当接した板である。
この実施例は上記構成であるから、柔軟性を有する圧
接爪2により工作物12を締め付け保持でき、工作物12の
表面に傷を付けることを防止でき、かつ圧接調整機構5
この場合ボルト8の回動によりブッシュ10の押圧面9と
斜面7との勾配作用及び皿バネ11の作用で圧接爪2を位
置調整でき、このため工作物12を適正な接触圧力で保持
することもでき、また工作物12の寸法の大小の違いを吸
収でき、作業能率を向上することができる。
接爪2により工作物12を締め付け保持でき、工作物12の
表面に傷を付けることを防止でき、かつ圧接調整機構5
この場合ボルト8の回動によりブッシュ10の押圧面9と
斜面7との勾配作用及び皿バネ11の作用で圧接爪2を位
置調整でき、このため工作物12を適正な接触圧力で保持
することもでき、また工作物12の寸法の大小の違いを吸
収でき、作業能率を向上することができる。
尚、上記実施例に限らず他のチャックにも適用し得る
ものである。
ものである。
本発明は上述の如く、柔軟性を有する圧接爪により工
作物を締め付け保持でき、工作物の表面に傷を付けるこ
とを防止でき、かつ圧接調整機構により圧接爪を位置調
整でき、このため工作物を適正な接触圧力で保持するこ
ともでき、また工作物の寸法の大小の違いを吸収でき、
作業能率を向上することができる。
作物を締め付け保持でき、工作物の表面に傷を付けるこ
とを防止でき、かつ圧接調整機構により圧接爪を位置調
整でき、このため工作物を適正な接触圧力で保持するこ
ともでき、また工作物の寸法の大小の違いを吸収でき、
作業能率を向上することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は断面図である。 1……爪部材、2……圧接爪、5……圧接調整機構、12
……工作物。
図、第2図は断面図である。 1……爪部材、2……圧接爪、5……圧接調整機構、12
……工作物。
Claims (1)
- 【請求項1】拡縮移動可能な爪部材により工作物を保持
するチャック構造であって、上記拡縮移動可能な爪部材
の挾持面の一部に、上記工作物に圧接される柔軟性を有
する圧接爪を拡縮移動可能に設け、該圧接爪の拡縮位置
を調整する圧接調整機構を設け、上記爪部材の挾持面の
圧接爪以外の部分は、圧接爪が工作物に圧接される際に
は工作物に当接するように構成し、上記圧接調整機構に
より圧接爪の拡縮位置を調整することで工作物を圧接爪
で圧接挾持して締め付け保持し得るように構成したこと
を特徴とするチャック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61213674A JP2652533B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | チヤツク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61213674A JP2652533B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | チヤツク構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368302A JPS6368302A (ja) | 1988-03-28 |
JP2652533B2 true JP2652533B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=16643090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61213674A Expired - Lifetime JP2652533B2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | チヤツク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652533B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006058199A1 (de) * | 2006-12-11 | 2008-06-12 | Röhm Gmbh | Spannfutter |
DE102009058036B3 (de) | 2009-12-14 | 2011-04-14 | Rattunde & Co. Gmbh | Spannvorrichtung für stangenförmige Profile |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216091U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | ||
JPS5390285U (ja) * | 1976-12-24 | 1978-07-24 | ||
JPS59183706U (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-07 | 寺坂 哲一 | 工作機械用チヤツク |
JPS6131605U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-26 | 株式会社 ニユ−サンワ | 生づめスクロ−ルチヤツク用の生づめ |
-
1986
- 1986-09-10 JP JP61213674A patent/JP2652533B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368302A (ja) | 1988-03-28 |
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