JPS6368302A - チヤツク構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機械等に用いられるチャック構造に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、工作機械のチャック構造として三爪チャックや四
重チャック等のスクロールチャック等が知られている。

このチャック構造は移動可能な３個の爪部材により工作
物の外周面を摩捺力で保持するように構成したものであ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこの従来＋ｆＩ造の場合、軟質の工作物や
すでに加工された面を圧接保持すると工作物の表面に傷
が付くことがあるので爪部材の保持面を工作物の表面形
状に適合させる必要があり、このため爪部材の交換や爪
部材の修正をしなければならず、作業能率を低下させる
ことになるという不都合を有している。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこれらの不都合を解消することを目的とするも
ので、その要旨は、移動可能な爪部材により工作物を保
持するものにおいて、上記爪部材に上記工作物に接触し
得る柔軟性を有する調整爪を移動可能に設け、該調整爪
を位置調整する調些機構を設けて構成したことを特徴と
するヂャック構造にある。

〔作用〕

調整機構により調整爪を位置調整し、爪部材を保持移動
すると柔軟性を有する調整爪は工作物を接触保持する。

〔実施例〕

第１，２図は本発明の実施例を示し、１は爪部材であっ
て、爪部材１はスクロールチャックＡに３個放射状に取
付けられ、各々の爪部材１は移動可能に設けられている
。

２は調整爪であって、調整爪２は柔軟性を有する材質、
たとえばゴム、プラスチックや粉体を隔膜で包んだ部材
で形成され、この場合爪部材１の幅よりも調整爪２の幅
を小さく形成し、調整爪２の先端部３を傾斜面にすると
と乙に爪部材ｌに残部面４を形成している。

５は調整機構であって、調整機構５は前記爪部材１内に
調整爪２を移動可能に設け、調整爪２の接触面６の反対
面を斜面７に形成し、１・爪部材１にボルト８を螺着し
、ボルト８に前記斜面７に係合可能な抑圧面９を有する
ブツシュ１０を遊挿し、ブツシュ１０と爪部材１との間
に皿バネ１１を設けて構成したものである。

ｎは工作物、凪は板である。

この実施例は上記構成であるから、柔軟性を有する調整
爪２により工作物犯を保持でき、工作物臆の表面に傷を
付けることを防止でき、かつ調整機構５この場合ボルト
８の回動によりブツシュ１０の押圧面９と斜面７との勾
配作用及び皿バネ１１の作用で調整爪２を位置調整でき
、このため工作物１２を適正な接触圧力で保持すること
らでき、また工作物１２の寸法の大小の違いを吸収でき
、作業能率を向上することができろ。

尚、上記実施例に限らず他のチャックにも適用し得ろも
のである。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、柔軟性を有する調整爪により工作
物を保持でき、工作物の表面に傷を付けることを防止で
き、かつ調整機構により調整爪を位置？Ａ整でき、この
ため工作物を適正な接触圧力で保持することもてき、ま
ｆユニ作物の寸法の大小の違いを吸収でき、作業能率を
向上することができる。

以上、所期の目的を充分通成することができる。

【図面の簡単な説明】

区ｍｊは本発明の一実施例を示すしので、第１図は正面
図、第２図は断面図である。 １・・爪部材、２・・調整爪、５・・調整Ｊｉｍ溝。 昭和６１年９月ＩＯ日 小／堕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 移動可能な爪部材により工作物を保持するものにおいて
   、上記爪部材に上記工作物に接触し得る柔軟性を有する
   調整爪を移動可能に設け、該調整爪を位置調整する調整
   機構を設けて構成したことを特徴とするチャック構造。