JPH05117995A - 艶消し塗被紙の製造方法及び艶消し塗被紙 - Google Patents
艶消し塗被紙の製造方法及び艶消し塗被紙Info
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- JPH05117995A JPH05117995A JP3279908A JP27990891A JPH05117995A JP H05117995 A JPH05117995 A JP H05117995A JP 3279908 A JP3279908 A JP 3279908A JP 27990891 A JP27990891 A JP 27990891A JP H05117995 A JPH05117995 A JP H05117995A
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Abstract
となっていることから、印刷後の製本工程等で印刷した
インキが白紙部に転移する問題を抱えている。また、通
常、印刷仕上がりの点でグロス調塗被紙と比較して劣
る。以上の問題を解決し、優れた品質の艶消し塗被紙の
製造方法を確立する。 【構成】 本発明は、艶消し塗被紙の製造において、平
均粒子径が0.5〜1.5μmの炭酸カルシウム、50
〜80重量%及びカオリン、20〜50重量%を含有す
る塗被組成物を原紙に塗被した後、100℃以上で高温
ソフトカレンダー処理することにより、高品質の艶消し
塗被紙を得るものである。
Description
印刷インキが白紙部に転移する問題を起こさず、且つ印
刷インキの受理性及び印刷平滑性に優れる艶消し塗被紙
の製造方法及び該製造方法で製造される艶消し塗被紙に
関するものである。
理性の優れた艶消し塗被紙のニーズが多くなってきてお
り、主に高級な美術印刷、カタログ、パンフレット、カ
レンダーや商業出版用本文用紙等に幅広く使用されてい
る。
印刷物は白色面、単色印刷面、多色印刷面いずれも光沢
が低く、全面がフラットでしっとりとした視感、触感を
与える。これに対し、白紙面の光沢は要求しないが、印
刷面だけはある程度の光沢が望まれる場合がある。つま
り、文字の部分は低グロスにして読み易くし、画線部は
光沢によってひきたたせることによってコントラストに
富んだ印刷物にさせたいというニーズである。これにマ
ッチするのがダル調と呼ばれているものである。ダル調
のものはマット調とグロス調の中間にあり、一般に白紙
光沢はマット調よりも若干高く、印刷後光沢はグロス調
のものよりも若干低い。我が国市場では、マット、ダル
の特性差は各銘柄の特性として認識されているため両者
は異なる品種として明瞭に識別されていない。また、最
近ではダル調とグロス調の中間としてセミダル調と呼ば
れるものも多く製品化されている。艶消し塗被紙は、高
光沢を有するグロス調塗被紙に比較して上品で高級感を
醸し出すため、最近では従来のグロス調のものに代わっ
て使用されはじめるケースも多くなってきている。一般
に艶消し塗被紙は、白紙光沢を低く抑えるために、通常
のグロス調の塗被紙に比較して、より粗い顔料である炭
酸カルシウムを多量に含有した塗被組成物を各種コータ
で塗被し、そのまま製品化するかあるいは軽度のカレン
ダー処理を行って製品化する。これらの艶消し塗被紙
は、通常、平滑性に劣り、印刷インキ受理性の点でも、
一般のグロス調の塗被紙に比較して劣っている。
て製本化されるが、艶消し塗被紙の印刷物は、製本工程
での折り機や丁合機で、印刷部と白紙部が接触すること
により、印刷インキが白紙部に転移したり、製本後の積
み重ねで表紙と裏表紙が接触することにより、印刷イン
キが白紙面に転移して、印刷物の品質を大きく損ねると
いう問題点を抱えているのが現状である。
因としては、次のようなことが考えられる。艶消し塗被
紙は白紙光沢を抑えるために、不定形で比較的粗い炭酸
カルシウムを多く配合しているため、印刷部と白紙部が
接触した際に、白紙が印刷インキを掻き取ってしまうこ
とが考えられる。また近年、印刷の高速化が図られてい
るため、印刷用紙に対して高いインキ乾燥性が要求され
ており、塗被紙がインキビヒクルを吸収し易い設計、即
ち、炭酸カルシウムを高配合した設計になっている。こ
のため、印刷したインキの被膜強度が弱くなり、印刷部
と白紙部が接触した際にインキが落ち易いことが考えら
れる。
用いられていることから、上記の艶消し塗被紙に特有
の、印刷したインキが白紙面に転移する問題を抱えてい
ると、艶消し塗被紙が高級印刷用紙としての機能を果た
さなくなるのが現状である。
するために、これまで印刷インキ中にワックスを主成分
とする耐摩擦コンパウンド等を添加して印刷面と白紙面
の摩擦を軽減する等の措置がとられているが、問題点を
解決するに至っていない。
本発明者等は先にデラミネーテッドクレーを20〜80
重量%含有する塗被組成物を塗被することにより、印刷
インキの白紙面への転移を抑制し得ることを認めた(特
願平3−180527)。本発明者等は、更に詳細な検
討を重ねた結果、炭酸カルシウムを50〜80重量%、
カオリンを20〜50重量%含有する塗被組成物を原紙
に塗被した後、更に100℃以上の高温でソフトカレン
ダー処理することにより、デラミネーテッドクレーを使
用しなくても、印刷インキの白紙面への転移を抑制し、
且つ印刷仕上がりが向上し得ることを認めたものであ
る。
ごとき艶消し塗被紙の有する難点を解決すべく鋭意検討
を重ねた結果、原紙に塗被する塗被組成物の顔料成分と
して、平均粒子径が0.5〜1.5μmの炭酸カルシウ
ムを50〜80重量%、カオリンを20〜50重量%含
有する塗被組成物を原紙に塗被した後、100℃以上で
高温ソフトカレンダー処理することによって、製本工程
及び製本後に印刷インキが白紙部に転移する問題がな
く、且つ白紙光沢が低く、優れた印刷仕上がりを有する
極めて理想的な艶消し塗被紙が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
る塗被組成物の顔料成分として、平均粒子径が0.5〜
1.5μmの炭酸カルシウムを50〜80重量%、カオ
リンを20〜50重量%含有する塗被組成物を原紙に対
し塗被した後、100℃以上で高温ソフトカレンダー処
理することを特徴とする艶消し塗被紙の製造方法であ
る。
がJIS,P8142法に準じた測定で50%以下であ
ることが望ましい。
に転移する問題は、印刷部と白紙部が接触した際の、白
紙が印刷インキを掻き取る性質を改善し、また印刷時の
インキビヒクルの吸収を抑制して、印刷インキの被膜強
度の低下を防止すること等で、解決可能と考えられる。
た塗被組成物を塗被した紙は白紙光沢が低い良好な艶消
し面が得られる。しかし、一方で塗被紙表面での顔料配
向性に劣るため、白紙がインキを取り易く、平滑性、印
刷平滑性に劣るという問題点がある。先願(特願平3−
180527)では、これらの問題を解決するために塗
被紙用塗被組成物に平均粒子径が0.4〜1.0μmの
デラミネーテッドクレーを20〜80重量%含有させる
ことにより白紙がインキを取り易い問題を解決すること
が可能になり、印刷仕上がりが向上することを認めた。
本発明者等は更に鋭意検討を重ねた結果、平均粒子径が
0.5〜1.5μmの炭酸カルシウムを50〜80重量
%、カオリンを20〜50重量%含有する塗被組成物を
塗被し、更に100℃以上の高温ソフトカレンダー処理
することにより初めて、デラミネーテッドクレーを全く
配合しなくても製本工程等で発生する印刷インキが白紙
部に転移する問題をなくした上、更に平滑性(印刷平滑
性)を向上させることが可能となり、優れた印刷品質の
艶消し塗被紙が得られることを認めた。
ンダー処理することにより、塗被紙の塗被面のごく表層
部を可塑化させた上で金属ロール面を塗被紙の塗被面に
転写することにより、ごく表層部に存在する炭酸カルシ
ウムがより効率的に配向(圧入)されるため、白紙のイ
ンキの取り易さを改善し、同時に、インキビヒクルの吸
収が抑制されたために印刷したインキの被膜強度の低下
が起こらなかったものと考えられる。更に、塗被面のご
く表層部の炭酸カルシウムが効率的に配向(圧入)され
ることで、平滑性(印刷平滑性)も向上したものと思わ
れる。100℃以下でソフトカレンダー処理した場合
は、塗被紙表面を可塑化させる効果が小さいため、その
効果が発現しないことが認められた。
の硬度はショアD87〜93の範囲内にあることが望ま
しいことがわかった。その理由は明確ではないが、弾性
ロールの硬度がより低い場合には、ニップ幅は広くな
り、紙に対する面圧が大きくなる。この場合には、金属
ロールの表面を紙表面に転写する時間が長くなり、面圧
とは逆に線圧は小さくなるため、紙の光沢発現性は高く
なるが、紙の表層部より若干中層部近くまでの平滑性を
測定する平滑度ではあまり大きな向上として現れない。
逆に弾性ロール硬度が高い場合には、ニップ幅も狭く、
紙にかかる線圧も高いため、平滑度の向上も大きくなる
と考えられる。ただし反対にロール硬度が高いと、異物
通過時のロールの傷付きとその復元性に劣り実用的でな
く、品質的にも従来の金属ロール/金属ロールの組み合
わせによるカレンダー法と差がなくなってしまう。従っ
て適度な硬度範囲の弾性ロールを使用する必要がある。
ルを有するソフトカレンダー法を採用して初めて上記の
ような高温でカレンダー処理することが可能となる。な
ぜなら、一般的に使用されるスーパーカレンダーの場合
には、弾性ロールであるコットンロールの内部発熱が大
きく、耐熱、耐圧性に限界があるため、ロールの最高使
用温度は一般に約85℃以下に制限されるためである。
また、板紙の製造で一般に使用されるグロスカレンダー
の場合には、金属ロール側は100℃以上の高温でも使
用されるが、弾性ロールであるゴムロールは、耐久性に
著しく劣るため一般に高速抄紙機、高速コータには適用
できない。したがって、耐熱性、耐圧性に優れた特殊樹
脂ロールを有するソフトカレンダーを採用して初めて、
高温、高圧での使用が可能となる。
粒子径が0.5〜1.5μmの炭酸カルシウムを20〜
80重量%含有していることが必要である。平均粒子径
が0.5μmに満たない場合、高温ソフトカレンダー後
の白紙光沢の上昇が著しく起こり好ましくない。また、
平均粒子径が1.5μmを越えると、平滑度が低下し、
インキ受理性の低下により印刷光沢が低下することを認
めた。次に、塗被組成物中の炭酸カルシウムの含有率が
50重量%以下になると、やはり高温ソフトカレンダー
処理後の白紙光沢の上昇が著しい。また、炭酸カルシウ
ムの含有率が80重量%を越えると高温ソフトカレンダ
ー処理後においても良好な平滑性が得られないために印
刷仕上がり(印刷後光沢)の低下を招く。
塗被紙が鏡のような滑らかな光沢感を持つため、艶消し
塗被紙とならない。
レン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン
・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート
系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系、等の各種共重
合及びポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合
体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の
合成系接着剤、酸化でんぷん、エステル化でんぷん、酵
素変性でんぷんやそれらをフラッシュドライして得られ
る冷水可溶性でんぷん、カゼイン、大豆蛋白等の天然系
接着剤等の一般に知られた接着剤が挙げられる。これら
の接着剤は顔料100重量部当たり5〜50重量部、よ
り好ましくは10〜30重量部程度の範囲で使用され
る。また、必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消
泡剤、耐水化剤、着色剤等、通常の塗被紙用顔料に配合
される各種助剤が適宜使用される。
被紙製造に用いられているブレードコータ、エアーナイ
フコータ、ロールコータ、ブラシコータ、カーテンコー
タ、チャンプレックスコータ、バーコータ、グラビアコ
ータ、サイズプレスコータ等の塗被装置を設けたオンマ
シン或いはオフマシンコータによって原紙上に一層或い
は多層に分けて片面または両面に塗布される。その際の
塗被組成物の固形分濃度は、一般に40〜70重量%で
あるが操業性を考慮すると45〜65重量%の範囲が好
ましい。また、原紙としては一般の印刷用塗被紙に用い
られる秤量30〜400g/m2 のペーパーベース或い
はボードベースの原紙が用いられる。かかる原紙への塗
被組成物の塗被量は乾燥重量で10〜50g/m2 程度
塗被されるが、得られる塗被紙の白紙品質の面から15
〜25g/m2 の範囲で調節されるのが最も好ましい。
組成物の顔料成分として、平均粒子径が0.5〜1.5
μmの炭酸カルシウムを50〜80重量%、カオリンを
20〜50重量%含有する塗被組成物を原紙に対し塗被
した後、100℃以上で高温ソフトカレンダー処理する
ことにより、製本工程等で発生する印刷インキが白紙部
分に転移する問題がなく、且つ印刷平滑性および印刷光
沢に富む優れる艶消し塗被紙が得られることを認めた。
0重量部に対し、平均粒径が0.5〜1.5μmの炭酸
カルシウムを50〜80重量%と、カオリン(エンゲル
ハード(株)、ウルトラホワイト90)を20〜50重
量%、接着剤として酸化デンプン(王子コーンスターチ
(株)、王子エースB)6重量部と合成接着剤(旭化成
(株)、L−1762)9重量部、及び分散剤(東亜合
成、アロンT−40)0.3重量部とを含有する塗被組
成物(固型分濃度63%)をブレードコータにより原紙
に塗被した後、カレンダー処理としてチルドロールと樹
脂ロール(硬度ショアD89)の組み合わせからなる2
段のソフトニップを有する2スタックのソフトカレンダ
ー(南千住製作所製)を用いて、下記の実験を行った。
炭酸カルシウム(三共製粉(株)エスカロン#220
0)を70重量部、カオリンを30重量部配合した上記
の塗被組成物を、片面20g/m2 両面塗工した塗被紙
をソフトカレンダー処理した。その際カレンダーロール
温度は120℃で処理した。
部、カオリンを50重量部配合した塗被組成物を用いる
以外は、上記実施例1と同じ条件でソフトカレンダー処
理した。
(株)エスカロン#2000)を60重量部、カオリン
を40重量部配合した塗被組成物を用いる以外は、上記
実施例1と同じ条件でソフトカレンダー処理した。
すること以外は上記実施例1と同じ艶消し塗被紙を用
い、同条件でカレンダー処理した。
理すること以外は上記実施例1と同じ艶消し塗被紙を用
い、同条件でカレンダー処理した。
カオリンを70重量部配合した塗被組成物を用いる以外
は、上記実施例1と同じ条件でソフトカレンダー処理し
た。
紙光沢、印刷光沢、耐摩擦性は以下のようにして求めた
値である。
測定装置SHC5000を用いて、重量累積分布の50
%点を平均粒径として測定した。
村上色彩技術研究所製の光沢度計を用い、75°光沢を
測定した。
い、サカタインクスオフセット印刷用インキ(商品名ダ
イアトーンGSL紅)(TV=12)を0.35cc使
用して印刷を行い、一昼夜放置後、村上色彩技術研究所
製の光沢度計を用いて、75°光沢を測定した。
東洋インキオフセット印刷用インキ(商品名TKマーク
ファイブニュー墨M型)を0.35cc使用して印刷を
行い、一昼夜放置後、東洋精機製作所製、サウザランド
・ラブテスターを用い、印刷した試験紙と白紙を接触さ
せ荷重11bで、43回/分の速度で20回往復摩擦を
行い、印刷した紙から白紙に転移したインキの濃度を目
視で4段階評価した。
いずれも低白紙光沢度で印刷光沢度が高く、且つ耐摩擦
性に優れている。これに対し比較例1,2は耐摩擦性に
劣り、比較例3は白紙光沢度が高すぎて、艶消し面が得
られない。
印刷したインキが白紙の部分に転移する問題がなく、且
つ印刷平滑性及び印刷光沢に富む優れた塗被液を製造す
ることが可能となった。
被紙製造に用いられているブレードコータ、エアーナイ
フコータ、ロールコータ、ブラシコータ、カーテンコー
タ、チャンプレックスコータ、バーコータ、グラビアコ
ータ、サイズプレスコータ等の塗被装置を設けたオンマ
シン或いはオフマシンコータによって原紙上に一層或い
は多層に分けて片面または両面に塗布される。その際の
塗被組成物の固形分濃度は、一般に40〜70重量%で
あるが操業性を考慮すると45〜65重量%の範囲が好
ましい。また、原紙としては一般の印刷用塗被紙に用い
られる坪量30〜400g/m2 のペーパーベース或い
はボードベースの原紙が用いられる。かかる原紙への塗
被組成物の塗被量は乾燥重量で10〜50g/m2 程度
塗被されるが、得られる塗被紙の白紙品質の面から15
〜25g/m2 の範囲で調節されるのが最も好ましい。
組成物の顔料成分として、平均粒子径が0.5〜1.5
μmの炭酸カルシウムを50〜80重量%、カオリンを
20〜50重量%含有する塗被組成物を原紙に対し塗被
した後、100℃以上で高温ソフトカレンダー処理する
ことにより、製本工程等で発生する印刷インキが白紙部
分に転移する問題がなく、且つ印刷平滑性および印刷光
沢に富む優れた艶消し塗被紙が得られることを認めた。
炭酸カルシウム(三共製粉(株)エスカロン#220
0)を70重量部、カオリンを30重量部配合した上記
の塗被組成物を、片面20g/m2 両面塗工した塗被紙
をソフトカレンダー処理した。その際カレンダーロール
温度は120℃で処理した。
Claims (2)
- 【請求項1】 原紙に塗被する塗被液の顔料成分とし
て、平均粒子径が0.5〜1.5μmの炭酸カルシウ
ム、50〜80重量%及びカオリン、20〜50重量%
を含有する塗被組成物を原紙に塗被した後、更に100
℃以上で高温ソフトカレンダー処理することを特徴とす
る艶消し塗被紙の製造方法。 - 【請求項2】 原紙に塗被する塗被液の顔料成分とし
て、平均粒子径が0.5〜1.5μmの炭酸カルシウ
ム、50〜80重量%及びカオリン、20〜50重量%
を含有する塗被組成物が原紙に塗被され、更に100℃
以上での高温ソフトカレンダー処理されて成る艶消し塗
被紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279908A JP2532782B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 艶消し塗被紙の製造方法及び艶消し塗被紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279908A JP2532782B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 艶消し塗被紙の製造方法及び艶消し塗被紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05117995A true JPH05117995A (ja) | 1993-05-14 |
JP2532782B2 JP2532782B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=17617596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279908A Expired - Fee Related JP2532782B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 艶消し塗被紙の製造方法及び艶消し塗被紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532782B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1053997A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-24 | Oji Paper Co Ltd | 印刷用塗被紙の製造方法 |
US5985367A (en) * | 1997-09-12 | 1999-11-16 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Process for preparing coated printing paper |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149995A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-03 | 三菱製紙株式会社 | 艶消し塗被紙の製造方法 |
JPH02221499A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 輪転オフセット印刷用艶消し塗工紙 |
JPH04108199A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-09 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 艶消し塗被紙の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279908A patent/JP2532782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149995A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-03 | 三菱製紙株式会社 | 艶消し塗被紙の製造方法 |
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JPH04108199A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-09 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 艶消し塗被紙の製造方法 |
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---|---|---|---|---|
JPH1053997A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-24 | Oji Paper Co Ltd | 印刷用塗被紙の製造方法 |
US5985367A (en) * | 1997-09-12 | 1999-11-16 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Process for preparing coated printing paper |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532782B2 (ja) | 1996-09-11 |
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