JPH05116549A - 電気自動車用駆動装置 - Google Patents
電気自動車用駆動装置Info
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- JPH05116549A JPH05116549A JP3303838A JP30383891A JPH05116549A JP H05116549 A JPH05116549 A JP H05116549A JP 3303838 A JP3303838 A JP 3303838A JP 30383891 A JP30383891 A JP 30383891A JP H05116549 A JPH05116549 A JP H05116549A
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- Japan
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- motor
- drive unit
- automatic transmission
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K1/00—Arrangement or mounting of electrical propulsion units
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
- F16H3/666—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with compound planetary gear units, e.g. two intermeshing orbital gears
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H2200/203—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes
- F16H2200/2035—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes with two engaging means
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータと２速自動変速機を組み合わせて電気
自動車用駆動装置の小型軽量化する。 【構成】 車両の左右両輪を単一のモータ１でディファ
レンシャル装置３を介して駆動する電気自動車用駆動装
置である。モータ１と２速自動変速機２から成り、２速
自動変速機２は、入力要素２１と出力要素２２を含む変
速要素を相互に単純連結された２組の遊星歯車２ａ，２
ｂと、変速要素の中の２つの要素２５，２３−２６を固
定する１対のブレーキＢＬ，ＢＨとで構成し、入力要素
２１はモータ１の回転要素１１に連結し、出力要素２７
はディファレンシャル装置３に駆動連結する。
自動車用駆動装置の小型軽量化する。 【構成】 車両の左右両輪を単一のモータ１でディファ
レンシャル装置３を介して駆動する電気自動車用駆動装
置である。モータ１と２速自動変速機２から成り、２速
自動変速機２は、入力要素２１と出力要素２２を含む変
速要素を相互に単純連結された２組の遊星歯車２ａ，２
ｂと、変速要素の中の２つの要素２５，２３−２６を固
定する１対のブレーキＢＬ，ＢＨとで構成し、入力要素
２１はモータ１の回転要素１１に連結し、出力要素２７
はディファレンシャル装置３に駆動連結する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の駆動装置
に関し、特に自動車のシャシーにモータを搭載したイン
ボードタイプの駆動装置に関する。
に関し、特に自動車のシャシーにモータを搭載したイン
ボードタイプの駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車は、排気ガスによる大気汚染
を防ぐ公害防止の面から注目され、種々の開発研究が成
されている。電気自動車の駆動装置としては、種々の形
式のものが研究されているが、中でも駆動装置をシャシ
ーに搭載したインボードタイプのものは、ホイルモータ
タイプのものに比して振動の点、バネ下荷重を小さくで
きる点等で有利である。インボードタイプにも幾つかの
形式があり、それぞれ一長一短あるが、車両の左右両輪
を１個のモータで駆動する形式は、従来の内燃機関搭載
車と同様の構造を踏襲することができるところから短期
間での実用化の可能性が高い。
を防ぐ公害防止の面から注目され、種々の開発研究が成
されている。電気自動車の駆動装置としては、種々の形
式のものが研究されているが、中でも駆動装置をシャシ
ーに搭載したインボードタイプのものは、ホイルモータ
タイプのものに比して振動の点、バネ下荷重を小さくで
きる点等で有利である。インボードタイプにも幾つかの
形式があり、それぞれ一長一短あるが、車両の左右両輪
を１個のモータで駆動する形式は、従来の内燃機関搭載
車と同様の構造を踏襲することができるところから短期
間での実用化の可能性が高い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インボ
ードタイプの上記のような駆動装置は、左右両輪を１個
のモータで駆動するところから、駆動トルクの大きなも
のが必要となり、その制御装置をも含めて小型軽量化が
困難である。そこで多段に自動変速機と組み合わせてト
ルク増幅を図り、モータを小型軽量化することが考えら
れるが、モータの寸法及び重量と付設する自動変速機の
寸法及び重量の兼ね合いによっては、却って駆動装置が
大型化してしまう結果となる。
ードタイプの上記のような駆動装置は、左右両輪を１個
のモータで駆動するところから、駆動トルクの大きなも
のが必要となり、その制御装置をも含めて小型軽量化が
困難である。そこで多段に自動変速機と組み合わせてト
ルク増幅を図り、モータを小型軽量化することが考えら
れるが、モータの寸法及び重量と付設する自動変速機の
寸法及び重量の兼ね合いによっては、却って駆動装置が
大型化してしまう結果となる。
【０００４】このような事情に鑑み、本発明は、駆動ト
ルクの小さな１個の小型軽量モータに２速自動変速機を
組み合わせて、左右両輪を駆動するのに必要なトルクを
確保し、併せて２速自動変速機の構成を単純化すること
によって、全体の小型軽量化を図った電気自動車用駆動
装置を提供することを目的とする。
ルクの小さな１個の小型軽量モータに２速自動変速機を
組み合わせて、左右両輪を駆動するのに必要なトルクを
確保し、併せて２速自動変速機の構成を単純化すること
によって、全体の小型軽量化を図った電気自動車用駆動
装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、車両の左右両輪を単一のモータでディフ
ァレンシャル装置を介して駆動する電気自動車用駆動装
置において、該駆動装置は、前記モータと２速自動変速
機から成り、前記２速自動変速機は、入力要素と出力要
素を含む変速要素を相互に単純連結された２組の遊星歯
車と、前記変速要素の中の２つの要素を固定する１対の
ブレーキを備え、前記入力要素は前記モータの回転要素
に連結され、前記出力要素はディファレンシャル装置に
駆動連結されたことを構成とする。
め、本発明は、車両の左右両輪を単一のモータでディフ
ァレンシャル装置を介して駆動する電気自動車用駆動装
置において、該駆動装置は、前記モータと２速自動変速
機から成り、前記２速自動変速機は、入力要素と出力要
素を含む変速要素を相互に単純連結された２組の遊星歯
車と、前記変速要素の中の２つの要素を固定する１対の
ブレーキを備え、前記入力要素は前記モータの回転要素
に連結され、前記出力要素はディファレンシャル装置に
駆動連結されたことを構成とする。
【０００６】
【発明の作用及び効果】このような構成を採った本発明
では、モータと組み合わされる２速自動変速機が単純連
結で、しかもその変速要素間で動力伝達するために回転
部に油圧を供給する油路を必要とするクラッチ無しで２
速を達成し、トルク増幅を行うことができるので、駆動
トルクの小さな１個の小型軽量モータで左右両輪を駆動
するに必要なトルクを確保し、全体の小型軽量化を図っ
た電気自動車用駆動装置を提供することができる。
では、モータと組み合わされる２速自動変速機が単純連
結で、しかもその変速要素間で動力伝達するために回転
部に油圧を供給する油路を必要とするクラッチ無しで２
速を達成し、トルク増幅を行うことができるので、駆動
トルクの小さな１個の小型軽量モータで左右両輪を駆動
するに必要なトルクを確保し、全体の小型軽量化を図っ
た電気自動車用駆動装置を提供することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の電気自動車用駆動装置を図面
に示す実施例に基づき説明する。図１は第１実施例の駆
動装置の断面、図２は該駆動装置のスケルトンを示す。
先ず図２に沿い、概略構成を説明する。駆動装置は、単
一のモータ１と２速自動変速機２から構成されている。
そして、２速自動変速機２は、入力要素であるリングギ
ヤ２１と出力要素であるキャリヤ２２を含む変速要素、
すなわち、サンギヤ２３、キャリヤ２５及びサンギヤ２
６の中、キャリヤ２２とリングギヤ２４、サンギヤ２３
とサンギヤ２６を相互にサンギヤ軸２８で単純連結され
た２組の遊星歯車２ａ，２ｂと、変速要素の中の２つの
要素、すなわち、キャリヤ２５、両サンギヤ２３，２６
を固定する１対のブレーキＢＬ，ＢＨを備えている。入
力要素であるリングギヤ２１はモータ１の回転要素であ
るロータ軸１２１に連結され、出力要素であるキャリヤ
２２は、ディファレンシャル装置３にリダクションギヤ
４を介して駆動連結されている。なお、ディファレンシ
ャル装置３はその両出力軸５，６を等速ジョイントを介
して左右車輪にそれぞれ連結されている。また、リダク
ションギヤ４は、キャリヤ２２に動力伝達軸２７を介し
て連結するサンギヤ４１と、ディファレンシャルケース
３１に連結するキャリヤ４２と、ケースに固定のリング
ギヤ４３を備えている。
に示す実施例に基づき説明する。図１は第１実施例の駆
動装置の断面、図２は該駆動装置のスケルトンを示す。
先ず図２に沿い、概略構成を説明する。駆動装置は、単
一のモータ１と２速自動変速機２から構成されている。
そして、２速自動変速機２は、入力要素であるリングギ
ヤ２１と出力要素であるキャリヤ２２を含む変速要素、
すなわち、サンギヤ２３、キャリヤ２５及びサンギヤ２
６の中、キャリヤ２２とリングギヤ２４、サンギヤ２３
とサンギヤ２６を相互にサンギヤ軸２８で単純連結され
た２組の遊星歯車２ａ，２ｂと、変速要素の中の２つの
要素、すなわち、キャリヤ２５、両サンギヤ２３，２６
を固定する１対のブレーキＢＬ，ＢＨを備えている。入
力要素であるリングギヤ２１はモータ１の回転要素であ
るロータ軸１２１に連結され、出力要素であるキャリヤ
２２は、ディファレンシャル装置３にリダクションギヤ
４を介して駆動連結されている。なお、ディファレンシ
ャル装置３はその両出力軸５，６を等速ジョイントを介
して左右車輪にそれぞれ連結されている。また、リダク
ションギヤ４は、キャリヤ２２に動力伝達軸２７を介し
て連結するサンギヤ４１と、ディファレンシャルケース
３１に連結するキャリヤ４２と、ケースに固定のリング
ギヤ４３を備えている。
【０００８】さらに具体的な構成を図１に戻って説明す
る。モータ１は、円筒状のケース９内に収容され、その
ステータ１１はケース９の周壁にコア部分を固定され、
ロータ１２のロータ軸１２１両端は、ケース９から内向
きに延びる環状フランジ９１の内端に軸承されている。
ロータ軸１２１の一端にはスプラインが形成され、これ
にリングギヤ２１のボス部が係合している。
る。モータ１は、円筒状のケース９内に収容され、その
ステータ１１はケース９の周壁にコア部分を固定され、
ロータ１２のロータ軸１２１両端は、ケース９から内向
きに延びる環状フランジ９１の内端に軸承されている。
ロータ軸１２１の一端にはスプラインが形成され、これ
にリングギヤ２１のボス部が係合している。
【０００９】キャリヤ２２を支持する中空の動力伝達軸
２７は、その一端をロータ軸１２１に軸承され、中間部
をサンギヤ軸２８を介してケース隔壁９２に軸承されて
おり、他端はリダクションギヤ４のサンギヤ４１にスプ
ライン係合している。サンギヤ軸２８の一端はケース隔
壁９２に軸承され、他端は動力伝達軸２７に軸承されて
いる。
２７は、その一端をロータ軸１２１に軸承され、中間部
をサンギヤ軸２８を介してケース隔壁９２に軸承されて
おり、他端はリダクションギヤ４のサンギヤ４１にスプ
ライン係合している。サンギヤ軸２８の一端はケース隔
壁９２に軸承され、他端は動力伝達軸２７に軸承されて
いる。
【００１０】ケース隔壁９２の両側には背中合わせにブ
レーキＢＬ，ＢＨのサーボシリンダ９３，９４が画定さ
れており、その中にそれぞれサーボピストンＰＬ，ＰＨ
が嵌装されている。ブレーキＢＬの摩擦係合要素ＦＬ
は、キャリヤ２５の外周フランジスプライン部とケース
９の内周スプラインとに係合支持されている。ブレーキ
ＢＨの摩擦係合要素ＦＨはサンギヤ軸２８の外周フラン
ジスプライン部とケース９の内周スプラインとに係合支
持されている。
レーキＢＬ，ＢＨのサーボシリンダ９３，９４が画定さ
れており、その中にそれぞれサーボピストンＰＬ，ＰＨ
が嵌装されている。ブレーキＢＬの摩擦係合要素ＦＬ
は、キャリヤ２５の外周フランジスプライン部とケース
９の内周スプラインとに係合支持されている。ブレーキ
ＢＨの摩擦係合要素ＦＨはサンギヤ軸２８の外周フラン
ジスプライン部とケース９の内周スプラインとに係合支
持されている。
【００１１】リダクションギヤ４のキャリヤ４２は、デ
ィファレンシャルケース３１と一体形成されて同ケース
に支持されている。ディファレンシャルケース３１は一
端をケース９に軸承されている。ディファレンシャル装
置３の一方の出力軸５は等速ジョイントの構成部材８１
と一体化され、他方の出力軸６は、動力伝達軸２７の中
空部からロータ軸１２１の中空部を通ってケース９の反
対端に達し、そこで連結軸７を介して等速ジョイントの
構成部材８２に連結されている。なお、各部材のスラス
トは、動力伝達軸２７とロータ軸１２１、リングギヤ２
１とキャリヤ２２、キャリヤ２２とキャリヤ２５、キャ
リヤ２５とケース隔壁９２、ケース隔壁９２とサンギヤ
軸２８の径方向フランジ部、同部とキャリヤ４２、ディ
ファレンシャルケース３１とケース９との間に介装され
たベアリングで支持される。
ィファレンシャルケース３１と一体形成されて同ケース
に支持されている。ディファレンシャルケース３１は一
端をケース９に軸承されている。ディファレンシャル装
置３の一方の出力軸５は等速ジョイントの構成部材８１
と一体化され、他方の出力軸６は、動力伝達軸２７の中
空部からロータ軸１２１の中空部を通ってケース９の反
対端に達し、そこで連結軸７を介して等速ジョイントの
構成部材８２に連結されている。なお、各部材のスラス
トは、動力伝達軸２７とロータ軸１２１、リングギヤ２
１とキャリヤ２２、キャリヤ２２とキャリヤ２５、キャ
リヤ２５とケース隔壁９２、ケース隔壁９２とサンギヤ
軸２８の径方向フランジ部、同部とキャリヤ４２、ディ
ファレンシャルケース３１とケース９との間に介装され
たベアリングで支持される。
【００１２】このように構成された駆動装置では、ブレ
ーキＢＬ係合でブレーキＢＨ解放のときにロー、すなわ
ち減速比の高い減速が達成され、逆の時にハイ、すなわ
ち減速比の低い減速が達成される。また、図１の第１実
施例において、２つのプラネタリギヤ２ａ，２ｂ及びリ
ダクションギヤ４の歯数を共通にすることが可能であ
り、このようにするとシンプルな構成となり、生産性も
向上する。
ーキＢＬ係合でブレーキＢＨ解放のときにロー、すなわ
ち減速比の高い減速が達成され、逆の時にハイ、すなわ
ち減速比の低い減速が達成される。また、図１の第１実
施例において、２つのプラネタリギヤ２ａ，２ｂ及びリ
ダクションギヤ４の歯数を共通にすることが可能であ
り、このようにするとシンプルな構成となり、生産性も
向上する。
【００１３】図３は上記第１実施例のものと同様の駆動
装置のリダクションギヤ４Ａを２軸に構成されたカウン
タギヤとし、ディファレンシャル装置３と駆動連結した
第２実施例をスケルトンで示すもので、駆動装置とディ
ファレンシャル装置３の出力軸５，６は平行軸とされて
いる。なお、図において第１実施例と同符号は相当する
部材を示し（以下の実施例について同じ）、符号８は等
速ジョイント、１０は車輪を示す。
装置のリダクションギヤ４Ａを２軸に構成されたカウン
タギヤとし、ディファレンシャル装置３と駆動連結した
第２実施例をスケルトンで示すもので、駆動装置とディ
ファレンシャル装置３の出力軸５，６は平行軸とされて
いる。なお、図において第１実施例と同符号は相当する
部材を示し（以下の実施例について同じ）、符号８は等
速ジョイント、１０は車輪を示す。
【００１４】次に、図４は前記第１実施例の２速自動変
速機部の変速要素の連結関係をサンギヤ２３Ａ入力と
し、キャリヤ２２とリングギヤ２４を連結し、リングギ
ヤ２１をサンギヤ２６に連結した関係に変更すると共
に、ディファレンシャル装置３をピニオンギヤ同士が相
互に噛み合うダブルプラネタリギヤ３Ａ構成のものに変
更した第３実施例をスケルトンで示すもので、このよう
な構成を採っても、適正な２速の減速段を達成すること
ができる。
速機部の変速要素の連結関係をサンギヤ２３Ａ入力と
し、キャリヤ２２とリングギヤ２４を連結し、リングギ
ヤ２１をサンギヤ２６に連結した関係に変更すると共
に、ディファレンシャル装置３をピニオンギヤ同士が相
互に噛み合うダブルプラネタリギヤ３Ａ構成のものに変
更した第３実施例をスケルトンで示すもので、このよう
な構成を採っても、適正な２速の減速段を達成すること
ができる。
【００１５】最後に、図５は上記第３実施例において、
一方の遊星歯車２ｂをダブルプラネタリギヤ構成のもの
に変更し、キャリヤ２２をキャリヤ２５Ａに連結し、リ
ングギヤ２４をブレーキＢＬに連結した第４実施例をス
ケルトンで示すものである。
一方の遊星歯車２ｂをダブルプラネタリギヤ構成のもの
に変更し、キャリヤ２２をキャリヤ２５Ａに連結し、リ
ングギヤ２４をブレーキＢＬに連結した第４実施例をス
ケルトンで示すものである。
【００１６】以上、本発明を４つの実施例に基づき詳説
したが、各部の具体的構成については特許請求の範囲の
記載内で適宜変更可能なものである。
したが、各部の具体的構成については特許請求の範囲の
記載内で適宜変更可能なものである。
【図１】本発明の第１実施例の断面図である。
【図２】第１実施例のスケルトン図である。
【図３】本発明の第２実施例のスケルトン図である。
【図４】本発明の第３実施例のスケルトン図である。
【図５】本発明の第４実施例のスケルトン図である。
１ モータ ２ ２速自動変速機 ２ａ 遊星歯車 ２ｂ 遊星歯車 ３ ディファレンシャル装置 １０ 車輪 ２１ 変速要素 ２２ 変速要素 ２３ 変速要素 ２４ 変速要素 ２５ 変速要素 ２６ 変速要素 １２１ ロータ軸（回転要素） ＢＬ，ＢＨ ブレーキ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１１月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 真一 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の左右両輪を単一のモータでディフ
ァレンシャル装置を介して駆動する電気自動車用駆動装
置において、該駆動装置は、前記モータと２速自動変速
機から成り、前記２速自動変速機は、入力要素と出力要
素を含む変速要素を相互に単純連結された２組の遊星歯
車と、前記変速要素の中の２つの要素を固定する１対の
ブレーキを備え、前記入力要素は前記モータの回転要素
に連結され、前記出力要素はディファレンシャル装置に
駆動連結されたことを特徴とする電気自動車用駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303838A JPH05116549A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 電気自動車用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303838A JPH05116549A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 電気自動車用駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116549A true JPH05116549A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17925921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303838A Pending JPH05116549A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 電気自動車用駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05116549A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10119596A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-12 | Linde Ag | 駆動車軸 |
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