JPH05110821A - カラー画像伝送装置 - Google Patents

カラー画像伝送装置

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JPH05110821A
JPH05110821A JP3299837A JP29983791A JPH05110821A JP H05110821 A JPH05110821 A JP H05110821A JP 3299837 A JP3299837 A JP 3299837A JP 29983791 A JP29983791 A JP 29983791A JP H05110821 A JPH05110821 A JP H05110821A
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JP
Japan
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image data
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Application number
JP3299837A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Oishi
勉 大石
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み取られた画像データと予め蓄積された画
像データを重ね合わせ処理して送信する。 【構成】 操作部2でオーバーレイ送信処理とオーバー
レイモード(AND,OR,XOR)を指定する。スキ
ャナ部8は画像の読み取りを開始し、R,G,Bデータ
をそれぞれ8ビット同時に読み取り、画像メモリ部4に
順次書き込む。コーデック部5は、蓄積された画像デー
タを2次記憶装置3から読み込んで復号化する。システ
ムコントローラ1は、画像メモリ部4から画像データを
読み出しながら、画像メモリ部4のデータと復号化され
たデータに対して、指定されたオーバーレイ処理を行っ
て、送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを重ね合わ
せ処理して送信するカラー画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モノクロ画像伝送装置あるいはカ
ラー画像伝送装置においては、スキャナで読み取られた
原稿の画像データあるいは二次記憶装置に蓄積されてい
る複数の画像データを重ね合わせて送信する場合、重ね
合わせ処理機能を備えていないため、重ね合わせ処理を
DTP(デスクトップ・パブリッシング、卓上編集・印
刷)システム等の他の編集装置で行っていた。すなわ
ち、画像データの重ね合わせ処理を行うために、重ね合
わせの対象となるそれぞれの原稿を、画像伝送装置の例
えば二次記憶装置から読み出して、プリントアウトす
る。プリントアウトされた原稿を編集装置のスキャナか
ら入力し、編集装置上で重ね合わせ等の処理を行い、目
的とする原稿を作成する。そして、作成された原稿をプ
リントアウトした後、画像伝送装置のスキャナで該原稿
を読み取って送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法よれば、重ね合わせ処理された原稿を送信する場合、
少なくても対象原稿数+1枚分のプリントアウトが必要
になると共に、スキャナ入力処理を行わなければなら
ず、重ね合わせの編集作業に多大の時間を要し、またサ
プライコストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、カラーファクシミリ装置
等のカラー画像伝送装置において、読み取られた画像デ
ータと、予め蓄積された画像データを重ね合わせ処理し
て送信することができるカラー画像伝送装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、カラー画像入力手段と、回線を介して
データの送受信を行う手段と、入力画像を符号化する手
段と、受信した画像情報を復号化する手段と、カラー画
像出力手段と、符号化された画像情報を蓄積する手段と
を備えたカラー画像伝送装置において、前記入力手段に
よって入力された画像と、前記蓄積手段内の画像とを重
ね合わせる手段を設け、該重ね合わせた画像を送信する
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】原稿を読み取り、読み取られた画像データと、
既に蓄積された画像データをオーバーレイさせて送信す
る場合、操作部でオーバーレイ送信処理とオーバーレイ
モード(AND,OR,XOR等)を指定する。スキャ
ナ部は、画像の読み取りを開始し、R,G,Bデータを
それぞれ8ビット同時に読み取り、画像メモリ部に順次
書き込む。コーデック部は、蓄積された画像データを2
次記憶装置から読み込んで復号化する。復号化されたデ
ータはシステムコントローラに取り込まれ、システムコ
ントローラは、画像メモリ部から画像データを読み出し
ながら、画像メモリ部のデータと復号化されたデータに
対して、指定されたオーバーレイ処理を行って、送信す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例のブロック構成
図である。図において、システムコントロ−ラ1は、カ
ラーG4ファクシミリ装置の各部の動作を制御するもの
で、CPU(中央処理装置)、CPUのワークエリアで
あるRAM、制御プログラムなどが格納されたROM、
バスインタフェース等によって構成されていて、後述す
るように、本実施例の特徴である重ね合わせ処理を実行
する。また、後述する操作部2、2次記憶装置3の制御
とこれらの装置との間のデータ転送を行う。
【0008】操作部2は、ファクシミリ装置を操作する
ための各種の操作キー(ファクシミリのスタートキー、
電話番号の入力キー、ファンクションキー等)及び操作
手順、ファクシミリ装置の状態等種々の情報を表示する
液晶パネル等の表示装置等から構成されている。
【0009】2次記憶装置3は、符号化データの蓄積、
登録電話番号の記憶等を行う例えば磁気ディスク装置に
よって構成されている。画像メモリ部4は、圧縮されて
いない入出力画像データ、すなわち後述するスキャナ部
8で読み込まれた画像データまたはプロッタ部7に出力
される画像データを蓄積するためのフレームバッファで
あり、メモリとバスインタフェースで構成されている。
【0010】コーデック部(符号化/復号化)5は、画
像メモリ部4との間で画像データの転送を行い、JPE
G(Joint Photographic Expe
rts Group)方式に準拠して画像データの圧
縮、伸長を行う。なお、JPEG方式については、例え
ば、画像符号化シンポジウム(PCSJ)運営委員会主
催のPCSJ90画像符号化講演会予講集の「カラー静
止画像符号化の国際標準化動向」を参照されたい。
【0011】図2は、コーデック部5の構成を示す図で
あり、図3は、コーデック部5の動作を説明するための
フローチャートである。符号化時には、DMA(ダイレ
クト・メモリ・アクセス)22は、画像メモリ部4内の
R,G,B画像データをRAM23に転送する(ステッ
プ301)。DSP(ディジタル信号処理プロセッサ)
24を構成する色変換部241は、R,G,B画像デー
タを輝度成分Yと色差成分Cb,Crに線形変換する
(ステップ302、303)。Y,Cb,Cr画像デー
タに対して、DSP24のDCT(離散コサイン変換)
/逆DCT部242は、DCT演算を行い(ステップ3
04)、量子化/逆量子化部243は、DCT係数に対
して量子化を行い(ステップ305)、CPU21は、
量子化されたDCT係数をRAM23に一時的に記憶す
る。
【0012】そして、CPU21は、量子化されたDC
T係数をハフマン符号化し(ステップ306)、圧縮さ
れたデータがFIFO(ファーストイン・ファーストア
ウトで、画像データを送受信する際に、DSPを遅延す
ることなく動作させるために設けられている)25に書
き込まれる(ステップ307)。そして、圧縮されたデ
ータは、バスインタフェース26を介してISDNイン
タフェース部6に送信される。
【0013】復号化は、前述した符号化の動作と逆の動
作であり、ISDNインタフェース部6で受信した圧縮
データは、バスインタフェース26を介してFIFO2
5に書き込まれ、CPU21によって復号化される。以
下、復号化データに対して、量子化/逆量子化部243
では逆量子化し、さらにDCT/逆DCT部242で逆
DCT演算して、圧縮データを伸長する。そして、色変
換されて元の画像が復元される。
【0014】DCT(Discrete Cosine
Transform 離散コサイン変換)とは、画像
信号の空間的な冗長成分を取り除いて画像信号を圧縮す
る直交変換の一手法であり、カラーの静止画、テレビ会
議/テレビ電話、動画の符号化方式に応用され、既に、
ISOおよびCCITTで標準化の勧告案が決定してい
る。
【0015】以下、2次元DCTについて簡単に説明す
ると、画像を構成する画素を8×8画素のブロックに分
割し、それぞれの画素の値をf(i,j)と表すと(た
だし、i=0〜7、j=0〜7)、DCTによる写像F
(u,v)は、
【数1】 F(u,v)=(4・C(u)・C(v)/N・N)ΣΣf(i,j)・co s{(2i+1)uπ/2N}・cos{(2j+1)vπ/2N} 式(1) と表される。この2次元DCTの結果をDCT係数と呼
び、8×8の係数マトリックスで与えられる。ただし、
積和演算は、i、j=0からN−1まで行う。また、C
(w)=1/√2(w=0のとき)または1(w=1,
2…N−1のとき)である。
【0016】また、逆DCTは、
【数2】 f(i,j)=ΣΣC(u)・C(v)・F(u,v)・cos{(2i+1) uπ/2N}・cos{(2j+1)vπ/2N} 式(2) で求められる。ただし、積和演算は、u、v=0からN
−1まで行う。
【0017】式(1)で与えられる8×8の係数マトリ
ックスF(u,v)は、u,vが大きくなるほど、画像
に含まれる空間周波数の内、より高周波な成分の変換係
数に対応し、F(0,0)は、DC成分の係数に対応す
る。すなわち、一番上の行には、画像の中に含まれる空
間周波数の水平成分の係数の内、周波数の低い成分から
順に水平方向に対応し、一番左の列には、同様に垂直成
分の係数の内、周波数の低い成分から順に垂直方向に対
応していて、一番左上の成分(F00)は、その画像の
持つDC成分の係数に対応している。そして、斜めの部
分には、それぞれ水平、垂直成分を重ね合わせた周波数
の係数(AC係数)に対応している。
【0018】ISDNインタフェース部6は、通信を行
う際のプロトコルの制御や圧縮された符号化データの送
受信を行い、ISDN回線10に対するインタフェース
回路と、制御部、メモリ、バスインタフェースから構成
されている。なお、本実施例では通信プロトコルとし
て、G4機のクラス1の拡張機能を用い、カラー符号化
表現能力を付加している。
【0019】プロッタ部7は、DMA(ダイレクト・メ
モリ・アクセス)、バスインタフェース、カラーインク
リボン、サーマルヘッド、紙の搬送機構等で構成され、
DMAによって画像メモリ部4から画像データを取り込
み、カラー情報に従ってカラーインクリボンの色をサー
マルヘッドの熱によって紙にプリントする。
【0020】スキャナ部8は、原稿画像を所定の解像度
で読み取って画像データを入力する装置であり、光源、
光電変換素子、A/Dコンバータ、バスインタフェース
等によって構成されている。カラーの画像データを得る
ためにフィルタを用いて、R,G,B3色を同時に読み
取り、色分解されたR,G,Bデータは、バスインタフ
ェースを介して画像メモリ部4に送出される。
【0021】CRTインタフェース部9は、CRT11
に表示するための表示用メモリ、DMA、表示用のタイ
ミングコントローラ、D/Aコンバータ、バスインタフ
ェースから構成され、DMAによってバスインタフェー
スを介して画像メモリ部4から画像データを表示用メモ
リに転送し、D/Aコンバータによってアナログ信号に
変換してCRT11に表示する。
【0022】図4は、本実施例のシステムコントローラ
によって行われる、送受信時の処理フローチャートであ
り、以下、本発明の送受信動作をフローチャートを参照
して、詳細に説明する。
【0023】受信時においては、ISDNインタフェー
ス部6は、着信を検出すると、受信動作を行いながら着
信を検出した旨をシステムコントローラ1に通知する
(ステップ402)。システムコントローラ1は、操作
部2とCRTインタフェース部9に受信中であることの
表示を指示し(ステップ403)、受信した符号化デー
タを2次記憶装置3に蓄積する(ステップ404)。
【0024】受信が終了すると、操作部2とCRTイン
タフェース部9に受信が終了したことの表示を指示し
(ステップ405)、蓄積された符号化データから画像
データを再生するために、コーデック部5に起動をか
け、圧縮されているデータを伸長する。伸長された画像
データは、画像メモリ部4に展開される(ステップ40
6)。このとき、コーデック部5は、一定の処理単位毎
にシステムコントローラ1に通知する。システムコント
ローラ1は、この通知を受けてCRTインタフェース部
9に処理されたデータの表示の指示を出し(ステップ4
07)、伸長された画像データをCRT表示し(ステッ
プ408)、コーデック部5からの終了の知らせを待っ
て(ステップ409、410)、プリントアウトが必要
な場合は(ステップ411)、プロッタ部7に起動をか
けて、プリントアウトさせる(ステップ412)。全て
の処理が終了すると、その旨を操作部2に表示して(ス
テップ413)、待機状態に戻る(ステップ401)。
【0025】送信時においては、操作部2の指示をシス
テムコントローラ1が検知し(ステップ414)、まず
スキャナ部8に起動をかける(ステップ415)。スキ
ャナ部8では画像の読み取りを開始し、R,G,Bデー
タをそれぞれ8ビット同時に読み取り、画像メモリ部4
に順次書き込む。スキャナ部8がある一定量のデータの
蓄積を終えると、システムコントローラ1は、コーデッ
ク部5に符号化の開始を指示する(ステップ416)。
【0026】コーデック部5は、画像メモリ部4から画
像データを取り込み符号化処理を行う。符号化された情
報は、システムコントローラ1とISDNインタフェー
ス部6に送られ、システムコントローラ1は、符号化さ
れた情報を2次記憶装置3に蓄積する(ステップ41
7)。
【0027】そして、スキャナ部8とコーデック部5の
動作が終了し、2次記憶装置3への蓄積が終了すると
(ステップ418、419、420)、システムコント
ローラ1は、ISDNインタフェース部6に起動をか
け、符号化データをISDN回線10を介して転送する
(ステップ421)。
【0028】ISDNインタフェース部6は、転送が終
了すると、その旨をシステムコントローラ1に通知する
(ステップ422)。システムコントローラ1は、転送
終了の報告を受けると、操作部2とCRTインタフェー
ス部9に、終了表示の指示を出し(ステップ423)、
待機状態に戻る(ステップ401)。
【0029】本実施例のオーバーレイ送信について、図
5のフローチャートを参照して説明する。まず、原稿を
読み取って、蓄積処理を行う場合は、以下のように動作
する。原稿をスキャナ部8にセットし、操作部2から蓄
積処理を指定すると、システムコントローラ1は、蓄積
データに対して指定された名前(ファイル番号)を付与
する。また、この時、検索キーとなるインデックスが入
力される(ステップ504)。操作部2からの蓄積処理
スタートの指示をシステムコントローラ1が検出すると
(ステップ505)、スキャナ部8を起動する(ステッ
プ506)。その後の動作は、先に説明した送信時のそ
れと同様であり、スキャナ部8で読み込まれた画像デー
タは、画像メモリ部4に書き込まれる。画像メモリ部4
に書き込まれた画像データは、コーデック部5の圧縮処
理によって圧縮され(ステップ507)、システムコン
トローラ1は、圧縮処理された画像データに先のファイ
ル番号を付与して、インデックスとともに2次記憶装置
3に蓄積する(ステップ508から511)。
【0030】次に、別の原稿を読み取り、この読み取ら
れた画像データと、先に蓄積された画像データをオーバ
ーレイさせて送信する場合の動作を説明すると、操作部
2からオーバーレイ送信処理を指定する。その時、オー
バーレイ対象となるファイル番号を指定し、さらに、オ
ーバーレイモードを指定する(ステップ512)。この
モードとしては、AND(論理積),OR(論理和),
XOR(排他的論理和)があり、更に、重ね合わせる方
の原稿の画像の色が急激に変化する境界部分すなわちエ
ッジ部分を抽出して(例えば、微分操作等を用いて抽出
する)、抽出されたエッジ部分を特定の色の点あるいは
線とし、それ以外をAND,OR,XORで重ね合わせ
るモードがあり、この何れかのモードが指定される。な
お、このエッジ抽出は、システムコントローラ1によっ
て行われる。また、このように、エッジ部分を特定の色
とすることによって、重ね合わせた原稿であることを強
調することができる。ここで、ANDモードでは、AN
Dで指定された領域内の画像が切り出され、XORモー
ドでは、例えば第1の原稿が赤色で、重ね合わせる第2
の原稿が赤色文字の場合、XOR処理によって赤色文字
部分がビット0になり、つまり白文字になって、送信さ
れることなる。
【0031】これら操作部2における設定が終了し、そ
の指示をシステムコントローラ1が検出する(ステップ
513)。スキャナ部8に原稿をセットして、オーバー
レイ送信処理をスタートさせる。まずスキャナ部8に起
動をかけ(ステップ514)、スキャナ部8では画像の
読み取りを開始し、R,G,Bデータをそれぞれ8ビッ
ト同時に読み取り、画像メモリ部4に順次書き込む(ス
テップ515)。次に、コーデック部5に起動をかけ
て、先に指定されたファイル番号の画像データを2次記
憶装置3から読み込んで復号化する(ステップ516、
517)。
【0032】コーデック部5の復号化処理によって画像
データが伸長され、伸長された画像データは、システム
コントローラ1内のワークエリア(RAM)に書き込ま
れる。そして、システムコントローラ1内のCPUは、
画像メモリ部4から画像データを読み出しながら、画像
メモリ部4のデータとワークエリアのデータに対して、
先に指定されたオーバーレイモードに従って、オーバー
レイ処理する(ステップ518)。オーバーレイ処理が
終了すると、オーバーレイ処理された画像データが画像
メモリ部4に書き込まれ(ステップ519)、システム
コントローラ1は、コーデック部5に符号化処理の開始
を指示する(ステップ520)。以下、前述した送信時
の手順と同様に処理が行われる。
【0033】なお、オーバーレイ送信の前に、操作部2
で予め指示することによって、自動的に送信画像をプリ
ンタで出力したり、あるいは送信画像データを2次記憶
装置3に蓄積することができる。これによって、どのよ
うな原稿が送信されたかを後から確認することが可能と
なる。また、ファイル蓄積を指定した場合は、オーバー
レイ送信における蓄積処理と同様に、自動的にファイル
番号が付与され、インデックスと共に2次記憶装置3に
蓄積される。
【0034】上記した実施例では、蓄積された画像デー
タとスキャナで読み込まれた画像データとを重ね合わせ
る場合について説明したが、両方の画像データが共に蓄
積された場合についても同様にオーバーレイ処理され
る。
【0035】このように、本実施例によれば、従来のよ
うに編集装置のスキャナやコピー等で煩雑な重ね合わせ
処理をすることなく、カラー画像伝送装置内で容易にオ
ーバーレイ処理を行うことができる。そして、例えば、
“見本”や“Confidential”等の文字が大
きく書かれた原稿を、モノクロプリント可能なワードプ
ロセッサ等で作成して、予め蓄積しておく。そして、既
に蓄積済みの画像データを見本のデータとして相手に送
信したい場合は、先に蓄積された画像データである“見
本”を読み込んで、例えば、文字の色を黒色文字から赤
色文字に変換して、ORモードのオーバーレイ処理を行
って、送信することによって、重ね合わせた原稿を強調
することができる。このように、本実施例によれば、モ
ノクロで作成された文字を、適宜色変換して送信するこ
とが可能となる。
【0036】更に、一度だけ重ね合わせ処理を行う如き
原稿等は、送信時に重ね合わせ処理を行えばよい。この
ようにすることによって、予め読み込んで蓄積する必要
がなくなるので、蓄積処理のための入出力時間を省くこ
とができるとともに、画像データを蓄積するための記憶
領域の使用量を削減することができる。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカラー
画像伝送装置によれば、スキャナ等で読み込まれた画像
データと、予め蓄積された画像データを重ね合わせて送
信することが可能となり、またより鮮明な画像を、より
迅速に相手方に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】コーデック部の構成を示す図である。
【図3】コーデック部の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】本実施例の送受信処理のフローチャートであ
る。
【図5】本実施例のオーバーレイ処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 システムコントロ−ラ 2 操作部 3 2次記憶装置 4 画像メモリ部 5 コーデック部 6 ISDNインタフェース部 7 プロッタ部 8 スキャナ部 9 CRTインタフェース部 10 ISDN回線 11 CRT

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像入力手段と、回線を介してデ
    ータの送受信を行う手段と、入力画像を符号化する手段
    と、受信した画像情報を復号化する手段と、カラー画像
    出力手段と、符号化された画像情報を蓄積する手段とを
    備えたカラー画像伝送装置において、前記入力手段によ
    って入力された画像と、前記蓄積手段内の画像とを重ね
    合わせる手段を設け、該重ね合わせた画像を送信するこ
    とを特徴とするカラー画像伝送装置。
JP3299837A 1991-10-19 1991-10-19 カラー画像伝送装置 Pending JPH05110821A (ja)

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JP3299837A JPH05110821A (ja) 1991-10-19 1991-10-19 カラー画像伝送装置

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