JPH05110883A - カラー画像伝送装置 - Google Patents

カラー画像伝送装置

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JPH05110883A
JPH05110883A JP3295180A JP29518091A JPH05110883A JP H05110883 A JPH05110883 A JP H05110883A JP 3295180 A JP3295180 A JP 3295180A JP 29518091 A JP29518091 A JP 29518091A JP H05110883 A JPH05110883 A JP H05110883A
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JP
Japan
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image
color
image data
communication
unit
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Application number
JP3295180A
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English (en)
Inventor
Koji Kuwata
耕司 桑田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信側で必要な情報と不必要な情報とを考慮
して、指定した色のみを送信する。 【構成】 通信制御部7は通信回線を通じて画像データ
の送受を行う。画像入力部1は対象画像を光学的に読み
取り画像データに変換する。前記画像入力部1で読み取
った画像データは符号化処理され、前記通信制御部7で
受信した画像データは復号化処理される。マルチカラー
モードで送信する際、指定した色のみを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、カラー画像伝送装置に関し、よ
り詳細には、カラーファクシミリ等のカラー画像伝送装
置に関する。例えば、カラー複写機に適用されるもので
ある。
【0002】
【従来技術】オーバーレイ編集は他の編集装置で行うの
が通常であり、送信側で編集済みの原稿を送信してい
た。受信側でオーバーレイ編集する場合は、オペレータ
同士の打ち合せ連絡が必要であった。例えば、通信添削
などでFAXを利用する場合(生徒をA、指導者をBと
する)、Aは答案を白黒2値単色モードで送信する。B
は普通赤ペンで添削するので黒赤2色のマルチカラーモ
ードで添削済みの答案を送り返す。この場合、Aにとっ
て必要な情報は赤で書き加えられた部分だけであり、黒
部分は手元にソース原稿があるので不要である。逆に、
添削で書き加えられた赤い部分のみを送ることができて
も、重ね合せた状態でないとAにとっては見づらいこと
もあり、答案の数が多いときは管理が複雑となる。ま
た、過去に発信した文書で追加項目が発生した場合、オ
ーバーレイ機能のない機種に対しては全面に送り直すこ
とになる。
【0003】本発明に係る従来技術を記載した公知文献
としては、例えば、特開昭2−63374号公報があ
る。この公報のものは、一方の端末から他方の端末へ電
送される複数の色の色情報より、必要とされる色情報を
1色に限定することで、情報交換における電送効率を向
上させるデータ通信システムに関するものである。しか
しながら、通信時間の短縮と通信コストの節約の点で完
全なものとは言えなかった。
【0004】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、受信側で必要とする情報とそうでない情報を考慮
して、マルチカラーモードにおいてオペレーターが指定
した色のみを送信することにより、通信時間と通信コス
トの節約を可能とすること、また、オーバーレイ機能を
受信側にもたせ、オーバーレイ対象の文書(受信機で蓄
積されているもの)も送信側で指定することにより、追
加された画情報のみに限定して送信することを可能にし
たカラー画像伝送装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
通信回線を通じて画像データの送受を行う通信制御手段
と、対象画像を光学的に読み取り画像データに変換する
画像入力手段と、前記通信制御手段で受信した画像デー
タおよび前記画像入力手段で読み取った画像データを記
憶する画像メモリ手段と、前記カラー画像の表示を行う
画像表示手段と、画像出力を行う画像出力手段と、前記
画像入力手段で読み取った画像データの符号化処理およ
び前記通信制御手段で受信した画像データの復号化処理
を行う符号化/復号化手段と、符号化されたカラー画像
を蓄積するための2次記憶装置と、前記の各手段の動作
を制御するシステム制御部とから成り、マルチカラーモ
ードで送信する際、指定した色のみを送信すること、更
には、(2)前記モードで送信した原稿を受信側で保管
している原稿にオーバレイさせることが可能で、かつ該
対象原稿を送信側で指定できることを特徴としたもので
ある。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0006】図1は、本発明によるカラー画像伝送装置
の一実施例を説明するための構成図で、図中、1は操作
部、2は2次記憶部、3はシステム制御部(システムコ
ントローラ)、4は画像メモリ部、5はコーデック部、
6はシステムバス、7は通信制御部、8はスキャナ部、
9はプロッタ部、10はCRTディスプレイ部である。
まず、各部ブロックの機能について説明する。システム
コントローラ3は、各部の動作の起動や状態管理を司る
もので、CPU,メモリ,BUSi/f等によって構成
される。また以下の述べる操作部、2次記憶部の制御及
びこれらの装置との間のデータ転送を行なう。操作部1
は、FAXのスタートや電話番号の入力、その他のFA
X機能の操作のための各種キー、操作手順や、機械の状
態に関する種々の表示を行なうことができる液晶パネ
ル、その他の表示装置等から構成される。2次記憶部2
は、符号化データの蓄積や登録電話番号の記憶などに用
いられる磁気ディスクである。スキャナ部8は、原稿か
ら画像データを入力する装置であり、光源、光電変換素
子、A/Dコンバータ、BUSi/f等の周知の技術に
よって構成される。カラーの画像データを得るためにフ
ィルタを用い、RGB3色同時に読み取っている。得ら
れたRGBデータは、BUSi/fを通して画像メモリ
部4に送られる。コーデック部5は、画像メモリ部4と
の間で画像データの転送を行い、JPEG方式に準拠し
て画像データの圧縮伸長を行なう。圧縮されたデータ
は、BUSi/fを通してISDN部と送受信される。
【0007】図2は、コーデック部の構成図で、図3は
動作を説明するためのフローチャートである。図中、1
1はCPU、12はDMA、13はBUSi/f、14
はメモリ、15はdsp、16はFIFOである。DM
A12は、RGB画像データの画像メモリ部間との転送
を行い、色変換・DCT演算・量子化は、dsp(digi
tal singal processor のことで加減乗除等の計算を高
速に行なうためのもの)が行い、ハフマン符号化と全体
シーケンスの制御及びDMAやdspの制御はCPUが
行なう、FIFO(First In FirstOut)は、DMAで
画像データを送受信する際にdspを遅延なく動作させ
るための手段、メモリは、CPUがプログラムや符号デ
ータを一次的にストアするためにある。DCT演算と
は、DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイ
ン変換)のことで、直交変換のひとつであるが、静止画
符号化方式に応用され、現在ISOおよびCCITTで
標準化が進められている。以下に2次元DCTについて
説明する。画像を構成する画素を縦8画素、横8画素の
8×8マトリクスに分割し、それぞれの画素の値をf
(i,j)と表す(ただし、i=0〜7、j=0〜7)
と、DCTによる写像F(U,V)は、
【0008】
【数1】
【0009】と表される。これをDCT係数と呼び、8
×8の係数マトリクスで与えられる。ここに、C(w)=
1/√2(w=0のとき)または1(w=1,2,…,N
−1のとき)である。また、逆DCTは、
【0010】
【数2】
【0011】で求められる。8×8係数マトリクスF
(u,v)は、u,vが大きくなるほど、画像に含まれ
る空間周波数のうち、より高周波な成分の変換係数に対
応し、F(0,0)は直流成分の係数に対応する。すな
わち一番上の行には画像の中に含まれる空間周波数の水
平成分の係数のうち周波数の低い成分から順に上から、
一番左の列には同様に垂直成分の係数のうち周波数の低
い成分から順に左から対応し、一番左上の成分はその画
像の持つ直流成分の係数に対応する。斜めの部分にはそ
れぞれ水平垂直を重ね合わせた周波数の係数に対応す
る。
【0012】プロッタ部9は、DMA,BUSi/f,
カラーインクリボン、サーマルヘッド、紙の搬送機構等
の周知の技術で構成される。DMAによって画像メモリ
部4から、画像データを取り込み、カラー情報に従って
カラーインクリボンの色をサーマルベッド熱によって紙
にのせてプリントする。画像メモリ部4は、BUSi/
fメモリから構成される圧縮されていない入出力画像デ
ータを蓄積するためのフレームバッファである。スキャ
ナ部8で読み込まれた画像データまたはプリンタ部に出
力される画像データを蓄積するのに用いられる。ISD
NI/F部7は、ISDN回線に対するI/F回路と、
CPU,メモリ、BUSi/fから構成される。ここ
で、通信の際のプロトコルの制御や、圧縮された符号化
データの送受信を行なう。通信プロトコルは、G4クラ
ス1の拡張機能を用い、カラー符号化表現能力を付加し
ている。CRTI/F部10は、CRTに表示するため
の表示用メモリ、DMA,表示用のタイミングコントロ
ーラ、D/Aコンバータ、BUSi/fから構成され
る。DMAによってBUSi/fを介して画像メモリか
らデータを表示用メモリに取り込み、D/Aコンバータ
によってアナログ信号に変換し、CRTに表示する。
【0013】図4は、本発明によるカラー画像伝送装置
の動作を説明するためのフローチャートである。送信
時、受信時に分けて説明する。なお、このフロー全体の
制御はシステムコントローラによって行なわれる。受信
時においては、ISDN I/F部は着信を検知する
と、プロトコルを開始する(step1)。プロトコル終了
後も、受信動作を行いながら、その旨をシステムコント
ローラに通知する(step2)。システムコントローラ
は、操作部とCRT I/F部に受信中であることの表
示を指示し、受信された符号化データを2次記憶装置に
蓄積する(step3)。受信が終わると操作部とCRTI
/F部に受信が終了したことの表示を指示し(step
4)、蓄積された符号化データから画像データを再生す
るために、コーデック部に起動をかけ、圧縮されている
データを伸長する(step5)。伸長されたデータは、画
像メモリ部に展開される。このときコーデック部は、一
定の処理単位毎にシステムコントローラに知らせる。シ
ステムコントローラは、この通知を受けてCRT I/
F部に処理されたデータの表示の指示を出したり(step
6〜9)、プリントアウトが必要な場合には、プロッタ
部に起動をかけてプリントアウトをさせる(step10〜
12)。そして、全ての処理が終了すると、その旨を操
作部に表示させて待機状態に戻る(step13)。
【0014】送信時においては、操作部の指示をシステ
ムコントローラが検知し、プロトコルを開始する(step
14)。プロトコル終了後、まずスキャナに起動をかけ
る(step15)。スキャナ部では、画像の読みとりを開
始し、RGBデータをそれぞれ8ビット同時に読みと
り、画像メモリに順次書き込む(step16)。スキャナ
がある一定量のデータの蓄積を終えるとシステムコント
ローラは、コーデック部に符号化開始を指示する(step
17)。コーデック部は画像メモリから画像データを取
り込み符号化処理を行う。符号化された情報は、システ
ムコントローラに送られ、ここで2次記憶装置に一度蓄
積される(step18〜20)。そして、システムコント
ローラは、ISDN I/F部に起動をかけ(step2
1)、符号化データの転送を通信回線を通じて行う。I
SDN I/F部は、転送が終了するとその旨をシステ
ムコントローラに知らせる。システムコントローラは、
転送終了の報告を受けると、操作部とCRT I/F部
にその表示を指示を出し、待機状態に戻る(step22,
23)。
【0015】図5は、本発明によるカラー画像伝送装置
を通信添削に適用した場合のフローチャートを示す。通
信添削をFAXで行う例として、答案作成者側の装置を
A、添削指導者側の装置をBとする。作成された答案は
通常白黒モノカラーのテキスト文書であるから、A機か
らB機に白黒モノカラーで送信する。同時に、送信した
原稿はA機の2次記憶装置にファイル名と共に蓄積され
る(step1,2)。B機オペレータは受信した答案を赤
ペンで添削した後、その答案を送り返す。その際、B機
のオペレータが設定する送信条件としては 送信する色は赤に限定(すなわち、添削により書き加
えられた部分のみとなる)。 相手機(A機)が保管している原稿と送信原稿をオー
バーレイすることを要求。 相手機の原稿ファイル名を指定。 〜の情報を画情報に付加して送信する(step3〜
6)。受信機Aはオーバーレイ要求を検知すると、B機
から指定されているファイルを2次記憶装置から読みだ
し、その画像データを復号化してから画像メモリ部に展
開する(step7)。そして、B機より送られてきた画像
データも復号化して先ほど展開した画像にオーバーレイ
して画像メモリ部に展開する(step8)。以上で添削が
加えられた原稿が提供されたので、符号化処理して2次
記憶装置に蓄積してから、プリント出力あるいはCRT
表示により添削内容を確認する(step9,10)。な
お、発信文書の更新や訂正も同様の手順で行える。
【0016】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、必要最低限の画情報を送るだけで完成したドキュメ
ントが作成されるため、通信時間の短縮と通信コストの
節約が可能となる。また、過去の発信文書の更新や項目
追加が送信機側だけの操作で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカラー画像伝送装置の一実施例
を説明するための構成図である。
【図2】 コーデック部の構成図である。
【図3】 コーデック部の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】 本発明によるカラー画像伝送装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】 本発明によるカラー画像伝送装置を通信添削
に適用した場合のフローチャートである。
【符号の説明】
1…操作部、2…2次記憶部、3…システム制御部(シ
ステムコントローラ)、4…画像メモリ部、5…コーデ
ック部、6…システムバス、7…通信制御部、8…スキ
ャナ部、9…プロッタ部、10…CRTディスプレイ
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を通じて画像データの送受を行
    う通信制御手段と、対象画像を光学的に読み取り画像デ
    ータに変換する画像入力手段と、前記通信制御手段で受
    信した画像データおよび前記画像入力手段で読み取った
    画像データを記憶する画像メモリ手段と、前記カラー画
    像の表示を行う画像表示手段と、画像出力を行う画像出
    力手段と、前記画像入力手段で読み取った画像データの
    符号化処理および前記通信制御手段で受信した画像デー
    タの復号化処理を行う符号化/復号化手段と、符号化さ
    れたカラー画像を蓄積するための2次記憶装置と、前記
    の各手段の動作を制御するシステム制御部とから成り、
    マルチカラーモードで送信する際、指定した色のみを送
    信することを特徴とするカラー画像伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記モードで送信した原稿を受信側で保
    管している原稿にオーバレイさせることが可能で、かつ
    該対象原稿を送信側で指定できることを特徴とする請求
    項1記載のカラー画像伝送装置。
JP3295180A 1991-10-14 1991-10-14 カラー画像伝送装置 Pending JPH05110883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295180A JPH05110883A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 カラー画像伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295180A JPH05110883A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 カラー画像伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05110883A true JPH05110883A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17817257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3295180A Pending JPH05110883A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 カラー画像伝送装置

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JP (1) JPH05110883A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005367A1 (en) * 1987-11-30 1989-06-15 Hagihara Industries, Inc. Nonwoven fabric and apparatus for manufacturing same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005367A1 (en) * 1987-11-30 1989-06-15 Hagihara Industries, Inc. Nonwoven fabric and apparatus for manufacturing same

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