JPH05153321A - カラー画像データ通信装置 - Google Patents
カラー画像データ通信装置Info
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- JPH05153321A JPH05153321A JP3337712A JP33771291A JPH05153321A JP H05153321 A JPH05153321 A JP H05153321A JP 3337712 A JP3337712 A JP 3337712A JP 33771291 A JP33771291 A JP 33771291A JP H05153321 A JPH05153321 A JP H05153321A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホストコンピュータとファクシミリ装置との
リソースを共用化して、PDL等により記述されたデー
タに基づいてファクシミリを動作させる。 【構成】カラー画像データ通信装置は、読取装置4、デ
ータ交信装置9、符号化装置・復号化装置5、出力装置
8を備え、更にホストコンピュータと接続するためのイ
ンタフェース装置12を備える。ホストコンピュータ1
3からの送信データを受けて、前記符号化装置・復号化
装置5・出力装置8等を共用化しつつ、ホストコンピュ
ータの制御に応じる。
リソースを共用化して、PDL等により記述されたデー
タに基づいてファクシミリを動作させる。 【構成】カラー画像データ通信装置は、読取装置4、デ
ータ交信装置9、符号化装置・復号化装置5、出力装置
8を備え、更にホストコンピュータと接続するためのイ
ンタフェース装置12を備える。ホストコンピュータ1
3からの送信データを受けて、前記符号化装置・復号化
装置5・出力装置8等を共用化しつつ、ホストコンピュ
ータの制御に応じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像データ通信装
置に係り、特にPDLを利用したカラー画像データ通信
装置に関する。
置に係り、特にPDLを利用したカラー画像データ通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーファクシミリ装置(カラー
画像データ通信装置)は、読取部(スキャナ)・出力部
(プロッタ)・記憶部(メモリ)等のリソース(資源)
を多数備えている。また、コンピュータシステムにおい
ても前記リソースは使用されている。従って、前記リソ
ースをカラーファクシミリ装置とコンピュータシステム
とで共有することができれば、システム全体としてはリ
ソースの節約になり、システムのコストダウンの面から
大変好ましい。かかる点に着目して本願出願人は、先に
特開平3─38163号公報において「コンピュータシ
ステム」を提案した。この提案は、SCSI( Small Co
mputerSystem Interface)バスを利用し、ファクシミリ
装置のリソースを活用するようにしたものである。
画像データ通信装置)は、読取部(スキャナ)・出力部
(プロッタ)・記憶部(メモリ)等のリソース(資源)
を多数備えている。また、コンピュータシステムにおい
ても前記リソースは使用されている。従って、前記リソ
ースをカラーファクシミリ装置とコンピュータシステム
とで共有することができれば、システム全体としてはリ
ソースの節約になり、システムのコストダウンの面から
大変好ましい。かかる点に着目して本願出願人は、先に
特開平3─38163号公報において「コンピュータシ
ステム」を提案した。この提案は、SCSI( Small Co
mputerSystem Interface)バスを利用し、ファクシミリ
装置のリソースを活用するようにしたものである。
【0003】また、ファクシミリ装置とホストコンピュ
ータとを接続したシステムとしては、特開昭62─24
8360号公報が知られている。これは、ホストコンピ
ュータ側で作成等をした文書データ等をファクシミリ装
置に確実に伝送するようにしたものである。一方、PD
L(Page DescriptionLanguage、ページ記述言語) は、
近年のワークステーションの台頭により、様々なアプリ
ケーションで使用されるようになってきた。ここに、P
DLとは、ページレイアウトソフトウェアの出力データ
を記述するための言語で、ページレイアウトソフトウェ
アの扱う文字コードによるイメージ記述・図形コードに
よるイメージ記述・ビットデータによるイメージ記述を
組み合わせ、目的とするイメージを記述するものであ
る。PDLデータを入力データとするグラフィックディ
スプレイは、通常レッド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)の3枚のビットマップメモリを持ち、PDLデ
ータの持つカラー情報に応じて各ビットマップメモリ上
に、文字コードによるイメージ記述・図形コードによる
イメージ記述・ビットデータによるイメージ記述によ
り、それぞれ指示される画像データを展開し、それを表
示している。
ータとを接続したシステムとしては、特開昭62─24
8360号公報が知られている。これは、ホストコンピ
ュータ側で作成等をした文書データ等をファクシミリ装
置に確実に伝送するようにしたものである。一方、PD
L(Page DescriptionLanguage、ページ記述言語) は、
近年のワークステーションの台頭により、様々なアプリ
ケーションで使用されるようになってきた。ここに、P
DLとは、ページレイアウトソフトウェアの出力データ
を記述するための言語で、ページレイアウトソフトウェ
アの扱う文字コードによるイメージ記述・図形コードに
よるイメージ記述・ビットデータによるイメージ記述を
組み合わせ、目的とするイメージを記述するものであ
る。PDLデータを入力データとするグラフィックディ
スプレイは、通常レッド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)の3枚のビットマップメモリを持ち、PDLデ
ータの持つカラー情報に応じて各ビットマップメモリ上
に、文字コードによるイメージ記述・図形コードによる
イメージ記述・ビットデータによるイメージ記述によ
り、それぞれ指示される画像データを展開し、それを表
示している。
【0004】更に、通常、計算機で使用するカラー画像
は、RGBの3つの色成分に分解して持つことが多いた
め、一般にカラー情報を含むPDLは、RGBの3つの
色成分によりカラー情報を扱っている(例えば、特開平
1─184141号公報、特開平1─184137号公
報、特開平1─184138号公報)。
は、RGBの3つの色成分に分解して持つことが多いた
め、一般にカラー情報を含むPDLは、RGBの3つの
色成分によりカラー情報を扱っている(例えば、特開平
1─184141号公報、特開平1─184137号公
報、特開平1─184138号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PDL
等により作成された画像を、一度プリンタに出力してか
ら、その出力をファクシミリのスキャナで読み取り、改
めてその読み取った画像を送信したのでは、画像が劣化
してしまう。また、前述の如くプリンタの出力の色、或
いはスキャナで読み取った画像の色の再現性は、機種や
ファクシミリメーカーにより微妙に異なるのが、現状で
ある。そこで、本発明の目的は、リソースの共用化を図
り、色の再現性のよいカラー画像データ通信装置を提供
することにある。
等により作成された画像を、一度プリンタに出力してか
ら、その出力をファクシミリのスキャナで読み取り、改
めてその読み取った画像を送信したのでは、画像が劣化
してしまう。また、前述の如くプリンタの出力の色、或
いはスキャナで読み取った画像の色の再現性は、機種や
ファクシミリメーカーにより微妙に異なるのが、現状で
ある。そこで、本発明の目的は、リソースの共用化を図
り、色の再現性のよいカラー画像データ通信装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、カラー画像を入力する読取装置と、通信回線を介し
てデータの交信を行うデータ交信装置と、入力した画像
情報を符号化する符号化装置と、前記通信回線を介して
送られた符号化情報を復号化する復号化装置と、画像を
出力する出力装置とを有するカラー画像データ通信装置
において、ホストコンピュータと接続するためのインタ
フェース装置を備え、前記ホストコンピュータからの送
信データを受け、この送信データに応じて送信制御を受
けられるように構成した。請求項2記載の発明では、前
記送信データはPDL等により記述されたデータである
ように構成した。請求項3記載の発明では、前記送信デ
ータとしてPDL等により記述されたデータを受信した
場合に、PDL等により記述されたデータのまま送信す
るか、または、画像データとして展開してから符号化を
行った後に転送するか、の指示を、前記ホストコンピュ
ータから制御可能に構成した。請求項4記載の発明で
は、前記送信データとしてPDL等により記述されたデ
ータを受信した場合に、PDL等により記述されたデー
タのまま送信するか、または、画像データとして展開し
た後、符号化を行った後に転送するかの判断を、前記P
DL等のデータ量により自動的に判断するように構成し
た。請求項5記載の発明では、前記送信データとしてP
DL等により記述されたデータを受信した場合に、送信
先とのプロトコルで、受信端末がPDLデータ等を受信
不可能と判断された場合には、一度交信を打ち切り、P
DLデータ等を一度画像データに変換した後に符号化
し、この符号化されたデータを再度送信するように構成
した。
は、カラー画像を入力する読取装置と、通信回線を介し
てデータの交信を行うデータ交信装置と、入力した画像
情報を符号化する符号化装置と、前記通信回線を介して
送られた符号化情報を復号化する復号化装置と、画像を
出力する出力装置とを有するカラー画像データ通信装置
において、ホストコンピュータと接続するためのインタ
フェース装置を備え、前記ホストコンピュータからの送
信データを受け、この送信データに応じて送信制御を受
けられるように構成した。請求項2記載の発明では、前
記送信データはPDL等により記述されたデータである
ように構成した。請求項3記載の発明では、前記送信デ
ータとしてPDL等により記述されたデータを受信した
場合に、PDL等により記述されたデータのまま送信す
るか、または、画像データとして展開してから符号化を
行った後に転送するか、の指示を、前記ホストコンピュ
ータから制御可能に構成した。請求項4記載の発明で
は、前記送信データとしてPDL等により記述されたデ
ータを受信した場合に、PDL等により記述されたデー
タのまま送信するか、または、画像データとして展開し
た後、符号化を行った後に転送するかの判断を、前記P
DL等のデータ量により自動的に判断するように構成し
た。請求項5記載の発明では、前記送信データとしてP
DL等により記述されたデータを受信した場合に、送信
先とのプロトコルで、受信端末がPDLデータ等を受信
不可能と判断された場合には、一度交信を打ち切り、P
DLデータ等を一度画像データに変換した後に符号化
し、この符号化されたデータを再度送信するように構成
した。
【0007】
【作用】請求項1記載のカラー画像データ通信装置で
は、インタフェース装置を介してホストコンピュータか
らの送信データを受信し、この送信データに基づいてホ
ストコンピュータからの制御を受ける。請求項2記載の
カラー画像データ通信装置では、ホストコンピュータか
らの送信データはPDL等により記述されたデータであ
り、このデータに基づいてホストコンピュータの制御を
受ける。請求項3記載のカラー画像データ通信装置で
は、PDL等により記述されたデータのまま送信する
か、または、画像データとして展開してから符号化を行
った後に転送するかの判断をする。この場合、ホストコ
ンピュータからの指示において判断を行う。請求項4記
載のカラー画像データ通信装置では、PDL等により記
述されたデータのまま送信するか、または、画像データ
として展開してから符号化を行った後に転送するかの判
断を、PDL等のデータ量に応じて自動的に判断する。
請求項5記載のカラー画像データ通信装置では、送信デ
ータとしてPDL等により記述されたデータを受信した
場合に、送信先とのプロトコルで、受信端末がPDLデ
ータ等を受信不可能と判断された場合には、一度交信を
打ち切る。その後、PDLデータ等を一度画像データに
変換した後に符号化し、この符号化されたデータを再度
送信する。
は、インタフェース装置を介してホストコンピュータか
らの送信データを受信し、この送信データに基づいてホ
ストコンピュータからの制御を受ける。請求項2記載の
カラー画像データ通信装置では、ホストコンピュータか
らの送信データはPDL等により記述されたデータであ
り、このデータに基づいてホストコンピュータの制御を
受ける。請求項3記載のカラー画像データ通信装置で
は、PDL等により記述されたデータのまま送信する
か、または、画像データとして展開してから符号化を行
った後に転送するかの判断をする。この場合、ホストコ
ンピュータからの指示において判断を行う。請求項4記
載のカラー画像データ通信装置では、PDL等により記
述されたデータのまま送信するか、または、画像データ
として展開してから符号化を行った後に転送するかの判
断を、PDL等のデータ量に応じて自動的に判断する。
請求項5記載のカラー画像データ通信装置では、送信デ
ータとしてPDL等により記述されたデータを受信した
場合に、送信先とのプロトコルで、受信端末がPDLデ
ータ等を受信不可能と判断された場合には、一度交信を
打ち切る。その後、PDLデータ等を一度画像データに
変換した後に符号化し、この符号化されたデータを再度
送信する。
【0008】
【実施例】以下、本発明のカラー画像データ通信装置に
おける実施例を図1ないし図7を参照して詳細に説明す
る。図1に本発明の実施例のシステムブロック図を示
す。図1に示すように、システムコントローラ部1は、
各構成部の動作の起動・状態管理を司り、CPU(中央
処理装置)、メモリ、バスインタフェース等により構成
される。また、次に説明する操作部2および2次記憶装
置3の制御およびこれらの装置との間のデータ転送を行
う。前記操作部2は、ファクシミリ装置のスタートや電
話番号の入力、その他のファクシミリ機能の操作のため
の各種キー、操作手順、機械の状態に関する種々の表示
を行うことが可能な液晶表示部、その他の表示装置等か
ら構成される。前記2次記憶装置3は、符号化データの
蓄積・登録電話番号の記憶等に使用され、磁気ディスク
等からなる。
おける実施例を図1ないし図7を参照して詳細に説明す
る。図1に本発明の実施例のシステムブロック図を示
す。図1に示すように、システムコントローラ部1は、
各構成部の動作の起動・状態管理を司り、CPU(中央
処理装置)、メモリ、バスインタフェース等により構成
される。また、次に説明する操作部2および2次記憶装
置3の制御およびこれらの装置との間のデータ転送を行
う。前記操作部2は、ファクシミリ装置のスタートや電
話番号の入力、その他のファクシミリ機能の操作のため
の各種キー、操作手順、機械の状態に関する種々の表示
を行うことが可能な液晶表示部、その他の表示装置等か
ら構成される。前記2次記憶装置3は、符号化データの
蓄積・登録電話番号の記憶等に使用され、磁気ディスク
等からなる。
【0009】スキャナ部4は、原稿から画像データを入
力する装置であり、光源・光電変換素子・A/Dコンバ
ータ・バスインタフェース等の周知の技術により構成さ
れている。ここに、スキャナ部4は、カラーの画像デー
タを得るためにフィルタを用い、RGB3色同時に読み
取り、読み取られたRGBデータは、バスインタフェー
ス7を介して後述の画像メモリ部6に送られる。コーデ
ック部5は、画像メモリ6との間で画像データの転送を
行い、JPEG方式に準拠した画像データの圧縮伸長を
行う(JPEG方式については、PCSJ90画像符号
化講演会の予講集、「カラー静止画像符号化の国際標準
化動向」に詳述されている)。前記圧縮されたデータ
は、バスインタフェース7を介して次に説明するISD
Nインタフェース部9と送受信される。
力する装置であり、光源・光電変換素子・A/Dコンバ
ータ・バスインタフェース等の周知の技術により構成さ
れている。ここに、スキャナ部4は、カラーの画像デー
タを得るためにフィルタを用い、RGB3色同時に読み
取り、読み取られたRGBデータは、バスインタフェー
ス7を介して後述の画像メモリ部6に送られる。コーデ
ック部5は、画像メモリ6との間で画像データの転送を
行い、JPEG方式に準拠した画像データの圧縮伸長を
行う(JPEG方式については、PCSJ90画像符号
化講演会の予講集、「カラー静止画像符号化の国際標準
化動向」に詳述されている)。前記圧縮されたデータ
は、バスインタフェース7を介して次に説明するISD
Nインタフェース部9と送受信される。
【0010】コーデック部5の構成を図2に示す。図2
に示すように、コーデック部5は、cpu5a・メモリ
5b・dsp(digital signalprocessor:加減乗除の
高速計算用プロセッサ) 5c・DMA5d・FIFO(F
irst In First Out)5e・バスインタフェース等から構
成される。コーデック部5の動作フローチャートを図3
に示す。即ち、DMA5dは、RGB画像データの画像
メモリ部間との転送を行い、色変換・DCT演算・量子
化は、dsp5cが行い、ハフマン符号化と全体シーケ
ンスの制御およびDMA5dやdsp5cの制御・DC
成分の抽出はcpu5aが行う。FIFO5eは、DM
A5dで画像データを送受信する際に、dsp5cを遅
延なく動作させるための手段であり、メモリ5bは、c
pu5aがプログラムや符号データを一時的にストアす
る。
に示すように、コーデック部5は、cpu5a・メモリ
5b・dsp(digital signalprocessor:加減乗除の
高速計算用プロセッサ) 5c・DMA5d・FIFO(F
irst In First Out)5e・バスインタフェース等から構
成される。コーデック部5の動作フローチャートを図3
に示す。即ち、DMA5dは、RGB画像データの画像
メモリ部間との転送を行い、色変換・DCT演算・量子
化は、dsp5cが行い、ハフマン符号化と全体シーケ
ンスの制御およびDMA5dやdsp5cの制御・DC
成分の抽出はcpu5aが行う。FIFO5eは、DM
A5dで画像データを送受信する際に、dsp5cを遅
延なく動作させるための手段であり、メモリ5bは、c
pu5aがプログラムや符号データを一時的にストアす
る。
【0011】ここに、DCT演算とは、Discrete Cosin
e Transform ( 離散コサイン変換)であり、これは直交
変換の一種で、静止画符号化方式に応用され、現在IS
OおよびCCITTで標準化が進められている。以下
に、2次元DCTについて説明する。画像を構成する画
素を、縦8画素・横8画素の8×8マトリクスに分割
し、それぞれの画素の値をf(i 、j)(但し、i =0 〜7
、j =0 〜7)と表すと、DCTによる写像F(u 、v)
は、次の数式1で表される。
e Transform ( 離散コサイン変換)であり、これは直交
変換の一種で、静止画符号化方式に応用され、現在IS
OおよびCCITTで標準化が進められている。以下
に、2次元DCTについて説明する。画像を構成する画
素を、縦8画素・横8画素の8×8マトリクスに分割
し、それぞれの画素の値をf(i 、j)(但し、i =0 〜7
、j =0 〜7)と表すと、DCTによる写像F(u 、v)
は、次の数式1で表される。
【数1】 これをDCT係数と呼び、8×8の係数マトリクスで与
えられる。ここに、 C(W)=1/√2 (W=0 のとき) 、または、C(W)=1(W =1
、2 、…、N −1のとき) である。
えられる。ここに、 C(W)=1/√2 (W=0 のとき) 、または、C(W)=1(W =1
、2 、…、N −1のとき) である。
【0012】また、逆DCTは、次の数式2で求められ
る。
る。
【数2】 8×8係数マトリクスF(u 、v)は、u 、v が大きくな
るほど、画像に含まれる空間周波数のうち、より高周波
な成分の変換係数に対応し、F(0 、0)は、DC成分の係
数に対応する。即ち、図4(A),(B)に示すよう
に、一番上の行には画像の中に含まれる空間周波数の水
平成分の係数のうち周波数の低い成分から順に上から対
応し、一番左の列には同様に垂直成分の係数のうち周波
数の低い成分から順に左から対応し、一番左上の成分は
その画像の持つDC成分の係数に対応する。斜めの部分
にはそれぞれ水平垂直を重ね合わせた周波数の係数に対
応する。
るほど、画像に含まれる空間周波数のうち、より高周波
な成分の変換係数に対応し、F(0 、0)は、DC成分の係
数に対応する。即ち、図4(A),(B)に示すよう
に、一番上の行には画像の中に含まれる空間周波数の水
平成分の係数のうち周波数の低い成分から順に上から対
応し、一番左の列には同様に垂直成分の係数のうち周波
数の低い成分から順に左から対応し、一番左上の成分は
その画像の持つDC成分の係数に対応する。斜めの部分
にはそれぞれ水平垂直を重ね合わせた周波数の係数に対
応する。
【0013】画像メモリ部6は、バスインタフェース・
メモリにより構成され、圧縮されていない入出力画像デ
ータを蓄積するためのフレームバッファである。前記ス
キャナ部4で読み込まれた画像データまたはプリンタ部
に出力される画像データを蓄積するのに用いられる。プ
ロッタ部8は、DMA・バスインタフェース・カラーイ
ンクリボン・サーマルヘッド・紙の搬送機構等の周知の
技術で構成される。前記DMAにより画像メモリ部6か
ら画像データを取り込み、カラー情報に従ってカラーイ
ンクリボンの色をサーマルヘッドの熱によって紙に載せ
てプリントする。ISDNインタフェース部9は、IS
DN回線に対するインタフェース回路と、CPU・メモ
リ・バスインタフェース等により構成される。ISDN
インタフェース部9は、通信の際のプロトコルの制御お
よび圧縮された符号化データの送受信を行う。通信プロ
トコルは、G4クラス1の拡張機能を用い、カラー符号
化表現能力を付加している。
メモリにより構成され、圧縮されていない入出力画像デ
ータを蓄積するためのフレームバッファである。前記ス
キャナ部4で読み込まれた画像データまたはプリンタ部
に出力される画像データを蓄積するのに用いられる。プ
ロッタ部8は、DMA・バスインタフェース・カラーイ
ンクリボン・サーマルヘッド・紙の搬送機構等の周知の
技術で構成される。前記DMAにより画像メモリ部6か
ら画像データを取り込み、カラー情報に従ってカラーイ
ンクリボンの色をサーマルヘッドの熱によって紙に載せ
てプリントする。ISDNインタフェース部9は、IS
DN回線に対するインタフェース回路と、CPU・メモ
リ・バスインタフェース等により構成される。ISDN
インタフェース部9は、通信の際のプロトコルの制御お
よび圧縮された符号化データの送受信を行う。通信プロ
トコルは、G4クラス1の拡張機能を用い、カラー符号
化表現能力を付加している。
【0014】CRTインタフェース部10は、CRT1
1に表示するための表示用メモリ、DMA、表示用のタ
イミングコントローラ、D/Aコンバータ、バスインタ
フェース等から構成される。DMAによりバスインタフ
ェースを介して画像メモリ部6からデータを表示用メモ
リに取り込み、D/Aコンバータによりアナログ信号に
変換し、CRT11に表示する。SCSIインタフェー
ス部12は、ホストコンピュータ13と接続するための
手段であり、ターゲットとして機能する。SCSIイン
タフェース部12は、図5に示すように、SCSIのシ
ーケンス制御およびシステムコントローラ部1との通信
制御のためのCPU、ホストコンピュータ13とのデー
タの送受信用のメモリバッファ、SCSIインタフェー
ス、DMA、バスインタフェース等から構成される。
1に表示するための表示用メモリ、DMA、表示用のタ
イミングコントローラ、D/Aコンバータ、バスインタ
フェース等から構成される。DMAによりバスインタフ
ェースを介して画像メモリ部6からデータを表示用メモ
リに取り込み、D/Aコンバータによりアナログ信号に
変換し、CRT11に表示する。SCSIインタフェー
ス部12は、ホストコンピュータ13と接続するための
手段であり、ターゲットとして機能する。SCSIイン
タフェース部12は、図5に示すように、SCSIのシ
ーケンス制御およびシステムコントローラ部1との通信
制御のためのCPU、ホストコンピュータ13とのデー
タの送受信用のメモリバッファ、SCSIインタフェー
ス、DMA、バスインタフェース等から構成される。
【0015】次に、このように構成された実施例の動作
について図6から図8を参照しつつ説明する。なお、図
6から図8に示したフローチャート全体の制御は、シス
テムコントローラ部1により行われる。受信時の動作(図6参照) ISDNインタフェース部9は、着信を検知すると受信
動作を行いながら着信した旨をシステムコントローラ部
1に通知する(ステップ1)。システムコントローラ部
1は、操作部2とCRTインタフェース部10に受信中
であることの表示を指示し(ステップ2)、受信された
符号化データを2次記憶装置3に蓄積する(ステップ
3)。このとき、受信時のプロトコルにより受信したデ
ータが画像の符号データなのか、PDLデータなのかを
判別し、かつ、操作部2とCRTインタフェース部10
に受信終了の表示を指示する(ステップ4,5)。
について図6から図8を参照しつつ説明する。なお、図
6から図8に示したフローチャート全体の制御は、シス
テムコントローラ部1により行われる。受信時の動作(図6参照) ISDNインタフェース部9は、着信を検知すると受信
動作を行いながら着信した旨をシステムコントローラ部
1に通知する(ステップ1)。システムコントローラ部
1は、操作部2とCRTインタフェース部10に受信中
であることの表示を指示し(ステップ2)、受信された
符号化データを2次記憶装置3に蓄積する(ステップ
3)。このとき、受信時のプロトコルにより受信したデ
ータが画像の符号データなのか、PDLデータなのかを
判別し、かつ、操作部2とCRTインタフェース部10
に受信終了の表示を指示する(ステップ4,5)。
【0016】前記ステップ5において符号化データの場
合(即ち、PDLデータでない場合ステップ5;N)
は、符号化データから画像データを再生するためにコー
デック部5に起動をかけ(ステップ6)、圧縮されてい
るデータを伸長する。伸長されたデータは、画像メモリ
部6に展開される。このときコーデック部5は、一定の
処理単位毎にシステムコントローラ部1に知らせる。シ
ステムコントローラ部1は、この通知を受けてCRTイ
ンタフェース部10に処理されたデータの表示の指示を
出し(ステップ7)、伸張されたデータをCRT上に表
示する(ステップ8)。データがプリントアウト可能に
なると(ステップ9,10)、プロッタ部8に起動をか
けて(ステップ11)、プリントアウトさせる(ステッ
プ12)。そして、全ての処理が終了すると、その旨を
操作部2に表示させて(ステップ13)、待機状態に戻
る(ステップ14)。前記ステップ5においPDLデー
タの場合は(即ち、符号化データでない場合、ステップ
5;Y)、システムコントローラ部1がPDLのインタ
ープリタの役割を果たし(ステップ15)、PDLデー
タを画像データに変換し、画像メモリ部6に展開する
(ステップ16)。全ての展開が終了すると(ステップ
17)、CRTインタフェース10に処理されたデータ
の表示指示を出し(ステップ18)、プロッタ部8に起
動をかけてプリントアウトさせる(ステップ11)。そ
して、全ての処理が終了すると(ステップ12)、その
旨を操作部2に表示させて(ステップ13)、待機状態
に戻る(ステップ14)。
合(即ち、PDLデータでない場合ステップ5;N)
は、符号化データから画像データを再生するためにコー
デック部5に起動をかけ(ステップ6)、圧縮されてい
るデータを伸長する。伸長されたデータは、画像メモリ
部6に展開される。このときコーデック部5は、一定の
処理単位毎にシステムコントローラ部1に知らせる。シ
ステムコントローラ部1は、この通知を受けてCRTイ
ンタフェース部10に処理されたデータの表示の指示を
出し(ステップ7)、伸張されたデータをCRT上に表
示する(ステップ8)。データがプリントアウト可能に
なると(ステップ9,10)、プロッタ部8に起動をか
けて(ステップ11)、プリントアウトさせる(ステッ
プ12)。そして、全ての処理が終了すると、その旨を
操作部2に表示させて(ステップ13)、待機状態に戻
る(ステップ14)。前記ステップ5においPDLデー
タの場合は(即ち、符号化データでない場合、ステップ
5;Y)、システムコントローラ部1がPDLのインタ
ープリタの役割を果たし(ステップ15)、PDLデー
タを画像データに変換し、画像メモリ部6に展開する
(ステップ16)。全ての展開が終了すると(ステップ
17)、CRTインタフェース10に処理されたデータ
の表示指示を出し(ステップ18)、プロッタ部8に起
動をかけてプリントアウトさせる(ステップ11)。そ
して、全ての処理が終了すると(ステップ12)、その
旨を操作部2に表示させて(ステップ13)、待機状態
に戻る(ステップ14)。
【0017】送信時(図7および図8参照) 送信時においては、操作部2およびSCSIインタフェ
ース12のいずれからも起動をかけることができる。・操作部2からの起動の場合 操作部2からの起動をシステムコントローラ部1が検知
したときは、SCSIインタフェース部12に対し現在
稼働中であることを知らせ、SCSIインタフェース部
12を介してのホストコンピュータ13からのアクセス
には、ビジー状態であるとして受け付けないように指示
すると(ステップ20)、同時に先ずスキャナ部4に起
動をかける(ステップ21)。スキャナ部4では、画像
の読み取りを開始し、RGBデータをそれぞれ8ビット
同時に読み取り、画像メモリ6に順次書き込む(ステッ
プ22)。スキャナ部4がある一定量のデータの蓄積を
終えると、システムコントローラ部1は、コーデック部
5に符号化開始を指示する(ステップ23)。コーデッ
ク部5は、画像メモリ6から画像データを取り込み符号
化処理を行う。符号化された情報は、システムコントロ
ーラ部1に送られ、システムコントローラ部1を介して
2次記憶装置3に一度蓄積される(ステップ24)。2
次記憶装置3に蓄積が終了すると(ステップ25,2
6,27)、システムコントローラ部1は、SCSIイ
ンタフェース部12に対しビジー状態解除の指示を通知
し、SCSIインタフェース部12を介してのホストコ
ンピュータ13からのアクセスに対応できることを知ら
せる(ステップ28)。
ース12のいずれからも起動をかけることができる。・操作部2からの起動の場合 操作部2からの起動をシステムコントローラ部1が検知
したときは、SCSIインタフェース部12に対し現在
稼働中であることを知らせ、SCSIインタフェース部
12を介してのホストコンピュータ13からのアクセス
には、ビジー状態であるとして受け付けないように指示
すると(ステップ20)、同時に先ずスキャナ部4に起
動をかける(ステップ21)。スキャナ部4では、画像
の読み取りを開始し、RGBデータをそれぞれ8ビット
同時に読み取り、画像メモリ6に順次書き込む(ステッ
プ22)。スキャナ部4がある一定量のデータの蓄積を
終えると、システムコントローラ部1は、コーデック部
5に符号化開始を指示する(ステップ23)。コーデッ
ク部5は、画像メモリ6から画像データを取り込み符号
化処理を行う。符号化された情報は、システムコントロ
ーラ部1に送られ、システムコントローラ部1を介して
2次記憶装置3に一度蓄積される(ステップ24)。2
次記憶装置3に蓄積が終了すると(ステップ25,2
6,27)、システムコントローラ部1は、SCSIイ
ンタフェース部12に対しビジー状態解除の指示を通知
し、SCSIインタフェース部12を介してのホストコ
ンピュータ13からのアクセスに対応できることを知ら
せる(ステップ28)。
【0018】そして、システムコントローラ部1は、I
SDNインタフェース部9に起動をかけ(ステップ2
9)、符号化データの転送をISDN電話回線を通じて
行う。ISDNインタフェース部1は、転送が終了する
と、その旨をシステムコントローラ部1に知らせる(ス
テップ30)。システムコントローラ部1は、前記転送
終了の報告を受けると、操作部1とCRTインタフェー
ス部10にその表示の指示を出し(ステップ31)、待
機状態に戻る(ステップ32)。この間に、SCSIイ
ンタフェース部12を介してのホストコンピュータ部1
3からのアクセスがあったとしても、操作部2からの起
動により発生した符号化データは、既に2次記憶装置3
にあるので、対応可能である。
SDNインタフェース部9に起動をかけ(ステップ2
9)、符号化データの転送をISDN電話回線を通じて
行う。ISDNインタフェース部1は、転送が終了する
と、その旨をシステムコントローラ部1に知らせる(ス
テップ30)。システムコントローラ部1は、前記転送
終了の報告を受けると、操作部1とCRTインタフェー
ス部10にその表示の指示を出し(ステップ31)、待
機状態に戻る(ステップ32)。この間に、SCSIイ
ンタフェース部12を介してのホストコンピュータ部1
3からのアクセスがあったとしても、操作部2からの起
動により発生した符号化データは、既に2次記憶装置3
にあるので、対応可能である。
【0019】・SCSIインタフェース部12から起動の場合 SCSIインタフェース部12からの起動をシステムコ
ントローラ部1が検知したときは、システムコントロー
ラ部1は操作部2に対してビジー状態であるとして受け
付けないように指示をし(ステップ33)、操作部2で
は液晶表示部にその旨を表示し、操作部2からの起動を
かけられないことをオペレータに示す。システムコント
ローラ部1では、SCSIインタフェース部12からの
ホストコンピュータ13からの情報として、PDLデー
タか・画像データか・PDLデータのまま転送するのか
・送信するのか・プリンタとして機能するのか等を、宛
て先情報(電話番号、受信者名簿等)・送信者情報(送
信者名、ホストコンピュータ名等)等の指示を受け、そ
れぞれに対応する(ステップ34)。いずれの場合も、
ホストコンピュータ13からのデータは、一度2次記憶
装置3に蓄積する(ステップ35)。
ントローラ部1が検知したときは、システムコントロー
ラ部1は操作部2に対してビジー状態であるとして受け
付けないように指示をし(ステップ33)、操作部2で
は液晶表示部にその旨を表示し、操作部2からの起動を
かけられないことをオペレータに示す。システムコント
ローラ部1では、SCSIインタフェース部12からの
ホストコンピュータ13からの情報として、PDLデー
タか・画像データか・PDLデータのまま転送するのか
・送信するのか・プリンタとして機能するのか等を、宛
て先情報(電話番号、受信者名簿等)・送信者情報(送
信者名、ホストコンピュータ名等)等の指示を受け、そ
れぞれに対応する(ステップ34)。いずれの場合も、
ホストコンピュータ13からのデータは、一度2次記憶
装置3に蓄積する(ステップ35)。
【0020】PDLデータの場合に(ステップ36:
Y)、PDLデータを展開するとき(相手端末がPDL
データのままでは受けられないとき、PDLデータのま
まの送信指示がなくデータ量の比較を行うとき、又は、
単にプリンタとして機能するとき)(ステップ37:
Y)は、システムコントローラ部1がインタープリタと
なって画像メモリ部6に画像イメージを展開する(ステ
ップ38,39)。画像メモリ部6への展開を終えると
システムコントローラ部1は、コーデック部5に符号化
開始を指示する。プリントしない場合は(ステップ4
0:No)、コーデック部5は、画像メモリ部6から画
像データを取り込み、符号化処理を行う(ステップ4
1)。符号化された情報は、システムコントローラ部1
に送られ、システムコントローラ部1から2次記憶装置
3に一度蓄積される(ステップ42,43)。ここで、
システムコントローラ部1は、符号化データを送信する
場合は、この符号化データファイルを送信し、PDLデ
ータファイルと比較して送信する場合は、データ量の小
さいファイルを送信する(ステップ44〜46)。ステ
ップ37において、PDL展開しない場合は(送信する
場合;N)、システムコントローラ部1は、宛て先・送
信者情報・ファイルの種別等の情報をISDNインタフ
ェース部8に知らせて起動をかけ(ステップ50)、プ
ロトコルエラーをチェックしつつ(ステップ51)、I
SDN電話回線を通じてデータの転送を行わせると同時
に、操作部2にビジー状態解除の指示を出す。ISDN
インタフェース部9は、転送が終了すると(ステップ3
0)、その旨をシステムコントローラ部1に知らせる。
システムコントローラ部1は、転送終了の報告を受ける
と、操作部2とCRTインタフェース部10に、その表
示の指示を出し(ステップ31)、待機状態に戻る(ス
テップ32)。
Y)、PDLデータを展開するとき(相手端末がPDL
データのままでは受けられないとき、PDLデータのま
まの送信指示がなくデータ量の比較を行うとき、又は、
単にプリンタとして機能するとき)(ステップ37:
Y)は、システムコントローラ部1がインタープリタと
なって画像メモリ部6に画像イメージを展開する(ステ
ップ38,39)。画像メモリ部6への展開を終えると
システムコントローラ部1は、コーデック部5に符号化
開始を指示する。プリントしない場合は(ステップ4
0:No)、コーデック部5は、画像メモリ部6から画
像データを取り込み、符号化処理を行う(ステップ4
1)。符号化された情報は、システムコントローラ部1
に送られ、システムコントローラ部1から2次記憶装置
3に一度蓄積される(ステップ42,43)。ここで、
システムコントローラ部1は、符号化データを送信する
場合は、この符号化データファイルを送信し、PDLデ
ータファイルと比較して送信する場合は、データ量の小
さいファイルを送信する(ステップ44〜46)。ステ
ップ37において、PDL展開しない場合は(送信する
場合;N)、システムコントローラ部1は、宛て先・送
信者情報・ファイルの種別等の情報をISDNインタフ
ェース部8に知らせて起動をかけ(ステップ50)、プ
ロトコルエラーをチェックしつつ(ステップ51)、I
SDN電話回線を通じてデータの転送を行わせると同時
に、操作部2にビジー状態解除の指示を出す。ISDN
インタフェース部9は、転送が終了すると(ステップ3
0)、その旨をシステムコントローラ部1に知らせる。
システムコントローラ部1は、転送終了の報告を受ける
と、操作部2とCRTインタフェース部10に、その表
示の指示を出し(ステップ31)、待機状態に戻る(ス
テップ32)。
【0021】ステップ40において、プリントする場合
は、システムコントローラ部1は、プロッタ部8に起動
をかけて(ステップ47)、プリントアウトさせる(ス
テップ48)。そして、全ての処理が終了すると、その
旨を操作部2に通知し(ステップ49)、操作部2に表
示させて(ステップ31)、待機状態に戻る(ステップ
32)。なお、本実施例ではPDLにより記述されたデ
ータの場合について説明したが、PDLに類する文字・
画像の出力の制御およびデータの情報であればよいのは
勿論である。
は、システムコントローラ部1は、プロッタ部8に起動
をかけて(ステップ47)、プリントアウトさせる(ス
テップ48)。そして、全ての処理が終了すると、その
旨を操作部2に通知し(ステップ49)、操作部2に表
示させて(ステップ31)、待機状態に戻る(ステップ
32)。なお、本実施例ではPDLにより記述されたデ
ータの場合について説明したが、PDLに類する文字・
画像の出力の制御およびデータの情報であればよいのは
勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ストコンピュータとファクシミリ装置との資源(スキャ
ナ・画像メモリ等)の共有化ができ、前記資源の共有化
およびデータ量の比較等により通信時間の短縮ができ
る。また、PDL等で作成した画像を一度プリンタ出力
し、その出力をファクシミリのスキャナで読み取って送
信していたのでは、画像が劣化するのは明白であるが、
本発明では画像データを直接出力するので画像劣化がな
い。また、スキャナ・プリンタの色の再現性は、機種や
メーカーにより微妙に異なるのが現状であるが、資源を
共有しているので、前記色の異なりを最小限に抑えるこ
とができる。
ストコンピュータとファクシミリ装置との資源(スキャ
ナ・画像メモリ等)の共有化ができ、前記資源の共有化
およびデータ量の比較等により通信時間の短縮ができ
る。また、PDL等で作成した画像を一度プリンタ出力
し、その出力をファクシミリのスキャナで読み取って送
信していたのでは、画像が劣化するのは明白であるが、
本発明では画像データを直接出力するので画像劣化がな
い。また、スキャナ・プリンタの色の再現性は、機種や
メーカーにより微妙に異なるのが現状であるが、資源を
共有しているので、前記色の異なりを最小限に抑えるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】前記ブロック図を構成するコーデック部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】前記コーデック部のデータフローである。
【図4】(A),(B)は、前記コーデック部を構成す
るdspが行うDCT演算の補足説明図である。
るdspが行うDCT演算の補足説明図である。
【図5】前記実施例のブロック図を構成するSCSIイ
ンタフェース部のブロック図である。
ンタフェース部のブロック図である。
【図6】前記実施例の受信時のフローチャートである。
【図7】前記実施例の送信時のフローチャートの一部で
ある。
ある。
【図8】図7の前記実施例の送信時のフローチャートの
残りの部分である。
残りの部分である。
1 システムコントローラ部 2 操作部 3 2次記憶装置 4 スキャナ部(読取装置) 5 コーデック部(符号化装置、復号化装置) 6 画像メモリ部 8 プロッタ部(出力装置) 9 ISDNインタフェース部(データ交信装置) 10 CRTインタフェース部 11 CRT 12 SCSIインタフェース部(インタフェース装
置) 13 ホストコンピュータ
置) 13 ホストコンピュータ
Claims (5)
- 【請求項1】 カラー画像を入力する読取装置と、通信
回線を介してデータの交信を行うデータ交信装置と、入
力した画像情報を符号化する符号化装置と、前記通信回
線を介して送られた符号化情報を復号化する復号化装置
と、画像を出力する出力装置とを有するカラー画像デー
タ通信装置において、 ホストコンピュータと接続するためのインタフェース装
置を備え、前記ホストコンピュータからの送信データを
受け、この送信データに応じて送信制御を受けられるよ
うにしたことを特徴とするカラー画像データ通信装置。 - 【請求項2】 前記送信データはPDL等により記述さ
れたデータであることを特徴とする請求項1記載のカラ
ー画像データ通信装置。 - 【請求項3】 前記送信データとしてPDL等により記
述されたデータを受信した場合に、PDL等により記述
されたデータのまま送信するか、または、画像データと
して展開してから符号化を行った後に転送するか、の指
示を、前記ホストコンピュータから制御可能としたこと
を特徴とする請求項2記載のカラー画像データ通信装
置。 - 【請求項4】 前記送信データとしてPDL等により記
述されたデータを受信した場合に、PDL等により記述
されたデータのまま送信するか、または、画像データと
して展開した後、符号化を行った後に転送するかの判断
を、前記PDL等のデータ量により自動的に判断するよ
うにしたことを特徴とする請求項3記載のカラー画像デ
ータ通信装置。 - 【請求項5】 前記送信データとしてPDL等により記
述されたデータを受信した場合に、送信先とのプロトコ
ルで、受信端末がPDLデータ等を受信不可能と判断さ
れた場合には、一度交信を打ち切り、PDLデータ等を
一度画像データに変換した後に符号化し、この符号化さ
れたデータを再度送信するようにしたことを特徴とする
請求項3記載のカラー画像データ通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337712A JPH05153321A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | カラー画像データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337712A JPH05153321A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | カラー画像データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153321A true JPH05153321A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18311258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3337712A Pending JPH05153321A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | カラー画像データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05153321A (ja) |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3337712A patent/JPH05153321A/ja active Pending
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