JPH05161018A - 画像伝送システム - Google Patents

画像伝送システム

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JPH05161018A
JPH05161018A JP34965091A JP34965091A JPH05161018A JP H05161018 A JPH05161018 A JP H05161018A JP 34965091 A JP34965091 A JP 34965091A JP 34965091 A JP34965091 A JP 34965091A JP H05161018 A JPH05161018 A JP H05161018A
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JP34965091A
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Hiromi Chatani
博美 茶谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像ファイルの伝送において圧縮処理情報を
示すコマンドの伝送を不要にするとともに、度重なる圧
縮による画品質の劣化を自動的に判断する。 【構成】 画像ファイルFのファイルヘッダFHに、圧
縮方式や復元画像品質のレベル等の圧縮処理指示情報を
記録しておく。画像データ伝送装置は、画像データを圧
縮伝送する際に、圧縮処理指示情報の圧縮方式に従って
圧縮/復元プログラムを選出する。また、復元画像品質
のレベルの設定数から画像データの圧縮回数を抽出して
規定回数と比較し、規定回数を超えていれば外部にエラ
ー信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調画像データ,二値
画像データ,文字データ,図形データなどの様々な種類
のデータを有する画像ファイルの生成や処理を行う画像
処理装置と、前記画像ファイル中のデータを圧縮して伝
送する画像データ伝送装置とを有する画像伝送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、画像伝送システム
は、画像処理装置としての画像処理用コンピュータ3a,3
b と画像データ伝送装置1a,1b とをデータ線4で接続
し、画像データ伝送装置1a,1b をDSU5(デジタルサ
ービスユニット)とISDN2(Integrated Services
Didital Network :以下、デジタル回線2という)とを
介して相互に接続して構成されている。
【0003】画像データ伝送装置1a,1b は、概ね、複数
種類の圧縮/復元プログラムと、予め規定された伝送プ
ロトコルに従って圧縮データの送受信を行うデータ通信
プログラムと、これらのプログラムを読み込んで実行す
るCPUとを備えている。
【0004】一般に画像データは非常に膨大なデータ量
であり、伝送コストの関係から原画像データをそのまま
伝送するのは実際上において無理がある。そこで、画像
データ伝送装置1a,1b に圧縮機能を持たせてデータ量を
減らし伝送コストを低減させる構成となっている。ま
た、前述のように、取り扱う画像データのファイルに
は、階調画像データ,二値画像データ, 文字データ, 図
形データなどの様々な種類のデータファイルがあるた
め、各データに適した複数種類の圧縮/復元プログラム
を用意した構成となっている。
【0005】次に、画像データ伝送装置1a,1b を用い
て、画像処理用コンピュータ3aから3bにデータを伝送す
る際の手順を大まかに示す。 (1) まず、画像処理用コンピュータ3aから画像データ伝
送装置1aに対して回線接続などの接続動作の指定を行う
コマンドが出力され、画像データ伝送装置1a,1b との間
で回線が接続される。 (2) 回線接続後、画像処理用コンピュータ3aは、画像デ
ータ伝送装置1aに対して画像処理などの動作指定を行う
コマンドを出力する。圧縮方式の指定, 圧縮率の指定な
どを行うコマンドである。
【0006】画像データ伝送装置1aのCPUはコマンド
を解析して圧縮方式に応じた圧縮/復元プログラムを選
出し、そのプログラムに対して圧縮率を設定する。そし
て、そのコマンドを一方の画像データ伝送装置1bに送り
出す。画像データ伝送装置1bのCPUも同様に圧縮方式
に応じた圧縮/復元プログラムを選出し、そのプログラ
ムに復元処理を実行させるためのパラメータを設定す
る。
【0007】(3) 画像処理用コンピュータ3aは画像デー
タ伝送装置1aに対して画像データが格納されているファ
イルのヘッダ部(以下、ファイルヘッダという)を出力
する。ファイルヘッダは画像データ伝送装置1aから一方
の画像データ伝送装置1bに送られ画像処理用コンピュー
タ3bに与えられる。
【0008】(4) 次に、画像処理用コンピュータ3aは画
像データ伝送装置1aに対して原画像データを出力する。
画像データ伝送装置1aのCPUは前記で選出した圧縮/
復元プログラムを用いて原画像データに圧縮処理を施
し、デジタル回線2に圧縮画像データを送り出す。
【0009】圧縮画像データを受信した画像データ伝送
装置1bは前記で選出した圧縮/復元プログラムを用いて
圧縮画像データの復元を行い、復元画像データを画像処
理用コンピュータ3bに出力する。
【0010】このように、データの種類に適した圧縮方
式を選択する必要があることから、画像処理用コンピュ
ータ3a,3b と画像データ伝送装置1a,1b とをデータ線で
接続し、画像処理用コンピュータ3a,3b からのコマンド
で画像データ伝送装置1a,1bの圧縮/復元処理を制御し
ている。これが、最近よくみられる画像伝送システムの
実施形態である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像処
理用コンピュータ3a,3b で直接に画像データ伝送装置1
a,1b を制御する場合では、1つの画像ファイルを伝送
するために、上記のように、(1) 接続指定のためのコマ
ンドの伝送、(2) 圧縮方式や圧縮率などを指定するコマ
ンドの伝送、(3) ファイルヘッダの伝送、(4) 圧縮画像
データの伝送が必要となっている。このうち、(1),(3),
(4) の伝送は一般的なデータ伝送においても必要なもの
であるが、(2) の圧縮方式や圧縮率などを指定するコマ
ンドの伝送は従来のシステムに特有のものである。
【0012】すなわち、複数の圧縮方式の選択が必要な
複数種類のデータをもつ画像ファイルを伝送するのに、
従来のような構成の画像伝送システムでは上記(2) の内
容のコマンドの伝送は不可欠であり、一般的なデータ伝
送と比べると伝送回数の増加、伝送時間の延長という不
都合な点がある。
【0013】また、上記で図示説明した画像伝送システ
ムを用いる印刷製版業界においては、作業の細分化が著
しく進み、印刷工場や編集作業場所が地方に分散する傾
向が強くなっている。したがって、画像データの伝送は
図示したような画像処理用コンピュータ3aと3bとの間で
の伝送にとどまることはなく、もっと多数の画像処理用
コンピュータ間での伝送へと発展する。このことから、
同じ画像データを複数回にわたって異なる画像処理用コ
ンピュータ間で伝送する場合が生じる。すなわち、1つ
の画像データが複数回にわたって圧縮処理を受ける場合
が生じる。
【0014】周知のとおり、二値画像データや文字デー
タ,図形データなどの二値データには可逆方式による圧
縮処理が利用されており、中間調を含む階調画像データ
には一般に非可逆方式の圧縮処理が利用されている。こ
のため、圧縮された階調画像データを復元しても完全に
原画像と同じ画像にはならず、僅かながらも画品質は低
下する。上記のような現状において、度重なる圧縮処理
が施されると、階調画像データの画品質の低下も著しい
ものとなり、場合によっては使用に耐えられないくらい
に劣化することもある。
【0015】このような事態に対処にするには、適宜な
時期に階調画像データを印刷して画品質の低下を調べ、
低下が著しいようであれば、原画像データの送り元から
改めてその階調画像データを伝送してもらうしかなく、
余分な作業(画質劣化を調べるための印刷作業)を要す
るという不都合が生じる。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、圧縮処理情報の伝送を不要にして伝送
効率を向上させること、および圧縮画像の画品質の低下
を判断することができる画像伝送システムを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような構成をとる。すなわち、第1
の発明は、画像ファイルの生成やデータの処理を行う画
像処理装置と、前記画像ファイル中のデータを圧縮して
伝送する画像データ伝送装置とを有する画像伝送システ
ムにおいて、前記画像処理装置は、前記画像ファイル中
のデータの圧縮処理指示情報を入力する手段と、入力さ
れた圧縮処理指示情報を前記画像ファイルのファイルヘ
ッダに記録する手段とを備え、前記画像データ伝送装置
は、前記画像ファイルのファイルヘッダに記録された圧
縮処理指示情報を読み取る手段と、読み取った圧縮処理
指示情報に応じて前記画像ファイル中のデータの圧縮処
理を実行する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第2の発明は、上記第1の発明にお
いて、前記画像ファイルのファイルヘッダにデータの圧
縮回数情報を記録する手段と、記録された圧縮回数情報
を読み取る手段と、読み取った圧縮回数と予め設定され
た規定回数との比較を行う手段と、前記比較の結果、圧
縮回数が規定回数を超えていた場合にエラー信号を外部
に出力する手段と、を前記画像データ伝送装置に備えた
ものである。
【0019】
【作用】第1の発明の作用は次のとおりである。すなわ
ち、画像データ伝送装置は、画像ファイルのファイルヘ
ッダに記録された圧縮処理指示情報を読み取って、その
指示に応じた圧縮処理を前記画像ファイル中のデータに
施すので、画像ファイルの伝送に際して、特別の手段を
使用して画像データ伝送装置に圧縮処理を指示する必要
がない。このことは、従来技術における圧縮処理を指示
するためのコマンドの伝送を不要にする(伝送回数を減
らす)とともに、画像データ伝送装置の圧縮機能を外部
から直接に制御することを不要にする。言い換えると、
画像データ伝送装置を独立して構成することを可能にす
る。画像データ伝送装置を独立させることで、画像処理
装置と画像データ伝送装置とをオフライン化することも
でき、画像伝送システムの実施形態が多様化する。
【0020】第2の発明の作用は次のとおりである。す
なわち、画像データ伝送装置は、画像ファイルのファイ
ルヘッダに記録された圧縮回数情報を読み取って、その
圧縮回数と規定回数とを比較し、圧縮回数が規定回数を
超えていればエラー信号を外部に出力するので、度重な
る圧縮処理による画像データの画質劣化を特に調べる必
要がない。したがって、画質劣化を調べるための画像印
刷を不要にし、印刷時の手間や費用を省くことができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの実施例に係る画像伝送システムの概
略構成を示したブロック図である。この画像伝送システ
ムは、ISDN30(デジタル回線30) と、デジタル画像
信号をデジタル回線30に適したデジタル信号に変換する
DSU29(デジタルサービスユニット)とを介して画像
データ伝送装置17a と17b とを接続し、画像データ伝送
装置17a(17b)と画像処理装置10a(10b)とを光磁気ディス
ク16を媒体にして結ぶオフラインシステムとなってい
る。
【0022】画像処理装置10a(10b)は、カラースキャナ
等の画像入力装置11, モニタディスプレイ12, キーボー
ド13, 光磁気ディスクドライブユニット14, 画像処理用
コンピュータ15などから構成されている。
【0023】画像処理用コンピュータ15は、画像入力装
置11によって入力された原画像データをファイル化する
とともに、ユーザーのキーボード13の操作によって入力
された原画像データの圧縮処理指示情報と画像ファイル
の識別情報とをファイルヘッダ化して、図2に示すよう
なデータファイルFを作成する。
【0024】データファイルFのファイルヘッダFHを
より詳しく説明すると、(1) カラー静止画像の符号化方
式として標準化が進められているJPEG(Joint Phot
ographic Expert Group)アルゴリズムをプログラムした
階調画像用圧縮/復元プログラムや、カラー動画像の符
号化方式として標準化が進められているMPEG(Movi
ngPictures Experts Group)アルゴリズムをプログラム
した動画像用圧縮/復元プログラムや、二値画像データ
(文字データ,図形データ含む)の符号化方式として適
しているランレングス法をプログラムした二値画像用圧
縮/復元プログラムなどが格納されているファイル名を
記録する圧縮方式と、(2) 前記各圧縮/復元プログラム
に与えるパラメータとしての圧縮率のレベルが記録され
る復元画像品質のレベルと、で構成される圧縮処理指示
情報と、(3) データファイルFのファイル名,ファイル
番号,画像サイズ,ファイルの作成日時などが記録され
る画像のファイルの識別情報とからなっている。
【0025】作成されたデータファイルFは、光磁気デ
ィスクドライブユニット14に挿入された光磁気ディスク
16に書き込まれる。この光磁気ディスク16に書き込まれ
ているデータファイルFを読み取って、データを圧縮伝
送する画像データ伝送装置17a(17b)の構成を図3のブロ
ック図に示す。
【0026】画像データ伝送装置17a(17b)は、光磁気デ
ィスク16への読み書きを行う光磁気ディスクドライブユ
ニット18, モニタディスプレイ19, キーボード20, CP
U21, バッファメモリ22, 第1のRAM23, ROM24,
階調画像用圧縮/復元プログラム25や動画像用圧縮/復
元プログラム26、二値画像用圧縮/復元プログラム27を
格納する第2のRAM28, レジスタ31などで構成されて
いる。
【0027】画像データ伝送装置17a(17b)は、画像処理
装置10a(10b)とデータ線等で直接に接続されていないた
め、データの伝送先をユーザー自身が指定するためのモ
ニタディスプレイ19, キーボード20を備えた通信端末器
として構成されている。
【0028】次に、画像データ伝送装置17a(17b)のCP
U21の動作について図4のフローチャートを参照しなが
ら説明する。このCPU21の動作はROM24内のプログ
ラムに従うものである。なお、以下では回線接続後にお
けるデータの送信処理について説明する。まず、ステッ
プS1で、光磁気ディスクドライブユニット18に挿入さ
れた光磁気ディスク16からデータファイルFを1つ読み
込み、第1のRAM23に転送する。
【0029】ステップS2で、第1のRAM23にストア
されたデータファイルFのファイルヘッダFHを読み込
む。読み込んだファイルヘッダFHに記録されている圧
縮処理指示情報から圧縮回数を抽出する(ステップS
3)。
【0030】圧縮処理指示情報が、例えば、図2に示す
ように、 "圧縮方式" と、 "復元画像品質のレベル" と
からなっている場合は、 "復元画像品質のレベル" の設
定数をカウントし、これを圧縮回数とする。 "復元画像
品質のレベル" は原画像データに対して圧縮処理を施す
たびに(データ送信を行うたびに)キーボード20の操作
によって設定されるものであるから、設定数が圧縮処理
の回数となる。図2のように、 "復元画像品質のレベ
ル" として「3,2,1,7」というレベルが設定され
ていれば、この原画像データはすでに4回の圧縮処理を
受けていることが判明する。
【0031】また、圧縮処理指示情報として、例えば、
図5に示すように、 "圧縮回数" を直接にファイルヘッ
ダFHに記録し、このステップS3の処理で記録した "
圧縮回数" を読み出すようにしてもよい。記録方法とし
ては、ファイルヘッダFHの作成時に "圧縮回数" とし
て初期値「0」を記録しておき、このデータ送信のステ
ップS3の処理で "圧縮回数" を読み出すたびに「1」
をインクリメントして現時点での "圧縮回数" を把握
し、同時に記録していく方法がある。
【0032】圧縮回数を抽出すると、ステップS4に進
んで、レジスタ31に予め設定されている規定回数を読み
出し、圧縮回数との比較を行う。規定回数は、ユーザー
がキーボード19を操作して予め入力しておくもので、い
わゆる経験値である。
【0033】比較の結果、ステップS5の判断で圧縮回
数>規定回数となれば、ステップS14に進んでエラー信
号をモニタディスプレイ19に出力して当該データファイ
ルFの圧縮伝送を中止し、ステップS1にリターンして
次のデータファイルFの処理を行う。圧縮回数が規定回
数以下であれば、ステップS6に進む。
【0034】ステップS6で、圧縮処理指示情報の "圧
縮方式" (図2参照)として記録されている圧縮/復元
プログラムのファイル名を読み出し、そのファイルを第
2のRAM28から選出する。データファイルFの原画像
データがカラー静止画像のデータであれば、階調画像用
圧縮/復元プログラム25のファイル名が "圧縮方式" と
して記録されており、カラー動画像のデータであれば、
動画像用圧縮/復元プログラム26のファイル名が記録さ
れ、二値画像(文字,図形含む)であれば、二値画像用
圧縮/復元プログラム27のファイル名が記録されている
ので、それぞれのデータの種類に応じた圧縮/復元プロ
グラムが選出される。
【0035】ステップS7で、圧縮処理指示情報の "復
元画像品質のレベル" を読み出して前記選出した圧縮/
復元プログラムにそのレベルを設定する。ここまでの処
理が終われば、読み込んでいるファイルヘッダFHをバ
ッファメモリ22に一旦格納して送り先に伝送し(ステッ
プS8)、送り先からの応答信号を確認して(ステップ
S9)、次のステップS10に進む。
【0036】ステップS10で、データファイルFの原画
像データを読み込む。読み込んだ原画像データに対して
前記選出した圧縮/復元プログラムを実行してデータ圧
縮処理を行う(ステップS11) 。
【0037】ステップS12で、圧縮した画像データをバ
ッファメモリ22に一旦格納し、送り先に伝送する。ステ
ップS13で、応答信号の確認を行うとステップS1にリ
ターンし、光磁気ディスク16内の次のデータファイルF
に対して上記の処理を実行する。このようにして、光磁
気ディスク16内のデータファイルFが次々と伝送されて
いく。
【0038】次に、画像データ伝送装置17a(17b)による
データの受信処理について図6のフローチャートを参照
しながら説明する。上記ステップS8の処理で、ファイ
ルヘッダFHが送信されてくると、画像データ伝送装置
17a(17b)のバッファメモリ22に格納される。格納された
ファイルヘッダFHをステップT1で読み込む。
【0039】ステップT2で、ファイルヘッダFHの圧
縮処理指示情報の "圧縮方式" として記録されている圧
縮/復元プログラムのファイル名を抽出し、そのファイ
ルを第2のRAM28から選出する。このとき、選出した
圧縮/復元プログラムに対して復元処理を指定するパラ
メータが設定される。
【0040】ステップT3で、ファイルヘッダFHを第
1のRAM23に一旦格納する。そして、図4のステップ
S12の処理によって圧縮された原画像データが送信され
てくるのを待ち、送信されてバッファメモリ22に格納さ
れると、ステップT4でこれを読み込む。
【0041】ステップT5で、選出した圧縮/復元プロ
グラムを用いて、読み込んだ圧縮画像データの復元処理
を実行する。復元した画像データと、第1のRAM23に
格納しているファイルヘッダFHとを対にしたデータフ
ァイルFを作成し(ステップT6)、これを光磁気ディ
スクドライブユニット18に挿入されている光磁気ディス
ク16に書き込む(ステップT7)。
【0042】ステップT1にリターンして、次のデータ
ファイルFのファイルヘッダFHが送信されてくるのを
待ち、上記の処理を繰り返す。
【0043】このように、画像データ伝送装置17a(17b)
のデータ圧縮伝送および復元処理は、画像処理装置10a
(10b)によって制御されるのではなく、見掛け上、画像
データ伝送装置17a(17b)の独自の機能によって行われ
る。したがって、従来例のシステムに特有のものであっ
た圧縮処理情報の伝送が不要となり、図1に示したよう
なオフラインシステムとしての構成が可能になる。もち
ろん、画像処理装置10a(10b)と画像データ伝送装置17a
(17b)とをデータ線で接続してオンラインシステムとし
て構成することも可能である。ただし、この場合も画像
データ伝送装置17a(17b)のデータ圧縮伝送および復元処
理は、画像処理装置10a(10b)によって制御されることは
ない。
【0044】また、画像データを圧縮して伝送する際
に、その画像データの圧縮回数が規定回数を超えるか否
かを判断するので、画品質を著しく損なうような圧縮処
理が未然に防止される。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、画像ファイルのファイルヘッダに記録さ
れた圧縮処理指示情報に従って、画像データ伝送装置が
画像ファイル中のデータの圧縮伝送および復元処理を行
うので、従来技術における圧縮処理を指示するためのコ
マンドの伝送が不要になり、伝送回数の削減,伝送時間
の短縮化が図られ、伝送効率が向上する。
【0046】また、画像データ伝送装置の圧縮伝送およ
び復元処理は画像処理装置によって制御されるものでは
ないため、画像データ伝送装置を独立して構成すること
が可能になり、オフラインシステムとして実施すること
もできる。これにより、画像伝送システムの構築にかか
るコストを低くすることができ、また画像データ伝送装
置の設置数の増加も容易に行える。
【0047】さらに、第2の発明によれば、画像ファイ
ルのファイルヘッダに記録された圧縮回数と規定回数と
を比較し、圧縮回数が規定回数を超えていればエラー信
号を外部に出力するので、度重なる圧縮処理による画像
データの画質劣化を調べるための画像印刷を不要にし、
印刷時の手間や費用を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像伝送システムの概
略構成を示したブロック図である。
【図2】画像ファイルの構造を示した模式図である。
【図3】画像データ伝送装置の概略構成を示したブロッ
ク図である。
【図4】画像ファイルの送信処理の手順を示したフロー
チャートである。
【図5】画像ファイルのファイルヘッダのその他の構造
を示した模式図である。
【図6】画像ファイルの受信処理の手順を示したフロー
チャートである。
【図7】従来例に係る画像伝送システムの概略構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
10a(10b)・・・画像処理装置 13,20 ・・・・キーボード 15・・・・・・画像処理用コンピュータ 17a(17b)・・・画像データ伝送装置 21・・・・・・CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像ファイルの生成やデータの処理を行
    う画像処理装置と、前記画像ファイル中のデータを圧縮
    して伝送する画像データ伝送装置とを有する画像伝送シ
    ステムにおいて、 前記画像処理装置は、前記画像ファイル中のデータの圧
    縮処理指示情報を入力する手段と、 入力された圧縮処理指示情報を前記画像ファイルのファ
    イルヘッダに記録する手段とを備え、 前記画像データ伝送装置は、前記画像ファイルのファイ
    ルヘッダに記録された圧縮処理指示情報を読み取る手段
    と、 読み取った圧縮処理指示情報に応じて前記画像ファイル
    中のデータの圧縮処理を実行する手段と、 を備えたことを特徴とする画像伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像伝送システムにお
    いて、 前記画像ファイルのファイルヘッダにデータの圧縮回数
    情報を記録する手段と、 記録された圧縮回数情報を読み取る手段と、 読み取った圧縮回数と予め設定された規定回数との比較
    を行う手段と、 前記比較の結果、圧縮回数が規定回数を超えていた場合
    にエラー信号を外部に出力する手段と、 を前記画像データ伝送装置に備えた画像伝送システム。
JP34965091A 1991-12-06 1991-12-06 画像伝送システム Pending JPH05161018A (ja)

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