JPH0969907A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents
ファクシミリ装置の制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信側で得られる画像の品質を向上でき、か
つ、装置コストまたは通信コストを抑制できるファクシ
ミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 ファクシミリ装置で高頻度にやりとりさ
れる文字画像からなる原稿の画像を、受信側でOCR手
段により読み取り認識し、その結果得られた文字コード
データの記録データを形成して、記録出力するので、高
品質な画像を、あまり高解像度でない記録装置等を用い
て得ることができるので、装置コストを低減し、かつ、
高画質の受信画像を得ることができるという効果を得
る。
つ、装置コストまたは通信コストを抑制できるファクシ
ミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 ファクシミリ装置で高頻度にやりとりさ
れる文字画像からなる原稿の画像を、受信側でOCR手
段により読み取り認識し、その結果得られた文字コード
データの記録データを形成して、記録出力するので、高
品質な画像を、あまり高解像度でない記録装置等を用い
て得ることができるので、装置コストを低減し、かつ、
高画質の受信画像を得ることができるという効果を得
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動発着信機能を
備えたファクシミリ装置の制御方法に関する。
備えたファクシミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では、送信原
稿の画像をスキャナで読み取り、それによって得た画像
データ(ラスタデータ)を所定の符号化方式で符号化圧
縮し、それによって得た画情報を相手端末に送信し、画
情報を受信した側では、受信画情報を元の画像データに
復号化し、それによって得た画像データをプロッタに送
り、受信原稿として記録出力するようにしている。
稿の画像をスキャナで読み取り、それによって得た画像
データ(ラスタデータ)を所定の符号化方式で符号化圧
縮し、それによって得た画情報を相手端末に送信し、画
情報を受信した側では、受信画情報を元の画像データに
復号化し、それによって得た画像データをプロッタに送
り、受信原稿として記録出力するようにしている。
【0003】また、送信原稿の画像を読み取るスキャナ
では、読取ヘッドとしてラインイメージセンサを用い、
画像を所定の解像度(副走査方向の解像度)ライン単位
に分解するとともにラインイメージセンサの受光セル数
に応じた解像度(主走査方向の解像度)で1ライン分の
画像を多数の画素の分解し、おのおのの画素毎に画像デ
ータを形成し、ライン単位に画像データを処理してい
る。
では、読取ヘッドとしてラインイメージセンサを用い、
画像を所定の解像度(副走査方向の解像度)ライン単位
に分解するとともにラインイメージセンサの受光セル数
に応じた解像度(主走査方向の解像度)で1ライン分の
画像を多数の画素の分解し、おのおのの画素毎に画像デ
ータを形成し、ライン単位に画像データを処理してい
る。
【0004】このために、スキャナの主走査方向および
副走査方向の解像度が、あまり大きくないと、スキャナ
から出力される画像データを記録した場合に、記録画像
に画素構造が目立ち、とくに、斜め線の部分にギザギザ
があらわれるあまり画質のよくない画像が得られる。
副走査方向の解像度が、あまり大きくないと、スキャナ
から出力される画像データを記録した場合に、記録画像
に画素構造が目立ち、とくに、斜め線の部分にギザギザ
があらわれるあまり画質のよくない画像が得られる。
【0005】このような事態を解消するためには、例え
ば、スキャナおよびプロッタの主走査方向および副走査
方向の解像度を大きくするなどの方法があるが、このよ
うな方法では、スキャナおよびプロッタの装置コストが
高くなるという不都合を生じる。
ば、スキャナおよびプロッタの主走査方向および副走査
方向の解像度を大きくするなどの方法があるが、このよ
うな方法では、スキャナおよびプロッタの装置コストが
高くなるという不都合を生じる。
【0006】そこで、受信した画情報の画像データをO
CR処理し、その結果得た文字コードデータの文字原稿
画像を記録出力するようにしたOCRファクシミリ装置
が実用されている。
CR処理し、その結果得た文字コードデータの文字原稿
画像を記録出力するようにしたOCRファクシミリ装置
が実用されている。
【0007】かかるOCRファクシミリ装置では、文字
原稿については、自端末に備えている文字画像発生手段
(例えば、いわゆるフォントメモリ等)から発生させた
文字パターンデータを用いて記録出力するので、文字の
カーブの部分等にあらわれるギザギザを解消することが
でき、文字原稿画像を高画質で記録出力することができ
る。
原稿については、自端末に備えている文字画像発生手段
(例えば、いわゆるフォントメモリ等)から発生させた
文字パターンデータを用いて記録出力するので、文字の
カーブの部分等にあらわれるギザギザを解消することが
でき、文字原稿画像を高画質で記録出力することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
OCRファクシミリ装置には、次のような不都合を生じ
ていた。
OCRファクシミリ装置には、次のような不都合を生じ
ていた。
【0009】すなわち、ファクシミリ装置でやりとりす
る画情報には、元の画像の再現性を向上するために、疑
似中間調画像処理を適用したものがあり、かかる画像で
は、文字画像のエッジが保存されていないため、上述し
たOCR処理する際に適切な認識処理を行えないという
不都合を生じる。
る画情報には、元の画像の再現性を向上するために、疑
似中間調画像処理を適用したものがあり、かかる画像で
は、文字画像のエッジが保存されていないため、上述し
たOCR処理する際に適切な認識処理を行えないという
不都合を生じる。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、受信側で得られる画像の品質を向上でき、か
つ、装置コストまたは通信コストを抑制できるファクシ
ミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。
のであり、受信側で得られる画像の品質を向上でき、か
つ、装置コストまたは通信コストを抑制できるファクシ
ミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動発着信機
能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、原稿
画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原稿に
記録されている文字を認識して対応する文字コードデー
タを出力するOCR手段を備え、送信側は、ユーザから
OCR機能を用いることが指定され、かつ、相手端末が
OCR機能を備えている場合には、送信情報に対してO
CR機能を適用するように指定する一方、受信側は、送
信側からOCR機能を適用するように指定されると、受
信画情報を復号化して得た画像データについて、上記O
CR手段を適用して対応する文字コードデータを形成
し、その文字コードデータの画像を記録出力するように
したものである。
能を備えたファクシミリ装置の制御方法において、原稿
画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原稿に
記録されている文字を認識して対応する文字コードデー
タを出力するOCR手段を備え、送信側は、ユーザから
OCR機能を用いることが指定され、かつ、相手端末が
OCR機能を備えている場合には、送信情報に対してO
CR機能を適用するように指定する一方、受信側は、送
信側からOCR機能を適用するように指定されると、受
信画情報を復号化して得た画像データについて、上記O
CR手段を適用して対応する文字コードデータを形成
し、その文字コードデータの画像を記録出力するように
したものである。
【0012】また、自動発着信機能を備えたファクシミ
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段と、文字コードデータに対応した文字原稿画像および
画像データに対応した原稿画像を記録出力できる記録手
段を備え、送信側は、原稿画像を読み取って得た画像デ
ータに基づいて、その原稿が文字原稿であるか否かを判
定し、原稿が文字原稿であり、かつ、受信側が文字原稿
画像を記録出力する機能を備えている場合には、上記O
CR手段により画像データを対応する文字コードデータ
に変換し、その文字コードデータを受信側に送信する一
方、受信側は、送信側から文字コードデータの伝送が指
定されると、受信した文字コードデータを上記記録手段
に出力し、受信した文字コードデータに対応した文字原
稿画像を記録出力するようにしたものである。
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段と、文字コードデータに対応した文字原稿画像および
画像データに対応した原稿画像を記録出力できる記録手
段を備え、送信側は、原稿画像を読み取って得た画像デ
ータに基づいて、その原稿が文字原稿であるか否かを判
定し、原稿が文字原稿であり、かつ、受信側が文字原稿
画像を記録出力する機能を備えている場合には、上記O
CR手段により画像データを対応する文字コードデータ
に変換し、その文字コードデータを受信側に送信する一
方、受信側は、送信側から文字コードデータの伝送が指
定されると、受信した文字コードデータを上記記録手段
に出力し、受信した文字コードデータに対応した文字原
稿画像を記録出力するようにしたものである。
【0013】また、自動発着信機能を備えたファクシミ
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段と、文字コードデータに対応した文字原稿画像および
画像データに対応した原稿画像を記録出力できる記録手
段を備え、画情報受信時、受信した画情報を復号化して
得た受信画像データが文字原稿であるか否かを判定し、
原稿が文字原稿であった場合には、上記OCR手段に上
記受信画像データを適用して対応する文字コードデータ
を形成し、その文字コードデータを上記記録手段に出力
し、その文字コードデータに対応した文字原稿画像を記
録出力するようにしたものである。
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段と、文字コードデータに対応した文字原稿画像および
画像データに対応した原稿画像を記録出力できる記録手
段を備え、画情報受信時、受信した画情報を復号化して
得た受信画像データが文字原稿であるか否かを判定し、
原稿が文字原稿であった場合には、上記OCR手段に上
記受信画像データを適用して対応する文字コードデータ
を形成し、その文字コードデータを上記記録手段に出力
し、その文字コードデータに対応した文字原稿画像を記
録出力するようにしたものである。
【0014】また、自動発着信機能を備えたファクシミ
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段を備え、送信側は、送信画情報の画質に関する情報を
相手端末に通知する一方、受信側は、送信側から通知さ
れた画質に関する情報が、文字原稿に対応した内容であ
る場合には、受信画情報を復号化して得た画像データに
ついて、上記OCR手段を適用して対応する文字コード
データを形成し、その文字コードデータに対応した文字
原稿画像を記録出力するようにしたものである。
リ装置の制御方法において、原稿画像を読み取って得た
画像データに基づき、上記原稿に記録されている文字を
認識して対応する文字コードデータを出力するOCR手
段を備え、送信側は、送信画情報の画質に関する情報を
相手端末に通知する一方、受信側は、送信側から通知さ
れた画質に関する情報が、文字原稿に対応した内容であ
る場合には、受信画情報を復号化して得た画像データに
ついて、上記OCR手段を適用して対応する文字コード
データを形成し、その文字コードデータに対応した文字
原稿画像を記録出力するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の実施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0017】同図において、システム制御部1は、この
グループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、ファクシミリ伝送制御手順(ITU−T勧告T.3
0のECM(誤り訂正モード)伝送手順、およびBFT
(バイナリファイル転送)伝送手順等を含む)処理を行
うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1
が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラ
ムを実行するときに必要な各種データなどを記憶すると
ともに、システム制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報等を記憶するためのも
のである。
グループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、ファクシミリ伝送制御手順(ITU−T勧告T.3
0のECM(誤り訂正モード)伝送手順、およびBFT
(バイナリファイル転送)伝送手順等を含む)処理を行
うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1
が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラ
ムを実行するときに必要な各種データなどを記憶すると
ともに、システム制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報等を記憶するためのも
のである。
【0018】ここで、ECM伝送手順では、送信側は、
送信画情報を所定サイズ(例えば、256B)のフレー
ムに分割し、おのおののフレームは、誤り検出可能な所
定のデータフレーム形式に変換し、そのデータフレーム
を相手端末に送信し、受信側は、おのおののフレーム毎
に誤り検出し、1つ以上のフレームで誤りが検出されて
いる場合には、その誤り検出したフレーム番号を送信側
に通知し、送信側は、準側より通知されたエラーフレー
ムを再送し、これを順次繰り返すことで、受信側で誤り
のない画情報を得ることができるようにしたものであ
る。
送信画情報を所定サイズ(例えば、256B)のフレー
ムに分割し、おのおののフレームは、誤り検出可能な所
定のデータフレーム形式に変換し、そのデータフレーム
を相手端末に送信し、受信側は、おのおののフレーム毎
に誤り検出し、1つ以上のフレームで誤りが検出されて
いる場合には、その誤り検出したフレーム番号を送信側
に通知し、送信側は、準側より通知されたエラーフレー
ムを再送し、これを順次繰り返すことで、受信側で誤り
のない画情報を得ることができるようにしたものであ
る。
【0019】また、BFT伝送手順は、基本的には、上
述したECM伝送手順を適用するとともに、その送信デ
ータとして、画情報以外の任意のバイナリデータ(例え
ば、キャラクタコードデータ等)が用いられるものであ
る。
述したECM伝送手順を適用するとともに、その送信デ
ータとして、画情報以外の任意のバイナリデータ(例え
ば、キャラクタコードデータ等)が用いられるものであ
る。
【0020】これらのECM伝送手順およびBFT伝送
手順は、それぞれITU−T勧告T.30のAppen
dexとして定義されている伝送手順であり、周知の伝
送手順であるので、上述した伝送データ形式および詳細
な伝送手順の説明は、省略する。
手順は、それぞれITU−T勧告T.30のAppen
dexとして定義されている伝送手順であり、周知の伝
送手順であるので、上述した伝送データ形式および詳細
な伝送手順の説明は、省略する。
【0021】キャラクタジェネレータ4は、所定の文字
コード体系に従った文字コードの図形文字を記録出力す
るためのフォントデータを発生するためのものであり、
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、プリンタ6は、所定の解像度でラスター
イメージデータ(画像データ)を記録出力する画像記録
モードと、同じ解像度で文字コードデータに対応した文
字画像を記録出力する文字コード記録モードを備えたも
のであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操
作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の
表示器からなる。
コード体系に従った文字コードの図形文字を記録出力す
るためのフォントデータを発生するためのものであり、
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、プリンタ6は、所定の解像度でラスター
イメージデータ(画像データ)を記録出力する画像記録
モードと、同じ解像度で文字コードデータに対応した文
字画像を記録出力する文字コード記録モードを備えたも
のであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操
作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の
表示器からなる。
【0022】画像処理部8は、画像の解像度変換処理、
画像データが文字画像であるか否かを判定する画像判定
処理、文字コードデータに基づき、図形文字を記録出力
するための画像データを変換出力する画像データ生成処
理機能などの種々の画像処理機能を備えたものである。
画像データが文字画像であるか否かを判定する画像判定
処理、文字コードデータに基づき、図形文字を記録出力
するための画像データを変換出力する画像データ生成処
理機能などの種々の画像処理機能を備えたものである。
【0023】OCR処理部9は、画像データに対し、周
知な所定のOCR(光学的文字読取)処理を適用し、所
定の文字コード体系の文字コードを出力するものであ
る。
知な所定のOCR(光学的文字読取)処理を適用し、所
定の文字コード体系の文字コードを出力するものであ
る。
【0024】符号化復号化部10は、画信号を符号化圧
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置11
は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するため
のものである。
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置11
は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するため
のものである。
【0025】グループ3ファクシミリモデム12は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.33モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0026】網制御装置13は、このグループ3ファク
シミリ装置を公衆電話回線網に接続するためのものであ
り、自動発着信機能を備えている。
シミリ装置を公衆電話回線網に接続するためのものであ
り、自動発着信機能を備えている。
【0027】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、キャラクタジェネレータ
4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、画像処理
部8、OCR処理部9、符号化復号化部107、画像蓄
積装置11、グループ3ファクシミリモデム12、およ
び、網制御装置13は、内部バス14に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス14を介して行われている。
モリ2、パラメータメモリ3、キャラクタジェネレータ
4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、画像処理
部8、OCR処理部9、符号化復号化部107、画像蓄
積装置11、グループ3ファクシミリモデム12、およ
び、網制御装置13は、内部バス14に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス14を介して行われている。
【0028】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0029】図2は、図1に示したグループ3ファクシ
ミリ装置の送信時の処理の一例を示している。
ミリ装置の送信時の処理の一例を示している。
【0030】同図において、まず、スキャナ5に送信原
稿がセットされることを監視している(判断101)。
スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断101の結
果がYESになるときには、システム制御部1は、ユー
ザに対し、OCR機能を使うか否かを問い合わせるガイ
ダンスメッセージを表示し(処理102)、そのときの
ユーザの回答結果を保存する(処理103)。すなわ
ち、ユーザがOCR機能を使用することを希望して、そ
の意志に対応した操作を行った場合には、OCR機能を
使用する旨を記憶し、OCR機能を使用しないことを希
望して、その意志に対応した操作を行った場合には、O
CR機能を使用しない旨を記憶する。
稿がセットされることを監視している(判断101)。
スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断101の結
果がYESになるときには、システム制御部1は、ユー
ザに対し、OCR機能を使うか否かを問い合わせるガイ
ダンスメッセージを表示し(処理102)、そのときの
ユーザの回答結果を保存する(処理103)。すなわ
ち、ユーザがOCR機能を使用することを希望して、そ
の意志に対応した操作を行った場合には、OCR機能を
使用する旨を記憶し、OCR機能を使用しないことを希
望して、その意志に対応した操作を行った場合には、O
CR機能を使用しない旨を記憶する。
【0031】次いで、ユーザにより送信開始が指示され
るまで、ユーザによる宛先入力を行わせ(処理104、
判断105のNOループ)、ユーザが宛先入力を終了し
てスタートキー(図示略)を操作し、判断105の結果
がYESになると、そのときに入力された宛先へ発呼す
る(処理106)。
るまで、ユーザによる宛先入力を行わせ(処理104、
判断105のNOループ)、ユーザが宛先入力を終了し
てスタートキー(図示略)を操作し、判断105の結果
がYESになると、そのときに入力された宛先へ発呼す
る(処理106)。
【0032】そして、着信応答した相手端末から送出さ
れる所定の被呼局識別信号CED(トーン信号)、非標
準機能識別信号NSF(バイナリ信号)およびデジタル
識別信号DIS(バイナリ信号)を受信する(処理10
7)。ここで、被呼局識別信号CEDは、自端末が非音
声端末であることを表示するための信号であり、非標準
機能識別信号NSFは、自端末に備えられている非標準
機能を通知するための信号であり、デジタル識別信号D
ISは、自端末に備えられている標準機能を通知するた
めの信号である。
れる所定の被呼局識別信号CED(トーン信号)、非標
準機能識別信号NSF(バイナリ信号)およびデジタル
識別信号DIS(バイナリ信号)を受信する(処理10
7)。ここで、被呼局識別信号CEDは、自端末が非音
声端末であることを表示するための信号であり、非標準
機能識別信号NSFは、自端末に備えられている非標準
機能を通知するための信号であり、デジタル識別信号D
ISは、自端末に備えられている標準機能を通知するた
めの信号である。
【0033】システム制御部1は、受信した非標準機能
識別信号NSFおよびデジタル識別信号DISに基づい
て、そのときに使用する伝送機能および装置機能を設定
する(処理108)。例えば、非標準機能識別信号NS
FにOCR機能を備えていることをあらわす旨の情報が
含まれている場合で、かつ、ユーザからOCR機能を使
用することが指定された場合には、OCR機能を使用す
る旨を装置機能として設定する。また、モデム速度、画
像解像度、符号化モード、転送モード(ECM、BF
T、非ECM)、画像サイズ等、画情報伝送に必要な種
々の伝送機能を設定する。
識別信号NSFおよびデジタル識別信号DISに基づい
て、そのときに使用する伝送機能および装置機能を設定
する(処理108)。例えば、非標準機能識別信号NS
FにOCR機能を備えていることをあらわす旨の情報が
含まれている場合で、かつ、ユーザからOCR機能を使
用することが指定された場合には、OCR機能を使用す
る旨を装置機能として設定する。また、モデム速度、画
像解像度、符号化モード、転送モード(ECM、BF
T、非ECM)、画像サイズ等、画情報伝送に必要な種
々の伝送機能を設定する。
【0034】そして、これらの設定した伝送機能および
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理109)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理110)。
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理109)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理110)。
【0035】このようにして、画情報伝送のための準備
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理111)、それによって得た画像デ
ータを、符号化復号化部10によりそのときに指定した
符号化モードで符号化圧縮し、それによって得た画情報
を相手端末に送出し(処理112)、所定のメッセージ
後信号を送出し(処理113)、相手端末から所定の応
答信号を受信する(処理114)。
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理111)、それによって得た画像デ
ータを、符号化復号化部10によりそのときに指定した
符号化モードで符号化圧縮し、それによって得た画情報
を相手端末に送出し(処理112)、所定のメッセージ
後信号を送出し(処理113)、相手端末から所定の応
答信号を受信する(処理114)。
【0036】ここで、送信原稿の次のページがあるかど
うかを調べ(判断114)、判断114の結果がYES
になるときには、処理111に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。
うかを調べ(判断114)、判断114の結果がYES
になるときには、処理111に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。
【0037】また、判断114の結果がNOになるとき
には、切断命令信号DCNを相手端末に送出し(処理1
16)、回線を復旧して(処理117)、一連の送信動
作を終了する。
には、切断命令信号DCNを相手端末に送出し(処理1
16)、回線を復旧して(処理117)、一連の送信動
作を終了する。
【0038】図3は、図1のグループ3ファクシミリ装
置が、図2の送信側の処理に対応して実行する受信時の
処理例を示している。
置が、図2の送信側の処理に対応して実行する受信時の
処理例を示している。
【0039】まず、着信検出することを監視しており
(判断201のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断201の結果がYESになると、着信
応答し(処理202)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理203)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨の表示は、非標準機能識
別信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
(判断201のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断201の結果がYESになると、着信
応答し(処理202)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理203)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨の表示は、非標準機能識
別信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
【0040】次いで、相手端末から送出される命令信号
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理204)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理205)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
206)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理204)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理205)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
206)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0041】次に、1ページ分の画情報を受信するとと
もに、その受信した画情報を保存し(処理207,20
8)、メッセージ後信号を受信すると(処理209)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理210)。
もに、その受信した画情報を保存し(処理207,20
8)、メッセージ後信号を受信すると(処理209)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理210)。
【0042】そして、そのときに後続ページが送信され
るかどうかを判断し(判断211)、判断211の結果
がYESになるときには、処理207に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断211の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理2
12)、回線を復旧する(処理213)。
るかどうかを判断し(判断211)、判断211の結果
がYESになるときには、処理207に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断211の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理2
12)、回線を復旧する(処理213)。
【0043】次いで、そのときに、OCR機能を使用す
ることが指定されているかどうかを調べる(判断21
4)。判断214の結果がYESになるときには、1ペ
ージ分の受信画情報を符号化復号化部10で復号化し
(処理215)、それによって得た画像データを、OC
R処理部9でOCR処理して、対応する文字コードデー
タを形成し(処理216)、プリンタ6を文字コード記
録モードに設定した状態で、処理216で得られた文字
コードデータをプリンタ6に転送し、その1ページ分の
原稿を記録出力させる(処理217)。
ることが指定されているかどうかを調べる(判断21
4)。判断214の結果がYESになるときには、1ペ
ージ分の受信画情報を符号化復号化部10で復号化し
(処理215)、それによって得た画像データを、OC
R処理部9でOCR処理して、対応する文字コードデー
タを形成し(処理216)、プリンタ6を文字コード記
録モードに設定した状態で、処理216で得られた文字
コードデータをプリンタ6に転送し、その1ページ分の
原稿を記録出力させる(処理217)。
【0044】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断218)、判断21
8の結果がNOになるときには、処理215に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断21
8の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断218)、判断21
8の結果がNOになるときには、処理215に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断21
8の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0045】また、判断214の結果がNOになるとき
には、1ページ分の受信画情報を符号化復号化部10で
復号化し(処理219)、プリンタ6を画像記録モード
に設定した状態で、処理219で得た画像データをプリ
ンタ6に転送し、その1ページ分の原稿画像を記録出力
させる(処理220)。
には、1ページ分の受信画情報を符号化復号化部10で
復号化し(処理219)、プリンタ6を画像記録モード
に設定した状態で、処理219で得た画像データをプリ
ンタ6に転送し、その1ページ分の原稿画像を記録出力
させる(処理220)。
【0046】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断221)、判断22
1の結果がNOになるときには、処理219に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断22
1の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断221)、判断22
1の結果がNOになるときには、処理219に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断22
1の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0047】このようにして、本実施例では、送信側の
ユーザがOCR機能を使用することを指定し、かつ、受
信側の装置にOCR機能が備えられている場合には、受
信側に対して、OCR機能を使用するようにしているの
で、受信側では、画像データをOCR機能により変換し
た文字コードデータを用いて、プリンタにより図形文字
として記録出力させているので、受信側では、画質の良
好な文字原稿を得ることができる。
ユーザがOCR機能を使用することを指定し、かつ、受
信側の装置にOCR機能が備えられている場合には、受
信側に対して、OCR機能を使用するようにしているの
で、受信側では、画像データをOCR機能により変換し
た文字コードデータを用いて、プリンタにより図形文字
として記録出力させているので、受信側では、画質の良
好な文字原稿を得ることができる。
【0048】また、この場合でも、送信側のユーザの意
志に従って、OCR機能を使用しないように送信動作を
設定することができるので、ユーザの意志に沿わないよ
うな画情報伝送動作が行われず、ユーザの意志が反映し
た適切な画情報伝送動作が行われる。
志に従って、OCR機能を使用しないように送信動作を
設定することができるので、ユーザの意志に沿わないよ
うな画情報伝送動作が行われず、ユーザの意志が反映し
た適切な画情報伝送動作が行われる。
【0049】ところで、上述した実施例では、受信側で
OCR処理部9によるOCR処理を適用して文字コード
データに変換したが、送信側でこの処理を実行すること
もできる。その場合、伝送されるデータが文字コードデ
ータであり、情報量が格段に小さくなるので、通信コス
トが大幅に向上する。
OCR処理部9によるOCR処理を適用して文字コード
データに変換したが、送信側でこの処理を実行すること
もできる。その場合、伝送されるデータが文字コードデ
ータであり、情報量が格段に小さくなるので、通信コス
トが大幅に向上する。
【0050】この場合の送信側の処理の一例を図5
(a),(b)および図6に示す。
(a),(b)および図6に示す。
【0051】まず、システム制御部1は、スキャナ5に
送信原稿がセットされることを監視している(判断30
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断30
1の結果がYESになるときには、システム制御部1
は、ユーザに対し、OCR機能を使うか否かを問い合わ
せるガイダンスメッセージを表示し(処理302)、そ
のときのユーザの回答結果を保存する(処理303)。
すなわち、ユーザがOCR機能を使用することを希望し
て、その意志に対応した操作を行った場合には、OCR
機能を使用する旨を記憶し、OCR機能を使用しないこ
とを希望して、その意志に対応した操作を行った場合に
は、OCR機能を使用しない旨を記憶する。
送信原稿がセットされることを監視している(判断30
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断30
1の結果がYESになるときには、システム制御部1
は、ユーザに対し、OCR機能を使うか否かを問い合わ
せるガイダンスメッセージを表示し(処理302)、そ
のときのユーザの回答結果を保存する(処理303)。
すなわち、ユーザがOCR機能を使用することを希望し
て、その意志に対応した操作を行った場合には、OCR
機能を使用する旨を記憶し、OCR機能を使用しないこ
とを希望して、その意志に対応した操作を行った場合に
は、OCR機能を使用しない旨を記憶する。
【0052】次いで、ユーザにより送信開始が指示され
るまで、ユーザによる宛先入力を行わせ(処理304、
判断305のNOループ)、ユーザが宛先入力を終了し
てスタートキー(図示略)を操作し、判断305の結果
がYESになると、そのときに入力された宛先へ発呼す
る(処理306)。
るまで、ユーザによる宛先入力を行わせ(処理304、
判断305のNOループ)、ユーザが宛先入力を終了し
てスタートキー(図示略)を操作し、判断305の結果
がYESになると、そのときに入力された宛先へ発呼す
る(処理306)。
【0053】そして、着信応答した相手端末から送出さ
れる所定の被呼局識別信号CED(トーン信号)、非標
準機能識別信号NSF(バイナリ信号)およびデジタル
識別信号DIS(バイナリ信号)を受信する(処理30
7)。
れる所定の被呼局識別信号CED(トーン信号)、非標
準機能識別信号NSF(バイナリ信号)およびデジタル
識別信号DIS(バイナリ信号)を受信する(処理30
7)。
【0054】システム制御部1は、受信した非標準機能
識別信号NSFに、文字コードデータの記録出力機能が
含まれているかどうかを調べ(判断308)、判断30
8の結果がYESになるときには、ユーザによりOCR
機能を使用することが設定されているかどうかを調べる
(判断309)。
識別信号NSFに、文字コードデータの記録出力機能が
含まれているかどうかを調べ(判断308)、判断30
8の結果がYESになるときには、ユーザによりOCR
機能を使用することが設定されているかどうかを調べる
(判断309)。
【0055】判断309の結果がYESになるときに
は、そのときに使用する伝送機能および装置機能を設定
する(処理310)。この場合、装置機能としては、文
字コードデータ記録の指定を設定し、伝送機能として
は、モデム速度、画像解像度、符号化モード、転送モー
ド(この場合はBFT)、画像サイズ等、画情報伝送に
必要な種々の伝送機能を設定する。
は、そのときに使用する伝送機能および装置機能を設定
する(処理310)。この場合、装置機能としては、文
字コードデータ記録の指定を設定し、伝送機能として
は、モデム速度、画像解像度、符号化モード、転送モー
ド(この場合はBFT)、画像サイズ等、画情報伝送に
必要な種々の伝送機能を設定する。
【0056】そして、これらの設定した伝送機能および
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理311)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理312)。
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理311)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理312)。
【0057】このようにして、画情報伝送のための準備
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理313)、それによって得た画像デ
ータを、OCR処理部9により対応する文字コード列デ
ータに変換し(処理314)、それによって得た文字コ
ード列データを、所定のBFT伝送モードで相手端末に
送信し(処理315)、所定のメッセージ後信号を送出
し(処理316)、相手端末から所定の応答信号を受信
する(処理317)。
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理313)、それによって得た画像デ
ータを、OCR処理部9により対応する文字コード列デ
ータに変換し(処理314)、それによって得た文字コ
ード列データを、所定のBFT伝送モードで相手端末に
送信し(処理315)、所定のメッセージ後信号を送出
し(処理316)、相手端末から所定の応答信号を受信
する(処理317)。
【0058】ここで、送信原稿の次のページがあるかど
うかを調べ(判断318)、判断318の結果がYES
になるときには、処理313に戻り、次のページの送信
原稿の文字コードデータ列の送信動作を行う。
うかを調べ(判断318)、判断318の結果がYES
になるときには、処理313に戻り、次のページの送信
原稿の文字コードデータ列の送信動作を行う。
【0059】また、判断318の結果がNOになるとき
には、切断命令信号DCNを相手端末に送出し(処理3
19)、回線を復旧して(処理320)、一連の送信動
作を終了する。
には、切断命令信号DCNを相手端末に送出し(処理3
19)、回線を復旧して(処理320)、一連の送信動
作を終了する。
【0060】また、判断308の結果がNOになると
き、あるいは、判断309の結果がNOになるときに
は、受信した非標準機能識別信号NSFおよびデジタル
識別信号DISに基づいて、そのときに使用する伝送機
能および装置機能を設定する(処理321)。
き、あるいは、判断309の結果がNOになるときに
は、受信した非標準機能識別信号NSFおよびデジタル
識別信号DISに基づいて、そのときに使用する伝送機
能および装置機能を設定する(処理321)。
【0061】そして、これらの設定した伝送機能および
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理322)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理323)。
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理322)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理323)。
【0062】このようにして、画情報伝送のための準備
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理324)、それによって得た画像デ
ータを、符号化復号化部10によりそのときに指定した
符号化モードで符号化圧縮し、それによって得た画情報
を相手端末に送出し(処理325)、所定のメッセージ
後信号を送出し(処理326)、相手端末から所定の応
答信号を受信する(処理327)。
が整うと、スキャナ5により1ページ分の送信原稿の画
像を読み取り(処理324)、それによって得た画像デ
ータを、符号化復号化部10によりそのときに指定した
符号化モードで符号化圧縮し、それによって得た画情報
を相手端末に送出し(処理325)、所定のメッセージ
後信号を送出し(処理326)、相手端末から所定の応
答信号を受信する(処理327)。
【0063】ここで、送信原稿の次のページがあるかど
うかを調べ(判断328)、判断328の結果がYES
になるときには、処理324に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。
うかを調べ(判断328)、判断328の結果がYES
になるときには、処理324に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。
【0064】また、判断328の結果がNOになるとき
には、処理319に進み、切断命令信号DCNを送出し
て、回線を復旧し、一連の送信動作を終了する。
には、処理319に進み、切断命令信号DCNを送出し
て、回線を復旧し、一連の送信動作を終了する。
【0065】図7(a),(b)および図8は、受信時
の処理の他の例を示している。
の処理の他の例を示している。
【0066】まず、着信検出することを監視しており
(判断401のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断401の結果がYESになると、着信
応答し(処理402)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理403)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨の表示は、非標準機能識
別信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
(判断401のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断401の結果がYESになると、着信
応答し(処理402)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理403)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨の表示は、非標準機能識
別信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
【0067】次いで、相手端末から送出される命令信号
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理404)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理405)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
406)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理404)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理405)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
406)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0068】ここで、相手端末から文字コードデータの
記録モードが指定されたかどうかを調べ(判断40
7)、判断407の結果がYESになるときには、所定
のBFTモードの伝送モードで、1ページ分の文字コー
ド列データを受信するとともに、その受信した文字コー
ド列データを保存し(処理408,409)、メッセー
ジ後信号を受信すると(処理410)、そのときの受信
結果をあらわす応答信号を相手端末に送出する(処理4
11)。
記録モードが指定されたかどうかを調べ(判断40
7)、判断407の結果がYESになるときには、所定
のBFTモードの伝送モードで、1ページ分の文字コー
ド列データを受信するとともに、その受信した文字コー
ド列データを保存し(処理408,409)、メッセー
ジ後信号を受信すると(処理410)、そのときの受信
結果をあらわす応答信号を相手端末に送出する(処理4
11)。
【0069】そして、そのときに後続ページが送信され
るかどうかを判断し(判断412)、判断412の結果
がYESになるときには、処理408に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断412の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理4
13)、回線を復旧する(処理414)。
るかどうかを判断し(判断412)、判断412の結果
がYESになるときには、処理408に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断412の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理4
13)、回線を復旧する(処理414)。
【0070】このようにして、文字コード列データから
なる複数ページの受信データの受信を終了すると、プリ
ンタ6を文字コード記録モードに設定した状態で、1ペ
ージ分の文字コード列データをプリンタ6に転送して、
その1ページ分の原稿を記録出力させる(処理41
5)。
なる複数ページの受信データの受信を終了すると、プリ
ンタ6を文字コード記録モードに設定した状態で、1ペ
ージ分の文字コード列データをプリンタ6に転送して、
その1ページ分の原稿を記録出力させる(処理41
5)。
【0071】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断416)、判断41
6の結果がNOになるときには、処理415に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断41
6の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断416)、判断41
6の結果がNOになるときには、処理415に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断41
6の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0072】また、判断407の結果がNOになるとき
には、1ページ分の画情報を受信し(処理419)、そ
の受信した画情報を符号化復号化部10で元の画像デー
タに復号化して、その画像データをプリンタ6に転送
し、画像データに対応した受信原稿を記録出力し(処理
419)、メッセージ後信号を受信すると(処理42
0)、そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端
末に送出する(処理421)。
には、1ページ分の画情報を受信し(処理419)、そ
の受信した画情報を符号化復号化部10で元の画像デー
タに復号化して、その画像データをプリンタ6に転送
し、画像データに対応した受信原稿を記録出力し(処理
419)、メッセージ後信号を受信すると(処理42
0)、そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端
末に送出する(処理421)。
【0073】そして、そのときに後続ページが送信され
るかどうかを判断し(判断422)、判断422の結果
がYESになるときには、処理418に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断422の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理4
23)、回線を復旧して(処理424)、一連の画情報
受信動作を終了する。
るかどうかを判断し(判断422)、判断422の結果
がYESになるときには、処理418に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断422の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理4
23)、回線を復旧して(処理424)、一連の画情報
受信動作を終了する。
【0074】このようにして、本実施例では、送信側の
ユーザがOCR機能を使用することを指定し、かつ、受
信側の装置に文字コードデータの記録機能が備えられて
いる場合には、読み取って得た画像にOCR処理して文
字コード列データを形成し、BFT伝送モードでこの文
字コード列データを送信するので、送信情報のデータ量
を格段に削減でき、通信コストを大幅に低減することが
できる。また、受信側では、受信原稿をプリンタにより
図形文字として記録出力させているので、画質の良好な
文字原稿を得ることができる。
ユーザがOCR機能を使用することを指定し、かつ、受
信側の装置に文字コードデータの記録機能が備えられて
いる場合には、読み取って得た画像にOCR処理して文
字コード列データを形成し、BFT伝送モードでこの文
字コード列データを送信するので、送信情報のデータ量
を格段に削減でき、通信コストを大幅に低減することが
できる。また、受信側では、受信原稿をプリンタにより
図形文字として記録出力させているので、画質の良好な
文字原稿を得ることができる。
【0075】また、この場合でも、送信側のユーザの意
志に従って、OCR機能を使用しないように送信動作を
設定することができるので、ユーザの意志に沿わないよ
うな画情報伝送動作が行われず、ユーザの意志が反映し
た適切な画情報伝送動作が行われる。
志に従って、OCR機能を使用しないように送信動作を
設定することができるので、ユーザの意志に沿わないよ
うな画情報伝送動作が行われず、ユーザの意志が反映し
た適切な画情報伝送動作が行われる。
【0076】ところで、上述した実施例では、ユーザが
OCR機能を使用するか否かの指定をするようにしてい
るが、かかる指定を、読み取った画像の内容に基づいて
判断することもでき、その場合の送信時の処理例を図9
および図10に示す。
OCR機能を使用するか否かの指定をするようにしてい
るが、かかる指定を、読み取った画像の内容に基づいて
判断することもでき、その場合の送信時の処理例を図9
および図10に示す。
【0077】まず、システム制御部1は、スキャナ5に
送信原稿がセットされることを監視している(判断50
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断50
1の結果がYESになるときには、システム制御部1
は、ユーザにより送信開始が指示されるまで、ユーザに
よる宛先入力を行わせ(処理502、判断503のNO
ループ)、ユーザが宛先入力を終了してスタートキー
(図示略)を操作し、判断503の結果がYESになる
と、スキャナ5により送信原稿の画像読取を行い(処理
504)、その読み取った全てのページの画像データを
保存する(処理505)。そして、その保存した全ての
ページの画像データについて、画像処理部8の画像判定
処理を適用し(処理506)、読み取った原稿画像が文
字原稿であるか否かを判定する(判断507)。
送信原稿がセットされることを監視している(判断50
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断50
1の結果がYESになるときには、システム制御部1
は、ユーザにより送信開始が指示されるまで、ユーザに
よる宛先入力を行わせ(処理502、判断503のNO
ループ)、ユーザが宛先入力を終了してスタートキー
(図示略)を操作し、判断503の結果がYESになる
と、スキャナ5により送信原稿の画像読取を行い(処理
504)、その読み取った全てのページの画像データを
保存する(処理505)。そして、その保存した全ての
ページの画像データについて、画像処理部8の画像判定
処理を適用し(処理506)、読み取った原稿画像が文
字原稿であるか否かを判定する(判断507)。
【0078】判断507の結果がYESになるときに
は、保存している全てのページの画像データについて、
OCR処理部9の処理を適用し、全てのページについて
の文字コード列データを形成して保存する(処理50
8,509、判断510のNOループ)。
は、保存している全てのページの画像データについて、
OCR処理部9の処理を適用し、全てのページについて
の文字コード列データを形成して保存する(処理50
8,509、判断510のNOループ)。
【0079】次いで、そのときに入力された宛先へ発呼
し(処理511)、着信応答した相手端末から送出され
る所定の被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号N
SF(バイナリ信号)およびデジタル識別信号DISを
受信する(処理512)。
し(処理511)、着信応答した相手端末から送出され
る所定の被呼局識別信号CED、非標準機能識別信号N
SF(バイナリ信号)およびデジタル識別信号DISを
受信する(処理512)。
【0080】システム制御部1は、受信した非標準機能
識別信号NSFに、文字コードデータの記録出力機能が
含まれているかどうかを調べ(判断513)、判断51
3の結果がYESになるときには、そのときに使用する
伝送機能および装置機能を設定する(処理514)。こ
の場合、装置機能としては、文字コードデータ記録の指
定を設定し、伝送機能としては、モデム速度、画像解像
度、符号化モード、転送モード(この場合はBFT)、
画像サイズ等、画情報伝送に必要な種々の伝送機能を設
定する。
識別信号NSFに、文字コードデータの記録出力機能が
含まれているかどうかを調べ(判断513)、判断51
3の結果がYESになるときには、そのときに使用する
伝送機能および装置機能を設定する(処理514)。こ
の場合、装置機能としては、文字コードデータ記録の指
定を設定し、伝送機能としては、モデム速度、画像解像
度、符号化モード、転送モード(この場合はBFT)、
画像サイズ等、画情報伝送に必要な種々の伝送機能を設
定する。
【0081】そして、これらの設定した伝送機能および
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理515)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理516)。
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理515)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理516)。
【0082】このようにして、画情報伝送のための準備
が整うと、保存している文字コード列データを1ページ
ずつ全てのページについて所定のBFT伝送モード手順
で送信する(処理517、判断518のNOループ)。
が整うと、保存している文字コード列データを1ページ
ずつ全てのページについて所定のBFT伝送モード手順
で送信する(処理517、判断518のNOループ)。
【0083】全てのページの送信が終了して、判断51
8の結果がNOになるときには、切断命令信号DCNを
相手端末に送出し(処理519)、回線を復旧して(処
理520)、一連の送信動作を終了する。
8の結果がNOになるときには、切断命令信号DCNを
相手端末に送出し(処理519)、回線を復旧して(処
理520)、一連の送信動作を終了する。
【0084】判断513の結果がNOになるときには、
受信した非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別
信号DISに基づいて、そのときに使用する伝送機能お
よび装置機能を設定する(処理521)。
受信した非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別
信号DISに基づいて、そのときに使用する伝送機能お
よび装置機能を設定する(処理521)。
【0085】そして、これらの設定した伝送機能および
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理522)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理523)。
装置機能を通知するための非標準機能設定信号NSSを
形成して、その非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理522)、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行して、そのときに使用
するモデム速度を決定する(処理523)。
【0086】このようにして、画情報伝送のための準備
が整うと、保存している画像データを符号化復号化部1
0によりそのときに指定した符号化モードで符号化圧縮
し、それによって得た画情報を相手端末に送出する画情
報送信手順を全てのページについて実行する(処理52
4、判断525のNOループ)。
が整うと、保存している画像データを符号化復号化部1
0によりそのときに指定した符号化モードで符号化圧縮
し、それによって得た画情報を相手端末に送出する画情
報送信手順を全てのページについて実行する(処理52
4、判断525のNOループ)。
【0087】全てのページの送信が終了して、判断52
5の結果がNOになるときには、処理519に移行し、
切断命令信号DCNを相手端末に送出し、回線を復旧し
て、一連の送信動作を終了する。
5の結果がNOになるときには、処理519に移行し、
切断命令信号DCNを相手端末に送出し、回線を復旧し
て、一連の送信動作を終了する。
【0088】このようにして、本実施例では、ユーザに
よるOCR機能の使用の有無の指定を行わずに済むの
で、ユーザの手間を省き、かつ、効率のよいデータ伝送
が可能となる。なお、ユーザによるOCR機能の使用の
有無の確認を行うか否かは、例えば、特定の操作により
あらかじめ指定しておくことができる。
よるOCR機能の使用の有無の指定を行わずに済むの
で、ユーザの手間を省き、かつ、効率のよいデータ伝送
が可能となる。なお、ユーザによるOCR機能の使用の
有無の確認を行うか否かは、例えば、特定の操作により
あらかじめ指定しておくことができる。
【0089】ところで、上述した実施例では、OCR機
能を使用するか否かを、送信側で判定して、受信側に指
定するようにしているが、OCR機能を使用するか意仮
名を、受信側が判定することもできる。
能を使用するか否かを、送信側で判定して、受信側に指
定するようにしているが、OCR機能を使用するか意仮
名を、受信側が判定することもできる。
【0090】図11は、本発明の他の実施例にかかる送
信時の処理例を示している。
信時の処理例を示している。
【0091】まず、システム制御部1は、スキャナ5に
送信原稿がセットされることを監視している(判断60
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断60
1の結果がYESになると、システム制御部1は、ユー
ザにより送信開始が指示されるまで、ユーザによる宛先
入力を行わせ(処理602、判断603のNOルー
プ)、ユーザが宛先入力を終了してスタートキー(図示
略)を操作し、判断603の結果がYESになると、そ
のときに入力された宛先へ発呼する(処理604)。
送信原稿がセットされることを監視している(判断60
1)。スキャナ5に送信原稿がセットされて、判断60
1の結果がYESになると、システム制御部1は、ユー
ザにより送信開始が指示されるまで、ユーザによる宛先
入力を行わせ(処理602、判断603のNOルー
プ)、ユーザが宛先入力を終了してスタートキー(図示
略)を操作し、判断603の結果がYESになると、そ
のときに入力された宛先へ発呼する(処理604)。
【0092】そして、相手端末との間で、所定の伝送前
手順を実行して、画情報伝送のための準備を行う(処理
605)。次いで、スキャナ5により1ページ分の送信
原稿の画像を読み取り(処理606)、それによって得
た画像データを、符号化復号化部10によりそのときに
指定した符号化モードで符号化圧縮し、それによって得
た画情報を相手端末に送出し(処理607)、所定のメ
ッセージ後信号を送出し(処理608)、相手端末から
所定の応答信号を受信する(処理609)。
手順を実行して、画情報伝送のための準備を行う(処理
605)。次いで、スキャナ5により1ページ分の送信
原稿の画像を読み取り(処理606)、それによって得
た画像データを、符号化復号化部10によりそのときに
指定した符号化モードで符号化圧縮し、それによって得
た画情報を相手端末に送出し(処理607)、所定のメ
ッセージ後信号を送出し(処理608)、相手端末から
所定の応答信号を受信する(処理609)。
【0093】ここで、送信原稿の次のページがあるかど
うかを調べ(判断610)、判断610の結果がYES
になるときには、処理606に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。また、判断610の結果
がNOになるときには、切断命令信号DCNを送出して
(処理611)、回線を復旧し(処理612)、一連の
送信動作を終了する。
うかを調べ(判断610)、判断610の結果がYES
になるときには、処理606に戻り、次のページの送信
原稿の画像の送信動作を行う。また、判断610の結果
がNOになるときには、切断命令信号DCNを送出して
(処理611)、回線を復旧し(処理612)、一連の
送信動作を終了する。
【0094】図12および図13は、この場合の受信時
の処理例を示している。
の処理例を示している。
【0095】まず、着信検出することを監視しており
(判断701のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断701の結果がYESになると、着信
応答し(処理702)、相手端末の間で所定の伝送前手
順処理を実行して(処理703)、そのときの画情報伝
送のための準備を整える。
(判断701のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断701の結果がYESになると、着信
応答し(処理702)、相手端末の間で所定の伝送前手
順処理を実行して(処理703)、そのときの画情報伝
送のための準備を整える。
【0096】次に、1ページ分の画情報を受信するとと
もに、その受信した画情報を保存し(処理704,70
5)、メッセージ後信号を受信すると(処理706)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理707)。
もに、その受信した画情報を保存し(処理704,70
5)、メッセージ後信号を受信すると(処理706)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理707)。
【0097】そして、そのときに後続ページが送信され
るかどうかを判断し(判断708)、判断708の結果
がYESになるときには、処理704に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断708の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理7
09)、回線を復旧する(処理710)。
るかどうかを判断し(判断708)、判断708の結果
がYESになるときには、処理704に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断708の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理7
09)、回線を復旧する(処理710)。
【0098】次いで、1ページ分の画情報を符号化復号
化部10で元の画像データに復号化して保存し(処理7
11)、その保存したページの画像データについて、画
像処理部8の画像判定処理を適用し(処理712)、そ
のページの原稿画像が文字原稿であるか否かを判定する
(判断713)。
化部10で元の画像データに復号化して保存し(処理7
11)、その保存したページの画像データについて、画
像処理部8の画像判定処理を適用し(処理712)、そ
のページの原稿画像が文字原稿であるか否かを判定する
(判断713)。
【0099】判断713の結果がYESになるときに
は、そのページの画像データについて、OCR処理部9
の処理を適用し、そのページについての文字コード列デ
ータを形成し(処理715)、プリンタ6を文字コード
記録モードに設定した状態で、処理715で得られた文
字コードデータをプリンタ6に転送し、その1ページ分
の原稿を記録出力させる(処理716)。
は、そのページの画像データについて、OCR処理部9
の処理を適用し、そのページについての文字コード列デ
ータを形成し(処理715)、プリンタ6を文字コード
記録モードに設定した状態で、処理715で得られた文
字コードデータをプリンタ6に転送し、その1ページ分
の原稿を記録出力させる(処理716)。
【0100】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断717)、判断71
7の結果がNOになるときには、処理711に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断71
7の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断717)、判断71
7の結果がNOになるときには、処理711に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断71
7の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0101】また、判断714の結果がNOになるとき
には、プリンタ6を画像記録モードに設定した状態で、
処理712で保存した画像データをプリンタ6に転送
し、その1ページ分の原稿画像を記録出力させ(処理7
18)、判断717に移行して、全てのページが終了し
たかどうかを調べる。
には、プリンタ6を画像記録モードに設定した状態で、
処理712で保存した画像データをプリンタ6に転送
し、その1ページ分の原稿画像を記録出力させ(処理7
18)、判断717に移行して、全てのページが終了し
たかどうかを調べる。
【0102】また、この実施例では、受信側が、受信画
情報を復号化して形成した画像データの内容を判定し、
その判定結果によりOCR機能を使用するか否かを判定
するようにしているが、かかる方法では、受信原稿を記
録出力するまでに、その判定処理に要する時間だけ多く
の時間を要する。
情報を復号化して形成した画像データの内容を判定し、
その判定結果によりOCR機能を使用するか否かを判定
するようにしているが、かかる方法では、受信原稿を記
録出力するまでに、その判定処理に要する時間だけ多く
の時間を要する。
【0103】かかる不都合を解消するには、送信側が、
送信原稿読取時の画像モードを受信側に通知し、受信側
が、その通知された画像モードに基づいてOCR機能を
使用するか否かを判定するようにするとよい。
送信原稿読取時の画像モードを受信側に通知し、受信側
が、その通知された画像モードに基づいてOCR機能を
使用するか否かを判定するようにするとよい。
【0104】この場合には、送信側は、図11に示した
と同様の処理を実行する。ただし、処理605で実行す
る伝送前手順処理において、そのときの原稿読取モード
の内容を通知する情報を、非標準機能設定信号NSSに
セットする。この原稿読取モードの種類としては、例え
ば、文字読取モード、ハーフトーンモード、あるいは、
中間調読取モードなどがある。
と同様の処理を実行する。ただし、処理605で実行す
る伝送前手順処理において、そのときの原稿読取モード
の内容を通知する情報を、非標準機能設定信号NSSに
セットする。この原稿読取モードの種類としては、例え
ば、文字読取モード、ハーフトーンモード、あるいは、
中間調読取モードなどがある。
【0105】この場合の受信側の処理例を図14および
図15に示す。
図15に示す。
【0106】まず、着信検出することを監視しており
(判断801のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断801の結果がYESになると、着信
応答し(処理802)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理803)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨、および、原稿読取モー
ドの種類の通知を要求する旨の表示は、非標準機能識別
信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
(判断801のNOループ)、いずれかより発呼されて
着信検出し、判断801の結果がYESになると、着信
応答し(処理802)、所定の被呼局識別信号CED、
非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DI
Sを相手端末に送出する(処理803)。ここで、自端
末がOCR機能および文字コードデータの記録出力機能
等の非標準機能を備えている旨、および、原稿読取モー
ドの種類の通知を要求する旨の表示は、非標準機能識別
信号NSSの情報フィールドにおいて行う。
【0107】次いで、相手端末から送出される命令信号
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理804)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理805)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
806)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
(例えば、非標準機能設定信号NSS等)を受信し(処
理804)、そのときに使用する装置機能および伝送機
能を保存するとともに、必要な各部にその内容を設定す
る(処理805)。そして、そのときに指定されたモデ
ム速度によるモデムトレーニング手順を実行して(処理
806)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0108】次に、1ページ分の画情報を受信するとと
もに、その受信した画情報を保存し(処理807,80
8)、メッセージ後信号を受信すると(処理809)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理810)。
もに、その受信した画情報を保存し(処理807,80
8)、メッセージ後信号を受信すると(処理809)、
そのときの受信結果をあらわす応答信号を相手端末に送
出する(処理810)。
【0109】そして、そのときに後続ページが送信され
るかどうかを判断し(判断811)、判断811の結果
がYESになるときには、処理807に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断811の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理8
12)、回線を復旧する(処理813)。
るかどうかを判断し(判断811)、判断811の結果
がYESになるときには、処理807に戻り、次のペー
ジの画情報を受信する。また、判断811の結果がNO
になるときには、切断命令信号DCNを受信し(処理8
12)、回線を復旧する(処理813)。
【0110】次いで、そのときに、送信側から通知され
ている原稿読取モードの内容が、文字原稿をあらわすモ
ードであるかどうかを調べる(判断814)。判断81
4の結果がYESになるときには、1ページ分の受信画
情報を符号化復号化部10で復号化し(処理815)、
それによって得た画像データを、OCR処理部9でOC
R処理して、対応する文字コードデータを形成し(処理
816)、プリンタ6を文字コード記録モードに設定し
た状態で、処理816で得られた文字コードデータをプ
リンタ6に転送し、その1ページ分の原稿を記録出力さ
せる(処理817)。
ている原稿読取モードの内容が、文字原稿をあらわすモ
ードであるかどうかを調べる(判断814)。判断81
4の結果がYESになるときには、1ページ分の受信画
情報を符号化復号化部10で復号化し(処理815)、
それによって得た画像データを、OCR処理部9でOC
R処理して、対応する文字コードデータを形成し(処理
816)、プリンタ6を文字コード記録モードに設定し
た状態で、処理816で得られた文字コードデータをプ
リンタ6に転送し、その1ページ分の原稿を記録出力さ
せる(処理817)。
【0111】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断818)、判断81
8の結果がNOになるときには、処理815に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断81
8の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断818)、判断81
8の結果がNOになるときには、処理815に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断81
8の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0112】また、通知されている原稿読取モードの内
容が、ハーフトーンモードなど、文字原稿以外の読取モ
ードの場合であり、判断814の結果がNOになるとき
には、1ページ分の受信画情報を符号化復号化部10で
復号化し(処理819)、プリンタ6を画像記録モード
に設定した状態で、処理819で得た画像データをプリ
ンタ6に転送し、その1ページ分の原稿画像を記録出力
させる(処理820)。
容が、ハーフトーンモードなど、文字原稿以外の読取モ
ードの場合であり、判断814の結果がNOになるとき
には、1ページ分の受信画情報を符号化復号化部10で
復号化し(処理819)、プリンタ6を画像記録モード
に設定した状態で、処理819で得た画像データをプリ
ンタ6に転送し、その1ページ分の原稿画像を記録出力
させる(処理820)。
【0113】そして、全てのページの受信原稿の記録動
作を終了したかどうかを調べ(判断821)、判断82
1の結果がNOになるときには、処理819に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断82
1の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
作を終了したかどうかを調べ(判断821)、判断82
1の結果がNOになるときには、処理819に戻り、次
のページの受信原稿の記録動作を行う。また、判断82
1の結果がYESになるときには、一連の受信動作を終
了する。
【0114】したがって、この場合は、受信側で早期に
文字原稿であるか否かを知ることができるので、受信原
稿を記録出力する際の処理時間を短縮することができ
る。
文字原稿であるか否かを知ることができるので、受信原
稿を記録出力する際の処理時間を短縮することができ
る。
【0115】なお、上述した各実施例では、グループ3
ファクシミリ装置の構成要素として独立したOCR処理
部を設けたが、スキャナとしてOCR機能を備えたもの
を用いたり、あるいは、プリンタとしてOCR機能を備
えたものを用いることもできる。
ファクシミリ装置の構成要素として独立したOCR処理
部を設けたが、スキャナとしてOCR機能を備えたもの
を用いたり、あるいは、プリンタとしてOCR機能を備
えたものを用いることもできる。
【0116】また、上述した実施例では、送信側でOC
R処理した文字コードを送信する場合、直接その文字コ
ードを送信しているが、例えば、特定の文書処理システ
ム(例えば、特定の文書処理アプリケーション)のフォ
ーマットデータ中に、その文字コードを配置し、その特
定の文書処理システムのファイルデータとして送信する
ようにすることもできる。ただし、その場合、受信側
で、その文書処理システムのファイルデータを解釈でき
る機能を備える必要がある。
R処理した文字コードを送信する場合、直接その文字コ
ードを送信しているが、例えば、特定の文書処理システ
ム(例えば、特定の文書処理アプリケーション)のフォ
ーマットデータ中に、その文字コードを配置し、その特
定の文書処理システムのファイルデータとして送信する
ようにすることもできる。ただし、その場合、受信側
で、その文書処理システムのファイルデータを解釈でき
る機能を備える必要がある。
【0117】また、上述した実施例では、文字コードデ
ータを記録するとき、直接プリンタに送っているが、一
旦画像処理部により、文字コードデータに対応した画像
データを形成し、その画像データを記録出力するように
することもできる。その場合、プリンタには、文字コー
ドデータを受け取って対応する図形文字を記録出力する
機能は不要である。
ータを記録するとき、直接プリンタに送っているが、一
旦画像処理部により、文字コードデータに対応した画像
データを形成し、その画像データを記録出力するように
することもできる。その場合、プリンタには、文字コー
ドデータを受け取って対応する図形文字を記録出力する
機能は不要である。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置で高頻度にやりとりされる文字画像か
らなる原稿、例えば、一定の書式化され、プリントアウ
トされた会議報告書や、いわゆるワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等からハードコピー出力された印
刷物などの原稿の画像を、受信側でOCR手段により読
み取り認識し、その結果得られた文字コードデータの記
録データを形成して、記録出力するので、高品質な画像
を、あまり高解像度でない記録装置、あるいは、文字画
像を直接記録出力できる汎用のプリンタを用いて得るこ
とができるので、装置コストを低減し、かつ、高画質の
受信画像を得ることができるという効果を得る。
ファクシミリ装置で高頻度にやりとりされる文字画像か
らなる原稿、例えば、一定の書式化され、プリントアウ
トされた会議報告書や、いわゆるワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等からハードコピー出力された印
刷物などの原稿の画像を、受信側でOCR手段により読
み取り認識し、その結果得られた文字コードデータの記
録データを形成して、記録出力するので、高品質な画像
を、あまり高解像度でない記録装置、あるいは、文字画
像を直接記録出力できる汎用のプリンタを用いて得るこ
とができるので、装置コストを低減し、かつ、高画質の
受信画像を得ることができるという効果を得る。
【0119】また、ファクシミリ装置で高頻度にやりと
りされる文字画像からなる原稿、例えば、一定の書式化
され、プリントアウトされた会議報告書や、いわゆるワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータ等からハード
コピー出力された印刷物などの原稿の画像を、送信側で
OCR手段により読み取り認識し、その結果得られた文
字コードデータを相手端末に送信し、受信側では、受信
した文字コードデータを直接記録出力するようにしてい
るので、通信コストを大幅に低減できるとともに、装置
コストを低減し、かつ、高画質の受信画像を得ることが
できるという効果も得る。
りされる文字画像からなる原稿、例えば、一定の書式化
され、プリントアウトされた会議報告書や、いわゆるワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータ等からハード
コピー出力された印刷物などの原稿の画像を、送信側で
OCR手段により読み取り認識し、その結果得られた文
字コードデータを相手端末に送信し、受信側では、受信
した文字コードデータを直接記録出力するようにしてい
るので、通信コストを大幅に低減できるとともに、装置
コストを低減し、かつ、高画質の受信画像を得ることが
できるという効果も得る。
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の構成を示したブロック図。
ミリ装置の構成を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の送信時の処理の一例を示したフローチャー
ト。
ミリ装置の送信時の処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図3】図2に対応した受信時の処理の一例の一部を示
したフローチャート。
したフローチャート。
【図4】図2に対応した受信時の処理の一例の他の部分
を示したフローチャート。
を示したフローチャート。
【図5】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファク
シミリ装置の送信時の処理の一例の一部を示したフロー
チャート。
シミリ装置の送信時の処理の一例の一部を示したフロー
チャート。
【図6】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファク
シミリ装置の送信時の処理の一例の残りの部分を示した
フローチャート。
シミリ装置の送信時の処理の一例の残りの部分を示した
フローチャート。
【図7】図5,6に対応した受信時の処理の一例の一部
を示したフローチャート。
を示したフローチャート。
【図8】図5,6に対応した受信時の処理の一例の残り
の部分を示したフローチャート。
の部分を示したフローチャート。
【図9】本発明のさらに他の実施例にかかるグループ3
ファクシミリ装置の送信時の処理の一例の一部を示した
フローチャート。
ファクシミリ装置の送信時の処理の一例の一部を示した
フローチャート。
【図10】本発明のさらに他の実施例にかかるグループ
3ファクシミリ装置の送信時の処理の一例の残りの部分
を示したフローチャート。
3ファクシミリ装置の送信時の処理の一例の残りの部分
を示したフローチャート。
【図11】本発明の別な実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置の送信時の処理の一例を示したフローチャ
ート。
クシミリ装置の送信時の処理の一例を示したフローチャ
ート。
【図12】図11に対応した受信時の処理の一例の一部
を示したフローチャート。
を示したフローチャート。
【図13】図11に対応した受信時の処理の一例の他の
部分を示したフローチャート。
部分を示したフローチャート。
【図14】本発明のさらに別な実施例にかかる受信時の
処理の一例の一部を示したフローチャート。
処理の一例の一部を示したフローチャート。
【図15】本発明のさらに別な実施例にかかる受信時の
処理の一例の他の部分を示したフローチャート。
処理の一例の他の部分を示したフローチャート。
1 システム制御部 2 システムメモリ 4 キャラクタジェネレータ 6 プリンタ 8 画像処理部 9 OCR処理部
Claims (4)
- 【請求項1】 自動発着信機能を備えたファクシミリ装
置の制御方法において、 原稿画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原
稿に記録されている文字を認識して対応する文字コード
データを出力するOCR手段を備え、 送信側は、ユーザからOCR機能を用いることが指定さ
れ、かつ、相手端末がOCR機能を備えている場合に
は、送信情報に対してOCR機能を適用するように指定
する一方、 受信側は、送信側からOCR機能を適用するように指定
されると、受信画情報を復号化して得た画像データにつ
いて、上記OCR手段を適用して対応する文字コードデ
ータを形成し、その文字コードデータの画像を記録出力
することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項2】 自動発着信機能を備えたファクシミリ装
置の制御方法において、 原稿画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原
稿に記録されている文字を認識して対応する文字コード
データを出力するOCR手段と、 文字コードデータに対応した文字原稿画像および画像デ
ータに対応した原稿画像を記録出力できる記録手段を備
え、 送信側は、原稿画像を読み取って得た画像データに基づ
いて、その原稿が文字原稿であるか否かを判定し、原稿
が文字原稿であり、かつ、受信側が文字原稿画像を記録
出力する機能を備えている場合には、上記OCR手段に
より画像データを対応する文字コードデータに変換し、
その文字コードデータを受信側に送信する一方、 受信側は、送信側から文字コードデータの伝送が指定さ
れると、受信した文字コードデータを上記記録手段に出
力し、受信した文字コードデータに対応した文字原稿画
像を記録出力することを特徴とするファクシミリ装置の
制御方法。 - 【請求項3】 自動発着信機能を備えたファクシミリ装
置の制御方法において、 原稿画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原
稿に記録されている文字を認識して対応する文字コード
データを出力するOCR手段と、 文字コードデータに対応した文字原稿画像および画像デ
ータに対応した原稿画像を記録出力できる記録手段を備
え、 画情報受信時、受信した画情報を復号化して得た受信画
像データが文字原稿であるか否かを判定し、原稿が文字
原稿であった場合には、上記OCR手段に上記受信画像
データを適用して対応する文字コードデータを形成し、
その文字コードデータを上記記録手段に出力し、その文
字コードデータに対応した文字原稿画像を記録出力する
ことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。 - 【請求項4】 自動発着信機能を備えたファクシミリ装
置の制御方法において、 原稿画像を読み取って得た画像データに基づき、上記原
稿に記録されている文字を認識して対応する文字コード
データを出力するOCR手段を備え、 送信側は、送信画情報の画質に関する情報を相手端末に
通知する一方、 受信側は、送信側から通知された画質に関する情報が、
文字原稿に対応した内容である場合には、受信画情報を
復号化して得た画像データについて、上記OCR手段を
適用して対応する文字コードデータを形成し、その文字
コードデータに対応した文字原稿画像を記録出力するこ
とを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17565795 | 1995-06-20 | ||
JP7-175657 | 1995-06-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969907A true JPH0969907A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=15999939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8039096A Pending JPH0969907A (ja) | 1995-06-20 | 1996-02-02 | ファクシミリ装置の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5907632A (ja) |
JP (1) | JPH0969907A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3702735B2 (ja) * | 1999-03-24 | 2005-10-05 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理装置及びデータ処理装置 |
JP3551890B2 (ja) * | 2000-04-10 | 2004-08-11 | 村田機械株式会社 | 通信端末装置 |
US20050080844A1 (en) * | 2003-10-10 | 2005-04-14 | Sridhar Dathathraya | System and method for managing scan destination profiles |
JP4266784B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2009-05-20 | キヤノン株式会社 | 画像処理システム及び画像処理方法 |
JP2006260197A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Toshiba Corp | 電子ファイル保存システム |
US8849031B2 (en) * | 2005-10-20 | 2014-09-30 | Xerox Corporation | Document analysis systems and methods |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0363877A (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-19 | Canon Inc | 画像通信装置及びこれを適用した画像データベースシステム |
JP2798789B2 (ja) * | 1990-06-05 | 1998-09-17 | キヤノン株式会社 | 画像受信装置 |
JPH05145681A (ja) * | 1991-11-18 | 1993-06-11 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像通信装置 |
JP2546113B2 (ja) * | 1992-12-17 | 1996-10-23 | 村田機械株式会社 | ファクシミリ装置 |
JPH08139840A (ja) * | 1994-11-08 | 1996-05-31 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | ファクシミリ装置 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8039096A patent/JPH0969907A/ja active Pending
- 1996-06-12 US US08/662,203 patent/US5907632A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5907632A (en) | 1999-05-25 |
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