JPH11196284A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH11196284A
JPH11196284A JP10012153A JP1215398A JPH11196284A JP H11196284 A JPH11196284 A JP H11196284A JP 10012153 A JP10012153 A JP 10012153A JP 1215398 A JP1215398 A JP 1215398A JP H11196284 A JPH11196284 A JP H11196284A
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JP
Japan
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color image
data
image
white
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JP10012153A
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English (en)
Inventor
Makoto Kizawa
誠 木沢
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Panasonic System Networks Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像の美観、価値を損ねることな
く、受信画像に発信元情報を付加すること。 【解決手段】 読取ったカラー画像データのページ先端
にダミー白ラインを形成し(ST203)、画像データ
を縮小するとともに各ラインの両端に白ビットを付加し
(ST207、ST208)、ページ後端にダミー白ラ
インを形成し(ST212)、発信元情報をマーカーコ
ード内にセットして送信する(ST214、ST21
5)。受信機側では、カラー画像の外周に白枠が形成さ
れ、その白枠の領域内に発信元情報が印字されて記録さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像の美観
を損ねることなく、受信画像に発信元情報を付加する画
像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モノクロ画像データをファクシミ
リ送信する場合には、送信画像のヘッダ部分に発信元の
識別情報や送信時刻等の発信元印字情報を付加すること
が行われている。この発信元印字情報は、送信側で送信
する発信元情報と画像データとを合成することにより行
われているが、その方法として、画像データの一部に発
信元情報を上書きする方法(いわゆる内付け)と画像デ
ータの先頭に発信元印字情報を表すラインを付加する方
法(いわゆる外付け)とがある。発信元情報を外付けす
る場合には、一般に、発信元情報を含む画像全体が定型
サイズに収まるように受信機側で受信画像を縮小処理す
る。
【0003】一方、カラー画像データをファクシミリ送
信する場合には、発信元印字情報は各送信ページのライ
ン数とともに、画像データとは別に設けられたマーカー
コード内に挿入さるよう、ITU勧告により定められて
いる。そして、受信機側では、受信したマーカーコード
を解析して、発信元情報を含むページ全体が所定サイズ
に収まるように適宜受信画像の縮小処理を実行する。こ
の場合、受信カラー画像の一部に発信元情報を、内付け
するか外付けするかは適宜設計可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発信元情報を
内付けした場合には、画像の一部が欠落するし、外付け
した場合には、画像全体が副走査方向に圧縮されること
となる。主に文字画像から構成されるモノクロ画像の場
合には、いずれの方法によっても然程問題はないが、写
真、イラスト、図形等を中心とするカラー画像データで
は、いずれの方法によっても、画像の欠落や縦横の縮尺
比が異なる等、画像の美観を損ね画像データそのものの
価値を減殺することとなる。
【0005】本発明は、カラー画像の美観、価値を損ね
ることなく、受信画像に発信元情報を付加することがで
きる画像通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、以下の構成を採る。
【0007】請求項1記載の画像通信装置に係る発明
は、読取ったカラー画像データを縮小し外周に一定幅の
白枠を確保する手段と、前記白枠を確保した縮小後のカ
ラー画像データをカラー圧縮方式で圧縮し、マーカーコ
ード内に前記白枠の領域内に発信元情報を印字すべき旨
の指示を記載する手段と、前記圧縮されたカラー画像デ
ータの送信手段と、を具備する構成とした。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の画像通信の発明において、カラー画像データの縮小
率を、送信データのライン数と印字可能ライン数とから
演算して算出するようにした。
【0009】また、請求項3記載の画像通信装置の発明
は、請求項1又は請求項2記載の画像通信装置から受信
した圧縮カラー画像データのマーカーコード内にカラー
画像データの外周に白枠があり、その白枠の領域内に発
信元印字情報を印字すべき旨の情報があるか否かを判定
する手段と、前記圧縮カラー画像データの復元手段と、
前記マーカーコード内に前記情報が存在する場合に前記
マーカーコードから発信元情報を取り出して復元したカ
ラー画像データの外周に形成された白枠の領域に内に前
記発信元情報を合成する手段と、を具備する構成とし
た。
【0010】これらの構成により、送信側ではカラー画
像データを縮小して外周に白枠を形成して送信し、受信
側ではマーカーコードから抽出した発信元情報をその白
枠の領域内に合成することができる。
【0011】従って、カラー画像データの一部を欠損す
ることなく、また、副走査方向にのみ縮小されて画像が
歪むこともなく、白枠で縁取りされた見栄えのよい状態
で受信記録されることとなる。更に、その白枠部分に発
信元情報が印字されるため、カラー画像データの一部と
重なることなく、鮮明に表示されることとなる。尚、白
枠確保のための縮小率は、請求項1の発明のように固定
でもよいし、請求項2の発明のように可変として都度演
算により求めるようにしてもよい。
【0012】また、請求項4記載の画像通信装置の発明
は、受信したカラー画像データのマーカーコード内から
発信元情報を取り出す手段と、前記圧縮カラー画像デー
タの復元手段と、この復元したカラー画像データを縮小
してその外周に一定幅の白枠を形成する手段と、前記発
信元情報を前記カラー画像データの外周に形成された白
枠の領域内に合成する手段と、を具備する構成とした。
【0013】このように、請求項1乃至請求項3記載の
発明が送信側で縮小するものであるのに対して、請求項
4記載の発明は、受信側でカラー画像データを縮小して
白枠を確保した上で発信元情報の印字を行うようにし
た。
【0014】また、請求項5記載の画像通信装置の発明
は、発信元情報をイメージ化する手段と、読取ったカラ
ー画像データを縮小するとともに各ラインの前後及びペ
ージ後端に白データを付加する手段と、前記イメージ化
した発信元情報と前記白データを付加したカラー画像デ
ータとの双方を同一圧縮方式で圧縮する圧縮手段と、こ
の圧縮手段により圧縮したデータを送信する送信手段
と、を具備する構成を採る。
【0015】この構成により、マーカーコードを用いる
ことなく、発信元情報を送信画像とともにイメージデー
タとして送信することができ、受信機側では白枠を確保
しつつその領域内に発信元情報を印字することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1に係る画像通信装置について、図面を用い
て説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態1に係る画像
通信装置の概略構成を示すブロック図である。画像通信
装置は、概略、以下のように構成される。
【0018】カラー光学系101は、カラー原稿をRG
B成分に色分解して読取るカラー読取部と、通常の白黒
2値で読取るモノクロ読取部とを有し、各々読み取った
データをA/D変換部102、シェーデング補正部10
3をで処理した後に色補正部104に入力する。
【0019】色補正部104は、読取デバイスがCCD
かCISかにより読み取ったRGBデータの比率の補正
を行うものである。また、経時変化により変動する光源
の光量の補正もこの色変換部104で行う。その際に使
用する補正データは、予め色補正データメモリ105に
格納されている。
【0020】多値画像符号復号化部106は、多値のカ
ラー画像をJPEG方式又はJBIG方式で符号・復号
を行う。多値画情報メモリ107は、多値画像の符号・
復号処理のために用いられる非圧縮データのラインメモ
リーである。
【0021】この多値画像符号復号化部106は、カラ
ー光学系101から読み取ったカラーデータをJPEG
圧縮するとともに、一旦JPEG圧縮したデータを、通
信相手の記録方式や送信データの内容等に応じて、再度
JBIG圧縮データに変換する処理を行う。その具体的
動作は、後述する。
【0022】また、2値画像符号復号化部108は、カ
ラーの2値画像をJBIG圧縮するとともに、白黒2値
の画像をJBIG、MR、MMR等のの符号復号方式で
符号・復号を行う。2値画情報メモリ109は、白黒2
値画像の符号・復号処理のために用いられる非圧縮デー
タのラインメモリーである。
【0023】色変換部110は、読取系と記録系との色
空間を変換する手段であり、RGB成分とCIELab
との相互の色空間変換を実行するRGB/CIELab
変換部111と、CIELabとYCbCr成分との相
互の色空間変換を実行するYCbCr/CIELab変
換部112とから構成される。
【0024】ファクシミリ通信はCIELabデータに
より行われるため、RGB/CIELab変換部111
が、読取系のRGB色空間と通信系のCIELab色空
間との変換を行うことにより、データの互換が可能にな
る。また、JPEGデータは、インターネット上ではY
CbCr色空間で扱われるため、本ファクシミリ装置が
インターネットを経由して受信したデータを処理する場
合を想定して、YCbCr/CIELab変換部112
が設けられている。
【0025】尚、ここで、CIELab、YCbCrと
は、CIE(国際照明学会)で定めた、明度と色度とで
表現される標準色空間の一つである。
【0026】変倍処理回路113は、画像の解像度変換
処理、拡大縮小処理等を行う回路である。
【0027】画像メモリ114は、読取データ又は受信
データを圧縮した状態で格納するメモリであり、記録用
メモリ115は、圧縮データを復元した状態の記録用デ
ータを格納するメモリである。この記録用メモリ115
に格納されたデータは、記録制御部116の制御により
記録ヘッド117で記録される。記録ヘッド117で
は、インクジェット方式やレーザー記録方式のような記
録方式に応じて、CMYK4色のカラーインクやカラー
トナーを使用して記録が行われる。そして、これらのカ
ラー記録材料の残量は残量センサ118でモニタされて
いる。
【0028】また、色補正部119は、記録用メモリ1
15に格納されているカラーデータの記録に際して、記
録方式がインクジェットかレーザー記録かによって、C
MYKデータの比率の補正を行う。補正処理後のカラー
データは、ガンマ補正部120でガンマ補正され、誤差
拡散処理部121で誤差拡散処理される。
【0029】CMYK変換部122では、この誤差拡散
処理後のデータを記録系のCMYK色空間に変換する処
理を行う。記録用メモリ115には、RGB/CIEL
ab変換部111と又はYCbCr/CIELab変換
部112により色空間変換処理された後のデータが格納
されているので、このCMYK変換部122での変換
は、CIELab/CMYK色変換のみを行えばよい。
【0030】2値多値変換部123及びシステムメモリ
124は、発信元情報データの保存・生成を行う。発信
元情報データは、オペレータにより操作パネル125か
ら入力され、システムメモリ124に一時記憶される。
発信元情報データをマーカーコードに定義して送信する
場合には、このシステムメモリ124から読み出してセ
ットし、送信側で符号化して送信する場合には、発信元
情報データをシステムメモリ124から読み出して2値
多値変換部123により多値変換した後に送信する画像
データとともに圧縮して送信する。
【0031】また、このシステムメモリ124には、後
述のページの先端後端の白ライン及び各ラインの白ビッ
トの付加のための処理と、カラー画像データの縮小処理
等を実行するためのプログラムを含む装置制御のための
種々のプログラムが格納されている。
【0032】尚、回線制御部126は、外部端末とデー
タ送受信のための回線制御を行い、CPU127は、上
記の装置全体を制御する。また、ワークメモリ128
は、色補正部119、ガンマ補正部120、誤差拡散処
理部121、CMYK変換部122が適宜使用する作業
のメモリである。
【0033】以上のように構成された画像通信装置の動
作について、図2及び図3を参照して、具体的に説明す
る。図2は、送信機側で白枠を作成するとともに発信元
情報をマーカーコードを使用して送信する場合の送信手
順を示すフロー図であり、図3は、そのデータを受け取
った受信側の受信手順を示すフロー図である。
【0034】ステップ(以下ST)201〜ST204
では、送信機側のオペレータが宛先を入力して原稿の読
取が開始され、次いで、ページ先端の白部分のダミー白
ラインが所定の幅例えば16ライン分作成され、例えば
JPEG圧縮される。
【0035】ST205〜ST206では、ダミー白ラ
インの作成が終了すると、読み取った画像データをA/
D変換処理し、シェーディング補正処理が行われる。
【0036】ST207〜ST211では、固定倍率の
縮小処理が行われる。2値画情報メモリ109から読み
出された1ライン分のデータは、例えば95%に間引き
処理され、ラインの両端に白データを付加された後に、
読取デバイスに応じた色補正処理を施され、例えばJP
EG圧縮されて画情報メモリ114に蓄積される。以上
の処理が画情報全ラインが終了するまで繰り返される。
尚、色補正部104での補正処理は、読取用デバイスの
種類、例えば、CCDの読取特性に応じた色補正データ
を色補正データメモリ105から読み出して補正処理を
施すことにより行う。
【0037】ST212〜ST213では、ページ後端
のダミー白データを作成し、上述のページ先端のダミー
白データ及び縮小したカラー画情報と同様にJPEG圧
縮する。
【0038】ST214〜ST215では、予めオペレ
ータが入力して登録した発信元情報をシステムメモリ1
24から読み出してマーカーコードにセットして送信す
るとともに、画情報メモリ115に蓄積された圧縮カラ
ー画情報をメモリ送信する。
【0039】一方、受信機側では、図3に示すST30
1〜ST305において、受信したマーカーコードを解
析して、発信元情報を読み出し、これをラスタイメージ
に展開し、印字位置等を含む記録制御コードを追加した
上で記録用メモリ115に転送する。
【0040】ST306〜ST312では、受信したデ
ータを一旦蓄積する画情報メモリ114から、多値圧縮
されたカラーデータを読み出してこれを順次復号化す
る。
【0041】更に、色補正部119で受信機の記録方式
に適合した記録用の色補正処理を行い、ガンマ補正部1
20でガンマ補正を行い、誤差拡散部121で誤差拡散
処理を行い、記録用の2値化処理を行った後、その2値
データを一旦2値画情報メモリ109に格納する。次い
で、その2値データを記録用メモリ115に転送し、発
信元情報とともに記録制御部116により記録ヘッドで
記録出力する。
【0042】以上一連の処理により、読み取った送信デ
ータを送信機側で縮小し白枠を付加するとともに発信元
情報をマーカーコードに挿入して送信し、受信側で縮小
データを記録する際に、発信元情報は白枠の領域に付加
して出力される。
【0043】(実施の形態2)次いで、本発明の実施の
形態2に係る画像通信装置について、図4の送信機の動
作を示すフローチャートに沿って説明する。実施の形態
2の画像通信装置の構成は、実施の形態1と同様である
が、実施の形態1では縮小率が固定であったのに対し
て、実施の形態2では、送信画像のライン数に応じて縮
小率を可変とし、都度縮小率の演算を行った後に送信す
るようにした。
【0044】先ず、ST401〜ST407では、送信
原稿を読み取って各種の画像処理を行った後に圧縮デー
タを画情報メモリ114に一旦蓄積する処理を行うが、
これは実施の形態1と同様である。
【0045】ST408〜ST412では、上記処理の
際に送信データのライン数を計数し、一定幅の白枠を各
ページの上下に確保するとした場合の縮小率を算出す
る。その後、画情報メモリ114から多値圧縮データを
読み出して復号化し、更に、ページ先端に付加すべきダ
ミー白ラインを所定ライン数分生成する。
【0046】ST413〜ST416では、ST408
で算出した縮小率に従って適当な間引き処理を行った上
で画像データを多値画情報メモリ107に展開し、各ラ
インの両端に所定数の白ビットを付加した上で、再度、
多値画像圧縮処理を行って画情報メモリ114に蓄積す
る。以上の処理を全ライン繰り返す。
【0047】次いで、ST417〜ST420では、ペ
ージ後端に付加すべきダミー白ラインを所定ライン数分
生成した後、その白ラインを多値画像圧縮処理し、更
に、発信元情報をマーカーコードにセットして送信する
とともに、画情報メモリ115に蓄積した白枠付きの圧
縮した画情報データをメモリ送信する。
【0048】以上一連の処理により、発信元情報が見や
すく記録されるカラー画情報データの見栄えもよくなる
とともに、送信データのライン数に応じて適宜縮小率を
変更して白枠を生成できるため、常に一定幅の白枠を確
保でき、体裁のよい記録出力を得ることができる。
【0049】(実施の形態3)次いで、本発明の実施の
形態3に係る画像通信装置について、図5の受信機の動
作を示すフローチャートに沿って説明する。実施の形態
3の画像通信装置の構成も、実施の形態1及び実施の形
態2と同様であるが、実施の形態1及び実施の形態2で
は白枠の作成を送信機側で行ったのに対して、実施の形
態3では、白枠の作成を受信機側で行うこととした。
【0050】まず、ST501〜ST504では、マー
カーコードから発信元情報を読み出してラスタイメージ
に展開し、印字位置等を含む記録制御コードを追加した
上で記録制御部116に転送して記録出力する。
【0051】ST505〜ST506では、受信したデ
ータを一旦蓄積する画情報メモリ114から、多値圧縮
されたカラーデータを読み出してこれを順次復号化す
る。更に、色補正部119で受信機の記録方式に適合し
た記録用の色補正処理を行う。
【0052】ST507では、マーカーコードから抽出
した送信データの全ライン数とページの先端後端の白部
分を除いた印字可能領域との双方から、適正な縮小率を
計算した後にライン単位で縮小処理を実行して多値画情
報メモリ107に展開する。その際に各ラインの両端に
ダミー白データを付加するのは、上記実施の形態と同様
である。
【0053】ST508〜ST512では、多値画情報
メモリ107に蓄積された画像データに対して、ガンマ
補正部120でガンマ補正を行い、誤差拡散部121で
誤差拡散処理を行い、記録用の2値化処理を行い、その
2値データを一旦2値画情報メモリ109に格納した後
に記録用メモリ115に転送し、これを全てのラインに
ついて終了するまで繰り返す。
【0054】ST513からST515では、後端処理
を行う。つまり、ページ後端に付加するダミー白ライン
を生成して記録用制御コードを付加する処理を所定ライ
ン分繰り返して一定幅の白ラインが形成された時点で記
録用メモリ115に転送し、記録制御部116の制御に
より記録ヘッド117で記録出力する。
【0055】以上一連の処理により、送信機側から等倍
のカラーデータが送信されてきた場合でも、受信機側で
適宜縮小率を演算して一定幅の白枠を確保した上で発信
元情報を印字することができ、常に体裁のよい記録出力
を得ることができる。
【0056】(実施の形態4)次いで、本発明の実施の
形態4に係る画像通信装置について、図6の送信機の動
作を示すフローチャートに沿って説明する。実施の形態
4の画像通信装置の構成も、実施の形態1乃至実施の形
態3と同様であるが、実施の形態1乃至実施の形態3で
は発信元情報をマーカーコードに挿入して送信したのに
対して、実施の形態4では、発信元情報を送信機側でラ
スタイメージに変換してカラー画情報とともに多値画像
圧縮して送信することとした。
【0057】まず、ST601〜ST603では、送信
機側のオペレータが宛先を入力すると、予め登録された
発信元情報がキャラクタジェネレータ等によりラスタイ
メージ化され、2値多値変換部123で多値情報に変換
された後、多値画情報メモリ107に展開される。
【0058】次いで、ST604〜ST606では、原
稿の読取が開始され、ページ先端の白部分のダミー白ラ
インが所定の幅、例えば16ライン分作成される。
【0059】ST607〜ST608では、ダミー白ラ
インの作成が終了すると、読み取った画像データのA/
D変換処理、シェーディング補正等の画像処理を行う。
【0060】ST609〜ST613では、固定倍率の
縮小処理が行われる。2値画情報メモリ109から読み
出された1ライン分のデータは、例えば95%に間引き
処理され、ラインの両端に白データを付加された後、更
に、読取デバイスに応じた色補正処理を施され、例えば
多値画像圧縮処理されて画情報メモリ114に蓄積され
る。以上の処理が画情報全ラインが終了するまで繰り返
される。
【0061】次いで、ST614〜ST615では、ペ
ージ後端に付加されるダミー白ラインをしてライン数生
成した後に、これらを多値画像圧縮処理して画情報メモ
リ114に転送され、先の縮小されたカラー圧縮画像の
後にメモリ送信処理される。
【0062】以上一連の処理により、発信元情報を、マ
ーカーコードにセットすることなく、送信画像とともに
イメージデータとして送信することができる。勿論、受
信側では、一定幅の白枠を確保した上で発信元情報を印
字することができ、常に体裁のよい記録出力を得ること
ができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラー画像の美観、価値を損ねることなく、
受信画像に発信元情報を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像通信装置の概
略構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る画像通信装置の送信手順を
示すフロー図
【図3】実施の形態1に係る画像通信装置の受信記録手
順を示すフロー図
【図4】実施の形態2に係る画像通信装置の送信手順を
示すフロー図
【図5】実施の形態3に係る画像通信装置の送信手順を
示すフロー図
【図6】実施の形態4に係る画像通信装置の送信手順を
示すフロー図
【符号の説明】
114 画情報メモリ 116 記録制御部 123 2値多値変換部 124 システムメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取ったカラー画像データを縮小し外周
    に一定幅の白枠を確保する手段と、前記白枠を確保した
    縮小後のカラー画像データをカラー圧縮方式で圧縮し、
    マーカーコード内に前記白枠の領域内に発信元情報を印
    字すべき旨の指示を記載する手段と、前記圧縮されたカ
    ラー画像データの送信手段と、を具備する画像通信装
    置。
  2. 【請求項2】 カラー画像データの縮小率を、送信デー
    タのライン数と印字可能ライン数とから演算して算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の画像通信装
    置から受信した圧縮カラー画像データのマーカーコード
    内にカラー画像データの外周に白枠があり、その白枠の
    領域内に発信元印字情報を印字すべき旨の情報があるか
    否かを判定する手段と、前記圧縮カラー画像データの復
    元手段と、前記マーカーコード内に前記情報が存在する
    場合に前記マーカーコードから発信元情報を取り出して
    復元したカラー画像データの外周に形成された白枠の領
    域に内に前記発信元情報を合成する手段と、を具備する
    画像通信装置。
  4. 【請求項4】 受信したカラー画像データのマーカーコ
    ード内から発信元情報を取り出す手段と、前記圧縮カラ
    ー画像データの復元手段と、この復元したカラー画像デ
    ータを縮小してその外周に一定幅の白枠を形成する手段
    と、前記発信元情報を前記カラー画像データの外周に形
    成された白枠の領域内に合成する手段と、を具備する画
    像通信装置。
  5. 【請求項5】 発信元情報をイメージ化する手段と、読
    取ったカラー画像データを縮小するとともに各ラインの
    前後及びページ後端に白データを付加する手段と、前記
    イメージ化した発信元情報と前記白データを付加したカ
    ラー画像データとの双方を同一圧縮方式で圧縮する圧縮
    手段と、この圧縮手段により圧縮したデータを送信する
    送信手段と、を具備することを特徴とする画像通信装
    置。
JP10012153A 1998-01-06 1998-01-06 画像通信装置 Pending JPH11196284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10012153A JPH11196284A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 画像通信装置

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US7016076B2 (en) 1999-12-27 2006-03-21 Canon Kabushiki Kaisha Image communication apparatus and method
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