JP3270582B2 - 画像メール装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像メール装置及び画像処理方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリメール装置
等の画像メール装置及び画像処理方法に関し、特に、画
像データの指定領域内の例えば文字等の有意の画素の色
変換を行なう画像メール装置及び画像処理方法に関する
ものである。
等の画像メール装置及び画像処理方法に関し、特に、画
像データの指定領域内の例えば文字等の有意の画素の色
変換を行なう画像メール装置及び画像処理方法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の普及に伴っ
て、複数のファクシミリ端末を管理して様々なサービス
を提供するファクシミリメール装置が利用されている。
このようなファクシミリ装置では、大容量の記憶手段を
備え、ファクシミリ端末から送信されてきたファクシミ
リデータを前記記憶手段に蓄積し、宛先のファクシミリ
端末から受信要求があると、当該宛先のファクシミリ情
報を一括して送信したり、送信結果を送信結果レポート
として送信依頼されたファクシミリ端末に通知するなど
の機能を有している。また、蓄積したファクシミリメッ
セージを送信する際には、宛先ファクシミリ端末の機能
にあわせて原稿の線密度及び用紙サイズの変倍を行なう
機能を有している装置もある。
て、複数のファクシミリ端末を管理して様々なサービス
を提供するファクシミリメール装置が利用されている。
このようなファクシミリ装置では、大容量の記憶手段を
備え、ファクシミリ端末から送信されてきたファクシミ
リデータを前記記憶手段に蓄積し、宛先のファクシミリ
端末から受信要求があると、当該宛先のファクシミリ情
報を一括して送信したり、送信結果を送信結果レポート
として送信依頼されたファクシミリ端末に通知するなど
の機能を有している。また、蓄積したファクシミリメッ
セージを送信する際には、宛先ファクシミリ端末の機能
にあわせて原稿の線密度及び用紙サイズの変倍を行なう
機能を有している装置もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近では、カラー画像
のファクシミリ装置が発表され始めており、ファクシミ
リメール装置においてもカラーファクシミリへの対応が
必要となる。この場合にカラーファクシミリと従来の白
黒ファクシミリとの間で通信互換性が要求される。すな
わち、カラー原稿の画像を白黒の画像に変換して、白黒
ファクシミリのプロトコルで配信する機能と、一方で白
黒ファクシミリより受信した画像をカラー画像に変換し
て、カラーファクシミリのプロトコルにしたがって配信
する機能が必要となってくる。通信プロトコル自体は所
定の標準手順にしたがって設定できるが、問題は画像自
体の色変換であり、白黒画像をどのようにして色づけし
てカラーファクシミリへ配信するか、また、カラー画像
のいずれの色や範囲を白黒画像にして白黒ファクシミリ
へ配信するかという点で何らかの判断が必要となってく
る。これは、ファクシミリメール装置に限らず、画像メ
ール装置一般にあてはまる問題である。
のファクシミリ装置が発表され始めており、ファクシミ
リメール装置においてもカラーファクシミリへの対応が
必要となる。この場合にカラーファクシミリと従来の白
黒ファクシミリとの間で通信互換性が要求される。すな
わち、カラー原稿の画像を白黒の画像に変換して、白黒
ファクシミリのプロトコルで配信する機能と、一方で白
黒ファクシミリより受信した画像をカラー画像に変換し
て、カラーファクシミリのプロトコルにしたがって配信
する機能が必要となってくる。通信プロトコル自体は所
定の標準手順にしたがって設定できるが、問題は画像自
体の色変換であり、白黒画像をどのようにして色づけし
てカラーファクシミリへ配信するか、また、カラー画像
のいずれの色や範囲を白黒画像にして白黒ファクシミリ
へ配信するかという点で何らかの判断が必要となってく
る。これは、ファクシミリメール装置に限らず、画像メ
ール装置一般にあてはまる問題である。
【０００４】本発明は、上述の課題を解決することを目
的としてなされたもので、白黒ファクシミリとカラーフ
ァクシミリとが混在するシステムで資源を有効に使用し
た画像メールの蓄積及び配信を実現する画像メール装置
及び画像処理方法を提供する。
的としてなされたもので、白黒ファクシミリとカラーフ
ァクシミリとが混在するシステムで資源を有効に使用し
た画像メールの蓄積及び配信を実現する画像メール装置
及び画像処理方法を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像メール装置は、画像通信端末装置より
の要求に応じて画像メールの蓄積及び配信を行う画像メ
ール装置であって、受信した画像から色変換領域を指示
する色変換領域指示マークを検出する色変換指示検出手
段と、受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素
の変換色を指示する変換色指示マークを検出する変換色
指示検出手段と、前記色変換領域を指示された前記変換
色に従って変換する画像変換手段と、前記変換された画
像を所定のプロトコルに従って配信先へ送る配信手段と
を備えることを特徴とする。ここで、前記変換色は専用
シートを用いて指示する。又、本発明の画像処理方法
は、画像通信端末装置よりの要求に応じて画像メールの
蓄積及び配信を行う画像処理方法であって、受信した画
像から色変換領域を指示する色変換領域指示マークを検
出し、受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素
の変換色を指示する変換色指示マークを検出し、前記色
変換領域を指示された前記変換色に従って変換して、前
記変換された画像を所定のプロトコルに従って配信先へ
送ることを特徴とする。ここで、前記変換色は専用シー
トを用いて指示する。
に、本発明の画像メール装置は、画像通信端末装置より
の要求に応じて画像メールの蓄積及び配信を行う画像メ
ール装置であって、受信した画像から色変換領域を指示
する色変換領域指示マークを検出する色変換指示検出手
段と、受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素
の変換色を指示する変換色指示マークを検出する変換色
指示検出手段と、前記色変換領域を指示された前記変換
色に従って変換する画像変換手段と、前記変換された画
像を所定のプロトコルに従って配信先へ送る配信手段と
を備えることを特徴とする。ここで、前記変換色は専用
シートを用いて指示する。又、本発明の画像処理方法
は、画像通信端末装置よりの要求に応じて画像メールの
蓄積及び配信を行う画像処理方法であって、受信した画
像から色変換領域を指示する色変換領域指示マークを検
出し、受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素
の変換色を指示する変換色指示マークを検出し、前記色
変換領域を指示された前記変換色に従って変換して、前
記変換された画像を所定のプロトコルに従って配信先へ
送ることを特徴とする。ここで、前記変換色は専用シー
トを用いて指示する。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
説明する。本実施例では、画像メール装置の一例として
のファクシミリメール装置について説明する。
説明する。本実施例では、画像メール装置の一例として
のファクシミリメール装置について説明する。
【０００７】図１は本実施例のファクシミリメール装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【０００８】１はファクシミリメール装置のシステム全
体の制御を行なうシステム制御部、２は各種画像処理を
行なうために一時的に各種画像データを記憶する画像メ
モリ、３は受信した画像圧縮データなどを蓄積する外部
蓄積部で、本実施例ではＨＤ（ハードディスク）装置と
する。４は受信原稿画像上の色変換指示マークを検出す
る色変換指示検出部、５は前記画像メモリ上の白黒画像
等の画像より色変換指示に従ってカラー画像を作成する
カラー画像作成部、６は例えばＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲ等の
方法で白黒画像の圧縮，伸張を行なう白黒画像圧縮伸張
部、７は例えばＪＰＥＧの方法等でカラー画像の圧縮，
伸張を行なうカラー画像圧縮伸張部、８は所定のプロト
コルで画像通信を行なう通信制御部、９は回線とのイン
タフェースを行なう回線Ｉ／Ｆ、１０は公衆電話回線、
ＩＳＤＮ等の回線である。
体の制御を行なうシステム制御部、２は各種画像処理を
行なうために一時的に各種画像データを記憶する画像メ
モリ、３は受信した画像圧縮データなどを蓄積する外部
蓄積部で、本実施例ではＨＤ（ハードディスク）装置と
する。４は受信原稿画像上の色変換指示マークを検出す
る色変換指示検出部、５は前記画像メモリ上の白黒画像
等の画像より色変換指示に従ってカラー画像を作成する
カラー画像作成部、６は例えばＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲ等の
方法で白黒画像の圧縮，伸張を行なう白黒画像圧縮伸張
部、７は例えばＪＰＥＧの方法等でカラー画像の圧縮，
伸張を行なうカラー画像圧縮伸張部、８は所定のプロト
コルで画像通信を行なう通信制御部、９は回線とのイン
タフェースを行なう回線Ｉ／Ｆ、１０は公衆電話回線、
ＩＳＤＮ等の回線である。
【０００９】本実施例のファクシミリメール装置の動作
を詳細に説明する前に、図２に示す本実施例のシステム
構成図で、ファクシミリメール装置の利用例を説明す
る。
を詳細に説明する前に、図２に示す本実施例のシステム
構成図で、ファクシミリメール装置の利用例を説明す
る。
【００１０】図２において、３１は本実施例のファクシ
ミリメール装置、３２はＰＢＸ、３３は白黒ＦＡＸ、３
４はカラーＦＡＸ、３５は公衆回線網、３６はファクシ
ミリメール装置からＰＢＸに接続される１回線分以上の
通信回線である。
ミリメール装置、３２はＰＢＸ、３３は白黒ＦＡＸ、３
４はカラーＦＡＸ、３５は公衆回線網、３６はファクシ
ミリメール装置からＰＢＸに接続される１回線分以上の
通信回線である。
【００１１】以下、白黒ＦＡＸ３３からの画像に対し
て、ファクシミリメール装置３１によって画像の一部に
色を付けて、カラーＦＡＸ３４に送信する場合について
述べる。ＰＢＸ３２に内線接続された白黒ＦＡＸ３３か
ら、同じくＰＢＸ３２に内線接続されたファクシミリメ
ール装置３１に原稿を送信すると、この画像データはフ
ァクシミリメール装置３１内に蓄積受信される。この画
像データは、白黒ＦＡＸ３３で送信する時点ですでにそ
の送信原稿上に色変換すべきか否かの色変換指示情報が
送信者によって記されている。ファクシミリメール装置
本体３１は、前記の色変換指示情報を検出し、この指示
に従って白黒画像をカラー画像に変換して蓄積し、後の
送信指示によって、ＰＢＸ３２，公衆回線網３５を経
て、相手のカラーＦＡＸ３４にカラーファクシミリ送信
が行なわれる。
て、ファクシミリメール装置３１によって画像の一部に
色を付けて、カラーＦＡＸ３４に送信する場合について
述べる。ＰＢＸ３２に内線接続された白黒ＦＡＸ３３か
ら、同じくＰＢＸ３２に内線接続されたファクシミリメ
ール装置３１に原稿を送信すると、この画像データはフ
ァクシミリメール装置３１内に蓄積受信される。この画
像データは、白黒ＦＡＸ３３で送信する時点ですでにそ
の送信原稿上に色変換すべきか否かの色変換指示情報が
送信者によって記されている。ファクシミリメール装置
本体３１は、前記の色変換指示情報を検出し、この指示
に従って白黒画像をカラー画像に変換して蓄積し、後の
送信指示によって、ＰＢＸ３２，公衆回線網３５を経
て、相手のカラーＦＡＸ３４にカラーファクシミリ送信
が行なわれる。
【００１２】次に本実施例のファクシミリメール装置の
カラー変換処理動作について詳細に説明する。本実施例
では希望する変換色（以下希望変換色）の指示のみは、
送信原稿の１枚目に添付する専用マークシートにおいて
指示するものとする。
カラー変換処理動作について詳細に説明する。本実施例
では希望する変換色（以下希望変換色）の指示のみは、
送信原稿の１枚目に添付する専用マークシートにおいて
指示するものとする。
【００１３】図３は本実施例のカラー変換指示原稿を説
明する図である。
明する図である。
【００１４】Ｘ軸方向を主走査方向としてファクシミリ
装置に読み込まれるものとする。希望変換色はマークシ
ートで別途指示するため、本原稿上には色変換領域指定
マークのみを記すものとする。５１は本指示原稿、５２
は写真や絵の部分、５３の斜線による網掛け部は文字行
であり、５４が色変換領域指定マークである。
装置に読み込まれるものとする。希望変換色はマークシ
ートで別途指示するため、本原稿上には色変換領域指定
マークのみを記すものとする。５１は本指示原稿、５２
は写真や絵の部分、５３の斜線による網掛け部は文字行
であり、５４が色変換領域指定マークである。
【００１５】本実施例では送信原稿の最初に添付された
マークシートによって、それ以降の原稿は色領域の指示
が記された原稿と認識され、その場合、原稿の左辺から
一定の領域、つまり図３での左辺からＣまでの範囲を色
変換領域指示マーク記載部とし、その範囲内で主走査方
向（Ｘ）に所定の幅を持ち副走査方向（Ｙ）にのびる帯
状のマークによって、副走査方向の色変換領域を指示す
るものである。すなわち、図３ではＡからＢの範囲の文
字を構成する画素が、該マークシートによって指示され
た色に変換される。
マークシートによって、それ以降の原稿は色領域の指示
が記された原稿と認識され、その場合、原稿の左辺から
一定の領域、つまり図３での左辺からＣまでの範囲を色
変換領域指示マーク記載部とし、その範囲内で主走査方
向（Ｘ）に所定の幅を持ち副走査方向（Ｙ）にのびる帯
状のマークによって、副走査方向の色変換領域を指示す
るものである。すなわち、図３ではＡからＢの範囲の文
字を構成する画素が、該マークシートによって指示され
た色に変換される。
【００１６】次にファクシミリメール装置のカラー変換
処理の動作を図４の動作フローによって図１を参照しな
がら説明する。受信した白黒画像データは、図１の回線
１０，回線Ｉ／Ｆ９，通信制御部８を通して受信し、す
でに外部蓄積部３に白黒圧縮画像データとして蓄積され
ているとする。
処理の動作を図４の動作フローによって図１を参照しな
がら説明する。受信した白黒画像データは、図１の回線
１０，回線Ｉ／Ｆ９，通信制御部８を通して受信し、す
でに外部蓄積部３に白黒圧縮画像データとして蓄積され
ているとする。
【００１７】図４のステップＳ１において、１枚目の白
黒圧縮画像データを外部蓄積部３から画像メモリ２に移
し、白黒画像圧縮伸張部６によって画像メモリ２上で伸
張し、生画像データに変換する。ステップＳ２において
１枚目の生画像データがマークシートかどうかを図示し
ないシート認識部にて認識する。ステップＳ３にて１枚
目がマークシートならステップＳ４に進み、マークシー
トでないならステップＳ１３に進む。ステップＳ１３で
はマークシートを使用しない場合のメール配信処理を行
なう。
黒圧縮画像データを外部蓄積部３から画像メモリ２に移
し、白黒画像圧縮伸張部６によって画像メモリ２上で伸
張し、生画像データに変換する。ステップＳ２において
１枚目の生画像データがマークシートかどうかを図示し
ないシート認識部にて認識する。ステップＳ３にて１枚
目がマークシートならステップＳ４に進み、マークシー
トでないならステップＳ１３に進む。ステップＳ１３で
はマークシートを使用しない場合のメール配信処理を行
なう。
【００１８】ステップＳ４で１枚目がマークシートで色
変換指示がされていることを認識したら、ステップＳ５
にてマークシートにマークされた希望変換色を認識した
後、ステップＳ６以降のカラー変換処理を行ない、色変
換指示のない通常マークシートと認識されたら、ステッ
プＳ１４にて通常のマークシートを使用した時のメール
配信処理を行なう。
変換指示がされていることを認識したら、ステップＳ５
にてマークシートにマークされた希望変換色を認識した
後、ステップＳ６以降のカラー変換処理を行ない、色変
換指示のない通常マークシートと認識されたら、ステッ
プＳ１４にて通常のマークシートを使用した時のメール
配信処理を行なう。
【００１９】ステップＳ６では、次ページの受信白黒圧
縮データを画像メモリ２上で白黒画像圧縮伸張部６にて
伸張し、生画像データに変換する。ステップＳ７では、
色変換領域指示マークを検出し、ステップＳ８において
該色変換領域指示マークで限定された領域、図３で言え
ばＡからＢの副走査方向の範囲の領域の文字等の有意の
画素の色をマークシートで検出した希望変換色に変換し
たカラー静止画像を、画像メモリ２上にカラー画像作成
部５によって作成し、ステップＳ９でこれを画像メモリ
２上でカラー画像圧縮伸張部７によって例えばＪＰＥＧ
方式で画像圧縮を行ない、これを外部蓄積部３に蓄積す
る。
縮データを画像メモリ２上で白黒画像圧縮伸張部６にて
伸張し、生画像データに変換する。ステップＳ７では、
色変換領域指示マークを検出し、ステップＳ８において
該色変換領域指示マークで限定された領域、図３で言え
ばＡからＢの副走査方向の範囲の領域の文字等の有意の
画素の色をマークシートで検出した希望変換色に変換し
たカラー静止画像を、画像メモリ２上にカラー画像作成
部５によって作成し、ステップＳ９でこれを画像メモリ
２上でカラー画像圧縮伸張部７によって例えばＪＰＥＧ
方式で画像圧縮を行ない、これを外部蓄積部３に蓄積す
る。
【００２０】ステップＳ１０では、全ての受信画像デー
タの処理が終了したかをチェックする。まだ受信画像デ
ータが残っている場合はステップＳ６に戻り、終了した
場合はステップＳ１１へ進む。ステップＳ１１では受信
を希望する他のファクシミリ端末等からの送信要求、あ
るいは時刻指定送信がある場合は、指定時刻になったこ
と等によるシステム制御部１からの送信指示を待って、
ステップＳ１２にて通信制御部８によってカラーファク
シミリのプロトコルにのっとって送信を行なう。
タの処理が終了したかをチェックする。まだ受信画像デ
ータが残っている場合はステップＳ６に戻り、終了した
場合はステップＳ１１へ進む。ステップＳ１１では受信
を希望する他のファクシミリ端末等からの送信要求、あ
るいは時刻指定送信がある場合は、指定時刻になったこ
と等によるシステム制御部１からの送信指示を待って、
ステップＳ１２にて通信制御部８によってカラーファク
シミリのプロトコルにのっとって送信を行なう。
【００２１】このように、白黒ファクシミリ端末であっ
ても、原稿上のマーク記入によって色付けをしたカラー
ファクシミリ原稿を相手のカラーファクシミリに送るこ
とが可能となる。
ても、原稿上のマーク記入によって色付けをしたカラー
ファクシミリ原稿を相手のカラーファクシミリに送るこ
とが可能となる。
【００２２】なお、本発明は本実施例に限られたもので
はなく、ファクシミリメール装置に限らず、他の通信方
式の画像メール装置でも構わない。また、色変換指定操
作も、白黒画像の一部をカラー化するだけでなく、カラ
ーである画像の指定範囲の色変換を行なうものであって
もよい。また文字等の色を変換するだけでなく、背景の
色を変換するものであってもよい。
はなく、ファクシミリメール装置に限らず、他の通信方
式の画像メール装置でも構わない。また、色変換指定操
作も、白黒画像の一部をカラー化するだけでなく、カラ
ーである画像の指定範囲の色変換を行なうものであって
もよい。また文字等の色を変換するだけでなく、背景の
色を変換するものであってもよい。
【００２３】さらに、本実施例ではカラー変換を要求す
る送信の度にその１枚目にマークシートを添付して希望
変換色を指示しているが、あらかじめ希望変換色を指示
したマークシートのみを送信したり、あるいはプッシュ
ホンで希望変換色を指示する等して希望変換色を決めて
おき、変更した時のみ指示しなおすようにしてもよい。
る送信の度にその１枚目にマークシートを添付して希望
変換色を指示しているが、あらかじめ希望変換色を指示
したマークシートのみを送信したり、あるいはプッシュ
ホンで希望変換色を指示する等して希望変換色を決めて
おき、変更した時のみ指示しなおすようにしてもよい。
【００２４】また、希望変換色指示は色変換領域指示マ
ークを記した原稿上の所定の領域にマークを記し、マー
ク認識したり、文字を記入し文字認識するようにしても
よいし、色変換領域指示マーク自体が希望変換色を表わ
すものとして領域毎に異なる色としてもよい。さらに色
変換領域指示マークは複数箇所の指定も可能であり、本
実施例では副走査方向の指示をするものであるが主走査
方向にもマークを記入して制御指示できる。また主走査
方向、副走査方向のマークを組み合わせて２次元的に領
域を指示できる。
ークを記した原稿上の所定の領域にマークを記し、マー
ク認識したり、文字を記入し文字認識するようにしても
よいし、色変換領域指示マーク自体が希望変換色を表わ
すものとして領域毎に異なる色としてもよい。さらに色
変換領域指示マークは複数箇所の指定も可能であり、本
実施例では副走査方向の指示をするものであるが主走査
方向にもマークを記入して制御指示できる。また主走査
方向、副走査方向のマークを組み合わせて２次元的に領
域を指示できる。
【００２５】さらに、本実施例では、白黒ＦＡＸからカ
ラーＦＡＸへの画像送信を考えたが、マークシートによ
り色を指定して、その色の白／黒への変換を指定するこ
とにより、本発明の技術範囲内でカラーＦＡＸから白黒
ＦＡＸへの画像送信の改善も達成できることが明らかで
ある。
ラーＦＡＸへの画像送信を考えたが、マークシートによ
り色を指定して、その色の白／黒への変換を指定するこ
とにより、本発明の技術範囲内でカラーＦＡＸから白黒
ＦＡＸへの画像送信の改善も達成できることが明らかで
ある。
【００２６】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても１つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても１つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【００２７】
【発明の効果】本発明により、白黒ファクシミリとカラ
ーファクシミリとが混在するシステムで資源を有効に使
用した画像メールの蓄積及び配信を実現する画像メール
装置及び画像処理方法を提供できる。
ーファクシミリとが混在するシステムで資源を有効に使
用した画像メールの蓄積及び配信を実現する画像メール
装置及び画像処理方法を提供できる。
【００２８】すなわち、白黒ファクシミリ等の白黒画像
通信端末で原稿上に色変換指示を記すことによって、そ
の受信画像をカラー静止画像に変換して、その所定のプ
ロトコルで当該宛先に送信することができるので、従来
の白黒ファクシミリ装置等の白黒画像通信端末でも宛先
のカラーファクシミリ装置等のカラー画像通信端末に効
果的なカラー画像を送ることができるため、高価なカラ
ー画像通信端末に買替えることなくカラー対応画像メー
ル装置の恩恵を受けることができ、非常に経済的に効果
的なカラー画像通信網を構築することができる。
通信端末で原稿上に色変換指示を記すことによって、そ
の受信画像をカラー静止画像に変換して、その所定のプ
ロトコルで当該宛先に送信することができるので、従来
の白黒ファクシミリ装置等の白黒画像通信端末でも宛先
のカラーファクシミリ装置等のカラー画像通信端末に効
果的なカラー画像を送ることができるため、高価なカラ
ー画像通信端末に買替えることなくカラー対応画像メー
ル装置の恩恵を受けることができ、非常に経済的に効果
的なカラー画像通信網を構築することができる。
【図１】本実施例のファクシミリメール装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】本実施例のファクシミリメール装置を使用した
システム図である。
システム図である。
【図３】本実施例の文書操作を説明する図である。
【図４】本実施例のファクシミリメール装置のカラー変
換処理の動作手順を示すフローチャートである。
換処理の動作手順を示すフローチャートである。
１…システム制御部、２…画像メモリ、３…外部蓄積
部、４…色変換指示検出部、５…カラー画像作成部、６
…白黒画像圧縮伸張部、７…カラー画像圧縮伸張部、８
…通信制御部、９…回線Ｉ／Ｆ、１０…回線。
部、４…色変換指示検出部、５…カラー画像作成部、６
…白黒画像圧縮伸張部、７…カラー画像圧縮伸張部、８
…通信制御部、９…回線Ｉ／Ｆ、１０…回線。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/38 - 1/393 H04N 1/46 - 1/64 H04L 12/00 - 12/26 H04L 12/50 - 12/66
Claims (4)
- 【請求項１】 画像通信端末装置よりの要求に応じて画
像メールの蓄積及び配信を行う画像メール装置であっ
て、 受信した画像から色変換領域を指示する色変換領域指示
マークを検出する色変換指示検出手段と、 受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素の変換
色を指示する変換色指示マークを検出する変換色指示検
出手段と、 前記色変換領域を指示された前記変換色に従って変換す
る画像変換手段と、 前記変換された画像を所定のプロトコルに従って配信先
へ送る配信手段とを備えることを特徴とする画像メール
装置。 - 【請求項２】 前記変換色は専用シートを用いて指示す
ることを特徴とする請求項１記載の画像メール装置。 - 【請求項３】 画像通信端末装置よりの要求に応じて画
像メールの蓄積及び配信を行う画像処理方法であって、 受信した画像から色変換領域を指示する色変換領域指示
マークを検出し、 受信した画像から前記色変換領域内の有意の画素の変換
色を指示する変換色指示マークを検出し、 前記色変換領域を指示された前記変換色に従って変換し
て、 前記変換された画像を所定のプロトコルに従って配信先
へ送ることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項４】 前記変換色は専用シートを用いて指示す
ることを特徴とする請求項３記載の画像処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18605793A JP3270582B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 画像メール装置及び画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18605793A JP3270582B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 画像メール装置及び画像処理方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0746355A JPH0746355A (ja) | 1995-02-14 |
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-
1993
- 1993-07-28 JP JP18605793A patent/JP3270582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0746355A (ja) | 1995-02-14 |
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