JPH0898002A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH0898002A
JPH0898002A JP6227005A JP22700594A JPH0898002A JP H0898002 A JPH0898002 A JP H0898002A JP 6227005 A JP6227005 A JP 6227005A JP 22700594 A JP22700594 A JP 22700594A JP H0898002 A JPH0898002 A JP H0898002A
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JP
Japan
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data
file
character
page
mode
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JP6227005A
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Hiroshi Shibata
博 柴田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ページのデータ量に満たない複数のデータ
を画質を劣化させずに結合して1ページ単位で能率良く
送信できるようにする。 【構成】 データ結合判定部5によって送信する複数の
データファイルがイメージデータ,キャラクタデータ,
イメージデータとキャラクタデータの混在データのいず
れであるかを判定し、その判定結果に基づいて各データ
ファイルの送信モードを通常のG3送信モード,G3キ
ャラクタモード,又はG3ミクストモードのいずれかに
決定し、データファイル変換部6によって各データファ
イルのフォーマットを変換した後にデータ結合判定部5
によって結合して1ページ単位のデータファイルを作成
し、通信制御部7によってその作成されたデータファイ
ルを決定された送信モードによって送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ通信制
御機能付きのパーソナルコンピュータやファクシミリ装
置等のデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の機能を備えたファクシミリ
装置等のデータ通信装置が多数提案されている。例え
ば、キャラクタデータとイメージデータをブロックに分
割し、そのイメージデータの内容が2値データ,カラー
データ,又は中間調データに応じて処理を行なうことに
よって処理の効率化を図るデータ通信装置(特開昭63
−115455号公報参照)などが提案されている。
【0003】また、データ通信装置に適用する処理方法
として、ミクストモードデータのブロックがテキストな
らばページ・ディスクリプション・ラングウェイジ(P
DL)に変換し、イメージは変換しないファクシミリ処
理方法(特開平4−13369号公報参照)などが提案
されている。
【0004】従来、複数ページのイメージデータを送信
するとき、各ページのデータ量が1ページに満たない場
合、各ページのデータを1ページのデータとしてファク
シミリ送信する機能(「Into1送信機能」と称す
る)を備えたデータ通信装置があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなInto1送信機能を備えた従来のデータ通信装
置では、キャラクタデータ,又はイメージデータとキャ
ラクタデータの混在データについては、一度キャラクタ
データをイメージデータに変換してからでないと1ペー
ジに結合してファクシミリ送信できないので、キャラク
タデータをイメージデータに変換することによって画質
の劣化を招き、データ量が増加してデータ送信に時間が
かかるという問題があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、1ページのデータ量に満たない複数のデータを
画質を劣化させずに能率良く送信できるようにすること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、送信する複数のデータがイメージデー
タ,キャラクタデータ,イメージデータとキャラクタデ
ータの混在データのいずれであるかを判定する判定手段
と、その手段による判定結果に基づいて上記複数のデー
タの送信モードを決定する送信モード決定手段と、上記
複数のデータを結合して1ページ単位のデータファイル
を作成するデータファイル作成手段と、その手段によっ
て作成されたデータファイルを上記決定された送信モー
ドによって送信する送信手段を備えたデータ通信装置を
提供する。
【0008】また、上記送信モード決定手段を、上記判
定手段による判定結果がキャラクタデータのみであると
き、上記複数のデータの送信モードをG3キャラクタモ
ードに決定する手段にするとよい。
【0009】さらに、上記送信モード決定手段を、上記
判定結果による判定結果がイメージデータとキャラクタ
データの混在データであるとき、上記複数のデータの送
信モードをG3ミクストモードに決定する手段にすると
よい。
【0010】さらにまた、上記データファイル作成手段
によって作成されたデータファイルの各ページに発信
元,宛名,発信時刻,ファイル番号,及びページ番号等
の発信元で付加した情報をキャラクタデータで挿入する
手段を設けるとよい。
【0011】
【作用】この発明によるデータ通信装置は、送信する複
数のデータがイメージデータ,キャラクタデータ,イメ
ージデータとキャラクタデータの混在データのいずれで
あるかの判定結果に基づいて複数のデータの送信モード
を決定し、その後、複数のデータを結合して1ページ単
位のデータファイルを作成して、その作成されたデータ
ファイルを決定された送信モードによって送信するの
で、複数のデータを1ページ単位で結合して適切な送信
モードによって送信することができる。
【0012】つまり、送信時の1ページのデータ量に満
たないキャラクタデータをイメージデータに変換するこ
となく結合して1ページ単位で送信することができる。
また、送信時の1ページのデータ量に満たないイメージ
データとキャラクタデータとからなるデータファイルを
送信するとき、キャラクタデータをイメージデータに変
換することなくイメージデータと結合して1ページ単位
で送信することができる。したがって、1ページのデー
タ量に満たない複数のデータを、その画質を劣化させず
且つデータ量を増加させずに結合して1ページ単位で能
率良く送信することができる。
【0013】また、判定結果がキャラクタデータのみで
あるとき、複数のデータの送信モードをG3キャラクタ
モードに決定すれば、複数のデータが全てキャラクタデ
ータのときには、各データの結合後の1ページ単位のデ
ータファイルをキャラクタデータのまま自動的に送信す
ることができる。
【0014】さらに、判定結果がイメージデータとキャ
ラクタデータの混在データであるとき、複数のデータの
送信モードをG3ミクストモードに決定すれば、複数の
データがイメージデータとキャラクタデータの混在デー
タのときには、各データの結合後の1ページ単位のデー
タファイルをイメージデータとキャラクタデータを混在
させたまま自動的に送信することができる。
【0015】さらにまた、作成されたデータファイルの
各ページに発信元,宛名,発信時刻,ファイル番号,及
びページ番号等の発信元で付加した情報をキャラクタデ
ータで挿入するようにすれば、各ページに発信元で付加
した情報をキャラクタデータのまま挿入して自動的に送
信することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例であるデ
ータ通信装置の機能構成を示すブロック図である。この
データ通信装置は、ファクシミリ通信制御機能付きのパ
ーソナルコンピュータ(PC)であり、CPU,RO
M,及びRAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵
し、システム制御部1,データファイル管理部2,宛先
管理部3,操作部4,データ結合判定部5,データファ
イル変換部6,及び通信制御部7の各機能部を備えてい
る。
【0017】システム制御部1は、この装置全体の制御
を司る。データファイル管理部2は、キャラクタデータ
及びイメージデータのデータファイルを格納し、それら
をファイル名称とファイル属性と共に管理するメモリで
ある。
【0018】宛先管理部3は、データファイルを送信す
る宛先の名称やFAX番号等の宛先情報を登録して管理
するメモリである。操作部4は、ユーザによる送信する
データファイルの指定や送信先の宛先の名称の指定や各
種の操作の指示を行なうキーボード等の入力装置であ
る。
【0019】データ結合判定部5は、操作部4によって
指定された複数のデータファイルの各ファイル属性に基
づいて、全てのデータファイルがキャラクタデータのみ
ならばG3キャラクタモードに決定し、イメージデータ
とキャラクタデータの混在データならばG3ミクストモ
ードに決定し、データファイルの送信時の送信モードを
決定する送信モード決定処理を行なう。
【0020】さらに、どのデータファイルまでの結合が
可能かの判定処理と、その判定結果に基づいてデータフ
ァイル変換部6によるフォーマット変換後の各データフ
ァイルを結合して1ページ単位のデータファイルを作成
するデータファイル作成処理と、その作成されたデータ
ファイルの各ページに発信元,宛名,発信時刻,ファイ
ル番号,及びページ番号等の発信元で付加する情報をキ
ャラクタデータで挿入する処理も行なう。
【0021】データファイル変換部6は、指定された各
データファイルのキャラクタデータのフォーマット変
換,及びイメージデータの画サイズ変換及び線密度変換
等を行なう。通信制御部7は、G3キャラクタモード,
G3ミクストモードの各送信モードを含むG3通信プロ
トコルによるデータファイル通信の制御を司り、データ
結合判定部5によって決定された送信モードによって、
作成されたデータファイルを指定された宛先へファクシ
ミリ送信する。
【0022】図2は、このデータ通信装置におけるデー
タ送信の処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」と示す)1のファイル指定と
送信要求によって送信する複数のデータファイルと送信
先の宛先を指定し、送信要求を行なうと、ステップ2へ
進んで指定された各データファイルはキャラクタデータ
とイメージデータとが混在しているか否かを判定して、
混在していなければステップ3へ進む。
【0023】ステップ3では指定された各データファイ
ルが全てキャラクタデータか否かを判定して、全てキャ
ラクタデータでなければ全てイメージデータであると判
断して、ステップ6へ進んで送信モードを通常のG3送
信モードに決定し、通常のイメージデータの結合処理に
よって各データファイルを結合して1ページ単位のデー
タファイルを作成する。
【0024】その後、ステップ7へ進んで指定された宛
先のFAX番号をセットして通常のG3送信モードによ
って作成された1ページ単位のデータファイルを送信
し、この処理を終了する。
【0025】また、ステップ3で全てキャラクタデータ
であると判定したら、ステップ4へ進んで送信モードを
G3キャラクタモードに決定し、全ての送信(データ)
ファイルをG3キャラクタモードのフォーマットに変換
し、ステップ5へ進んでページ単位の結合処理によって
各データファイルを結合して1ページ単位のデータファ
イルを作成する。
【0026】その後、ステップ8へ進んで指定された宛
先のFAX番号をセットしてG3キャラクタモード送信
処理により、作成された1ページ単位のデータファイル
をG3キャラクタモードで送信し、この処理を終了す
る。
【0027】一方、ステップ2で各データファイルはキ
ャラクタデータとイメージデータとが混在していると判
定したら、ステップ9へ進んで各データファイルはイメ
ージファイル(イメージデータ)か否かを判断して、ス
テップ10,11の処理によってそれぞれ各データファ
イルのフォーマットを変換する。
【0028】つまり、イメージデータでなければステッ
プ10へ進んでそのデータファイルをG3ミクストモー
ドのキャラクタフォーマットに変換し、イメージデータ
ならステップ11へ進んでG3ミクストモードのイメー
ジフォーマットに変換する。
【0029】その後、ステップ12へ進んで指定された
全てのデータファイルのフォーマットの変換が終了して
いなければ、ステップ9へ戻って次のデータファイルの
フォーマットの変換を行ない、指定された全てのデータ
ファイルのフォーマットを変換するまで上述の処理を繰
り返す。
【0030】そして、ステップ12で全てのデータファ
イルのフォーマットの変換が終了したら、ステップ13
へ進んでページ単位の結合処理によって各データファイ
ルを結合して1ページ単位のデータファイルを作成す
る。その後、ステップ14へ進んで指定された宛先のF
AX番号をセットしてG3ミクストモード送信処理によ
り、作成された1ページ単位のデータファイルをG3ミ
クストモードで送信し、この処理を終了する。
【0031】次に、このデータ通信装置におけるデータ
送信処理についてさらに詳述する。表1は宛先管理部3
に格納されたデータの一例を示す表である。この宛先管
理部3には、データファイルをファクシミリ送信する宛
先名称と、そのファクシミリ番号(FAX番号)を対応
させて格納している。
【0032】例えば、宛先名称「RIHO1」にはFA
X番号「123−456−7890」が、宛先名称「R
IHO−TOKYO」にはFAX番号「098−765
−4321」がそれぞれ登録されている。したがって、
操作部4によって宛先名称が指定されると、宛先管理部
3に登録されているその宛先名称に対応するFAX番号
を読み出して、送信先のFAX番号としてセットする。
【0033】
【表1】
【0034】表2はデータファイル管理部2に格納され
たデータファイルの管理テーブルの一例を示す表であ
る。このデータファイル管理部2には、各データファイ
ルを格納し、管理テーブルに登録したファイル名とファ
イル属性とによって各データファイルを管理している。
【0035】ファイル属性は、イメージデータ又はキャ
ラクタデータの識別情報と、サイズ,行数,1行の文字
数等の情報からなる。例えば、ファイル1のデータファ
イルのファイル属性は「イメージ,A4,200*10
0,MMR」であり、ファイル2のデータファイルのフ
ァイル属性は「キャラクタ,40文字,10行」であ
る。
【0036】
【表2】
【0037】まず、ユーザが操作部4によってファイル
1〜5までの各データファイルを順番に指定し、その各
データファイルを結合して1ページ単位で送信する指示
も指定し、宛先と共に送信指示を行なう。その指定され
た各データファイルは、それぞれデータ量が送信時の1
ページに満たない。そこで、最初にデータファイル管理
部2によってファイル1〜5の各データファイルをG3
ミクストモード又はG3キャラクタモードのフォーマッ
トに変換する。
【0038】このG3キャラクタモードとG3ミクスト
モードは1993年にITU−T(旧CCITT)で以
下の勧告がされている。 (1)G3キャラクタモードで送信するデータのフォー
マットは77文字55行に決まっている。
【0039】(2)G3ミクストモードで送信するデー
タのフォーマットはA4、つまりイメージデータなら標
準解像度で1024走査ライン,キャラクタデータなら
77文字64行に決まっている。したがって、1ライン
のキャラクタデータは標準解像度のイメージデータの1
6走査ラインに相当し、イメージデータは標準解像度で
の16走査ラインの整数倍になる。
【0040】このように、G3キャラクタモードによる
データファイル送信では、データファイルの送信時のフ
ォーマットが規定されており、そのフォーマットと異な
る任意のキャラクタデータは送信できない。
【0041】また、G3ミクストモードによるデータ送
信では、キャラクタデータとイメージデータの送信時の
フォーマットが規定されており、そのフォーマットと異
なるキャラクタデータとイメージデータとが混在した任
意のデータファイルは送信できない。
【0042】そのため、G3キャラクタモード決定後
は、データファイル変換部6によって送信が指定された
各データファイルのフォーマットをG3キャラクタモー
ド送信用のフォーマットに自動的に変換する。また、G
3ミクストモード決定後は、データファイル変換部6に
よって送信が指定された各データファイルのフォーマッ
トをG3ミクストモード送信用のフォーマットに自動的
に変換する。
【0043】まず、ファイル1,3の各データファイル
のイメージデータは標準解像度で16走査ラインの整数
倍にする必要があるため、不足分は白ラインを追加し、
イメージデータの終了を示すRTCを付加する。また、
ファイル1はA4,ファイル3はB4であるので、ファ
イル3のデータファイルをB4からA4に線密度変換を
行なってからライン調整を行なう。
【0044】その結果、ファイル1のデータファイルの
イメージデータは160ラインになり、ファイル3のデ
ータファイルのイメージデータは320ラインになった
ものとする。これらは、キャラクタデータに換算すると
それぞれ10行及び20行に相当する。
【0045】一方、ファイル2,4,5の各データファ
イルのキャラクタデータは1行77文字以内に変換する
必要があるため、これを越える場合には変換を行なう。
ファイル2,5の各データファイルは共に77文字以下
なので変換の必要はないが、ファイル4のデータファイ
ルは80文字なので77文字以内にフォーマット変換す
る。そして、ファイル4のデータファイルのフォーマッ
ト変換後の行数が35行になったものとする。
【0046】このキャラクタデータのフォーマットの変
換は自動的に行なってもよいし、データファイル送信時
にユーザによって行なうようにしてもよい。また、デー
タファイルのフォーマット変換を自動的に行なうかユー
ザに対して促すかを選択可能にしても良い。
【0047】その後、データ結合判定部5によって全デ
ータファイルをどの送信モードで送信するかを判定す
る。この場合、ファイル1〜5の各データファイルはイ
メージデータとキャラクタデータとが混在しているから
送信時の送信モードをG3ミクストモードに決定する。
【0048】さらに、フォーマット変換後のファイル1
〜5の各データファイルのどこまでが1ページとして結
合可能かを判定する。まず、連続するイメージデータ及
びキャラクタデータを結合する場合、結合位置の終結デ
ータを取り除く。つまり、イメージデータの終結データ
RTCと、キャラクタデータの終結データCR,FFと
を取り除く。
【0049】その後、ファイル1〜5の全データファイ
ルをキャラクタデータに換算すると、ファイル1,2,
3は合計40行になり、ファイル4のデータファイルの
35行を足すと1ページの制限である55行を越えるた
め、ファイル1,2,3のデータファイルを結合して1
ページにするものと判断する。
【0050】また、ファイル4のデータファイルは次の
ファイル5のデータファイルの10行を足しても1ペー
ジ制限である55行を越えないので、ファイル4,5の
データファイルを結合して1ページにするものと判断す
る。そして、その判定結果に基づいて、ファイル1,
2,3の各データファイルを結合して1ページ目とし、
ファイル4,5の各データファイルを結合して2ページ
目とするデータファイルを作成する。
【0051】図3はデータ結合判定部5によって作成さ
れたデータファイルのフォーマットを示す図である。こ
のデータファイルは、同図の(a)に示すフォーマット
変換後のファイル1,2,3の各データファイルを結合
してなる1ページ目と、同図の(b)に示すフォーマッ
ト変換後のファイル4,5の各データファイルを結合し
てなる2ページ目とからなる。そして、通信制御部7に
よってその作成されたデータファイルをG3ミクストモ
ードで指定された宛先にファクシミリ送信する。
【0052】次に、G3ミクストモードによるデータ通
信処理手順について説明する。図4は、G3ミクストモ
ード送信プロトコルによるデータファイル送信時のシー
ケンス図である。
【0053】送信側のデータ通信装置(以下「送信側」
と称する)は、受信側のデータ通信装置(以下「受信
側」と称する)と回線を接続する。受信側は、送信側と
回線が接続されると、送信側へ被呼端末識別信号(CE
D)を送信し、デジタル識別信号(DIS)によってG
3ミクストモードとG3キャラクタモードの機能を有す
ることを通知する。
【0054】送信側は、受信側からDISを受信した
後、送信データの結合結果に基づいて受信側へG3ミク
ストモードを指定するデジタル命令信号(DCS)を送
信し、トレーニングチェック(TCF)によってモデム
のトレーニングと伝送速度及びチャネルの使用可能のチ
ェックを行なう。受信側は、トレーニングチェックの
後、送信側へ受信準備確認信号(CFR)を送信し、メ
ッセージ送出を開始して良いことを通知する。
【0055】送信側は、受信側からCFRを受信する
と、受信側へ図3の(a)に示した1ページ目のデータ
であるファクシミリ画情報信号(PIX)を送信し、1
ページ目のデータを送信し終えたらマルチページ信号
(MPS)を送信してページ終了を通知する。
【0056】受信側は、送信側からPIXを受信した
後、MPSを受信すると、送信側へメッセージ確認信号
(MCF)を送信し、1ページ目のデータを完全に受信
したことを通知する。
【0057】送信側は、受信側からMCFを受信する
と、受信側へ図3の(b)に示した2ページ目のデータ
であるファクシミリ画情報信号(PIX)を送信し、2
ページ目のデータを送信し終えたら手順終了信号(EO
P)によってページ終了と共に、送信すべきデータを全
て送信したことを通知する。
【0058】受信側は、そのEOPを受信すると、送信
側へMCFを送信し、2ページ目のデータも完全に受信
したことを通知する。そして、送信側は、受信側へ切断
命令信号(DCN)を送信して回線を切断する。
【0059】このように、複数のデータがキャラクタデ
ータのみの場合、自動的にG3キャラクタモードを設定
し、各データをキャラクタのまま結合して1ページ単位
のデータファイルで送信するので、各データをキャラク
タデータのまま1ページづつにまとめて送信することが
できる。また、G3キャラクタコードによるデータ通信
処理手順も、同様にして行なえるのでその説明は省略す
る。
【0060】この実施例のデータ通信装置は、1ページ
のデータ量に満たない複数のキャラクタデータをイメー
ジに変換することなく、そのまま結合して1ページ単位
でまとめて送信できるので、データファイル通信時間を
短縮し、能率良く送信することができ、受信側では複数
のファイルを1ページにまとめて印刷できるので、印刷
用紙を節約することができる。
【0061】また、複数のデータファイルがキャラクタ
データとイメージデータの混在データの場合、自動的に
G3ミクストモードを設定し、各データファイルをそれ
ぞれキャラクタとイメージのまま結合して1ページ単位
のデータファイルで送信するので、キャラクタとイメー
ジの混在するデータファイルの通信時間を短縮し、能率
良く送信することができ、受信側では複数のファイルを
1ページにまとめて印刷できるので、印刷用紙を節約す
ることができる。
【0062】したがって、送信時の1ページのデータ量
に満たないキャラクタデータを送信するときには、それ
をイメージデータに変換することなく結合して1ページ
単位でキャラクタ送信モードによって能率良く送信する
ことができる。
【0063】また、送信時の1ページのデータ量に満た
ないイメージデータとキャラクタデータとからなるデー
タファイルを送信するときには、そのキャラクタデータ
をイメージデータに変換することなくイメージデータと
結合して1ページ単位でミクスト送信モードで能率良く
送信することができる。
【0064】そのため、キャラクタデータをイメージデ
ータに変換することによる画質の低下とデータ量の増加
を招くこと無く、データ送信を高品質で能率良く行なう
ことができる。
【0065】さらに、それぞれが任意のフォーマットの
複数のキャラクタデータをG3キャラクタモード用のフ
ォーマットに自動的に変換できるので、キャラクタデー
タの送信を能率良く行なえる。
【0066】さらにまた、それぞれが任意のフォーマッ
トの複数のキャラクタデータ及びイメージデータからな
る混在データをG3ミクストモード用のフォーマットに
自動的に変換できるので、キャラクタデータとイメージ
データの混在データの送信を能率良く行なえる。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るデータ通信装置によれば、1ページのデータ量に満た
ない複数のデータを結合して1ページ単位のデータファ
イルを作成し、そのデータファイルをイメージデータ,
キャラクタデータ,又はイメージデータとキャラクタデ
ータとの混在データに応じた送信モードで送信するの
で、複数のデータを画質を劣化させずに能率良く送信す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のデータ通信装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置におけるデータファイル
送信の処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のデータ結合判定部5によって作成された
データファイルのフォーマットを示す図である。
【図4】G3ミクストモード送信プロトコルによるデー
タファイル送信時のシーケンス図である。
【符号の説明】
1:システム制御部 2:データファイル管理部 3:宛先管理部 4:操作部 5:データ結合判定部 6:データファイル変換部 7:通信制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する複数のデータがイメージデー
    タ,キャラクタデータ,イメージデータとキャラクタデ
    ータの混在データのいずれであるかを判定する判定手段
    と、該手段による判定結果に基づいて前記複数のデータ
    の送信モードを決定する送信モード決定手段と、前記複
    数のデータを結合して1ページ単位のデータファイルを
    作成するデータファイル作成手段と、該手段によって作
    成されたデータファイルを前記決定された送信モードに
    よって送信する送信手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ通信装置におい
    て、前記送信モード決定手段が、前記判定手段による判
    定結果がキャラクタデータのみであるとき、前記複数の
    データの送信モードをG3キャラクタモードに決定する
    手段であることを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ通信装置におい
    て、前記送信モード決定手段が、前記判定手段による判
    定結果がイメージデータとキャラクタデータの混在デー
    タであるとき、前記複数のデータの送信モードをG3ミ
    クストモードに決定する手段であることを特徴とするデ
    ータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のデータ通信装置に
    おいて、前記データファイル作成手段によって作成され
    たデータファイルの各ページに発信元,宛名,発信時
    刻,ファイル番号,及びページ番号等の発信元で付加し
    た情報をキャラクタデータで挿入する手段を設けたこと
    を特徴とするデータ通信装置。
JP6227005A 1994-09-21 1994-09-21 データ通信装置 Pending JPH0898002A (ja)

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JP6227005A Pending JPH0898002A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 データ通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141701A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Canon It Solutions Inc 情報処理装置及びその情報処理方法、並びにプログラム
KR20190114846A (ko) 2018-03-29 2019-10-10 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 횡편기의 얀피더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190114846A (ko) 2018-03-29 2019-10-10 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 횡편기의 얀피더

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