JPH05110556A - 遅延集中シフト同期回路 - Google Patents

遅延集中シフト同期回路

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Publication number
JPH05110556A
JPH05110556A JP3264555A JP26455591A JPH05110556A JP H05110556 A JPH05110556 A JP H05110556A JP 3264555 A JP3264555 A JP 3264555A JP 26455591 A JP26455591 A JP 26455591A JP H05110556 A JPH05110556 A JP H05110556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
hunting
circuit
synchronization
delay
Prior art date
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Pending
Application number
JP3264555A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Hino
正孝 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05110556A publication Critical patent/JPH05110556A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延集中シフト同期回路では、フレームパル
スの誤り検出によって生成されたハンチングパルスと同
期保護回路による同期はずれ信号のANDをとってタイ
ミングパルス回路へのフィードバックをかけているの
で、同期保護回路の遅延時間により正しいハンチングパ
ルスをフィードバックできず、正しいハンチング動作は
1フレーム後になり同期復帰時間が長くなってしまうと
いう課題を解決する。 【構成】 遅延回路9を挿入することにより、ゲート8
において同期はずれ信号13の変化後にハンチングパル
スが入力され、正しいハンチングパルスがフィードバッ
クされて直ちに正しいハンチングが開始され、同期復帰
時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信におけ
るフレーム同期回路に関し、特に、高速信号のフレーム
同期に用いられる遅延集中シフト同期回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている遅延集中シフト
同期回路の一構成例を図2に示す。図2において、3は
入力信号中にフレーム同期パルスが含まれるかどうかを
検出するフレーム同期パルス検出回路であり、その出力
はフレーム同期パルスが検出された場合に“1”、検出
されなかった場合に“0”となるものとする。4はタイ
ミングパルス発生回路であり、その出力信号10は、入
力信号中にフレーム同期パルスが含まれると期待される
時点で“1”となり、その他の時点では“0”になる。
5のゲート回路により、6のJ−Kフリップフロップの
J入力は入力信号中にフレーム同期パルスが含まれると
予測された時点で検出されなかった場合に“1”とな
る。J−Kフリップフロップ6のK入力にはフレーム同
期パルス検出回路3の出力が直接接続されているので、
結局J−Kフリップフロップ6の出力11は入力信号中
にフレーム同期パルスが含まれると期待される時点から
実際にフレーム同期パルスが検出されるまでの時間差に
相当する長さのパルスとなる。このパルスはハンチング
パルスと呼ばれる。
【0003】一方、7は同期保護回路であり、ゲート回
路5の出力信号が入力され、それを監視することによ
り、入力信号中のフレーム同期パルスの誤りがある基準
よりも多いと判断された場合に出力13を“1”にし、
基準よりも少ないと判断された場合に“0”にするよう
に動作する。13の信号は従って同期はずれ時に“1”
となる同期はずれパルスである。同期はずれ時には、1
1のパルスはゲート回路8を通過し、タイミングパルス
発生回路4にフィードバックされる。タイミングパルス
発生回路4をこの長さだけ停止するようにすれば、入力
信号中のフレーム同期パルスの位置とタイミングパルス
発生回路4が同期することとなり、フレーム同期をとる
ことができる。なお、12の信号は、同期保護回路7を
動作させるためのタイミングパルスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の回路には次のような欠点がある。同期保護回路7で
同期状態/同時はずれ状態を認識するには、ある程度複
雑な処理が必要なので、13の信号には通常比較的大き
な遅延が含まれる。いま入力信号中のフレームパルスが
誤って、ゲート回路5の出力が“1”となり、同期保護
回路7が同期状態から同期はずれ状態に移行し、13の
信号が“0”から“1”に変化した場合を考える。信号
13は遅延しているので、ゲート回路8の入力では、ハ
ンチングパルス11が現れた後に信号13が変化するこ
とになりこの時にはハンチングパルス11がタイミング
パルス発生回路4にフィードバックされないか、または
11の信号よりも短いパルスがフィードバックされてし
まい、正しいハンチングパルス動作が実行されない。正
しいハンチング動作はこの次にフレーム同期パルスが現
れる時点で初めて行われることになる。フレーム同期パ
ルスは通常1フレームに1箇所なので正しいハンチング
動作は1フレーム後となり、同期復帰時間がきわめて長
くなってしまう。同期復帰時間は、短い方が望ましいの
でこの点で従来回路はきわめて不利である。
【0005】本発明は従来の技術に内在する前述の課題
を解決するためになされたものであり、従って本発明の
目的は、同期はずれであると認識するのと同時に正しい
ハンチングを開始することを可能とした新規な遅延集中
シフト同期回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る遅延集中シフト同期回路は、従来回路
に加えてハンチングパルスを同期保護回路の遅延時間以
上に遅延させる遅延手段を備えて構成される。
【0007】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0008】図1は本発明に係る遅延集中シフト同期回
路の一実施例を示すブロック構成図である。
【0009】図1を参照するに、本発明の一実施例にお
いて、遅延回路9は図2の従来技術に本発明により新た
に加えられた構成要素である。
【0010】ここで入力信号中のフレームパルスが誤っ
てゲート回路5の出力が“1”となり、同期保護回路7
が同期状態から同期ばすれ状態に移行し、13の信号が
“0”から“1”に変化した場合を考える。信号13は
遅延しているが、遅延回路9はそれ以上に信号11を遅
延させる。このためにゲート回路8の入力では、信号1
3の変化の後にハンチングパルスが入力され、タイミン
グパルス発生回路4には、この場合でも正しいハンチン
グパルスがフィードバックされて、直ちに正しいハンチ
ングが開始できて同期復帰時間が短縮される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従えば、
図3に示されるように、同期状態から同期はずれ状態に
移行すると同時に正しいハンチングが開始され、同期復
帰時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遅延集中シフト同期回路の一実施
例を示すブロック構成図である。
【図2】従来における遅延集中シフト同期回路の一構成
例をを示すブロック図である。
【図3】本発明の効果を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…入力信号端子 2…入力クロック端子 3…フレームパルス検出回路 4…タイミングパルス発生回路 5、8…ゲート回路 6…J−Kフリップフロップ 7…同期保護回路 9…遅延回路 10…フレームパルスタイミング信号 11…ハンチングパルス信号 12…同期保護回路のタイミングパルス 13…同期はずれ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号から各種タイミングパ
    ルスを発生させるタイミングパルス発生手段と、入力信
    号中にフレーム同期パルスが存在するか否かを検出する
    手段と、入力信号中にフレーム同期パルスが存在するこ
    とが期待される時点から実際にフレーム同期パルスが検
    出されるまでの時間差に相当する長さのハンチングパル
    スを作成するハンチングパルス作成手段と、該ハンチン
    グパルスの長さだけ前記タイミングパルス発生回路を停
    止させるハンチング手段と、入力信号中のフレーム同期
    パルスの誤りを監視して該ハンチング手順を動作させる
    かさせないかを制御する同期保護手段とを有する遅延集
    中シフト同期回路において、前記のハンチングパルスを
    前記同期保護手段の動作遅延時間以上に遅延させる遅延
    手段を有することを特徴とする遅延集中シフト同期回
    路。
JP3264555A 1991-10-14 1991-10-14 遅延集中シフト同期回路 Pending JPH05110556A (ja)

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JP3264555A JPH05110556A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 遅延集中シフト同期回路

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JPH05110556A true JPH05110556A (ja) 1993-04-30

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ID=17404906

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JP3264555A Pending JPH05110556A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 遅延集中シフト同期回路

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