JPH088892A - 位相制御回路 - Google Patents
位相制御回路Info
- Publication number
- JPH088892A JPH088892A JP6140195A JP14019594A JPH088892A JP H088892 A JPH088892 A JP H088892A JP 6140195 A JP6140195 A JP 6140195A JP 14019594 A JP14019594 A JP 14019594A JP H088892 A JPH088892 A JP H088892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input data
- clock
- clocks
- frequency
- input
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- Pending
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- Dc Digital Transmission (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力データ位相をN分周クロックにて同期を
とりリタイミングを行う場合、クロックのN分周を行う
ときにNとおりの位相を有する分周クロックが得られる
が、このNとおりの分周クロックのうち必要なクロック
のみを簡単な構成で選択できるようにする。 【構成】 入力データ13の変化点を変化タイミング検
出回路105で検出し、検出パルス15を生成する。こ
の検出パルスをトリガとしてN分周回路101の初期化
を行う。この分周回路101は入力クロック12をN分
周して入力データ13と等しい周期のクロック17を生
成し、DFF103のクロック入力として使用する。こ
れにより、分周回路101の分周クロック17は入力デ
ータ13と同期したものが得られ、入力データのリタイ
ミングが可能となる。
とりリタイミングを行う場合、クロックのN分周を行う
ときにNとおりの位相を有する分周クロックが得られる
が、このNとおりの分周クロックのうち必要なクロック
のみを簡単な構成で選択できるようにする。 【構成】 入力データ13の変化点を変化タイミング検
出回路105で検出し、検出パルス15を生成する。こ
の検出パルスをトリガとしてN分周回路101の初期化
を行う。この分周回路101は入力クロック12をN分
周して入力データ13と等しい周期のクロック17を生
成し、DFF103のクロック入力として使用する。こ
れにより、分周回路101の分周クロック17は入力デ
ータ13と同期したものが得られ、入力データのリタイ
ミングが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相制御回路に関し、特
に所定周期の入力クロックのN倍の周期を有する入力デ
ータを前記クロックをN分周して得られるN分周クロッ
クに位相同期制御して導出する位相制御回路に関するも
のである。
に所定周期の入力クロックのN倍の周期を有する入力デ
ータを前記クロックをN分周して得られるN分周クロッ
クに位相同期制御して導出する位相制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の位相制御回路では、入力クロッ
クをN分周して、この入力クロック周期のN倍の周期を
有する入力データを当該N分周クロックによりリタイミ
ングして導出するものである。この入力クロックを分周
器でN分周する場合、この分周出力には、Nとおりの位
相不確定クロックが生成されることになる。この位相不
確定クロックのうちいずれか一つが真に必要な分周クロ
ックであり、よってこのNとおりの位相不確定分周クロ
ックの一つを選択する必要があり、その回路構成を図3
に示す。
クをN分周して、この入力クロック周期のN倍の周期を
有する入力データを当該N分周クロックによりリタイミ
ングして導出するものである。この入力クロックを分周
器でN分周する場合、この分周出力には、Nとおりの位
相不確定クロックが生成されることになる。この位相不
確定クロックのうちいずれか一つが真に必要な分周クロ
ックであり、よってこのNとおりの位相不確定分周クロ
ックの一つを選択する必要があり、その回路構成を図3
に示す。
【0003】図3において、入力クロック12の周期の
N倍の周期を有する入力データ13は、Dタイプフリッ
プフロップ(以下単にFFと称す)103によりクロッ
ク16のタイミングにてラッチされ当該クロック16に
同期して導出されることによりデータのリタイミングが
行われるようになっている。
N倍の周期を有する入力データ13は、Dタイプフリッ
プフロップ(以下単にFFと称す)103によりクロッ
ク16のタイミングにてラッチされ当該クロック16に
同期して導出されることによりデータのリタイミングが
行われるようになっている。
【0004】一方、入力クロック12は分周回路101
にてN分周され、このN分周後のNとおりの位相不確定
出力31は位相差検出回路301へ入力される。この位
相差検出回路301では、ロック抽出回路300にて入
力データ13から抽出された抽出クロック18とNとお
りの分周クロック31の各々との位相差が検出され、最
小の位相差を有する分周クロックが検出される。この検
出結果が位相選択制御回路302へ供給されて、Nとお
りの分周クロック31の一つ(16)が位相選択回路3
03で選択されるよう選択制御信号32が生成される。
この選択されたクロック16がFF103のクロック入
力へ供給されて、入力データ13のリタイミング制御が
可能となっている。
にてN分周され、このN分周後のNとおりの位相不確定
出力31は位相差検出回路301へ入力される。この位
相差検出回路301では、ロック抽出回路300にて入
力データ13から抽出された抽出クロック18とNとお
りの分周クロック31の各々との位相差が検出され、最
小の位相差を有する分周クロックが検出される。この検
出結果が位相選択制御回路302へ供給されて、Nとお
りの分周クロック31の一つ(16)が位相選択回路3
03で選択されるよう選択制御信号32が生成される。
この選択されたクロック16がFF103のクロック入
力へ供給されて、入力データ13のリタイミング制御が
可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の位相制
御回路では、N分周回路の分周出力のNとおりの位相不
確定性を除去するために、クロック抽出回路300,位
相差検出回路301,位相選択制御回路302及び位相
選択回路303が必要になり、回路規模が大きくなると
いう欠点がある。
御回路では、N分周回路の分周出力のNとおりの位相不
確定性を除去するために、クロック抽出回路300,位
相差検出回路301,位相選択制御回路302及び位相
選択回路303が必要になり、回路規模が大きくなると
いう欠点がある。
【0006】本発明の目的は、回路規模の増大を抑止し
て極めて簡単な回路構成の位相制御回路を提供すること
である。
て極めて簡単な回路構成の位相制御回路を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定周
期の入力クロックのN倍の周期を有する入力データを前
記クロックをN分周して得られるN分周クロックに位相
同期制御して導出する位相制御回路であって、前記入力
データの変化タイミングを検出する検出手段と、この検
出タイミングに応答して初期化されつつ前記入力クロッ
クをN分周する分周手段とを含むことを特徴とする位相
制御回路が得られる。
期の入力クロックのN倍の周期を有する入力データを前
記クロックをN分周して得られるN分周クロックに位相
同期制御して導出する位相制御回路であって、前記入力
データの変化タイミングを検出する検出手段と、この検
出タイミングに応答して初期化されつつ前記入力クロッ
クをN分周する分周手段とを含むことを特徴とする位相
制御回路が得られる。
【0008】
【作用】入力データの変化タイミングを検出してこの検
出タイミング毎に入力クロックの分周回路をトリガして
初期化する。これにより分周回路は入力データの周期に
位相同期した分周クロックが常時得られ、分周回路の位
相不確定性はなくなることになる。
出タイミング毎に入力クロックの分周回路をトリガして
初期化する。これにより分周回路は入力データの周期に
位相同期した分周クロックが常時得られ、分周回路の位
相不確定性はなくなることになる。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照しつつ本発明の実施例につ
き説明する。
き説明する。
【0010】図1は本発明の実施例の回路図であり、図
3と同等部分及び同等信号は同一符号により示されてい
る。また、図2は図1の回路の各部動作波形図であり、
これ等両図を参照して以下に説明する。尚、本例では、
N=2の場合を例として説明するが、N=2に限定され
るものではない。
3と同等部分及び同等信号は同一符号により示されてい
る。また、図2は図1の回路の各部動作波形図であり、
これ等両図を参照して以下に説明する。尚、本例では、
N=2の場合を例として説明するが、N=2に限定され
るものではない。
【0011】入力データ13はFF103へのデータ入
力となり分周回路101の分周出力17によりこのFF
103へラッチされつつ導出され。この入力データ13
の周期の1/2の周期を有する入力クロック12は分周
回路101にて2分周され、分周クロック17として導
出される。
力となり分周回路101の分周出力17によりこのFF
103へラッチされつつ導出され。この入力データ13
の周期の1/2の周期を有する入力クロック12は分周
回路101にて2分周され、分周クロック17として導
出される。
【0012】一方、入力データ13は変化タイミング検
出回路102へ供給されており、入力データ13の変化
タイミングに応答して検出パルス15が生成され、分周
回路101のトリガパルスとなる。
出回路102へ供給されており、入力データ13の変化
タイミングに応答して検出パルス15が生成され、分周
回路101のトリガパルスとなる。
【0013】この変化タイミング検出回路102は、入
力データを遅延する遅延器104とこの遅延出力14と
入力データ13との一致検出を行う排他的論理和ゲート
105とからなり、この排他的論理和ゲート105の一
致検出出力が分周回路101のトリガパルス15となる
のである。
力データを遅延する遅延器104とこの遅延出力14と
入力データ13との一致検出を行う排他的論理和ゲート
105とからなり、この排他的論理和ゲート105の一
致検出出力が分周回路101のトリガパルス15となる
のである。
【0014】いま、図2に示す如く、時刻t1,t2,
t3に夫々入力データ13の内容が変化したとする。す
ると、変化タイミング検出回路102の出力であるトリ
ガパルス15はこの変化タイミングに夫々応答して、遅
延器104の遅延時間τに等しいパルス幅を有するパル
スとなり、これが分周器101のトリガを行い、よって
分周器101はこのトリガパルス15の発生毎に初期化
されることになる。
t3に夫々入力データ13の内容が変化したとする。す
ると、変化タイミング検出回路102の出力であるトリ
ガパルス15はこの変化タイミングに夫々応答して、遅
延器104の遅延時間τに等しいパルス幅を有するパル
スとなり、これが分周器101のトリガを行い、よって
分周器101はこのトリガパルス15の発生毎に初期化
されることになる。
【0015】このトリガパルス15はデータ13の変化
がある時点(図2では、t1,t2,t3の各時刻)で
発生するので、2分周クロック17の整数倍(1も含
む)で発生することになり、分周回路101は常時入力
データ13の周期に同期して初期化されつつ2分周動作
を続行することになり、よって、2分周出力17の位相
は確定することになって、位相不確定性は除去されるの
である。
がある時点(図2では、t1,t2,t3の各時刻)で
発生するので、2分周クロック17の整数倍(1も含
む)で発生することになり、分周回路101は常時入力
データ13の周期に同期して初期化されつつ2分周動作
を続行することになり、よって、2分周出力17の位相
は確定することになって、位相不確定性は除去されるの
である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、単に
遅延器と排他的論理和ゲートとを用いるだけの簡単な構
成で分周クロックの位相不確定性を除去することが可能
となるという効果がある。
遅延器と排他的論理和ゲートとを用いるだけの簡単な構
成で分周クロックの位相不確定性を除去することが可能
となるという効果がある。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】図1の動作を示す各部タイミングチャートであ
る。
る。
【図3】従来の位相制御回路のブロック図である。
12 入力クロック 13 入力データ 14 遅延出力 15 トリガパルス 17 分周クロック 101 分周回路 102 変化タイミング検出回路 103 DFF 104 遅延器 105 排他的論理和ゲート
Claims (3)
- 【請求項1】 所定周期の入力クロックのN倍の周期を
有する入力データを前記クロックをN分周して得られる
N分周クロックに位相同期制御して導出する位相制御回
路であって、前記入力データの変化タイミングを検出す
る検出手段と、この検出タイミングに応答して初期化さ
れつつ前記入力クロックをN分周する分周手段とを含む
ことを特徴とする位相制御回路。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記入力データを所定
時間遅延する遅延器と、この遅延出力と前記入力データ
との一致を検出する一致検出器とを有することを特徴と
する請求項1記載の位相制御回路。 - 【請求項3】 前記一致検出器は排他的論理和ゲートで
あることを特徴とする請求項2記載の位相制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140195A JPH088892A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 位相制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140195A JPH088892A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 位相制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088892A true JPH088892A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15263128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6140195A Pending JPH088892A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 位相制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035505A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-02-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | クロック同期回路及びそれを備えた半導体装置 |
US8374303B2 (en) | 2006-06-30 | 2013-02-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Clock synchronization circuit and semiconductor device provided therewith |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6140195A patent/JPH088892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035505A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-02-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | クロック同期回路及びそれを備えた半導体装置 |
US8374303B2 (en) | 2006-06-30 | 2013-02-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Clock synchronization circuit and semiconductor device provided therewith |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020924 |