JPH0510359Y2 - - Google Patents

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JPH0510359Y2
JPH0510359Y2 JP9871187U JP9871187U JPH0510359Y2 JP H0510359 Y2 JPH0510359 Y2 JP H0510359Y2 JP 9871187 U JP9871187 U JP 9871187U JP 9871187 U JP9871187 U JP 9871187U JP H0510359 Y2 JPH0510359 Y2 JP H0510359Y2
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resin
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frame
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金型用ダミーフレームに関し、特に半
導体装置のトランスフアーモールド金型の清掃用
に用いる金型用ダミーフレームに関する。
〔従来の技術〕
近来のトランスフアーモールド半導体装置の普
及に伴い、特にクワド・フラツト・パツケージ
(以下QFPと云う)形ICの製造用の金型の清掃が
問題となつてきた。
第2図はフレーム切断工程前のトランスフアー
モールドICの斜視図、第3図は第2図のトラン
スフアーモールドICに使用する下金型の斜視図
である。
リードフレーム21のアイランドに載置された
半導体チツプ及び半導体チツプとボンデングワイ
ヤを介して接続する4方向のリードの先端がIC
樹脂部4で覆われている。
IC樹脂部4の外部には、外部リード8とそれ
らを結ぶタイバー9がある。
この他に樹脂として、トランスフアーモールド
の金型ゲート部6G,金型エアベント部6a〜6c
に沿つてそれぞれ樹脂ゲート部5G、樹脂バリ5a
〜5cが付着している。これらの樹脂バリ5a〜5
は、モールド下金型10にある金型ゲート部6G
から樹脂が注入される際、リードフレーム21の
外部リード8とそれを押さえる上金型との間に樹
脂が流入して生じたものである。
このゲート部6Gの樹脂が上下金型の内壁に付
着すると、トランスフアーモールド工程でリード
フレーム21の変形が発生したり樹脂注入が円滑
に行なわれないので、金型内壁の付着物に密着し
て除去し易い清掃用樹脂とリードフレーム21の
代りにダミーとなるフレーム(以下金型用ダミー
フレームと云う)とを用いて、時々金型の内壁の
清掃による保守を行つている。
第4図は従来の金型用ダミーフレームの平面図
である。
金型用ダミーフレーム11は、リードフレーム
21と同一の大きさの金属帯板で、同一のピン用
孔部3を有し、IC樹脂部4より大きくかつ下金
型10のキヤビテイ下穴14の大きさに対応して
打抜いた樹脂用孔部12をくり返して複数個有し
ている。
すなわち、アイランドやリード部は有しない孔
あきフレームである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の金型用ダミーフレームは、樹脂
用孔部のエアベント部やゲート部に対応して孔が
あいてないので、その部分に清掃用樹脂が注入さ
れず十分に清掃が出来ないといつた問題があつ
た。
本考案の目的は、金型のエアベント部やゲート
部の内壁の清掃のできる金型用ダミーフレームを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の金型用ダミーフレームは、上下1対の
金型を組合せてキヤビテイを形成するトランスフ
アーモールドの金型内に付着したモールドを清掃
するために使用する金型用ダミーフレームにおい
て、前記ダミーフレームの前記キヤビテイに対応
する樹脂用孔部が少なくとも前記金型のエアベン
ト部に対応して拡張部を有して構成されている。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案の一実施例の平面図である。
金型用ダミーフレーム1は、樹脂用孔部2が第
4図の従来の樹脂用孔部12と異なる以外は金型
用ダミーフレーム11と同一である。
樹脂用孔部2は、金型のゲート部6G、エアベ
ント部6a〜6cのそれぞれに対応してゲート用孔
部2G、エアベント用孔部2a〜2cを有している。
金型用ダミーフレーム1を用いて清掃用樹脂で
トランスフアーモールドをすると、樹脂は金型の
ゲート部6G、エアベント部6a〜6cの内壁まで
十分に注入されるので、内壁に付着していた樹脂
に密着して引きはがして除去することが十分に行
われる。
なお、上述の実施例としてQFP形ICについて
述べたがDIP形ICの場合には、金型ゲート部に対
応するゲート用孔部は省いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案はエアベント部に対
応する部分にも樹脂孔を拡張して清掃用樹脂が金
型のゲート部やエアベント部にも十分に注入され
ることにより、金型の内壁の清掃が十分に行われ
るという効果がある。
さらに、トランスフアーモールド半導体装置の
製品成形時における歩留り向上や信頼性向上とい
つた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
フレーム切断工程前のトランスフアーモールド
ICの斜視図、第3図は第2図のトランスフアー
モールドICに使用する下金型の斜視図、第4図
は従来の金型用ダミーフレームの平面図である。 1……金型用ダミーフレーム、2……樹脂用孔
部、2a〜2c……エアベント用孔部、2G……ゲ
ート用孔部、6a〜6c……金型エアベント部、6
……金型ゲート部、10……下金型、14……
キヤビテイ下孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下1対の金型を組合せてキヤビテイを形成す
    るトランスフアーモールドの金型内に付着したモ
    ールドを清掃するために使用する金型用ダミーフ
    レームにおいて、前記ダミーフレームの前記キヤ
    ビテイに対応する樹脂用孔部が少なくとも前記金
    型のエアベントに対応して拡張孔部を有すること
    を特徴とする金型用ダミーフレーム。
JP9871187U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH0510359Y2 (ja)

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JPS645446U JPS645446U (ja) 1989-01-12
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WO2002011966A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Hitachi, Ltd. Feuille de nettoyage de moule et procede de fabrication de dispositifs a semiconducteur utilisant cette feuille
JP2012114305A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Apic Yamada Corp ダミーフレーム及び樹脂モールド方法
JP6093834B2 (ja) * 2015-10-29 2017-03-08 アピックヤマダ株式会社 ダミーフレーム、樹脂モールド評価方法、モールド金型の評価方法、およびモールド金型の製造方法

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