JP2000158488A - 金型クリーニング用のダミー・リードフレーム - Google Patents

金型クリーニング用のダミー・リードフレーム

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JP2000158488A
JP2000158488A JP33597698A JP33597698A JP2000158488A JP 2000158488 A JP2000158488 A JP 2000158488A JP 33597698 A JP33597698 A JP 33597698A JP 33597698 A JP33597698 A JP 33597698A JP 2000158488 A JP2000158488 A JP 2000158488A
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JP
Japan
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lead frame
dummy lead
mold
cleaning
dummy
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JP33597698A
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Inventor
Tadashi Takegami
忠 竹上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の高価なダミー・リードフレームに代え
て、経済的なダミー・リードフレームを提供する。 【解決手段】 本発明のダミー・リードフレーム10
は、BGA型ICチップの樹脂封止に使用される金型の
クリーニング用に使用されるダミー・リードフレームで
あって、少なくとも180℃で耐熱性を有し、しかも非
発塵性の紙、例えばクリーンペーパーで形成されてい
る。ダミー・リードフレーム10は、製品のICパッケ
ージ用のリードフレーム20を8個連続させたテープ2
8と同じ寸法、即ち幅Wが32mm、長さLが187mm、
及び厚さ0.5mmの寸法を有する。ダミー・リードフレ
ーム10には、テープ28の位置決め孔26のうちから
任意に選択された3個の位置に、それぞれ、金型内の位
置決め用のピン孔12が、設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップの樹脂
封止金型のキャビティをクリーニングする際に使用する
ダミー・リードフレームに関し、更に詳細には、金型ク
リーニング用に使用されている従来のダミー・リードフ
レームに比べて、経済的なダミー・リードフレームに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ICチップは、通常、リードフレームに
ダイボンディングされ、ワイヤボンディングされた後、
樹脂封止金型内に挿入され、封止用樹脂により樹脂封止
される。樹脂封止用金型14は、ICチップの樹脂封止
を繰り返す内に、図2に示すように、キャビティ壁15
に異物が付着する。そのうち、封止用樹脂を導入した際
に、その異物が、キャビティ壁15から離脱して封止用
樹脂内に混入し、結果的に、ICパッケージの樹脂封止
体中に混在することになって、ICパッケージの防湿
性、電気絶縁性の低下を招くことになる。そこで、従
来、金型のキャビティ壁に付着した異物を除去するため
に、定期的に、又は金型のキャビティ壁に異物が付着し
た都度、金型をクリーニングしている。
【0003】金型のクリーニングでは、図3(a)に示
すように、ダミー・リードフレーム16をキャビティ内
に配置し、次いでキャビティにクリーニング用樹脂17
を充満させる。クリーニング用樹脂の成分が、図3
(b)に示すように、異物に作用し、異物をキャビティ
壁15から脱離させる。クリーニング用樹脂17を硬化
させ、キャビティ内からエジェクトさせると、図3
(c)に示すように、硬化したクリーニング用樹脂17
と共にキャビティ壁15から離脱する。
【0004】従来、ダミー・リードフレーム16とし
て、製品のICパッケージに使用する、図4に示すよう
なリードフレームを使用し、ICチップをダイボンディ
ングしていない状態でキャビティ内に配置している。リ
ードフレーム20は、図4に示すように、一個のICチ
ップ当たり、基本的には、中央部に設けられたダイパッ
ド22と、その周辺にリード部24を備え、角部に位置
決め孔26を有する。金型に挿入するリードフレーム
は、複数のリードフレーム20を連続させた帯状のテー
プ28となっている。本例のテープ28は、8個のリー
ドフレーム20を連続させたもので、幅Wが32mm、長
さLが187mm、及び厚さ0.5mmの寸法になってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、ダミー
・リードフレームとして、製品のICパッケージに使用
しているので、ダミー・リードフレームのコストが嵩
み、クリーニング費用が高くなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、従来の高価なダミー・リード
フレームに代えて、経済的なダミー・リードフレームを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の製品
ICパッケージ用リードフレームに代えて、材料費の安
い代替材料でダミー・リードフレームを作製することを
考え、耐熱性を有し、非発塵性で、かつ経済的な紙、例
えばクリーンペーパーでダミー・リードフレームを作製
することを着眼し、実験の末に、本発明を完成するに到
った。上記目的を達成するために、本発明に係る金型ク
リーニング用のダミー・リードフレームは、ICチップ
の樹脂封止用金型のキャビティをクリーニングする際に
使用するダミー・リードフレームであって、ICパッケ
ージを成形する際のリードフレームの外側寸法と同じ外
形寸法を有し、耐熱性、かつ非発塵性の紙で形成されて
いることを特徴としている。
【0007】本発明で、非発塵性の紙とは、例えば紙を
破ったり、切断したりした際に、塵が発生しない紙であ
って、例えば、半導体装置を製造するクリーンルームで
使用するクリーンペーパーを言う。通常、クリーニング
用樹脂は、175℃±5の温度で金型のキャビティ内に
導入されるので、紙は少なくとも180℃で耐熱性を有
することが好ましい。また、金型の位置決めピンに対応
する位置決め孔を有するようにする。これにより、ダミ
ー・リードフレームを金型内に配置する際の位置決めが
容易になる。本発明に係るダミー・リードフレームは、
樹脂封止金型の形状に制約無く適用できるが、特に、樹
脂封止金型がBGA型ICチップの樹脂封止に使用され
る金型のクリーニングに好適に適用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明に係るダミー・リードフレーム
の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例のダミ
ー・リードフレームの構成を示す斜視図である。本実施
形態例のダミー・リードフレーム10は、BGA型IC
チップの樹脂封止に使用される金型のクリーニング用に
使用されるダミー・リードフレームであって、少なくと
も180℃で耐熱性を有し、しかも非発塵性の紙、例え
ばクリーンペーパーで形成されている。ダミー・リード
フレーム10は、図1に示すように、製品のICパッケ
ージ用のリードフレーム20を8個連続させた、図4に
示すテープ28と同じ寸法、即ち幅Wが32mm、長さL
が187mm、及び厚さ0.5mmの寸法を有する。また、
ダミー・リードフレーム10には、テープ28の位置決
め孔26のうちから任意に選択された3個の位置に、そ
れぞれ、金型内の位置決め用のピン孔12が、設けてあ
る。
【0009】本実施形態例のダミー・リードフレーム1
0を使って、金型のクリーニングを行うには、先ず、従
来と同様にして、金型のキャビティ内にダミー・リード
フレーム10を配置する。その際、3個の金型位置決め
用ピン孔12を使って、ダミー・リードフレーム10の
位置決めを行う。次いで、クリーニング用樹脂をキャビ
ティ内に導入して充満させ、次いで硬化させる。キャビ
ティ内で硬化したクリーニング用樹脂の成形体をエジェ
クトすると、キャビティ壁に付着していた異物が成形体
内に封入されて、成形体と共に金型から除去される。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、従来の製品ICチップ
の樹脂封止用のリードフレームに代えて、ICパッケー
ジを成形する際のリードフレームの外側寸法と同じ外形
寸法を有し、耐熱性、かつ非発塵性の紙で形成されたダ
ミー・リードフレームを使用して、金型のクリーニング
を行うので、従来の作業と比較して何も変わることなく
クリーニング作業を行って、しかもクリーニング費用を
大幅に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のダミー・リードフレームの平面図
である。
【図2】金型に異物が付着した様子を示す模式的金型断
面図である。
【図3】図3(a)から(c)は、それぞれ、金型クリ
ーニングを説明するための模式的金型断面図である。
【図4】製品ICチップを樹脂封止する際に使用するリ
ードフレームの平面図である。
【符号の説明】
10……ダミー・リードフレーム、12……ピン孔、1
4……金型、15……キャビティ壁、16……リードフ
レーム、17……クリーニング用樹脂、20……リード
フレーム、22……ダイパッド、24……リード部、2
6……位置決め孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップの樹脂封止用金型のキャビテ
    ィをクリーニングする際に使用するダミー・リードフレ
    ームであって、 ICパッケージを成形する際のリードフレームの外側寸
    法と同じ外形寸法を有し、耐熱性、かつ非発塵性の紙で
    形成されていることを特徴とする金型クリーニング用の
    ダミー・リードフレーム。
  2. 【請求項2】 ダミー・リードフレームの材料の紙が、
    少なくとも温度180℃に対する耐熱性を有することを
    特徴とする請求項1に記載の金型クリーニング用のダミ
    ー・リードフレーム。
  3. 【請求項3】 金型の位置決めピンに対応する位置決め
    孔を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のダ
    ミー・リードフレーム。
  4. 【請求項4】 樹脂封止用金型がBGA型ICチップの
    樹脂封止に使用される金型であることを特徴とする請求
    項1に記載の金型クリーニング用のダミー・リードフレ
    ーム。
JP33597698A 1998-11-26 1998-11-26 金型クリーニング用のダミー・リードフレーム Pending JP2000158488A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020053660A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 마이클 디. 오브라이언 몰딩 다이 크리닝용 더미 리드프레임
JP2003033922A (ja) * 2001-05-18 2003-02-04 Hitachi Ltd 成形金型クリーニング用シートおよびそれを用いた半導体装置の製造方法
US6834658B2 (en) * 2000-08-09 2004-12-28 St Assembly Test Services Pte Ltd. PBGA singulated substrate for model melamine cleaning
KR101192311B1 (ko) * 2010-12-06 2012-10-17 김영재 더미 리드프레임

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KR20020053660A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 마이클 디. 오브라이언 몰딩 다이 크리닝용 더미 리드프레임
JP2003033922A (ja) * 2001-05-18 2003-02-04 Hitachi Ltd 成形金型クリーニング用シートおよびそれを用いた半導体装置の製造方法
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