JPH0483912A - 軸部材の支持構造 - Google Patents

軸部材の支持構造

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JPH0483912A
JPH0483912A JP19675490A JP19675490A JPH0483912A JP H0483912 A JPH0483912 A JP H0483912A JP 19675490 A JP19675490 A JP 19675490A JP 19675490 A JP19675490 A JP 19675490A JP H0483912 A JPH0483912 A JP H0483912A
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bearing member
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support
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JP19675490A
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Hitoshi Kamoda
仁 鴨田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明軸部材の支持構造を以下の項目に従って詳細に説
明する。
A、産業上の利用分野 B9発明の概要 C1従来技術[第15図、第16図コ D3発明が解決しようとする課題[第15図、第16図
] 59課題を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第14図] F−1,第1の実施例[第1図乃至第6図]a 回転軸 す、支持壁 C4軸受部材 61回転軸の支持壁への支持 F−2,第2の実施例[第7図、第8図]F−3,第3
の実施例[第9図乃至第12図コ a、構成 り1回転軸の支持壁への支持 F−4,第4の実施例[第13図及び第14図コ G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な軸部材の支持構造に関する。詳しくは、
互いに対向した2つの支持壁に各別に支持された軸受部
材に軸部材の両端部を各別に支持させる軸部材の支持構
造に関するものであり、軸受部材を工夫することにより
、Eリング等の止め部材を使用しなくても軸受部材を支
持壁に支持することができると共に、2つの軸受部材の
支持壁への支持を簡単に行なうことができて、この種の
構造体の組立を極めて容易に行なうことができるように
した新規な軸部材の支持構造を提供しようとするもので
ある。
(B、発明の概要) 本発明軸部材の支持構造は、軸部材を支持するための軸
受部が設けられた軸受部材と支持壁とに、互いに支持壁
と平行な方向に回動自在なるように係合する係合部とそ
の回動を阻止するための口止手段とを形成し、軸部材を
回転自在に支持した軸受部材の係合部を支持壁の係合部
に係合させた後軸受部材を支持壁と平行な方向へ回動さ
せてその口止手段を支持壁の口止手段に嵌合させること
で軸受部材が支持壁に固定され、それにより軸部材か支
持壁に支持されるようにしたものであり、これにより、
Eリング等の止め部材を使用しなくても軸受部材を支持
壁に支持することができ、しかもその作業を簡単に行な
うことがてき(C,従来技術)[第15図、第16図コ
軸部材の支持構造には様々なものがあるが、回転される
軸部材を対向した2つの支持壁に架渡状に支持する場合
の支持構造としては、当該2つの支持壁に各別に支持し
た軸受部材に軸部材の両端部を各別に支持させる構造が
多い。
第15図及び第16図は従来のそのような軸部材の支持
構造のm個aを示すものである。
同図において、aは回転軸(図面では中間部を省略しで
ある。)であり、その両端部の外周面に環状の係合溝す
、bが形成されている。C,Cは互いに平行に対向する
ように配置された支持壁てあり、これら支持壁C,Cに
は円形をした挿通孔d、dか同軸に位置するように形成
されると共に、該挿通孔d、dの両脇に比較的小さな矩
形をした口止孔e、e、  ・・・が形成されている。
f、fは軸受部材であり、円筒状をした主部g、gと該
主部g、gの一端部から互いに反対側へ向けて突出した
略し字状をした腕り、h、・・・とが一体に形成されて
成る。i、iはEリングである。
そして、上記軸受部材f、fはその主部g、gの他瑞部
が挿通孔d、dに、腕り、h、・・・の先端部が口止孔
e、e、・・・にそれぞれ外側から挿通され、回転軸a
はその両端部が軸受部材f、fの生部g、gの孔j、j
に回転自在に挿通され、該孔j、Jから突出した係合溝
す、bにEリングi、iが係着される。
しかして、軸受部材f、fはその腕り、h、・・の先端
部が口止孔e、e、・・・に挿通されることで軸回り方
向への回転を阻止されると共に腕り、h、・・・の基端
部が支持壁c、cとEリングi、iとにより挟まれるこ
とで軸方向への移動を阻止され、これにより支持壁C,
Cに固定的に支持され、回転軸aは、その両端部が軸受
部材f、fの主部g、gに回転自在に支持されると共に
Eリングi、iによって軸方向への移動を阻止され、こ
れによって、軸受部材f、fを介して支持壁c、cに回
転自在に支持される。
(D、発明が解決しようとする課題)[第15図、第1
6図コ このような軸部材の支持構造には様々な問題がある。
即ち、回転軸aを支持壁c、cに支持させるには、軸受
部材fの主部gを支持壁Cの挿通孔dに、また、腕り、
hを口止孔e、eにそれぞれ挿通させると共に回転軸a
の端部を軸受部材fの孔jに挿通した後Eリングiを回
転軸aの係合溝すに係着させるという作業を2回行なう
必要があり、しかも、2つの軸受部材f、fやEリング
i、iについての上記作業は支持壁C,Cを挟んで互い
に反対の方向の作業になるため、少なくとも1回は当該
仕掛品と作業者との間の向ぎを変える必要があり、その
上、Eリング1、iの係着にはニッパ−等の工具を使用
するため、組立に多くの手間と時間かかかり、作業内容
も極めて煩雑なものになってしまうという問題かある。
また、必要な作業が上記したような内容になるため、ロ
ボット等により自動組立とすることが極めて難しいとい
う問題がある。
そして、軸受部材とEリングがそれぞれ2個必要である
ため、組立時に取り扱う部品の数が多いという問題もあ
る。
(E、課題を解決するための手段) そこで、本発明軸部材の支持構造は、上記課題を解決す
るために、軸受部材に軸部材を回転自在に支持する軸受
部と係合部と回止部とを形成し、支持壁には保合部と嵌
合部とを形成し、軸部材を回転自在に支持した軸受部材
の係合部を支持壁の係合部に係合させた後軸受部材をそ
の係合部の軸回り方向へ回動させて回止部を嵌合部に嵌
合させることで軸部材が支持壁に支持されるようにした
ものである。
したがって、本発明軸部材の支持構造によれば、軸部材
の支持壁への支持は、軸受部に軸部材を支持した状態の
軸受部材の係合部を支持壁の係合部に係合させた後軸受
部材を回動させるというきわめて簡単な作業を行なうた
けで完了し、Eリング等の止め部材を係着させる必要が
無く、しかも、上記係合を行なうための作業の方向は2
つの軸受部材のいずれについても同じ方向となるため、
組立の作業中に当該仕掛品の向きを変える必要が無く、
従って、この種の構造体の組立を極めて簡単に、かつ、
迅速に行なうことができ、ロボット等による自動組立を
行なうことも容易であり、その上、必要な部品としては
2つの軸受部材のみであるから、部品管理の手間を削減
することもてきる。
(F、実施例)[第1図乃至第14図コ以下に、本発明
軸部材の支持構造の詳細を図示した各実施例に従って説
明する。
尚、図示した各実施例は、本発明をプリンタのローラ用
回転軸の支持構造に適用したものである。
(F−1,第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本発明軸部材の支持構造の第1の実
施例を示すものである。
(a、回転@) 1は円柱状をした回転軸であり、その両端部2.2はそ
の余の部分を為す主部3より小径に形成されており、主
部3の中央部と両端との間の2箇所にローラ4.4が外
嵌状に固定されている。
(b、支持壁) 5はプリンタの主たる機構部のベースを為す枠体(図面
では一部のみ示しである。)であり、底板6とその左右
両端から互いに平行に対向するように立ち上げられた2
つの支持壁7.7等を備え、板金材料により形成されて
いる。
8.8は上記支持壁7.7に形成された係合切溝であり
、該係合切溝8.8は円形の瓦状をした係合部8a、8
aと該係合部8a、8aの内径より稍小さい幅を有して
いて上下方向へ延び支持壁7.7の上端に達した案内部
8b、8bとから成り、該案内部8b、8bの下端は係
合部8a、8aの上端中央に連通されている。
尚、左右の保合部8aと8aとは同軸上に配置されてい
る。
9.9は支持壁7.7に形成された嵌合孔であり、比較
的小さな矩形をしており、上記係合切溝8.8の係合部
8a、8aの中心と路間し高さであって該係合部8a、
8aからある程度離間した互いに対向する位置に配置さ
れている。
このような係合切溝8.8や嵌合孔9.9は、例えば、
枠体5の板取りを行なう際に、プレス金型等によって打
抜形成される。
(c、軸受部材) 10.10は支持壁7.7に固定されて前記回転軸1を
回転自在に支持するための軸受部材であり、その各部が
合成樹脂により一体に形成されている。
即ち、軸受部材10.10は、前記係合切溝8.8の係
合部8a、8aの中心と嵌合孔9.9との間の距離より
稍長い長さを有し、かつ、上記係合部8a、8aの内径
より稍大きい幅を有する板状をした主部!!、11と、
該主部11.11の一側面11a、Ilaの両端寄りの
位置から各別に突出した係合突部I2.12及び口止突
部13.13と、主部11.1工の他側面11b、fl
bから突出した摘み突起工4.14とがバネ弾性を有す
る合成樹脂、例えば、POM等により一体に形成されて
成り、主部11.11の両端縁は略半円状に形成されて
いる。
係合突部12.12は前記支持壁7.7の板厚の略2倍
位の厚みを有し、その厚み方向から見て略小判形を為す
ように形成されている。即ち、係合突部12.12は、
基本的には軸方向に短い円柱状を為し、その外周面12
a、12aのうち軸心を挟んで互いに反対側の2つの箇
所12b、12b5 ・・・が互いに平行に、かつ、主
部11.11の長手方向に沿って延びる平坦面に形成さ
れている。尚、係合突部12.12の外周面12a、1
2aの直径は係合切溝8.8の係合部8a、8aの内径
と略等しい大きさになっており、また、互いに対向した
2つの平坦面12b、12bと12b、12bとの間の
間隔は係合切溝8.8の案内部8b、8bの幅と等しい
大きさになっている。
口止突部13.13は、生部11.11の板厚方向から
見て、支持壁7.8に形成ざわた嵌合孔9.9と路間し
大きざを有する矩形を為し、その突出長は支持壁7.7
の板厚より稍大きくされている。
そして、摘み突起14.14は小さな円柱状をし、主部
11.11の他側面11b、Ilbのうち口止突部13
.13と略対応した位置から突設されている。
15.15は係合突部12.12の軸心部を通って該係
合突部12.12と主部11.11をこれらの厚み方向
へ貫通するように形成された軸受孔であり、その−半部
15a、15a、即ち、生部11.11の他側面11b
、Ilb側の半部15a、15a(以下、「大径部」と
言う。)の内径は前記回転軸1の主部3の外径と略等し
く、その余の部分15b、15b(以下、「小径部」と
言う。)の内径は回転軸1の端部2.2の外径と略等し
くされている。
(d、回転軸の支持壁への支持) 回転軸1の支持壁7.7への支持は次のように行なう。
先ず、第5図に実線で示すように、回転軸1の両端を2
つの軸受部材10,10に各別に支持させる。この支持
は、回転軸10両端部2.2を軸受孔15.15の小径
部15b、15bに、また、主部3の両端部を軸受孔1
5.15の大径部15a、15aにそれぞれ挿通する(
第1図参照)ことにより行なう。
この状態で2つの軸受部材10.10はその主部11の
一側面11a、11aが互いに反対側を向いた向きとさ
れる。
次に、2つの軸受部材10.10をその口止突部13.
13が係合突部12.12の略真上に位置する向き、換
言すれば、係合突部12.12の平坦面12b、12b
、・・・が上下方向に延びる向きにし、かつ、軸受部材
10.10の主部11.11の一側面11a、llaが
支持壁7.7の互いに対向する内側面7b、7bと略凹
−平面内に位置するように位置合せしながら、係合突部
12.12を第5図に2点鎖線で示すように、支持壁7
.7の係合切溝8.8に係合させる。この係合は、当然
、係合切溝8.8の案内部8b、8bから為され、係合
突部12.12の外周面12a、12aが係合部8a、
8aの底部に当接する迄行なう。
これにより、係合突部12.12が係合部8a、8aに
その軸回り方向へ回動自在なるように係合される。
尚、この状態で、軸受部材10.10はその主部11.
11の一側面11a、llaが支持壁7.7の内側面7
b、7bに接触することによって互いに遠くなる方向へ
の動きを阻止されると共に、その軸受孔15、工5の内
周面の段差部15c、15cc第1図参照)が回転軸1
の主部3の両端面3a、3aと接触することによって互
いに近づく方向への動きを阻止され、これにより、軸受
部材10.10の支持壁7.7と垂直な方向での位置が
規定され、また、これによって、回転軸1の軸方向にお
ける位置も規定される。
そして、この状態から、軸受部材10.10を略水平な
姿勢となるように、即ち、第5図に実線矢印で示す方向
へ略90°回動させる。このとぎ、軸受部材10.10
の主部11.11の口止突部13.13が設けられた側
の端部を内側へ押圧して主部11.11を第6区に示す
ように撓ませ、口止突部13.13を支持壁7.7の内
側面7b、7bと接触させる。
従りて、軸受部材10.10が上記したように回動され
てその口止突部13.13が支持壁7.7の嵌合孔9.
9と一致した位置に来ると、主部11.11が上記した
ように撓まされることによって蓄えられていた弾発力に
より元の平坦な形状に戻り、それにより、口止突部13
.13が嵌合孔9.9に嵌合される。
これにより、軸受部材10.10の回止めが為され、軸
受部材10.10の支持壁7.7と平行な方向での位置
が規定される。
しかして、軸受部材10.10が支持壁7.7に固定的
に支持され、このような軸受部材10.10を介して回
転軸1が支持壁7.7に回転自在に支持される。
尚、このようにして支持壁7.7に支持された回転軸1
を取り外すときは、軸受部材10.10の摘み突起14
.14を摘んで主部11.11を第6図に示すように互
いに内側へ向けて撓ませて口止突部13.13を嵌合孔
9.9から抜き出した後、軸受部材10.10を第5図
に2点鎖線で示す向きとなるように回動させ、それから
上方へ引き上げる。これにより、回転軸1が軸受部材1
0.10ごと支持壁7.7から取り外されるので、回転
軸1の端部を軸受孔15.15から引き抜けば回転軸1
が軸受部材7.7から外される。
(F−2,第2の実施例)[第7図、第8図コ第7図及
び第8図は本発明軸部材の支持構造の第2の実施例を示
すものである。
尚、この第2の実施例に示す軸部材の支持構造が前記第
1の実施例に示した軸部材の支持構造と相違する点は、
口止手段のみである。従って、説明は上記相違点につい
てのみ行ない、その余の部分については、図面の各部に
第1の実施例における同様の部分又は同じ機能を有する
部分に付した符号と同じ符号を付することにより説明を
省略する。このような符号の使い方と説明の省略との関
係は後述する第3及び第4の実施例においても同様であ
る。
16.16は支持壁7.7に互いに内側へ向けて打出状
に形成された嵌合突部、17.17は軸受部材10.1
0の主部11.11に形成された口止孔であり、軸受部
材10.10の回止めは、上記口止孔17.17が支持
壁7.7に形成れた嵌合突部16.16に外嵌されるこ
とによって為される。
(F−3,第3の実施例)[第9図乃至第12図] 第9図乃至第12図は本発明軸部材の支持構造の第3の
実施例を示すものである。
この実施例に示す軸部材の支持構造が前記第1の実施例
に示した軸部材の支持構造と相違する点は、主として、
支持壁に係合突部を設け、軸受部材に係合切溝を設けた
点である。
(a、構成) 18.18は支持壁7.7にその内側面7b、7bから
突出するように設けられねた係合突部てあり、前記第1
の実施例に示した係合突部12.12と略同じ形状をし
ている。即ち、この係合突部18.18は基本的には軸
方向に短い円柱状を為し、その外周面18a、18aの
うち軸心を挟んで互いに反対側に位置した2つの箇所1
8b、18b、・・・が上下方向へ互いに平行に延びる
平坦面に形成されている。
20.20は軸受部材10.10の主部11.11に形
成された係合切溝であり、該係合切溝20.20は上記
係合突部18.18の外周面18a、18aの外径と略
等しい内径を有する円形の礼状をした係合部20a、2
0aと係合突部18.18の平坦面18b、18bと1
8b。
18bとの間の間隔と略等しい幅を有し主部11.11
の長手方向に延び主部11.11の端に開口した案内部
20b、20bとから成り、該案内部20b、20bは
その他端が係合部20a、20aに連通している。
21.21は主部11.11のうち係合切溝20.20
と口止突部13.13との間の略中間の位置に形成され
た円形の軸受孔であり、回転軸1の両端部2.2の外径
と略等しい内径を有している。
(b、回転軸の支持壁への支持) 回転軸1の支持壁7.7への支持は次のように行なう。
先ず、回転軸1の両端部2.2を軸受部材10.10の
軸受孔21.21に主部11.11の他側面11b、l
lb側から挿入することで、回転軸1を軸受部材10.
10に回転自在に支持し、次いで、軸受部材10.10
を、第12図に実線で示すように、その係合切溝20.
20の開口端が下方を向く向きにして支持壁7.7の間
に挿入して行き係合突部18.18を、同図に2点鎖線
で示すように、係合切溝20.20の係合部20a、2
0aに相対的に係合させる。これにより、係合部20a
、20aが係合突部18.18にその軸回り方向へ回動
自在なるように係合される。
そして、この状態から、軸受部材10.10を略水平な
姿勢となるように、即ち、同図に実線矢印で示す方向へ
略90°回動させてその口止突部13.13を支持壁7
.7の嵌合孔9.9に嵌合させる。
しかして、軸受部材10.10はその係合切溝20.2
0の係合部20a、20aが係合突部18.18と係合
され、かつ、口止突部13.13が嵌合孔9.9に嵌合
されたことで支持壁7.7と平行な方向での位置が規定
されると共にその軸受孔21.21の周縁部が回転軸1
の主部3の端面3a、3aと支持壁7.7とにより挟ま
れることて支持壁7.7と垂直な方向での位置が規定さ
れて支持壁7.7に固定的に支持され、このような軸受
部材10.10を介して回転軸1が支持壁7.7に回転
自在に支持される。
(F−4,第4の実施例)[第13図、第14図コ 第13図及び第14図は本発明軸部材の支持構造の第4
の実施例を示すものである。
この実施例に示す軸部材の支持構造が前記第3の実施例
に示した軸部材の支持構造と相違する点は口止手段のみ
であり、該口止手段は前記第2の実施例に示した軸部材
の支持構造における口止手段と同様の構成になっている
即ち、支持壁7.7には嵌合突部16.16が形成され
、軸受部材10.10には口止孔17.17が形成され
ており、軸受部材10.10の回止めは、上記口止孔1
7.17が上記嵌合突部16.16に外嵌されることに
よって為される。
(G、発明の効果) 以上記載したところから明らかなように、本発明軸部材
の支持構造は、互いに対向した2つの支持壁に各別に支
持された軸受部材に軸部材の両端部を各別に支持させる
軸部材の支持構造であって、軸受部材には軸部材を回転
自在に支持する軸受部と係合部と回止部とを形成し、支
持壁には保合部と嵌合部とを形成し、軸部材を回転自在
に支持した軸受部材の係合部を支持壁の係合部に係合さ
せた後軸受部材をその係合部の軸回り方向へ回動させて
回止部を嵌合部に嵌合させることで軸部材が支持壁に支
持されるようにしたことを特徴とする。
したがって、本発明軸部材の支持構造によれば、軸部材
の支持壁への支持は、軸受部に軸部材を支持した状態の
軸受部材の係合部を支持壁の係合部に係合させた後軸受
部材を回動させるというきわめて簡単な作業を行なうだ
けで完了し、Eリング等の止め部材を係着させる必要が
無く、しかも、上記係合を行なうための作業の方向は2
つの軸受部材のいずれについても同じ方向となるため、
組立の作業中に当該仕掛品の向きを変える必要が無く、
従って、この種の構造体の組立を極めて簡単に、かつ、
迅速に行なうことができ、ロボット等による自動組立を
行なうことも容易であり、その上、必要な部品としては
2つの軸受部材のみであるから、部品管理の手間を削減
することもできる。
尚、前記各実施例においては、軸受部材の回止部を支持
壁の嵌合部に嵌合させるために軸受部材を回動させる方
向を2つの軸受部材についていずれも同じ方向となるよ
うにしたが、このようにすることによフて、組立作業を
より簡単にすることができる。
もっとも、本発明を実施するに際しては、上記回動の方
向が2つの軸受部材の間で互いに異なる方向となるよう
にしても差し支えは無い。
また、前記実施例に示した係合部の形状や回止部と嵌合
部との嵌合態様、更には、軸部材の形状等、具体的な形
状ないしは構造は本発明を実施するに際しての具体化の
ほんの一例を示したものに過ぎず、これらの形状や構造
等によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるも
ので無いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至′fS6図は本発明軸部材の支持構造のvS
lの実施例を示すものであり、第1図は水平断面図、第
2図は斜視図、$3図は分解斜視図、第4図は側面図、
第5図は軸部材を支持壁に支持させる手順を説明するた
めの斜視図、第6図は軸受部材の支持壁に対する支持が
完了する直前の状態を一部を省略して示す要部の平面図
、第7図及び第8図は本発明軸部材の支持構造の第2の
実施例を示すもので、第7図は一部を省略して示す水平
断面図、第8図は軸受部材の斜視図、第9図乃至第12
図は本発明軸部材の支持構造の第3の実施例を示すもの
で、第9図は一部を省略して示す水平断面図、第10図
は斜視図、第11図は第9図のXI−XI線に沿う断面
図、第12図は軸部材を支持壁に支持させる作業の手順
を説明するための斜視図、第13図及び第14図は本発
明軸部材の支持構造の第4の実施例を示すもので、第1
3図は部を省略して示す水平断面図、第14図は軸受部
材の斜視図、第15図及び第16図は従来の軸部材の支
持構造の一例を示すものであり、第15図は水平断面図
、第16図は一部を省略して示す分解斜視図である。 符号の説明 1・・・軸部材、 2・・・(軸部材の)端部、 7・・・支持壁、 8a・・・(支持壁の)係合部、 9・・・嵌合部、  10・・・軸受部材、12・・・
(軸受部材の)係合部、 13・・・回止部、  15・・・軸受部、16・・・
嵌合部、  17・・・回止部、18・・・(支持壁の
)係合部、 20a  ・ (軸受部材の) 係合部、 ・軸受部 出 願 人 ソニ 株 式 %式%) 一一回止部 要部の平面図 第 図 郁省呼水!Il−断面図(第3の実施例つ第 図 〜 へ oc%Jクト ON’) cDo −ト■−e−−(%J 軸受部 断面図 (XI−XI線) (第3の実施例) 第 図 a p−(00y− Pr〜N と ロトロー 一、−〜〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに対向した2つの支持壁に各別に支持された軸受部
    材に軸部材の両端部を各別に支持させる軸部材の支持構
    造であって、 軸受部材には軸部材を回転自在に支持する軸受部と係合
    部と回止部とを形成し、 支持壁には係合部と嵌合部とを形成し、 軸部材を回転自在に支持した軸受部材の係合部を支持壁
    の係合部に係合させた後軸受部材をその係合部の軸回り
    方向へ回動させて回止部を嵌合部に嵌合させることで軸
    部材が支持壁に支持されるようにした ことを特徴とする軸部材の支持構造
JP19675490A 1990-07-25 1990-07-25 軸部材の支持構造 Pending JPH0483912A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665616U (ja) * 1993-02-22 1994-09-16 村田機械株式会社 軸受構造

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