JPH0665616U - 軸受構造 - Google Patents

軸受構造

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JPH0665616U
JPH0665616U JP584893U JP584893U JPH0665616U JP H0665616 U JPH0665616 U JP H0665616U JP 584893 U JP584893 U JP 584893U JP 584893 U JP584893 U JP 584893U JP H0665616 U JPH0665616 U JP H0665616U
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JP
Japan
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bearing
frame
circular hole
guide groove
bearing body
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Pending
Application number
JP584893U
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English (en)
Inventor
誠 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH0665616U publication Critical patent/JPH0665616U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で組み付け性のよい軸受構造を提
供することを目的とする。 【構成】 フレームMの円孔Hに嵌装される円柱状軸受
本体2と、該軸受本体2の両端にフレームMの板厚に略
等しい間隔をもって形成された一対の外向鍔部p1、p
2より成り、上記フレームMは円孔に通じる直状ガイド
溝Gを有し、軸受本体2の周面には、上記ガイド溝Gを
挿通しうるようなカット部9を形成したことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軸を支持する軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置、複写装置、ワープロ等の記録紙若しくは原稿を、装置内を 移送する手段として、一般的にはゴムのローラを用いるが、該ローラの軸の支持 手段として軸受を用いてローラの滑らかな回転を得ている。該軸受の組み付け方 法として、従来は、図8(a)、(b)に示すように、軸受29を、装置本体に 設けられた板金フレームMの、ローラ取付け位置に設けられた円孔Hに装置本体 内側から挿入し、更に、該軸受29にローラ27の軸28を挿入し、板金フレー ムMの外側に突出した軸28端部に公知のE−リング30を嵌装していた。即ち 、軸受29の軸方向の動きをE−リング30で規制して、円孔Hからの抜け落ち を阻止していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような軸受の組み付け方法は軸受及びローラの軸を横方 向に、板金フレームの円孔に挿入しなければならず、更に、E−リングの嵌装に は特別の工具が必要で、大きな力が必要とされ、更にE−リングや軸受を別々に 作らなければならず、工程が煩雑となり、組み付け性が悪かった。
【0004】 本考案は上記のような問題点を解決し、簡単な構成でなおかつ組み付け性の良 い軸受を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の軸受構造は、フレームの円孔に嵌装され る円柱状軸受本体と、該軸受本体の両端にフレームの板厚に略等しい間隔をもっ て形成された一対の外向鍔部とより成り、上記フレームは円孔に通じる直状ガイ ド溝を有し、一方軸受本体の周面には上記ガイド溝に挿通しうるようカット部を 形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案の軸受構造によると、軸を軸受本体に支持させた後、カット部を直状ガ イド溝に沿わせて軸受本体が円孔に挿入され、その後軸受本体を回転させて該軸 受本体がフレームの円孔に嵌装支持される。その際、鍔部によって軸受本体の軸 方向の動きが規制され、軸受本体の円孔に係合した部分によって径方向の動きが 規制される。さらに、フレーム又は鍔部の一方に設けられた突起が他方に設けら れた孔に嵌入されることによって軸受本体の回転が阻止されるため、カット部が ガイド溝に沿い軸受本体が円孔より抜け出ることがない。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例の説明をする。図6(b)は本考案の軸受 構造の軸受部の一実施例の正面図、(a)は該軸受の側面図、(c)は該軸受の 斜視図を示している。上記軸受部1は樹脂等、可撓性を有する表面の摩擦係数の 低い素材を成型したもので、軸受本体2、一対の鍔部p1及びp2、軸支持孔3 、から成り、上記鍔部p1は円盤状であり、鍔部p2は、円盤部4とアーム5か ら成り、該アーム5には突起部6が設けられている。上記軸受本体2は円柱状で あり、周面に対向する平行なカット部7、7を備えている。
【0008】 図5は、図6に示した本考案の実施例を適用したファクシミリ装置の斜視図で ある。8はファクシミリ装置本体、9はハンドセット、10は操作部、11は原 稿及び記録紙を排出する排出口を示す。
【0009】 図4は図5に示したファクシミリ装置8の側断面図である。13は原稿ガイド であり、ヒンジ部14を介して開口し、原稿Dを該開口から挿入すると、原稿ガ イド15、16間を通り、フィードローラ12によって密着型イメージセンサ1 7上を密着したまま移送され、原稿D上の画情報が読み取られる。その後原稿D は、上記フィードローラ12によって図中破線矢印の方向に排出される。Pはロ ール状に巻回された感熱記録紙であり、該記録紙Pはプラテンローラ18によっ てサーマルヘッド19の印字面に密着して移送され、該サーマルヘッド19によ って画情報が記録紙P上に印字される。印字された記録紙Pは、上記プラテンロ ーラ18によって図中破線矢印の方向に排出される。
【0010】 図1、図2及び図3は図5におけるファクシミリ装置8に設けられたフィード ローラ12及びプラテンローラ18に適用された本考案の軸受構造の一実施例を 示す斜視図であり、図1及び図2は軸受部1の装着態様を示す斜視図であり、図 3は軸受部1が装着された状態を示す平面図である。Rはローラ、19はローラ の軸の大径部、19aはローラの軸の小径部、Mは板金フレーム、Hは板金フレ ームMに設けられた円孔、Gは該孔に連通して設けられた直状ガイド溝を示す。 円孔Hの径は軸受本体2の径と略等しく、ガイド溝Gはカット部7、7が沿うこ とにより、軸受本体2が挿通しうるような幅にされている。また板金フレームM の板厚は鍔部p1、p2の間隔と略等しい。軸受本体2は、軸支持孔3に軸を挿 入されて軸を支持した後、カット部7、7をガイド溝Gに沿わせて円孔Hに挿入 される。その後、軸受本体は円孔内で回転され、アーム5を若干撓ませて突起部 6を板金フレームMに設けられた孔Haに嵌入して装着が完了する。
【0011】 軸受部1の軸方向の前後の動きは、鍔部p1、p2が板金フレームMを挟み込 むことによって規制され、径方向の動きは軸受本体2と孔Hとの嵌合関係によっ て規制される。軸受本体2の回転運動は孔Haに嵌入された突起部6によって阻 止されるため、カット部がガイド溝Gに沿うことがなく、軸受本体2がガイド溝 から容易にから抜け出ることはない。
【0012】 また、本考案の軸受構造の軸受部は上記実施例に限定されずに図7(a)、( b)のような形状を持つものを用いてもよい。図7(a)に示される実施例では 、アーム5がなく、(b)に示される実施例では鍔部が円状ではなく正方形状で ある。また軸受本体2のカット部7は一つだけでもよい。また突起部は一方の鍔 部だけでなく双方の鍔部に設けてもよく、突起部を板金フレーム側に設けて、該 突起部を鍔部に設けられた孔に嵌入してもよい。また、材質は樹脂に限らず、金 属を用いてもよく、軸支持孔の部分に従来の軸受を用いてもよい。更に、本実施 例のように上方から装着するのではなく、側方から或いは下方から装着するよう にしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
上述のように本考案の軸受構造は従来のものに比べて、軸を回転可能に支持す る手段であるベアリングと、該ベアリングの軸方向の動きを規制する手段である E−リングとを別々に作って装着する必要がなく、また、フレームに設けられた 円孔に対するベアリング及び軸の横方向の装着も必要なく、構成が簡単で、組み 付け性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す斜視図である。
【図2】実施例を示す斜視図である。
【図3】実施例を示す平面図である。
【図4】図5に示すファクシミリ装置の側断面図であ
る。
【図5】実施例を適用したファクシミリ装置を示す斜視
図である。
【図6】実施例を示す正面図、側面図及び斜視図であ
る。
【図7】他の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来の技術を示す斜視図及び正面図である。
【符号の説明】
1 軸受部 2 軸受本体 3 軸支持孔 4 円盤部 5 アーム 6 突起部 7 カット部 p1 鍔部 p2 鍔部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの円孔に嵌装される円柱状軸受
    本体と、該軸受本体の両端にフレームの板厚に略等しい
    間隔をもって形成された一対の外向鍔部とより成り、上
    記フレームは円孔に通じる直状ガイド溝を有し、一方軸
    受本体の周面には上記ガイド溝に挿通しうるようなカッ
    ト部を形成したことを特徴とする軸受構造。
  2. 【請求項2】 カット部をガイド溝に沿わせて円孔に挿
    入し、回転させて軸受本体を円孔に嵌装支持させ、一対
    の鍔部がフレームの表裏を挟み込むようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の軸受構造。
  3. 【請求項3】 鍔部又はフレームの一方に突起を設け、
    他方に該突起を嵌入しうる孔を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の軸受構造。
JP584893U 1993-02-22 1993-02-22 軸受構造 Pending JPH0665616U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP584893U JPH0665616U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 軸受構造

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JP584893U JPH0665616U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 軸受構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0665616U true JPH0665616U (ja) 1994-09-16

Family

ID=11622429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP584893U Pending JPH0665616U (ja) 1993-02-22 1993-02-22 軸受構造

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JP (1) JPH0665616U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217772A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 支持軸の固定構造及びこれを用いた定着装置、画像形成装置
JP2012177778A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Brother Ind Ltd プロセスユニットおよび画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316213B2 (ja) * 1979-05-18 1988-04-07 Continental Group
JPH03103614A (ja) * 1989-09-16 1991-04-30 Canon Inc すべり軸受
JPH0483912A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Sony Corp 軸部材の支持構造

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