JPH03118173A

JPH03118173A - 紙送り装置

Info

Publication number: JPH03118173A
Application number: JP25813389A
Authority: JP
Inventors: Hirotoshi Iemura; 浩俊家村; Shunichi Hayashiyama; 林山　俊一; Haruo Sayama; 晴生左山
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-10-02
Filing date: 1989-10-02
Publication date: 1991-05-20
Anticipated expiration: 2016-01-15
Also published as: JP3124767B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、熱転写記録装置に関し、特に紙送り機構の改
良構造に係る。

〈従来技術〉従来の熱転写記録装置において、用紙を排紙方向に送り
出しする紙送り機構１は、第５．６図の如く、紙送り駆
動装置２に連結された駆動ギヤ３と、用紙を排紙方向に
送り出しするフィードローラを回転させるためのフィー
ドギヤ４と、駆動ギヤ３からの駆動をフィードギヤ４に
伝達するための中間ギヤ５　ａ、　５　ｂ、　６　ａ、
　６　ｂと、中間ギヤ５　ａ、　５　ｂ。

６　ａ、　６　ｂを支持する基板７とから構成されてい
る。

く　発明が解決しようとする課題　〉上記熱転写記録装置の紙送り機構ｌは、駆動ギヤ３から
の駆動を中間ギヤ５　ａ、　５　ｂ、　６　ａ、　６　
ｂを通じてフィードギヤ４に伝達し、フィードローラを
回転させて用紙を排紙方向に送り出す。

しかし、従来の紙送り機構ｌは、同一の基板７に中間ギ
ヤを取り付けているため、中間ギヤの噛合精度は基板７
に設けられた中間ギヤの中間ギヤ軸８．９のピッチ寸法
精度に依存している。したがって、中間軸ギヤ８．９の
ピッチ精度にばらつきが生じると、ギヤの噛合精度が悪
くなるので、バックラッシュが大きくなり紙送り精度が
悪くなるといった問題点がある。

本発明は、上記に鑑み、ギヤのバックラッシュを小さく
抑制することができる熱転写記録装置σ提供を目的とす
る。

〈　課題を解決するための手段　〉本発明による課題解決手段は、第１図ないし）４図の如
く、用紙を排紙方向に送り出す紙送り總構ｌＯを備えた
熱転写記録装置において、前記紙送り機構ＩＯは、基板
１７上に、紙送り駆動装置１１に連結された駆動ギヤ１
２と、用紙を排紙方向に送り出すフィードローラ１３を
回転させる１ζめのフィードギヤ１４と、前記駆動ギヤ
１２からの駆動をフィードギヤ！４に伝達するための複
劾の中間ギヤｌ　５ａ、　Ｉ　５ｂ、　ｌ　６ａ、　Ｉ
　６ｂと、該中間ギヤＩ　５ａ、　ｌ　５ｂ、　１６ａ
、　ｌ　６ｂのうち少なくとも一つを支持し駆動ギヤ１
２およびフィードギヤ１４間を移動する移動板１８とを
備え、該移動板１８上の中間ギヤをフィードギヤ１４側
に付勢するばね１９が設けられたものである。

〈作用〉上記課題解決手段において、紙送り駆動装置ｌｌを駆動
させると、紙送り機構ＩＯは、駆動ギヤ１２からの駆動
を中間ギヤＩ　５ａ、　１５ｂ、　１６ａ、　１６ｂを
通じてフィードギヤ１４に伝達し、フィードローラ１３
を回転させて用紙を排紙方向に送り出す。

このとき、フィードギヤ１４と中間ギヤ１５ａ。

１５ｂ、　１６ａ、　１６ｃとの噛合具合を良くするた
めに、ばね１９か移動板１８上の中間ギヤをフィードギ
ヤ１４側に引っ張り、フィードギヤ１４と移動板１８上
の中間ギヤとの噛合をピッチ円より離れないようにする
。

したかって、常にギヤ同志を押しつけることができ、バ
ックラッシュを小さく抑えることができる。

〈実施例〉以下、本発明の実施例を第１図ないし第４図に基づいて
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す熱転写記録装置の紙送
り機構の正面図、第２図は同じくその側面図、第３図は
同じくその分解斜視図、第４図は熱転写記録装置の要部
平面図である。

図示の如く、本実施例の熱転写記録装置は、用紙を排紙
方向（Ｙ方向）に送り出す紙送り機構ｌＯを備えている
。

そして、前記紙送り機構１０は、基板１７上に紙送り駆
動装置！１に連結された駆動ギヤ１２と用紙を排紙方向
に送り出すフィードローラ１３を回転させるためのフィ
ードギヤ１４と、前記駆動ギヤ１２からの駆動をフィー
ドギヤ１４に伝達するための四個の中間ギヤＩ　５ａ、
ｌ　５ｂ、Ｉ　６ａ、Ｉ　６ｂと、該中間ギヤ１６ａ、
１６ｂを支持し駆動ギヤ１２およびフィードギヤ１４間
を基板１０に設けられた支軸１７ａ周りに回動する移動
板１８とを備え、該移動板１８上の中間ギヤ１６ｂをフ
ィードギヤＩ４側に付勢するばね１９が設けられ、前記
基板１７にばね１９の付勢力に抗して移動板１８がフィ
ードギヤ１４から離れる方向に移動するのを規制するた
めの一対のストッパ２０．２１が設けられたものである
。

前記紙送り機構１０は、第４図の如く、装置本体２２の
端部に配されている。

前記駆動装置１１は、モータであって、第２図の如く、
基板１７の裏面に配されている。

前記駆動ギヤＩ２は、第１図の如く、小径に形成されて
おり、入方向に回転する。そして、該駆動ギヤ１２は、
駆動装置１１の駆動軸２３に嵌合されている。

前記フィードローラＩ３は、第４図の如く、装置本体２
２に回転自在に支持されたローラ軸２４に外嵌されてい
る。

前記フィードギヤ１４は、第１図の如く、大径に形成さ
れており、第四中間ギヤ１６ｂに噛合してＤ方向に回転
する。そして、該フィードギヤ１４は、第４図の如く、
前記ローラ軸２４の端部に外嵌されている。

前記第一中間ギヤ１５ａは、第１図の如く、中径に形成
されており、駆動ギヤ１２に噛合してＢ方向に回転し駆
動ギヤＩ２からの駆動を第二中間ギヤ１５ｂに法達す不
機舒を右１−ている７そｌ、て、該第一中間ギヤ１５ａ
は、第二中間ギヤ１５ｂと共に支軸１７ａに嵌合されて
いる。

前記第二中間ギヤ１５ｂは、第１．２図の如く、小径に
形成されており、第一中間ギヤ１５ａの上側に配されて
いる。そして、該第二中間ギヤ１５ｂは、第一中間ギヤ
１５ａと共にＢ方向に回転し第三中間ギヤ１６ａに噛合
して第一中間ギヤ１５ａの駆動を伝達する機能を有して
いる。

前記第三中間ギヤ１６ａは、第１図の如く、中径に形成
されており、第二中間ギヤ１５ａに噛合してＣ方向に回
転し第二中間ギヤ１５ａからの駆動を第四中間中間ギヤ
１６ｂに伝達する機能を有している。そして、該第三中
間ギヤ１６は、第四中間ギヤ１６ｂと共に中間ギヤ軸２
５に嵌合されている。

前記第四中間ギヤ１６ｂは、第１．２図の如く、小径に
形成されており、第三中間ギヤ１５ａの上側に配されて
いる。そして、該第四中間ギヤ１６ｂは、第三中間ギヤ
１６ａと共にＣ方向もに回転しフィードギヤ１４と噛合
して第三中間ギヤ１６ａの駆動を伝達する機能を有して
いる。

また、中間ギヤ１６ａ、１６ｂの回転中心は、第１図の
如く、フィードギヤ１４の中心軸２４と、中間ギヤ１５
ａ、１５ｂの中心軸１７ａとの軸線上よりも下側に設け
られている。

前記基板１７は、第３図の如く、Ｌ字形に形成されてお
り、該基板１７の立設部２７には、支軸１７ａと、スト
ッパ２０．２１と、駆動ギヤ１２が挿入される第一挿入
孔２８とが設けられている。

そして、前記支軸１７ａは、中間ギヤ１５ａ、１５ｂに
対応する位置に配されると共に立設部２７に一体形成さ
れている。また、前記第一挿入孔２８は、駆動ギヤ１２
と対応する位置に配されている。

前記移動板１８は、第２．３図の如く、アルグル状に形
成されており、中間ギヤ軸２５と、駆動ギヤ１２が挿入
される第二挿入孔２９とが設けられている。該移動板１
８の端縁には、第１図の如く、一対のストッパ嵌合用凹
部３０，３１が形成され、該凹部３０，３１にストッパ
２０．２１を嵌合し止め輸３２，３３を介して基板Ｉ７
の立設部２７上に移動板１８が取り付けられている。そ
して、前記中間ギヤ軸２５は、中間ギヤ１６ａ、１６ｂ
に対応する位置に配されろと共に移動板１８に一体成形
成されている。また、前記第二挿入孔２９は、第一挿入
孔２８と対応する位置に配されている。

前記ばねＩ９は、第１図の如く、コイルばねであって、
移動板１８上の第四中間ギヤ１６ｂをフィードギヤ１４
側に引っ張ることによりフィードギヤ１４と第四中間ギ
ヤ１６ｂとを効率良く噛合させる機能を有している。そ
して、該ばね１９は、ストッパ２１および基板１７の端
部に配置された保合ビン３３間に係合されている。

前記ストッパ２０．２１は、第１〜３図の如く、軸状に
形成されており、第二中間軸２６を挟んで対向配置され
ると共に基板１７の立設部２７に一体成形されている。

なお、第４図中、３４は走査方向（Ｘ方向）に往復走査
するキャリッジ、３５はキャリツノ３４に搭載されたサ
ーマルヘッドである。

上記構成において、紙送り駆動装置１１を駆動させろと
、紙送り機１ｔｏは、駆動ギヤ１２からの駆動を中間ギ
ヤｌ　５，１６を通じてフィードギヤ１４に伝達し、フ
ィードローラ１３を回転さ仕て用紙を排紙方向（Ｘ方向
）に送り出しする。

このとき、フィードギヤ１４と第四中間ギヤ１６ｂとの
噛合具合を良くするために、ばねＩ９が移動板１８上の
第四中間ギヤ１６ｂをフィードギヤ１４側に付勢してい
るので、移動板１８がばね１９により支軸１７ａ周りに
Ｒ方向に回動する。

そして、これに伴ない第四中間ギヤ＋６ｂにフィードギ
ヤ１４から離れるよう力が加わるが、基板１７に設けら
れたストッパ２０．２１は、移動板１８のＲ方向への回
動を規制し、フィードギヤ１４と第四中間ギヤ１６ｂと
の噛合をピッチ円より離れないようにする。

このように、本実施例の紙送り機構ＩＯでは、中間ギヤ
１６ａ、１６ｂを移動板１８に取り付け、移動板１８上
の第四中間ギヤ１６ｂをフィードギヤ１４側に付勢する
ばね１９を設けているので、常にフィードギヤ１４と第
四中間ギヤ１６ｂ同志を押しつけることができる。

また、移動板１８の移動を規制するストッパ２０．２１
を基板１７に設けているので、移動板１８が支軸１７ａ
周りに回動し第四中間ギヤ１６ｂにフィードギヤ１４か
ら離れるよう力が加わっても、ストッパ２０．２１が移
動板１８の動きを規制することができる。

したがって、ギヤの噛合具合を良好に保持でき、バック
ラッシュを小さく抑えることができる。

また、バックラツンユを小さく抑えることにより紙送り
精度が向上するので、葉書印字の際の印字ずれを防止で
きる。

さらに、紙送り機構ＩＯを装置本体２２に取り付ける際
にも、その取り付は時のばらつきを吸収することができ
る。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明によると、複数の
中間ギヤのうち少なくとも一つを移動板に取り付け、移
動板上の中間ギヤをフィードギヤ側に付勢するばねを設
けているので、駆動ギヤからの駆動を中間ギヤを通じて
フィードギヤに伝達しフィードローラを回転させて用紙
を排紙方向に送り出す際に、フィードギヤと中間ギヤと
の噛合をピッチ円より離れないようにする。

したがって、常にギヤ同志を押しつけることができ、バ
ックラッシュを小さく抑えることができるといった優れ
た効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す熱転写記録装置の紙送
り機構の正面図、第２図は同じくその側面図、第３図は
同じくその分解斜視図、第４図は熱転写記録装置の要部
平面図、第５図は従来の熱転写記録装置の紙送り機構の
正面図、第６図は同じくその側面図である。１０：紙送り機構、１１：紙送り駆動装置、１２：駆動
ギヤ、１３：フィードローラ、１４：フィードギヤ、ｌ
　５ａ、　１５ｂ、　１６ａ、　１６ｂ：中間ギヤ、１
８：移動板、１７：基板、１７ａ：支軸、１９；ばね、
２０．２１：ストッパ。

Claims

【特許請求の範囲】

用紙を排紙方向に送り出す紙送り機構を備えた熱転写記
録装置において、前記紙送り機構は、基板上に、紙送り
駆動装置に連結された駆動ギヤと、用紙を排紙方向に送
り出すフィードローラを回転させるためのフィードギヤ
と、前記駆動ギヤからの駆動をフィードギヤに伝達する
ための複数の中間ギヤと、該中間ギヤのうち少なくとも
一つを支持し駆動ギヤおよびフィードギヤ間を移動する
移動板とを備え、該移動板上の中間ギヤをフィードギヤ
側に付勢するばねが設けられたことを特徴とする熱転写
記録装置。