JPS6127196B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6127196B2
JPS6127196B2 JP53115282A JP11528278A JPS6127196B2 JP S6127196 B2 JPS6127196 B2 JP S6127196B2 JP 53115282 A JP53115282 A JP 53115282A JP 11528278 A JP11528278 A JP 11528278A JP S6127196 B2 JPS6127196 B2 JP S6127196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse motor
elastic member
print head
rotating shaft
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53115282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5541276A (en
Inventor
Yoshiaki Motojo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11528278A priority Critical patent/JPS5541276A/ja
Publication of JPS5541276A publication Critical patent/JPS5541276A/ja
Publication of JPS6127196B2 publication Critical patent/JPS6127196B2/ja
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパルスモータを用いて印字ヘツドを送
り駆動する印字ヘツド駆動装置に関するものであ
る。
印字ヘツドを記録紙の紙面に沿つて往復移動さ
せて記録する印字装置として、駆動源にパルスモ
ータを用いたものが知られている。しかしなが
ら、パルスモータを用いた印字ヘツド送り機構で
はパルスモータの回転軸が1ステツプごとに回転
方向に振動するために、低周波数でパルスモータ
を駆動すると回転振動が大きくなり、そのために
例えばインクを印字ヘツドのノズルから噴射する
インク噴射式印字装置においては、その振動によ
り印字にゆがみや乱れを生じることになる。
このために従来は、パルスモータを高周波数で
駆動してモータ回転軸の振動数を高周波数にし、
歯車やベルトを用いた減速機構を介して印字ヘツ
ドを送り駆動しているが、このような印字ヘツド
駆動装置では、パルスモータを高速回転させるた
めに、モータ自体の発熱、駆動回路の発熱を生じ
て誤動作や破損の原因となつていた。また、一般
に印字装置においては、印字ヘツドの復帰動作を
印字動作より高速で行わせることが望まれてお
り、その場合、印字動作はパルスモータを自起動
周波数(停止状態のパルスモータにある周波数の
連続パルス信号を与えた時の、入力パルス数とモ
ータ回転角との間に誤差なくモータを起動し得る
パルス周波数の最高値)以下で駆動し、復帰動作
では最高応答周波数(モータの回転角と入力パル
ス数との間に誤差なくモータが応答するパルス周
波数の最高値であり、低い周波数で起動させ徐々
にパルス周波数を増して行くとモータは自起動周
波数より高いパルス数まで追従応答する)以下で
駆動しなければならないが、上記のような従来の
印字ヘツド駆動装置では、印字動作時からパルス
モータを高周波数で駆動するために、復帰動作時
に最高応答周波数までパルス周波数を高くしても
わずかだけしか周波数を高くすることができず、
そのために印字動作時と復帰動作時で減速機構の
減速比を変えるようにしない限り印字ヘツドを高
速で復帰させることができない欠点があつた。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされ
たものであつて、その目的とするところは、パル
スモータ回転軸の回転方向の振動が印字ヘツドに
伝えられるのを防いでゆがみや乱れのない印字を
行えるようにし、これにより印字動作時にパルス
モータを低周波数で駆動できるようにして、印字
ヘツドの復帰動作時にパルス周波数を高くするだ
けで印字ヘツドを高速で復帰させることができる
ようにした印字ヘツド駆動装置を提供することに
ある。
以下、本発明の一実施例を図面に基ずいて説明
する。
第1図及び第2図において、1はパルスモー
タ、2は前記パルスモータ1によつて回転駆動さ
れるワイヤ駆動用プーリ、3a,3bは前記駆動
プーリ2の両側に対向位置する一対のワイヤ支持
プーリ、4は前記駆動用プーリ2に複数回巻付け
られ、かつ前記両ワイヤ支持プーリ3a,3bに
それぞれ掛装されて前記駆動用プーリ2の軸線と
直交する方向に張られた印字ヘツド送り用ワイヤ
であり、前記両ワイヤ支持プーリ3a,3b間に
張られたワイヤ4はこのワイヤ4と平行に設けら
れたガイドレール6,6に案内されて移動するヘ
ツド台5に連結され、また前記ヘツド台5には例
えばインク噴射式の印字ヘツド(図示せず)が設
置されるようになつている。
この印字ヘツド駆動装置は、前記パルスモータ
により駆動用プーリ2を回転駆動して、実線矢印
方向にワイヤ4を送り駆動することによりヘツド
台5に設置された印字ヘツドを最左端(印字開始
端)から最右端(印字終了端)まで送り、前記駆
動用プーリ2を逆転駆動することによりワイヤ4
を点線矢印方向に送り駆動して印字ヘツドを最左
端に復帰させるものであり、前記パルスモータ1
は、印字動作時は自起動周波数以下の低周波数で
駆動され、印字ヘツドの復帰動作時は最高応答周
波数以下の高周波数で逆転駆動されるようになつ
ている。
一方、7は前記パルスモータ1の回転軸1aに
固定された例えば第3図に示すような形状弾性部
材(ゴム材など)であり、この弾性部材7はでき
るだけ厚肉のものとされ、前記回転軸1aは嵌合
して止めねじ9により固定された筒状支持軸8に
嵌合して焼付け装着されている。また、前記駆動
用プーリ2は、上記回転軸1aには直接固定せず
に回転軸1aと心合わせして前記弾性部材7に固
定されており、この駆動用プーリ2と弾性部材7
とは、駆動用プーリ2の外周近くに圧入した複数
のピン10,10を弾性部材7の外周近くに嵌合
させて固定されている。また、11は上記駆動用
プーリ2を回転軸1aに対して支承させるプーリ
軸受であり、この軸受11は回転軸1aとの接触
面積を小さくして、接触面による回転振動の伝達
を防止する構造とされており、この軸受11は駆
動用プーリ2に圧入嵌合されている。
しかして、前記弾性部材7は、パルスモータ1
の駆動によつて回転軸1aと一体に回転し、また
前記回転軸1aと心合わせして上記弾性部材7に
固定された駆動用プーリ2は、前記回転軸1aに
は直接固定されていないために、上記弾性部材7
からのみ回転力を伝達されて回転される。従つ
て、この印字ヘツド駆動機構によれば、パルスモ
ータ1の起動にともなつて生ずる回転軸1aの回
転方向の振動は、回転軸1aの回転が弾性部材7
を介して駆動用プーリ2に伝達される間に弾性部
材7によつて吸収され、これによつて印字動作時
にパルスモータ1を低周波数で駆動しても、その
回転軸1aの振動を駆動用プーリ2に伝達させる
ことなく駆動用プーリ2を回転駆動することがで
きるし、また、印字ヘツドを復帰させる際にパル
スモータ1の駆動周波数を段階的に上げる場合
も、弾性部材7の緩衝作用で駆動用プーリ2の回
転速度増速を一時的に遅らせることができるか
ら、パルスモータ1の段階的増速によつて印字ヘ
ツドに衝撃が作用するのを防ぎ、印字ヘツドの復
帰速度をスムーズに増速させて印字ヘツドやその
送り機構を保護することができる。
なお、上記実施例では弾性部材7を第3図に示
すような形状としているが、この弾性部材7は第
4図に示すような形状やその他の形状としてもよ
く、この弾性部材7の形状はヘツド台5及び印字
ヘツドの重量、印字ヘツド送り系の慣性、駆動用
プーリ2を固定するピン10の本数、及び弾性部
材の硬度等に応じて任意に選べばよい。また上記
実施例では駆動用プーリ2を弾性部材7にピン1
0によつて固定しているがこれは他の手段によつ
て固定してもよい。なお、この印字ヘツド駆動装
置は、インク噴射式の印字装置に限らず、サーマ
ルプリンタやワイヤードプリンタ等、他の印字装
置における印字ヘツドの駆動装置として広く利用
できることはもちろんである。
本発明は、印字ヘツドを移動させるための駆動
用プーリ手段をパルスモータの回転軸に回転可能
に支持させ、この駆動用プーリ手段を、パルスモ
ータの回転軸と一体回転する弾性部材と結合させ
ることにより、パルスモータにより弾性部材を介
して駆動用プーリ手段を回転駆動して印字ヘツド
を移動させるようにしたものであり、本発明によ
れば、パルスモータの回転軸の回転方向の振動
(1ステツプの回転ごとに発生する軸回り方向の
振動)を弾性部材で吸収して、パルスモータ回転
軸の回転方向振動が印字ヘツドに伝わるのを防ぐ
ことができるから、パルスモータをその回転軸の
回転方向振動が大きくなる低周波数で駆動して
も、ゆがみや乱れのない印字を行なうことができ
るし、また、印字動作時はパルスモータを低周波
数で駆動し、復帰動作時はパルスモータを高周波
数で駆動して、印字ヘツドを高速で復帰させるこ
とも可能である。しかも、本発明では、上記駆動
用プーリ手段をパルスモータの回転軸に回転可能
に支持させているために、駆動用プーリ手段を常
にパルスモータ回転軸の軸線上を中心として回転
させることができ、従つて、パルスモータにより
弾性部材を介して駆動用プーリ手段を回転駆動す
るものでありながら、駆動用プーリ手段が振れ回
り振動を起す心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す斜
射図及び縦断側面図、第3図は同じく弾性部材の
正面図、第4図は弾性部材の変形例を示す正面図
である。 1……パルスモータ、2……駆動用プーリ、3
a,3b……ワイヤ支持プーリ、4……ワイヤ、
5……ヘツド台、7……弾性部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パルスモータと、このパルスモータの回転軸
    に結合されて前記回転軸と一体回転する弾性部材
    と、前記回転軸に回転可能に支持されるとともに
    上記弾性部材と結合された駆動用プーリ手段と、
    この駆動用プーリ手段の回転により印字ヘツドを
    移動させる移動手段とを有することを特徴とする
    印字ヘツド駆動装置。
JP11528278A 1978-09-20 1978-09-20 Printing head driving gear Granted JPS5541276A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11528278A JPS5541276A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Printing head driving gear

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11528278A JPS5541276A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Printing head driving gear

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5541276A JPS5541276A (en) 1980-03-24
JPS6127196B2 true JPS6127196B2 (ja) 1986-06-24

Family

ID=14658793

Family Applications (1)

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JP11528278A Granted JPS5541276A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Printing head driving gear

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01181099U (ja) * 1988-06-14 1989-12-27
JPH0342480Y2 (ja) * 1987-09-14 1991-09-05
JPH0366680B2 (ja) * 1987-04-02 1991-10-18 Isamu Toyama

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JPS6110887Y2 (ja) * 1979-07-04 1986-04-07

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JPS5334009B2 (ja) * 1974-09-05 1978-09-18

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JPS5533995Y2 (ja) * 1976-08-31 1980-08-12

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JPS5541276A (en) 1980-03-24

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