JPH01266356A - 防振支持軸受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、部品実装装置の部品搬送部の送りネジ振動防
止するための防振支持軸受装置に関するものである。

従来の技術 近年、部品装着の高速化と多品種部品装着の傾向に伴い
、部品実装装置の部品搬送部は大型になシ、高速移送し
ている。以下第６図を参照しながら、従来の部品搬送部
について説明する。

第６図において１は部品搬送部である。２は本体フレー
ム、３は本体フレームに設置されたリニアガイドであシ
、部品搬送部１はこの上を移動する。４および４′は、
本体フレーム２側に固定された軸受である。６は送りネ
ジで、両端で軸受４゜４／に支持され駆動部（図示せず
）によシ伝見られる動力によ多回転する。６は部品搬送
部１に固定されたナツトで、送りネジ５が回転するとき
動力が伝えられて搬送部１を左右に移動させる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、部品搬送部が多品
種部品を搭載し、その長さｌ（第６図）が増大するにつ
れ、送りネジ長さも拡大し、部品搬送部側ナツトと両端
支持軸受の中間点では、静止状態において送りネジがそ
の長さに相応したたわみを有しておシ、搬送部駆動時に
は両端軸受において送りネジの回転駆動摩擦を発生させ
ている。

また搬送部移動時には、移動停止後搬送部側ナツトに加
わる曲げモーメントによシ送りネジの縦振動が発生する
という問題を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、多品種搭載大型部品搬送部
高速移送駆動時に送りネジの回転摩擦を減少させるとと
もに、搬送部移動停止後の送りネジの振動を防止するも
のである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の防振支持軸受は、ヘ
ッドが電子部品を捕捉する位置に部品搬送部を位置決め
する送りネジに、この送りネジをその両端部で回転可能
に支持する装置本体側の両端軸受と部品搬送部に固定し
たナツトとのほぼ中間位置に中間軸受をそれぞれ装着し
、かつこれら中間軸受を装置本体側に固定されたガイド
上を移動することを特徴とする。

作　　用 本発明は上記した構成によって送りネジのたわみを防ぎ
、それによって両端軸受において生じる駆動摩擦を減じ
るとともに、搬送部移動後の送りネジの縦振動が防止さ
れることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の防振支持軸受について図面を参
照しながら説明する。

第１図及び第２図は本発明の第１実施例における防振支
持軸受設置の部品搬送部を示すものである。７は部品搬
送部であシ、８は装置本体フレームである。９は本体フ
レーム８に固定されたリニアガイドである。１３は送り
ネジで、その両端部において本体フレーム８側の軸受１
６で回転可能に支持されている。１４は部品搬送部７に
固定されたナツトで、送りネジ１３に螺合している。以
上は従来の構成と同様である。１１は本体フレーム８に
固定されたリニアガイドである。１２は送りネジ１３を
挿通支持する防振軸受で、前記リニアガイド１１によっ
て２方向に移動可能なように案内支持されている。この
防振軸受１２とナツト１４との間の距離ｌ′１は、軸受
１６とナツト１４との間の距離Ｉ！１　　のほぼ半分で
ある。この防振軸受１２は内周部に、第２図に示すよう
な軸受材を備えた円筒ジャーナル軸受である。

第３図及び第４図は、本発明の第２実施例を示している
。本実施例の送りネジ１３は図示しない駆動部の力がプ
ーリ１８を介して伝えられ回転する。そして送りネジ１
３は部品搬送部７をナツト１４を介して左右方向（第３
図）に移動させる。

この送りネジ１３は両端部において本体フレーム８側の
軸受１６　、１６’で回転可能に支持されている。軸受
１６　、１６’とナツト１４との間に、防振軸受１２　
、１２’も嵌挿している。ナツト１４から軸受１６　、
１６’までの距離１１．１２とし、ナツト１４から防振
軸受１２　、１２’までの距離をｌ′、。

ｌ′２　とすると、ｌ′１さＪ１／２ｔ　Ｉ！’２ユら
／２となる範囲で軸受１２　、１２’が移動するように
プーリ１８′およびワイヤ１７が設定されている。この
防振軸受１２は第４図に示すように、内周部に中間ナツ
ト１９を備えている。

以上の構成によれば、部品搬送部７を駆動する送りネジ
１３に両端軸受１６と搬送部側ナツト１４の中間に防振
軸受１２を設けることによシ送りネジ１３の縦振動を抑
えることができる。送りネジ１３の縦振動の固有振動数
ωは、 ここでＥはヤング率、Ｊは断面二次モーメント、ρは密
度、Ａはネジ１３の断面積、ｌは送りネジ長さ、βは両
端の支持状態で決まる定数である。

送りネジ１３の振動を１自白度系自由振動に近似して考
えると初期変位および粘性減衰がないときの振幅Ｉは、 ｘ　＝　（ｖ　Ｏ／ω）　ｓｉｎ　ａｃｔｖｏはｔ＝ｏ
における速度。ｌ′１＝１１／２のとき、振幅Ｘは、札
＝！１／４となシ、搬送部送りネジ１３の縦振動を抑え
ると同時に回転摩擦を減らすことができる。

以下本発明の第２の実施例について説明する。

第６図は支持軸受部を示すものである。１９はナツト外
筒部１２ａとナツト１９との間には玉軸受２０が固定し
てあシ、搬送部７および１２が移動するとき、中間ナツ
ト１９が回転する。本実施例のその他の構成及び作用効
果は、第１実施例とほぼ同じである。

発明の効果 本発明によれば、送りネジのナツトと両端軸受との間に
中間軸受を装着することによシ、送りネジの縦振動を抑
え回転摩擦を減らすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の一部切欠斜視図、６図は
従来例の一部切欠断面図である。 ７・・・・・・部品搬送部、８・・・・・・本体フレー
ム、１１・・・・・・リニアガイド、１２，１２’・・
・・・・防振軸受、１３・・・・・・送りネジ、１６　
、１８’・・・・・・軸受、１７・・・・・・ワイヤ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７・
−針４枠正舒 ８、−尽燻几一ム ｆ６−軸受 第２図 １、＞　Ｉ’ｌ　７３ 第４図 りＯ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子部品をプリント基板上に実装する部品実装装置にお
   いて、ヘッドが電子部品を捕捉する位置に部品搬送部を
   位置決めする送りネジに、この送りネジをその両端部で
   回転可能に支持する装置本体側の両端軸受と部品搬送部
   に固定したナットとのほぼ中間位置に中間軸受をそれぞ
   れ装着し、かつこれら中間軸受を装置本体側に固定され
   たガイド上を移動することを特徴とする防振支持軸受装
   置。