JP2007124737A - リニアモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されているもの。
【選択図】 図1
Description
すなわち、シャフト状の固定子501はその両端を支持部材503、505によって支持された両端支持梁の状態にあり、よって、その中間部において撓みが発生してしまうという問題があった。その様子を図11に示す。図11では撓む前の状態を実線で示し撓んだ状態を二点鎖線で示している。このような撓みが発生した場合には、固定子501がコイル部509に接触してショートするといった事態が発生したり、可動子507の円滑な動作が損なわれるおそれがある。
又、請求項2によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記可動子の両側に配置された中間サポートは上記可動子の移動に伴って可動子の半分の量だけ同方向に移動するように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるリニアモータは、請求項1又は請求項2記載のリニアモータにおいて、上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿したことを特徴とするリニアモータ。
又、請求項4によるリニアモータは、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持することを特徴とするものである。
又、請求項5によるリニアモータは、請求項4記載のリニアモータにおいて、 上記固定子はその両端を球面軸受によって支持されていて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項6によるリニアモータは、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を引っ張った状態で支持することを特徴とするものである。
又、請求項7によるリニアモータは、請求項6記載のリニアモータにおいて、 上記固定子の両端には弾性部材が配置されていて、上記固定はこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持されていることを特徴とするものである。
又、上記可動子の両側に配置された中間サポートを上記可動子の移動に伴って可動子の半分の量だけ同方向に移動するように構成した場合には、比較的簡単な構成で上記効果がより確実なものとなる。
又、上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿した場合には、上記効果をより高めることができる。
又、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持する構成としたので、固定子の撓みを防止することが可能となり、それによって、可動子の安定した動作を提供することができる。
又、上記固定子をその両端を球面軸受によって支持させて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するように構成したので、比較的簡単な構成で所望の効果を得ることができる。
又、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を引っ張った状態で支持する構成にしたので、固定子の撓みを防止することが可能となり、それによって、可動子の安定した動作を提供することができる。
又、上記固定子の両端に弾性部材を配置して、上記固定子をこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持させた場合には、比較的簡単な構成で所望の効果を奏することができる。
まず、シャフト状に延長された固定子1があり、この固定子1はその両端を支持部材3、5によって支持されている。上記固定子1は、図2に示すように、非磁性体パイプ7と、この非磁性体パイプ7内に積層された状態で収容された複数個の永久磁石9とから構成されている。上記非磁性体パイプ7は、例えば、ステンレス製である。
まず、可動子15のコイル19(U相)、21(V相)、23(W相)に適宜の方向に電流を流すことにより、矢印a方向の駆動力が発生し、それによって、可動子15が矢印aの何れかの方向に移動することになる。その際、可動子15の左右両側に夫々配置されている各中間サポート35、35は可動子15の移動速度に対してその半分の移動速度にて移動しながら固定子1を支持することになる。
まず、固定子1は左右両端の支持部材3、5によって支持されるだけではなく、中間サポート機構33の各中間サポート35、35によっても支持される構成になっているので、固定子1の撓みを効果的に防止することができ、それによって、可動子15の円滑な動作を提供することができる。
又、上記中間サポート機構33の構成も簡単である。つまり、可動子15の両側に中間サポート35、35を配置し、これら中間サポート35、35を連結棒体47を介して連結すると共に、プーリ43、43とワイヤ45で関連させるように構成しただけである。したがって、装置の構成を複雑化させることなく所望の支持構造を得ることができる。
又、本実施の形態の場合には、可動子15の加減速に同期して、中間サポート35、35が丁度半分の加減速度で移動するため、作動も滑らかであるとともに可動子15と中間サポート35、35との当接による振動や音の発生もないものである。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができることはもとより、滑り軸受51、51を設置したことによりさらにその効果を高めることができる。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第3の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
まず、固定子1の両端を支持部材81、81によって支持させる(図では片側のみを示している)。上記支持部材81には凹部83が形成されていて、該凹部83には楔状部材85が差し込まれている。又、上記楔状部材85には反対側からボルト87が螺合されている。そして、ボルト87を螺合させて楔状部材85を図中左側に移動させる。これを両側で行なうことにより、支持部材81、81を弾性変形させて、それによって、固定子1を図中上方に凸の状態とするものである。
又、ボルト87の螺合量を適宜調整することによって固定子1の凸量を調整するものである。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第4の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
まず、固定子の両端を支持部材91、91によって支持する(図では片側のみを示している)。上記支持部材91は上側支持部材93と下側支持部材95とから構成されていて、上記上側支持部材93は下側支持部材95に対して軸部材97を中心にして回動可能に構成されている。上側支持部材93側から下側支持部材95側にボルト99、101が螺合されている。
そして、両側において、ボルト99側をボルト101側より多く螺合させることにより上側支持部材93、93を夫々外側に回動させ、それによって、固定子1を図中上方に凸の状態とするものである。
又、ボルト99のねじ込み量を適宜調整することによって固定子1の凸量を調整するものである。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第5の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
よって、固定子1を予め引っ張った状態にセットして支持する構成になっているので、固定子1の撓みを防止することができ、可動子15の安定した動作を提供することができる。
尚、既に説明した第1〜第5の実施の形態とこの第6の実施の形態を適宜組み合わせることも考えられる。
例えば、第1の実施の形態の構成と第3〜第6の実施の形態の構成の組合せ、第2の実施の形態の構成と第3〜第6の実施の形態の構成の組合せ等、第1〜第6の実施の形態の構成を適宜(何れか2つの組合せ或いは複数の組合せ)組み合わせることが考えられる。つまり、中間サポート、滑り軸受、反重力方向へ凸にした構成、両端を引っ張る構成を適宜組み合わせることにより(例えば、中間サポート+反重力方向へ凸にした構成の組合せ、中間サポート+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+反重力方向へ凸にした構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+反重力方向へ凸にした構成の組合せ+中間サポート+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+反重力方向へ凸にした構成の組合せ+両端を引っ張る構成の組合せ、等)よりさらに効果的に固定子の撓みを防止することができるものである。
又、中間サポート機構の構成については図示したものはあくまで一例であり、その他様々な構成が想定される。
また、その他の構成についても図示した構成はあくまで一例である。
3 支持部材
5 支持部材
7 非磁性体パイプ
9 永久磁石
15 可動子
17 可動子ベース
19 コイル15(U相)
21 コイル(V相)
23 コイル(W相)
25 空隙
27 直動ガイド機構
29 ガイドレール
31 ガイド部材
33 中間サポート機構
35 中間サポート
37 サポートブラケット
39 サポートブッシュ
41 ガイド部材
43 プーリ
45 ワイヤ
61 支持機構
71 コイルスプリング
Claims (7)
- 複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記可動子の両側に配置された中間サポートは上記可動子の移動に伴って可動子の半分の速度で同方向に移動するように構成されていることを特徴とするリニアモータ。 - 請求項1又は請求項2記載のリニアモータにおいて、
上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿したことを特徴とするリニアモータ。 - 複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持することを特徴とするリニアモータ。 - 請求項4記載のリニアモータにおいて、
上記固定子はその両端を球面軸受によって支持されていて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するようにしたことを特徴とするリニアモータ。 - 複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
上記固定子を引っ張った状態で支持することを特徴とするリニアモータ。 - 請求項6記載のリニアモータにおいて、
上記固定子の両端には弾性部材が配置されていて、上記固定はこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持されていることを特徴とするリニアモータ。
Priority Applications (1)
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JP2005309717A JP2007124737A (ja) | 2005-10-25 | 2005-10-25 | リニアモータ |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-10-25 JP JP2005309717A patent/JP2007124737A/ja active Pending
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