JP2007124737A - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 固定子の撓みを防止して可動子のより円滑な動作を実現することが可能なリニアモータを提供すること。
【解決手段】 複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されているもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、精密位置決めシステムに用いるリニアモータに係り、特に、シャフト状に延長された固定子の撓みを防止することができるように工夫したものに関する。
非接触駆動が可能なリニアモータは、例えば、精密位置決め装置の駆動機構として好適である。この種のリニアモータを開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6等がある。
特開2005−160213号公報 特開2004−080848号公報 特開2004−343873号公報 特開平10−313566号公報 特開平05−015139号公報 特開2004−248490号公報
例えば、上記特許文献1に開示されているリニアモータは図10に示すような構成になっている。まず、シャフト状に延長された固定子501があり、この固定子501はその両端を支持部材503、505によって支持されている。上記固定子501は図示しない複数個の永久磁石を積層・配置した状態で備えている。
上記固定子501の外周側には可動子507が図中左右方向に移動可能に設置されている。上記可動子507はコイル部509を備えている。又、上記可動子507は直動ガイド機構511によってガイドされた状態で移動するものである。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、シャフト状の固定子501はその両端を支持部材503、505によって支持された両端支持梁の状態にあり、よって、その中間部において撓みが発生してしまうという問題があった。その様子を図11に示す。図11では撓む前の状態を実線で示し撓んだ状態を二点鎖線で示している。このような撓みが発生した場合には、固定子501がコイル部509に接触してショートするといった事態が発生したり、可動子507の円滑な動作が損なわれるおそれがある。
そのような問題に対しては、例えば、両端の支持部材503、505による支持構造をより強化したり、或いは支持部材503、505による支持長さを長くすることが考えられるが、それでも固定子501の撓みを効果的に防止することはできなかった。又、ストロークが短くなってしまうという新たな問題が発生してしまうことにもなる。
又、図12に示すように、可動子507の両端部において滑り軸受513、515を設置することが考えられる。上記滑り軸受513、515の内径寸法を、コイル部509の内径寸法より小にすれば、固定子501とコイル部509の接触は防げるものの、固定子501の撓み、特に、過大な撓みが発生した場合には、滑り軸受513、515に過大な負荷が掛かり、結果、可動子507を円滑に動作させることは困難であった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、固定子の撓みを効果的に防止して可動子のより円滑な動作を実現することが可能なリニアモータを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるリニアモータは、複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されていることを特徴とするものである。
又、請求項2によるリニアモータは、請求項1記載のリニアモータにおいて、
上記可動子の両側に配置された中間サポートは上記可動子の移動に伴って可動子の半分の量だけ同方向に移動するように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるリニアモータは、請求項1又は請求項2記載のリニアモータにおいて、上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿したことを特徴とするリニアモータ。
又、請求項4によるリニアモータは、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持することを特徴とするものである。
又、請求項5によるリニアモータは、請求項4記載のリニアモータにおいて、 上記固定子はその両端を球面軸受によって支持されていて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項6によるリニアモータは、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を引っ張った状態で支持することを特徴とするものである。
又、請求項7によるリニアモータは、請求項6記載のリニアモータにおいて、 上記固定子の両端には弾性部材が配置されていて、上記固定はこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明によるリニアモータによると、複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されている構成になっているので、固定子の撓みを防止することが可能となり、それによって、可動子の安定した動作を提供することができる。
又、上記可動子の両側に配置された中間サポートを上記可動子の移動に伴って可動子の半分の量だけ同方向に移動するように構成した場合には、比較的簡単な構成で上記効果がより確実なものとなる。
又、上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿した場合には、上記効果をより高めることができる。
又、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持する構成としたので、固定子の撓みを防止することが可能となり、それによって、可動子の安定した動作を提供することができる。
又、上記固定子をその両端を球面軸受によって支持させて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するように構成したので、比較的簡単な構成で所望の効果を得ることができる。
又、複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、上記固定子を引っ張った状態で支持する構成にしたので、固定子の撓みを防止することが可能となり、それによって、可動子の安定した動作を提供することができる。
又、上記固定子の両端に弾性部材を配置して、上記固定子をこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持させた場合には、比較的簡単な構成で所望の効果を奏することができる。
以下、図1乃至図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態によるリニアモータの全体の構成を示す側断面図であり、図2は図1のII部を拡大して示す側断面図であり、図3は図2のIII−III断面図である。
まず、シャフト状に延長された固定子1があり、この固定子1はその両端を支持部材3、5によって支持されている。上記固定子1は、図2に示すように、非磁性体パイプ7と、この非磁性体パイプ7内に積層された状態で収容された複数個の永久磁石9とから構成されている。上記非磁性体パイプ7は、例えば、ステンレス製である。
上記複数個の永久磁石9は、図2に示すように、隣接する永久磁石9、9の極性が相反するような状態で積層・配置されている。又、上記永久磁石9は、例えば、希土類焼結磁石から構成されている。
又、図1、図2に示すように、上記固定子1の外周側には可動子15が、図1、図2中矢印aで示す方向に移動可能な状態で配置されている。上記可動子15は、図2に拡大して示すように、可動子ベース17と、この可動子ベース17の内周側に配置され駆動位相が120°異なる3種類のコイル19(U相)、21(V相)、23(W相)から構成されている。上記3種類のコイル19(U相)、21(V相)、23(W相)は三段にわたって設置されている。又、固定子1と可動子15との間には空隙25が設けられている。
上記構成において、コイル19(U相)、21(V相)、23(W相)に適宜の方向に電流を流すことにより、矢印a方向の駆動力が発生し、それによって、可動子15が矢印aの何れかの方向に移動することになる。
上記可動子15は直動ガイド機構27によってガイドされた状態で矢印a方向に移動する。上記ガイド機構27は次のような構成になっている。まず、ガイドレール29が敷設されていて、一方、上記可動子15にはガイド部材31、31が取り付けられている。これらガイド部材31、31は上記ガイドレール29に対して移動可能に係合している。上記可動子15は上記ガイド部材31、31をガイドレールに29に沿って摺接させながら矢印a方向に移動するものである。
又、上記可動子15の左右両側には中間サポート機構33が設置されている。上記中間サポート機構33は次のような構成になっている。まず、上記可動子15の左右両側には中間サポート35、35が夫々設置されている。上記中間サポート35、35は夫々サポートブラケット37とサポートブッシュ39とから構成されている。上記左右の中間サポート35、35の夫々のサポートブラケット37、37にはガイド部材41、41が取り付けられていて、これらガイド部材41、41はガイドレール29に対して移動可能な状態で係合している。
又、上記一方の中間サポート35(図1中左側)は、支持部材3と可動子15との間の丁度中間に位置するように配置されている。同様に、他方の中間サポート35(図1中右側)も支持部材5と可動子15との間の丁度中間に位置するように配置されている。
又、上記左右の中間サポート35、35の夫々のサポートブラケット37、37にはプーリ43、43が回転可能な状態で取り付けられていて、これらプーリ43、43にはワイヤ45が巻回されている。又、このワイヤ45の両端は既に説明した可動子15に夫々固着されている。又、上記左右の中間サポート35、35の夫々のサポートブラケット37、37は連結棒体47を介して連結されている。上記可動子15側には上記連結棒体47が貫通する貫通孔48が穿孔されている。そして、上記中間サポート機構33は「半速の原理」に基づいて動作することになり、つまり、可動子15の移動速度に対して各中間サポート35、35の移動速度は半分となるものである。
上記中間サポート機構33を設けることにより、固定子1を支持部材3、5によって支持するだけではなくそれら支持部材3、5の間でも支持することが可能となり、それによって、固定子1の撓みを効果的に防止することができるものである。
上記中間サポート機構33の構成についてさらに詳しく説明する。上記サポートブッシュ39は、その内径が固定子1の外径に対して僅かに大きく設定されている。又、上記サポートブッシュ39は所定範囲内で上記サポートブラケット35に対して軸方向に移動可能な構成になっている。上記所定範囲とは、例えば、数mm〜10mm程度である。このような構成にしたのは、可動子15の両移動端において無理な力が作用することを防止するためである。すなわち、両移動端では可動子15と中間サポート35と支持部材3又は5が当接することを目標にして位置調整を行なうが、それが多少ずれることがある。そのようなずれを上記サポートブッシュ39の軸方向への移動により吸収せんとするものである。仮に、そのような吸収機能がないとワイヤ45に過大な負荷が作用してしまうことになる。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、可動子15のコイル19(U相)、21(V相)、23(W相)に適宜の方向に電流を流すことにより、矢印a方向の駆動力が発生し、それによって、可動子15が矢印aの何れかの方向に移動することになる。その際、可動子15の左右両側に夫々配置されている各中間サポート35、35は可動子15の移動速度に対してその半分の移動速度にて移動しながら固定子1を支持することになる。
以上、この実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、固定子1は左右両端の支持部材3、5によって支持されるだけではなく、中間サポート機構33の各中間サポート35、35によっても支持される構成になっているので、固定子1の撓みを効果的に防止することができ、それによって、可動子15の円滑な動作を提供することができる。
又、上記中間サポート機構33の構成も簡単である。つまり、可動子15の両側に中間サポート35、35を配置し、これら中間サポート35、35を連結棒体47を介して連結すると共に、プーリ43、43とワイヤ45で関連させるように構成しただけである。したがって、装置の構成を複雑化させることなく所望の支持構造を得ることができる。
又、本実施の形態の場合には、可動子15の加減速に同期して、中間サポート35、35が丁度半分の加減速度で移動するため、作動も滑らかであるとともに可動子15と中間サポート35、35との当接による振動や音の発生もないものである。
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態の構成に加えて、可動子15のコイル部の両側に滑り軸受51、51を設置したものである。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができることはもとより、滑り軸受51、51を設置したことによりさらにその効果を高めることができる。
次に、図5及び図6を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態の場合には、図5に模式的に示すように、固定子1を予め反重力方向(図5中上方向)に向かって凸状になるように両端の支持機構61、61によって支持しようとするものであり、それによって、固定子1の撓みを防止しようとするものである。
上記支持機構61は図6に示すような構成になっている。まず、支持部63があり、この支持部63の外側には軸受ハウジング65が設置されていて、この軸受ハウジング65内には球面滑り軸受67が内装されている。この球面滑り軸受67は、固定子1の端部を支持する内側部材69と、この内側部材の外側に配置された外側部材71とから構成されている。上記内側部材69は外側部材71に対して摺動接触することになる。又、上記軸受けハウジング65にはボルト73が螺合されていて、このボルト73の鍔部75は上記内側部材69に係合している。上記ボルト73を螺合させていくことにより、鍔部75を介して内側部材67を押圧するようになっている。このような構成をなす支持機構61が両端に設置されており、両側において上記ボルト73、73を螺合させることにより、固定子1を反重量方向に凸状になるように調整するものである。
以上この第3の実施の形態によると、固定子1を予め反重力方向に凸状になるような状態にセットして支持する構成になっているので、固定子1の撓みを防止することができ、可動子15の安定した動作を提供することができる。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第3の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
次に、図7を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。この場合にも前記第3の実施の形態の場合と同様に、固定子1を予め反重力方向に凸状にする構成を示すものである。
まず、固定子1の両端を支持部材81、81によって支持させる(図では片側のみを示している)。上記支持部材81には凹部83が形成されていて、該凹部83には楔状部材85が差し込まれている。又、上記楔状部材85には反対側からボルト87が螺合されている。そして、ボルト87を螺合させて楔状部材85を図中左側に移動させる。これを両側で行なうことにより、支持部材81、81を弾性変形させて、それによって、固定子1を図中上方に凸の状態とするものである。
又、ボルト87の螺合量を適宜調整することによって固定子1の凸量を調整するものである。
したがって、前記第3の実施の形態の場合と同様、固定子1を予め反重力方向に凸状になるような状態にセットして支持する構成になっているので、固定子1の撓みを防止することができ、可動子15の安定した動作を提供することができる。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第4の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
次に、図8を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。この場合にも前記第3の実施の形態、第4の実施の形態の場合と同様に、固定子1を予め反重力方向に凸状にする構成を示すものである。
まず、固定子の両端を支持部材91、91によって支持する(図では片側のみを示している)。上記支持部材91は上側支持部材93と下側支持部材95とから構成されていて、上記上側支持部材93は下側支持部材95に対して軸部材97を中心にして回動可能に構成されている。上側支持部材93側から下側支持部材95側にボルト99、101が螺合されている。
そして、両側において、ボルト99側をボルト101側より多く螺合させることにより上側支持部材93、93を夫々外側に回動させ、それによって、固定子1を図中上方に凸の状態とするものである。
又、ボルト99のねじ込み量を適宜調整することによって固定子1の凸量を調整するものである。
したがって、前記第3の実施の形態、第4の実施の形態の場合と同様、固定子1を予め反重力方向に凸状になるような状態にセットして支持する構成になっているので、固定子1の撓みを防止することができ、可動子15の安定した動作を提供することができる。
尚、既に説明した第1、第2の実施の形態とこの第5の実施の形態の構成を組み合わせることも考えられる。
次に、図9を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。この場合には、固定子1の両端をコイルスプリング111、111によって引っ張るようにしたものである。
よって、固定子1を予め引っ張った状態にセットして支持する構成になっているので、固定子1の撓みを防止することができ、可動子15の安定した動作を提供することができる。
尚、既に説明した第1〜第5の実施の形態とこの第6の実施の形態を適宜組み合わせることも考えられる。
尚、本発明は前記第1〜第6の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1の実施の形態の構成と第3〜第6の実施の形態の構成の組合せ、第2の実施の形態の構成と第3〜第6の実施の形態の構成の組合せ等、第1〜第6の実施の形態の構成を適宜(何れか2つの組合せ或いは複数の組合せ)組み合わせることが考えられる。つまり、中間サポート、滑り軸受、反重力方向へ凸にした構成、両端を引っ張る構成を適宜組み合わせることにより(例えば、中間サポート+反重力方向へ凸にした構成の組合せ、中間サポート+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+反重力方向へ凸にした構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+反重力方向へ凸にした構成の組合せ+中間サポート+両端を引っ張る構成の組合せ、中間サポート+滑り軸受+反重力方向へ凸にした構成の組合せ+両端を引っ張る構成の組合せ、等)よりさらに効果的に固定子の撓みを防止することができるものである。
又、中間サポート機構の構成については図示したものはあくまで一例であり、その他様々な構成が想定される。
また、その他の構成についても図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、リニアモータに係り、特に、シャフト状に延長された固定子の撓みを防止することができるように工夫したものに関し、例えば、精密位置決めに用いられるリニアモータに最適である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、リニアモータの全体の構成を示す側断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII部を拡大して示す側断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2のIII−III断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、リニアモータの全体の構成を示す側断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、固定子の支持状態を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、固定子の支持構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、固定子の支持構造を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態を示す図で、固定子の支持構造を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態を示す図で、リニアモータの全体の構成を示す側断面図である。 従来例を示す図で、リニアモータの全体の構成を示す側断面図である。 従来例を示す図で、固定子が撓んだ様子を示す側面図である。 従来例を示す図で、リニアモータの全体の構成を示す側断面図である。
符号の説明
1 固定子
3 支持部材
5 支持部材
7 非磁性体パイプ
9 永久磁石
15 可動子
17 可動子ベース
19 コイル15(U相)
21 コイル(V相)
23 コイル(W相)
25 空隙
27 直動ガイド機構
29 ガイドレール
31 ガイド部材
33 中間サポート機構
35 中間サポート
37 サポートブラケット
39 サポートブッシュ
41 ガイド部材
43 プーリ
45 ワイヤ
61 支持機構
71 コイルスプリング




















Claims (7)

  1. 複数個の永久磁石を積層・配置してなると共にシャフト状に延長された固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置されコイルを備えた可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
    上記固定子はその両端を支持されていると共に上記可動子の両側位置において中間サポートによって夫々支持されていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 請求項1記載のリニアモータにおいて、
    上記可動子の両側に配置された中間サポートは上記可動子の移動に伴って可動子の半分の速度で同方向に移動するように構成されていることを特徴とするリニアモータ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のリニアモータにおいて、
    上記可動子の両端部において上記固定子との間に滑り軸受を夫々介挿したことを特徴とするリニアモータ。
  4. 複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
    上記固定子を反重力方向に凸状になるように支持することを特徴とするリニアモータ。
  5. 請求項4記載のリニアモータにおいて、
    上記固定子はその両端を球面軸受によって支持されていて、該球面軸受の角度を調整することにより上記固定子を反重力方向に凸状に支持するようにしたことを特徴とするリニアモータ。
  6. 複数個の永久磁石を積層・配置してなる固定子と、上記固定子の外周側に移動可能に設置された可動子と、を具備してなるリニアモータにおいて、
    上記固定子を引っ張った状態で支持することを特徴とするリニアモータ。
  7. 請求項6記載のリニアモータにおいて、
    上記固定子の両端には弾性部材が配置されていて、上記固定はこれら弾性部材によって引っ張られた状態で支持されていることを特徴とするリニアモータ。
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