JP5260914B2 - 単軸ロボット - Google Patents

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本発明は、一軸方向に延びるフレームと、このフレームに沿って配列された複数の磁石を有する固定子と、この固定子に対し相対移動可能に設けられた可動子と、この可動子と一体に移動可能に設けられたスライドテーブルとを備えたリニアモータ式の単軸ロボットに関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、固定台に移動可能に支持されたスライドテーブルを、複数の永久磁石等からなる固定子と、この固定子に対し対向配置された電機子コイル等からなる可動子とを備えたリニアモータにより駆動するリニアモータ式単軸ロボット(リニアスライダ)において、上記可動子およびこれと一体に移動する上記スライドテーブルを、その移動方向に沿って複数配置することが行われている。この特許文献1に開示された単軸ロボットによれば、移動可能なスライドテーブルが複数設けられているため、このスライドテーブルに複数の作業用機器を取り付けることにより、これら複数の作業用機器を同時に移動させながら所望の作業を効率よく行うことができるという利点がある。
特開2001−211630号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された単軸ロボットでは、作業用機器を取り付け可能な複数のスライドテーブルが、その移動方向に並んで配置されているため、一方のスライドテーブルの可動範囲が、他方のスライドテーブルの移動によって影響されてしまい、これら各スライドテーブルと一体に移動する上記作業用機器の作業領域が制限されてしまうという問題がある。
もちろん、このような問題を解決するための手段として、単一のスライドテーブルを備えた単軸ロボットを並列に複数台並べて使用することも考えられるが、このようにした場合には、互いに別々の部品を有する独立した単軸ロボットを複数台用意する必要があるため、相対的により多くのコストがかかることが避けられないという問題がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、比較的安価なコストで使い勝手を効果的に向上させることが可能なリニアモータ式の単軸ロボットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、一軸方向に延びるフレームと、このフレームに沿って配列された複数の磁石を有する固定子と、この固定子に対し相対移動可能に設けられた可動子と、この可動子と一体に移動可能に設けられたスライドテーブルとを備えたリニアモータ式の単軸ロボットであって、上記フレームに、その長手方向に沿って延びる左右一対のガイドレールが設けられ、上記スライドテーブルが、上記フレームの左右に少なくとも1つずつ配置されるとともに、上記各ガイドレールに沿って個別に移動可能に支持され、上記各スライドテーブルに対応して設けられた複数の可動子に対し、上記固定子が共通に1列設けられ、上記スライドテーブルのうち、隣接する他のスライドテーブルと対向する側の側面部に、回転可能な転動体が設けられたことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明の単軸ロボットによれば、一軸方向に延びるフレームに対し、複数のスライドテーブルがフレームの左右に少なくとも1つずつ配置され、これら各スライドテーブルが、左右一対のガイドレールに沿ってフレームの長手方向に個別に移動可能に支持されているため、上記複数のスライドテーブルを移動させる際に、両者の可動範囲が互いに影響し合うことがなく、上記フレームの長手方向に亘って上記各スライドテーブルをそれぞれ自在に移動させることができる。このため、上記各スライドテーブルに用途に応じた所定の作業用機器をそれぞれ取り付けることにより、複数の作業用機器を自在に移動させながら所望の作業を効率よく行えるという利点がある。
しかも、上記複数のスライドテーブルに対応して設けられた複数の可動子に対し、固定子を共通に1列だけ設けた上記構成によれば、例えば上記複数の可動子に対して固定子を別々に設けることにより、並列独立に移動する上記複数の可動子と同数の固定子をフレームの内部に設けた場合と異なり、単軸ロボットの構造をより簡素化できるとともに、部品コストやその組立工数を効果的に削減できるという利点がある。
さらに、上記スライドテーブルのうち、隣接する他のスライドテーブルと対向する側の側面部に転動体が設けられているため、各スライドテーブルの側面部どうしが互いに摺動(当接)した場合でも、その摺動抵抗が、上記スライドテーブルの側面部に設けられた転動体の回転により効果的に低減される。これにより、上記のようなスライドテーブルどうしの摺動にかかわらず、これら各スライドテーブルを上記フレームに沿って円滑に移動させることができるという利点がある。
また、本発明においては、上記フレームに設けられた左右一対のガイドレールのうち少なくとも1つに、上記スライドテーブルが長手方向に複数並んだ状態で支持されることも、また好ましい(請求項2)。
この構成によれば、コンパクトな構成でありながらより多くの作業用機器を移動させることが可能な単軸ロボットを実現できる等の利点がある。
また、本発明において、上記フレームに対し横並びに配置された上記複数のスライドテーブルの間に、これら各スライドテーブルどうしを隔てる隔壁部材が設けられる場合には、上記スライドテーブルのうちこの隔壁部材と対向する部分に、回転可能な転動体が設けられることも、また好ましい(請求項3)。
この構成によれば、上記スライドテーブルがその移動時に隔壁部材と摺動(当接)した場合でも、その摺動抵抗を低減して上記スライドテーブルを円滑に移動させることができるという利点がある。
以上説明したように、本発明によれば、比較的安価なコストで使い勝手を効果的に向上させることが可能なリニアモータ式の単軸ロボットを提供することができる。
図1〜図3は、本発明のリニアモータ式単軸ロボットの第1実施形態を示している。これらの図に示すように、当実施形態のリニアモータ式単軸ロボット1(以下、単軸ロボット1と略称する)は、一軸方向(図1および図3に示されるX軸方向)に延びるように設置されたフレーム2と、このフレーム2に沿って移動可能な2つのスライドテーブル3,4とを備える。なお、当明細書では以後、フレーム2の長手方向(X軸方向)を前後方向、フレーム2の幅方向(X軸方向と直交する方向)を左右方向として説明を進める。
上記フレーム2は、断面略C字状に形成されており、その開口部が上方を向く状態で設置されている。すなわち、上記フレーム2は、水平向きに設置された底壁部11と、この底壁部11の左右両端部から上方に延びる左右一対の側壁部12と、これら一対の側壁部12の上端部からそれぞれ水平方向に延びる左右一対の上壁部13とを有している。このようなフレーム2は、例えばアルミニウム合金製の押出し材等によって構成することが可能である。
また、上記フレーム2の内部には、その底壁部11の左右両側部において前後方向に延びる左右一対のガイドレール14,15が配置されているとともに、この左右のガイドレール14,15の内側に位置する上記底壁部11の中央部には、前後方向に延びる固定子5が配置されている。
上記固定子5は、前後方向に延びる平板状の固定ヨーク17と、この固定ヨーク17の上面に設けられ、交互に極性が異なるように(表面側の磁極がN,S,N,S…となるように)前後方向に配列された複数の磁石16とから構成されている。
上記磁石16は、上面視長方形をなす板状の永久磁石からなり、互いに平行に、かつ一定ピッチで前後方向に一列に並ぶように配置されている。なお、当実施形態における磁石16は、上記フレーム2の前後軸に対し所定角度傾いた状態(磁石16の短辺がフレーム2の前後軸と非平行な状態)で配置されている。
上記左右一対のガイドレール14,15には、それぞれ、レールスライダ18が摺動自在に嵌合しており、これら各レールスライダ18の上面には、上記2つのスライドテーブル3,4の下部を構成するベース部19が、それぞれボルト締結等の手段により固定されている。すなわち、上記各ガイドレール14,15上には、上記レールスライダ18を介して各スライドテーブル3,4が移動可能に支持されている。
上記スライドテーブル3,4は、上記フレーム2の上方側において左右方向に並ぶように配置されているとともに、上記各ガイドレール14,15に沿って個別に前後移動可能に支持されている。具体的に、これら左右一対のスライドテーブル3,4は、上記レールスライダ18に固定されたベース部19と、このベース部19の上面にボルト締結等の手段により固定されたテーブル本体21と、このテーブル本体21の上面を覆うテーブルカバー22とをそれぞれ有している。そして、このうちのベース部19に、上記固定子5に対して相対移動可能な左右一対の可動子6(詳細は後述する)がそれぞれ取り付けられることにより、これら各可動子6と一体に、上記スライドテーブル3,4が上記各ガイドレール14,15に沿って個別に移動するように構成されている。なお、図1では、左右のスライドテーブル3,4のうちの一方側のテーブル4を、テーブルカバー22を取り外した状態で示している。
上記スライドテーブル3,4のテーブル本体21は、その左右両側辺部に、前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム部24を有している。これら各サイドフレーム部24の前後方向2箇所には、他の部分よりも上方に突出した取付座24aが設けられており、この取付座24aの上面に、用途に応じた各種の作業用機器が、ボルト締結等の手段により固定されるようになっている。
また、上記サイドフレーム部24のうち、上記取付座24aに隣接した前後方向2箇所には、この取付座24aよりも小さい突出量で上方に突出し、かつ上記テーブルカバー22の載置面を構成するテーブル固定部24bが設けられている。上記テーブルカバー22は、上記取付座24aの設置部を除くテーブル本体21の上面を覆うように形成されており、上記テーブル固定部24bに載置された状態でテーブル本体21に固定される。
このようなテーブル本体21およびこれを覆うテーブルカバー22等からなる上記スライドテーブル3,4は、図1に示すように、その外形が上面視で略矩形状を呈している。ただし、この矩形状のスライドテーブル3(または4)のうち、隣接する他のスライドテーブル4(または3)と対向する側の側面部(つまりフレーム2の幅方向内側に位置する側面部)には、その前後端部に、上記テーブルカバー22の角部を面取りしてなる面取り部22aが形成されている。
また、上記面取り部22aが設置されるのと同じ側のスライドテーブル3,4の側面部には、テーブル本体21に保持されて上下軸回りに回転可能な複数のローラ23(本発明にかかる転動体に相当)が設けられている。具体的に、このローラ23は、テーブル本体21側部の凹部21b(図2参照)に収容された状態で回転可能に取り付けられており、上記スライドテーブル3,4の側面から外側にわずかに突出するように設けられている。
上記可動子6は、上記ベース部19の下面に沿って前後方向に一列に並ぶように配置された複数の板状体からなる電機子コア25と、この電機子コア25に巻装されたコイル26と、これら電機子コア25およびコイル26の周囲を覆うような形状に充填されて型成形された樹脂製の保護部27とを有している。このような可動子6は、上記左右一対のガイドレール14,15に対しフレーム2の幅方向中心側に位置するように設けられているとともに、上記可動子5の磁石16に対し所定隙間を隔てて上方側に対向配置されている。
そして、このような構造を有する可動子6において、そのコイル26に図外の制御装置から電流が供給されると、これに応じて各コイル26の周りに磁束が生じるとともに、この磁束と、上記固定子5の磁石16との相互作用により、上記可動子6を固定子5に対し相対移動させる推力が発生し、この推力によって上記可動子6が前後方向に駆動されることになる。
図1および図2に示すように、上記フレーム2の幅方向中心部には、上記左右一対のスライドテーブル3,4(およびこれに対応して設けられる左右一対の可動子6)どうしを隔てる隔壁部材7が立設されている。この隔壁部材7は、上記固定子5の設置部の前後方向外側に位置して上記フレーム2の底壁部11に固定される脚部32と、この脚部32に支持され、上記固定子5の上方を前後方向に亘って延びるように設置された縦壁部31と、この縦壁部31の上端部から左右両側に向かって延びる上壁部33とを有している。
このような隔壁部材7が設けられたフレーム2の上面には、図2に示すように、その左右の上壁部13と上記隔壁部材7の上壁部33との間に、それぞれ開口部35が形成される。そして、これら左右の開口部35を介して、上記一対のスライドテーブル3,4が、フレーム2の上方に突出するように設けられている。
また、上記フレーム2の開口部35は、その開口幅と略同一の幅を有して前後方向に延びるシャッター部材37によって覆われている。このシャッター部材37は、可撓性を有する帯状体からなり、その一部が上記スライドテーブル3,4の内部を通過するように設けられている。
すなわち、上記スライドテーブル3,4のテーブル本体21には、その前後方向複数個所にローラ39が設けられており、このローラ39によって上側に凸となるように案内された上記シャッター部材37の一部が、上記スライドテーブル3,4の内部、すなわち、上記テーブル本体21およびテーブルカバー22の間を通過するように構成されている。そして、このようにスライドテーブル3,4の内部に導入されたシャッター部材37が、上記複数のローラ39のうちテーブル本体21の前後端部に位置するローラによって下方に案内されることにより、上記スライドテーブル3,4の前後において、上記シャッター部材37がフレーム2の開口部35を覆う高さに再び戻されるようになっている。
ここで、フレーム2の上壁部13と接する高さに位置して上記開口部35を覆う上記シャッター部材37が、ローラ39により案内されて上方に遊離する(フレーム2に対し上方に離間する)位置は、上記スライドテーブル3,4の移動に伴い前後方向に変化する。そして、このようなシャッター部材37の遊離部では、その側方部が、上記サイドフレーム部24の内側壁部24cによって左右から塞がれることにより、上記のようなシャッター部材37の遊離にかかわらず、フレーム2の内部空間が外部から遮断されるように構成されている。
図2に示すように、上記フレーム2の底壁部11には、その左右両側部に設けられた上記ガイドレール14,15と平行に前後方向に延びる板状の磁気スケール42が、底壁部11の略全長に亘って設けられている。一方、上記スライドテーブル3,41のベース部19には、その幅方向外側の側面部から側方かつ下方に突出するMRヘッド43が設けられている。このMRヘッド43は、上記磁気スケール42の上方に対向配置されており、上記スライドテーブル3,4の移動中に上記磁気スケール42を読取ることにより、スライドテーブル3,4の前後位置を検出するように構成されている。
上記のように一軸方向に延びるフレーム2と、このフレーム2に沿って配列された複数の磁石16を有する固定子5と、この固定子5に対し相対移動可能に設けられた可動子6と、この可動子6と一体に移動可能に設けられたスライドテーブル3,4とを備えた単軸ロボット1において、上記フレーム2に、その長手方向に沿って延びる左右一対のガイドレール14,15を設け、上記フレーム2の左右にそれぞれ1つずつ上記スライドテーブル3,4を配置するとともに、これら左右一対のスライドテーブル3,4を上記各ガイドレール14,15に沿って個別に移動可能に支持し、上記各スライドテーブル3,4に対応して設けられた一対の可動子6に対し上記固定子5を共通に1列設けた上記第1実施形態の構成によれば、単軸ロボット1の使い勝手をより安価なコストで効果的に向上させることができるという利点がある。
すなわち、上記構成の単軸ロボット1によれば、一軸方向に延びるフレーム2に対し、2つのスライドテーブル3,4が左右方向(フレーム2の幅方向)に並ぶように配置され、これら各スライドテーブル3,4が、左右一対のガイドレール14,15に沿って前後方向(フレーム2の長手方向)に個別に移動可能に支持されているため、上記2つのスライドテーブル3,4を前後移動させる際に、両者の可動範囲が互いに影響し合うことがなく、上記フレーム2の長手方向に亘って上記各スライドテーブル3,4をそれぞれ自在に移動させることができる。このため、上記各スライドテーブル3,4に用途に応じた所定の作業用機器をそれぞれ取り付けることにより、複数の作業用機器を自在に前後移動させながら所望の作業を効率よく行えるという利点がある。
しかも、上記2つのスライドテーブル3,4に対応して設けられた一対の可動子6に対し、前後方向に延びる固定ヨーク17およびその上面に配列された複数の磁石16からなる固定子5を、共通に1列だけ設けた上記構成によれば、例えば上記一対の可動子6に対して固定子5を別々に設けることにより、フレーム2の内部に2列の固定子5を設けた場合と異なり、単軸ロボット1の構造をより簡素化できるとともに、部品コストやその組立工数を効果的に削減できるという利点がある。
もちろん、上記構成の単軸ロボット1に代えて、単一のスライドテーブルを備えた単軸ロボットを並列に2つ並べて使用した場合でも、これら2つの単軸ロボットによって個別に作業用機器を駆動しながら効率よく作業を行うことが可能である。しかしながら、このようにした場合には、フレーム2やその内部の固定子5等の部品を別々に備える独立した2つの単軸ロボットを用意する必要があるため、上記構成の単軸ロボット1と異なり、より多くの部品コスト等がかかることが避けられないという問題がある。これに対し、上記のように単一のフレーム2に対し2つのスライドテーブル3,4を個別に移動可能に設け、しかもこれらスライドテーブル3,4に取り付けられる一対の可動子6に対し、1列の固定子5を共通に設けた上記第1実施形態の構成によれば、単軸ロボット1の使い勝手をより安価なコストで効果的に向上させることができるという利点がある。
さらに、上記実施形態の単軸ロボット1は、左右一対のスライドテーブル3,4が、共通のフレーム2に設けられた左右一対のガイドレール14,15に沿って移動可能に支持される構成であるため、単軸ロボット1の製造時に、上記各スライドテーブル3,4の平行度が精度よく確保されるという利点がある。このため、上記のように単一のスライドテーブルを備えた単軸ロボットを2つ並べて使用した場合と異なり、各スライドテーブル3,4の移動時の位置精度を効果的に向上させることができ、これら各スライドテーブル3,4に取り付けられる作業用機器の駆動制御をより精度よく行えるという利点がある。
また、上記第1実施形態のように、スライドテーブル3(または4)のうち、隣接する他のスライドテーブル4(または3)と対向する側の側面部に、回転可能な転動体としてのローラ23を設けた場合には、スライドテーブル3,4がその移動時に幅方向に傾く等により、各スライドテーブル3,4の側面部どうしが互いに摺動(当接)したとしても、その摺動抵抗が上記ローラ23の回転により効果的に低減されるため、上記のようなスライドテーブル3,4どうしの摺動にかかわらず、これら各スライドテーブル3,4を上記フレーム2に沿って円滑に前後移動させることができるという利点がある。
なお、上記第1実施形態では、左右一対のスライドテーブル3,4の両方に上記ローラ23を設けたが、このうちの一方側のスライドテーブル3(または4)についてはローラ23を省略してもよい。
また、上記第1実施形態では、上記スライドテーブル3(または4)のうち、隣接する他のスライドテーブル4(または3)と対向する側の側面部に、その前後両端の角部を面取りしてなる面取り部22aを設けたため、これら各スライドテーブル3,4のすれ違い時に仮に衝突が起きたとしても、この衝突により上記スライドテーブル3,4の移動が阻害されるという事態を効果的に防止できるという利点がある。
すなわち、スライドテーブル3,4に上記のような面取り部22aが設けられていない場合には、例えば一方のスライドテーブル3が幅方向に傾いた状態で他方のスライドテーブル4とすれ違おうとしたときに、両者の角部どうしが衝突する等により、これら各スライドテーブル3,4に大きな衝撃が加わり、各スライドテーブル3,4がそれ以上移動できなくなってしまうおそれがある。これに対し、上記のようにスライドテーブル3,4の角部に面取り部22aが設けられている場合には、上記のような衝突が起きたとしても、その衝撃が効果的に緩和されるとともに、面取り部22aのテーパ面によってスライドテーブル3,4の軌道が修正されるため、スライドテーブル3,4の衝突時にその前後移動が阻止されるという事態を効果的に防止できるという利点がある。
なお、上記第1実施形態において、スライドテーブル3,4のベース部19のうち、その下方のレールスライダ18よりも隔壁部材7側に突出するように形成された部分(可動子6が取り付けられる部分)が、上記隔壁部材7側にさらに大きく突出するように形成されている場合には、このベース部19の突出部と上記隔壁部材7とが、スライドテーブル3,4の移動時に当接するおそれがある。そこで、このような場合には、図4に示すように、上記隔壁部材7の縦壁部31と対向する部分である上記ベース部19の突出部の先端に、上記テーブル本体21に設けられたローラ23と同様のローラ45を設けるとよい。このようにすれば、上記スライドテーブル3,4の移動時にそのベース部19が上記隔壁部材7と摺動(当接)した場合でも、その摺動抵抗を低減して上記スライドテーブル3,4を円滑に移動させることができるという利点がある。
(実施形態2)
上記第1実施形態では、フレーム2の長手方向に沿って移動可能なスライドテーブル3,4を、フレーム2の左右にそれぞれ1つずつ配置したが、例えばフレーム2の左右いずれか一方側に、複数のスライドテーブル3,4を前後方向(フレーム2の長手方向)に並べるように配置してもよい。図5は、このように構成した場合の具体例を、本発明の単軸ロボットの第2実施形態として示したものである。
この図5に示される単軸ロボット100では、フレーム2の幅方向一側(図中では+Y側)に、1つのスライドテーブル131が設けられる一方、上記フレーム2の幅方向反対側(図中では−Y側)には、前後方向(X軸方向)に並べられた2つのスライドテーブル132,133が配置されている。このうち、+Y側に設けられたスライドテーブル131は、上記第1実施形態のスライドテーブル3,4と同様に、フレーム2の内部に設けられた左右一対のガイドレール14,15のうち一方側(+Y側)のレール14に沿って前後移動可能に支持されている。一方、−Y側に設けられた2つのスライドテーブル132,133は、ともに、上記とは反対の−Y側のガイドレール15に沿って前後移動可能に支持されている。
なお、上記各スライドテーブル131〜133を上記各ガイドレール14,15に沿って移動させるための機構は、上記第1実施形態と同様である。すなわち、上記各スライドテーブル131〜133の下面側には、上記第1実施形態と同様の可動子(図示省略)がそれぞれ設けられており、これら各可動子が、前後方向に一列に配置された複数の磁石16等からなる固定子5との相互作用で推力を得ることにより、上記各スライドテーブル131〜133が上記各ガイドレール14,15に沿って前後方向に移動するように構成されている。
また、上記各スライドテーブル131〜133には、上記第1実施形態と同様に、面取り部41が設けられている。なお、図5ではその図示を省略しているが、上記スライドテーブル131の内側(−Y側)の側面部、およびこれに対向する側のスライドテーブル132,133の側面部には、上記第1実施形態と同様に、転動体としてのローラ(図1等の符号23相当)が設けられることが好ましい。
以上のような構成の本発明の第2実施形態によれば、フレーム2の幅寸法を大きく拡大することなく、スライドテーブル131〜133の数を増やすことができるため、コンパクトな構成でありながらより多くの作業用機器を移動させることが可能な単軸ロボット100を実現できるという利点がある。また、上記各スライドテーブル131〜133に取り付けられる3つの可動子(図2等の符号6相当)に対し、固定子5を共通に1列設けたため、より簡単かつ安価な構成で、上記単軸ロボット100の使い勝手を向上させることができる。
さらに、この第2実施形態の構成によれば、単軸ロボット100の用途をより多様化できるという利点がある。すなわち、例えば可動範囲を長く確保したい作業用機器を、+Y側に設けられた単一のスライドテーブル131(つまり、他のスライドテーブルの移動とは関係なく広範囲に移動可能なスライドテーブル131)に取り付けるとともに、可動範囲がある程度制限されても問題のない作業用機器を、−Y側に設けられた2つのスライドテーブル132,133にそれぞれ取り付ければ、より多くの作業用機器を用途に応じた適正な可動範囲内で移動させながら、これらの作業用機器によって所望の作業を効率よく行うことができる。また例えば、−Y側に設けられた2つのスライドテーブル132,133のうちの一方を、フレーム2の長手方向一端部に固定した状態で、残りのスライドテーブル(132,133のいずれか)と、+Y側に設けられた上記スライドテーブル131とにそれぞれ作業用機器を取り付ければ、これら2つの作業用機器を、上記第1実施形態と同様に、ともに十分な可動範囲内で自在に移動させることができる。
(実施形態3)
上記第1実施形態では、前後方向に延びるフレーム2に対し、2つのスライドテーブル3,4を左右方向に並べるように配置したが、3つ以上のスライドテーブル3,4を左右方向に並設することも当然に可能である。図6および図7は、このように構成した場合の具体例を、本発明の単軸ロボットの第3実施形態として示したものである。
これら図6および図7に示される単軸ロボット200では、フレーム220が、比較的大きな幅寸法をもって前後方向(図中のX軸方向)に延びるように設置されており、このフレーム220に対し、4つのスライドテーブル231〜234が左右方向(図中のY軸方向)に並ぶように配置されている。これら4つのスライドテーブル231〜234の下面側には、上記第1実施形態と同様の可動子206がそれぞれ設けられている。一方、フレーム220の底壁部221上には、平板状の固定ヨーク209およびその上面に沿って前後方向に1列に並べられた複数の磁石208からなる固定子205が設けられている。そして、上記各可動子206が、これに対向する上記固定子205との相互作用で推力を得ることにより、上記各スライドテーブル231〜234が上記可動子206とともに前後方向に移動するように構成されている。
上記フレーム220は、上記固定子205が上面に設置された底壁部221と、この底壁部221の左右両側辺部に沿って立設された左右一対の側壁部222と、上記底壁部221の前後辺部に沿って立設された前壁部223および後壁部224と、これら前壁部223および後壁部224の上端面に両端部が載置・固定された前後方向に延びる4枚の天井壁部225〜228とを有している。各天井壁部225〜228は、上記4つのスライドテーブル231〜234の設置部に対応してY軸方向に並ぶように配置されており、これら各天井壁部225〜228の下面には、前後方向に延びる4本のガイドレール214〜217がそれぞれ取り付けられている。そして、これら各ガイドレール214〜217に、上記スライドテーブル231〜234の上面の前後2箇所に設けられたスライダ218が摺動自在に嵌合することにより、上記スライドテーブル231〜234が、上記ガイドレール214〜217に沿って前後移動可能に吊り下げられている。なお、上記4枚の天井壁部225〜228は互いに隙間を空けて配置されており、後述するステー281が上記隙間を通って上方に突出するように設けられている。
上記各スライドテーブル231〜234には、その後端部(−X側の端部)から上記各天井壁部225〜228間の隙間を通って上方に突出するステー281が取り付けられており、このステー281の上端部には、上記各天井壁部225〜228の上面に載置された屈曲自在なケーブルベア(登録商標)等からなるケーブル保持部材283の一端がブラケット282を介して接続されている。上記スライドテーブル231〜234の各可動子206からは、信号線284および動力線285が外部に延びており、これら信号線284および動力線285は、上記ステー281、ブラケット282、およびケーブル保持部材283の各部材の内部を通って不図示の制御装置や電源回路に接続される。
一方、上記各スライドテーブル231〜234の前端部(+X側の端部)には、作業用機器の一部を構成する棒状部材286がそれぞれ取り付けられている。この棒状部材286は、上記フレーム220の前壁部223に形成された切欠部223aを通ってフレーム220の外部に突出するように設けられている。そして、上記各スライドテーブル231〜234が上記ガイドレール214〜217に沿って前後移動するのに応じ、上記各棒状部材286がその軸方向に進退駆動されるように構成されている。
このような構成の本発明の第3実施形態によれば、4つのスライドテーブル231〜234にそれぞれ作業用機器を取り付けることにより、1つの単軸ロボット200でより多くの作業用機器を個別に前後移動させることができるという利点がある。また、上記各スライドテーブル231〜234の信号線284および動力線285を、屈曲自在なケーブル保持部材283の内部に保持したため、上記各テーブル231〜234の移動時に上記信号線284および動力線285が他の部材と干渉するのを効果的に防止することができる。
さらに、上記第3実施形態では、4つのスライドテーブル231〜234の各可動子206に対し固定子205を共通に1列だけ設けたため、例えば上記各可動子206に対して固定子205を別々に設けることにより、並列独立に移動する上記4つの可動子206と同数の固定子205をフレーム220の内部に設けた場合と異なり、単軸ロボット200の構造を簡素化してその部品コスト等を効果的に削減できるという利点がある。
なお、上記のような構成に代えて、4つのスライドテーブル231〜234のうち、隣接する2つまたは3つのスライドテーブルに対し、上記固定子205を共通に設け、その他のスライドテーブル用の固定子を個別に設けるようにしてもよい。または、上記スライドテーブル231〜234を複数の組に分けて、各組ごとに共通の固定子205を設けてもよい。すなわち、上記4つのスライドテーブル231〜234のうち、+Y側の2つのスライドテーブル231,232からなる組に対し1列の固定子205を設けるとともに、−Y側の2つのスライドテーブル233,234からなる組に対し1列の固定子205を設けることにより、合計2列の固定子205を設けるようにしてもよい。このように構成した場合でも、各スライドテーブル231〜234に対し個別に1列ずつ固定子を設けた場合(つまり合計4列の固定子を設けた場合)と比べて、単軸ロボット200の構造を簡素化することができる。
また、上記第3実施形態では、フレーム220のうち、固定子205が上面に設置された底壁部221と対向する各天井壁部225〜228に、上記各スライドテーブル231〜234用の4本のガイドレール214〜217を取り付けたため、これら各ガイドレール214〜217の設置場所を、上記固定子205に邪魔されることなく適正に確保できるという利点がある。
さらに、ガイドレール214〜217を天井壁部225〜228に設けた上記構成によれば、図5および図6に示すように、上記各ガイドレール214〜217を、各スライドテーブル231〜234用の可動子206と上面視で重複する位置に設けることができるため、例えば上記ガイドレール214〜217を上記可動子206に対し左右方向(Y軸方向)にオフセットした位置に設けた場合と異なり、上記可動子206の推力により前後移動する上記スライドテーブル231〜234に対し前後軸回りの回転モーメントが生じることがなく、上記スライドテーブル231〜234をより円滑に前後移動させることができるという利点がある。
なお、上記第3実施形態では、4本のガイドレール214〜217の全てを天井壁部225〜228に設けたが、このうち、内側の2本のガイドレール215,216のみを、これに対応する天井壁部226,227に設けた上で、残りの外側のガイドレール、つまりY軸方向の両端部に位置する2本のガイドレール214,217を、上記底壁部221のうち固定子205の設置部の外側領域にあたる部分、もしくは、底壁部221の側辺部に立設された上記側壁部222に設けてもよい。このように構成した場合でも、上記第3実施形態と同様に、上記ガイドレール214〜217の設置場所を、上記固定子205に邪魔されることなく適正に確保できるという利点がある。
また、上記第3実施形態では、フレーム220に4つのスライドテーブル231〜234を移動可能に設けたが、スライドテーブルの数をさらに増やすことにより、より多数の作業用機器を駆動し得るように構成することも当然に可能である。もちろん、このようにした場合には、単軸ロボット200が大型化するだけでなく、その構造が複雑化するといった問題が生じるが、さらにこの場合において、各スライドテーブルに対し個別に1列ずつ固定子を設けてしまうと、上記のような問題はより顕著となる。これに対し、上記第3実施形態では、複数のスライドテーブル231〜234の各可動子206に対向配置される固定子205を共通化したため、上記のような構造の複雑化等の問題を効果的に抑制することが可能である。特に、図1〜図3に示した上記第1実施形態の単軸ロボット1のように、左右一対のスライドテーブル3,4をフレーム2の幅方向に並べて配置するとともに、フレーム2の左右両側部に設けられた左右一対のガイドレール14,15に沿って上記各スライドテーブル3,4を前後方向に移動可能に支持し、これら各テーブル3,4に対応して設けられた一対の可動子6に対し、固定子5を共通に1列設けるようにした場合には、より簡単かつ合理的な構成で、単軸ロボット1の使い勝手を向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる単軸ロボットの一部切欠き平面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 上記単軸ロボットの変形例を説明するための図である。 本発明の単軸ロボットの第2実施形態を示す図である。 本発明の単軸ロボットの第3実施形態を示す図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。
1,100,200 単軸ロボット
2,220 フレーム
3,4,131〜133,231〜234 スライドテーブル
5,205 固定子
6 可動子
7 隔壁部材
14,15,214〜217 ガイドレール
16,260 磁石
23,45 ローラ(転動体)
221 底壁部
222 側壁部
225 天井壁部

Claims (3)

  1. 一軸方向に延びるフレームと、このフレームに沿って配列された複数の磁石を有する固定子と、この固定子に対し相対移動可能に設けられた可動子と、この可動子と一体に移動可能に設けられたスライドテーブルとを備えたリニアモータ式の単軸ロボットであって、
    上記フレームに、その長手方向に沿って延びる左右一対のガイドレールが設けられ、
    上記スライドテーブルが、上記フレームの左右に少なくとも1つずつ配置されるとともに、上記各ガイドレールに沿って個別に移動可能に支持され、
    上記各スライドテーブルに対応して設けられた複数の可動子に対し、上記固定子が共通に1列設けられ
    上記スライドテーブルのうち、隣接する他のスライドテーブルと対向する側の側面部に、回転可能な転動体が設けられたことを特徴とする単軸ロボット。
  2. 請求項1記載の単軸ロボットにおいて、
    上記フレームに設けられた左右一対のガイドレールのうち少なくとも1つに、上記スライドテーブルが長手方向に複数並んだ状態で支持されたことを特徴とする単軸ロボット。
  3. 請求項1または2記載の単軸ロボットにおいて、
    上記フレームに対し横並びに配置された上記複数のスライドテーブルの間に、これら各スライドテーブルどうしを隔てる隔壁部材が設けられ、上記スライドテーブルのうちこの隔壁部材と対向する部分に、回転可能な転動体が設けられたことを特徴とする単軸ロボット。
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