JPH02217649A - バンド締付器 - Google Patents

バンド締付器

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JPH02217649A
JPH02217649A JP3800989A JP3800989A JPH02217649A JP H02217649 A JPH02217649 A JP H02217649A JP 3800989 A JP3800989 A JP 3800989A JP 3800989 A JP3800989 A JP 3800989A JP H02217649 A JPH02217649 A JP H02217649A
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tightener
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tightening device
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Hiroshi Nagai
永井 汎
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SUDA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は例えば電柱に、ケーブル・電線管等を沿わせる
ための押え金具、広告・街路燈等を取付けるためのブラ
ケフトあるいは防護板を固定するのに用いるステンレス
バンドその他の可撓性バンドを巻締めて固定するバンド
締付器に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のバンド締付器として、バンドの一端を掛止して
柱に当てがう横断面コ字形の締付器本体と、その本体の
対向側板を軸受としてその間に回転自由に支持したバン
ドの他端を巻取る軸と、その巻取軸を支点として起倒す
る巻取り操作レバーと、上記巻取軸の周囲で締付器本体
とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り回転および逆
転阻止用ラチェ”)ト機構とによって構成したものが知
られており、広く使用されている(例えば実公昭57−
44084号・実公昭60−19476号・実公昭62
−35926号公報参照)。
上記従来のバンド締付器は、第9図の拡大縦断面図に示
すように、バンド巻取軸102を挿通支持し巻取軸の送
り回転および逆転阻止用ラチェット機構104を挟んだ
締付器本体101と巻取り操作レバー103の重ね合わ
せ部分の外側において、バンド巻取軸102の両端に座
金105をはめ、かしめ等の手段106で座金105を
固定している。
巻取り操作レバー103を数回起倒させると、バンド巻
取軸102はバンド巻取方向にのみ回転しバンドBが巻
締められる。
そのときのバンド巻取軸102の回転に伴うラチェット
機構104の爪の係脱は、ラチェット機構104を挟ん
だ締付器本体1.01と巻取り操作レバー103の重ね
合わせ部分の外側がバンド巻取軸102の両端に固定の
座金105で押えられているため、締付器本体101す
なわちバンド巻取軸102の軸受部である対向側板10
1Aが鎖線示のように内方に撓むことによって行われる
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、バンドBが次第に巻取られてレバー103の
操作負荷が大きくなってくると、バンド巻取軸102が
締付器本体101の軸受穴の軸受面101Bに強く引き
つけられ、その軸受面101Bは板厚骨であるから、締
付器本体の対向側板101Aとバンド巻取軸102の摩
擦が極度に大きくて、対向側板101Aは内方へ撓むこ
とができなくなる。
従ってラチェット機構104の爪の掛りが悪くなり、爪
の引っ掛かりが不安定のまま巻取り操作レバー103の
操作が不可能になる場合がある。
すなわちレバー103が中途半端な位置で止まってしま
う。
そのレバー103を所定位置に収めるべく無理に動かす
と、レバー103および締付器本体101が変形破損す
る底があり、ひいてはバンドがゆるむ場合がある。
ラチェット機構104を構成しているラチェット輪は、
巻取り操作レバーおよび締付器本体と保合が外れるごと
に傾斜するが、例えば締付器本体との保合が外れるとき
のラチェット輪の傾斜動作によって、そのラチェット輪
と巻取り操作レバーの保合が不安定になる虞がある。
本発明は上記の不具合を生じることのない、しかも構成
部品点数が少なく、組立てが容易で自動組立ても可能な
バンド締付器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は次の各構成とした
ことを特徴とする。
すなわち、バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面
コ字形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受として
その間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸
を支点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の
周囲で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の
送り回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバン
ド締付器において、バンド巻取軸の両端付近に係止部を
設けてその係上部を締付器本体の対向側板の内面に当接
させ、巻取り操作レバーの一対の軸受部を、締付器本体
の対向側板の外側でバンド巻取軸の両端に外開き可能に
嵌合したものである。
上記締付器本体の対向側板の内面に当接する係止部を持
ったバンド巻取軸の締付器本体の対向側板に対する装着
を容易にするために、締付器本体の対向側板の軸受穴を
偏心長形に、バンド巻取軸の係上部の外形を上記長形軸
受穴に入る異形に形成し、そのバンド巻取軸を締付器本
体の軸受穴に側方から挿入して支持させるようにしたも
のである。
バンド巻取軸の両端付近に係上部を設ける簡単な手段と
して、バンド巻取軸の中間部を大径に形成し、その大径
筒部の両端面を締付器本体の対向側板の内面に対する係
止部としたものである。
上記バンド巻取軸の両端付近の係止部は締付器本体の対
向側板の内方への撓みを抑止するものであるが、その締
付器本体の対向側板の撓み性を、巻取り操作レバーの軸
受部の撓み性より小さくすることによっても可能である
締付器本体と巻取り操作レバーの対向面間にあるラチェ
ット機構のラチェット輪は、巻取り操作レバーと締付器
本体に係脱するものであるが、本発明はそのラチェット
輪を、巻取り操作レバーにのみ係脱する送り回転用ラチ
ェット輪と、締付器本体にのみ係脱する逆転阻止用ラチ
ェット輪との一対で構成し、両ラチェット輪を背中合わ
せに球面で接触させ、その状態でバンド巻取軸の端部に
一体回転可能に嵌合して取付けるようにしたことを特徴
としている。
〔作 用〕
バンドの一端を締付器本体に掛止してその締付器本体を
柱に当てがい、柱に巻き回したバンドの他端をバンド巻
取軸に引っ掛けて巻取り操作レバーを数回起倒する。
レバーを起こすとき、そのレバーとラチェット機構が係
合してバンド巻取軸に送り回転が伝わりバンドが巻取ら
れる。レバーを倒すときは、ラチェット機構が締付器本
体と係合してバンド巻取軸の逆転が阻止されバンドは巻
取られた状態に保たれる0以上の操作を繰返すことによ
りバンドが巻締められ、締付は終了後は、レバーを締付
器本体に重なる位置まで完全に倒すものである。
巻取り操作レバーの起倒に際し、ラチェット機構の係合
が外れるとき、レバーとラチェット機構と締付器本体の
間に互いに押しのけようとする力が働くが、バンド巻取
軸を支持している締付器本体の対向側板は内方に撓まな
いので、最外側のレバーの軸受部分が外方に撓んで開き
、ラチェット機構の係合の離脱を許す。
一対のラチェット輪は背中合わせに球面接触しているの
で、一方のラチェット輪の傾斜動作が他方のラチェット
輪に波及することはない。
〔実施例] 図面を参照して本発明バンド締付器の構成を説明する。
先ず第1図乃至第4図に示した実施例について説明する
と、締付器本体l・バンド巻取軸2・巻取り操作レバー
3およびラチェット機構を構成するラチェット輪4A・
4Bは、例えばステンレス鋼板を可とする金属板のプレ
ス加工によって形成している。バンド巻取軸は棒材の切
削加工あるいはグイキャスト製も可能である。
締付器本体1は、全体を横断面コ字形に形成し、その対
向側板IA・IAの一端部に軸受穴5・5を設けて軸受
としている0両肘向側板IA−IAをつなぐ底板部IB
は円柱の面に沿うように湾曲しており、その底板部IB
に、締付器本体1の幅方向に長い平行一対のバンド掛止
用長穴6A・6Bと、バンド受りツション部7を設けて
いる。そのクツション部7は底板部IBを一部切起こす
ことにより対向側板LA−IAの間に浮上がらせ、その
切起こしによってできた穴6Bを一方のバンド掛止用長
穴としている。
軸受穴5・5はバンド巻取軸2の軸首部2Aの直径を短
径とする長円穴に、バンド巻取軸2のバンド通しスリッ
ト2Bが開いているバンド巻付は部2Cの横断面は、上
記軸受穴5にちょうど入る長円形にそれぞれ形成されて
いる。すなわちバンド巻取軸2の中間部2Cは、締付器
本体1の対向側板IA・IAに形成した偏心長形軸受穴
5・5に入る異形断面の大径筒状である。
そして上記バンド巻取軸2の大径筒部2Cの長さは、締
付器本体1の対向側板!A−IA間の内のりと等しい。
従って、バンド巻取軸2を一方の対向側板IAの側方か
ら軸受穴5・5に、大径筒部2Cと軸受穴5を合致させ
ながら挿入し、大径筒部2Cが対向側板IA・IAの間
に位置すると、両端の軸首部2A・2Aがそれぞれ軸受
穴5・5内でその穴の長径方向にずれて穴5・5に掛り
、同時に大径筒部2Cの両端面2D・2Dが対向側板I
A・IAの内面に当接して、両対向側板IA・IAが内
方に撓むのを抑止する。またバンド巻取軸2が対向側板
IA・IAから抜は出るのを抑止する。
要するにバンド巻取軸2を締付器本体1に装着すると、
対向側板IA−IAの内方への撓みが抑止されると同時
に該軸2の抜は止めが行われるように、そのバンド巻取
軸2の両端部に対向側板lA・IAに対する係止部を設
ければ足りるもので、図示例は上記のように大径筒部2
Cを形成してその両端面2D・2Dを係上部としている
が、大径筒部2Cに代えて軸の両端付近の係止位置に、
フランジあるいは放射方向複数箇所に突起を設けてもよ
い。
上記フランジまた突起状係止部をあらかじめバンド巻取
軸に一体形成した場合は、締付器本体の対向側板に形成
する軸受穴の形状を異形に形成し、係止部の外形をその
軸受穴にちょうど入る同じ形に形成する。
締付器本体の対向側板の軸受穴を真円形とし、これに首
尾等径のバンド巻取軸を横から挿通する構成のものにお
いては、バンド巻取軸を軸受穴に挿通支持させた後、両
対向側板の内面に沿って軸にサークリングをはめて係止
部とする。あるいは対向側板の内面に近接した位置で軸
の周面の一部に、つぶし加工等の塑性加工を行って係止
用突起を形成することも可能である。
巻取り操作レバー3は、少なくともその一端側が前記締
付器本体lの上に向かい合わせにかぶさる横断簡略コ字
形を成し、更にそのレバー3の他端側に、締付器本体1
の対向側板IA・IAの軸受穴5・5が開いている部分
の外側に、後述のラチェット輪4A・4Bを挟んで重な
る一対の軸受部3A・3Aを持っている。
上記巻取り操作レバー3の一対の軸受部3A・3Aは、
レバー3の本体部から団扇状に張出し、更に本体部の上
面に側板3B・3Bに沿って軸受部3A・3A側から長
い切込み3C・3Cが入っていて、上記一対の軸受部3
A・3Aを外方に開くことができるようにな・っている
。一対の切込み3C・3Cの間の部分3Dは、レバー3
の内側に指が入るのを防ぐカバーとなる。軸受部3A・
3Aの中心にはバンド巻取軸2の軸首部2Aが通る真円
形の軸受穴8・8が開いている。
2枚を−組みとするラチェy I・輪4A・4Bは、第
3図に示すように背中合わせに球面で接触させて重ね合
わせ、これを締付器本体1の対向側板IA・IAの軸受
穴5から外に突出しているバンド巻取軸2の軸首部2A
に回り止め的にはめている。
各ラチエツト軸4A・4Bの重ね合わせ面の球面は、ラ
チェット輸を金属素材板から打抜くことにより、直径と
板厚の関係(直径に比べて板厚がかなり厚い)で適度に
湾曲した球面が得られる。
上記各ラチエツト軸4A・4Bをバンド巻取軸2に固定
する手段としては、図示のようにバンド巻取軸2の軸首
部2Aに端面に開いた軸方向スリット2Eを設けてフォ
ーク状とし、各ラチェット輪4A・4Bの中心部に上記
フォーク状軸首部2Aの各脚片が別々に入る一対の半円
形穴9・9を設けるのが組立てを簡易化する上に最適で
ある。
前記巻取り操作レバー3の軸受部3A・3Aは、ラチェ
ット輪4A・4Bをバンド巻取軸2の両端の軸筒部2A
にはめた後、側板3Bのばね性に抗して軸受部3A・3
Aの間隔を広げた状態で、ラチェット輪4A・4Bから
突出している軸筒部2Aに軸受穴8をはめることにより
取付けられ、レバー3の側板3Bの復元力によってレバ
ー3の軸受部3Aとラチェット輪4A・4Bと締付器本
体lの対向側板IAとが弾性的に密接する。
球面を介して背中合わせに接している各ラチエツト軸4
A・4Bの外面の対称位置に円周方向90度間隔で爪l
Oが設けられている。この爪10は板面にポンチ加工・
切起こし加工・あるいは第5図のように、周縁から半径
方向に切込みを入れて縁部を板面と直角方向に折曲げる
ことによっても形成することができる。
上記2枚−組のラチェット輪4A・4Bの中、外側の巻
取り操作レバー3に接するラチェット輪4Bは、バンド
巻取軸2の送り回転用として働くもので、レバー3の軸
受部3Aに軸受穴8を中心にしてその周りに、ラチェッ
ト輪4Bの4個の爪10が同時に係合する4個の穴11
が開いている。
この穴11は内側に突出した爪でもよい。
締付器本体1に接する内側のラチェット輪4Aはバンド
巻取軸2の逆転阻止用として作用するもので、対向側v
iI Aの軸受穴5の周りの直径方向対称位置に、ラチ
ェット輪4A上の対称関係にある2個の爪10が同時に
係合する爪12が設けられている。爪12は穴でもよい
が、対向側板IAの内側面への突起物を皆無にする目的
では図示のように外側に突出する爪12の方が適してい
る。
両端にラチェット輪4A・4Bおよび巻取り操作レバー
3の軸受部3A・3Aをはめたバンド巻取軸2が、締付
器本体1の長形軸受穴5の中でその軸受穴5の長径方向
にずれないように、各対向側板IAの縁に、所定位置に
ある少なくとも内側のラチェット輪4Aの周縁の一部に
掛かる係合縁ICを折曲げ形成している。
第6図に示すように、巻取り操作レバー3を起こした状
態でバンドBの一端Blを締付器本体1に軸側から挿入
して長穴6A・6Bに掛止し、締付器本体1を柱Pに当
てがってバンドBを柱Pに巻き回し、クツション部7の
上を通したバンドの他端B2をバンド巻取軸2の中央ス
リット2Bに通す。
次いで巻取り操作レバー3をくり返し起倒操作すると、
ラチェット作用によってバンド巻取軸2がバンド巻取方
向にのみ回転し、バンドBは軸2に巻取られて締付けら
れる。
締付けが完了したならば巻取り操作レバー3を締付器本
体lに完全にかぶさるまで倒すもので、レバー3の自由
端の穴13が締付器本体1の突起14に引っ掛かって固
定する。
なお第4図に示すように、締付器本体1の各対向側板I
A・IAにラチェツト爪12を設け、更にその爪12の
位置を左右相互に例えば45度すらして形成すると、小
刻み送りが容易である。
以上の実施例はバンド巻取軸2の両端付近に係止部2D
・2Dを設けて、これを締付器本体1の対向側板IA・
IAの各内面に当接させて対向側板IA・IAが内方へ
撓まないようにしているが、第7図・第8図に示すよう
に、締付器本体1の底板部IBを、対向側板IA−IA
の軸受部となる端部−杯まで設け、更に必要により側板
IAと底板部IBとの隅角部にリブ15を形成すること
により、対向側板IA−LAの特に軸受部付近の剛性を
増して対向側板IA・IAが内方へ撓みにくいように構
成することもできる。
この構成によると、バンド巻取軸2は首尾等径に、軸受
穴5は円形に形成することができるので各部品の加工が
容易である。
〔発明の効果〕
本発明のバンド締付器は、上述のように締付器本体の対
向側板の外側で、巻取り操作レバーの軸受部をバンド巻
取軸の両端に外開き可能に嵌合し、締付器本体の対向側
板は内方へ撓まないように構成したから、締付器本体の
対向側板はバンド巻取軸の軸受としてのみ機能し、ラチ
ェット機構が係脱する際のばね作用は巻取り操作レバー
が受持つことになる。
従ってバンドを巻締めていったときバンド巻取軸から対
向側板に掛かる負荷が大きくなっても、ラチェットa構
の爪の掛りを悪くすることがなくて巻取り操作レバーを
無理なく確実に操作でき、そのレバー並びに締付器本体
を変形破損することがない。
バンド巻取軸は、締付器本体の対向側板に側方から挿入
するのみで軸方向にずれることなく支持することができ
て、座金およびかしめ作業が不要である。また、巻取り
操作レバーは、上記締付器本体に軸受されたバンド巻取
軸の両端に、そのばね性を利用して軸受部の間隔を広げ
ながらはめるだけで取付けることができるので、組立て
が容易であり、自動組立ても可能で量産に適している。
ラチェット機構を構成するラチェット輪を、送り回転用
のものと、逆転阻止用のものを背中合わせに、しかも球
面接触させてバンド巻取軸に一体に取付け、巻取り操作
レバーおよび締付器本体にそれぞれ作用するようにした
から、一方のラチェット輪が係脱する際傾斜動作しても
、他方のラチ、1u7F輪に影響することがなくて、ラ
チェット機構を確実に作動させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明バンド締付器の一部縦断正面図、第2図
はその一部切欠き底面図、第3図は第1図111−11
1Mに沿う縦断側面図、第4図は分解斜視図、第5図は
ラチェット輪の変形例の斜視図、第6図は締付艮作を説
明する横断底面図、第7図は本発明バンド締付器の他の
実施例の軸受部分の縦断側面図、第8図はその軸受部分
の分解斜視図、第9図は従来のバンド締付器における片
側の軸受部分の拡大縦断側面図。 1は締付器本体、IAは対向側板、1Bは底板部、2は
バンド巻取軸、2Aは軸筒部、2Bはバンド通しスリッ
ト、2Cは大径筒部、2Dは係止部、3は巻取り操作レ
バー、3Aは軸受部、4A・4Bはラチェット輪、5・
8は軸受穴、12は爪、11は穴、Bはバンド、Pは柱
。 10 ・ 5゜ 6゜ (自発)手続補正書 平成 1年10月11日 事件の表示 平成 1年 特 許 願第 38009号発明の名称 バ   ン   ド  締  (寸  器補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  株式会社須田製作所 木材ビル 6階 補正により増加する請求項の数  1 補正の対象  明細書「特許請求の範囲」・「発(1)
特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書第4頁15行「第9図」を「第12図」に
補正する。 (3)同  第9頁3行と4行の間に下記を加入する。 記 更に、締付器本体の対向側板の内方への撓みを抑止する
手段として、ラチェット機構が係脱する際のラチェット
輪の巻取軸方向移動を許容する間隙を、締付器本体の対
向側板と巻取り操作レバーの軸受部との間に設け、その
軸受部に向かつて付勢された締付器本体と一体のばね部
材でラチェット機構の係合を維持するように構成するこ
ともできる。 (4)同  同 頁20行「働くが、Jの次に下記を加
入する。 記 ラチェット輪がバンド巻取軸上を締付器本体の対向側板
よりも外側の範囲で進退してラチェット11flの係合
離脱を行うので、 (5)同 第1O頁1〜3行「ので、・・・・・・許す
」を削除する。 (6)同  第18頁15行と16行の間に下記を加入
する。 記 第9図・第10図・第11図は、バンド巻取軸の周面に
係止部を設ける二々なく、ラチェット機構の係脱時に締
付器本体の対向側板が内方へ撓まないようにした他の実
施例である。 上記何れの実施例も、締付器本体1の対向側板IA−I
Aの各外側においてバンド巻取軸2の周りに、各対向側
板IAとの間に間隙Sを置いて締付器本体1と一体の板
ばね部材16・16を設けている。 各板ばね部材16はそれぞれ外方に向かって開く傾向に
付勢されており、その板ばね部材16と巻取り操作レバ
ー3の軸受部3Aとの間にラチェット輪4を介在させて
いる。 この場合のラチェット輪4は1枚であり、方のラチェッ
ト輪4(図で上側)は仮ばね部材1Gと係脱し、他方の
ラチェット輪4(図で下側)は巻取り操作レバー3と係
脱する関係に構成している。 バンド巻取軸2の両端は、かしめ等の手段17によって
巻取り操作レバー3の軸受部3Aに固定されている。 第9図・第1O図の実施例は、板ばね部材16を締付器
本体1と一体に素材板からプレス打抜きし、第9図の場
合は、締付器本体1の長手縁に沿った連結部18で折曲
げ、仮ばね部材16が対向側板IAの外側に間隙Sを置
いて重なるようにしたものである。 第10図例は、締付器本体1の対向側板IAの端縁に沿
った連結部I9から折り曲げて、仮ばね部材16を対向
側板IAの外側に置いたものである。 第11図の実施例は、板ばね部材16を締付器本体lと
別に成形し、これを締付器本体1に組みつけたもので、
一対の仮ばね部材16はその一端でコ字形に連結され、
そのコ字形連結部20を締付器本体lのコ字形横断面部
の外側に嵌めて、そのコ字形連結部20に開けた穴21
と締付器本体1の突起21を係合させることによって一
体化している。 (7)同 第18頁18〜19行「の外側・・・・・・
嵌合し」を下記に補正する。 記 よりも外側の範囲でラチェット輪をバンド巻取軸に沿っ
て進退させることに・より (8)同  第19頁3〜4「作用・・・・・・・なる
」を「の働きはしない」に補正する。 (9)同  第20頁15打音頭「図」の次に下記を加
入する。 記 ・第10図および第11図は、締付器本体と巻取り操作
レバーの間にラチェット輪が進退する間隙を形成した各
実施例の一部縦断正面図、第12図 (10)図面第9図を別紙の通り補正する。 (11)図面第1O図・第11図および第12図を別紙
の通り追加する。 2、特許請求の範囲 (1)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバンド締
付器において、 バンド巻取軸の両端付近に係止部を設けてその係上部を
締付器本体の対向側板の内面に当接させ、巻取り湿作レ
バーの一対の軸受部を、締付器本体の対向側板の外側で
バンド巻取軸の両端に外開き可能に嵌合したことを特徴
とするバンド締付器。 (2)締付器本体の対向側板の軸受穴を偏心長形に、バ
ンド巻取軸の係止部の外形を上記長形軸受穴に入る異形
に形成し、そのバンド巻取軸を締付器本体の軸受穴に側
方から挿入して支持させたことを特徴とする請求項(1
)記載のバンド締付器。 (3)バンド巻取軸の中間部に形成した大径筒部の両端
面を締付器本体の対向側板の内面に対する係上部とした
ことを特徴とする請求項(2)記載のバンド締付器。 (4)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
回転および逆転阻止用ラチェント機構から成るバンド締
付器において、 ff仕ザたことを特徴とするバンド締付器。 (5)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバンド締
付器において、 たことを特徴とするバンド締付器。 おいて、 ラチェット が する のラチェット の 諦韮tJL。 する

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
    形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
    間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
    点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
    で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
    回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバンド締
    付器において、 バンド巻取軸の両端付近に係止部を設けてその係止部を
    締付器本体の対向側板の内面に当接させ、巻取り操作レ
    バーの一対の軸受部を、締付器本体の対向側板の外側で
    バンド巻取軸の両端に外開き可能に嵌合したことを特徴
    とするバンド締付器。
  2. (2)締付器本体の対向側板の軸受穴を偏心長形に、バ
    ンド巻取軸の係止部の外形を上記長形軸受穴に入る異形
    に形成し、そのバンド巻取軸を締付器本体の軸受穴に側
    方から挿入して支持させたことを特徴とする請求項(1
    )記載のバンド締付器。
  3. (3)バンド巻取軸の中間部に形成した大径筒部の両端
    面を締付器本体の対向側板の内面に対する係止部とした
    ことを特徴とする請求項(2)記載のバンド締付器。
  4. (4)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
    形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
    間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
    点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
    で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
    回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバンド締
    付器において、 巻取り操作レバーの一対の軸受部を、締付器本体の対向
    側板の外側でバンド巻取軸の両端に外開き可能に嵌合し
    、締付器本体の対向側板の撓み性を巻取り操作レバーの
    軸受部の撓み性より小としたことを特徴とするバンド締
    付器。
  5. (5)バンドの一端を掛止して柱に当てがう横断面コ字
    形の締付器本体、その本体の対向側板を軸受としてその
    間に回転自由に支持したバンド巻取軸、その巻取軸を支
    点として起倒する巻取り操作レバー、上記巻取軸の周囲
    で締付器本体とレバーの対向面間に設けた巻取軸の送り
    回転および逆転阻止用ラチェット機構から成るバンド締
    付器において、 ラチェット輪を、巻取り操作レバーと係脱する送り回転
    用ラチェット輪と締付器本体と係脱する逆転阻止用ラチ
    ェット輪との一対で構成し、上記両ラチェット輪を背中
    合わせに球面接触させた状態でバンド巻取軸の端部に一
    体回転可能に嵌合して取付けたことを特徴とするバンド
    締付器。
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JP2007255716A (ja) * 2007-06-15 2007-10-04 Ashimori Ind Co Ltd ベルト締具
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JPS53109572U (ja) * 1977-02-09 1978-09-01

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