JP2007255716A - ベルト締具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ベルト1と第2ベルト2に対するテンションの発生と解除を行うベルト締具100において、本体フレーム3と、本体フレーム3の一端部に設けられ第1ベルト1を巻取り及び巻戻し可能なベルト巻取機構5と、本体フレーム3の他端部に設けられ第2ベルト2を連結するベルト連結軸とを有し、ベルト巻取機構5は、第1ベルト1が巻き取られるベルト巻取軸7と、本体フレーム3に軸支されたハンドル20と、空転状態と噛み合い状態とを同一方向に設定した第1一方向クラッチ8および第2一方向クラッチ9と、ハンドル20に設けられベルト巻取軸7側に付勢されて第1一方向クラッチ8と係脱可能な第1ラッチ25と、本体フレーム3に設けられベルト巻取軸7側に付勢されて第2一方向クラッチ9と係脱可能な第2ラッチ31とを備えている。
【選択図】図1
Description
また、積荷の固定を解除する場合には、ラッチ爪をラチェットギヤから外れた位置に退避させることによりベルト巻回軸を回転自在にする。これにより、ベルトのテンションによりベルト巻回軸が緩め方向に回転することによって、ベルトが緩んで積荷の固定が解除される。このように、従来のベルト締具によれば、ベルトの引張作業と緩め作業とを簡単に行うことが可能になっている。
本実施形態のベルト締具は、図1に示すように、第1ベルト1と第2ベルト2とが長手方向の一端部と他端部とに連結される本体フレーム3を備えている。本体フレーム3は、平板状のフレーム板4・4を幅方向に左右一対に備えている。これらのフレーム板4・4の間隔は、第1および第2ベルト1・2の幅よりも大きな間隔に設定されている。
先ず、トラック50の荷台に積載された積荷51を固定する場合には、ベルト締具100に連結した第1ベルト1および第2ベルト2の各々の一端をトラック50の側壁50aに固定する。
取り付け作業が完了すると、続いて、把持部材23を把持し、図2(a)・(b)に示すように、ハンドル20を前後に回動させる。ハンドル20が本体フレーム3に対して閉じる閉鎖方向に回動される場合には、図6に示すように、第1ラッチ25の係合部25bが第1一方向クラッチ8の凹部10aに係合しているため、図4に示すように、外輪部材10が矢符方向Aとは逆方向の閉鎖方向に回動される力を受ける。尚、第2一方向クラッチ9は、第1ラッチ25との係合がないため、閉鎖方向の力を受けることはない。
以上のようにしてベルト締具100により第1ベルト1および第2ベルト2に対して十分に大きなテンションを発生させた後、積荷51を降ろす場合には、先ず、上述のハンドル20が開放方向に回動されることによって、ベルト緩め機構6のロック状態が解除される。この後、図7に示すように、ベルト緩め機構6の回動レバー47が矢符方向に回動される。
次に、本実施形態のベルト締具100による騒音低減効果を確認するため、下記の試験を行った。
本発明は、第1ベルトと第2ベルトとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締具において、本体フレームと、前記本体フレームの一端部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設けられ、前記第2ベルトを少量単位で巻戻し可能なベルト緩め機構とを有し、前記ベルト緩め機構は、前記第2ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、前記第1シャフトから遠ざかる方向に延在するように前記本体フレームに形成された長孔と、前記長孔に移動自在および回転自在に軸支され、該長孔の軸線と略垂直な平面と接触すると共に、前記第1シャフトから案内された第2ベルトを巻き回して前記第1シャフトに案内する第2シャフトと、前記第2シャフトの一端部に設けられ、該第2シャフトを回動させる回動レバーとを有する構成である。
2 第2ベルト2
3 本体フレーム3
4 フレーム板4
5 ベルト巻取機構5
6 ベルト緩め機構6
7 ベルト巻取軸7
8 第1一方向クラッチ8
9 第2一方向クラッチ9
10 外輪部材10
11 軸部材挿通穴11b
11 仕切り部11a
11 内輪部材11
12 空間部12
13 ローラ部材13
14 スプリングバネ14
15 係止部材15
20 ハンドル20
23 把持部材23
24 補強部材24
25 第1ラッチ25
26 バネ部材26
27 支持板部材27
30 ストッパー部材30
31 第2ラッチ31
32 スプリングバネ32
41 緩め支持板41
42 第1シャフト42
43 ナット43
45 第2シャフト45
47 ロック用長孔47a
47 回動レバー47
48 ベルト押さえ部材48
50 ロック板50
51 ラチェットギヤ51
100 ベルト締具100
Claims (6)
- 第1ベルトと第2ベルトとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締具において、
本体フレームと、
前記本体フレームの一端部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構と、
前記本体フレームの他端部に設けられ、前記第2ベルトを連結するベルト連結軸とを有し、
前記ベルト巻取機構は、
前記本体フレームに軸支されて第1ベルトが巻き取られるベルト巻取軸と、
前記ベルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレームに軸支されたハンドルと、
前記ベルト巻取軸に固定され、空転状態と噛み合い状態とを同一方向に設定した第1一方向クラッチおよび第2一方向クラッチと、
前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記第1一方向クラッチと係脱可能な第1ラッチと、
前記本体フレームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記第2一方向クラッチと係脱可能な第2ラッチと
を備えたことを特徴とするベルト締具。 - 前記第1一方向クラッチおよび第2一方向クラッチは、
円環状に形成された外輪部材と、
前記外輪部材に摺動自在に嵌合された内輪部材と、
前記外輪部材と前記内輪部材との間で隙間を徐々に拡大するように形成された複数の空間部と、
前記空間部に設けられ、前記空間部の途中で詰まる程度の径に設定されたローラ部材と、
前記空間部に設けられ、前記ローラ部材の移動側に設けられたスプリングバネと
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のベルト締具。 - 前記第1ラッチは、
前記第1一方向クラッチと係合する第1係合部と、前記第2一方向クラッチとの係合を回避する第1係合回避部とが幅方向の両端部に形成されており、
前記第2ラッチは、
前記第2一方向クラッチと係合する第2係合部と、前記第1一方向クラッチとの係合を回避する第2係合回避部とが幅方向の両端部に形成されていることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のベルト締具。 - 前記第1ラッチは、前記ベルト巻取機構によって巻き取られた前記第1ベルトとの接触を回避する第1収容凹部が形成されており、
前記第2ラッチは、前記ベルト巻取機構によって巻き取られた前記第1ベルトとの接触を回避する第2収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のベルト締具。 - 前記ハンドルは、その基端部が突出した湾曲形状に形成されており、
前記本体フレームは、前記本体フレームの長手方向端部において前記第1ラッチとの係合を回避する深さに設定されたハンドル係止部を有することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のベルト締具。 - 前記第1ラッチと嵌合することにより前記ハンドルの回動を禁止するストッパー部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のベルト締具。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP7406867B1 (ja) * | 2023-08-30 | 2023-12-28 | オーエッチ工業株式会社 | ベルト締結装置 |
JP7541618B2 (ja) | 2020-11-11 | 2024-08-28 | ナイト・アイズ,インコーポレーテッド | 枢動式歯を含む改善されたラチェッティングデバイスのためのシステムおよび方法 |
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JPH02217649A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-30 | Suda Seisakusho:Kk | バンド締付器 |
JPH0550209U (ja) * | 1991-12-11 | 1993-07-02 | 株式会社伊原工業 | ラチェット機構を利用したベルト締付具 |
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JP2001153157A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Ntn Corp | 一方向クラッチ |
-
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- 2007-06-15 JP JP2007159504A patent/JP4627770B2/ja not_active Expired - Fee Related
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