JP6825845B2 - タイヤ固縛装置およびこれを備える車両運搬車 - Google Patents
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Description
牽引装置21は、荷台3を後方に傾動後に、フック21fを積載車両Vの前部牽引フック等に係合し、ウインチ21wを繰り込み作動して、荷台3上に積載車両Vを牽引可能になっている。なお、荷台3には、前部および後部の適所に、複数の緊締用環11が設けられている。
荷台3の前部の左右には、図2に示すように、前輪用タイヤ固縛装置20が用いる、緊締具27がそれぞれ装備されている。緊締具27は、積載車両Vの前輪タイヤTfを荷台3に締め付け固定するための締付手段である。緊締具27は、ハンドル27hの回動に連動する周知のラチェット機構27tを備える。
ラチェット機構27tのドラムには、ワイヤ27rが巻き取り可能に巻回される。ワイヤ27rは、その途中部分が複数の滑車27sに荷台3の適所で案内されるとともに、先端のフック27fが、固縛ベルト22基端の連結環22fに着脱可能に係合され、ハンドル27hの往復回動により、前輪用タイヤ固縛装置20の固縛ベルト22を緊締可能になっている。
第一のスリット41は、固縛対象となる後輪タイヤTrに対し、車両前後方向の前側に設けられ、荷台3の床面3fに、車両前後方向に沿って長穴状に形成されている。第一のスリット41は、図10に斜視図(一部断面)を示すように、車両前後方向で長穴状のスリットの前端に形成された円形部41hと、円形部41h以外の長穴部41nとから構成される。円形部41hの直径は、長穴部41nの幅寸法よりも大きい。
これにより、本実施形態では、車軸の軸方向位置やタイヤサイズ(幅)に応じて、車両前後方向および車両幅方向の複数の第一のスリット41(本実施形態では前後方向中央の3箇所のうちの中央)から固縛に適した位置の第一のスリット41を選択可能になっている。
また、本体部52hの左右の腕部間に円柱状の案内軸52gがガイド部として張り渡されており、案内軸52gは、本体部52hに対し、自身軸回りに回転自在に装着されている。ベルト本体32aは、本体部52hと案内軸52gとの間に挿通されて円滑にガイドされるようになっている。第二のフック52は、第二のスリット42の長手方向の任意の位置に挿抜可能であり、第二のスリット42の裏面側に設けられた係合板33の係合溝33mに係合部52sを掛け止めた状態で装着される。
上述した車両運搬車1に積載車両Vを積載する際は、図1に示すように、車両運搬車1の荷台3上に積載車両Vを積載し、左右の前輪タイヤTfを、荷台3の床面3f上に設けたタイヤ止めブロック23に当接した位置で停車させる。その後、積載車両Vの左右の前輪タイヤTfおよび後輪タイヤTrを、対応する固縛装置20、30により個別に荷台3上に締め付けて固定する。
第一のフック25を係合するときは、スリット後端の円形部24hから係合部25sを挿入し、第一のフック25の軸部25jをスリット24に沿って適宜にスライド調整してベルトの姿勢が垂直になる位置にてスリット24に係合部25sを係合させる。
次いで、固縛ベルト22の途中部分に挿通された第二のフック26をベルト延在方向に沿って適所までスライド調整しつつ、タイヤ止めブロック23の前側の固縛面23mに形成された装着穴23fに係合する。
例えば、上記実施形態では、本発明に係るタイヤ固縛装置を車両運搬車1の荷台3に装備した例を説明したが、これに限定されず、本発明に係るタイヤ固縛装置は、車両の固縛対象となるタイヤを、緊締具を用いて床面上に固縛する用途にて種々の乗り物に適用できる。例えば船、飛行機等にも適用可能である。
また、床面側の被係合部である第二のスリット42の形状も、「スリット」に限定されず、例えば、スリット形状に替えて、第二のフック52の先端を挿抜可能な丸穴に形成した係合穴を被係合部42としてもよい。軸部52jの先端をJ字状に設けた上で、被係合部42を丸穴とすれば、スリットに比べて、第二のフック52の係合時に床面3fに作用する力に抗する上で好適である。
2 シャシフレーム
3 荷台
3f 床面
4 後煽り
5 鳥居
8 荷台昇降装置
10 クロスフレーム
11 牽引用環
20 前輪用タイヤ固縛装置(タイヤ固縛装置)
21 牽引装置
22 固縛ベルト
23 タイヤ止めブロック
24 スリット
25 第一のフック
26 第二のフック
27 緊締具
28 補強板
30 後輪用タイヤ固縛装置(タイヤ固縛装置)
31 緊締具
32 固縛ベルト
33 係合板
38 補強板
41 第一のスリット
42 第二のスリット
51 第一のフック
52 第二のフック
V 積載車両
Tf 前輪タイヤ
Tr 後輪タイヤ
Claims (9)
- 車両の固縛対象となるタイヤを緊締具を用いて床面上に固縛するためのタイヤ固縛装置であって、
前記タイヤを挟んで前記緊締具側で前記床面に固定されるタイヤ止めブロックと、
前記タイヤを挟んで前記タイヤ止めブロックとは反対側であって前記床面に車両前後方向に沿って形成されたスリットと、
該スリットの長手方向の任意の位置に係合可能な第一のフックと、
前記タイヤ止めブロックの前記緊締具側を向く面に装着される第二のフックと、
自身先端部が前記第一のフックの基端部に接続されるとともに自身途中部分が前記タイヤの上側外周面に沿って掛け回されてから前記第二のフックの基端側に設けられたガイド部を介して前記緊締具に緊締可能に接続される固縛ベルトと、を備え、
前記第一のフックは、前記タイヤの外周面と接する接平面が前記床面と垂直になる位置で前記車両前後方向に沿ってスライド移動させて前記スリットに係合することで固縛位置を設定できることを特徴とするタイヤ固縛装置。 - 前記タイヤ止めブロックは、前記床面に対し、車両前後方向の複数の位置に固定可能になっており、前記スリットは、車両幅方向に並行して複数条形成されている請求項1に記載のタイヤ固縛装置。
- 車両の固縛対象となるタイヤを緊締具を用いて床面上に固縛するためのタイヤ固縛装置であって、
前記タイヤを挟んで車両前後方向の一方の側に設けられて前記床面に車両前後方向に沿って形成された第一のスリットと、
該第一のスリットの長手方向の任意の位置に係合可能な第一のフックと、
前記タイヤを挟んで前記第一のスリットとは反対側の前記床面に形成された第二のスリットと、
該第二のスリットの所定位置に係合可能な第二のフックと、
自身先端部が前記第一のフックの基端部に接続されるとともに自身途中部分が前記タイヤの上側外周面に沿って掛け回されてから前記第二のフックの基端側に設けられたガイド部を介して前記緊締具に緊締可能に接続される固縛ベルトと、を備え、
前記第一のフックは、前記タイヤの外周面と接する接平面が前記床面と垂直になる位置で前記車両前後方向に沿ってスライド移動させて前記第一のスリットに係合することで固縛位置を設定できることを特徴とするタイヤ固縛装置。 - 前記第二のスリットは、前記床面に車両前後方向に沿って形成された長穴部と、該長穴部が形成されている前記床面の裏面に設けられた係合板とを含み、
前記係合板は、前記長穴部の長手方向に沿って前記床面の裏面に設けられるとともに、前記長穴部の長手方向に離隔して設けられて前記第二のフックを係合可能な複数の係合溝を有し、
前記第二のフックは、前記長穴部の長手方向の任意の位置に挿抜可能に形成されるとともに、前記係合板のいずれか一の係合溝に係合されて前記所定位置を保持可能に形成されている請求項3に記載のタイヤ固縛装置。 - 車両の固縛対象となるタイヤを緊締具を用いて床面上に固縛するためのタイヤ固縛装置であって、
前記タイヤを挟んで車両前後方向の一方の側に設けられて前記床面に車両前後方向に沿って長穴状に形成された第一のスリットと、
該第一のスリットの長手方向の任意の位置に係合可能な第一のフックと、
前記タイヤを挟んで前記第一のスリットとは反対側の前記床面に形成された第二のスリットと、
該第二のスリットの所定位置に係合可能な第二のフックと、
自身先端部が前記第一のフックの基端部に接続されるとともに自身途中部分が前記タイヤの上側外周面に沿って掛け回されてから前記第二のフックの基端側に設けられたガイド部を介して前記緊締具に緊締可能に接続される固縛ベルトと、を備え、
前記第二のスリットは、前記床面に車両前後方向に沿って形成された長穴部と、該長穴部が形成されている前記床面の裏面に設けられた係合板とを含み、
前記係合板は、前記長穴部の長手方向に沿って前記床面の裏面に設けられるとともに、前記長穴部の長手方向に離隔して設けられて前記第二のフックを係合可能な複数の係合溝を有し、
前記第二のフックは、前記長穴部の長手方向の任意の位置に挿抜可能に形成されるとともに、前記係合板のいずれか一の係合溝に係合されて前記所定位置を保持可能に形成されているタイヤ固縛装置。 - 前記第一のスリットおよび前記第二のスリットは、車両幅方向に並行して複数条形成され、前記係合板は、当該複数条形成された第二のスリットの長穴部それぞれに設けられている請求項5に記載のタイヤ固縛装置。
- 前記第二のスリットは、前記タイヤを挟んで前記第一のスリットとは反対側の前記床面に車両幅方向に沿って長穴状に形成され、
前記第二のフックは、前記第二のスリットの長手方向の任意の位置に係合可能に形成されている請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のタイヤ固縛装置。 - 前記第二のスリットに替えて、前記タイヤを挟んで前記第一のスリットとは反対側の前記床面に形成された係合穴を設け、
前記第二のフックは、前記第二のスリットに替えて設けた前記係合穴に係合可能に形成されている請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のタイヤ固縛装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のタイヤ固縛装置を備えることを特徴とする車両運搬車。
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