JP2007091068A - 車止め方法とそれに用いる車止め具 - Google Patents

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秀明 迫
Morihisa Horiuchi
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Abstract

【課題】車両輸送用運搬車の荷台に車両を固定した場合に、車両が傷付くのを確実に防止することができる車止め方法とそれに用いる車止め具を提供すること。
【解決手段】車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定する車止め方法であって、荷台12のストッパー13に当接させたタイヤ11の上部外周面をタイヤの円周方向に添わせた車止め具で覆い、この車止め具の両端を荷台に連結するとともに、車止め具に張力をかけた状態としてタイヤ11を荷台12上に固定するようにした。また、車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定するための車止め具であって、帯状のベルト本体2の両端には連結用フック3、3が取り付けられ、ベルト本体2の中央部がタイヤ11の上部外周面をタイヤの円周方向に添って覆うタイヤ保持部4とされているものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両輸送用運搬車の荷台にしっかりと車両を固定することができ、しかも車両が傷付くのを確実に防止することができる車止め方法とそれに用いる車止め具に関するものである。
従来から、自動車修理工場などにおいて、例えば注文に応じて改良等した車両や、事故などによる破損を修理した車両を客先へ届ける場合には、車両輸送用運搬車を利用するのが一般的である。この場合、車両を車両輸送用運搬車の荷台に固定する方法としては、車両のフレームに装着されている牽引フックや、バンパーに牽引フックを取り付けて、これらの牽引フックをワイヤーで引っ張ることにより固定していた。
しかしながら、車両のボディを固定したとしても運搬車が大きく振動等した場合には、サスペンションの伸縮の影響で荷台上でボディが揺れ動く場合があり、この結果、前記ワイヤーとボディ、バンパー等とが擦れて傷が付くことがあるという問題点があった。
一方、このような事態を避けるために、タイヤホイールを固定する方法も試みられているが、この場合にはワイヤーとタイヤホイールとが擦れてタイヤホイールに傷が付くため、評判が悪かった。
なお、大型コンテナに複数台の車両を積み込む場合には、特許文献1に示されるような車輪止め具が提案されているが、この場合はコンテナの床面に形成した第1軌条および第2軌条と、この第1、2軌条上を移動可能な車輪止め具からなるもので、構造が複雑で大掛かりなものであり、またコンテナのように直列に複数台固定するには適しているものの荷台に1台だけ固定する場合には適していないものであった。
特許第2955375号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、車両輸送用運搬車の荷台にしっかりと車両を固定することができ、しかも車両が傷付くのを確実に防止することができる車止め方法とそれに用いる車止め具を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定する車止め方法であって、荷台のストッパーに当接させたタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添わせたベルト状の車止め具で覆い、この車止め具トの両端を荷台に連結するとともに、車止め具に張力をかけた状態としてタイヤを荷台上に固定することを特徴とする車止め方法を第1の発明とし、また、車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定するための車止め具であって、帯状のベルト本体の両端には連結用フックが取り付けられ、ベルト本体の中央部がタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添って覆うタイヤ保持部とされていることを特徴とする車止め具を第2の発明とするものである。
なお、車止め方法としては、車止め具の一端を荷台上の孔部に連結し、他端を荷台上の巻き上げ機に連結して、この巻き上げ機により車止め具に張力をかけるようにすることが好ましく、また車止め具をタイヤの前後部に設けたベルト保持部材を介して水平方向へ屈曲させ、略水平状態とした車止め具の両端を荷台に連結するようにすることが好ましい。
更に、車止め具としては、フックとタイヤ保持部の間に、ベルト本体の両端を水平方向へ屈曲させるように荷台上のベルト保持部材に係止する係止用フックが取り付けられているものとすることが好ましい。
本発明の車止め方法は、荷台のストッパーに当接させたタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添わせたベルト状の車止め具で覆い、この車止め具の両端を荷台に連結するとともに、車止め具に張力をかけた状態としてタイヤを荷台上に固定するようにしたので、車両輸送用運搬車の荷台にしっかりと車両を固定することができ、しかも車両が傷付くのを確実に防止することが可能となる。
また、本発明の車止め具は、帯状のベルト本体の両端には連結用フックが取り付けられ、ベルト本体の中央部がタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添って覆うタイヤ保持部とされているものとしたので、簡単な構造で取り扱いが容易であり、また安価に生産することが可能となる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明の方法によりタイヤを固定した状態を示す正面図、図2は車両輸送用運搬車の荷台を示す斜視図、図3は本発明の車止め具を示す斜視図、図4は図1を右方向から見た要部の斜視図、図5は図1を左方向から見た要部の斜視図である。
図において、1は車止め具、11は車のタイヤ、12は車両輸送用運搬車の荷台である。図面では、右側が車両輸送用運搬車の前方向、左側が車両輸送用運搬車の後方向であり、荷台12上にはタイヤのストッパー13と、巻き上げ機(業界では、ガッチャと称されている)14が設けられている。更に、荷台12上には、車止め具1の一端を連結するための孔部15と、車止め具1を水平方向へ屈曲させるためのベルト保持部材16a、16bが設けられている。
なお、図示のものでは、前記孔部15およびベルト保持部材16bはタイヤ11の外径に応じて調整できるように、前後方向に2個ずつ設けられている。また、荷台12のタイヤ接地スペースには滑り止め用のペンキが塗装されていて、作業性・安全性の向上が図られている。
車止め具1は、図3に示すように、ナイロン樹脂等からなる帯状のベルト本体2の両端に連結用フック3、3が取り付けられており、またベルト本体1の中央部がタイヤ11の上部外周面をタイヤの円周方向に添って覆うタイヤ保持部4とされている。また、タイヤ保持部4は汚れ防止や強度アップ等を目的として更に高強度のナイロン樹脂等からなる鞘状のカバー部材で覆われている。
また、前記フック3とタイヤ保持部4の間には、ベルト本体1の両端を水平方向へ屈曲させるように荷台12上のベルト保持部材16a、16bに係止する係止用フック5、5が取り付けられた構造となっている。即ち、ベルト本体1の両端を水平方向へ屈曲させることで、タイヤ11の上部外周面により多くの面積で密着させるとともに、張力を垂直下方向へ伝えて確実にタイヤ11を固定するのである。
次に、このような車止め具1を用いて車両輸送用運搬車の荷台12上に車両を固定する手順について説明すると、先ず、運搬すべき車両をタイヤ11が荷台12のストッパー13に当接するまで前進させて所定位置へ導く点は従来と同じである。次いで、ストッパー13に当接したタイヤ11の上部外周面をタイヤの円周方向に添うようにベルト状の車止め具1で覆い、この車止め具1の端部に取り付けてある連結用フック3を荷台12にある孔部15連結するとともに、係止用フック5をベルト保持部材16bに係止する(図5参照)。一方、車止め具1の他端側は巻き上げ機14のワイヤー端部14aに連結するとともに、係止用フック5をベルト保持部材16aに係止する(図4参照)。最後に、巻き上げ機14を作動してワイヤーを巻き上げ、車止め具1に張力をかけた状態としてタイヤ11を荷台12上に固定する。
以上の説明からも明らかなように、本発明は従来のように車両にある牽引フックをワイヤーで引っ張って車両を固定するのと異なり、タイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添わせたベルト状の車止め具で固定して車両を固定する方法であり、車両輸送用運搬車の荷台にしっかりと車両を固定することができ、しかも車両が傷付くのを確実に防止することができることとなる。
よって、本発明は従来の問題点を解決した新規な車止め方法とそれに用いる車止め具として、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
本発明の実施の形態を示す正面図である。 車両輸送用運搬車の荷台を示す斜視図である。 本発明の車止め具を示す斜視図である。 図1を右方向から見た要部の斜視図である。 図1を左方向から見た要部の斜視図である。
符号の説明
1 車止め具
2 ベルト本体
3 連結用フック
4 カバー部材
5 係止用フック
11 タイヤ
12 荷台
13 ストッパー
14 巻き上げ機
15 孔部
16a ベルト保持部材
16b ベルト保持部材

Claims (5)

  1. 車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定する車止め方法であって、荷台のストッパーに当接させたタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添わせたベルト状の車止め具で覆い、この車止め具の両端を荷台に連結するとともに、車止め具に張力をかけた状態としてタイヤを荷台上に固定することを特徴とする車止め方法。
  2. 車止め具の一端を荷台上の孔部に連結し、他端を荷台上の巻き上げ機に連結して、この巻き上げ機により車止め具に張力をかけるようにした請求項1に記載の車止め方法。
  3. 車止め具をタイヤの前後部に設けたベルト保持部材を介して水平方向へ屈曲させ、略水平状態とした車止め具の両端を荷台に連結するようにした請求項1または2に記載の車止め方法。
  4. 車両輸送用運搬車の荷台上に車両を固定するための車止め具であって、帯状のベルト本体の両端には連結用フックが取り付けられ、ベルト本体の中央部がタイヤの上部外周面をタイヤの円周方向に添って覆うタイヤ保持部とされていることを特徴とする車止め具。
  5. フックとタイヤ保持部の間に、ベルト本体の両端を水平方向へ屈曲させるように荷台上のベルト保持部材に係止する係止用フックが取り付けられている請求項4に記載の車止め具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228582A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toyota Transportation Co Ltd 車両運搬車における被運搬車両のタイヤ固縛装置
KR101780801B1 (ko) * 2017-03-31 2017-09-21 정재필 세이프티 로더의 피견인차량 바퀴 고정장치
JP2018020728A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 古河産機システムズ株式会社 タイヤ固縛装置およびこれを備える車両運搬車
CN114347887A (zh) * 2022-01-26 2022-04-15 深圳市新国都智能有限公司 改造普通汽车为自动驾驶汽车的方法、适配该方法的装置和装置的工作方法

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