JPH0451396Y2 - - Google Patents

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JPH0451396Y2
JPH0451396Y2 JP1988076615U JP7661588U JPH0451396Y2 JP H0451396 Y2 JPH0451396 Y2 JP H0451396Y2 JP 1988076615 U JP1988076615 U JP 1988076615U JP 7661588 U JP7661588 U JP 7661588U JP H0451396 Y2 JPH0451396 Y2 JP H0451396Y2
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rotor
case
rotary switch
click mechanism
grooves
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は回動型スイツチのクリツク機構に関す
る。
(従来の技術) 従来より用いられている回動型スイツチのクリ
ツク機構について、第10図を参照して説明す
る。
通常、樹脂等よりなるケース1の内側に複数の
突起1aを連設し、ケース1内に配設した端部4
aを有するばね部材4をロータへ装着する。
ロータ2がばね部材4と共にケース1内で回動
すると、ばね部材4の端部4aは突起1aに当接
し、これをのりこえて移動する際クリツク音を発
生する。又第2の従来例としてハウジング内部上
面より下方に突出した弾性体柱状突起部がロータ
の外側面に設けた段部又はロータ底面外側に形成
した波形つばに係脱してクリツク音を発生するロ
ータリスイツチのクリツク機構も存在する(実開
昭61−29428号)。
(考案が解決しようとする課題) 従来例の回動型スイツチは大型のものに適する
構成であり、近来要望されている回動型スイツチ
の小型化、特に薄型化を実現するためには、その
構成上困難である等の問題点があつた。又第2従
来例においては、細長い柱状突起部を採用してい
るから、使用中柱状突起部が破損又は変形する恐
れがあり、クリツク音の発生に不具合が起きる等
の問題点もあつた。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案においては上記の問題点にかん
がみ小型化特に薄型化に適すると共に明確なクリ
ツク音を発生するための回動型スイツチのクリツ
ク機構を提供することを目的とするもので、ハウ
ジングの中央孔内を回動自在のロータ上面とロー
タを収納するハウジングのケース上面とが接触す
る面を互いに係脱可能な形状のクリツク機構に形
成すると共に、ケースに弾性部材を用いるもので
ある。ロータとケースとの係脱構成は、ケースの
ロータ収納孔に沿つて帯状片又は収納孔の縁部に
舌片を設け、この帯状片又は舌片の下面に形成し
た湾曲突起部が係合可能な複数のみぞ部をロータ
上面に形成したものである。
(作用) 本考案によれば、ロータが回動して前記係脱可
能な部材の係脱の際、ケースの弾性押圧作用によ
り係脱用部材間でクリツク音を発生せしめる回動
型スイツチのクリツク機構を提供し、回動型スイ
ツチの薄型化、小型化を達成すると共にクリツク
音発生の不具合を防止するものである。
(実施例) 以下本考案に係るクリツク機構の実施例を図面
を参照して説明する。
第1図は回動型スイツチのクリツク機構の平面
図、第2図は第1図の−の線に沿つた断面図
である。ケース6は弾性部材よりなり、ケース6
に穿設したロータ収納孔8の外周に沿つて一対の
半円形のスリツト16,18を形成することによ
り、前記収納孔8と前記半円形スリツト16,1
8との間には一対の弾性半月形帯状片20,22
を構成する。前記半月形帯状片20,22の中央
部をロータ10方向へ垂下する湾曲突起部24,
26に形成する。前記突起部24,26は通常定
位置ではロータの頭部11のスロツト12の両側
部に穿設したみぞ部28,32に係合している。
(第1図、第2図、第3図参照) 更に二対のみぞ部30,34,36,38が、
前記みぞ部28,32の以外に、ロータ10の頭
部11の外周に沿つてロータ10の上面に穿設さ
れている。この二対のみぞ部30,34,36,
38はロータ10のスロツト12に対し互いに対
称的に設けられる。
これらのみぞ部30,34,36,38は、ス
ロツト12の両端部に設けた前記みぞ部28,3
2と共にそれぞれ前記湾曲突起部24,26に後
述するように係脱可能である。
前記の定位置において半月形帯状片20,22
の湾曲突起部がそれぞれロータ10のスロツト1
2の両側部に穿設したみぞ部28,32に係合し
ている状態で、ロータ10のスロツト12にスク
リユドライバ等を当てがつてハウジング5内に収
容されたロータ10を第1図の如く矢印時計方向
へ回転すれば、前記のように予めみぞ部28,3
2に係合状態にある湾曲突起部24,26はそれ
ぞれ同一方向へ回転し、半月形帯状片の湾曲突起
部24はロータのみぞ部28との係合を脱してロ
ータ10に穿設したみぞ部34に係合し、一方半
月形帯状片の湾曲突起部26はロータのみぞ部3
2との係合を脱してロータ10に穿設したみぞ部
36に係合するに至る。
又前記と反対に矢印反時計方向へロータ10を
回転すると、前記みぞ部28と予め係合状態にあ
る半月形帯状片の前記湾曲突起部24は、みぞ部
28との係合を脱して変位し、ロータみぞ部30
に係合し、一方前記湾曲突起部26は前記みぞ部
32との係合を脱して前記みぞ部38に係合す
る。
前述の関係突起部とみぞ部との係脱作業は、弾
性部材よりなるケースに形成した半月形帯状片2
0,22の弾発力により、その湾曲突起部242
6をロータのみぞ部30,34,36,38方向
に押圧するから、前記湾曲突起部とみぞ部とが係
脱するときにクリツク音を発生する。又ロータ1
0とケース6との間に内部へ塵埃の侵入を防止す
るために弾性Oリング15を介装する。
この様にして弾性半月形帯状片湾曲突起部2
4,26がロータのみぞ部30,34,36,3
8にそれぞれ係合してこれをのりこえる際にクリ
ツク音を発生するので、作業者はクリツク音をキ
ヤツチしてロータ10の段階的回動を認識する。
次に第5図、第6図に第2の実施例を図示す
る。
本実施例においては、第1実施例における弾性
半月形帯状片20,22に代つて弾性舌片40,
42を設けたもので、これらの舌片40,42は
ケース6のロータ収納孔8の縁部に対向的に設け
られてロータ収納孔8の一部を形成し、その両側
はそれぞれ一対のスリツト44,46にかこまれ
ている。前記弾性舌片40,42の下を湾曲突起
部48,50に形成する。これらの湾曲突起部4
8,50は第1実施例に示す半月形帯状片の湾曲
突起部24,26と同様の役割を果すものであ
る。依つてその詳細な説明を省略する。
第8図、第9図に本考案の第3の実施例を図示
する。第1実施例において説明した、ロータ10
の頭部11の外周に沿つて設けたみぞ部群30,
34,36,38,28,32をそれぞれ断面V
字状みぞ部30a,34a,36a,38a,2
8a,32aに形成する。これらのみぞ部を断面
V字状に形成したので、弾性半月形帯状片20,
22の下面に形成した湾曲突起部24,26又は
舌片40,42の下面に形成した湾曲突起部4
8,50はロータ10の回転に応じて、前記断面
V字状群30a…38aとそれぞれ容易に係脱で
きる。
(考案の効果) 本考案においては、ロータ上面とこれを収容す
るハウジングのケースの下面とが接触する面を互
いに係脱可能な形状に構成し、弾性部材よりなる
ケースに半月形帯状片又は舌片を形成し、この半
月形帯状片又は舌片に一体に形成した湾曲突起部
をケースの弾発力を利用してロータに穿設した対
向するみぞ部群方向へ押圧し、ロータ回動時にお
いて、前記湾曲突起部とみぞ部群とをそれぞれ係
脱せしめる際にクリツク音を発生するように構成
したもので、部品点数の増加を伴わずに小型薄型
にして正確にクリツク音を発生する性能のすぐれ
た回動型スイツチのクリツク機構を得ることがで
きる。又ロータに穿設した孔を断面V字状に形成
することにより、ケースに設けた帯状片又は舌片
に形成した湾曲突起部との係脱を円滑に実施でき
る等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回動型スイツチの一実施例の
平面図。第2図は第1図の−の線に沿つた断
面図。第3図は第1図のロータの平面図。第4図
は第1図のケースの平面図。第5図は本考案の別
の実施例を示す回動型スイツチの平面図。第6図
は第5図の−の線に沿つた断面図。第7図は
第5図のケースの平面図。第8図は更に別の実施
例のロータの平面図。第9図は第8図の断面図。
第10図は従来例の回動型スイツチのケースを除
去した平面図。 5……ハウジング、6……ケース、6……ロー
タ収納孔、10……ロータ、16,18……スリ
ツト、20,22……半月形帯状片、24,26
……湾曲突起部、28,28a,30,30a,
32,32a,34,34a,36,36a,3
8,38a……みぞ部、40,42……舌片、4
8,50……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハウジングのケース内にロータを回動自在に
    収納した回動型スイツチにおいて、ケース上面
    に穿設した円形のロータ収納孔に沿つて、ケー
    ス上面に、前記ロータ収納孔をはさんで一対の
    スリツトを設けることにより、前記ロータ収納
    孔と前記スリツトにより一対の半月形帯状片を
    形成せしめ、前記帯状片のほぼ中央部下面をそ
    れぞれ湾曲突起部に形成し、ケース内に収容し
    たロータを回転せしめる際、前記帯状片の湾曲
    突起部が係脱可能な複数のみぞ部をロータ頭部
    の外周に沿つた上面に穿設してなる回動型スイ
    ツチのクリツク機構。 2 前記ケースは弾性部材で形成した請求項1記
    載の回動型スイツチのクリツク機構。 3 前記ロータ上面に穿設したみぞ部を断面V字
    状に形成してなる請求項1,2記載の回動型ス
    イツチのクリツク機構。 4 ケース上面に穿設した円形のロータ収納孔の
    縁部に対向的に一対の舌片を形成し、これらの
    舌片の下面をそれぞれ湾曲突起部に形成し、ケ
    ース内に収容したロータを回転せしめる際、前
    記舌片の突起部が係脱可能な複数のみぞ部をロ
    ータ上面に穿設してなる回動型スイツチのクリ
    ツク機構。
JP1988076615U 1987-06-18 1988-06-09 Expired JPH0451396Y2 (ja)

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JP1988076615U JPH0451396Y2 (ja) 1987-06-18 1988-06-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636338B2 (ja) * 1989-07-20 1994-05-11 コパル電子株式会社 ロータリスイッチのロータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6129428B2 (ja) * 1978-09-11 1986-07-07 Yoshio Arai
JPS61165923A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 松下電器産業株式会社 切換スイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6129428B2 (ja) * 1978-09-11 1986-07-07 Yoshio Arai
JPS61165923A (ja) * 1985-01-17 1986-07-26 松下電器産業株式会社 切換スイツチ

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