JPH0636338B2 - ロータリスイッチのロータ - Google Patents

ロータリスイッチのロータ

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JPH0636338B2
JPH0636338B2 JP1188599A JP18859989A JPH0636338B2 JP H0636338 B2 JPH0636338 B2 JP H0636338B2 JP 1188599 A JP1188599 A JP 1188599A JP 18859989 A JP18859989 A JP 18859989A JP H0636338 B2 JPH0636338 B2 JP H0636338B2
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JP
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rotor
case
slit groove
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rotary switch
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賢司 坂口
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Nidec Copal Electronics Corp
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Copal Electronics Co Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロータリスイッチのロータに関する。
更に詳説すれば、ロータの上面に穿設したクリック音発
生用スリット溝群の構成に関する。
(従来の技術) 従来より一般に使用されているこの種のロータのクリッ
ク音発生用スリット溝について添付図面第6図乃至第8
図を参照して説明する。
第6図、第7図において、ロータ2を回動させたとき
に、ロータ上面に設けたスリット溝群2aにはケース1
の上面に設けた円弧状のばね部材1a,1b(第1図)
の突部1c,1dが係合しクリック音を発生させてい
た。
前記ばね部材の突部1c,1dが係合するスリット溝群
2aは、第6図、第7図に図示のように、その1側には
ロータ2の頭部Hに設けた壁部2dを形成し、他側は開
口してロータ2の上面に設けた段部2cに連設した構成
である。前記段部2cとケース1とハウジング4の間隙
にはOリング5を介装する。この様にスリット溝群2a
内に突部1c,1dが係合している際には、1c,1d
とOリング5との間には開口部隙間7が形成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 近年、電子部品の表面実装技術の発達に伴い、ロータリ
スイッチにおいても、表面実装が必要となっている。
ところが、前記従来のロータリスイッチのクリック音発
生の構成では、表面実装を行うためにディップはんだ付
を実施する際に、ロータリスイッチを溶融はんだ中に浸
漬すると、ロータ上面のスリット溝群2aとケース1の
すきま7に入り込んだはんだは連続状態が切断されて、
そのまますきま7内に残置されて固化してしまい、その
結果ロータ2の円滑な回動を妨げるという問題点があっ
た。
本発明は、前記ロータ2のクリック音発生用のスリット
溝2aの構成に改良を加えたもので、ロータ上面のスリ
ット溝群とケースのすきまに溶融材料が入りこんで残置
固化を防止するような構成を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、前記目的を達成するための手段とし
て、以下説明する構成を開示する。
すなわち、ハウジングとケースとの空洞に回転自在にロ
ータを収容し、ケースの環状孔に嵌合するロータ頭部の
中央にドライバ溝を形成し、前記ケース環状孔とケース
に対面的に形成した円弧状スリットとにより前記ケース
に円弧状ばね部材を形成し、この円弧状ばね部材の下面
より垂下するように、ロータ頭部に形成したドライバ溝
の両側に設けた一対の突部が、ロータの回転により、ロ
ータ上面に環状に穿設したスリット溝群に順次当接する
ことによりクリック音を発生するように構成したロータ
リスイッチにおいて、外周に環状突部を又内周にロータ
頭部側壁を形成してなるスリット溝群をロータ上面に設
け、スリット溝群の側面をラジアル方向に閉鎖すると共
にロータとケースとの隙間より溶融物の内部への侵入を
困難とすることを特徴とするロータリスイッチのロータ
である。
(作用) 本発明によれば、ロータ上面のスリット溝群の一方に開
口した側には環状突部を、ロータスリット溝群の内周に
は、ロータ頭部側壁を形成した構成となし、ロータ上面
とケースとのすきまを極めて小さくしたので、溶融はん
だが、ロータのクリック音発生用スリット溝群とケース
との間へ流入するのを困難となし、はんだの連続状態の
切断現象の発生を防止できるので、溶融はんだは連続し
たままの状態で流出する。従ってはんだのロータリスイ
ッチ内での残留は起きない。従って溶融はんだの固化も
発生せず、ロータの円滑回転のさまたげにはならない。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本発明に係るロータリスイッ
チのロータに係る実施例について説明する。
第1図は、ロータリスイッチの平面図、第2図は第1図
のII−IIの線に沿った断面図、第3図は第1図のIII−I
IIの線に沿った断面図、第4図はロータの平面図、第5
図はロータのクリック音発生用スリット溝群とケースの
突部との係合状態の断面図である。
端子群3a,3b,3c,3d,3e,3fは合成樹脂
等を用いたインサート成形によりハウジング4に配設さ
れる。
ハウジング4とロータ2とで形成する空隙には、ロータ
2の回転に伴い、各端子間に所定の導通を行うための可
動接点6が収容される。
次にハウジング4内に回転自在に収容したロータ2につ
いて説明すれば、ロータ2の頭部Hの上面には操作用ド
ライバ等が挿入可能なドライバ用スリット溝2bが穿設
され、更にロータ上面には回転方向に沿って第2図乃至
第4図に図示のようにラジアル方向の側面が閉鎖された
クリック音発生用スリット溝群8が形成されている。す
なわち、このスリット溝群8の外周に沿って環状突部9
が又内周に沿ってロータ頭部Hの環状側壁2dが設けら
れ、前記スリット溝群8は環状突部9及びロータ頭部側
壁2dによってとりかこまれている。このクリック音発
生用スリット溝群8には、弾性部材よりなるケース1の
ケース環状孔1eとケース1に対面的に形成した円弧状
スリットSとにより形成したばね部材1a,1bに突設
した突部1c,1dが圧接され、更にクリック音発生用
スリット溝群8の外周とハウジング4とケース1との間
には防水、防塵用としてOリング5が介装されている。
弾性材よりなるケース1は、ハウジング4に係合、装着
され、ケース1上面に開口した環状孔1eと円弧状スリ
ットSをはさんで対面的に設けた一対のばね部材1a,
1bのほぼ中央に前述の突部1c,1dを形成する。
以上の様に組立てられた本実施例のロータリスイッチ
は、ディップはんだ付等によりプリント基板等にはんだ
付工作を行う場合に、ロータリスイッチが溶融はんだ材
中に浸漬されても本発明のクリック音発生用スリット溝
群はその両側を環状突部とロータ頭部側壁でかこまれ
て、ケースとの間隙はほとんど存在しないので、溶融は
んだ材が前記スリット溝群上を流動しても、その連続が
切断されないのでそのまま流出する。
従って前記スリット溝群内には溶融はんだが残留固化す
る恐れはない。
ロータのドライバ溝2bにドライバ等を当てがって、こ
れを回動すると、可動接点6が同一方向へ回動し端子群
3a,3b,3c,3d…の接点部のいづれかに接触
し、各端子間の通電不通電が行われる。
(発明の効果) 本発明のロータにおいては、ラジアル方向へ側面を閉鎖
したクリック音発生用スリット溝群をロータの上面に穿
設し、開口部及びケースとのすきまを極めて小さく形成
してあるから、ロータのクリック音発生用スリット溝群
とケースとの間へ溶融はんだが流入しにくい構成であ
り、溶融物質のすきまへの侵入を困難とすると共に前記
スリット溝内に溶融はんだが残留固化する恐れはない等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明に係るロータリスイッチの
一実施例を図示する。第1図はロータリスイッチの平面
図。第2図は第1図のII−IIの線に沿った断面図。第3
図は第1図のIII−IIIの線に沿った断面図。第4図はロ
ータの平面図。第5図はロータのクリック音発生用スリ
ット溝群とケースの突部との係合を示す断面図。 第6図乃至第8図は従来例のロータリスイッチを図示す
る。第6図は第2図と同様な断面図。第7図は第3図と
同様な断面図。第8図はロータの平面図。 H…ロータヘッド、1…ケース、1a,1b…ばね部
材、1c,1d…突部、2…ロータ、2b…ロータリド
ライバ溝、2c…段部、2d…ロータ頭部側壁、3a,
3b,3c,3d,3e,3f…端子、4…ハウジン
グ、5…Oリング、6…可動接点、7…すきま、8…ス
リット溝、9…環状突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングとケースとの空洞に回転自在に
    ロータを収容し、ケースの環状孔に嵌合するロータ頭部
    の中央にドライバ溝を形成し、前記ケース環状孔とケー
    スに対面的に形成した円弧状スリットとにより前記ケー
    スに円弧状ばね部材を形成し、この円弧状ばね部材の下
    面より垂下するように、ロータ頭部に形成したドライバ
    溝の両側に設けた一対の突部が、ロータの回転により、
    ロータ上面に環状に穿設したスリット溝群に順次当接す
    ることによりクリック音を発生するように構成したロー
    タリスイッチにおいて、外周に環状突部を、又内周にロ
    ータ頭部側壁を形成してなるスリット溝群をロータに設
    け、前記スリット溝群の両側を閉鎖して、ケースとスリ
    ット溝群との隙間より溶融物の内部への侵入を困難とす
    ることを特徴とするロータリスイッチのロータ。
JP1188599A 1989-07-20 1989-07-20 ロータリスイッチのロータ Expired - Fee Related JPH0636338B2 (ja)

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JPH0514483Y2 (ja) * 1987-01-23 1993-04-19
JPH0451396Y2 (ja) * 1987-06-18 1992-12-03

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