JPH048327B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH048327B2
JPH048327B2 JP2298377A JP29837790A JPH048327B2 JP H048327 B2 JPH048327 B2 JP H048327B2 JP 2298377 A JP2298377 A JP 2298377A JP 29837790 A JP29837790 A JP 29837790A JP H048327 B2 JPH048327 B2 JP H048327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
frequency
shelf
inverter
movable shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2298377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03172208A (ja
Inventor
Gokichi Hatochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP29837790A priority Critical patent/JPH03172208A/ja
Publication of JPH03172208A publication Critical patent/JPH03172208A/ja
Publication of JPH048327B2 publication Critical patent/JPH048327B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば倉庫内の狭いスペース内に設
置される棚設備に関するものである。
従来の技術 従来、此の種の棚設備としては、例えば特公昭
52−50582号公報に見られるように、倉庫などの
側壁間に複数の移動棚装置を配設し、これら移動
棚装置をモーサにより各別に往復走行自在とし、
そして走行中の移動棚装置が側壁または停止して
いる別の移動棚装置に接近したときに検出装置が
検出し、その検出信号によりモータを停止作動さ
せて、この走行中の移動棚装置を衝突させること
なく停止させる構成が提供されている。すなわ
ち、例えば第9図に示すように、レール20に走
行用車輪21を介して支持される移動棚装置22
をモータ23によつて、固定棚装置24に向つて
一定速度(V1)で走行させ、そして設定距離2
5に接近したときに作動する検出装置26からの
検出信号により前記モータ23を停止作動させ
て、フリーランで減速走行(V2)させたのち所
定位置で停止させている。lは慣性距離を示す。
発明が解決しようとする問題点 上記のような棚設備においては、超重量級の移
動棚装置が移動するということで、床の沈下が宿
命的な問題となる。すなわち第10図に示すよう
に、固定棚装置24が上位になるように沈下
(H)した状況下で減速走行(V2)に移り、そし
て固定棚装置24に所定量接近させて停止させた
とき、フリーのモータ23が逆転可能であり且つ
沈下(傾斜)に基づく走行(逆走)力が移動棚装
置22に付加されることになる。これにより移動
棚装置22は逆走(V3)し、以つて定位置の停
止が行えないだけでなく、暴走により危険な事態
となる。なお沈下発生時に床の修理、あるいはや
り直しを行うという対策もあるが、これらは莫大
な費用が必要になる。
問題を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明における棚
設備は、走行用車輪を介して傾斜のある床上に敷
設された一定経路上を往復走行自在な可動棚を配
設し、この可動棚に、前記走行用車輪に連動する
モータと、可動棚走行方向での他物検出距離が設
定可能な他物検出装置と、前記モータを駆動する
インバータと、このインバータの出力周波数を決
定する周波数設定器とを設け、前記周波数設定器
を前記他物検出装置からの検出信号により前記イ
ンバータへ出力する周波数設定信号を前記床傾斜
に応じて設定された減速時間に基づいて設定の慣
性距離終端において前記モータが動かないレベル
まで漸次下げるべく構成したことを特徴とするも
のである。
作 用 かかる本発明の構成によると、稼働前に慣性距
離と床傾斜に基づいて周波数設定器を設定してお
くことにより、周波数設定器は他物検出装置から
の検出信号によつてインバータへの周波数設定信
号を所定の慣性距離終端においてモータが動かな
いレベルまで漸次下げ、よつて床の沈下状態にか
かわらず可動棚の定位置停止、ならびに停止維持
を行い得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。
1は前後一対の固定棚で、これら固定棚1間
に、固定棚1間方向に往復走行自在な複数の可動
棚2を配設している。各棚1,2は、上下方向な
らびに水平方向に複数の区画収納空間3を有す
る。各可動棚2は床側に設けたレール4に走行用
車輪5を介して載置され、それぞれ搭載したモー
タ6を走行用車輪5に連動することにより、一定
経路7上で各別に往復走行自在となる。前記モー
タ6はブレーキ8を有し、またこれらモータ6と
ブレーキ8は制御盤9に接続している。前記各棚
1,2には走行方向での他物検出装置10が設け
られ、これは光電管装置などからなる。これら他
物検出装置10は設定した検出距離11を有し、
その検出信号12は前記制御盤9に入る。13は
給電や信号のためのケーブル、14は電源を示
す。
上記実施例によると、稼働前に床傾斜(沈下)
の有(第5図)無(第4図)などに基づいて慣性
距離lを計算し、その計算値に基づいて検出距離
11を設定しておく。そして床傾斜のない第4図
において、モータ6の駆動により可動棚2を固定
棚1に向かつて一定速度(V1)で走行させる。
この走行距離L内の一定速度(V1)はモータ6
でコントロールされる。そして仮想線イで示すよ
うに検出距離11に達したとき、他物検出装置1
0が検出作動し、その検出信号12が制御盤9に
与えられ、この制御盤9からモータ6に停止指令
15が発せられる。これによりモータ6はフリー
となり、可動棚2は慣性により減速走行(V2
を行つたのち、固定棚1に充分に接近して、第4
図仮想線ロで示すように所定の停止位置で停止す
る。この停止直前、あるいは直後に制御盤9から
ブレーキ8に作動指令16が発せられ、以てブレ
ーキ8を作動させて、モータ6を逆転または遊転
しないようにロツクする。
また使用経過に伴つて第5図に示すように、固
定棚1が上位になるように床が沈下(H)し傾斜
するが、この変化に対しては、その都度、前述し
た計算を行つて検出距離11を設定し直せばよ
く、これにより前述した水平状態と同様に所定の
位置で停止し得るとともに、ロツクし得る。
なお、実施例では固定部として固定棚1を示し
ているが、これは倉庫の側壁などでもよい。
第6図〜第8図は別の実施例を示す。すなわち
各可動棚2には、ブレーキ8付きのモータ6を駆
動するインバータ17が設けられ、そしてインバ
ータ17の出力周波数を決定する周波数設定器1
8が制御盤9の部分に配設される。前記周波数設
定器18は、他物検出装置10からの検出信号1
2により高速側の一定速度(V1)の周波数設定
より低速側の所定の慣性距離終端においてモータ
6が動かないレベルの周波数設定に切り換え、イ
ンバータ17へ出力される周波数設定信号と、所
定の慣性距離終端においてモータ6が動かないレ
ベルまで漸次下げる構成としている。
上記実施例によると、稼働前に床傾斜の有無に
ついて調べる。
すなわち、固定棚1が上位となるような沈下の
ときには、前述したようにブレーキ8を作用し得
るように設定し、そして制御盤9はブレーキ8の
み作用すべく切換えておく。
また、第8図に示すような固定棚1側が下位に
なるような沈下(h)のときには、稼働前におい
て沈下量(床傾斜)に基づいての計算値により周
波数設定器18を設定しておく。たとえば、、第
8図に示すように、一定速度(V1)より慣性距
離l、すなわち検出距離11においてモータ6が
動かないレベルの速度まで漸次下げるよう減速時
間を設定する。
そして、モータ6の駆動により可動棚2を固定
棚1に向つて一定速度(V1)で走行させる。こ
の走行距離L内の一定速度(V1)はモータ6で
コントロールされる。そして仮想線ハで示すよう
に検出距離11に達したとき、他物検出装置10
が検出作動し、その検出信号12が周波数設定器
18に与えられる。周波数設定器18は検出信号
12を入力すると、周波数設定を低速側に切り換
え、たとえば予め設定された減速時間に基づい
て、インバータ17へ出力する周波数設定信号
を、所定の慣性距離終端においてモータ6が動か
ないレベルまで漸次下げる。これにより、インバ
ータ17は出力周波数を漸次下げ、可動棚2は減
速走行(V2)し、そして所期の慣性距離lの終
端においてはモータ6が動かないレベルまで周波
数が下げられて、すなわちブレーキロツクされ
て、可動棚2は所定の停止位置で停止する。この
後、前述したようにブレーキ8を作用させてもよ
い。
また使用経過に伴つてさらに床が沈下(h)し
傾斜するが、この変化に対しては、その都度、前
述した計算を行つて周波数設定器18を設定し直
せばよく、これにより前述した水平状態と同様に
所定の停止位置で停止し得る。
発明の効果 上記構成の本発明における棚設備によると、稼
働前に慣性距離と床傾斜に基づいて周波数設定器
に設定しておくことにより、他物検出装置からの
検出信号によつて該周波数設定器はインバータへ
の周波数設定信号を所定の慣性距離終端において
モータが動かないレベルまで漸次下げ、インバー
タからの出力周波数を漸次下げて可動棚を減速で
き、可動棚を所定の位置で停止させることができ
る。また使用経過に伴う床傾斜の変化(沈下)に
対しては、その都度、周波数設定器を設定し直せ
ばよく、以つて沈下に対しては簡単に且つ安価に
対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第
1図は側面図、第2図は平面図、第3図は制御説
明図、第4図、第5図は作用説明図、第6図〜第
8図は別の実施例を示し、第6図は一部切欠き側
面図、第7図は制御説明図、第8図は作用説明
図、第9図、第10図は従来例の作用説明図であ
る。 1……固定棚、2……可動棚、3……区画収納
空間、4……レール、5……走行用車輪、6……
モータ、7……一定経路、8……ブレーキ、9…
…制御盤、10……他物検出装置、11……検出
距離、12……検出信号、17……インバータ、
18……周波数設定器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 走行用車輪を介して傾斜のある床上に敷設さ
    れた一定経路上を往復走行自在な可動棚を配設
    し、この可動棚に前記走行用主輪に連動するモー
    タと、可動棚走行方向での他物検出距離が設定可
    能な他物検出装置と、前記モータを駆動するイン
    バータと、このインバータの出力周波数を決定す
    る周波数設定器とを設け、前記周波数設定器を前
    記他物検出装置からの検出信号により前記インバ
    ータへ出力する周波数設定信号を前記床傾斜に応
    じて設定された減速時間に基づいて所定の慣性距
    離終端において前記モータが動かないレベルまで
    漸次下げるべく構成したことを特徴とする棚設
    備。
JP29837790A 1990-11-02 1990-11-02 棚設備 Granted JPH03172208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29837790A JPH03172208A (ja) 1990-11-02 1990-11-02 棚設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29837790A JPH03172208A (ja) 1990-11-02 1990-11-02 棚設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03172208A JPH03172208A (ja) 1991-07-25
JPH048327B2 true JPH048327B2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=17858907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29837790A Granted JPH03172208A (ja) 1990-11-02 1990-11-02 棚設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03172208A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4848145B2 (ja) * 2005-06-30 2011-12-28 コクヨファニチャー株式会社 移動ラック装置
CN102862652B (zh) * 2012-09-24 2015-05-06 北京市农林科学院 一种船载移动货架装置
CN114485036A (zh) * 2022-02-09 2022-05-13 海信(山东)冰箱有限公司 冰箱及冰箱的悬臂层架失效预警方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837985U (ja) * 1971-09-09 1973-05-09
JPS5250582A (en) * 1975-10-20 1977-04-22 Nippon Electric Co Switch
JPS5397558A (en) * 1977-02-04 1978-08-25 Sanki Eng Co Ltd Manual operation apparatus for electrically massing rack
JPS61154611A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 金剛株式会社 電動式移動棚

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837985U (ja) * 1971-09-09 1973-05-09
JPS5250582A (en) * 1975-10-20 1977-04-22 Nippon Electric Co Switch
JPS5397558A (en) * 1977-02-04 1978-08-25 Sanki Eng Co Ltd Manual operation apparatus for electrically massing rack
JPS61154611A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 金剛株式会社 電動式移動棚

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03172208A (ja) 1991-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020131849A1 (en) Movable rack system
JPH048327B2 (ja)
JPS61183005A (ja) 棚設備
JP3373222B2 (ja) エレベーターの制御装置
US20230192150A1 (en) Article Transport Facility
JP2883776B2 (ja) 自走式エレベータ
JP5309836B2 (ja) クレーン制御装置
JP3204018B2 (ja) 移動棚設備
JPH0649528Y2 (ja) 可動棚設備の通路内安全装置
JP3791056B2 (ja) 移動体の停止装置
JPH01231702A (ja) 移動棚設備
JP2520709B2 (ja) 移動棚設備
JPH0738621Y2 (ja) 電動スライディングウォール
JPH03151483A (ja) 電動スライディングウォールの走行制御装置
JPH0631951Y2 (ja) 移動棚装置
JPH0578484B2 (ja)
JPH09216704A (ja) 無人搬送車の停止装置
JPH09156880A (ja) 自動倉庫用クレーンの衝突防止制御装置
JPH01156209A (ja) 移動棚設備
JPH0412006Y2 (ja)
JPH0412007Y2 (ja)
JPH0625148Y2 (ja) 電動式移動棚装置
JPH01156210A (ja) 移動棚設備
JPH06293411A (ja) 移動棚システム
JPH0218208A (ja) 入出庫用クレーンの制御装置