JP5309836B2 - クレーン制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、クレーン制御装置に関するものである。
図8から図10は従来におけるクレーン制御装置を示すもので、図8は従来におけるクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図、図9及び図10は従来におけるクレーン制御装置の巻上(巻下)動作制御におけるクレーンの巻上(巻下)位置と巻上(巻下)速度との関係を示す図である。
図において、巻上直流ドライブ装置1は、三相交流電源2から供給される三相交流電圧を直流電圧に変換し、クレーン(図示せず)の巻上(巻下)動作を駆動する直流電動機3(DCM)へと出力することにより、この直流電動機3を可変速で駆動する。前記直流電動機3の運転速度は、速度センサ4(SS)により検出されて前記巻上直流ドライブ装置1へとフィードバックされ、速度制御に用いられる。
前記巻上直流ドライブ装置1には、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)からなる制御装置本体5が通信可能に接続されており、この制御装置本体5は前記巻上直流ドライブ装置1と必要な情報をやり取りしつつ前記巻上直流ドライブ装置1の動作制御を行う。
また、クレーンの巻上位置を検出するためのデジタル式の巻上位置センサ7が設けられており、前記巻上位置センサ7により検出されたクレーンの巻上位置情報は前記制御装置本体5へと出力されて、前記制御装置本体5による前記巻上直流ドライブ装置1を介した当該クレーンの動作制御に利用される。
このように構成された従来のクレーン制御装置における巻下運転の場合、前記制御装置本体5から送信される巻下速度基準に従って、前記巻上直流ドライブ装置1は巻下速度が一定の減速変化率でクリープ(減速)速度まで減速するように前記直流電動機3を駆動制御し、その後前記クリープ速度にて運転した後、前記制御装置本体5の停止指令に基づいて所定の停止目標位置にクレーンを停止させる。
ここで、この減速制御における減速開始位置はハードウェア的に設けられたリミットスイッチ(LS)であるハード減速LS6の設置位置L0により規定され、このハード減速LS6は、クレーンが設置位置L0を通過したことを検出すると、通過検出信号を前記制御装置本体5へと出力する。このハード減速LS6の設置位置L0はハードウェア的に固定されているため、クレーンを目標位置に停止させるために行われる減速制御の減速開始位置はこのL0で固定される。
従って、図9に示すごとく、クレーンの巻上速度が最高速度であるMhSpd1で前記ハード減速LS6設置位置L0を通過した場合には、減速完了ポイントL2において前記クリープ速度にまでの減速が完了し、その後停止指令があるまで前記クリープ速度による低速運転がなされる一方、前記MhSpd1よりも遅い速度であるMhSpd2で前記L0を通過した場合には、前記MhSpd1のときよりも早く前記クリープ速度への減速が完了し(この場合の減速完了ポイントはL1となる。)、停止指令が出されるまでのクリープ速度による低速運転時間が長くなる。
クレーン制御装置としての安全性を考慮すると、減速開始位置を規定する前記ハード減速LS6は、巻上速度が最高速度のMhSpd1である場合を基準として、このMhSpd1で減速開始位置を通過した場合に適切な位置で減速が完了することができる位置に設定する必要がある。
この場合、前述のごとく前記ハード減速LS6により規定される減速開始位置L0は、巻上速度に関わらず固定されるので、前記MhSpd1よりも遅い速度であるMhSpd2で前記L0を通過した場合には、前記MhSpd1のときよりも早く前記クリープ速度への減速が完了し、図9中のL1−L2[m](巻上側を距離大、地上側を距離小とする。この時、L1>L2となる。)の距離だけクリープ速度での運転区間が長くなるため荷役効率の低下を招いてしまう。
そこで、従来のクレーン制御装置においては、スマートスローダウン方式と呼ばれる制御手法により、このクリープ速度による運転区間距離を巻上運転速度によらず巻上最高速度における程度にまで短くすることが知られている。
このスマートスローダウン方式による速度制御の様子を示すのが図10である。
このスマートスローダウン方式においては、減速開始位置は固定せず巻上運転速度に応じて可変させることが特徴であり、減速における減速変化率は巻上運転速度によらず一定である。
前記制御装置本体5は、クレーンが前記ハード減速LS6を通過した際における巻上運転速度を前記速度センサ4を介して取得して、このクレーンが前記ハード減速LS6を通過した際における巻上運転速度に応じて、減速完了位置が目標位置L2となるための減速開始位置を算出する。
そして、前記制御装置本体5は、前記巻上位置センサ7によりクレーンの現在位置を取得し、クレーンの巻上位置が先程算出した減速開始位置を通過したことが検出されると前記巻上直流ドライブ装置1へと減速指令を出力する。この減速指令に基づいて前記巻上直流ドライブ装置1は前記直流電動機3を減速制御し、クレーンは減速目標位置L2においてクリープ速度にまで減速される。
例えば、クレーンの前記ハード減速LS6通過時における巻上速度が最高速度であるMhSpd1であった場合には、減速開始位置はL0となり、前記制御装置本体5は直ちに減速指令を出力する。また、クレーンの前記ハード減速LS6通過時における巻上速度がMhSpd1より遅いMhSpd2であった場合には、減速開始位置はMhSpd1における減速曲線とMhSpd2との交点が示すL1Aとなり、前記制御装置本体5は、前記巻上位置センサ7により、クレーンがL1Aを通過したことを検出したときに、直ちに減速指令を出力する(図10)。
特許文献1には、従来におけるクレーンを備えたトロリーについて記載されているが、このトロリーにおけるクレーンについても以上に述べたようなクレーン制御装置が適用される。また、トロリーの走行制御についても、その原理については以上に述べたようなクレーンの運転制御との共通点が多い。
特開2001−302175号公報
しかしながら、以上のようなスマートスローダウン方式を採用した従来におけるクレーン制御装置においては、クレーンが減速開始位置を通過したことを検出する必要があるため、このクレーンの巻上位置を検出するための専用の巻上位置センサが必要であって、構成が複雑・高価なものとなってしまうという課題がある。
特に、既設のクレーン装置に対してスマートスローダウン方式を適用しようとした場合には、巻上運転速度に応じた減速開始位置を検出するための専用の巻上位置センサを追加して設置しなければならず、このスマートスローダウン方式を適用するために必要なデジタル式巻上位置センサは高価であってこの追加について費用がかさむという課題や、巻上位置センサの設置に際してはこの巻上位置センサ用の専用線をクレーン装置に敷設しなければならず、作業が煩雑で手数が掛かるという課題もある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、専用の巻上位置センサを必要とすることなく、クレーンが最高速度より遅い速度であっても最高速度の時と同等のクリープ速度運転区間距離となるように減速制御が可能であり、構成が簡潔であって既設のクレーン装置に対しても安価かつ容易な改修により当該減速制御ができるようにすることが可能であるクレーン制御装置を得るものである。
この発明に係るクレーン制御装置においては、巻下運転をしているクレーンをクリープ速度にまで減速する減速動作を制御するクレーン制御装置であって、前記クレーンを駆動する電動機と、三相交流の供給を受けて前記電動機の駆動を制御するドライブ装置と、前記クレーンの巻下速度を検出する速度検出手段と、前記クレーンの巻下軌道上の所定位置に設けられ、前記クレーンが前記所定位置を通過したことを検出する通過検出手段と、前記ドライブ装置の動作を制御することによりクレーンの動作を制御する制御装置本体と、前記クレーンの位置を表示するためのアナログ式の位置センサと、を備え、前記制御装置本体は、巻下運転中に前記クレーンが前記所定位置を通過したことを前記通過検出手段が検出した場合に、前記速度検出手段が検出した前記クレーンの前記所定位置通過時における巻下運転速度と前記クレーンを前記クリープ速度にまで減速完了する減速完了位置とに基づいて減速開始遅延時間を算出し、前記クレーンが前記所定位置を通過したことを前記通過検出手段が検出してから前記減速開始遅延時間が経過した後に前記減速動作を開始するように制御するとともに、前記位置センサからアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に応じて、前記クレーンが前記減速完了位置に到達した時点において前記クリープ速度にまで減速されているように速度制限をかけるように制御し、かつ、前記アナログ入力信号に異常が発生していると判断される場合には、前記クレーンが前記所定位置通過後直ちに前記減速動作を開始するように制御する構成とする。
この発明に係るクレーン制御装置においては、専用の巻上位置センサを必要とすることなく、クレーンが最高速度より遅い速度であっても最高速度の時と同等のクリープ速度運転区間距離となるように減速制御が可能であり、構成が簡潔であって既設のクレーン装置に対しても安価かつ容易な改修により当該減速制御ができるようにすることが可能であるという効果を奏する。また、減速制御動作の安全性を高めることができるという効果も併せ奏する。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図、図2はクレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。
図において1は三相交流電源2から供給される三相交流電圧を直流電圧に変換して、直流電動機3(DCM)へと出力することにより、この直流電動機3を可変速で駆動する巻上直流ドライブ装置1であり、この直流電動機3により、図示しないクレーンの巻上(巻下)動作が駆動される。また、前記直流電動機3の運転速度は、速度センサ4(SS)により検出されて前記巻上直流ドライブ装置1へとフィードバックされ、速度制御に用いられる。
前記巻上直流ドライブ装置1には、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)からなる制御装置本体5が通信可能に接続されており、この制御装置本体5は前記巻上直流ドライブ装置1と必要な情報をやり取りしつつ前記巻上直流ドライブ装置1の動作制御を行う。
前記クレーンの巻下軌道上の所定位置L0には、前記クレーンがこの所定位置L0を通過したことを検出するためにハードウェア的に設けられたリミットスイッチであるハード減速LS6が設置されており、このハード減速LS6は、前記クレーンが設置位置L0を通過したことを検出すると、通過検出信号を前記制御装置本体5へと出力する。
前記ハード減速LS6の設置位置L0は、前記クレーンの巻下運転速度が最高速度Vtopである場合に、所定のクリープ(減速)速度Vsdにまで減速し終える減速完了位置がL2となるようにするために減速を開始すべき位置に配置される。
このようにして、前記速度センサ4により前記クレーンの巻下速度を検出する速度検出手段が構成され、前記ハード減速LS6により前記クレーンが所定位置L0を通過したことを検出する通過検出手段が構成される。
以上のような構成において、前記クレーンの巻下運転時の巻下速度制御は次のようにして行われる。
まず、前記制御装置本体5は、前記クレーンが前記ハード減速LS6の設置位置L0を通過した時における前記速度センサ4が検出した前記クレーンの巻下運転速度を、前記巻上直流ドライブ装置1を介して取得する。
次に、前記制御装置本体5は、取得した前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度を用いて、このL0通過時巻下運転速度から前記クリープ速度にまで減速するために必要な距離(減速距離Lsd)を算出する。ここで、図2に示すごとく、この減速距離Lsdは、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度が前記最高速度Vtopの時に最大値L0−L2となり(巻上側を距離大、地上側を距離小とする。この時、L0>L2となる。)、巻下運転速度が前記最高速度Vtopより遅い場合には、L0−L2よりも短い距離となる。
従って、巻下運転速度が前記最高速度Vtopより遅い場合において、減速完了位置を巻下運転速度が前記最高速度Vtopである場合と同じL2とするためには、前記クレーンが位置L0を通過した時に直ちに減速を開始するのではなく、前記クレーンが位置L0を通過してから巻下運転速度に応じた時間だけ空走させた後、前記クレーンが減速完了目標位置であるL2から前記減速距離Lsdだけ手前の位置を通過したときから減速を開始すればよいことになる。
そこで、前記制御装置本体5は、取得した前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度及び算出した前記減速距離Lsdとから、減速完了目標位置をL2とした場合における空走距離を求め、この空走距離を進むのに必要な時間、すなわち、前記クレーンが位置L0を通過してから減速を開始するまでの時間である減速開始遅延時間Tsdを算出する。
そして、前記制御装置本体5は、前記ハード減速LS6により前記クレーンが位置L0を通過したことが検出されてから前記減速開始遅延時間Tsdだけ経過した時に、減速指令を前記巻上直流ドライブ装置1へと出力し、前記巻上直流ドライブ装置1は、この減速指令に基づいて前記直流電動機3を駆動制御して前記クレーンの減速を開始し、この結果、前記クレーンは減速完了位置L2において前記クリープ速度にまで減速される。
こうして前記クリープ速度に減速された前記クレーンは、その後所定距離の間前記クリープ速度にて運転した後、前記制御装置本体5の停止指令に従って所定の停止目標位置に前記クレーンは停止する。
なお、前記減速開始遅延時間は、具体的には次のようにして算出される。
まず、減速運転時の前記クレーンの運動を、加速度がa[m/s^2](^2は2乗を表す)の等加速度運動とし、時間をt[s]、移動距離をl[m]、巻下速度をv(t)[m/s]、初速度をv0[m/s]とすると、時刻tにおける巻下速度v(t)は次の式で表すことができる。
v(t)=v0+a・t ・・・(1)
従って、距離lは、v(t)を時間tで積分することにより次のように得ることができる。
l=v0・t+(1/2)・a・t^2 ・・・(2)
そして、(1)式をtについて解いて得られる、t=(v(t)−v0)/aと、(2)式をaについて解いて得られる、a=(2l+2v0・t)/t^2とから、t=2l/(v(t)+v0)を得、この式と(1)式とから得られる、v(t)=√(2l・a+v0^2)をlについて解いて整理すると、速度と距離の関係式として次の式を得ることができる。
l=(v(t)^2−v0^2)/2a ・・・(3)
ここで、この(3)式を前述の減速運転時における前記クレーンの運動に適用した場合、v0が初速度すなわち減速前の進入速度、v(t)が最終的な目標とする前記クリープ(減速)速度(従って、v(t)<v0。)、lが前記減速距離Lsdとなる。aは減速率であり、a<0であるが、前記制御装置本体5のPLCでの演算においては、正の数であるほうが便宜であるため、β=−aとすると、(3)式は次のようになる。
Lsd=(v0^2−v(t)^2)/2β ・・・(4)
この(4)式において、減速率βは定数であるから、前記減速距離Lsdは前記クレーンの減速前の進入速度、すなわち、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度が決まれば一意に決定されることが判る。前記制御装置本体5は、取得した前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度から、この(4)式を用いて前記減速距離Lsdを算出する。
また、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度が前記最高速度Vtopの時の前記減速距離をLsdmaxとすると(前の記載から、Lsdmax=L0−L2である。)、このLsdmaxと前記最高速度Vtopより遅い速度でL0を通過した場合の前記減速距離Lsdとの差をΔLsd=Lsdmax−Lsdとすると、前記クレーンの巻下速度がVtopの場合の減速開始位置はL0となり、前記最高速度Vtopより遅い速度であるv0でL0を通過した場合の減速開始位置はL0+ΔLsdとなる。
従って、前記クレーンが位置L0を通過してから減速を開始するまでの時間である前記減速開始遅延時間Tsdは、次の式により求めることができる。
Tsd=ΔLsd/v0 ・・・(5)
以上のようにして、前記制御装置本体5は、前記減速開始遅延時間Tsdを前記速度センサ4が検出した前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0から一意に算出し、前記クレーンが位置L0を通過してから、この算出した前記減速開始遅延時間Tsdだけ減速開始を待った後に減速を開始することで、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0に依らず、常に減速完了位置をL2とすることが可能である。
なお、この前記減速開始遅延時間Tsdを、減速動作の都度、毎回前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0を用いて算出してもよいが、予め、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0について、代表的な速度としてV1〜Vnのn個選択して、これらに対する前記減速開始遅延速度T1〜Tnを算出し(図2)、減速開始遅延速度テーブルを作成して前記制御装置本体5に格納しておき、実際の減速動作を行う際には、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0に応じて、適切な前記減速開始遅延時間Tsdを前記制御装置本体5に格納された前記減速開始遅延時間テーブルから選択することにより、得るようにしてもよい。
このように予め前記減速開始遅延時間テーブルを用意することにより、前記減速開始遅延時間Tsdを、減速動作の都度、毎回算出する必要がなくなるため、前記制御装置本体5に対する負荷を軽減して、動作速度を向上させることが可能である。
以上のように構成されたクレーン制御装置においては、制御装置本体が、クレーンが巻下運転中にクレーンが所定位置L0を通過したことをハード減速LSにより検出した場合において、前記クレーンの所定位置L0通過時における巻下運転速度に基づいて減速開始遅延時間を算出し、クレーンが所定位置L0を通過してから減速開始遅延時間が経過した後に減速動作を開始するように制御を行う。
この減速開始遅延時間は、巻下運転をしているクレーンをクリープ速度にまで減速完了する減速完了位置が、所定位置L0通過時の巻下げ速度に関わらず、クレーンの所定位置L0通過時における巻下運転速度が最高速度であって所定位置L0通過後直ちに減速動作を開始した場合の減速完了位置と、同じ位置となるようにして決定されるため、専用の巻上位置センサを必要とすることなく、クレーンが最高速度より遅い速度であっても最高速度の時と同等のクリープ速度運転区間距離となるように減速制御が可能であり、また、構成が簡潔であって既設のクレーン装置に対しても制御装置本体における安価かつ容易な改修により当該減速制御ができるようにすることが可能である。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に関するもので、クレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成・動作に加えて、巻下運転中にクレーンがハード減速LS設置位置L0近傍にあるときに、クレーンのオペレータの任意操作によりクレーンの巻下方向への加速指令がなされた場合において、クレーン位置がハード減速LS設置位置L0よりも下方位置にあるときには、当該加速指令を無視し、加速は行わずに現在の巻下速度を維持するようにしたものである。
例えば、図3に示すごとく、前記クレーンのL0通過時における巻下運転速度v0がV3であり、このV3に対応する前記減速開始遅延時間TsdがT3である場合の、前記クレーンがL0を通過した後、減速動作が開始するまで、すなわち前記減速開始遅延時間T3が経過するまでに前記クレーンが進む距離は、V3・T3となる。
一方、前記クレーンがL0を通過した後、前記減速開始遅延時間T3が経過する前に、当該クレーンのオペレータが任意操作により前記クレーンを巻下方向へ加速する操作を行った場合、この加速度をα、加速時間をT4とすると、前記クレーンがL0を通過した後、減速動作が開始するまで、すなわち前記減速開始遅延時間T3が経過するまでに前記クレーンが進む距離は、(1/2)・α・T4^2+V3・T3となり、先程の加速がなかった場合と比べて減速動作前に、(1/2)・α・T4^2だけ長い距離を進んでしまっていることになる。
さらに、前記クレーンがL0を通過した後、前記減速開始遅延時間T3が経過する前に、当該クレーンのオペレータが任意操作により前記クレーンを巻下方向へ加速する操作を行った場合、前記制御装置本体5が減速指令を出力する時点である、前記クレーンがL0通過後、前記減速開始遅延時間T3が経過した時点における前記クレーンの巻下速度は、α・T4だけV3よりも速くなる。
従って、この時点から減速を開始すると、前記クリープ速度にまで減速するのに必要な前記減速距離Lsdは、(4)式からも明らかなように、減速動作時点における前記クレーンの巻下速度がV3である場合と比べて大きくなる。
すなわち、前記減速開始遅延時間T3は、前記クレーンの巻下速度がV3であるときの減速完了位置がL2となるようにして決定されたものであるから、減速開始位置における前記クレーンの巻下速度がV3より速い速度であるときの減速完了位置はL2を逸脱してしまうことになる。
そこで、このような減速完了位置の逸脱を防止するため、前記制御装置本体5は、巻下運転中に前記クレーンが前記ハード減速LS6設置位置L0近傍にあるときに、当該クレーンのオペレータの任意操作により前記クレーンの巻下方向への加速指令がなされた場合において、前記クレーンの位置が前記ハード減速LS6設置位置L0よりも下方位置にあるとき、すなわち、前記クレーンがL0を通過した後、前記減速開始遅延時間Tsdが経過する前においては、当該加速指令を無視し、加速は行わずに現在の巻下速度を維持する、つまり、L0通過時の一定速度に制限をかけるように制御を行う。
なお、他の構成及び動作については実施の形態1と同様である。
以上のように構成されたクレーン制御装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、当該クレーンのオペレータの任意操作によりクレーンの巻下方向への加速指令がなされた場合であっても、クレーンが所定位置L0を通過したことをハード減速LSにより検出した後は、加速は行わずに所定位置L0通過時の巻下速度を維持するように制御することにより、減速完了位置が目標位置を逸脱してしまうことを未然に防止することができる。
実施の形態3.
図4及び図5は、この発明の実施の形態3に関するもので、図4はクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図、図5はクレーン制御装置の巻下動作制御におけるクレーンの巻下位置とクレーンの巻下速度との関係を示す図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1又は実施の形態2の構成・動作に加えて、当該クレーンに備えられている、クレーンの巻上位置を表示するためのアナログ式の巻上位置センサから制御装置本体へと取り込まれるアナログ入力信号を利用して、このアナログ入力信号から得られるクレーンの現在位置に応じて、クレーンの巻下速度に対して速度制限をかける、より詳しくは、クレーンの現在位置が減速完了目標位置に近くなるほど、クレーンの巻下速度に対する制限速度が、よりクリープ速度に近い速度となるように速度制限をかけることにより、何らかの異常が発生し前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができない場合であっても、クレーンが減速完了目標位置に到達した時点においてクリープ速度にまで減速が完了しているようにする、バックアップ機能を備えるようにしたものである。
すなわち、当該クレーン装置には、前記クレーンの巻上位置を表示するためのアナログ式の巻上位置センサ7が設けられており、この巻上位置センサ7が検出した前記クレーンの現在位置は、前記制御装置本体5に設けられたAI基板5a(アナログ入力基板)を介して、アナログ入力信号として前記制御装置本体5へと取り込まれるようになっており、他の構成は実施の形態1又は実施の形態2と同様である。
そして、前記制御装置本体5は、何らかの異常が発生し前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができないことを検知した場合には、前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に応じて、前記クレーンが前記減速完了目標位置L2に到達した時点において前記クリープ速度にまで減速されているように速度制限をかけるように制御を行う。
この場合において、前記クレーンの現在位置に応じた前記クレーンの巻下速度に対する制限速度は、次のようにして算出される。
まず、(4)式をv0について解くと次の式を得る。
v0=√(Lsd・2β+v(t)^2) ・・・(6)
ここで、前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置をMhposとすると、Lsd=Mhpos−L2であるから、これを(6)式に代入すると、前記クレーンの現在位置に対する、前記クレーンが前記減速完了目標位置L2に到達した時点において前記クリープ速度となるために課されるべき制限速度の関係式として次の式を得る。
v0=√((Mhpos−L2)・2β+v(t)^2) ・・・(7)
以上のようにして、前記制御装置本体5は、(7)式を適用することにより、前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に応じて、前記クレーンが前記減速完了目標位置L2に到達した時点において前記クリープ速度にまで減速されているために課されるべき制限速度を算出し、この算出した制限速度に基づいて前記クレーンの巻下速度に対して速度制限をかけるように制御を行うことが可能であり、以上の動作を、何らかの異常が発生し前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができない場合におけるバックアップ機能とすることができる。
なお、この制限速度を、バックアップ動作の都度、毎回前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に(7)式を適用することにより算出してもよいが、予め、前記クレーンの現在位置に対する制限速度を算出して、制限速度テーブルを作成して前記制御装置本体5に格納しておき、実際のバックアップ動作を行う際には、前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に応じて、適切な制限速度を前記制御装置本体5に格納された前記制限速度テーブルから選択することにより、得るようにしてもよい。
このように予め前記制限速度テーブルを用意することにより、前記制限速度を、バックアップ動作の都度、毎回算出する必要がなくなるため、前記制御装置本体5に対する負荷を軽減して、動作速度を向上させることが可能である。
また、この他の動作については実施の形態1又は実施の形態2と同様である。
以上のように構成されたクレーン制御装置においては、実施の形態1又は実施の形態2と同様の効果を奏することができるのに加えて、多くのクレーンにおいて一般に設けられているアナログ式の巻上位置センサを用いて、この巻上位置センサからアナログ入力信号として入力されたクレーンの現在位置に応じて、クレーンが減速完了位置に到達した時点においてクリープ速度にまで減速されているように速度制限をかけるように制御することで、前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作に対するバックアップ機能とすることができ、減速制御の信頼性を高めることが可能である。
なお、ここで説明した巻上位置センサからアナログ入力信号として入力されたクレーンの現在位置に基づく速度制限は、何らかの異常が発生し前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができない状態を検出してから初めて行うのではなく、減速制御時において常に当該速度制限をかけるようにしてもよい。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4に関するもので、クレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態3の構成・動作において、何らかの異常が発生し前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができない場合であっても、クレーンの巻上位置を表示するためのアナログ式の巻上位置センサから制御装置本体へと取り込まれるアナログ入力信号に異常が発生していると判断されるときには、前述した実施の形態1及び実施の形態2の減速制御動作並びに実施の形態3のバックアップ動作を行わずに、クレーンがハード減速LSの設置位置を通過した時点から直ちに減速動作を開始するようにしたものである。
すなわち、前記制御装置本体5は、前記巻上位置センサ7からのアナログ入力信号の入力がない場合、及び、前記巻上位置センサ7からアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置が、巻上位置の上限若しくは下限として予め設定されている位置範囲を超えている場合のうち、少なくとも一方の場合となっているときには、アナログ入力信号に異常が発生していると判断する。
そして、アナログ入力信号に異常が発生していると判断された場合には、何らかの異常により前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作を行うことができない時であっても、前述した実施の形態3のバックアップ動作を行わずに、前記制御装置本体5は、前記クレーンが前記ハード減速LS6の設置位置L0を通過した時点で直ちに減速指令を前記巻上直流ドライブ装置1に対し出力する。
なお、この他の構成及び動作については実施の形態3と同様である。
以上のように構成されたクレーン制御装置においては、実施の形態3と同様の効果を奏することができるのに加えて、巻上位置センサから出力されたアナログ入力信号に異常が発生していると判断される場合には、クレーンが所定位置L0通過後直ちに減速動作を開始するように制御することにより、前述した実施の形態1又は実施の形態2の動作に対するバックアップ機能を利用することができない場合における減速制御動作の安全性を高めることができる。
なお、巻上位置センサから出力されたアナログ入力信号に異常が発生していると判断された場合に、制御装置本体が収められた主幹制御盤に設けられた故障ランプを点灯させたり、スピーカから当該異常が発生した旨を鳴動させたりすることにより、外部に対し異常発生を報知できるようにしてもよい。
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5に関するもので、クレーン制御装置の全体構成を示すブロック図である。
ここで説明する実施の形態5は、前述した実施の形態1から実施の形態4の構成において、直流電動機に替えて交流電動機を用いたものであり、直流電動機の場合に用いていた巻上直流ドライブ装置に相当するものとして、コンバータ及びインバータを使用する。
すなわち、三相交流電源2から供給される三相交流電圧は、回生動作可能なコンバータ8により一定の直流電圧に変換されてインバータ9へと出力され、このインバータ9は、前記コンバータ8からの直流電圧を可変周波数可変電圧に変換して、交流電動機10(IM)へと出力することにより、この交流電動機10を可変速で駆動する。この交流電動機10の運転速度は、速度センサ4により検出されて前記インバータ9とフィードバックされ、速度制御に用いられる。
そして、前記インバータ9には、PLCからなる制御装置本体5が通信可能に接続されており、この制御装置本体5は前記インバータ9と必要な情報をやり取りしつつ前記インバータ9の動作制御を行うように構成されており、他の構成及び動作については実施の形態1から実施の形態4と同様である。
以上のように構成されたクレーン制御装置においては、交流電動機の駆動制御をインバータによりこの交流電動機に供給する周波数及び電圧を可変することにより行い、このインバータの動作制御を制御装置本体により行うことにより、実施の形態1から実施の形態4と同様の効果を奏することが可能である。
この発明の実施の形態1に関しクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に関しクレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2に関しクレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。 この発明の実施の形態3に関しクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に関しクレーン制御装置の巻下動作制御におけるクレーンの巻下位置とクレーンの巻下速度との関係を示す図である。 この発明の実施の形態4に関しクレーン制御装置の巻下動作制御における時間とクレーンの巻下速度及び巻下位置との関係を示す図である。 この発明の実施の形態5に関しクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図である。 従来におけるクレーン制御装置の全体構成を示すブロック図である。 従来におけるクレーン制御装置の巻上(巻下)動作制御におけるクレーンの巻上(巻下)位置と巻上(巻下)速度との関係を示す図である。 従来におけるクレーン制御装置の巻上(巻下)動作制御におけるクレーンの巻上(巻下)位置と巻上(巻下)速度との関係を示す図である。
符号の説明
1 巻上直流ドライブ装置
2 三相交流電源
3 直流電動機
4 速度センサ
5 制御装置本体
5a AI基板
6 ハード減速LS
7 巻上位置センサ
8 コンバータ
9 インバータ
10 交流電動機

Claims (5)

  1. 巻下運転をしているクレーンをクリープ速度にまで減速する減速動作を制御するクレーン制御装置であって、
    前記クレーンを駆動する電動機と、
    三相交流の供給を受けて前記電動機の駆動を制御するドライブ装置と、
    前記クレーンの巻下速度を検出する速度検出手段と、
    前記クレーンの巻下軌道上の所定位置に設けられ、前記クレーンが前記所定位置を通過したことを検出する通過検出手段と、
    前記ドライブ装置の動作を制御することによりクレーンの動作を制御する制御装置本体と、
    前記クレーンの位置を表示するためのアナログ式の位置センサと、を備え、
    前記制御装置本体は、巻下運転中に前記クレーンが前記所定位置を通過したことを前記通過検出手段が検出した場合に、前記速度検出手段が検出した前記クレーンの前記所定位置通過時における巻下運転速度と前記クレーンを前記クリープ速度にまで減速完了する減速完了位置とに基づいて減速開始遅延時間を算出し、前記クレーンが前記所定位置を通過したことを前記通過検出手段が検出してから前記減速開始遅延時間が経過した後に前記減速動作を開始するように制御するとともに、前記位置センサからアナログ入力信号として入力された前記クレーンの現在位置に応じて、前記クレーンが前記減速完了位置に到達した時点において前記クリープ速度にまで減速されているように速度制限をかけるように制御し、かつ、前記アナログ入力信号に異常が発生していると判断される場合には、前記クレーンが前記所定位置通過後直ちに前記減速動作を開始するように制御することを特徴とするクレーン制御装置。
  2. 前記減速開始遅延時間は、巻下運転中の前記クレーンの前記減速完了位置が、前記クレーンの前記所定位置通過時における巻下運転速度が最高速度であった場合に前記所定位置通過後直ちに前記減速動作を開始したときの減速完了位置と同じ位置となるようにして決定されることを特徴とする請求項1に記載のクレーン制御装置。
  3. 前記制御装置本体は、当該クレーンのオペレータの任意操作により前記クレーンの巻下方向への加速指令がなされた場合であっても、前記クレーンが前記所定位置を通過したことを前記通過検出手段が検出した後は、加速は行わずに前記所定位置通過時の巻下速度を維持するように制御することを特徴とする請求項1又は請求項に記載のクレーン制御装置。
  4. 前記電動機は、直流電動機であり、
    前記ドライブ装置は、三相交流電圧を直流電圧に変換して前記直流電動機へと出力することにより、前記直流電動機を可変速で駆動する直流ドライブ装置であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のクレーン制御装置。
  5. 前記電動機は、交流電動機であり、
    前記ドライブ装置は、三相交流電圧を一定の直流電圧に変換して出力する回生動作可能なコンバータと、前記コンバータから出力された直流電圧を可変周波数可変電圧に変換して前記交流電動機へと出力することにより、前記交流電動機を可変速で駆動するインバータと、からなることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のクレーン制御装置。
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