JPH0578484B2 - - Google Patents

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JPH0578484B2
JPH0578484B2 JP31268687A JP31268687A JPH0578484B2 JP H0578484 B2 JPH0578484 B2 JP H0578484B2 JP 31268687 A JP31268687 A JP 31268687A JP 31268687 A JP31268687 A JP 31268687A JP H0578484 B2 JPH0578484 B2 JP H0578484B2
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JP
Japan
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shelf
movable
signal
motor
shelves
Prior art date
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JP31268687A
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JPH01156207A (ja
Inventor
Yasushi Hagisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は電動式の可動棚を有し、信号の授受を
光電装置にて行う移動棚設備に関するものであ
る。 従来の技術 直線軌道上に複数の可動棚を設けたこの種の移
動棚設備は、実開昭62−68904号公報に示されて
おり、その概要は第4図〜第6図のように構成さ
れている。 つまり、第1の固定棚1と第2の固定棚2の間
の直線軌道3の上に複数の可動棚4が配設されて
いる。第1、第2の固定棚1,2と可動棚4に
は、複数の区画収納空間5が設けられている。可
動棚4は車輪6を介して前記の直線軌道3に載置
されており、それぞれに搭載されているモータ7
で車輪6を駆動して各別に移動できる。さらに、
各可動棚4には移動制御用の駆動装置8が設けら
れており、隣接する駆動装置8の間、ならびに端
部の駆動装置8と第1、第2の固定棚1,2の間
には、給電用のケーブル9が配線されている。各
ケーブル9の両端は、第1、第2の固定棚1,2
および可動棚4の側部上端に固定具10で固定さ
れている。11は移動棚設備が据付けられている
建物の壁面、12はフオークリフト車などにより
区画収納空間5に対して荷の出し入れが行われる
作業空間である。さらに、可動棚4の接近検出用
の接近検出器13と侵入検出装置14とバンパー
スイツチ15が設けられている。侵入検出装置1
4は可動棚4が移動中に作業員などが空間12に
侵入したことを検出するもので、作業員が跨いで
通らないように床面から数十センチメートルの高
さに取り付けられており、侵入検出装置14の動
作信号にて駆動装置8は可動棚4の移動を停止
し、作業員の安全を計つている。バンパースイツ
チ15は可動棚4の走行方向に荷などが置かれて
いることを荷への接触にて検出して可動棚4への
荷の巻き込みやロツク状態となることを防止する
ものであり、バンパースイツチ15の動作信号に
て駆動装置8は可動棚4の移動を停止している。 相隣接する可動棚4の駆動装置8相互間では、
開指令スイツチの操作により出力された右行指令
信号又はその棚の左がわにある棚から入力された
右行指令信号をその棚の右がわにある棚に伝達
し、また、上記開指令スイツチの操作により出力
された左行指令信号又はその棚の右がわにある棚
から入力された左行指令信号をその棚の左がわに
ある棚に伝達するようになつている。相隣接する
可動棚4の駆動装置8相互間ではまた、その棚で
発生し又は左方の棚から入力された停止信号を右
方の棚に伝達し、その棚で発生し又は右方の棚か
ら入力された停止信号を左方の棚に伝達するよう
になつている。このような隣接棚間の信号の授受
は、発光部と受光部でなる光信号伝達手段によつ
て行われる。 第6図は光信号伝達手段の一例を示すもので、
可動棚4の側板4Aの間口面側に縦方向に列設さ
れた発光素子16と受光素子17によつて光信号
伝達手段が構成されている。一方の棚の各発光素
子16と、隣接する他方の棚の受光素子17が相
対向し、発光素子16の点燈及び消燈動作により
所定の信号が隣接棚に伝達されるようになつてい
る。駆動装置8には、右側の棚から光信号で送ら
れて来る左行指令信号の受光素子17Aと、右側
の棚へ光信号で右行指令信号を出力する発光素子
16Aと、右側から光信号で送られて来る停止信
号の受光素子17Bと、右側の棚へ光信号で停止
信号を出力する発光素子16Bが接続され、ま
た、左側の棚へ光信号で左行指令信号を出力する
発光素子16Cと、左側の棚から光信号で送られ
て来る右行信号の受光素子17Cと、左側の棚へ
光信号で停止信号を出力する発光素子16Dと、
左側の棚から光信号で送られて来る停止信号の受
光素子17Dが接続されている。 上記構成によつて、開指令スイツチの操作によ
る所望の駆動装置8から出力された右行指令信号
及び左行指令信号は、発光素子16と発光素子1
7でなる光信号伝達手段を介して光信号に変換さ
れてそれぞれ右側の棚と左側の棚に伝達される。
右行指令信号又は左行指令信号が入力された棚で
は、駆動装置8が、右行指令信号が入力されたと
き右方への移行余裕があるかまたは左行指令が入
力されたとき左方への移行余裕があるかを接近検
出器13の入力信号により判別し、この判別に従
つて、例えば第7図に示すように可動棚4をモー
タ7によつて第1の固定棚1に向つて一定速度
V1で走行させ、減速必要距離L1に接近したこと
を接近検出器13が検出すると、駆動装置8はモ
ータ7を停止作動させて減速V2で走行させ、激
突させることなく所期の停止位置Sで停止させ
て、操作された開指令スイツチに対応した位置に
作業空間12を形成している。 発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の移動棚設備においては、接近検
出器13、侵入検出装置14および光信号伝達手
段としての発光素子16と受光素子17と多数の
サンサ、スイツチを可動棚4に必要とするため、
可動棚4の組立配線およびセンサの調整に多くの
時間と労力を必要とし、コストも高くなつてい
た。さらに、発光素子16と受光素子17を4個
とも可動棚4の片面である側面4Aに設け移動信
号と停止信号を送受信しているため光線が作業員
あるいはフオークリフトの進入によつて遮断され
ることがないような位置に発光素子16と受光素
子17の設置位置を選定しなければ停止信号を送
信、受信することができず可動棚が暴走する危険
があつた。 本発明は上記問題点を解決するものであり、作
業員あるいはフオークリフトによる発光素子と受
光素子間の光線の遮断を利用して光信号伝達手段
を侵入検出装置として兼用し、センサの数を減少
させ、光線の遮断により可動棚を停止可動とした
移動棚設備を提供することを目的とするものであ
る。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、固定棚
と、軌道上を各自の車輪にて往復走行する複数の
可動棚からなり、前記可動棚は、正逆転自在に前
記車輪を駆動するモータと、可動棚間に対向して
可動棚の左右の側面の前側と後側にそれぞれ設け
た可動棚間送信、受信の光電装置と、前記光電装
置に接続され、起動スイツチあるいは受信の光電
装置を介して左右の可動棚から送られてきた移動
信号により前記モータを駆動するとともに、可動
棚の前側あるいは後側の受信の光電装置から入力
されている信号がしや断されたことにより前記モ
ータの駆動を停止し、後側あるいは前側の送信の
光電装置から左右の可動棚へ停止の指示信号を出
力する駆動手段とを備えたものである。 作 用 上記構成によれば、可動棚の側面の前側と後側
に分けて設けた2組の可動棚間の送信、受信の一
方の光電装置の光線が作業員あるいはフオークリ
フトなどによりしや断されたことによつてモータ
の駆動を停止して可動棚の移動を停止し、しや断
されていない他方の光電装置によつて左右の可動
棚に停止の指示信号を送信することにより全可動
棚が停止する。 実施例 以下本発明の一実施例を面に基づいて説明す
る。なお、従来例の第4図〜第6図と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。 第1図は本発明の移動棚設備の制御機器および
その配置を示す模式図である。本発明においても
従来例と同様、第1の固定棚1と第2の固体棚2
の間の直線軌道3の上に複数の可動棚4(左ラツ
ク4A、中間ラツク4B,4C,4D、右ラツク
4E)が配設されており、第1、第2の固定棚
1,2と可動棚4には、複数の区画収納空間5が
設けられ、さらに可動棚4は車輪6を介して直線
軌道3に載置されており、それぞれに搭載されて
いるモータ7で車輪6を駆動して各別できるよう
構成されている。第1図においては、21は可動
棚4の右側に作業空間12を形成するため操作さ
れる起動押しボタンスイツチ(以下起動Pbと略
す)、22は停止押しボタンスイツチ(以下停止
Pbと略す)であり、第2図に示すようにマイク
ロコンピユータからなる駆動手段である制御装置
23に入力され、またスイツチ21,22はそれ
ぞれ起動ランプ24、停止ランプ25を内蔵して
いる。なお、左ラツク4Aに設けられた2台目の
起動Pb21Aは左ラツク4Aの左側に作業空間
12を形成するためのボタンスイツチである。2
6,27は可動棚4間に対向して可動棚4の左右
の側面に設けられた送信、受信の光電装置である
光電スイツチであり、第3図に示すような左右側
面の前側(正面側)で作業員あるいはフオークリ
フトによる光線遮断可能な位置に設けられた光電
スイツチを右側、左側の送信、受信の主光電スイ
ツチ26A,26B,27A,27Bと称し、後
側(背面側)に設けられた光電スイツチを右側、
左側の送信、受信の従光電スイツチ26C,26
D,27C,27Dと称す。右側の受信の主光電
スイツチ26Bと従光電スイツチ26Dの受信信
号a1,b1および左側の受信の主光電スイツチ27
Bと従光電スイツチ27Dの受信信号a2,b2はは
制御装置23に入力され、制御装置23より右側
の可動棚4への信号k1,l1が右側の送信の主光電
スイツチ26Aと従光電スイツチ26Cへ、左側
の可動棚4への信号k2,l2が左側の送信の主光電
スイツチ27Aと従光電スイツチ27Cへ出力さ
れる。28は棚間相互の接近検出手段である接近
検出器であり、左ラツク4Aの接近検出器28A
のみ左側の第1の固定棚1への接近を検出し、他
の接近検出器28は右側の可動棚4あるいは第2
の固定棚2への接近を検出しており、接近検出器
28の出力信号Cも制御装置23に入力される。
また29は第1、第2の固定棚1,2と左ラツク
4Aあるいは右ラツク4E間の侵入を検出する侵
入検出器であり、左ラツク4Aと右ラツク4Eに
それぞれ設置され、これらの可動棚4のそれぞれ
の制御装置23に出力信号dは入力される。可動
棚4への電源は電源のみのケーブル30にて各分
電箱31に送られている。 第2図に制御装置23のブロツク図を示す。制
御装置23は、右側、左側の光電スイツチ受信信
号a1,b1,a2,b2の信号判定部32A,32B、
インターロツク部33,制御部34、右側、左側
の光電スイツチ送信信号k1,l1,k2,l2を出力す
る信号発信部35A,35B、およびモータ駆動
部36から構成されている。インターロツク部3
3には、バンパースイツチ15の出力信号e、モ
ータ7の主回路に取付けられたサーマルリレー
(図示せず)の動作信号fおよび固定棚1,2に
隣接した左ラツク4Aあるいは右ラツク4Eにお
いては侵入検出器28の出力信号dが入力され、
いずれかの信号e,f,dがオンのときに制御部
34にモータ停止信号gを出力している。また、
このインターロツク部33のモータ停止信号g
は、いずれの信号e,f,dもオフとなつている
ときに停止Pb22によりリセツトされる。信号
判定部32A,32Bは、主光電スイツチ受信信
号a1,a2と従光電スイツチ受信信号b1,b2から第
1表に示す信号内容を判定してそれぞれ判定信号
h1,h2を制御部34へ出力し、また信号発信部3
5A,35Bはそれ
【表】 ぞれ、制御部34から送信指示信号j1,j2を入力
して、第1表に示す信号内容から送信の主光電ス
イツチ送信信号k1,k2と従光電スイツチ送信信号
l1,l2を出力する。また、モータ駆動部36は、
制御部34から正転あるいは逆転のモータ速度信
号mを受けてインバータ37にアナログの速度信
号nを出力している。インバータ37は速度信号
nによりモータ7を制御している。 制御部34は、起動Pb21、停止Pb22の信
号、信号判定部32A,32Bの第1表に示す判
定信号h1,h2、接近検出器28の出力信号Cおよ
びインターロツク部33のモータ停止信号gによ
り判断し、モータ駆動部36に正転あるいは逆転
のモータ速度信号mを出力し、インバータ37を
介してモータ7を制御し、起動ランプ24あるい
は停止ランプ25を点灯し、さらに信号発信部3
5A,35Bへ送信指示信号35A,35Bを出
力して、左右の可動棚4に指示を与えている。 上記のような構成において、可動棚4が移動中
に、可動棚4間へ作業員あるいはフオークリフト
などが進入すると、主光電スイツチ26A,26
B,27A,27Bの光線が遮断されるため、主
光電スイツチ受信信号a1,a2および主光電スイツ
チ送信信号k1,k2がオフとなり、第1表に示すよ
うに移動指示の状態〔a1,a2;オン、b1,b2;オ
ン〕から侵入検出、接近不可の状態〔a1,a2;オ
ン、b1,b2;オン〕へ変わるため、制御部34は
モータ駆動部36へのモータ速度信号mを零とし
てモータ7を停止し、可動棚4を停止する。ま
た、このとき信号発信部35A,35Bを介して
従光電スイツチ送信信号l1,l2をオフとすること
により全停止の状態〔k1,k2;オフ、l1,l2;オ
フ〕となることから全ての可動棚4を停止するこ
とができる。 このように、主光電スイツチ26A,26B,
27A,27Bは侵入検出装置を兼ね、主光電ス
イツチ受信信号a1,a2、主光電スイツチ送信信号
k1,k2がしや断されたとき可動棚4を停止させ、
従光電スイツチ送信信号l1,l2をオフとすること
によつて全可動棚4を停止させることができ、従
来のように停止信号もしや断されることによる可
動棚の暴走の危険を回避することができる。ま
た、可動棚4間に侵入検出装置が不要となるため
センサの数が減少し、組立、配線、調整の時間の
労力を減少させることができ、コストを下げるこ
とができる。 発明の効果 以上のように本発明によれば、可動棚の側面の
前側と後側に分けて設けた2組の可動棚間送信、
受信の一方の光電装置の光線が作業員あるいはフ
オークリフトなどにてしや断されたことによつ
て、モータの駆動を停止させて可動棚の移動を停
止させ、しや断されていない他方の光電装置によ
つて左右の可動棚に停止の指示信号を送信するこ
とにより全可動棚を停止させることができ、侵入
した作業員の安全を計るとともに光電装置の光線
がしや断されたことによつて停止信号が送信、受
信することができないために起りうる可動棚の暴
走を回避することができる。また、光電装置を侵
入検出装置と兼用させることによつて可動棚に取
付けるセンサの数を減少でき、組立、配線、調整
の時間、労力を減少でき、コストを下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す移動棚設備の
制御機器の設置を示す模式図、第2図は同移動棚
設備の制御装置のブロツク図、第3図は同移動棚
設備の一部斜視図、第4図は従来の移動棚設備の
正面図、第5図は従来の移動棚設備の平面図、第
6図は従来の移動棚設備の光電装置部の斜視図、
第7図は従来の移動棚設備の減速状態の説明図で
ある。 1,2……固定棚、3……軌道、4……可動
棚、4A……左ラツク、4B,4C,4D……中
間ラツク、4E……右ラツク、6……車輪、7…
…モータ、21……起動押しボタンスイツチ、2
3……制御装置(駆動手段)、26,27……光
電スイツチ(光電装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定棚と、軌道上を各自の車輪にて往復走行
    する複数の可動棚からなり、前記可動棚は、正逆
    転自在に前記車輪を駆動するモータと、可動棚間
    に対向して可動棚の左右の側面の前側と後側にそ
    れぞれ設けた可動棚間送信、受信の光電装置と、
    前記光電装置に接続され、起動スイツチあるいは
    受信の光電装置を介して左右の可動棚から送られ
    てきた移動信号により前記モータを駆動するとと
    もに、可動棚の前側あるいは後側の受信の光電装
    置から入力されている信号がしや断されたことに
    より前記モータの駆動を停止し、後側あるいは前
    側の送信の光電装置から左右の可動棚へ停止の指
    示信号を出力する駆動手段とを備えた移動棚設
    備。
JP62312686A 1987-12-10 1987-12-10 移動棚設備 Granted JPH01156207A (ja)

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