JPH048216Y2 - - Google Patents

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JPH048216Y2
JPH048216Y2 JP1983140593U JP14059383U JPH048216Y2 JP H048216 Y2 JPH048216 Y2 JP H048216Y2 JP 1983140593 U JP1983140593 U JP 1983140593U JP 14059383 U JP14059383 U JP 14059383U JP H048216 Y2 JPH048216 Y2 JP H048216Y2
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JP
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hinge
arm
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open
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JP1983140593U
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JPS6046773U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は家具用ヒンジに係り、とくに家具本体
に扉を開閉自在に取付ける際に用いるものに関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の家具用ヒンジとしては、たとえ
ば、特開昭52−93153号公報及び実開昭54−90939
号公報に示されているように、ヒンジ本体と回動
体とを回動自在な2本のアームで連結し、すなわ
ち、ヒンジ本体及び回動体とはそれぞれ別体に形
成された2本のアームのそれぞれの一端部はヒン
ジ本体の先端部に軸にて回動自在に軸着するとと
もに、この2本のアームのそれぞれの他端部は回
動体に軸にて回動自在に軸着し、ヒンジ本体に対
して回動体を開閉回動自在とした構造が採られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の構造の家具用ヒンジでは、ヒンジ本
体と2本のアームとはそれぞれ別体に形成されて
いるため、2本のアームの両端部のそれぞれを、
ヒンジ本体及び回動体のそれぞれに対して4本の
軸にて軸着する必要があるので、その組付けに手
間がかかり、部品点数が多く構造が複雑となり、
ヒンジ自体のコストアツプの要因となつていると
いう問題がある。
そこで、本考案はこのような問題点に鑑みてな
されたもので、部品点数が少なく、きわめて簡単
な構造で、組付けが容易で安価な家具用ヒンジを
提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の家具用ヒンジは、ヒンジ本体1と、こ
のヒンジ本体1の先端部を内包するキヤツプ体1
2を有する回動体11と、前記ヒンジ本体1の先
端部と前記回動体11のキヤツプ体12とをこの
キヤツプ体12側に位置する第1のアーム21及
びこの第1のアーム21の内側部に位置する第2
のアーム24のそれぞれの両端部にて回動自在に
軸支し、ヒンジ本体1に対し前記第1のアーム2
1及び第2のアーム24を介して回動体11を開
閉回動自在の取付けたヒンジにおいて、前記第1
のアーム21は、一端部を前記ヒンジ本体1先端
部に薄肉ヒンジ22を介して前記ヒンジ本体1と
ともに合成樹脂によつて一体に成形したものであ
る。
(作用) 本考案の家具用ヒンジでは、ヒンジ本体1に対
して第1のアーム21及び第2のアーム24を介
して回動体11が開閉回動されるが、この回動体
11の開閉回動に際して、回動体11は、第1の
アーム21にあつては、ヒンジ本体1の先端部と
の薄肉ヒンジ22及び回動体11側の軸のそれぞ
れを支点として開閉回動されるとともに、第2の
アーム24にあつては、ヒンジ本体1の先端部側
及び回動体11側の両軸のそれぞれを支点として
開閉回動され、したがつて、ヒンジ本体1に対し
て回動体11は円滑に開閉回動される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図において1は基板2とこの基板2の巾方向両
側下部に相対して形成された一対の側板3とによ
り断面ほぼコ字形に形成した合成樹脂製のヒンジ
本体で、このヒンジ本体1の基板2の中間部には
取付用のねじ孔4は形成されているとともに、基
板2に基端部のは取付用の切欠孔5が形成されて
いる。
また11は金属または合成樹脂製にて形成され
た回動体で、この回動体11は、前記ヒンジ本体
1の先端部を内包する凹所を形成したキヤツプ体
12を有し、このキヤツプ体12の両側部には鍔
部13が形成されている。
また21は前記キヤツプ体12側に配設される
合成樹脂製の第1のアームで、この第1のアーム
21は、一端部が前記ヒンジ本体1の基板2の先
端部に薄肉ヒンジ22を介して回動自在に連設形
成されているとともに、他端部が前記回動体11
のキヤツプ体12における側壁の凹所底部側に軸
23にて回動自在に軸支されている。しかして、
この第1のアーム21は、合成樹脂にて前記ヒン
ジ本体1及び薄肉ヒンジ22とともに一体に成形
されている。
また24は前記第1のアーム21の内側部に配
設される金属製の第2のアームで、この第2のア
ーム24は、一端部が前記ヒンジ本体1の先端部
の相対する一対の側板3間に軸25にて回動自在
に軸支されているとともに、他端部が前記回動体
11のキヤツプ体12における側壁の凹所開口部
側に軸26にて回動自在に軸支され、かつ、この
第2のアーム24の一端部にはヒンジ本体1の基
板2に向けて先端が曲面部を形成するように折曲
されているとともに周囲を合成樹脂27で被覆し
た突出片28が突設されている。
そして、ヒンジ本体1には第1のアーム21及
び第2のアーム24からなるリンク機構を介して
回動体11が開閉回動自在に連設されている。
また31はねじりコイルばねで、このねじりコ
イルばね31は、線材の中央を巻回してコイル部
32を形成し、このコイル部32をヒンジ本体1
に軸35にて軸支し、このねじりコイルばね31
の一端部33をヒンジ本体1の基板2の下面に圧
接させるとともに、その他端部34を第2のアー
ム24に突設された突出片28の合成樹脂27に
摺動自在に圧接させて相対する側板3間に設けら
れている。しかして、ねじりコイルばね31の他
端部34には、第2のアーム24の突出片28の
先端の曲面に対向した曲面部が形成されており、
この曲面部が第2のアーム24とともに回動する
突出片28の合成樹脂27にそつて摺動するよう
になつている。そして、第2のアーム24の合成
樹脂27にて被覆された突出片28とねじりコイ
ルばね31とによりロツク機構が形成されてい
る。
このようにして、ヒンジ本体1に薄肉ヒンジ2
2を介して一体に成形した第1のアーム21の他
端部が回動体11に回動自在に軸支され、第2の
アーム24の両端部はそれぞれヒンジ本体1及び
回動体11に回動自在に軸支して組付けられる。
つぎに、ヒンジ本体1を、家具本体例えば洋服
ダンスなどの側壁41にあらかじめ取付けられた
ヒンジ取付用のベースプレート42に対してねじ
孔4及び切欠孔5から挿入したねじ43,44に
て取付ける。また、回動体11のキヤツプ体12
を、前記洋服ダンスなどの扉45に埋め込み、そ
の鍔部13から挿入したねじにて扉45に固定す
る。
これにより、側壁41にヒンジを介して扉45
が開閉回動自在に取付けられる。すなわち、第1
のアーム21及び第2のアーム24により、回動
体11がヒンジ本体1に対し開閉回動自在である
ので、回動体11が取付けられた扉45がベース
プレート42を介してヒンジ本体1を取付けた洋
服ダンスなどの側壁41に対して開閉回動自在に
取付けられる。そして扉45が閉状態にあると
き、ロツク機構を形成するねじりコイルばね31
の他端部34が第2のアーム24の突出片28の
一側をばねの付勢力によつて扉45の閉方向に付
勢してリンク機構の回動を閉状態にロツクする。
また、扉45を引張つて開けると、第2のアーム
24の突出片28がねじりコイルばね31の付勢
力に抗して、その他端部34を押圧して当接面上
を摺動しながら回動し、当接面が突出片28の先
端を超えると、ねじりコイルばね31の他端部3
4が突出片28の他側をばねの付勢力により扉4
5の開方向に付勢してリンク機構の回動を開状態
にロツクする。
そして、扉45の開閉回動に際して、その回動
体11は、第1のアーム21にあつては、薄肉ヒ
ンジ22及び軸23のそれぞれを支点として開閉
回動されるとともに、第2のアーム24にあつて
は、軸25,26のそれぞれを支点として開閉回
動される。またこの際、第2のアーム24の突出
片28は合成樹脂27で被覆されているので、ね
じりコイルばね31の他端部の曲面部との摺動が
円滑に行なわれ、したがつて、回動体11を有す
る扉45は、ヒンジを介して円滑に開閉回動され
操作性がよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ヒンジ本体1に第1のアーム
21及びこの第1のアーム21の内側部の第2の
アーム24を介して回動体11を開閉回動自在に
取付けたヒンジにおいて、第1のアーム21は、
その一端部をヒンジ本体1の先端部に薄肉ヒンジ
22を介してヒンジ本体1とともに合成樹脂によ
つて一体に成形したので、第1のアーム21の一
端部をヒンジ本体1に取付けるための軸を必要と
せず、第1のアーム21の両端部をそれぞれの軸
で取付けるものに比べ部品点数が少なく、構造が
簡単であり、組付けも容易である。また合成樹脂
によつて第1のアーム21をヒンジ本体1ととも
に一体に成形したので、ヒンジ本体1と第1のア
ーム21とを一挙に得ることができ、ヒンジ本体
1と第1のアーム21とをそれぞれ別体に製造す
るものに比べ製作が容易であり、コストダウンを
図ることができ、かつ、全体的に軽量化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
ヒンジの平面図、第2図は同上縦断側面図、第3
図はヒンジを扉に取付けた閉状態の縦断面図、第
4図はヒンジを扉に取付けた開状態に縦断面図で
ある。 1……ヒンジ本体、11……回動体、21……
第1のアーム、22……薄肉ヒンジ、23,2
5,26……軸、24……第2のアーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヒンジ本体1と、このヒンジ本体1の先端部を
    内包するキヤツプ体12を有する回動体11と、
    前記ヒンジ本体1の先端部と前記回動体11のキ
    ヤツプ体12とをこのキヤツプ体12側に位置す
    る第1のアーム21及びこの第1のアーム21の
    内側部に位置する第2のアーム24のそれぞれの
    両端部にて回動自在に軸支し、ヒンジ本体1に対
    し前記第1のアーム21及び第2のアーム24を
    介して回動体11を開閉回動自在の取付けたヒン
    ジにおいて、 前記第1のアーム21は、一端部を前記ヒンジ
    本体1の先端部に薄肉ヒンジ22を介して前記ヒ
    ンジ本体1とともに合成樹脂によつて一体に成形
    したことを特徴とする家具用ヒンジ。
JP14059383U 1983-09-10 1983-09-10 家具用ヒンジ Granted JPS6046773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14059383U JPS6046773U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 家具用ヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14059383U JPS6046773U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 家具用ヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046773U JPS6046773U (ja) 1985-04-02
JPH048216Y2 true JPH048216Y2 (ja) 1992-03-02

Family

ID=30314719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14059383U Granted JPS6046773U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 家具用ヒンジ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6046773U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293152A (en) * 1975-11-07 1977-08-05 Grass Alfred Metallwaren Door hinge with pressure device for closing door

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844027Y2 (ja) * 1981-03-06 1983-10-05 富士重工業株式会社 プラスチツク成形品のセルフヒンジ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293152A (en) * 1975-11-07 1977-08-05 Grass Alfred Metallwaren Door hinge with pressure device for closing door

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Publication number Publication date
JPS6046773U (ja) 1985-04-02

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