JPH0480773B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0480773B2
JPH0480773B2 JP60281960A JP28196085A JPH0480773B2 JP H0480773 B2 JPH0480773 B2 JP H0480773B2 JP 60281960 A JP60281960 A JP 60281960A JP 28196085 A JP28196085 A JP 28196085A JP H0480773 B2 JPH0480773 B2 JP H0480773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
hanger
jig
frame
movable frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60281960A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62143771A (ja
Inventor
Kyoshi Kumagai
Hiroshi Okuyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP28196085A priority Critical patent/JPS62143771A/ja
Priority to GB8628809A priority patent/GB2185220B/en
Priority to CA000524354A priority patent/CA1278418C/en
Priority to US06/937,279 priority patent/US4767046A/en
Publication of JPS62143771A publication Critical patent/JPS62143771A/ja
Publication of JPH0480773B2 publication Critical patent/JPH0480773B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として自動車のサイドパネル等の
大型の板金製ワークをこれを吊持するハンガーと
加工装置との間で移載するのに用いられるワーク
の移載装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車のサイドパネルの内面に各
種インナ部材を溶接する場合、実公昭56−45748
号公報に見られるように、サイドパネルを吊持す
るハンガーの搬送路の下部側方に溶接治具を有す
る溶接用の加工装置を配置し、該治具に予めイン
ナ部材をセツトしておき、サイドパネルをハンガ
ーから該治具に移載してインナ部材の外面に重合
させ、この状態で該治具上の溶接ガンにより両者
を溶接結合している。
ここで、該治具はインナ部材のセツト作業の容
易化や脱落防止を図るべく斜め上向きに設けられ
るを一般とし、その結果サイドパネルは該治具に
斜め上向きにセツトされることになり、そこで上
記のものでは、ハンガーにサイドパネルの下部の
外側面を吸着する吸盤を取付けて、サイドパネル
を自重による垂下姿勢に対し斜め上向に傾斜した
姿勢で該ハンガーに吊持し、該ハンガーを搬送路
の所定位置に移動させた後、これを該搬送路から
加工装置側に引込んでサイドパネルを該治具に対
向させ、該治具に設けた斜め上方に進退自在のワ
ーク受渡し部材により該サイドパネルを該ハンガ
ーから該治具に移載するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のものでは、搬送路に直交させてハンガー
を加工装置側に引込むための引込み路を設ける必
要があつて、ハンガーの搬送機構が複雑高価とな
ると共に、ハンガーを搬送路から引込み路に移行
させるのに時間がかかり、又ハンガーに吸盤の取
付フレームを垂設する必要があつて、ハンガーが
大型大重量となりその搬送速度を早くすることが
困難になる問題がある。
本発明は、かかる問題点を解決すべく、ハンガ
ーにワークを自重による垂下姿勢で吊持し、且つ
ハンガーを加工装置側に引込まずにワークをハン
ガーから加工装置に姿勢を変えて移載し得るよう
にした装置を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、ワークを吊
持するハンガーの搬送路の下部側方にワークを斜
め上向きにセツトして所定の加工を行う加工装置
を配置し、該ハンガーと該加工装置との間でワー
クを移載するようにしたものにおいて、該加工装
置に斜め上方に進退自在の可動枠と該可動枠を進
退する駆動源とを設け、該可動枠にワークの保持
具を取付けた治具枠を該ハンガーによるワークの
吊持姿勢と該加工装置へのワークのセツト姿勢と
に各対応する姿勢にワークの下端より下方に位置
する軸線を中心にして傾動自在に支持させると共
に、該可動枠に該治具枠を傾動する駆動源を設け
たことを特徴とする。
(作用) ハンガーを搬送路の所定位置に停止させた後、
可動枠を斜め上方に前進させ、次いで治具枠を該
ハンガーによるワークの吊持姿勢に対応する姿勢
に傾動する。
これによれば、ハンガーにワークを自重による
垂下姿勢に吊持しておいても、治具枠の傾動姿勢
をこの垂下姿勢に対応するように設定しておくこ
とで、該治具枠上の保持具によりワークを確実に
保持できる。
次いで、該治具枠を加工装置へのワークのセツ
ト姿勢に対応する斜め上向きの姿勢に傾動させ、
この状態で可動枠を後退させるもので、これによ
れば該治具枠に保持具を介して保持されたワーク
は斜め上向き姿勢のまま斜め上方から加工装置に
移載され、ワークの正確なセツトが行われる。
加工装置による加工が終了したときは、上記と
は逆作動でワークをハンガーに移載する。移載
後、ワーク保持具によるワークの保持を解いて治
具枠を斜め上向き姿勢に傾動させるが、治具枠の
傾動軸線がワークの下端より下方に位置するた
め、前記傾動により治具枠はワークの下端部を保
持する部分に亘つてワークの側方に離脱し、かく
て可動枠を前進位置に置いたままワークを治具枠
との干渉を生ずることなく搬送できるようにな
り、ワーク搬送に先立つて可動枠を後退させる必
要がなく、ハンガーにワークを移載してからワー
クの搬送開始までに要する待ち時間を短縮でき
る。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して、1は前後方向に
長手の搬送路2に沿つて往複動自在に設けたハン
ガーを示し、該ハンガー1にワークたる自動車の
サイドパネルWの前後のドア開口縁を受ける1対
のフツク1a,1aと、センタピラーWaを前後
から挾むようにしてサイドパネルWの前後方向の
位置決め部材1bと、サイドパネルWの上縁に当
接してサイドパネルWの傾動を防止するワーク押
え部材1cとを設け、サイドパネルWを該ハンガ
ー1に自重による垂下姿勢で定位置に位置決めし
て吊持し得るようにし、該ハンガー1の往動位置
で該搬送路2の下部側方に配置した加工装置3に
サイドパネルWを移載してこれにサイドシルイン
ナ、センタピラーステイフナ、ルーフサイドレー
ル等の小物部材を溶接するようにした。
該加工装置3は、機種変更に備えて斜め上向き
に傾斜させた溶接治具4の1対を第2図で右側の
待機位置と左側の溶接位置とに旋回自在に設け、
サイドパネルWの機機種に対応した一方の溶接治
具4を溶接位置に選択して、溶接作業を行うよう
にした。
該溶接治具4には、第3図及び第4図に示すよ
うにワーク受け4a、クランパー4b、溶接ガン
4cが取付けられており、これらワーク受け4a
及びクランパー4bによりサイドパネルWを斜め
上向き姿勢に保持した状態で溶接ガン4cによる
溶接作業を行うべく構成される。
又、該溶接治具4に、第3図以下に示す如く、
斜め上方即ち該治具4の法線方向に進退自在の可
動枠5を設け、該可動枠5に後記するサイドパネ
ルWの保持具61…を取付けた治具枠7を傾動自
在に支持させるものとし、これを更に詳述する
に、該溶接治具4の下端に延設した支持枠8に斜
め上方に傾斜したガイドスリーブ8a,8aを前
後1対に固設して、前後方向に長手の可動枠5を
これに固設した前後1対のガイドバー5a,5a
において該両ガイドスリーブ8a,8aに摺動自
在に挿通支持させ、該支持枠8に取付けた進退シ
リンダ9のピストンロツド9aを該可動枠5上の
連結片5bに連結して、該シリンダ9の作動によ
り該可動枠5に斜め上方への進退動作が与えられ
るようにし、又該可動枠5の前後両端の固定プレ
ート5c,5cに前後方向の支軸5d,5dを固
設して、治具枠7をその下端の前後方向に長手の
軸杆7aにおいて該両支軸5d,5d間に傾動自
在に軸支すると共に、該軸杆7aの外周に突設し
たレバー7bに該可動枠5上のブラケツト5eに
取付けた傾動シリンダ10のピストンロツド10
aを連結して、該シリンダ10の作動により該治
具枠7に左右方向への傾動が与えられるように
し、更に前記各固定プレート5cに該軸杆7aの
端部上方に取付けた左右両側の突部7c,7cと
協働する1対のストツパ5f,5fを形成し、該
各突部7cの該各ストツパ5fへの当接で該治具
枠7の傾動範囲を規制して、該治具枠7をハンガ
ー1によるサイドパネルWの吊持姿勢に対応した
第1姿勢と、溶接治具4へのサイドパネルのセツ
ト姿勢に対応した第2姿勢とに傾動せしめるよう
にした。
図面で11は前記レバー7b上のピン7b′に係
合して治具枠7を第2姿勢に拘束するロツク片、
12は該ロツク片12の作動シリンダを示す。
又、治具枠7には、前記軸杆7aの上方の門形
フレーム部分7dにサイドパネルWのセンタピラ
ーWaを受ける1対の保持具61,61と、該軸杆
7aの前方のアーム部分7eにサイドシルWbの
前部を把持するクランパー型の保持具62と、該
軸杆7aの後方のアーム部分7fにサイドシル
Wbの後部を把持するクランパー型の保持具63
びリヤフエンダWcの下縁を受ける保持具64とが
設けられるもので、これら保持具61…64により
サイドパネルWを該治具枠7に位置ずれすること
なく保持し得るようにした。
次に上記実施例の作動について説明するに、ハ
ンガー1によりサイドパネルWを所定位置に搬送
した後、先ず可動枠5を斜め上方に前進させ、次
いで治具枠7を第1姿勢となるように傾動させて
第4図にAで示す状態に位置決めする。
これによれば、ハンガー1に自重による垂下姿
勢で吊持されるサイドパネルWに該治具枠7が沿
い、保持具61…64を介して該治具枠7にサイド
パネルWが保持される。
次いで該治具枠7を第2姿勢に傾動させて第4
図にBで示す状態とした後、前記可動枠5を斜め
下方に後退させる。
この場合、サイドパネルWは溶接治具4に対す
るセツト姿勢即ち斜め上向きの姿勢のまま斜め上
方から真直に該溶接治具4に引込まれることにな
り、第4図にCで示す位置においてサイドパネル
Wは該溶接治具4の所定位置に斜め上向き姿勢で
正確にセツトされる。
溶接完了後は、上記とは逆作動で治具枠7を第
4図のC→B→Aの順に動かし、サイドパネルW
を次の工程に搬送するハンガーに移載する。移載
後ワーク保持具61…64によるサイドパネルWの
保持を解いて治具枠7をBの位置に傾動させる
が、これによれば治具枠7はサイドパネルWの側
方に完全に離脱し、かくて可動枠5を後退せずに
直ちにハンガーによるサイドパネルWの搬送を開
始しても、サイドパネルWが治具枠7に干渉する
ことはない。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、ハンガーにワ
ークを自重による垂下姿勢で吊持しておいても、
加工装置にワークを斜め上向きの所定のセツト姿
勢で移載することができ、ハンガーにワークの姿
勢を傾けるため吸盤等を取付フレームを介して取
付ける必要がなく、ハンガーを小型軽量化してそ
の搬送速度を早めることができ、更にハンガーを
従来のように搬送路からこれに直交する引込み路
に引込む必要もなく、ハンガーから加工装置への
ワークの移載を能率良く行い得られ、且つハンガ
ーに加工済みワークを移載してからワークの搬送
開始までに要する待ち時間も短縮でき、ハンガー
の搬送速度の高速化と相俟つて生産性を大幅に向
上でき、且つその構成は加工装置に傾動自在の治
具枠を搭載した可動枠を斜め上方に進退自在に設
ければ足り、構造簡単にして安価に得られ、引込
み路が不要になることによるハンガーの搬送機構
の簡略化と相俟つて設備費の大幅な削減を図れる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を具備するサイドパネル加
工ラインの側面図、第2図はその正面図、第3図
は第2図の矢印X方向から見た要部の拡大側面
図、第4図乃至第6図は夫々第3図の−線乃
至−線截断面図である。 1…ハンガー、2…搬送路、3…加工装置、5
…可動枠、61,62,63,64…保持具、7…揺
動枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワークを吊持するハンガーの搬送路の下部側
    方にワークを斜め上向きにセツトして所定の加工
    を行う加工装置を配置し、該ハンガーと該加工装
    置との間でワークを移載するようにしたものにお
    いて、該加工装置に斜め上方に進退自在の可動枠
    と該可動枠を進退する駆動源とを設け、該可動枠
    にワークの保持具を取付けた治具枠を該ハンガー
    によるワークの吊持姿勢と該加工装置へのワーク
    のセツト姿勢とに各対応する姿勢にワークの下端
    より下方に位置する軸線を中心にして傾動自在に
    支持させると共に、該可動枠に該治具枠を傾動す
    る駆動源を設けたことを特徴とするワークの移載
    装置。
JP28196085A 1985-12-03 1985-12-17 ワ−クの移載装置 Granted JPS62143771A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28196085A JPS62143771A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 ワ−クの移載装置
GB8628809A GB2185220B (en) 1985-12-03 1986-12-02 Apparatus for assembling motor vehicle bodies
CA000524354A CA1278418C (en) 1985-12-03 1986-12-02 Assembling apparatus for motorcar vehicle body
US06/937,279 US4767046A (en) 1985-12-03 1986-12-03 Assembly apparatus for motorcar vehicle body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28196085A JPS62143771A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 ワ−クの移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62143771A JPS62143771A (ja) 1987-06-27
JPH0480773B2 true JPH0480773B2 (ja) 1992-12-21

Family

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JP28196085A Granted JPS62143771A (ja) 1985-12-03 1985-12-17 ワ−クの移載装置

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JP (1) JPS62143771A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005027986B4 (de) * 2005-06-16 2008-06-05 Thyssenkrupp Drauz Nothelfer Gmbh Verfahren und Anlage zum Zusammenbauen von Bauteilen einer Fahrzeugkarosserie

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321542A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Fujitsu Ltd Error data memory circuit
JPS5645748U (ja) * 1979-09-18 1981-04-24
JPS5748334A (en) * 1980-09-05 1982-03-19 Lion Corp Stirring apparatus

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JPS62143771A (ja) 1987-06-27

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