JPH047681Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047681Y2 JPH047681Y2 JP2074185U JP2074185U JPH047681Y2 JP H047681 Y2 JPH047681 Y2 JP H047681Y2 JP 2074185 U JP2074185 U JP 2074185U JP 2074185 U JP2074185 U JP 2074185U JP H047681 Y2 JPH047681 Y2 JP H047681Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skid
- edge
- rotary device
- grass
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 10
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 9
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はロータリ装置の耕深調整用スキツドに
関する。
関する。
〈従来の技術〉
第4図は、サイドドライブ式ロータリ装置のチ
エーンケース3′の外側板に、高さ調節自在に取
付けられる従来よりある耕深調整用スキツド6′
を示す。スキツド6′は前後端部6a′,6b′が上
方に反つたそり形状とされ、中央部6c′には取付
用ブラケツト7′,8′を有する。この図示のもの
以外にも全体が湾曲した形状のものもあるが、い
ずれにしてもスキツドは前端部が上方に反つた形
状とされている。
エーンケース3′の外側板に、高さ調節自在に取
付けられる従来よりある耕深調整用スキツド6′
を示す。スキツド6′は前後端部6a′,6b′が上
方に反つたそり形状とされ、中央部6c′には取付
用ブラケツト7′,8′を有する。この図示のもの
以外にも全体が湾曲した形状のものもあるが、い
ずれにしてもスキツドは前端部が上方に反つた形
状とされている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
第4図示のようにスキツド6′の前端部6a′が
反つていると、耕耘作業につれてその前端部6
a′の下面に土、草、わら等が堆積し、次第にその
堆積量が多くなる。すると、その堆積物が耕耘跡
を掘り下げる等の不具合があり、耕耘跡の仕上が
りが悪いという問題があつた。
反つていると、耕耘作業につれてその前端部6
a′の下面に土、草、わら等が堆積し、次第にその
堆積量が多くなる。すると、その堆積物が耕耘跡
を掘り下げる等の不具合があり、耕耘跡の仕上が
りが悪いという問題があつた。
本考案は上記に鑑み、上方に反つた前端部の下
面に土、草等が大量に堆積するのが防止でき、耕
耘跡の仕上がりに悪影響を与えることのないスキ
ツドを提供することを目的とする。
面に土、草等が大量に堆積するのが防止でき、耕
耘跡の仕上がりに悪影響を与えることのないスキ
ツドを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案が従来技術の問題点を解決すべく講じる
技術的手段の特徴とするところは、前端部6aが
上方に反つた耕深調整用スキツド6を備えたロー
タリ装置1において、スキツド6の前端部6aの
一側縁が、前方から後方にいくに従つてスキツド
6幅が漸次広くなるように傾斜する傾斜縁9とさ
れ、該傾斜縁9から堆積物除去壁10が上方に延
設された点にある。
技術的手段の特徴とするところは、前端部6aが
上方に反つた耕深調整用スキツド6を備えたロー
タリ装置1において、スキツド6の前端部6aの
一側縁が、前方から後方にいくに従つてスキツド
6幅が漸次広くなるように傾斜する傾斜縁9とさ
れ、該傾斜縁9から堆積物除去壁10が上方に延
設された点にある。
〈作用〉
耕耘作業に伴なうスキツド6の前進によつてそ
の前端部6aの下面に接当する土、草等は、傾斜
縁9が前方から後方にいくに従つてスキツド6幅
が漸次広くなるように形成されているために、そ
の傾斜縁9に沿つて相対的に後方に押しやられや
すいものである。しかも傾斜縁9から堆積物除去
壁10が上方に延設されているために、除去壁1
0からも土、草等に相対的に後方に押しやろうと
する反力が作用し、スキツド6の前端部6aの下
面に土、草等が堆積するのが防止される。
の前端部6aの下面に接当する土、草等は、傾斜
縁9が前方から後方にいくに従つてスキツド6幅
が漸次広くなるように形成されているために、そ
の傾斜縁9に沿つて相対的に後方に押しやられや
すいものである。しかも傾斜縁9から堆積物除去
壁10が上方に延設されているために、除去壁1
0からも土、草等に相対的に後方に押しやろうと
する反力が作用し、スキツド6の前端部6aの下
面に土、草等が堆積するのが防止される。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図において1はサイドドライブ式ロータリ
装置で、入力軸2からチエンケース3内のチエー
ンを介して爪軸4に動力が伝達されて回転駆動さ
れ、該爪軸4外周に取付けられた耕耘爪5によつ
て耕耘を行なう周知のものである。
装置で、入力軸2からチエンケース3内のチエー
ンを介して爪軸4に動力が伝達されて回転駆動さ
れ、該爪軸4外周に取付けられた耕耘爪5によつ
て耕耘を行なう周知のものである。
そして、チエーンケース3の外側板に耕深調整
用スキツド6が取付けられている。
用スキツド6が取付けられている。
スキツド6は第2図及び第3図にも示すように
一枚の板材で形成されており、前後端部6a,6
bが上方に反つたそり形状とされ、中央部6cに
はL字形状の前後取付ブラケツト7,8が固着さ
れている。ここでチエーンケース3への取付け
は、前方の取付ブラケツト7が揺動自在に枢着さ
れると共に後方の取付ブラケツト8が上下複数位
置で着脱自在に固着されるもので、これによりス
キツド6は上下位置調整自在とされている。
一枚の板材で形成されており、前後端部6a,6
bが上方に反つたそり形状とされ、中央部6cに
はL字形状の前後取付ブラケツト7,8が固着さ
れている。ここでチエーンケース3への取付け
は、前方の取付ブラケツト7が揺動自在に枢着さ
れると共に後方の取付ブラケツト8が上下複数位
置で着脱自在に固着されるもので、これによりス
キツド6は上下位置調整自在とされている。
そして、スキツド6の前端部6aはその外側縁
が、前方から後方にいくに従つて漸次スキツド6
幅が広くなるように傾斜する傾斜縁9とされ、該
傾斜縁9から堆積物除去壁10が上方に延設され
ている。
が、前方から後方にいくに従つて漸次スキツド6
幅が広くなるように傾斜する傾斜縁9とされ、該
傾斜縁9から堆積物除去壁10が上方に延設され
ている。
上記実施例では、まず一枚の板材の前後端を上
方に反るように折り曲げる。そして、その前端の
折曲げ部分の対角線(前方内側と後方外側とを結
ぶ方の対角線)よりも外側を、その対角線に沿つ
て上方に折曲げる。これにより、その対角線部分
を傾斜縁9とすると共に、そこから上方に折曲げ
た部分を堆積物除去壁10としてスキツド6を製
作した。
方に反るように折り曲げる。そして、その前端の
折曲げ部分の対角線(前方内側と後方外側とを結
ぶ方の対角線)よりも外側を、その対角線に沿つ
て上方に折曲げる。これにより、その対角線部分
を傾斜縁9とすると共に、そこから上方に折曲げ
た部分を堆積物除去壁10としてスキツド6を製
作した。
上記ロータリ装置1による耕耘作業に伴なうス
キツド6の前進によつて、土、草等はそのスキツ
ド6の前端部6a下面に接当する。しかし、前端
部6aには傾斜縁9が前方から後方にいくに従つ
てスキツド6幅が漸次広くなるように形成されて
いるため、土、草等は第3図に矢印で示すように
傾斜縁9に沿つて相対的に後方に押しやられやす
い。しかも、堆積物除去壁10からも土、草等に
相対的に後方に押しやろうとする反力が作用する
ので、スキツド6の前端部6aの下面に土、草等
が堆積するのが防止される。これにより、従来の
ようにスキツドの前端部の下面の堆積物が増大し
て耕耘跡を掘り下げるといつた様な不具合がな
く、仕上がりの良好な耕耘跡を得ることができ
る。
キツド6の前進によつて、土、草等はそのスキツ
ド6の前端部6a下面に接当する。しかし、前端
部6aには傾斜縁9が前方から後方にいくに従つ
てスキツド6幅が漸次広くなるように形成されて
いるため、土、草等は第3図に矢印で示すように
傾斜縁9に沿つて相対的に後方に押しやられやす
い。しかも、堆積物除去壁10からも土、草等に
相対的に後方に押しやろうとする反力が作用する
ので、スキツド6の前端部6aの下面に土、草等
が堆積するのが防止される。これにより、従来の
ようにスキツドの前端部の下面の堆積物が増大し
て耕耘跡を掘り下げるといつた様な不具合がな
く、仕上がりの良好な耕耘跡を得ることができ
る。
なお、上記実施例ではスキツド6はチエーンケ
ース3の外側にのみ取付けたが、反対側の爪軸4
支持プレートの外側にも取付けて左右一対備える
ものでもよい。また、ロータリ装置1もサイドド
ライブ式のものに限らずセンタードライブ式のも
のでもよく、スキツド6の取付位置も横方向最外
側位置に限らない。もつとも、上記実施例のよう
にスキツド6を最外側位置であるチエーンケース
3の外側に取付け、そのスキツド6の外側縁を傾
斜線9とすることにより、コンクリート畔肩に沿
つて耕耘する場合にスキツド6前端部6aが畔肩
に接触しにくく、接触しても除去壁10が保護カ
バーの役目をする。
ース3の外側にのみ取付けたが、反対側の爪軸4
支持プレートの外側にも取付けて左右一対備える
ものでもよい。また、ロータリ装置1もサイドド
ライブ式のものに限らずセンタードライブ式のも
のでもよく、スキツド6の取付位置も横方向最外
側位置に限らない。もつとも、上記実施例のよう
にスキツド6を最外側位置であるチエーンケース
3の外側に取付け、そのスキツド6の外側縁を傾
斜線9とすることにより、コンクリート畔肩に沿
つて耕耘する場合にスキツド6前端部6aが畔肩
に接触しにくく、接触しても除去壁10が保護カ
バーの役目をする。
また、堆積物除去壁10は上記のようにスキツ
ド6と一体に形成する必要はなく、別体に取付け
るものでもよい。
ド6と一体に形成する必要はなく、別体に取付け
るものでもよい。
〈考案の効果〉
本考案によれば、スキツドの前端部の一側縁が
前方から後方にいくに従つてスキツド幅が漸次広
くなるように傾斜する傾斜縁とされ、該傾斜縁か
ら堆積物除去壁が上方に延設されているために、
耕耘時にスキツドの前端部の下面に土、草等が堆
積していくのが防止され、従来のようなそれら堆
積物が耕耘跡に悪影響を与えるといつたことがな
く、仕上がりの良好な耕耘跡を得ることができ
る。
前方から後方にいくに従つてスキツド幅が漸次広
くなるように傾斜する傾斜縁とされ、該傾斜縁か
ら堆積物除去壁が上方に延設されているために、
耕耘時にスキツドの前端部の下面に土、草等が堆
積していくのが防止され、従来のようなそれら堆
積物が耕耘跡に悪影響を与えるといつたことがな
く、仕上がりの良好な耕耘跡を得ることができ
る。
第1図は本考案の実施例に係るスキツドを取付
けたロータリ装置の側面図、第2図は同スキツド
の斜視図、第3図は同スキツドの平面図、第4図
は従来例に係るスキツドの斜視図である。 1……ロータリ装置、6……スキツド、6a…
…前端部、9……傾斜縁、10……堆積物除去
壁。
けたロータリ装置の側面図、第2図は同スキツド
の斜視図、第3図は同スキツドの平面図、第4図
は従来例に係るスキツドの斜視図である。 1……ロータリ装置、6……スキツド、6a…
…前端部、9……傾斜縁、10……堆積物除去
壁。
Claims (1)
- 前端部6aが上方に反つた耕深調整用スキツド
6を備えたロータリ装置1において、スキツド6
の前端部6aの一側縁が、前方から後方にいくに
従つてスキツド6幅が漸次広くなるように傾斜す
る傾斜縁9とされ、該傾斜縁9から堆積物除去壁
10が上方に延設されたことを特徴とするロータ
リ装置の耕深調整用スキツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074185U JPH047681Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074185U JPH047681Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136812U JPS61136812U (ja) | 1986-08-26 |
JPH047681Y2 true JPH047681Y2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=30511508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074185U Expired JPH047681Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047681Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226125A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社クボタ | ロータリ耕耘機のスキッド |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5285041B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2013-09-11 | 株式会社クボタ | ロータリ |
WO2016056312A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | 株式会社クボタ | ロータリ耕耘機のスキッド装置 |
JP6210964B2 (ja) * | 2014-10-07 | 2017-10-11 | 株式会社クボタ | ロータリ耕耘機のスキッド装置 |
JP7161739B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2022-10-27 | 小橋工業株式会社 | 作業機 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2074185U patent/JPH047681Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226125A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社クボタ | ロータリ耕耘機のスキッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61136812U (ja) | 1986-08-26 |
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