JPH0413932Y2 - - Google Patents

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JPH0413932Y2
JPH0413932Y2 JP1985014084U JP1408485U JPH0413932Y2 JP H0413932 Y2 JPH0413932 Y2 JP H0413932Y2 JP 1985014084 U JP1985014084 U JP 1985014084U JP 1408485 U JP1408485 U JP 1408485U JP H0413932 Y2 JPH0413932 Y2 JP H0413932Y2
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JP
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plow
soil
side edges
excavator
arm
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JP1985014084U
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JPS61131719U (ja
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、長芋等の長根菜類作物の掘取機に関
する。
〈従来の技術〉 この種の掘取機に関する従来技術として、例え
ば、特願昭58−40177号明細書に記載のものが公
知である。
この従来の掘取機は、トラクタに牽引装着され
る機枠と、該機枠に下設されてその下部が土中深
く潜入するアームと、該アームの下部に取付けら
れて長芋等を掘り起こす掘取プラウとを具備して
成るものであつた。そして、上記アームは、その
下部が進行方向前方に向つて突出するようL形に
成形され、そのL形アームの下部水平部の上面
に、平板状の掘取プラウが後上がり傾斜状に取付
けられていた。
この掘取機を用いて例えば長芋を掘取るには、
長芋の下方を掘取プラウが通過するよう、該プラ
ウを土中に潜入させてトラクタで牽引する。しか
して、土中の長芋は掘取プラウによつて掘り起こ
され地表に突出する。このとき、トラクタの後方
に作業者が伴走しており、該伴走作業者が上記長
芋を手で引き抜き収穫していた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来の掘取機では、地下約1mの位置を進
行する掘取プラウのみで、その上の土を長芋と共
に持上げ、そして長芋を浮上らせる必要があり、
硬い土壤では、土の持上げが困難であり、長芋が
折れたり傷付くことがあつた。また、長芋を手で
抜取る際には、浮上つていてもかがみ込み姿勢で
行なわねばならず、非常に疲れる。長芋を高位置
まで浮上らせる2段掘取プラウもあるが、上部プ
ラウが下部プラウより後方にあるため、土の逃げ
場がなく、芋を取出し難いものであり、実際的に
採用し難いものであつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来技術の問題点を、掘
取プラウ7の前端部7b以前でその左右側縁7a
に対応したれき溝30を形成するデイスクプラウ
29を設けることにより解決するようにしたもの
である。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成の特徴とするところは、走行車体1に装着され
た機枠4と、この機枠4に設けられていて土中に
潜入するアーム5と、このアーム5の下部に設け
られていて土と共に長根菜類作物6を直下から持
上げる掘取プラウ7と、掘取プラウ7の前端部7
b以前で表土を揆土する左右1対の回転自在なデ
イスクプラウ29とを有する掘取機であつて、 前記左右デイスクプラウ29は夫々皿形状に形
成されていて、平面視において、互いに前側が近
ずくハの字状に配置され、その前部が掘取プラウ
7の左右側縁7aより内側に突出され、その中途
部が前記左右側縁7aと略対応する位置に配置さ
れ、その後部が前記左右側縁7aより外側に突出
されている点にある。
〈作用〉 土中に潜入された掘取プラウ7の前端部7bが
土を持上げ始めるとき、又はそれ以前に、左右1
対のデイスクプラウ29が前端部7bの左右側縁
7aに略対応して、表土を撥土してれき溝30を
形成する。デイスクプラウ29は回転自在な皿形
状であり、前側が近ずく平面視ハの字状に配置さ
れていて、受ける土抵抗が小さく、撥土した土を
外側方へ移動しながら作業する。掘取プラウ7は
そのれき溝30の深さ分だけ土持上げ抵抗が減少
し、作物6を容易に浮上らせ、また、そのれき溝
30に作業者が足を入れることにより、浮上つた
作物6との高低差がより減少する。
前記左右デイスクプラウ29は皿形状でハの字
状に配置されていて、掘取プラウ7の左右各側縁
7aに対応した位置で且つその側縁7a内外部分
の土を、外側部分より更に外方へ揆土し、掘取プ
ラウ7による土の剪断負荷及び持上げ荷重を軽減
し、持上げた土を抵抗を与えることなく外方へ移
動可能にしている。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1〜第4図において、1は走行車体としての
トラクタ、2は掘取機を示す。掘取機2はトラク
タ1の後部に装着された三点リンク機構3を介し
て昇降自在に枢着されている。
上記掘取機2は、機枠4と、この機枠4に設け
られて土中に潜入する側面視略L字形のアーム5
と、このアーム5の下部に設けられて長根菜類作
物6を掘り起こす掘取プラウ7と、作物6の両側
を撥土するデイスクプラウ29とを具備してい
る。
上記機枠4は左右方向の横枠9と、この横枠9
の中央から後方へ延設された前後枠10と、この
前後枠10の後端にボルト連結された支持体11
と、横枠9から立設されたトツプマスト12と、
このトツプマスト12と支持体11とを連結して
いるマストサポート13とを有しており、横枠9
の左右端にはロアリンク取付ブラケツト14が固
着されている。
上記トツプマスト12にはトツプリンク15
が、取付ブラケツト14にはロアリンク16が
夫々連結され、油圧装置17を介して掘取機2を
昇降自在に牽引装着している。上記マストサポー
ト13は支持体11との連結位置を調整自在にす
るか又は油圧シリンダで構成すれば、アーム5の
角度を調整自在となる。
上記支持体11にはアーム5の垂直部5aが上
下方向摺動自在に貫通し、アーム5の上端と支持
体11との間に設けた油圧シリンダ18によつて
高さ調整自在となつている。
アーム5の下部の水平部5bには掘取プラウ7
が取付けられている。この掘取プラウ7は作物6
を持上げ可能な幅を有する平板で成り、前端下部
より後上がりに傾斜しており、前端部7bが水平
部5bの前端に溶接等で固着され、後部がブラケ
ツト19,20を介してボルト21で結合されて
おり、ブラケツト19に対するボルト21貫通孔
を変更することにより、後部の高さを調整でき
る。
24は機枠4の中央前面に装着されたプラウ装
置で、横枠9に固定のホルダ25に支柱26を挿
通してピン27で固定しており、この支柱26の
下端に左右1対の支軸28が外向きに突設され、
左右支軸28にデイスクプラウ29が回転自在に
支持されている。
デイスクプラウ29は耕耘用又は培土用に使用
されているものと同一の皿形状のものであり、左
右デイスクプラウ29は作物6が通過できる間隔
をおいて、即ち、掘取プラウ7の左右側縁7aに
対応した位置で撥土するように配置されており、
その前後方向の位置は、掘取プラウ7の前端部7
bの上方又はそれ以前であり、掘取プラウ7が実
質的に土を持上げる時点でデイスクプラウ29に
よりれき溝30が形成されておれば良い。
前記左右デイスクプラウ29は平面視におい
て、互いに前部が近ずくハの字状に配置され、そ
の前部が掘取プラウ7の左右側縁7aより内側に
突出されていて、掘取プラウ7が持上げる土量を
減少させており、その中途部が左右各側縁7aと
略対応する位置に配置されていて、側縁7a対応
位置でれき溝30が最も深くなり、掘取プラウ7
による土の剪断負荷を効果的に軽減させており、
そと後部が左右側縁7aより外側に突出されてい
て、掘取プラウ7が持上げた土が左右デイスクプ
ラウ29の対向する面に押付けられるのを回避
し、土持上げに抵抗を与えることなく、またデイ
スクプラウ29の回転に抵抗を与えることがない
ようにさせている。
第1図、第3図、第4図に示すように、掘取プ
ラウは例えば土表面下1m程度のところを進行す
るのに対し、デイスクプラウ29は例えば土表面
下20cmの深さで進行し、表土を撥土し、れき溝3
0を形成していく。従つて、掘取プラウ7が持上
げる際に抵抗となる土深さは約80cmとなり、1m
の場合よりも剪断すべき土の深さが浅くなり、負
荷が軽減されて、土及び作物の持上げが容易に且
つ確実になる。また、れき溝30には足を踏み入
れることが可能であるので、作業者はそのれき溝
30内に足を入れることにより、作物との高低差
は約20cm減少し、前かがみ量が少なくなつて、疲
労度合いが減少し且つ作業が容易になる。更に、
デイスクプラウ29は左右1対有つて土中に先行
して切り込むので、掘取機2の直進走行性を向上
する。
前記デイスクプラウ29の高さ調整は、ピン2
7を貫通する支柱26の孔26aを変更すれば、
段階的に行うことができる。尚、支柱26とホル
ダ25との間に油圧シリンダを設けて、アーム5
の高さ調整構造と同様に構成することができる。
また、プラウ装置24はトラクタ1のPTO軸か
ら動力を取つて、デイスクプラウ29を強制駆動
するように構成することができる。
〈考案の効果〉 以上詳述した本考案によれば、左右デイスクプ
ラウ29は夫々皿形状に形成されていて、平面視
において、互いに前部が近ずくハの字状に配置さ
れているので、掘取機の直進性が良く、作物6側
へ土を押動することなく効果的に揆土ができ、そ
の前部が掘取プラウ7の左右側縁7aより内側に
突出されているので、掘取プラウ7が持上げる土
量を減少させることができ、その中途部が左右各
側縁7aと略対応する位置に配置されているの
で、側縁7a対応位置でれき溝30が最も深くな
り、掘取プラウ7による土の剪断負荷を効果的に
軽減させることができ、その後部が左右側縁7a
より外側に突出されているので、掘取プラウ7が
持上げた土が左右デイスクプラウ29の対向する
面に押付けられるのを回避でき、土持上げに与え
る抵抗及びデイスクプラウ29の回転に与える抵
抗を解消でき、これらにより作物6を傷付けるこ
となく効率良く掘取ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
側面図、第2図は一部断面平面図、第3図は第1
図の−線断面図、第4図は第1図の−線
断面図である。 1……トラクタ(走行車体)、2……掘取機、
4……機枠、5……アーム、6……作物、7……
掘取プラウ、24……プラウ装置、29……デイ
スクプラウ、30……れき溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行車体1に装着された機枠4と、この機枠4
    に設けられていて土中に潜入するアーム5と、こ
    のアーム5の下部に設けられていて土と共に長根
    菜類作物6を直下から持上げる掘取プラウ7と、
    掘取プラウ7の前端部7b以前で表土を揆土する
    左右1対の回転自在なデイスクプラウ29とを有
    する掘取機であつて、 前記左右デイスクプラウ29は夫々皿形状に形
    成されていて、平面視において、互いに前側が近
    ずくハの字状に配置され、その前部が掘取プラウ
    7の左右側縁7aより内側に突出され、その中途
    部が前記左右側縁7aと略対応する位置に配置さ
    れ、その後部が前記左右側縁7aより外側に突出
    されていることを特徴とする掘取機。
JP1985014084U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH0413932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985014084U JPH0413932Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JP1985014084U JPH0413932Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JPS61131719U JPS61131719U (ja) 1986-08-18
JPH0413932Y2 true JPH0413932Y2 (ja) 1992-03-30

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JP1985014084U Expired JPH0413932Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152804U (ja) * 1974-10-17 1976-04-22
JPS5652816U (ja) * 1979-09-30 1981-05-09

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49144741U (ja) * 1973-04-17 1974-12-13
JPS59172515U (ja) * 1983-05-04 1984-11-17 佐々木農機株式会社 農用トラクタに連結する根菜類の掘取機

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JPS61131719U (ja) 1986-08-18

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