JPH0475636A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH0475636A
JPH0475636A JP2188139A JP18813990A JPH0475636A JP H0475636 A JPH0475636 A JP H0475636A JP 2188139 A JP2188139 A JP 2188139A JP 18813990 A JP18813990 A JP 18813990A JP H0475636 A JPH0475636 A JP H0475636A
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    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/341Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR comprising surface coils
    • G01R33/3415Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR comprising surface coils comprising arrays of sub-coils, i.e. phased-array coils with flexible receiver channels

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気共鳴(MR)現象を利用して被検体等の
MR信号源からMR倍信号発生させ、受信コイルにより
このMR倍信号検出しこのMR倍信号基にしてMR信号
源の所定断面の断層像を構成し表示する磁気共鳴イメー
ジング装置に係り、特に複数の小受信コイルが並列され
て広範囲にわたってMR信号゛を検出することができる
いわゆるマルチコイルが設けられた磁気共鳴イメージン
グ装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種のマルチコイルとして、例えば第12図に
示すような表面コイルがある。同図は磁気共鳴イメージ
ング装置の一部の電気的構成を示すブロック図であり、
プローブアセンブリ100には、MR信号源としての被
検体(図示せず)から発生するMR倍信号検出するため
の複数の小受信コイル101a〜101cが並設されて
いる。
各小受信コイル101a〜101cにはそれぞれ、各小
受信コイルのチューニング、インピーダンスjKlを行
うための同調・インピーダンス整合用回路102a〜1
02c、及び各小受信コイルの出力信号の増幅を行うプ
リアンプ103a〜103Cが接続されている。
これらの小受信コイル101a〜101Cの出力信号に
対して、加算回路104で所望の1個の小受信コイルの
みの出力が選択、あるいは複数の小受信コイルの出力信
号が加算されて、データ処理部105に送られる。例え
ば、小受信コイル101a〜101Cのいずれか1個の
コイルの出力信号のみを選択すると、被検体に対して1
個の小受信コイルがMR倍信号受信可能な小撮影領域か
らMR倍信号検出することになり、所望の組合せで2個
または3個の小受信コイルの出力信号を加算すると、組
合せた小受信コイルをつなぎ合せた外側の輪郭をたどっ
て得られる等価的な大受信コイルと同じ大撮影領域から
MR倍信号検出することになる。
データ処理部105に送られた検出信号はフィルタ10
6により所定の周波数帯域の信号が取出され、検波回路
107により検波された後、A/D変換器108により
デジタル化されてメモリ109に記憶される。この画像
情報信号は画像再構成部110に送られてフーリエ変換
等の処理が施された後、このデータを基にして被検体の
画像が再構成され、この再構成画像を内容とする画像信
号が画像再構成部110からCRTデイスプレィ等の表
示手段111に送られ、表示手段111に被検体の所定
断面の断層像が表示される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、体積が大きい被検体に対して、すなわち大撮
影領域に対してMR倍信号検出が可能な、広い感度領域
を有する受信コイルは、感度領域内の被検体の全域から
発生するランダムノイズをも受信するので、MR倍信号
検出時S/N比が低く、この受信コイルを用いて得られ
る撮影画像の画質は悪い。上記したようなマルチコイル
の場合にも、1個の小受信コイルのみの出力信号を取出
せば小撮影領域の画像が高S/N比、高画質で得られる
が、複数の小受信コイルの出力信号を加算して取出せば
、撮影領域、すなわち撮影画像の視野が大きくなる代わ
りに低S/N比で画質の悪い画像が得られることになる
。なぜならば、感度領域を広くしても1ピクセルに相当
する被検体領域から発生するMR倍信号増えないが、ノ
イズだけは増加するからである。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、大撮影領域から
MR倍信号高S/N比で検出して、大視野でかつ高画質
の画像を得ることができる磁気共鳴イメージング装置を
提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、MR信
号源から発生するMR倍信号検出するための受信コイル
が複数個並設され、これらの受信コイルから選択された
1個または複数の受信コイルの出力信号を取出すための
加算器が設けられて成る磁気共鳴イメージング装置にお
いて、前記各受信コイルに、各受信コイルの出力信号か
ら所定の周波数帯域の信号のみを取出すためのフィルタ
が接続され、これらの各フィルタはそれぞれ通過帯域特
性が異なることを特徴とする。
上記各受信コイルとフィルタとの間に、該受信コイルの
出力信号の周波数帯域を修整するためのミキサーを接続
してもよい。
(作用) 上記構成を有する本発明の磁気共鳴イメージング装置で
は、各受信コイルの出力からフィルタによりそれぞれ異
なる所定の周波数帯域の出力のみが取出されるので、各
受信コイルにおいてMR倍信号検出した検出信号周波数
帯域の出力のみを取出し、他の受信コイルがMR倍信号
検出する周波数帯域のノイズは除去することができる。
そして、各フィルタの通過帯域特性は異なるので、各フ
ィルタにより取出されたこれらの受信コイルの出力信号
を加算してもノイズの総和は最小限に留められ、高S/
N比で大撮影領域がらMR倍信号検出して、大視野でか
つ高画質の画像を得ることが可能になる。
また、各受信コイルとフィルタとの間に上記ミキサーを
接続すれば、高周波数域で信号を出力する受信コイルと
挾い通過帯域の低域フィルタとを用いる場合にも、各受
信コイルの出力信号の周波数域を上記検波器により低周
波数域に修整して、上記フィルタにより各コイルの出力
がら容易に検出信号の周波数帯域の出力のみを取出すこ
とが可能となる。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を図に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例の磁気共鳴イメージング装置の一
部の電気的構成を示すブロック図である。図において、
この装置の受信部1には、MR倍信号しての被検体から
発生するMR倍信号検出するための複数の小受信コイル
2a〜2nが並設されている。
各小受信コイル2a〜2nにはそれぞれ、各小受信コイ
ルのチューニング、インピーダンス調整を行うための同
調・インピーダンス整合用回路3a〜3n、各小受信コ
イルの出力信号の増幅を行うプリアンプ4a〜4n、さ
らに各小受信コイルの出力信号の周波数域を修整するた
めのクワドラチャ検波器あるいはシングルサイドバンド
位相検波器と呼ばれる検波器5a〜5n、及び各検波器
58〜5nの出力信号から所定の周波数帯域の信号のみ
を取出すためのフィルタ6a〜6nが接続されている。
これらのフィルタ6a〜6nはそれぞれ通過帯域特性が
異なっている。
フィルタ6a〜6nには加算器7が接続されており、加
算器7はフィルタ6a〜6nから選択された1個のフィ
ルタの出力信号または複数のフィルタの出力信号を加算
した信号を取出すようになっている。すなわち、小受信
コイル28〜2nから選択された1個または複数の小受
信コイルの出力信号のみが加算器7により取出され、複
数の小受信コイルが選択された場合にはこれらの小受信
コイルの出力信号を加算したものが受信部1の出力信号
とされる。
被検体の撮影時には、不図示の磁石、傾斜磁場コイルに
より被検体に一様静磁場と傾斜磁場が印加されるととも
に、不図示の送信部から被検体に高周波磁場が印加され
、高周波磁場解除後に被検体から発生するMR倍信号受
信部の小受信コイル2a〜2nで受信し検出する。そし
て、加算器7から出力された信号が最終検波器8で復調
され、A/D変換器9でデジタル化された後、コンピュ
ータ10に送られる。
コンピュータ10はこの信号にフーリエ変換等の処理を
施した後、このデータを基にして被検体の画像を再構成
し、この再構成画像を内容とする画像信号がコンピュー
タ10からCRTデイスプレィ等の表示手段11に送ら
れ、表示手段11に被検体の所定断面の断層像等の撮影
画像が表示される。また、コンピュータ10は後述する
レファレンス周波数を設定するためのレファレンス周波
数設定回路12に、レファレンス周波数を設定するため
の条件を与える。
次に、受信部1における動作、作用について詳しく説明
する。
小受信コイル2a〜2nはそれぞれ感度分布が異なって
おり、例えば被検体のせき椎部の撮影画像等の矢状断面
画像を得る場合には、小受信コイル2a〜2Cを例にと
って説明すると、これらは第2図に示すように被検体P
近傍にZ軸方向(被検体Pの体軸方向)に配列して設置
されるが、このときZ軸方向に対する各小受信コイル2
a〜2Cの感度分布(例えば最高感度部の50%の感度
を有する位置の分布)は、それぞれ第2図に示す曲線a
 −Cのようになる。図中zOは小受信コイル2bの中
央部のZ軸における位置、髪は各小受信コイルのZ軸方
向の長さであり、各小受信コイルの中心間の距離もほぼ
髪と等しくされている。
これらの小受信コイル28〜2cの感度分布を足し合せ
たものは第2図に示す曲線dのようになり、Z軸方向の
長さが31の単一コイルと同様な感度分布になる。
ここで、被検体PからMR倍信号検出する方法としては
、スピンエコー法やグラデイエンドエコー法等の公知の
方法のうちの特定の方法に限定されるわけではないが、
−船釣には、スライシング(矢状断面の選択)の後被検
体Pに対してZ軸方向に傾斜磁場を加えることにより、
2座標に応じて共鳴周波数を異ならせる方法が採用され
る。すなわち、上記中心位置Zoを中心に傾斜磁場を印
加する場合には、Z座標Zと共鳴周波数ωとの関係は第
3図に示すようになる。第3図におけるω0は主磁場に
よって決まる共鳴周波数であり、Z軸方向における長さ
吏のずれに対応する共鳴周波数のずれはΔωとなる。
このとき各小受信コイル2a〜2cにおける周波数と出
力信号との関係はそれぞれ第4図(a)〜(C)に示す
ようになる。同図(a)〜(c)において縦軸は各コイ
ル出力の単位周波数当りの電力を示す。同図中曲線a″
〜C−は各小受信コイル2a〜2cでMR倍信号検出し
た検出信号を示しており、被検体Pが2軸方向に均質に
分布するならば、これらの曲線a′〜C′は第2図に示
した感度分布曲線a −cとほぼ相似形となる(実際に
は、コイルの幅で決まる△ωよりがなり広い範囲にわた
ってMR倍信号受信される)。
各小受信コイル2a〜2nではMR信号以外にも全周波
数域で生じるランダムノイズも受信するので(第4図(
a)〜(C)における曲線n1〜n3はノイズを示す)
、各小受信コイル2a〜2Cの出力信号をそのまま加算
すると第4図(d)に示すように、Z軸方向の長さが各
小受信コイルの3倍の領域で、すなわち3倍の周波数域
でMR倍信号検出信号d′が得られるが、ノイズn4も
被検体PがZ軸方向に均質に分布するならば各小受信コ
イルで受信するノイズn1〜n3のほぼ3倍のノイズ電
力となり、S/N比が著しく低下することになる。
本実施例ではこのようなノイズの増加を防止するために
、ミキサー5a〜5n及びフィルタ6a〜6nを用いて
ノイズの除去を行う。まず、各小受信コイル28〜2n
の出力は数十MHzの高周波数域であり、一方フイルタ
ロa〜6nの通過帯域は数K Hzなので、この場合に
小受信コイル2a〜2nの出力からフィルタ68〜6n
により検出信号の周波数番域の出力のみを取出すことは
困難である。そこで、ミキサー58〜5nにより小受信
コイル28〜2nの出力信号の周波数域を修整する。
この修整動作について小受信コイル2nを例にとって説
明する。この小受信コイル2nの出力は第5図に示すよ
うになり、このとき各小受信コイル28〜2nの中央部
で得られる検出信号の周波数をそれぞれω1〜ω、とす
る。コイルの出力周波数帯域の調整のために設定される
周波数(以下レファレンス周波数と称す)ω、を上記周
波数と、ミキサー5nの出力は第6図に示すようになる
。レファレンス周波数設定の際には、レファレンス周波
数設定回路12で、コンピューターoがら与えられた条
件を基にしてレファレンス周波数ω、が設定され、ミキ
サー5nはレファレンス周波数設定回路12から送られ
た設定値のデータに従って小受信コイル2nの出力信号
に対して検波を行う。
一方、フィルタ6nの通過帯域特性は可変であり、レフ
ァレンス周波数設定回路12からフィルタ6nにレファ
レンス周波数ωrの設定値のブタが送られることにより
、フィルタ6nの通過帯域はミキサー5nから出力され
る検出信号帯域とほとんど等しく゛なるように設定され
る。このときのファルタ6nの通過帯域特性の一例を第
7図に示す。従って、ミキサー5nの出力がフィルタ6
nを通過することにより、第8図に示すように検出信号
帯域の出力のみが取出され、他の周波数帯域の出力は除
去される。すなわち、検出信号帯域以外のノイズは除去
されることになる。他の小受信コイルについても同様に
してミキサー及びフィルタにより検出信号帯域の出力の
みが取出され、他の周波数帯域のノイズは除去される。
上記レファレンス周波数ω、の設定、フィルタ68〜6
nの通過帯域の設定の際には、磁気共鳴イメージング装
置においては主磁場内の小受信コイル2a〜2nの位置
が不図示の検知手段により検知されて認識されており、
またZ軸方向傾斜磁場強度も認識されているので、コン
ピュータ10では簡単に上記周波数ω1〜ωn1△ωを
得ることができる。従って、コンピュータ10及びレフ
ァレンス周波数設定回路12により、フィルタ6a〜6
nの通過帯域特性を印加傾斜磁場に応じて制御して、各
小受信コイル2a〜2nの出力から検出信号帯域の出力
のみを取出すようにすることができる。
このようにして得られたフィルタ6a〜6nの出力信号
を加算器7により全て加算すると、フィルタ6a〜6n
の通過帯域の幅が第7図に示すようにほぼ△ωである場
合には、加算器7の出力は第9図に示すようになる。同
図においてノイズnのレベルは単一の小受信コイルで受
信したノイズのレベルとほぼ等しく、第4図(d)に示
した場合に比べてノイズが最小限に留められている。検
出信号Sについては、各小受信コイル28〜2nの境目
部分に対応する周波数域では信号レベルがやや低下する
が、この現象については予測可能であり、かつ再現性が
良いので、例えば最終画像に感度補正処理を行って、簡
単に補正することができる。
フィルタ6a〜6nの通過帯域特性は第7図に示したも
のに限られず、全コイル出力をつなぎ合せた感度プロフ
ァイルが過度に歪まないならば、通過帯域上下両端の裾
野特性を種々変形してもよい。例えば、フィルタ68〜
6Cの通過帯域特性がそれぞれ第10図(a)〜(c)
に示す矩形で表わされる場合には、フィルタ6a〜6C
の出力の総和は第11図に示すようになる。図中S′が
検出信号、n′がノイズである。
この場合にはフィルタ6a〜6nの通過帯域がオーバラ
ップしている部分ではノイズn′はやや増加するものの
、第4図(d)に示した場合に比べて大幅にノイズを低
減することができる。また、この場合にはフィルタ6a
〜6Cの通過帯域の幅はΔω+αとされているが、この
幅αについては、各小受信コイル28〜2〜Cの感度分
布特性はコイル設計時にわかっているので、予め幅αを
適切な大きさに設定することができる。
加算器7の出力信号は最終検波器8に送られるが、最終
検波器8は加算器7の出力信号に対して、レファレンス
周波数ω、による周波数帯域の修正を解除して復調を行
う。
上記したように、本実施例においては、小受信コイル2
8〜2nに対して加算器7で信号を取出すコイルを選択
することにより、1個の小受信コイルから信号を取出し
て、小撮影領域からMR倍信号高S/N比で検出し、小
視野で高画質の画像を得ることはもちろん可能であり、
複数の小受信コイルから信号を取出して、大撮影領域か
らMR倍信号高S/N比で検出し、大視野でかつ高画質
の画像を得ることも可能となる。
また、被検体に対する受信コイルの設置をやり直すこと
なく、加算器7による切換えを行うだけで撮影領域の変
更を行うことができるので、操作者の負担が軽減される
。さらに、大撮影領域撮影の際にもS/N比の低下が防
止されるので、コイルの出力信号に対する加算平均回数
を低減することが可能となり、高速で画像データの収集
を行うことができる。
なお、上記実施例において加算器7の入力部に各小受信
コイル2a〜2nに対応するスイッチを設ければ、小受
信コイル2a〜2nのうち信号を取出さないコイルのス
イッチを切り、不要なコイル出力を確実に除去すること
ができる。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々変形実施が可能である。例えば、上記実施例におい
ては受信コイルとして受信専用の表面コイルを用いたが
、送信・受信兼用コイルにも適用可能であり、ソレノイ
ド状コイルを分割したものやヘルムホルツコイル等を小
受信コイルとして用いることも可能である。
[発明の効果コ 本発明の磁気共鳴イメージング装置は以上の構成及び作
用を有するもので、MR信号源に対して大撮影領域から
高S/N比でMR倍信号検出して、大視野でかつ高画質
の画像を得ることが可能となる。そして、MR信号源に
対して受信コイルの再設置を行うことなく、加算器にお
ける切換動作を行うだけでMR倍信号検出する撮影領域
の大きさを変更することができるので、操作者の負担を
軽減し、簡単に所望の大きさの視野で撮影画像を得るこ
とができる。また、大撮影領域から高S/N比でMR倍
信号検出することができるので、検出信号の加算平均回
数を低減することが可能になり、高速で画像データを収
集し、速やかにMR信号源の撮影画像を得ることが可能
となる。
さらに、各受信コイルとフィルタとの間に上記ミキサー
を接続すれば、高周波数域で信号を出力する受信コイル
と挾い通過帯域の低域フィルタとを用いても、滞りなく
各受信コイルの出力から検出信号帯域の出力のみを取出
し、上記効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気共鳴イメージング装置
の一部の電気的構成を示すブロック図、第2図は同実施
例における小受信コイルの感度分布を説明するための説
明図、第3図は同実施例におけるZ座標と共鳴周波数と
の関係を示す図、第4図(a)〜(d)はノイズの増加
の原理を説明するための小受信コイルの周波数と出力と
の関係を示す図、第5図は同実施例における小受信コイ
ルの周波数と出力との関係を示す図、第6図は同実施例
におけるミキサーの出力を示す図、第7図は同実施例に
おけるフィルタの通過帯域特性を示す図、第8図は同実
施例におけるフィルタの出力を示す図、第9図は同実施
例において全ての小受信コイルの出力信号を加算器で加
算した場合の加算器出力を示す図、第10図(a)〜(
c)は同実施例におけるフィルタの通過帯域特性の他の
例を示す図、第11図は同フィルタの出力の総和を示す
図、第12図は従来の磁気共鳴イメージング装置の一部
の電気的構成を示すブロック図である。 2a〜2n・・・小受信コイル 5a〜5n・・・検波器(ミキサー) 6a〜6n・・・フィルタ 7・・・加算器     10・・・コンピュータ12
・・・レファレンス周波数設定回路P・・・被検体(M
R信号源)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)MR信号源から発生するMR信号を検出するため
    の受信コイルが複数個並設され、これらの受信コイルか
    ら選択された1個または複数の受信コイルの出力信号を
    取出すための加算器が設けられて成る磁気共鳴イメージ
    ング装置において、前記各受信コイルに、各受信コイル
    の出力信号から所定の周波数帯域の信号のみを取出すた
    めのフィルタが接続され、これらの各フィルタはそれぞ
    れ通過帯域特性が異なることを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  2. (2)各受信コイルとフィルタとの間に、該受信コイル
    の出力信号の周波数帯域を修整するためのミキサーが接
    続されて成ることを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴
    イメージング装置。
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