JP5641331B2 - 2つのプリアンプを持つコイル素子を有するrfコイルアレイ - Google Patents

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Description

本発明の実施例は、多くのチャネルRFコイルアレイのための無損失又は低損失結合のための方法及び装置に関する。特定の実施例は、磁気共鳴映像(MRI)のための方法及び装置に関する。
本願は、2007年12月6日に出願された米国の仮出願第61/005657号の利益を請求し、それは図、表、図面等を含めて全て参照によりここに組み込まれる。
磁気共鳴映像(MRI)における現在の傾向は、大変多くの無線周波数(RF)コイルを使用していることである。現在、標準臨床MRIシステムは、RFコイル捕捉が利用できる32個のチャネルを持つ。32個のチャネル臨床MRシステムと、より高いチャネル数を持つリサーチシステムとの出現で、多くのRFコイル製品及びプロトタイプが、受信器ハードウェア・インフラストラクチャを利用して作られてきた。多くの場合、コイル素子数が非常に多く、ユニット・コイルが小さいならば、信号対雑音比(SNR)が損なわれることが明確になった(ボスカムプ イー ビー等によるProc.ISMRM、2007、1048ページ及びウィギンズ ジー シー等によるProc.ISMRM、2005、671ページ参照)。このことは、アレイ・ボリュームの中心の近くのボリューム・コイルと比較するとき、特に容積測定アレイで顕著である。SNRのこれらの損失の原因は、不必要な導体損失、非可逆ノイズ結合、多くのチャネルの遮蔽効果及びケーブル電流損失を含むとみなされた(ウィギンズ ジー シー等によるProc.ISMRM、2007、243ページ参照)。これらの効果の一部又は全てを排除することは、有益であろう。
非可逆ノイズ結合は、多くのチャネルRFコイルアレイのSNR損失に対する重要な影響である(レイコウスキ、アーネ等による「ノイズ性プリアンプに接続された結合MRIコイルの固定したSNR解析及び結合されたSNRのコイルデカップリングの効果」Proc.ISMRM、2000参照)。コイルアレイをデカップリングする従来の方法は、コイル素子と激しくパワーミスマッチであるプリアンプを利用する(レーマー等)。この手法は、各コイル素子の電流を低減することにより、相互インダクタンスの影響を低減する。この低減は大きなインピーダンスの結果であり、これは、プリアンプを取り付ける結果としてコイル・ループに挿入される、通常主要な抵抗である。この方法は、プリアンプのノイズ形状が通常は1dB未満であるので、所与のコイルのSNRを激しく損なわずに、共有インピーダンスにより、一の素子から他の素子までの幾らかのプリアンプ・ノイズ結合のため、コイル素子のアレイの組み合わされたSNR(信号対ノイズ比)を低下させる。プリアンプを組み込んでいるコイル素子に対して、プリアンプからのノイズは、コイル信号に対して低い。しかしながら、第1のコイル素子に結合される第2のコイル素子に対して、第1のコイルのプリアンプからのノイズは、第1のコイルから第2のコイルまで結合されるノイズ・エネルギーに関して有力であり得る。電流を下げる同じインピーダンス、よって誘導デカップリングが、コイル素子を循環するノイズ電流の有力なソースになってしまう。コイルとパワーミスマッチであるプリアンプを利用する方法は、効率的なマルチチャネル・アレイを許容することに極めて成功した。ミスマッチが増大し、ループの実効抵抗が増大するので、カップリングは単調に減少する。しかしながら、ミスマッチが増大するにつれて、アレイの他の素子と結合されるプリアンプからのノイズの相対的なパーセンテージが増大する。第1のコイル素子から第2のコイル素子まで結合されるノイズは、第1のコイル素子のプリアンプから出るノイズと非常に異なる。この事実は、雑音結合効果の完全な除去を不可能にする。
このように、コイルとパワーミスマッチであるプリアンプの使用は、多くのチャネル・コイルアレイに対して限界を表す。最新の32個の素子コイルにおいて、所与の素子は、20以上の他の素子と小さいがかなりの結合効果を持つ。各プリアンプと関連するノイズ源が一のプリアンプから他のプリアンプと互いに相関がないので、プリアンプからの結合ノイズ寄与の各々が相関がない。従って、SNRの各損失は、結合されたノイズパワーで近似的に線形に加算される。この結果、4個のチャネル・アレイ又は8個のチャネル・アレイにさえ適切である相互のインピーダンスは、32以上の小さなコイル素子に対して充分でない。
上述のように、マルチ素子システムでは、各コイル素子は、対応するプリアンプを通常持つ。プリアンプは、コイルからの信号を受信し、受信器による処理のための信号を出力する。このようにして、受信器に出力される信号は、コイルの抵抗によるノイズを含む。これは、抵抗が熱雑音を生成するからである。近くのコイルとの誘導結合は、当該コイルと関連するプリアンプから受信器へ出力される総ノイズを増大し得る。結合が強い及び/又は多くのコイル素子が結合されるとき、SNR損失を低減する現在の手法は失敗し得る。32以上の素子を持つアレイ・コイルは、コイル素子の相互インピーダンスを介したプリアンプからのノイズ結合の効果が重要となるポイントにある。
レーマー等は、基本的な誘導デカップリング戦略を示した(Mag.Res.Med.16、192―225、1990参照)。加えて、レーマー等はまた、多数の重複し密接に配置されたRFコイル素子からのNMR信号を同時に得て、その後結合する方法を説明した。レーマー等により教示されるNMRフェーズドアレイに対して、隣接するコイルは、相互インダクタンスを最小にするために重ねられ、各コイルは、重ならないコイル素子の間の相互インダクタンスの効果を低減するために、コイル素子に高いインピーダンスを生じる高いインピーダンスミスマッチのプリアンプと接続される。レーマー等は、コイルとプリアンプとの間のインピーダンスミスマッチが大きくなり、したがって、コイル素子に示されるインピーダンスが大きくなると、コイル素子間の相互インピーダンスの効果の低減がより大きくなることを教示した。
レーマー等によるこの誘導デカップリング技術の導入から、プリアンプとコイル素子との間のインピーダンス不整合を更に増大する努力がなされた。現在のMRIシステムで使用される典型的プリアンプは、ほぼ50のミスマッチ比率を有する。ミスマッチ比率は、プリアンプの入力インピーダンスをコイル素子によりプリアンプに示されるインピーダンスにより割ったものとして定義される。これは、実の2オームのインピーダンスを持つコイル素子が、プリアンプからはほぼ100オームに見えることを意味する。これは、インピーダンス不整合プリアンプを使用して、コイル素子からの2オームとパワー整合アンプからの2オームとを含むパワー整合プリアンプの場合に対して、4オームから102オームへ、効率的なループ・インピーダンスを劇的に増大する。これは、第1のコイル素子の定電圧源に対して、ほぼ25倍の相互インダクタンスを通る第2のコイル素子に誘導される、電圧の低下に結果としてなる。これは、結合ノイズの主要なソースがループの電圧源として表わされる比較的小さな数の結合ループ間の適度な誘導結合のために非常に効率的である。しかしながら、結合が全く強い及び/又は結合される素子の数が高い場合、問題となり得る技術の少なくとも一つの態様がある。102オームの効率的なインピーダンスを持つこのループから運ばれるノイズ電圧は、プリアンプによりコイル素子に示される100オームから大部分生じるのであって、コイル又はサンプルからではない。プリアンプに対する入力起因ノイズ・モデルでは、ローテ及びダールケ(ローテ エイチ、ダールケ ダブリュによる「ノイズ性4極の理論」Proceedings of the Ire、1956年6月、811ページ―818ページ)によって、プリアンプからのノイズは、ノイズ電圧源及びノイズ電流ソースとしてモデル化される。プリアンプ・ノイズ電圧源によるノイズ結合がプリアンプ・デカップリングによって低減できる一方、プリアンプ・ノイズ電流源による結合は、改良型のプリアンプ・デカップリングで実際に増大するだろう。この効果は、ペンフィールドがローテ及びダールケ・モデルから導いた波モデルを使用して説明できる。ペンフィールドによるこのモデルにおいて、プリアンプの入力側に2つの相関がないノイズ波がある。一のノイズ波は、ノイズ整合の場合は全体として吸収されるソース(我々の場合、コイル)の方へ広がっている。他のノイズ波は、プリアンプの方へ広がっていて、プリアンプ入力インピーダンスのため部分的に反射される。ノイズ整合の場合、プリアンプの方へ広がる波だけが、プリアンプ出力でノイズに加わる。プリアンプ・デカップリングはコイルとプリアンプとの間で高い反射係数を必要とするので、プリアンプの方へ広がる大部分のノイズ波はプリアンプ入力で反射され、したがってまた他のコイル素子に結合される。カップリング・ノイズのこの形式はまた、(パポーリス アーによる「アンプノイズの波形再現」Ire Transactions on Circuit Theory、84ページ乃至86ページ)及びデュエンシングによる「コイル結合の存在におけるSN比の最大化」J.Magn.Res.111:230―235、1996)にも説明されている。この問題の結果は、多くのコイル間のかなりの結合が信号対ノイズ比(SNR)の取り戻せない損失に結果としてなることである。
取り付けられる低い入力インピーダンス・プリアンプを持つ2つのコイル間でのノイズと信号との結合は、非常に小さい。図10の両方のコイルが同じ共振周波数
Figure 0005641331
に独立して同調されると仮定する。第2のコイル素子なしで、端子Aで見た一次ループの総インピーダンスはRにより与えられる。入力インピーダンスRin (2)であるプリアンプに第2のコイルが接続されると、一次コイル素子の端子から見たインピーダンスZ
ZA=Rcoil (1)0 2L2k2/(Rcoil (2)+Rin (2)) (3)
により与えられる。
第2の項は、2つのコイル素子の間の相互インピーダンスに起因する。相互インピーダンスがゼロになる、又は、プリアンプの入力インピーダンスが非常に大きくなる場合、この第2の項は0に近づき、結果としてインピーダンスRcoil (1)は、共振時では単一の絶縁したコイルのインピーダンスである。
2つのコイルの間に転送されるNMR信号は、端子Aで見て、開回路電圧Vにより決定でき、以下の結果となる。
VA=Vcoil (1)+Vcoil (2)*(ω0Lcoilk)/(Rcoil (2)+Rin (2)) (4)
従って、相互インダクタンスが非常に低い、又は、プリアンプ入力インピーダンスが非常に高い場合、開回路電圧Vは、絶縁した一次コイル素子により受ける電圧に近づく。従って、二次コイル素子のプリアンプの入力インピーダンスを増大することは、相互インダクタンスを低減するのと同じ態様で、一次コイルの信号出力上の相互インダクタンスの影響を低減すると思われる。しかしながら、図10のモデルは、二次コイル素子のプリアンプのノイズ・モデルをまだ含んでいない。プリアンプに対する十分なノイズモデルを考慮することは、プリアンプ・デカップリング(すなわちRin (2)→∞)のパフォーマンスへの重要な影響を持つことが次に示される。
図11は、第2のプリアンプの完全な入力起因ノイズ・モデルだけでなく2つの結合されたコイル素子に対する等価回路を示す。この入力起因ノイズ・モデルを使用して、端子Aで見て開回路電圧Vは、
Figure 0005641331
になる。前と同じように、相互結合kが0に近づく場合、開回路電圧Vは絶縁された一次コイル素子により受けられた電圧に接近する。しかしながら、相互インダクタンスが取り除かれることができず、代わりに、プリアンプ・デカップリング(Rin (2)→∞)が相互結合の効果を低減するように使用される場合、開回路電圧V
=Vcoil (1)+(jωcoilk)*i (2)
となるだろう。これは、重要な相互インダクタンスωcoilkがある限り、プリアンプ2からプリアンプ1まで結合されるノイズがあることを意味する。1つのコイル素子から他方のコイル素子まで結合されるこのノイズは、存在するコイル素子間に相互インピーダンスがない場合と比較したとき、アレイ・コイルを持つ達成可能な総結合SNRを低減する(レイコウスキ、ワンによる「ノイズ性プリアンプに接続された結合MRIコイルの固定したSNR解析及び結合されたSNRのコイルデカップリングの効果」Proc.ISMRM、2000参照)。
まだRin (2)→∞として、端子Bで見た電圧V
VB=Vcoil (2)+vn (2)+Rcoil (2)in (2)=Scoil (2)+(Ncoil (2)+vn (2)+Rcoil (2)in (2))
である。ここで、Scoil (2)はコイル素子2へ誘導されるMRI信号であり、Ncoil (2)はサンプル及びコイルでの損失によるランダムな熱雑音電圧である。プリアンプが通常はごくわずかなノイズしか加えないので、Vのノイズのほとんどはサンプル及びコイルに起因するだろう。
Figure 0005641331
0.5dBのノイズ形状を持つプリアンプに対して、出力部でのRMSノイズのわずか5%がプリアンプに起因し、95%がコイル及びサンプル損失に起因する。これはまた、コイル素子2からコイル素子1まで結合されるノイズ(jωcoilk)i (2)が、プリアンプ2の出力で測定可能であるノイズ
(Ncoil (2)+v (2)+Rcoil (2)*i (2)
とはかなり相関がないことを意味する。これは、第2のコイル素子に取り付けられ、第1のコイル素子に結合するプリアンプからノイズが生じるメカニズムが、すべてのコイル素子からすべての出力信号をポスト処理することにより可逆でないことを意味する。
従って、多くのチャネルRFコイルアレイのコイル間のノイズ結合を低減するための方法及び装置のためのニーズがある。
本発明の実施例は、多くのチャネルRFコイルアレイに対する無損失又は低損失結合のための方法及び装置に関する。非可逆ノイズは、可逆ノイズに変換できる。特定の実施例は、多くのチャネルRFコイルアレイを持つ磁気共鳴映像(MRI)のための方法及び装置に関する。特定の実施例は、一つ以上のプリアンプをMRIアレイの関連するコイルと整合させ、MRIコイルアレイを調整するための方法及び装置に関する。本発明の実施例は、コイルをプリアンプのインピーダンスに整合するステップを組み込み得る。
本発明の実施例は、大きなチャネル数での用途に好適である。特定の実施態様において、本技術は、少なくとも32個のコイルを持つアレイに適用される。他の特定の実施例において、本技術は、少なくとも64個のコイルを持つアレイに適用される。本発明の他の利点は、独自のコイル構成に対する使用である。
本発明の実施例は、特定の再構成アルゴリズムと関連する複数の結合されたRFコイルを整合する方法に関する。本発明の実施例では、誘導結合がチャネル間に発生するのを許容できる。適量な結合は、測定可能な限り有害でない。本実施例において、チャネルのノイズは、チャネル間に転送されるノイズに線形に関係してできる。線形、好ましくは厳密な線形が発生する場合、反転が達成できる。結合信号の正確な測定は、代数反転を許容する。
他の実施例では、図12を参照して、レーマー等により教示されるように、コイル端子で最適ノイズ整合インピーダンスZopt (1)及び高い入力インピーダンスZin (1)を持つプリアンプが使用できる。この実施例では、最適ノイズ整合インピーダンスZopt (2)及び低い入力インピーダンスZin (2)を持つ第2のプリアンプが、第1のプリアンプと直列に接続される。出力信号の重み付けられた組合せから得られるSNRが、
opt (1)+Zopt (2)=Zcoil
である限り、別途同一のノイズ・パラメータを持つ単一のノイズ整合プリアンプから得られるSNRと同じであることが示され得る。
プリアンプ・デカップリング方法がレーマーにより開発された主要な理由は、コイル間の結合が、概して異なる周波数で、複数のモード(NコイルはN個のモードを生じる)になり得るということである。レーマーによるプリアンプ・デカップリング方法(すなわち、各コイルの入力端子に高インピーダンスを供給する)を使用することは、コイル素子間のモード結合の効果を低減する。
プリアンプ・デカップリングなしで、2つの結合された同一のコイルが、異なる周波数で2つの関連するモードを持ち得る。実施例において、コイルの周波数は、モードの1つをラーモア周波数に至らせるように調整できる。この実施例において、モードの1つをラーモア周波数に至らせることは、プリアンプとの良好な整合及びノイズ形状を許容する。これは、両チャネルがほとんど同一の特性を持つシステムにより受けられることとなり、すなわち、両方のプリアンプは、図12の2つのプリアンプが共有のコイル素子から信号を受けるのと同じ様に共有の結合モードから信号を受ける。
opt (1)+Zopt (2)=ZMode
である場合、最大SNRはモードから抽出できる。ここで、Zopt (1)及びZopt (2)は、2つのプリアンプに対する最適ノイズ整合インピーダンスであり、ZModeは、他のプリアンプが短絡回路に置き換わる場合、2つのプリアンプのうちの1つにより見られるモード・インピーダンスである。
一つの実施例において、モード間の分離がコイルのQファクタと比較して極めて大きくない場合、共振モードの一つでの2つのポートの反応は必ずしも同じではないだろう。例えば、参照される2つの結合コイルは、同回転電流と関連するモードと、反回転電流と関連するモードとを持ち得る。この実施例において、例えば、ラーモア周波数が同回転モードであるように、コイルが調整される場合、ループ1が励起されたにせよ、ループ2が励起されたにせよ、両コイルの出力が同一であろうと期待するだろう。しかしながら、他のモードが非常に遠く離れていず、Qファクタが無限でないので、ループ1が駆動されるとき、ループ1の出力はループ2の出力より一般に少なくともわずかに高い。加えて、フェーズは、必ずしも同じではない。この小さな違いは、本発明の実施例に関して重要であり得る。可能なモードの全てがコイルの全ての出力で表される場合、出力からモードの全てを再構成することは一般に可能であろう。ノイズ結合及び信号結合が同一である程度まで、ノイズホワイトニングに基づく反転はまた、アレイの抵抗固有モードと関連する信号分布を作る。レーマー等やプリュエスマン等により(MRM1999SENSE:「高速MRIのための感知エンコーディング」)に説明されているように、標準(ノイズ共分散)最適構成は、最終イメージを作るために、結合コイルの出力で実行できる。
図1は、本発明の実施例による共有の脚を持って構成された対のコイル(概略10x12cm)を示す。 図2A及び図2Bは、ノイズ平衡チャンネル1及びチャネル2に対して、貧弱な絶縁を持つ図1の構成された対のコイルを使用することにより、標準プリアンプ・デカップリング単一チャネル画像をそれぞれ示す。 図3A及び図3Bは、ノイズ平衡チャンネル1及びチャネル2に対して、図1の構成された対のコイルを使用することにより、プリアンプの前に90度フェーズ・シフターを持つ標準プリアンプ・デカップリング単一チャネルの出力をそれぞれ示す。 図4は、本発明の実施例による図1の構成された対のコイルを用いた固有プロセスからのループ・モードを示す。 図5は、本発明の実施例による図1の構成された対のコイルを用いたバタフライモードを示す。 図6は、本発明の実施例による図1の構成された対のコイルを用いた固有プロセスからのループ・モードを示す。 図7は、本発明の実施例による図1の構成された対のコイルを用いたバタフライモードを示す。 図8は、標準プリアンプ・デカップリングの場合に対して最適化されたノイズホワイトニングの後、図5乃至図7に図示された実施例の二乗和を示す。 図9は、プリアンプスーパー結合の場合に対して最適化されたノイズホワイトニングの後、図5乃至図7に図示された実施例の二乗和を示す。 図10は、相互インダクタンスを共有する2つのコイル素子の回路モデルを示す。 図11は、第2のコイル素子に取り付けられるプリアンプに対する入力起因ノイズ・モデルを含む相互インダクタンスを共有する2つのコイルの回路モデルを示す。 図12は、インピーダンスZcoilを持つ単一のコイル素子に取り付けられる2つのプリアンプを示し、ここで、プリアンプ1は入力インピーダンスZin (1)及び最適ノイズ・マッチ・インピーダンスZopt (1)を持ち、プリアンプ2は入力インピーダンスZin (1)及び最適ノイズ・マッチ・インピーダンスZopt (2)を持つ。 図13は、ロードされたコイルのうちの1つのS11にプリアンプを加える効果を示す。 図14は、各ボトルを囲み、互いに同軸に向けられた円形のコイル素子を持つ2つのボトルを示す。 図15は、相互インピーダンスZを共有し、関連するノイズ電圧源V (i)及びノイズ電流源i (i)を持つプリアンプに取り付けられる2つの結合コイルに対する回路モデルを示す。 図16は、4.5"分離で結合されるコイルを使用した、図14に示されるボトルの冠状画像を示す。 図17は、3つの場合に対するループ間の距離に対するSNRを示し、場合1は、全4つのプリアンプが再構成のために使用され、場合2は、2つの追加のプリアンプがコイルに取り付けられるが給電されず、場合3は、標準の2つのプリアンプ・デカップリング戦略である。 図18は、単一のコイルに接続される2つのプリアンプに対する変更された等価のノイズ・モデルを示す。 図19は、入力推測ノイズ・モデルを示す。 図20は、各コイルが2つのプリアンプを持つ当該2つのコイルを持つ本発明の実施例の概略図を示す。
図1を参照すると、コイル素子の間に共有脚を持ち、各コイルは約10cmx12cmである一対のコイル素子が示される。キャパシタが、効率的な相互リアクタンスを調整する手段を供給するために共有脚に置かれた。64MHzでの絶縁が、脚に約143pFで作られた。コイルは、以下のように測定される特定の損失を生じるように調整された。1つのコイルは、その入力を通じて駆動され、電流はフィールド・プローブで測定された。絶縁は、プリアンプが取り付けられ(調整された入力を持って)、コイルがキャパシタを持ち上げることにより物理的に開かれるとき、電流において約2dBの違いがあるように、脚の静電容量を減少させることにより調整された。静電容量はほぼ76pFであり、約15オームほどの相互インピーダンスを示唆するのに対し、各コイルは、共振するように同調させるために静電容量に対してほぼ150オームを必要とした。従って、結合係数「k」は約0.1であり、予測された分離は約6MHzである。ベンチ測定は、約7MHzの分離を示す。同調は、より高い周波数モード(バタフライ)が64MHzであり、より低い周波数モード(大きなループ)が56.4MHzであるように調整された。プリアンプは、絶縁したコイル素子の抵抗の約1/50の値を持った低い抵抗をコイル素子に供給した。この構成は、コイル素子間にワーストケースの絶縁を供給し、両方のプリアンプが同じバタフライモードに見えることが明らかである。単一のプリアンプの代わりに2つのプリアンプを使用する際の利点がそれほどないだろうことが更に明らかである。
図2乃至図9は、プリアンプ・デカップリングされた場合及びスーパー結合された場合における、このコイルからのMR結果を示す。図2A及び図2Bは、プリアンプ・デカップリングを使用する個々の画像を示す。この場合、両方のプリアンプは、絶縁したコイル素子の抵抗より約50倍高い抵抗をコイル素子に供給した。図3A及び図3Bは、90度フェーズ・シフターがプリアンプの前に加えられるときでの同じ2つのプリアンプの出力を示す。この場合、プリアンプの入力インピーダンスは、絶縁されコイル素子抵抗の約1/50である。両方の場合に対する画像は、全く同一ではないが、ほとんど同じに見える。両方のプリアンプのノイズ出力は、信号が相関されているのと同様に、非常に強く相関されるべきである。次のステップは、両方の場合において、ノイズを白くすることである。新しい個々の画像が、図4及び図5に示される。図4は固有プロセスからのループ・モードを示し、図5はバタフライモードを示す。ループ・モードは深度が良く見えるが、バタフライモードは近くで良く見える。図6及び図7は、図4及び図5と同じ固有モードを示すが、ループ・モードが7.5MHz周波数を離れているので、その寄与が弱いのに対し、バタフライモードは、プリアンプの取り付けが無損失態様のため、約20%良好である。結合された二乗和(SoS)画像が、図8及び図9に示される。図8は、標準プリアンプ・デカップリングの場合に対する最適化されたノイズホワイトニングの後の二乗和画像領域を示す。図9は、プリアンプスーパー結合の場合に対する最適化されたノイズホワイトニングの後の二乗和画像領域を示す。
プリアンプ・デカップリング(すなわちRin (2)→∞)を使用するプロセスは、損失がありえる。コイル素子間の相互のインピーダンスが強いとき、コイル素子間に転送されるノイズは、プリアンプのフロントエンドから生じるノイズと関連し、コイル素子及びサンプルの損失からの熱雑音と関連しない。これは、コイル及びサンプルの損失による熱雑音からコイル素子に生じる電流がプリアンプ・デカップリング方法の使用を通じて著しく低減されるという事実による。しかしながら、プリアンプ・フロントエンドによるコイル素子のノイズ電流の部分は、コイル及びプリアンプの組合せの総インピーダンスの関数というよりは、むしろコイルとプリアンプとの間の反射係数の大きさの関数である(ペンフィールドを参照)。この事実は、コイル素子間に結合されるノイズの線形反転及び補正を妨げる。しかしながら、我々が「プリアンプスーパー結合」と称する逆の戦略(すなわちRin (2)→0)を使用するとき、2つのプリアンプの間に結合されるノイズは主にコイル素子及びサンプルの損失による。さらに、プリアンプの出力部でのノイズは、取付けられたコイル素子のノイズ電流の線形関数であるコンポーネントにより支配される。
2つのプリアンプで受けられる主要なモードのSNRが、単一のプリアンプで同じモードを受信するのと同様な程度まで回復できると仮定する。この点で、問題は、他のモードから受けられる付加的な信号が、更にSNR増大を許容するかどうか、又は、これらのモードが周波数においてあまりに遠く、よって適切にサンプルされるにはあまりに弱いかどうかである。示された特定の場合に対して、ループ・モードは56.4MHzで、7.5MHz離れていて、標準デカップリングの場合と比較した損失が激しく、そのモードのSNRの約50%が得られた。
特定の実施例は、非可逆ノイズを可逆ノイズに変換するための方法及び装置を含む。非可逆ノイズを可逆ノイズに変換することは、多くのチャネル・アレイの改良に対する障害を除去できる。非可逆ノイズ結合に対処するため非可逆ノイズを可逆ノイズに変換するための本方法の実施例は、結合は許されるが測定可能である状況で使用できる。結合信号の正確な測定は、ノイズの代数反転を許容できる。斯様な代数反転は、ノイズ相関測定を利用して、例えば、最適再構成を介して達成できる。
結合が有る及び無い図15の2つのコイル・システムを考える。この等価回路において、結合は、相互インピーダンスZにより作られる。結合が無い場合(Z=0)、データの2つのチャネルは、以下のように表わせる。
Vin (1)/A=S(1)+N(1)+vn (1)+Zcoil (1)in (1) (5)
Vin (2)/B=S(2)+N(2)+vn (2)+Zcoil (2)in (2) (6)
ここで、S(1)及びS(2)は、コイル素子1及びコイル素子2に対する信号をそれぞれ表す。N(1)及びN(2)は、第1及び第2のコイル/サンプル・システム内で生じるノイズをそれぞれ表す。ノイズN(1)は、例えば、サンプルとコイル素子1との相互作用から、コイル素子1内のコンポーネントから、コイル素子の導体から生じる。ノイズ
Nf=v (1)+Zcoil (1) (1)
は付加的ノイズであり、プリアンプ及びその後の受信の一連のチャネル1と関連する。ファクタA及びBは、ネットワークのインピーダンスの関数であり、それぞれのゲインに影響を及ぼすだけであり、結果のSNR及びノイズ相関に影響を及ぼさない。
Figure 0005641331
結合が有る場合、データの2つのチャネルは、以下のように表わせる。
Figure 0005641331
Figure 0005641331
ここで、
Figure 0005641331
である。
ここで、k12は、コイル素子1からコイル素子2への実効電圧結合を表わし、k21は、コイル素子2からコイル素子1への実効電圧結合を表す。コイル素子1及び2は共有インピーダンスZを通じて結合されるとき、式(7)は、コイル素子1からの出力を表し、式(8)は、コイル素子2からの出力を表す。k12及びk21の知識を持って、電圧結合マトリックスKの逆変換を利用することによるポスト処理の間、結合されたコンポーネントの部分を除去できることに注意されたい。
Figure 0005641331
プリアンプ・デカップリング(Zin (i)→∞)が電圧結合係数を消していることにも留意されたい。しかし、ポスト処理技術もプリアンプ・デカップリングも、ノイズ電流結合
Nf=Z (1)
Nf=Z (2)
のために、式(7)及び(8)の項を取り除かないだろう。相互インピーダンスの影響を低減するために高入力インピーダンス・プリアンプを使用する能力は、コイル素子の出力が、挿入された高プリアンプ入力インピーダンスによっては悪化しないが、他のコイル素子との残存結合を生じさせる残留循環ノイズ電流が、プリアンプから生じるノイズにより占められるという事実に必然的に結び付けられる。
Nf及びNfの測定値を得られる場合、結合を反転することは可能だろう。以下の手法は、コイル素子間のノイズ結合の影響を低減するという目的を持って、Nf及びNfについてのいくらかの知識を得るように設計されている。この手法において、2つのプリアンプは、各コイル素子に取り付けられ得る。これらのプリアンプの出力信号は、2つのモードに結合できる。第1のモードは、コイルに取り付けられる単一のノイズ整合プリアンプから予測できるものと等価のSNRを持つ信号を含み得る。第2のモードは、素子間に結合されるノイズの影響の減少を可能にできるノイズ情報を含み得る。この組合せは、ハードウェア、ソフトウェア、又は最適再構成アルゴリズム(レーマー等)を用いることによりできる。
図18は、単一のコイル素子に取り付けられる2つのプリアンプ用の等価回路を示す。
プリアンプ1は、入力インピーダンスZin (1)及び最適ノイズ整合インピーダンスZopt (1)を持ち、プリアンプ2は、入力インピーダンスZin (2)及び最適ノイズ整合インピーダンスZopt (2)を持つ。両方のプリアンプからの出力信号の重み付けられた組合せ(=第1のモード)から得られるSNRが、
opt (1)+Zopt (2)=Zcoil
である限り、別途同一のノイズ・パラメータを持つ単一のノイズ整合プリアンプから得られるSNRと同じであることが示され得る。
プリアンプ1が非常に高い入力インピーダンス(=プリアンプ・デカップリング)を持ち、プリアンプ2が非常に低いインピーダンス(=プリアンプスーパー結合)を持つ場合、コイル上のノイズ電流は、主にプリアンプ1内のノイズ電流源i (1)によるだろう。プリアンプ出力の適当に重み付けられた組合せで、
(1)−i (2)
と比例する第2のモードが作られ得ることがここで示され得る。従って、この第2のモードについての知識は、他のコイル素子とのノイズ結合の影響の減少を許容できるべきである。
(1)及びi (2)の両方は、それぞれの最適ノイズ整合インピーダンスZopt (1)及びZopt (2)の大きさに逆比例する。
従って、以下が成り立つ。
Figure 0005641331
これらの状況の下で、第2のモードは、コイル素子のノイズ電流に非常に類似するだろう。
入力起因ノイズ・モデルは、1956年のローテ及びダールケ(Proceedings of the IRE1956、811ページ)により紹介された。このモデルは、入力上の短絡電流源及び直列電圧源と共にノイズがないプリアンプから成る。これは、図19に示される。このモデルに対して、最小ノイズ形状Fmin及び最適ソース・インピーダンスZoptのプリアンプ・パラメータは、電圧源V、直列電流源I及びこれらの信号γとγとの間の相関の関数として書くことができる。
Figure 0005641331
図12は、本発明の実現の実施例を概略的に例示する。図12に示される実施例では、プリアンプ1は、できるだけ相互インダクタンスの影響を低減するために利用される、
opt (1)≒Zcoil及びZin(1)≒50*Zcoil
を持つ標準パワー不整合プリアンプである。プリアンプ2は、逆効果を持つように調整され、
opt (2)<<Zcoil及びZin<<Zcoil
は、ループのインピーダンスの無視できる変化を表す。この構成において、最適ノイズ形状は、
opt (1)+Zopt (2)=Zcoil
であるとき、単一のコイル素子に対して達成される。プリアンプ2のノイズ形状について注意していなかったので、Zopt (2)又はZin (2)の何れも具体的に計算又は測定しなかった。プリアンプ2は、電流検出プリアンプとして考えられ得る。ループの電流が誘導結合を生じるので、追加センサとして作用するプリアンプ2は、他のコイル素子と結合される信号に関する情報を供給できる。特に、他のコイル素子に結合されるノイズに関する情報である。プリアンプ2がコイル素子のインピーダンスに非常に小さな変化しか引き起こさないので、プリアンプ2は、実験の間、挿入できるしコイル素子から取り外せる。
図13は、取り付けられるプリアンプ2を持つ場合と、持たない場合のコイルのS11測定を示す。より良好な整合(より深く下がった曲線)は、取り付けられるプリアンプ2を持たないコイルに対応する。しかしながら、信号及びノイズは、プリアンプ2のノイズ形状と関連するノイズを除いては、他のチャネルと結合される信号及びノイズを表わす。
コイル1として図12に示されるコイルを考え、第2の同一のコイル素子、コイル2を加える。図20は、各コイルが2つのプリアンプを持って、2つのコイルを持つ実施例の概略図を示す。式(7)、(8)、(9)及び(10)の4つの信号/ノイズの組合せを持つとここで仮定する場合、適当な結合ファクタにより新規な値の各々を拡大・縮小することにより、最初の結合されていない信号をほぼ回復できることが分かる。近似値は、以下の形式を持つ。
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
Figure 0005641331
+N−k21Nf+Nf (11)
+N−k12Nf+Nf (12)
このように、特定の実施例において、結合の大きさよりはむしろ結合の形式が決定される。コイルから出るノイズを加えた信号は、例えば、結合係数を更に低減させる代わりに、第2のプリアンプを介して測定できる。このように、第1のプリアンプからのノイズは、第2のプリアンプにより測定される。従って、本発明の実施例は、最低レベルまで結合を下げるためのニーズを低減できる。処理は、ハードウェア及び/又はソフトウェアを介して達成できる。
結合された信号及びノイズの無損失に近い反転を許容するこの第2のプリアンプの能力を試験するために、2つのコイルは、図14に示されるように互いに結合された。図12に示されるように、各コイルは、2つのプリアンプを組み込んだ。2つのコイルは、異なるボトル(2.21リットルの蒸留水、4.42gのCuSO4.5H20及び4.42gのNaCl)の周辺に各コイルを持って同軸に配された。コイル面の分離は、6.75インチから下に3インチまでで調整された。図16に示されるような画像は、3つの構成で、各コイル分離ごとに撮られた。第1の構成(場合1)において、プリアンプ1及びプリアンプ2は使用可能だった。第2の構成(場合2)において、プリアンプ2は取り付けられたが、供給電圧で給電されず、第3の構成(場合3)において、単一の標準デカップリングプリアンプ1が各コイルに対して用いられた。SNR値は、場合2及び場合3に対する2つのチャネル及び場合1に対する4つのチャネルのノイズ最適再構成(レーマー等)の後、測定された。
各種実施例において、他のデバイスが、プリアンプ2の代わりに使用できる。特定の実施例において、アンプは、物理的に取り付けられるように、ループ内に置かれる。他の実施例では、ループに物理的に取り付けられていないが、結合により信号及びノイズを取り上げるピックアップループが使用できる。他の実施例において、小さなプローブコイルがループの近くに配置でき、プローブコイルはプリアンプを持つ。
図17は、すべてのコイル分離に対して、図16を参照して説明された3つの場合に対する相対的なSNRのプロットを示す。給電なしでプリアンプ2を加えることは(場合2)、プリアンプ2の付加的な抵抗のため、ほぼ10パーセントのSNRの損失を生じることが分かる。しかしながら、給電し再構成のため利用されるとき(場合1)、曲線は、結合がより強くなるにつれてより高いSNRが得られるように変化する。約6.75インチの分離ポイント(結合が低い所)で、場合2及び場合1は一致するが、分離が減少し結合が増大するにつれて、相対的なSNRは増大し、約3.75インチの分離でプリアンプ2を利用して、標準手法(場合3)で改良されたSNRを提供し始める。これは、コイル電流を測定するためプリアンプを加えることは、結合がSNRの減少を引き起こすとき、SNRに有益なことを示す。特に強い結合に対して、SNRのこの追加損失を持ってさえ、第2のプリアンプからの信号の利用は、正味の改良になる。(標準プリアンプからのノイズを含む)コイル電流の測定は、結合損失の補正を可能にする。ノイズ最適再構成は、この補正を自動的にすることができる。プリアンプ2に関連する損失は、プリアンプ2からのかなり低い信号(20dB近くまで低い)が、まだ両方の信号の適当なサンプリングを可能にするよう低下できる。方法は、多くの弱い結合対のコイルでも実施できる。付加的な実施例において、システムのパラメータは、場合1がループ間に6インチの距離過ぎてより高いSNRを持つように、場合1に対して図16の曲線を持ち上げるために調整できる。
本発明の実施例は、コイル電流の測定を組み込んで、複数のコイルを使用して撮像のための方法及び装置に関する。コイル電流のこの測定は、他のコイルとの残りの結合によるSNR損失を低減するのに役立ち得る。実施例は、弱い結合を持つ多くのコイルがあるコイル構成に適用できる。他の実施例は、プリアンプ2のインピーダンスを最適化でき、プリアンプ2のため損失を低減できる。
ここで参照され又は引用された全ての特許、特許出願、仮出願及び刊行物は、これらが本願の明確な教示と矛盾しない限り、図面及び表を含めて参照により全て組み込まれる。
ここで説明された例及び実施例は、単なる例示目的であり、種々の変更又は変形は当業者に示唆されるし、本願の趣旨及び範囲内に含まれるべきことは理解されるべきである。

Claims (39)

  1. コイル素子と、第1のプリアンプ回路と、第2のプリアンプ回路とを有し、第1のプリアンプ回路は第1の信号を出力し、第2のプリアンプ回路は第2の信号を出力し、第1のプリアンプ回路はZ coil とほぼ等しいZ opt を持ち、ここで、Z opt は第1のプリアンプ回路に対して最適なノイズ整合インピーダンスであり、Z coil は前記コイル素子の入力インピーダンスである、MRIコイル構造体。
  2. 少なくとも一つの付加的コイル素子を更に有し、少なくとも一つの付加的コイル素子各々が、対応する少なくとも一つの付加的第1のプリアンプ回路を有し、前記少なくとも一つのプリアンプ回路が対応する少なくとも一つの付加的第1の信号を出力する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  3. 少なくとも一つの付加的第2のプリアンプ回路を更に有し、前記少なくとも一つの付加的第2のプリアンプ回路が対応する少なくとも一つの付加的第2の信号を出力する、請求項2に記載のMRIコイル構造体。
  4. 第1の信号、第2の信号、前記少なくとも一つの付加的第1の信号、及び前記少なくとも一つの付加的第2の信号からMRI画像を作る手段を更に有する、請求項3に記載のMRIコイル構造体。
  5. 前記MRI画像は、最適再構成を介して作られる、請求項4に記載のMRIコイル構造体。
  6. 第1のプリアンプ回路と第2のプリアンプ回路とが単一のコイル素子に取り付けられる、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  7. 第1のプリアンプ回路は10倍のcoilより大きいZinを持ち、ここで、Zcoilは前記コイル素子の入力インピーダンスである、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  8. 第1のプリアンプ回路は第1のプリアンプ及び第1の整合回路を有し、第1のプリアンプ回路は50倍のcoil/Zin(PA)とほぼ等しいZinを持ち、ここで、Zin(PA)は第1のプリアンプの入力インピーダンスである、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  9. 第2のプリアンプ回路は、Zcoilの10%より小さいZopt(2)を持つ、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  10. 第2のプリアンプ回路は、Zcoilの5%より小さいZopt(2)を持つ、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  11. 第1のプリアンプ回路はZopt(1)を持ち、第2のプリアンプ回路はZopt(2)を持ち、Zopt(1)+Zopt(2)がZcoilにほぼ等しい、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  12. 第1のプリアンプ回路は第1の整合回路及び第1のプリアンプを有し、第1の整合回路は第1のプリアンプのZin(PA)及びZopt(PA)を第1のプリアンプ回路のZin(1)及びZopt(1)への無損失変換を実施する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  13. in(1)0.95x50x(Z coil /Z in(PA) である、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  14. in(2)0.05x50x(Z coil /Z in(PA) である、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  15. in(2)>Zcoilである、請求項に記載のMRIコイル構造体。
  16. 第1の組み合わせ信号及び第2の組み合わせ信号を作る手段を更に有し、第1の組み合わせ信号は前記コイル素子により検出される電磁場に関係し、第2の組み合わせ信号は前記コイル素子により作られる電磁場に関係する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  17. 第1の組み合わせ信号は第1の信号及び第2の信号の線形組み合わせである、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  18. 第2の組み合わせ信号は第1の信号及び第2の信号の線形組み合わせである、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  19. 第2の組み合わせ信号は第1の信号及び第2の信号の線形組み合わせである、請求項17に記載のMRIコイル構造体。
  20. 第1の組み合わせ信号を作る手段は、ソフトウェアを介して第1の組み合わせ信号を作る手段を有する、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  21. 第1の組み合わせ信号を作る手段は、ハードウェアを介して第1の組み合わせ信号を作る手段を有する、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  22. 第1の信号は前記コイル素子により検出される電磁場を変化させることに関係し、第2の信号は前記コイル素子により作られる電磁場を変化させることに関係する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  23. 第1の信号は第1の電流信号であり、第2の信号は第2の電流信号である、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  24. 第1の組み合わせ信号は第1の電流信号であり、第2の組み合わせ信号は第2の電流信号である、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  25. 第1の信号は第1の電圧信号であり、第2の信号は第2の電圧信号である、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  26. 第1の組み合わせ信号は第1の電圧信号であり、第2の組み合わせ信号は第2の電圧信号である、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  27. 第1の信号の一部は前記コイル素子により検出される電磁場を変化させることに比例する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  28. 第2の信号の一部は前記コイル素子により検出される電磁場を変化させることに比例する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  29. 第1の信号の一部は前記コイル素子により検出される電磁場を変化させることに比例する、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  30. 第2の信号の一部は前記コイル素子により検出される電磁場を変化させることに比例する、請求項16に記載のMRIコイル構造体。
  31. 第1の信号の他の一部は前記コイル素子により生成されるノイズと、第1のプリアンプ回路により生成されるノイズと、第2のプリアンプ回路により生成されるノイズとの和に比例する、請求項27に記載のMRIコイル構造体。
  32. 第2の信号の他の一部は前記コイル素子により生成されるノイズと、第1のプリアンプ回路により生成されるノイズと、第2のプリアンプ回路により生成されるノイズとの和に比例する、請求項28に記載のMRIコイル構造体。
  33. 第1の信号の他の一部は前記コイル素子により生成されるノイズと、第1のプリアンプ回路により生成されるノイズと、第2のプリアンプ回路により生成されるノイズとの和に比例する、請求項29に記載のMRIコイル構造体。
  34. 第2の信号の他の一部は前記コイル素子により生成されるノイズと、第1のプリアンプ回路により生成されるノイズと、第2のプリアンプ回路により生成されるノイズとの和に比例する、請求項30に記載のMRIコイル構造体。
  35. 前記コイル素子は導体の少なくとも一つのループを有する、請求項1に記載のMRIコイル構造体。
  36. 前記コイル素子は少なくとも一つの容量性素子を更に有し、当該容量性素子の調整が前記コイル素子の共鳴周波数を調整する、請求項35に記載のMRIコイル構造体。
  37. 第1の信号及び第2の信号の使用を介して、前記少なくとも一つの付加的第1の信号のノイズを低減する手段を更に有する、請求項3に記載のMRIコイル構造体。
  38. 第1の信号及び第2の信号の使用を介して、前記少なくとも一つの付加的第1の信号のノイズを低減する手段を更に有する、請求項37に記載のMRI構造体。
  39. コイル素子と、第1のプリアンプ回路と、第2のプリアンプ回路とを有し、第1のプリアンプ回路は第1の信号を出力し、第2のプリアンプ回路は第2の信号を出力し、第1のプリアンプ回路はZ coil とほぼ等しいZ opt を持ち、ここで、Z opt は第1のプリアンプ回路に対して最適なノイズ整合インピーダンスであり、Z coil は前記コイル素子の入力インピーダンスである、RFコイル構造体。
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