JP3532305B2 - Nmrシステム - Google Patents

Nmrシステム

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JP3532305B2
JP3532305B2 JP16322595A JP16322595A JP3532305B2 JP 3532305 B2 JP3532305 B2 JP 3532305B2 JP 16322595 A JP16322595 A JP 16322595A JP 16322595 A JP16322595 A JP 16322595A JP 3532305 B2 JP3532305 B2 JP 3532305B2
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ダニエル・ステュワート・スモール
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    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • G01R33/3621NMR receivers or demodulators, e.g. preamplifiers, means for frequency modulation of the MR signal using a digital down converter, means for analog to digital conversion [ADC] or for filtering or processing of the MR signal such as bandpass filtering, resampling, decimation or interpolation
    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
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    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/5608Data processing and visualization specially adapted for MR, e.g. for feature analysis and pattern recognition on the basis of measured MR data, segmentation of measured MR data, edge contour detection on the basis of measured MR data, for enhancing measured MR data in terms of signal-to-noise ratio by means of noise filtering or apodization, for enhancing measured MR data in terms of resolution by means for deblurring, windowing, zero filling, or generation of gray-scaled images, colour-coded images or images displaying vectors instead of pixels

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分野は核磁気共鳴イメー
ジング方法およびシステムである。更に詳しく述べると
本発明は、スキャンの間に取得されるNMR信号の中の
広帯域雑音の検出、およびこのような雑音によって再構
成された画像に生じるアーチファクトの除去に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】人体組織のような物質に一様な磁界(分
極磁界B0 )が加えられたとき、組織内のスピンの個々
の磁気モーメントはこの分極磁界とそろおうとするが、
それを中心としてそれらの特性ラーモア周波数でランダ
ムな順序に歳差運動を行う。x−y平面内でラーモア周
波数に近い磁界(励起磁界B1 )を物質または組織に加
えると、正味のそろったモーメントMzがx−y平面へ
回転し、すなわち「傾いて」、正味横磁気モーメントM
tが作成される。励起信号B1 が終了した後、励起され
たスピンによりNMR信号とも呼ばれる無線周波(R
F)信号が放出される。この信号を受けて、ディジタル
化し処理することにより、画像を形成することができ
る。
【0003】この「NMR」信号は非常に小さいので、
MRIシステムを外部RF雑音(noise)から遮蔽
し且つ内部雑音源を除去するために、並外れた処置が講
じられる。それにもかかわらず、短時間の雑音パルスの
発生が持続し、その位置を突き止めて除去することがで
きないことがある。これらの雑音パルスは「スパイク雑
音」、「インパルス雑音」または「白色画素」と呼ば
れ、コーダロイ(corduroy)状アーチファク
ト、ゼブラ(zebra)状アーチファクトのような俗
名で表される画像アーチファクトを生じる。このような
雑音源には、断続する電気接点からの部分放電または静
電放電によるアーク、およびアースループによって生じ
るような高速過渡電圧の高調波が含まれる。このような
雑音源が定期的に発生するとき、それらの雑音源を突き
止め、それらを除去するための手段を講じることができ
る。この「ハードニング(hardening)」プロ
セスはどのような新しいMRI設備でも生じ、最終的
に、断続するもの並びにコスト効率の良い診断を不可能
にするようなものを除いて、すべての短時間雑音源が除
去される。
【0004】断続する雑音源の影響を軽減するために、
多数の戦略が用いられてきた。このような方法には、取
得されたNMR信号を調べることにより雑音スパイクを
突き止めること、および再構成された画像を調べること
によりこのような雑音の影響を突き止めることが含まれ
る。強く位相符号化または周波数符号化された(すなわ
ち、k空間のへりの)NMR信号に雑音スパイクが生じ
るときには、これらの従来の方法はうまく作用する。し
かし、k空間の中心近くのNMR信号に雑音スパイクが
生じるときには、これらの従来の方法はうまく作用しな
い。後者の場合は、NMR信号の大きさが極めて大き
く、雑音から信号を見分けることはより難しい。このよ
うな方法によって検出された雑音スパイクは通常、隣接
した値の間を補間することによって除去される。
【0005】
【発明の概要】本発明は、NMR信号の中の短時間雑音
の検出、およびNMR画像データ組からのこのような雑
音の除去に関するものである。更に詳しく述べると、本
発明のNMRシステムは、NMR信号を受けるように接
続されて、NMRイメージング周波数帯域幅の外側のあ
る範囲の周波数を通過させるように同調させた帯域フィ
ルタ、該帯域フィルタからの出力信号を受けて、該出力
信号の大きさを雑音基準レベルの大きさと比較し、該出
力信号の大きさが雑音基準レベルの大きさを超えたとき
に雑音表示信号を発生するように接続された検出器、お
よび雑音表示信号を受けて、該雑音表示信号を用いてN
MR信号を修正する手段を含む。短時間雑音スパイクは
非常に広い帯域幅を持ち、本発明の発見したところによ
れば、NMRイメージング信号帯域幅の外側にある短時
間雑音スパイクのエネルギのかなりの部分は、受信コイ
ルの固有のフィルタリングおよび前置増幅器の比較的狭
い帯域幅を通過する。帯域フィルタは、この雑音エネル
ギのかなりの部分を通し、したがってこの雑音エネルギ
を、阻止されるNMRイメージング信号から分離する。
このように、短時間雑音源の広い帯域幅を使用して、そ
の存在を検出する。
【0006】本発明の一般的な目的は、取得されたNM
R信号の中の短時間雑音スパイクの存在を確実に検出す
ることである。NMRイメージング信号の大きさにかか
わりなく雑音が検出されるので、k空間の中心の近くの
NMR信号とともに、k空間のへりの近くのNMR信号
の中の雑音の検出が可能となる。本発明のもう一つの側
面は、短時間雑音スパイクを含むNMR信号の補正であ
る。更に詳しく述べると、ブランキング(blanki
ng)回路がNMR信号を受けるように接続される。雑
音表示信号に応動して、ブランキング回路はNMR信号
の画像再構成器への伝達を阻止する。帯域フィルタによ
って生じる遅延に匹敵する量だけ、NMR信号が遅延さ
れて、ブランキング回路の動作により短時間雑音スパイ
クが除去される。
【0007】本発明のもう一つの一般的な目的は、好ま
しくない画像アーチファクトを生じることなく、NMR
信号から短時間雑音スパイクを除去することである。検
出された雑音の間のNMR信号の単純なブランキングす
なわちスイッチオフにより、他の好ましくない画像アー
チファクトを生じることなく、雑音により生じる画像ア
ーチファクトが有効に除去されることが見出された。
【0008】
【好適実施態様の説明】まず図1には、本発明を含む好
ましいMRIシステムの主要構成要素が示されている。
このシステムの動作は、キーボード制御パネル102お
よび表示装置104を含む操作卓100から制御され
る。操作卓100はリンク116を介して別個のコンピ
ュータシステム107と通信する。コンピュータシステ
ム107により、操作者は表示装置104のスクリーン
上に画像を作成して表示するように制御することができ
る。コンピュータシステム107には、バックプレーン
を介して相互に通信する多数のモジュールが含まれてい
る。これらのモジュールには、画像プロセッサモジュー
ル106、CPUモジュール108、および画像データ
アレーを記憶するための、当業者にはフレームバッファ
として知られているメモリモジュール113が含まれて
いる。コンピュータシステム107は、画像データおよ
びプログラムの記憶のために、ディスク記憶装置111
およびテープ駆動装置112に結合されている。コンピ
ュータシステム107は、高速直列リンク115を介し
て別個のシステム制御器122と通信する。
【0009】システム制御器122には、バックプレー
ンによって一緒に接続された一組のモジュールが含まれ
ている。これらのモジュールには、CPUモジュール1
19、および直列リンク125を介して操作卓100に
接続されるパルス発生器モジュール121が含まれる。
システム制御器122は、リンク125を介して、操作
者からの遂行すべきスキャンシーケンスを示す指令を受
ける。パルス発生器モジュール121は、システム構成
要素を動作させることにより所望のスキャンシーケンス
を実行する。パルス発生器モジュール121は、発生す
べきRFパルスのタイミング、強さおよび形状、ならび
にデータ取得窓のタイミングおよび長さを示すデータを
作成する。パルス発生器モジュール121は一組の勾配
増幅器127に接続されて、スキャンの間に発生すべき
勾配パルスのタイミングおよび形状を指示する。パルス
発生器モジュール121はまた生理的取得制御器129
から患者データを受ける。生理的取得制御器129は、
患者に接続された多数の異なるセンサからの信号、たと
えば電極からのECG信号、またはふいごからの呼吸信
号を受ける。そして最後に、パルス発生器モジュール1
21はスキャン室インタフェース回路133に接続され
る。スキャン室インタフェース回路133は、患者およ
び磁石システムの状態に対応する種々のセンサからの信
号を受ける。またスキャン室インタフェース回路133
を介して、患者位置決めシステム134がスキャンのた
めの所望の位置に患者を動かすための指令を受ける。
【0010】パルス発生器モジュール121によって発
生される勾配波形が、Gx増幅器、Gy増幅器およびG
z増幅器で構成される勾配増幅システム127に印加さ
れる。各勾配増幅器は、勾配コイル集合体139の中の
対応する勾配コイルを励起することにより、取得される
信号を位置符号化するために使用される磁界勾配を作成
する。勾配コイル集合体139は磁石集合体141の一
部を形成する。磁石集合体141には、分極磁石140
および全身RFコイル152が含まれている。システム
制御器122の中のトランシーバモジュール150がパ
ルスを発生し、該パルスはRF増幅器151により増幅
されて、送受切換スイッチ154を介してRFコイル1
52に結合される。患者の中の励起された核から放射さ
れる信号が同じRFコイル152によって検知されて、
送受切換スイッチ154を介して前置増幅器153に結
合される。増幅されたNMR信号は、トランシーバ15
0の受信部で復調、フィルタリングおよびディジタル化
される。送受切換スイッチ154はパルス発生器モジュ
ール121からの信号によって制御され、送信モードの
間はRF増幅器151をコイル152に電気的に接続
し、且つ受信モードの間は前置増幅器153をコイル1
52に電気的に接続する。送受切換スイッチ154によ
り、別個のRFコイル(たとえば、頭部コイルまたは表
面コイル)を送信モードまたは受信モードで使用するこ
とができる。
【0011】RFコイル152によってピックアップさ
れたNMR信号はトランシーバモジュール150によっ
てディジタル化されて、システム制御器122の中のメ
モリモジュール160に転送される。スキャンが完了し
て、データアレー全体がメモリモジュール160に取得
されると、アレープロセッサ161がデータをフーリエ
変換して、画像データのアレーとする。この画像データ
は直列リンク115を介してコンピュータシステム10
7に伝えられ、ディスクメモリ111に記憶される。操
作卓100から受けた指令に応動して、この画像データ
はテープ駆動装置112に保管してもよく、あるいは画
像プロセッサ106で更に処理し、操作卓100に伝
え、表示装置104に表示してもよい。
【0012】特に図1および2に示すようにトランシー
バ150は、電力用のRF増幅器151を介してコイル
152AにRF励起磁界B1 を作成し、且つコイル15
2Bに誘導される信号を受ける。上記のように、コイル
152Aと152Bは図2に示すように分離してもよい
し、あるいは図1に示すように単一の全身コイルとして
もよい。RF励起磁界のベース周波数すなわち搬送波周
波数は周波数シンセサイザ200の制御下で作成され
る。周波数シンセサイザ200はCPUモジュール11
9およびパルス発生器モジュール121から一組のデイ
ジタル信号を受ける。これらのディジタル信号は、出力
201に送出されるRF搬送波信号の周波数および位相
を示す。この指令されたRF搬送波が変調器及びアップ
コンバータ202に印加される。変調器及びアップコン
バータ202では、やはりパルス発生器モジュール12
1から受けた信号に応じて、指令されたRF搬送波の振
幅が変調される。この信号は、発生すべきRF励起パル
スのエンベロープを規定するものであり、モジュール1
21の中で一連の記憶されたディジタル値を順次読み出
すことにより作成される。これらの記憶されたディジタ
ル値を操作卓100から変更することにより、任意の所
望のRFパルスエンベロープを作成することができる。
【0013】出力205に送出されるRF励起パルスの
大きさは励起減衰回路206によって減衰される。励起
減衰回路206はバックプレーン118からディジタル
指令TAを受ける。減衰されたRF励起パルスはRFコ
イル152Aを駆動する電力用の増幅器151に印加さ
れる。トランシーバ122のこの部分の詳細について
は、ここに引用する米国特許第4,952,877号を
参照されたい。
【0014】やはり図1および図2に示すように、被検
体で生じるNMR信号は受信コイル152Bによってピ
ックアップされ、前置増幅器153を介して受信減衰器
207の入力に印加される。このNMR信号の占める帯
域幅は通常1メガヘルツより小さく、その中心はイメー
ジングされるスピン種のラーモア周波数である。たとえ
ば、水素のイメージングを行う1.5テスラのシステム
では、ラーモア周波数は63.86MHzである。受信
減衰器207は更に、バックプレーン118から受けた
ディジタル減衰信号(RA)で決まる量だけこのNMR
信号の振幅を変更する。更に受信減衰器207は、本発
明を実施する雑音フィルタを含む。この雑音フィルタに
ついて、以下図3および図4を参照して詳細に説明す
る。
【0015】受信NMR信号はラーモア周波数またはそ
の近傍にある。この高周波信号はダウンコンバータ20
8により2段階のプロセスで逓降変換される。ダウンコ
ンバータ208はまずNMR信号を線201の搬送波信
号と混合した後、結果として得られる差信号を線204
の2.5MHzの基準信号と混合する。逓降変換された
NMR信号は線212を介してアナログ/ディジタル
(A/D)変換器209の入力に印加される。A/D変
換器209はアナログ信号をサンプリングしてディジタ
ル化する。ディジタル化されたサンプルはディジタル検
出信号処理器210に印加される。ディジタル検出信号
処理器210は受信された信号に対応する16ビットの
同相(I)値および16ビットの直角(Q)値を作成す
る。これらの受信信号のディジタル化されたI値および
Q値の流れがバックプレーン118を介してメモリモジ
ュール160に出力され、そこで画像を再構成するため
に用いられる。
【0016】基準周波数発生器203が共通の20MH
zのマスタクロック信号から、2.5MHzの基準信
号、250kHzのサンプリング信号、ならびに5MH
z、10MHzおよび60MHzの基準信号を発生す
る。受信器の詳細については、ここに引用する米国特許
第4,992,736号を参照されたい。次に図3を参
照して、本発明による雑音フィルタの好適な実施例を説
明する。雑音フィルタは、取得されたNMR信号を前置
増幅器153から入力260に受ける。NMR信号は入
力接続点261で分割され、線262を介して雑音検出
器263に印加され、且つ線264を介して時間遅延回
路265に印加される。後で更に詳しく説明するよう
に、雑音検出器263はNMR信号の中の短時間雑音ス
パイクの存在を検知して、線267に雑音表示信号を生
じる。雑音表示信号の継続時間は短時間雑音スパイクの
継続時間と一致し、通常、500ナノ秒の範囲内にあ
る。時間遅延回路265は印加されたNMR信号を遅延
させる。これにより、その出力269に生じる遅延され
たNMR信号は雑音検出器263による遅延と一致す
る。この目的のために従来の時間遅延回路を使用しても
よいが、実施例ではラーモア周波数に同調させた帯域フ
ィルタが用いられる。このフィルタは帯域幅が1メガヘ
ルツであり、これは所望の時間遅延でNMRイメージン
グ周波数を通過させると同時にイメージング周波数帯域
の両側の他の周波数を阻止するのに充分である。
【0017】やはり図3に示すように、時間遅延された
NMR信号と雑音表示信号はともにブランキング回路2
71に印加される。ブランキング回路271は、ガリウ
ムひ素半導体スイッチであり、線267の雑音表示信号
によってターンオフされて、線275のNMRイメージ
ング信号出力に含まれる様な短時間雑音を阻止する。こ
のスイッチの特性は、動作したときにラーモア周波数に
近い周波数を持つ感知できるほどのエネルギを生じない
ということである。雑音スパイクの継続時間が非常に短
く、これに対応して消去(ブランキング)期間が非常に
短いので、NMR信号から雑音スパイクを除去するこの
方法では好ましくない画像アーチファクトを生じないと
いうことが見出された。実際、消去期間がA/D変換器
209の1サンプル期間より短い限り、中心のk空間の
ビュー(view)の取得の間に生じるときでも、画像
アーチファクトは無視できる。消去期間は、雑音スパイ
クをカバーするのに充分な継続時間を持つようにしなが
ら、できる限り短くしなければならない。したがって、
簡単さとコスト効率のため、この方法による雑音除去
は、補間またはNMR信号への雑音の逆関数の加算のよ
うな他の補正方法に比べて好ましい。
【0018】特に図3および図4に示すように、雑音検
出器263は帯域フィルタ280を含み、この帯域フィ
ルタ280は線262のNMR信号を受ける。NMR信
号には、イメージング帯域幅の中の所望のイメージング
信号の他に、イメージング帯域幅の中とその外側の両方
の望ましくない雑音信号が含まれる。帯域フィルタ28
0はフィルタリングされたNMR信号を生じる。このフ
ィルタリングされたNMR信号はしきい値検出器282
に印加される。帯域フィルタ280は、イメージング周
波数帯域の外側の広い周波数帯域を通過させるように設
計される。好ましい実施例では、この目的のためにノッ
チフィルタが使用される。ノッチフィルタは、ラーモア
周波数を中心とするイメージング周波数の1メガヘルツ
の帯域を阻止するように、同調される。これにより、検
出器282に対する2つの通過域が生じる。一方の通過
域はイメージング周波数より低く、他方の通過域はイメ
ージング周波数より高い。通常の短時間雑音スパイクは
直流から1000メガヘルツに及ぶ帯域幅を有している
ので、フィルタリングされたNMR信号はこの雑音信号
の大部分を含んでおり、イメージング信号の1メガヘル
ツの帯域が阻止されている。
【0019】しきい値検出器282により、フィルタリ
ングされたNMR信号の大きさが雑音基準の大きさと比
較される。雑音基準は、特定のシステム、受信コイル、
被検体、および使用されているNMRパルスシーケンス
に対する「雑音フロア(floor)」の関数である。
雑音基準は、短時間雑音スパイクが生じていないときの
雑音フロアより大きい値に設定される。この値は、NM
Rシステムの設定と校正の際に手動で設定してもよく、
受信コイルおよび操作者が選択したパルスシーケンスの
関数として自動的に変更してもよい。しきい値検出器2
82は比較器として動作する演算増幅器である。一方の
入力は直流基準レベルによって駆動され、他方の入力は
フィルタリングされたNMR信号ともう1つの直流基準
信号によって駆動される。この第2の直流基準は、しき
い値レベルを設定するように調整される。フィルタリン
グされたNMR信号が雑音基準を超えたとき、しきい値
検出器282は線284に雑音表示信号を生じる。この
雑音表示信号は、単安定マルチバイブレータすなわち
「モノショット」286によって出力267に結合され
ている。モノショット286は、データ取得を制御する
データイン信号によって作動される。そしてモノショッ
ト286は、システムの最小サンプリング時間の継続時
間に等しい固定の継続時間を持つ単一の出力パルスを発
生する。短時間雑音はデータが取得されないときに起こ
るシステムの多数の遷移によって発生することが知られ
ているので、データイン信号の使用により、画像データ
取得の間に生じる雑音事象だけが計量される。カウンタ
288が出力267に接続されていて、計量された発生
雑音事象の総数を記憶する。この数は保守者によって周
期的に読み出され、システム性能を評価するために使用
される。
【0020】本発明の趣旨から逸脱することなく好適実
施例から多数の変更を行うことができる。雑音検出器2
63はNMR信号経路の中の他の位置に配置してもよ
く、そしてその雑音表示信号は短時間雑音スパイクの影
響を改善するように他のやり方で用いてもよい。たとえ
ば、雑音検出器263はRF受信コイルと前置増幅器1
53との間に接続することができる。あるいは、雑音検
出器263をダウンコンバータ208とA/D変換器2
09との間に配置してもよい。モノショット286に固
定の継続時間のブランキングパルスを使用する代わり
に、継続時間が雑音スパイクエンベロープを検出するこ
とにより決められるブランキングパルスを作成してもよ
い。アナログ形式でNMR信号のブランキングまたは補
正を行う代わりに、雑音表示信号を用いて、取得された
NMRデータをそのディジタル形式で補正してもよい。
取得されたNMRデータを後の画像再構成プロセスで変
更できるように、この同じ雑音表示信号を使用して、取
得されたNMRデータに「時間捺印」してもよい。ある
いは、雑音表示信号を使用してスキャンシーケンスを変
更してもよい。たとえば、k空間の中心領域からビュー
を取得している間に雑音スパイクが検出された場合に
は、ビュー取得順序を変更することにより、スキャンの
後の方の時点にそのビューを再取得してもよい。
【0021】他の変更も可能である。過電圧状態および
過電流状態から増幅器および他の構成要素を防護するた
めの回路を付加してもよい。雑音基準レベルを固定する
代わりに、NMR雑音電力の関数としてレベルを調整す
る自動利得回路によって雑音基準レベルを制御してもよ
い。雑音スパイクを単にブランキング(消去)する代わ
りに、他の信号補正方法を用いることも可能である。た
とえば、雑音スパイクと同時にNMR信号に負のインパ
ルスを挿入することによりその影響を相殺してもよい。
あるいは、サンプルホールド回路を用いることにより、
検出された雑音スパイク期間の間の雑音スパイクの直前
に信号サンプルを印加してもよい。帯域幅を信号帯域幅
の一部に制限するために用いられる可変帯域幅の帯域フ
ィルタにNMR信号を通してもよい。更にもう1つの補
正方法は、位相同期ループで雑音スパイクに先立つNM
R信号周波数を捕捉し、この周波数の信号を、阻止され
た雑音スパイクによって形成されたギャップに挿入する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるMRIシステムを示すブロック
図である。
【図2】図1のMRIシステムの一部を形成するトラン
シーバを示す電気ブロック図である。
【図3】図2のトランシーバの一部を形成する本発明に
よる雑音フィルタの実施例を示す電気ブロック図であ
る。
【図4】図3の雑音フィルタの一部を形成する雑音検出
器を詳しく示す電気ブロック図である。
【符号の説明】
263 雑音検出器 265 時間遅延回路 271 ブランキング回路 280 帯域フィルタ 282 しきい値検出器 286 モノショット 288 カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 マシュー・ジー・イーシュ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、オ コノモウォック、ウエスト・ウィスコン シン・アヴェニュー、805番 (72)発明者 スティーヴン・ピーター・ソウザ アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、 ウイリアムズタウン、リンレイ・テラ ス、136番 (72)発明者 ノーバート・ジョセフ・ペルク アメリカ合衆国、カリフォルニア州、ロ ス・アルトス、ディステル・ドライブ、 490番 (72)発明者 デニス・ギルバート・ダラピアッザ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ピ ーウォーキー、イシナラ・トレイル、エ ヌ41・ダブリュ27710 (番地なし) (72)発明者 ダニエル・ステュワート・スモール アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ハ ートランド、サウス・インペリアル・ド ライブ、1033番 (72)発明者 ロバート・スティーヴン・ストーモント アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ウ ォークシャ、コロン・ロード、21675番 (56)参考文献 特開 平4−372888(JP,A) 特開 平2−71727(JP,A) 特開 平1−160544(JP,A) 実開 平6−58913(JP,U) 実開 平6−57315(JP,U) 実開 平2−25206(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055 G01R 33/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の周波数帯域を持つNMR信号を取
    得するNMRシステムに於いて、 NMR信号を受けるように接続され、所望の周波数帯域
    幅の外側の範囲の周波数を通過させるように同調したフ
    ィルタ、 上記フィルタの出力のフィルタリングされたNMR信号
    を受けて、そのレベルを雑音基準信号のレベルと比較
    し、該フィルタリングされたNMR信号のレベルが雑音
    基準信号のレベルを超えたときに雑音表示信号を発生す
    るように接続された検出器、および上記NMR信号を受
    け、上記雑音表示信号が発生したときに該NMR信号を
    修正する修正手段を含むことを特徴とするNMRシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記フィルタが上記所望の周波数帯域幅
    より高い周波数の帯域を通過させると共に、上記所望の
    周波数帯域幅より低い周波数の帯域を通過させる請求項
    1記載のNMRシステム。
  3. 【請求項3】 上記修正手段がブランキング回路であ
    り、該ブランキング回路は、上記雑音表示信号が発生し
    ている期間の間、上記NMR信号を抑圧する請求項1記
    載のNMRシステム。
  4. 【請求項4】 上記NMR信号を受けて、上記ブランキ
    ング回路に印加する前に上記NMR信号を遅延させる時
    間遅延回路を更に含む請求項3記載のNMRシステム。
  5. 【請求項5】 上記検出器に接続されていて、発生する
    上記雑音表示の数を計数するカウンタを更に含む請求項
    記載のNMRシステム。
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