JPH0474166B2 - - Google Patents

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JPH0474166B2
JPH0474166B2 JP59112599A JP11259984A JPH0474166B2 JP H0474166 B2 JPH0474166 B2 JP H0474166B2 JP 59112599 A JP59112599 A JP 59112599A JP 11259984 A JP11259984 A JP 11259984A JP H0474166 B2 JPH0474166 B2 JP H0474166B2
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JP
Japan
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foam
mold
molding
cavity
thin
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JP59112599A
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JPS60255407A (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば座席のパツト等を成形する際に
適用される発泡成形方法に関するものである。
従来、例えば自動車座席の背もたれ部のパツト
を成形するには上型1、下型2、および中子3を
第1図に示すように組合わせて内部キヤビテイ4
がメインパツト成形部4Aとセイフテイパツト成
形部4Bとらなる成形型10を構成し、該成形型
10のキヤビテイ4内に発泡成形材料を注入して
発泡成形を行なうのである。この時発泡成形材料
は成形型10の上型1と下型2とを開いた状態で
下型2のキヤビテイ4に注入され、その後上型1
と下型2を閉じて発泡成形を行なうものである
が、下型2のキヤビテイ4内に注入された発泡成
形材料は発泡膨張しかつ同時に硬化しつつキヤビ
テイ4内に充満して行く。しかしセイフテイパツ
ト成形部4B薄肉部になつており、硬化が進んで
高粘度になつている発泡成形材料はこのような薄
肉のセイフテイパツト成形部4Bには一様に付き
回りにくい。したがつて得られたメインパツト部
5Aとセイフテイパツト部5Bとからなるパツト
成形物5において薄肉のセイフテイパツト部5B
の特に表面あたる上側に発泡成形材料の付き回り
欠陥が原因である凹部51Bが生じ易い。このよ
うな凹部51Bがパツト成形物5の表面に生ずる
と該パツト成形物5に表装材を被着しても外側か
らの触覚によつて凹部51Bの存在が識別され商
品としての価値が殆んどなくなつてしまう。そこ
でパツト成形物5の凹部51Bに発泡体を充填接
着し、表面から研磨すると云うような極めて手間
のかかる手直し作業が必要となる。
上記薄肉のセイフテイパツト部5B部分に予め
発泡体を充填しておく手段も考えられるが、この
ような手段の場合には該発泡体とメインパツト部
5Aとの接着面積が広くとれず、かつ構造的にみ
て接着部分に応力が集中し易いので、該発泡体が
メインパツト部5Aからはがれ易いこと、該発泡
体とメインパツト部5Aとの厚みや弾性を均一に
しにくいこと、等の問題点がある。
本発明は上記従来の問題点を解決することを目
的とし、成形型の薄肉成形部の表面側に該薄肉成
形部の厚みよりも薄い発泡シートを予め挿入して
おき、該発泡シートにより発泡成形物の薄肉部表
面を被覆することを骨子とする。
本発明を第2図以下に示す一実施例によつて説
明すれば、成形型10は上型1、下型2、および
中子3よりなり、組合わせて内部にメインパツト
成形部4Aとセイフテイパツト成形部4Bとから
なるキヤビテイ4を形成する。成形にあたつては
まず第2図に示すように上型1と下型2を開いた
状態で予め上型1のセイフテイパツト成形部4B
にあたる個所に両面粘着テープ、接着剤等で発泡
シート6を粘着しておく。そして下型2のキヤビ
テイ4内にウレタン、ポリスチロール、ポリエチ
レン等の発泡成形材料を注入し上型1と下型2を
中子3の挿入状態で閉じる。成形型10のキヤビ
テイ4内に注入された発泡成形材料は発泡し同時
に硬化しつつ膨張しキヤビテイ4内に充満して行
く。かくして第3図に示すように成形型10のキ
ヤビテイ4内にメイパツト部5Aとセイフテイパ
ツト部5Bとからなるパツト成形物5が成形され
る。上記発泡成形工程において、セイフテイパツ
ト部5Bは薄肉部であり、したがつて発泡成形材
料の付き回り性が悪いために凹部51Bが生ず
る。しかし該凹部51Bは予め挿入してある発泡
シート6によつて被覆され、表面には出ない。そ
して該発泡シート6は成形時に発泡成形材料が全
面的に含浸されて発泡し、パツト成形物5と一体
的に接着剤なくしても強力に接着もしくは融着し
てしまう。更に該発泡シート6内は高密度となつ
て該セイフテイパツト部5Bを補強する。かくし
て第4図に示すように凹部が表面に形成されず平
滑な表面を有するパツト成形物5が得られる。
本発明は上記自動車座席の背もたれ部のパツト
のみに適用されるものではなく薄肉部を有する発
泡成形物なら如何なるものにも適用される。なお
は発泡成形物と同じ材料を用いることが望まし
い。
本発明は上記構成を有するから、発泡成形時に
発泡成形物の薄肉部表面に生ずる凹部は発泡シー
トによつて被覆され、発泡成形物の表面に現われ
なくなり平滑な表面の成形物が得られる。そして
発泡シートは発泡成形材料が全面的に含浸して発
泡する結果、接着剤なくして発泡成形と同時に成
形物に強力に接着もしくは融着して一体化し、成
形後に手直しするような手間も全く必要でなくな
り、また接着面積も広くとれ構造的にみても接着
部に応力が集中しないので、該発泡シートが成形
物本体から剥離するようなこともない。更に該発
泡シートは高密度となつて成形物の薄肉部を補強
するが、該発泡シートは該薄肉部の表面を被覆す
るのみであるから成形物の厚みや弾性は均一にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側断面図、第2図以下は本発
明の一実施例を示すものであり、第2図は成形型
の開いた状態の側断面図、第3図は発泡成形状態
の側断面図、第4図は得られたパツト成形物の斜
視図である。 図中、1……上型、2……下型、3……中子、
4……キヤビテイ、4A……メインパツト成形
部、4B……セイフテイパツト成形部、5……パ
ツト成形物、6……発泡シート、10……成形
型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成形型のキヤビテイ内に発泡成形材料を注入
    して発泡成形を行なう際、成形型の薄肉成形部の
    表面側に該薄肉成形部の厚みよりも薄い発泡シー
    トを予め挿入しておき、該発泡シートにより発泡
    成形物の薄肉部表面を被覆することを特徴とする
    発泡成形方法。
JP59112599A 1984-05-31 1984-05-31 発泡成形方法 Granted JPS60255407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59112599A JPS60255407A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 発泡成形方法

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JP59112599A JPS60255407A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 発泡成形方法

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JPS60255407A JPS60255407A (ja) 1985-12-17
JPH0474166B2 true JPH0474166B2 (ja) 1992-11-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62144909A (ja) * 1985-12-19 1987-06-29 Inoue Mtp Co Ltd 袋形状部を有するクツシヨン体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57165232A (en) * 1981-04-06 1982-10-12 Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd Manufacture of bag-shaped cushion

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