JPH0470672A - 静電荷像現像剤 - Google Patents

静電荷像現像剤

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JPH0470672A
JPH0470672A JP2177365A JP17736590A JPH0470672A JP H0470672 A JPH0470672 A JP H0470672A JP 2177365 A JP2177365 A JP 2177365A JP 17736590 A JP17736590 A JP 17736590A JP H0470672 A JPH0470672 A JP H0470672A
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toner
carrier
particles
resin
hydrophobic silica
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JP2177365A
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Takeshi Omura
健 大村
Kenji Tsujita
辻田 賢治
Masanori Kouno
誠式 河野
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等に用
いられる静電荷像現像剤に関し、詳しくは、キャリアと
トナーとからなる二成分現像剤に関する。
〔従来の技術〕
電子写真法等に用いられる現像剤としては、トナーとキ
ャリアとからなる二成分系現像剤が知られている。
しかるに、二成分現像剤により良好な画像を形成するた
めには、トナーとキャリアとの摩擦によりトナーに適正
な極性で適正な範囲の摩擦電荷が付与されることが必要
である。そのため、従来においては、流動性向上剤とし
ても機能するシリカ微粒子をトナーに添加混合すること
によりトナーの摩擦帯電性をコントロールする手段が採
用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、トナーにシリカ微粒子を添加混合する手段では
、現像プロセスに供されたときにトナーが機械的なスト
レスを受けるためにシリカ微粒子が次第にトナー粒子中
に埋没していき、その結果シリカ微粒子による摩擦帯電
性のコントロールが不十分となりトナーの摩擦帯電性が
経時的に低下する問題がある。
詳しく説明すると、現像器が空転される場合、すなわち
現像器内で撹拌手段が駆動されてトナーとキャリアとが
混合撹拌されているが実際には現像が行われずトナーが
消費されない場合は、トナーとキャリアとの混合撹拌時
間が必要以上に長くなるためにトナーの受ける機械的な
ストレスは相当に大きなものとなり、トナー粒子中にシ
リカ微粒子が埋没しやすい。また、両面コピーを自動的
に行うようにした画像形成装置においては、通常の装置
よりも現像器が空転される時間が長いために、シリカ微
粒子の埋没が生じやすい。
また、白地部分の多い原稿をコピーする場合、縮小画像
をコピーする場合は、現像によって消費されるトナー量
が少ないために、現像器内に残留しているトナーが長時
間にわたり撹拌混合されて相当に大きな機械的なストレ
スを受けるようになり、その結果、トナー粒子中にシリ
カ微粒子が埋没しやすい。
さらには、トナーリサイクルシステム、すなわち転写紙
に転写されずに感光体の表面に残留したトナーを回収し
てこのトナーを再び現像器に戻して再利用するシステム
を採用する場合には、トナーの受ける機械的なストレス
が相当に大きくなるため、シリカ微粒子の埋没が生じや
すい。
このように、シリカ微粒子によりトナーの摩擦帯電性を
コントロールする手段では、トナーの摩擦帯電性の安定
性が不十分となるため、トナーに荷電制御剤を含有させ
る技術が種々提案されている。
例えば、特開昭58−152256号公報には、シリコ
ーン樹脂被覆層を有するキャリアと、金属錯塩染料を含
有するトナーとを組合せて二成分現像剤を構成する技術
が提案されている。
しかし、この公報の技術では、荷電制御剤として機能す
る金属錯塩染料の荷電制御性が必ずしも十分ではないた
め、このトナーにシリカ微粒子を添加混合すると、シリ
カ微粒子によってトナーの摩擦帯電性が大きな影響を受
けるようになる。従って、トナーの受ける機械的なスト
レスが大きい場合にはシリカ微粒子がトナー粒子中へ埋
没してトナーの摩擦帯電性が経時的に低下するという既
述の問題が依然として残っている。
さらに、この技術では、樹脂被覆層がシリコーン樹脂の
みからなり樹脂被覆層の強度が弱いために、キャリアを
繰り返して使用に供すると樹脂被覆層が早期に阜耗して
芯材粒子の表面が露出するようになり、その結果、キャ
リアの摩擦帯電性が芯材粒子の表面特性に支配されるよ
うになり、十分な耐久性が得られない問題がある。
一方、特開平2−46470号公報には、樹脂被覆層の
強度を高めるために、芯材粒子の表面に中間層を設け、
この中間層の表面にさらにシリコーン樹脂微粒子を含有
する摩擦帯電制御層を設けてキャリアを構成する技術が
提案されている。
しかし、この公報の技術では、芯材粒子と表層の摩擦帯
電制御層との間に中間層を設ける別途の工程が必要とさ
れるために、製造工程の増加による製造コストの上昇を
招く不利がある。
本発明は以上の事情に基づいてなされたものであって、
その目的は、シリカ微粒子の添加の有無にかかわらず、
トナーの摩擦帯電性を格段に高めた二成分現像剤を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の二成分現像剤は、キ
ャリアとトナーとからなる静電荷像現像剤であって、キ
ャリアは、芯材粒子の表面に、スチレン/アクリル共重
合体樹脂とシリコーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆層
を有してなり、トナーは、少なくともバインダー樹脂と
着色剤と下記一般式で示さ゛れる金属錯塩染料とを含有
してなることを特徴とする。
〔一般式〕
(ただし、X、Yは、水素、ハロゲン、カルボキシル基
、ヒドロキシル基、ニトロ基、スルホン基、スルホアミ
ド基を表し、Aは、H,に、Na、脂肪族アンモニウム
カチオンを表す。) 上記トナーに、さらに疎水性シリカ微粉末を添加混合し
たことを特徴とする。
すなわち、本発明では、トナーに含有させる荷電制御剤
として荷電制御性のきわめて優れた特定の金属錯塩染料
を選択し、かつ、キャリアの樹脂被覆層にスチレン/ア
クリル共重合体樹脂とシリコーン樹脂微粒子を存在させ
ることにより、トナーとキャリアとの相互摩擦によって
トナーに適正な極性で適正な範囲の摩擦電荷を付与でき
るようにしたものである。
従って、外部添加剤として疎水性シリカ微粉末を併用し
ない場合においても、トナーの摩擦帯電性が十分となり
、かつ、その摩擦帯電性が長期間にわたり安定に発揮さ
れるようになる。
しかも、疎水性シリカ微粉末を併用する場合においては
、トナーの摩擦帯電性が、実質上、キャリア樹脂被覆層
を構成するスチレン/アクリル共重合体樹脂およびシリ
コーン樹脂微粒子と、トナーに含有された特定の金属錯
塩染料とにより支配されるため、疎水性シリカ微粉末の
添加量、その存在状態等によってトナーの摩擦帯電性が
変化するおそれがない。従って、トナーが機械的なスト
レスを受けて疎水性シリカ微粉末がトナー粒子中に埋没
されるようになっても、トナーの摩擦帯電性が低下する
ことなく、トナー飛散を伴わずに多数回にわたり良好な
画像を安定に形成することが可能となり、二成分現像剤
の耐久性が格段に向上する。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明の静電荷像現像剤を構成するキャリアは、芯材粒
子の表面に、スチレン/アクリル共重合体樹脂とシリコ
ーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆層を有してなるもの
である。
樹脂被覆層を構成するシリコーン樹脂微粒子は、例えば
下記構造式(a)で示されるジオルガノシロキサンおよ
び/または下記構造式(b)で示されるオルガノシルセ
スキオキサンを基本構成単位とする樹脂微粒子である。
構造式(a) 1   : 構造式(b) −・0・・・・ (Rは、主に、CH3、C5Hs 、Cl1H211゜
、である。) シリコーン樹脂微粒子において、樹脂被覆層に適正な硬
度および耐摩耗性を付与する観点からオルガノシルセス
キオキサン単位の割合が70モル%以上であることが好
ましい。
シリコーン樹脂微粒子の平均粒径は、最終的に形成され
る樹脂被覆層の厚さよりも小さいことが好ましい。具体
的には、樹脂被覆層の厚さが通常3μm以下であること
から、シリコーン樹脂微粒子の平均粒径は3μm以下が
好ましく、特に0.05〜0.5 μmの範囲が好まし
い。シリコーン樹脂微粒子の平均粒径が過大の場合は樹
脂被覆層から脱落するおそれがある。
シリコーン樹脂微粒子の樹脂被覆層における含有割合は
、5〜50重量%が好ましく、特に20〜40重量%が
好ましい。斯かる範囲にあれば、ンリコーン樹脂微粒子
による低表面エネルギー特性が効果的に発揮されて、ト
ナー物質の付着が生じにくくていわゆるトナースペント
による現像剤の劣化が十分に防止されるうえ、樹脂被覆
層の強度が十分となって、摩耗、剥離等による劣化が十
分に防止される。なお、二〇含を割合が過小の場合はシ
リコーン樹脂微粒子による低表面エネルギー特性が十分
に発揮されないおそれがある。一方、過大の場合は樹脂
被覆層の強度が低下するおそれがある。
以上のシリコーン樹脂微粒子と共にキャリアの樹脂被覆
層を構成するスチレン/アクリル共重合体樹脂は、スチ
レン系単量体とアクリル系単量体との共重合体からなる
樹脂である。斯かるスチレン/アクリル共重合体樹脂に
よれば、樹脂被覆層が好適な離型性を発揮して耐トナー
スペント性が向上すると共に、樹脂被覆層が硬質化して
トナーとの摩擦帯電性の安定性が向上する。
スチレン系単量体と−ては、スチレン、0−メチルスチ
レン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−
メチルスチレン、p−エチルスチレン、2.4−ジメチ
ルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−t−ブチル
スチレン、p−nへキシルスチレン、p−n−オクチル
スチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デンルス
チレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキンスチ
レン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、3
.4−ジクロルスチレン等を挙げることができる。これ
らの単量体は単独で用いてもよいし、あるいは複数のも
のを併用してもよい。
アクリル系単量体としては、アクリル酸、アクリル酸メ
チノペアクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸インブチノペアクリル酸プロピノペアクリル酸n
−オクチノペアクリル酸ドデシノペアクリル酸ラウリル
、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアI
J )へアクリル酸2−クロルエチノペアクリル酸フェ
ニノペαクロルアクリル酸メチル、メタクリル酸、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチノペメタクリル酸プ
ロビノペメタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブ
チル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシ
ル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニ
ノペメタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
ジエチルアミノエチル等のα−メチレン脂肪族モノカル
ボン酸エステル類、アクリル酸もしくはメタクリル酸誘
導体、その他を挙げることができる。これらの単量体は
単独で用いてもよいし、あるいは複数のものを併用して
もよい。
キャリアの芯材粒子としては、特に限定されず、公知の
芯材粒子を用いることができる。具体的には、フェライ
ト、マグネタイト等の磁性体粒子を好ましく用いること
ができる。
キャリアの樹脂被覆層は、湿式法または乾式法のいずれ
の方法によって形成してもよい。
湿式法では、會ず、シリコーン樹脂微粒子を有機溶媒中
に超音波分散し、次いでこの分散液にスチレン/アクリ
ル共重合体樹脂を溶解または分散して塗布液を調製する
。この塗布液を用いて例えばスプレーコート法により芯
材粒子の表面に、スチレン/アクリル共重合体樹脂とシ
リコーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆層を形成するこ
とができる。なお、超音波分散する工程は、スチレン/
アクリル共重合体樹脂を溶解または分散した後に遂行し
てもよい。
乾式法では、芯材粒子と、スチレン/アクリル共重合体
樹脂微粒子と、シリコーン樹脂微粒子とを、例えば通常
の混合撹拌装置等により混合攪拌して均一に混合し、得
られた混合物を例えば通常の回転翼型混合撹拌装置を改
良した装置等に入れて、この混合物に例えば5〜30分
間にわたり繰り返して機械的衝撃力を付与することによ
り、芯材粒子の表面にスチレン/アクリル共重合体樹脂
微粒子とシリコーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆層を
形成することができる。
この乾式法においては、スチレン/アクリル共重合体樹
脂微粒子の平均粒径は、芯材粒子の表面に対する固着性
を高める観点から1μm以下が好ましい。
第1図は、乾式法に好適な処理装置の一例を示す。混合
撹拌槽1の上蓋2には、投入弁3が設置された原料投入
口4と、フィルター5と、点検口6が設けられている。
投入弁3を経て原料投入口4から投入された粉体原料は
、モーター7により駆動される水平方向回転体8の回転
翼8a、8b、8cにより撹拌され、これにより機械的
衝撃力が付与される。この水平方向回転体8は、第2図
にも示すように、中心部8dと、この中心部8dに関し
て対象的な位置に設けられた3つの回転翼3a、3b、
3cとを備えてなり、これらの回転翼は、混合撹拌槽1
の底部1aから斜め上方に立ち上がる斜面を有している
。従って、投入された粉体原料はこれらの回転翼により
上方へかき上げられる。かき上げられた原料は、混合撹
拌槽1の傾斜した上部内壁または下部内壁に衝突し、水
平方向回転体8の回転翼3a、  8b、3cの回転範
囲に落下する。一方、水平方向回転体8の上部には垂直
方向回転体9が設けられていて、この垂直方向回転体9
は2枚の回転翼よりなり、上下方向に回転して混合撹拌
槽1の内壁にはねかえされた原料と衝突する。この垂直
方向回転体9は、粉体原料の撹拌を促進し、その凝集を
防止する役割を果たす。
このようにして粉体原料は、水平方向回転体8、垂直方
向回転体9、混合撹拌槽1の内壁との衝突、あるいは原
料同士の衝突を繰り返し、これにより機械的衝撃力が付
与されて、スチレン/アクリル共重合体樹脂微粒子とシ
リコーン樹脂微粒子とが芯材粒子の表面上に固着され、
これらにより樹脂被覆層が形成される。このようにして
得られたキャリアは、排出弁10を開き、製品排出口1
1より取り出される。
ジャケット12は、例えば原料の撹拌時には加熱手段と
して機能し、原料の撹拌終了後には冷却手段として機能
するものであり、このジャケット12により混合撹拌槽
1の外壁がほぼ3/4の高さすなわち垂直方向回転体9
が取り付けられている高さまで覆われている。品温は、
品温針13によって測定される。
なお、垂直方向回転体9は必要に応じて設けられるもの
であり、水平方向回転体8のみを設けるようにしてもよ
い。
本発明の静電荷像現像剤を構成するトナーは、少なくと
もバインダー樹脂と着色剤と前記一般式で示される金属
錯塩染料とを含有してなるものである。
前記一般式で示される金属錯塩染料は、荷電制御性がき
わめて優れているために、キーr ’)アの樹脂被覆層
に含有されたスチレン/アクリル共重合体樹脂およびシ
リコーン樹脂微粒子との相乗作用によって、トナーの摩
擦帯電性が格段に高く、しかも安定したものとなる。
前記一般式で示される金属錯塩染料の配合割合は、トナ
ー全体の0.1〜10重量%の範囲が好ましい。この金
属錯塩染料の割合が過大の場合は、金属錯塩染料の高い
吸湿性のために高温高湿下での帯電量が不充分となる。
一方、この金属錯塩染料の割合が過小の場合は、荷電制
御性が発現されな斯かる特定の金属錯塩染料の好ましい
具体例としては、下記構造式■で示されるものを挙げる
ことができる。
構造式■ トナーに含有されるバインダー樹脂としては、特に限定
されないが、具体的にはポリエステル樹脂等を挙げるこ
とができる。
ポリエステル樹脂を用いる場合には、キャリアの樹脂被
覆層に含有されたスチレン/アクリル共重合体樹脂およ
びシリコーン樹脂微粒子とによる相乗作用によって、ト
ナーにさらに好適な摩擦帯電性を付与することが可能で
ある。
ポリエステル樹脂は、多価アルコール単量体と多価カル
ボン酸単量体とを縮重合反応して得られる樹脂である。
2価のアルコール単量体としては、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレンクリコール、テ
トラエチレングリコール、ペンタエチレングリコール、
1.2−プロピレングリコール、1.3−プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレング
リコール、1゜4−ブタントオールペ 1,5−ベンタ
ンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、シクロヘキサンジメタツール、ビスフェノ
ールA、 水素添加ビスフェノールA1ポリオキシエチ
レン化ビスフエノールA1ポリオキシプロピレン化ビス
フエノールA等を挙げることができる。
3価以上のアルコール単量体としては、ソルビトール、
グリセリン、1. 2. 3. 6−ヘキサンテトロー
ル、1.4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペ
ンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、ンヨ
糖、1,2.4−ブタントリオール、1,2.5−ペン
タントリオール、グリセロール、2−メチルプロパント
リオール、2メチル−1,2,4−ブタントリオールペ
 トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1
゜3.5−)!Jヒドロキンメチルベンゼン等を挙げる
ことができる。
2価のカルボン酸単量体としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、マレイン酸、フマール酸、メサコ
ン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、ンク
ロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セパ
チン酸、マロン酸、これらの酸の無水物もしくは低級ア
ルキルエステノヘリルイン酸の二量体、その他の一2官
能の有機酸単量体等を挙げることができる。
3価以上のカルボン酸単量体としては、l、2゜4−ベ
ンゼントリカルボン酸、1,3.5−ベンゼントリカル
ボン酸、1,2.4−シクロヘキサントリカルボン酸、
2,5.7−ナフタレントリカルボン酸、1. 2. 
4−ナフタレントリカルボン酸、1,2.4−ブタント
リカルボン酸、12.5−ヘキサントリカルボンLl、
3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカルボ
キンプロパン、テトラ(メチレンカルボキシ)メタ:/
、1.2,7.8−オクタンテトラカルボン酸、エンポ
ール三量体酸、これらの酸の無水物または低級アルキル
エステル等を挙げることができる。
トナーに含有される着色剤としては、特に限定されない
が、具体的には、カーボンブラック、フタロシアニンブ
ルー、ベンジジンイエロー、ニグロシン染料、アニリン
ブルー、カルコオイルブルークロムイエロー、ウルトラ
マリンブルー、テュポンオイルレッド、キノリンイエロ
ー、メチレンブルークロライド、マラカイトグリーンオ
フサレート、ランプブラック、ローズベンガル等の染料
および顔料等を挙げることができる。これらの着色剤は
単独で用いてもよいし、複数のものを併用してもよい。
着色剤の配合割合は、通常、トナー全体の1〜15重量
%である。
トナーには、必要に応じて、ワックス等のその他の内部
添加剤が含有されていてもよい。
ワックスは、トナーの定着性を改善する役割を果たす。
その具体例としては、低分子量のポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィンワックス等を挙げることが
できる。
また、トナーには、必要に応じて、疎水性シリカ微粉末
を外部から添加混合してもよい。疎水性シリカ微粉末を
添加することにより、トナーの流動性を高めて、現像性
の向上を図ることが可能である。
疎水性シリカ微粉末の一次粒子の平均粒径は、10〜3
00nmの範囲が好ましい。また、疎水性シリカ微粉末
の添加割合は、トナーの0.1〜2重量%の範囲が好ま
しい。
疎水性シリカ微粉末の市販品としては、アエロジルR−
972、同R−974、同R−976、同R−805、
同R−811(以上、日本アエロジル社製)等を挙げる
ことができる。
本発明においては、以上のキャリアとトナーとにより静
電荷像現像剤を構成するが、両者の配合割合は、トナー
濃度が1〜10重量%となる範囲が好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を比較例と共に説明するが、本発
明はこれらの態様に限定されるものではない。なお、以
下におし)で「部」は11部」を表す。
〈キャリアA〉 芯材粒子             1000部(フェ
ライト粒子1型量平均粒径80μm)スチレン/アクリ
ル共重合体樹脂    7部(メタクリル酸メチル(M
MA)/スチレン(S t)共重合体樹脂、MMA/5
t=6/4 (モル比)1重量平均粒径0.1μm))
シリコーン樹脂微粒子         3部(重量平
均粒径0,3μm) 以上の材料を第1図に示した構成の乾式処理装置に投入
し、回転翼の周速を10m/秒に設定し、常温下におい
て15分間にわたり混合撹拌した。次いで、当該装置の
混合撹拌槽を70℃まで加温してさらに30分間にわた
り混合撹拌を行って、スチレン/アクリル共重合体樹脂
とシリコーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆層を有する
キャリアを得た。
これをキャリアAとする。
くキャリアa〉 芯材粒子             1000部(キャ
リアAと同様) スチレン/アクリル共重合体樹脂   10部(キャリ
アAと同様) 以上の材料をキャリアAと同様にして処理して、スチレ
ン/アクリル共重合体樹脂のみからなる樹脂被覆層を有
する比較用のキャリアを得た。これをキャリアaとする
〈キャリアb〉 芯材粒子             1000部(キャ
リアAと同様) 常温硬化型ンリコーン樹脂      10部(KR2
50,信越化学工業社製) 以上の材料を流動床コーティング装置に投入して、/リ
コーン樹脂のみからなる樹脂被覆層を有する比較用のキ
ャリアを得た。これをキャリアbとする。
〈トナーA〉 ポリエステル樹脂          1f)0部(1
,4−ブタンジオールとイソフタル酸の縮合物) カーボンブラック          10部(モーガ
ルし、キャボット社製) 前記構造式■で示される金属錯塩染料  1部ワックス
              3部(低分子量ポリプロ
ピレン、ビスコール660P、三洋化成工業社製) 以上の材料をボールミルによって混合し、さらに2本ロ
ールにより混練した後、これを粉砕し、分級して、平均
粒径が10μmのトナーを得た。これをトナー八とする
〈トナーB〉 上記トナーAの[0部に対して、疎水性シリカ微粉末(
アエロジルR−805,日本アエロジル社製)の0.3
部を外部から添加混合して、疎水性シリカ微粉末により
表面処理されたトナーを得た。
これをトナーBとする。
〈トナーC〉 上記トナーBにおいて、疎水性シリカ微粉末の配合量を
0.6部に変更したほかは同様にして、疎水性シリカ微
粉末により表面処理されたトナーを得た。これをトナー
Cとする。
〈トナーa〉 ポリエステル樹脂          100部(トナ
ーAと同様) カーボンブラック          10部(トナー
Aと同様) ワックス              3部(トナー八
と同様) 以上の材料をトナー八と同様に処理して、前記−殺伐で
示される金属錯塩染料をまったく含有しない比較用のト
ナーを得た。これをトナーaとする。
〈トナーb〉 上記トナーaの100部に対して、疎水性シリカ微粉末
(トナーBと同様)の0.3部を外部から添加混合して
、疎水性ソリ力微粉末により表面処理された比較用のト
ナーを得た。これをトナーbとする。
〈トナーC〉 上記トナーbにおハで、疎水性シリカ微粉末の配合量を
0.6nに変更したほかは同様にして、疎水性ソリ力微
粉末により表面処理された比較用のトナーを得た。これ
をトナーCとする。
〔実施例1〜3および比較例1〜15〕後記第1表に示
す組合せでトナーとキャリアとを混合して、本発明の現
像剤1〜3および比較用の現像剤1〜15を得た。なお
、トナー濃度は、いずれの現像剤も5重量%とした。
各現像剤について、トナーの初期帯電量を測定したとこ
ろ、後記第2表に示す結果が得られた。
また、第3図は、各現像剤のトナーの初期帯電量と、疎
水性シリカ微粉末の添加量との関係をグラフに表したも
のであり、Aが本発明の現像剤1〜3の結果を示し、B
が比較用の現像剤1〜15の結果を示す。
これらの第2表および第3図から、本発明の現像剤1〜
3によれば、疎水性シリカ微粉末を添加しなくてもトナ
ーの摩擦帯電量が十分に大きくなり、しかも、疎水性シ
リカ微粉末の添加および添加量の多少によってもトナー
の摩擦帯電量がほとんど変動せず、摩擦帯電性の安定性
がきわめて高いことが明らかである。
これに対して、比較用の現像剤1〜15では、疎水性シ
リカ微粉末を添加しなければトナーの摩擦帯電量を十分
に大きくすることができず、しかも、疎水性シリカ微粉
末の添加量の多少によってトナーの摩擦帯電量が大きく
変動し、トナーの摩擦帯電性の安定性が本発明よりも低
いことが明らかである。
次に、現像剤を長時間にわたり撹拌した場合に、トナー
の摩擦帯電量がどの程度変化するかを調べるために、上
記現像剤のそれぞれ100gをポリエチレン製のポット
に入れて、これをタービュラーミキサーにより1時間に
わたり撹拌した後、トナーの摩擦帯電量を測定したとこ
ろ、後記第2表に示す結果が得られた。
この第2表から、本発明の現像剤1〜3によれば、1時
間にわたる撹拌後においてもトナーの摩擦帯電量が一2
0μC/g以上と十分に大きく、トナーの摩擦帯電性の
安定性が格段に優れていることが明らかである。
これに対して、比較用の現像剤1〜15では、1時間に
わたる撹拌後には、トナーの摩擦帯電量が一12μC/
gにまで大幅に低下し、機械的なストレスに対するトナ
ーの摩擦帯電性の安定性が本発明よりも劣ることが靭ら
かである。
次に、上記現像剤をそれぞれ用いて、電子写真複写機r
U−Bix5170」(−にカ輛製)により、黒化面積
度0.2%の白地部分の多い文字原稿のコピー画像を形
成する実写テストを行い、トナーの摩擦帯電量の経時的
な変動、トナー飛散の有無、現像剤の耐久性について調
べた。
なお、トナーの摩擦帯電量は通常のブローオフ法により
測定した。
また、トナー飛散については、複写機内にまったく飛散
が認められない場合を「O」、現像器周辺に飛散が認め
られ、他の部分への飛散も若干認められるがコピー品質
に実質上支障がない場合を「△」、複写機内の全体にか
なりの飛散が認められ、光学系の汚染による地かぶりが
認められる場合をこ×」とした。
また、耐久性については、「サクラデンントメーター」
 (コニカ■製)を用いて、反射濃度領0の白地部分に
対するコピー画像の相対濃度を測定し、ソリッド画像の
濃度が1.0以下になる時点のコピー回数で評価した。
以上の結果を後記第3表に示す。
この第3表から理解されるように、白地部分の多い原稿
をコピーする場合には、現像器内にトナーが滞留する時
間が長いため、トナーの受ける機械的なストレスが大き
いが、本発明の現像剤1〜3によれば、このような大き
なストレスを受けたときにも、トナーの摩擦帯電量が変
動せず安定しており、トナー飛散を伴わずに、画像濃度
の十分な画像を多数回にわたり安定に形成することがで
きることが明らかである。
これに対して、比較用の現像剤1〜15によれば、疎水
性シリカ微粉末を添加しないものは、初期から摩擦帯電
量が低いために耐久性が劣り、疎水性シリカ微粉末を添
加したものは、機械的なストレスを受けて疎水性シリカ
微粉末がトナー粒子中に徐々に埋没していくためにトナ
ーの摩擦帯電量の変動が大きく、耐久性が劣る。
第 表 二発胡の効果〕 以上詳細に説明したように、未発胡の静電荷像現像剤に
よれば、トナーに疎水性ソリ力微粉末を添加しなくても
トナーの初期帯τ量が十分となり、また、トナーに疎水
性シリカ微粉末を添加したときはその添加量の多少にか
かわるずトナーの摩擦帯電性の安定性が格段に高い。
従って、トナーにシリカ微粒子を添加したときまトナー
が機械的なストレスを受けて疎水性ノリ力微粉末がトナ
ー粒子中に埋没されるようになっても、トナーの摩擦帯
電性が低下することがなし)。
その結果、トナー飛散を伴わずに多数回にわたり良好な
画像を安定に形成することが可能とデ;す、静電荷像現
像剤の耐久性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は乾式法に好適な処理装置の一例を示す概略図、 第2図は水平方向回転体の平面図、 第3図は実施例および比較例に係る各現像剤のトナーの
初期帯電量と疎水性ノリ力微粉末の添加量との関係を示
すクラ ド混合撹拌槽 2・・・上蓋 4・・原料投入口 6・・点検口 8−水平方向回転体 8a、8b、8cm・ 8d・・中心部 10・・・排出弁 12・・・ンヤケノト 回転翼 フである。 1a・・底部 3・・・投入弁 5・・・フィルター 7・・モーター 9・・垂直方向回転体 11・・・製品排出口 トナーの初期帯電量(μC/g)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリアとトナーとからなる静電荷像現像剤であ
    って、 キャリアは、芯材粒子の表面に、スチレン/アクリル共
    重合体樹脂とシリコーン樹脂微粒子とからなる樹脂被覆
    層を有してなり、 トナーは、少なくともバインダー樹脂と着色剤と下記一
    般式で示される金属錯塩染料とを含有してなることを特
    徴とする静電荷像現像剤。 〔一般式〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、X、Yは、水素、ハロゲン、カルボキシル基
    、ヒドロキシル基、ニトロ基、スルホン基、スルホアミ
    ド基を表し、Aは、H、K、Na、脂肪族アンモニウム
    カチオンを表す。)
  2. (2)請求項1に記載のトナーに、さらに疎水性シリカ
    微粉末を添加混合したことを特徴とする静電荷像現像剤
JP2177365A 1990-07-06 1990-07-06 静電荷像現像剤 Pending JPH0470672A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349775B1 (ko) * 1994-12-30 2003-01-15 주식회사 엘지씨아이 전자사진용토너
US7344812B2 (en) * 2002-03-22 2008-03-18 Ricoh Company, Ltd. Developer for developing electrostatic latent image and image forming apparatus
JP2008225186A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Ricoh Co Ltd キャリア、二成分現像剤、及び画像形成方法

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