JPH047028Y2 - - Google Patents
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- JPH047028Y2 JPH047028Y2 JP1985097190U JP9719085U JPH047028Y2 JP H047028 Y2 JPH047028 Y2 JP H047028Y2 JP 1985097190 U JP1985097190 U JP 1985097190U JP 9719085 U JP9719085 U JP 9719085U JP H047028 Y2 JPH047028 Y2 JP H047028Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- control valve
- arm
- power cylinder
- planting
- Prior art date
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Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 6
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 6
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C11/00—Transplanting machines
- A01C11/006—Other parts or details or planting machines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C11/00—Transplanting machines
- A01C11/003—Transplanting machines for aquatic plants; for planting underwater, e.g. rice
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C11/00—Transplanting machines
- A01C11/02—Transplanting machines for seedlings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はパワーシリンダによる油圧操作力でも
つて車輪のかじ取りを行い機体を操向制御するよ
うにした田植機のステアリング装置に関する。
つて車輪のかじ取りを行い機体を操向制御するよ
うにした田植機のステアリング装置に関する。
「従来の技術」
この種のステアリング装置としては当出願人に
おいて既に出願済みの例えば特願昭60−86971号
(特開昭61−244667号照)のものがある。
おいて既に出願済みの例えば特願昭60−86971号
(特開昭61−244667号照)のものがある。
「考案が解決しようとする問題点」
しかし乍ら上記手段のものにあつては、パワー
シリンダと操舵制御弁とがステアリングアーム左
右両端の異なる位置に取付けられていて、これら
相互連結部間及びアームと回動支点軸間の遊びが
大、或いはステアリングアームの剛性など不足状
態で、前輪の支持荷重が比較的小さい時には車輪
の振れ(シミー)現象が発生する欠点があつた。
そのためステアリングアームにダンパーを取付け
たり、パワーシリンダの流入出口部に絞りを組込
むことによりこの振れ現象をある程度改善するこ
とができるが、ダンパーを設けた場合その分コス
ト高となり、また絞りを設けた場合応答(追従
性)が低下し動力損失が大となるなどの欠点があ
つた。
シリンダと操舵制御弁とがステアリングアーム左
右両端の異なる位置に取付けられていて、これら
相互連結部間及びアームと回動支点軸間の遊びが
大、或いはステアリングアームの剛性など不足状
態で、前輪の支持荷重が比較的小さい時には車輪
の振れ(シミー)現象が発生する欠点があつた。
そのためステアリングアームにダンパーを取付け
たり、パワーシリンダの流入出口部に絞りを組込
むことによりこの振れ現象をある程度改善するこ
とができるが、ダンパーを設けた場合その分コス
ト高となり、また絞りを設けた場合応答(追従
性)が低下し動力損失が大となるなどの欠点があ
つた。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、パワーシリンダによる油圧
操作力でもつて前車輪のかじ取りを行うパワース
テアリング構造において、ハンドル操作でもつて
揺動変位するピツトマンアームと、左右の前車輪
の方向変換を行うステアリングアームとの間に操
舵制御弁を介装させると共に、前記ステアリング
アームと操舵制御弁との連結部と機体間に前記パ
ワーシリンダを介設させ、前車輪を設けるアクス
ルケースに前記ステアリングアームを取付け、前
記アクスルケースの後方に操舵制御弁を、またア
クスルケースの前方にパワーシリンダを夫々振分
け配設させたことを特徴とするものである。
操作力でもつて前車輪のかじ取りを行うパワース
テアリング構造において、ハンドル操作でもつて
揺動変位するピツトマンアームと、左右の前車輪
の方向変換を行うステアリングアームとの間に操
舵制御弁を介装させると共に、前記ステアリング
アームと操舵制御弁との連結部と機体間に前記パ
ワーシリンダを介設させ、前車輪を設けるアクス
ルケースに前記ステアリングアームを取付け、前
記アクスルケースの後方に操舵制御弁を、またア
クスルケースの前方にパワーシリンダを夫々振分
け配設させたことを特徴とするものである。
「作用」
而して本考案によれば、従来の如き車輪の振れ
(シミー)現象防止のためのダンパーの設置が不
用にできてコスト低減が図れると共に、絞りの設
置が不用にできて応答(追従)性を向上させ動力
損失を低減させることができてこのパワーステア
リング性能をより良好に安定維持させることがで
きる。
(シミー)現象防止のためのダンパーの設置が不
用にできてコスト低減が図れると共に、絞りの設
置が不用にできて応答(追従)性を向上させ動力
損失を低減させることができてこのパワーステア
リング性能をより良好に安定維持させることがで
きる。
「実施例」
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部の平面図、第2図は乗用田植機
の側面図、第3図は同平面図を示し、図中1は作
業者が搭乗する走行車であり、エンジン2を搭載
する車体フレーム3後端をミツシヨンケース4に
連設させ、前記ミツシヨンケース4の前部両側に
アクスルケース5を介して水田走行用前車輪6を
支持させると共に、前記ミツシヨンケース4の後
部両側にリヤチエンケースである伝動ケース7を
連設し、前記伝動ケース7後端部に水田走行用後
車輪8を支持させる。そして前記エンジン2等を
覆うボンネツト9両側に予備苗載台10を取付け
ると共に、ステツプ11を形成する車体カバー1
2によつて前記伝動ケース7等を覆い、前記車体
カバー12上部に運転席13を取付け、其の運転
席13の前方で前記ボンネツト9後部に操向ハン
ドル14を設ける。
る。第1図は要部の平面図、第2図は乗用田植機
の側面図、第3図は同平面図を示し、図中1は作
業者が搭乗する走行車であり、エンジン2を搭載
する車体フレーム3後端をミツシヨンケース4に
連設させ、前記ミツシヨンケース4の前部両側に
アクスルケース5を介して水田走行用前車輪6を
支持させると共に、前記ミツシヨンケース4の後
部両側にリヤチエンケースである伝動ケース7を
連設し、前記伝動ケース7後端部に水田走行用後
車輪8を支持させる。そして前記エンジン2等を
覆うボンネツト9両側に予備苗載台10を取付け
ると共に、ステツプ11を形成する車体カバー1
2によつて前記伝動ケース7等を覆い、前記車体
カバー12上部に運転席13を取付け、其の運転
席13の前方で前記ボンネツト9後部に操向ハン
ドル14を設ける。
また、図中15は多条植え用の苗載台16並び
に複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を
下部レール18及びガイドレール19を介して植
付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム21並びに
植付爪駆動軸22を介して植付ケース20に前記
植付爪17を取付ける。そして前記植付ケース2
0の下方に、植付均平用の内外側走行フロート2
3,24を配設すると共に、前記各植付ケース2
0…を植付ミツシヨンケース25に連設し、トツ
プリンク26及びロアリンク27を含む三点リン
ク機構28を用いて前記走行車1後側にこの植付
ミツシヨンケース25を介して植付部15を連結
させ、植付部15を昇降させる油圧シリンダ29
を前記ミツシヨンケース4後部とトツプリンク2
8との間に介設させ、前記油圧シリンダ29の伸
縮動作で植付部15を昇降させる一方、前記植付
部15を降下させて各フロート23,24を着地
させ、左右に往復移動させる苗載台16から一株
分の苗の植付爪17によつて順次取出して植付け
るように構成している。
に複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を
下部レール18及びガイドレール19を介して植
付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム21並びに
植付爪駆動軸22を介して植付ケース20に前記
植付爪17を取付ける。そして前記植付ケース2
0の下方に、植付均平用の内外側走行フロート2
3,24を配設すると共に、前記各植付ケース2
0…を植付ミツシヨンケース25に連設し、トツ
プリンク26及びロアリンク27を含む三点リン
ク機構28を用いて前記走行車1後側にこの植付
ミツシヨンケース25を介して植付部15を連結
させ、植付部15を昇降させる油圧シリンダ29
を前記ミツシヨンケース4後部とトツプリンク2
8との間に介設させ、前記油圧シリンダ29の伸
縮動作で植付部15を昇降させる一方、前記植付
部15を降下させて各フロート23,24を着地
させ、左右に往復移動させる苗載台16から一株
分の苗の植付爪17によつて順次取出して植付け
るように構成している。
また図中30は走行変速レバー、31は植付昇
降レバー、32は植付深さ感度調節レバー、33
は主クラツチペダル、34,34は左右ブレーキ
ペダルである。
降レバー、32は植付深さ感度調節レバー、33
は主クラツチペダル、34,34は左右ブレーキ
ペダルである。
第4図乃至第5図にも示す如く、前記操向ハン
ドル14はパワーステアリング装置35に連動連
結させるもので、前記ハンドル14の回転変位を
ピツトマンアーム36に伝えるステアリングボツ
クス37と、アクスル伝動ケース38に回動支点
軸39を介し揺動自在に支持するステアリングア
ーム40と、該アーム40一端と前記ピツトマン
アーム36間に介装するトラツグロツドである操
舵制御弁41と、前記アーム40と制御弁41と
の連結部である枢支軸42にシリンダ本体43a
を連結させピストンロツド43b先端を機体であ
る車体フレーム3にブラケツト44及び軸45を
介し支持させるパワーシリンダ43と、フロント
アクスルフレーム46に一体連結する左右のナツ
クルアーム47,47と前記ステアリングアーム
40とをそれぞれ連結するタイロツドである連結
ロツド48a,48bとをステアリング装置35
は備え、前記ハンドル14を回転操作したときピ
ツトマンアーム36を介し制御弁41のスプール
41aが進退し、制御弁41が切換つてパワーシ
リンダ43を適宜伸縮させ前車輪6の向きを変換
させると共に、その変換時シリンダ43の変位を
制御弁41にフイードバツクさせ該制御弁41を
中立復帰させ、前車輪6をその変換位置に位置保
持させるように構成している。また、前記制御弁
41は車体フレーム3に固設する油圧ポンプ49
にホース50を介し接続すると共に、前記シリン
ダ43に二本の送油及び戻油用ホース51,52
を介し制御弁41を接続させている。そして、第
1図などから明らかなように、パワーシリンダ4
3による油圧操作力でもつて前車輪6のかじ取り
を行うパワーステアリング構造において、ハンド
ル14操作でもつて揺動変位するピツトマンアー
ム36と、左右の前車輪6の方向変換を行うステ
アリングアーム40との間に操舵制御弁41を介
装させると共に、前記ステアリングアーム40と
操舵制御弁41との連結部と機体3間に前記パワ
ーシリンダ43を介設させ、前車輪6を設けるア
クスルケース5に前記ステアリングアーム40を
取付け、前記アクスルケース5の後方に操舵制御
弁41を、またアクスルケース5の前方にパワー
シリンダ43を夫々振分け配設させている。
ドル14はパワーステアリング装置35に連動連
結させるもので、前記ハンドル14の回転変位を
ピツトマンアーム36に伝えるステアリングボツ
クス37と、アクスル伝動ケース38に回動支点
軸39を介し揺動自在に支持するステアリングア
ーム40と、該アーム40一端と前記ピツトマン
アーム36間に介装するトラツグロツドである操
舵制御弁41と、前記アーム40と制御弁41と
の連結部である枢支軸42にシリンダ本体43a
を連結させピストンロツド43b先端を機体であ
る車体フレーム3にブラケツト44及び軸45を
介し支持させるパワーシリンダ43と、フロント
アクスルフレーム46に一体連結する左右のナツ
クルアーム47,47と前記ステアリングアーム
40とをそれぞれ連結するタイロツドである連結
ロツド48a,48bとをステアリング装置35
は備え、前記ハンドル14を回転操作したときピ
ツトマンアーム36を介し制御弁41のスプール
41aが進退し、制御弁41が切換つてパワーシ
リンダ43を適宜伸縮させ前車輪6の向きを変換
させると共に、その変換時シリンダ43の変位を
制御弁41にフイードバツクさせ該制御弁41を
中立復帰させ、前車輪6をその変換位置に位置保
持させるように構成している。また、前記制御弁
41は車体フレーム3に固設する油圧ポンプ49
にホース50を介し接続すると共に、前記シリン
ダ43に二本の送油及び戻油用ホース51,52
を介し制御弁41を接続させている。そして、第
1図などから明らかなように、パワーシリンダ4
3による油圧操作力でもつて前車輪6のかじ取り
を行うパワーステアリング構造において、ハンド
ル14操作でもつて揺動変位するピツトマンアー
ム36と、左右の前車輪6の方向変換を行うステ
アリングアーム40との間に操舵制御弁41を介
装させると共に、前記ステアリングアーム40と
操舵制御弁41との連結部と機体3間に前記パワ
ーシリンダ43を介設させ、前車輪6を設けるア
クスルケース5に前記ステアリングアーム40を
取付け、前記アクスルケース5の後方に操舵制御
弁41を、またアクスルケース5の前方にパワー
シリンダ43を夫々振分け配設させている。
さらに、前記伝動ケース38の左右略中間前部
にはボルト53を介し平面門形のアクスルサポー
ト54を着脱自在に固定させていて、車体フレー
ム3側に連結固定する軸受金具55にスイング軸
56を介し左右上下揺動自在に前記サポート54
前端を支持させる一方、前記伝動ケース38の左
右中間後部にボルト57を介し固定する軸フラン
ジ58を前記ミツシヨンケース4前端に回動自在
に嵌合支持させて、機体に左右の前車輪6,6を
左右上下方向にスイング自在に支承するように構
成している。
にはボルト53を介し平面門形のアクスルサポー
ト54を着脱自在に固定させていて、車体フレー
ム3側に連結固定する軸受金具55にスイング軸
56を介し左右上下揺動自在に前記サポート54
前端を支持させる一方、前記伝動ケース38の左
右中間後部にボルト57を介し固定する軸フラン
ジ58を前記ミツシヨンケース4前端に回動自在
に嵌合支持させて、機体に左右の前車輪6,6を
左右上下方向にスイング自在に支承するように構
成している。
なお、第5図にも示す如く前記制御弁41は植
付昇降用油圧シリンダ29の油圧切換弁59に配
管接続していて、前記ポンプ49からの油圧を制
御弁41を介し切換弁59に供給し、油圧シリン
ダ29を適宜伸縮させて植付部15を昇降動作さ
せるように構成したものである。
付昇降用油圧シリンダ29の油圧切換弁59に配
管接続していて、前記ポンプ49からの油圧を制
御弁41を介し切換弁59に供給し、油圧シリン
ダ29を適宜伸縮させて植付部15を昇降動作さ
せるように構成したものである。
本実施例は上記の如く構成するものにして、ハ
ンドル14を左右に回転操作するとき、前記制御
弁41のスプール41aがそれに応じ一定量進退
し弁41を中立位置より切換えてパワーシリンダ
43にポンプ49からの油圧を送油する。そして
シリンダ43が伸縮する結果ステアリングアーム
40が支点軸39を中心に左或いは右に揺動し左
右前車輪6の方向変換が行われるもので、この際
シリンダ43が基準位置より変位した分、軸42
を介し制御弁41にフイードバツクされ該弁41
を中立復帰させるものである。つまりハンドル1
4操作でもつてスプール41aが進出する状態の
ときはパワシリンダ43のピストンロツド43b
もその分退出させる状態に、またスプール41a
が退入する状態のときにはピストンロツド43b
もその分退入させる状態に制御弁41を切換動作
させるもので、ピストンロツド43bが所定量進
退し、制御弁41とスプール41aの相対位置関
係が元の基準状態に戻るとき制御弁41は中立復
帰状態となつてパワシリンダ43への送油を中断
させ、ピストンロツド43bをその進退位置に位
置保持し、前記ステアリングアーム40もその揺
動変位位置に位置保持して左右前車輪6の向きを
一定方向に変換させた状態を維持させる。このよ
うにハンドル14の回転操作角度に比例させて車
輪6のかじ取り角を大小に変換させると共に、こ
の変換時同時に制御弁41を中立復帰させてその
車輪6のかじ取り位置を正確に保持するものであ
る。
ンドル14を左右に回転操作するとき、前記制御
弁41のスプール41aがそれに応じ一定量進退
し弁41を中立位置より切換えてパワーシリンダ
43にポンプ49からの油圧を送油する。そして
シリンダ43が伸縮する結果ステアリングアーム
40が支点軸39を中心に左或いは右に揺動し左
右前車輪6の方向変換が行われるもので、この際
シリンダ43が基準位置より変位した分、軸42
を介し制御弁41にフイードバツクされ該弁41
を中立復帰させるものである。つまりハンドル1
4操作でもつてスプール41aが進出する状態の
ときはパワシリンダ43のピストンロツド43b
もその分退出させる状態に、またスプール41a
が退入する状態のときにはピストンロツド43b
もその分退入させる状態に制御弁41を切換動作
させるもので、ピストンロツド43bが所定量進
退し、制御弁41とスプール41aの相対位置関
係が元の基準状態に戻るとき制御弁41は中立復
帰状態となつてパワシリンダ43への送油を中断
させ、ピストンロツド43bをその進退位置に位
置保持し、前記ステアリングアーム40もその揺
動変位位置に位置保持して左右前車輪6の向きを
一定方向に変換させた状態を維持させる。このよ
うにハンドル14の回転操作角度に比例させて車
輪6のかじ取り角を大小に変換させると共に、こ
の変換時同時に制御弁41を中立復帰させてその
車輪6のかじ取り位置を正確に保持するものであ
る。
而して、該構成の場合制御弁41とパワーシリ
ンダ43が直結となつていて、前記シリンダ43
による制御弁41の中立復帰のためのフイードバ
ツクが誤差や動作遅れなく確実に行われるので、
応答(追従)性に秀れステアリング性能が向上す
る。
ンダ43が直結となつていて、前記シリンダ43
による制御弁41の中立復帰のためのフイードバ
ツクが誤差や動作遅れなく確実に行われるので、
応答(追従)性に秀れステアリング性能が向上す
る。
なお、第6図に示す如く前記ピストンロツド4
3b先端とブラケツト44の固定軸45との間に
は球面形の自在体45aを介設していて、ピスト
ンロツド43bの先端側を軸45を中心として左
右及び上下揺動可能に支持するように設けてい
る。またシリンダ43と制御弁41は互いに固定
側どうし連結しその相対位置関係がかわらないの
で、ホース51,52の取付長の変化がなく弛み
のない連結が行える。
3b先端とブラケツト44の固定軸45との間に
は球面形の自在体45aを介設していて、ピスト
ンロツド43bの先端側を軸45を中心として左
右及び上下揺動可能に支持するように設けてい
る。またシリンダ43と制御弁41は互いに固定
側どうし連結しその相対位置関係がかわらないの
で、ホース51,52の取付長の変化がなく弛み
のない連結が行える。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、パワ
ーシリンダ43による油圧操作力でもつて前車輪
6のかじ取りを行うパワーステアリング構造にお
いて、ハンドル14操作でもつて揺動変位するピ
ツトマンアーム36と、左右の前車輪6の方向変
換を行うステアリングアーム40との間に操舵制
御弁41を介装させると共に、前記ステアリング
アーム40と操舵制御弁41との連結部と機体3
間に前記パワーシリンダ43を介設させ、前車輪
6を設けるアクスルケース5に前記ステアリング
アーム40を取付け、前記アクスルケース5の後
方に操舵制御弁41を、またアクスルケース5の
前方にパワーシリンダ43を夫々振分け配設させ
たもので、従来の如き車輪の振れ(シミー)現象
防止のためのダンパーの設置が不用にできてコス
ト低減が図れると共に、パワーシリンダ43の流
入出口部の絞りの設置が不用になつて応答(追
従)性を向上させ動力損失なども低減させること
ができ、パワーステアリング性能をより良好に安
定維持させることができ、しかもパワーシリンダ
43及び操舵制御弁41の間にステアリングアー
ム40を挾んで前後に略一列状にコンパクトに配
設でき、また重量物であるパワーシリンダ43を
前車輪6より前方に位置させて田植機体の前後バ
ランスを容易に向上させることができるものであ
る。
ーシリンダ43による油圧操作力でもつて前車輪
6のかじ取りを行うパワーステアリング構造にお
いて、ハンドル14操作でもつて揺動変位するピ
ツトマンアーム36と、左右の前車輪6の方向変
換を行うステアリングアーム40との間に操舵制
御弁41を介装させると共に、前記ステアリング
アーム40と操舵制御弁41との連結部と機体3
間に前記パワーシリンダ43を介設させ、前車輪
6を設けるアクスルケース5に前記ステアリング
アーム40を取付け、前記アクスルケース5の後
方に操舵制御弁41を、またアクスルケース5の
前方にパワーシリンダ43を夫々振分け配設させ
たもので、従来の如き車輪の振れ(シミー)現象
防止のためのダンパーの設置が不用にできてコス
ト低減が図れると共に、パワーシリンダ43の流
入出口部の絞りの設置が不用になつて応答(追
従)性を向上させ動力損失なども低減させること
ができ、パワーステアリング性能をより良好に安
定維持させることができ、しかもパワーシリンダ
43及び操舵制御弁41の間にステアリングアー
ム40を挾んで前後に略一列状にコンパクトに配
設でき、また重量物であるパワーシリンダ43を
前車輪6より前方に位置させて田植機体の前後バ
ランスを容易に向上させることができるものであ
る。
第1図はパワーステアリング装置部の平面説明
図、第2図は田植機の全体側面図、第3図は同平
面図、第4図は第1図の側面説明図、第5図は油
圧回路図、第6図は部分説明図である。 3……機体(車体フレーム)、6……車輪、1
4……ハンドル、36……ピツトマンアーム、4
0……ステアリングアーム、41……操舵制御
弁、43……パワーシリンダ。
図、第2図は田植機の全体側面図、第3図は同平
面図、第4図は第1図の側面説明図、第5図は油
圧回路図、第6図は部分説明図である。 3……機体(車体フレーム)、6……車輪、1
4……ハンドル、36……ピツトマンアーム、4
0……ステアリングアーム、41……操舵制御
弁、43……パワーシリンダ。
Claims (1)
- パワーシリンダ43による油圧操作力でもつて
前車輪6のかじ取りを行うパワーステアリング構
造において、ハンドル14操作でもつて揺動変位
するピツトマンアーム36と、左右の前車輪6の
方向変換を行うステアリングアーム40との間に
操舵制御弁41を介装させると共に、前記ステア
リングアーム40と操舵制御弁41との連結部と
機体3間に前記パワーシリンダ43を介設させ、
前車輪6を設けるアクスルケース5に前記ステア
リングアーム40を取付け、前記アクスルケース
5の後方に操舵制御弁41を、またアクスルケー
ス5の前方にパワーシリンダ43を夫々振分け配
設させたことを特徴とする田植機のステアリング
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097190U JPH047028Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | |
KR2019850011046U KR900010143Y1 (ko) | 1985-06-25 | 1985-08-28 | 이앙기의 스테어링 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097190U JPH047028Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624472U JPS624472U (ja) | 1987-01-12 |
JPH047028Y2 true JPH047028Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=30656721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985097190U Expired JPH047028Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047028Y2 (ja) |
KR (1) | KR900010143Y1 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280923U (ja) * | 1975-12-15 | 1977-06-16 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP1985097190U patent/JPH047028Y2/ja not_active Expired
- 1985-08-28 KR KR2019850011046U patent/KR900010143Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR900010143Y1 (ko) | 1990-11-03 |
JPS624472U (ja) | 1987-01-12 |
KR870003239U (ko) | 1987-03-27 |
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