JPH046933B2 - - Google Patents
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- JPH046933B2 JPH046933B2 JP60100383A JP10038385A JPH046933B2 JP H046933 B2 JPH046933 B2 JP H046933B2 JP 60100383 A JP60100383 A JP 60100383A JP 10038385 A JP10038385 A JP 10038385A JP H046933 B2 JPH046933 B2 JP H046933B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- battery
- lens unit
- camera
- focal length
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はバツテリー電圧が性能保証値以下でも
レンズユニツトをカメラ本体内に収納できるよう
にした電動式焦点距離切換式カメラに関する。
レンズユニツトをカメラ本体内に収納できるよう
にした電動式焦点距離切換式カメラに関する。
(従来技術)
従来、遠方の被写体を大きく撮影するには標準
レンズを焦点距離の長い望遠レンズに交換するレ
ンズ交換式カメラが広く用いられているが、交換
レンズを携帯したりレンズを交換したりするのが
煩わしいということから最近簡単な操作で2種の
焦点距離が切り換えられるカメラが開発されてい
る。
レンズを焦点距離の長い望遠レンズに交換するレ
ンズ交換式カメラが広く用いられているが、交換
レンズを携帯したりレンズを交換したりするのが
煩わしいということから最近簡単な操作で2種の
焦点距離が切り換えられるカメラが開発されてい
る。
この種の2焦点カメラではカメラ内部に焦点距
離の異なる2つの光学系を内蔵し、撮影に当つて
手動操作によりいずれか一方の光学系に切り換え
ているが、従来のレンズ交換の煩わしさに比べれ
ば光学系の切換え操作は簡単になつたものの、や
はりある程度の時間はかかるので動く被写体の場
合はシヤツターチヤンスを逃してしまうし、フレ
ーミングしながら焦点距離を切換えることも困難
である。
離の異なる2つの光学系を内蔵し、撮影に当つて
手動操作によりいずれか一方の光学系に切り換え
ているが、従来のレンズ交換の煩わしさに比べれ
ば光学系の切換え操作は簡単になつたものの、や
はりある程度の時間はかかるので動く被写体の場
合はシヤツターチヤンスを逃してしまうし、フレ
ーミングしながら焦点距離を切換えることも困難
である。
そこで本発明者らはボタン操作によりモータを
起動させてレンズを移動させることにより自動的
に焦点距離を切換えるようにした2焦点カメラを
提案している。
起動させてレンズを移動させることにより自動的
に焦点距離を切換えるようにした2焦点カメラを
提案している。
一方、最近のカメラはフイルムの巻上及び巻戻
のみでなく、シヤツタ駆動や合焦のためのレンズ
の移動までも電気的あるいは電磁的に行なうもの
が多く、そのため電源の消耗度も非常に大きくな
つてきている。この種のカメラではバツテリーの
電圧が低下すると上記諸機能が保証されなくなる
ためカメラの性能を保証する目的でバツテリー電
圧をチエツクし、バツテリー電圧が性能保証値以
下になつたときは警告をしてユーザーにバツテリ
ーの交換を催促するようにしている。
のみでなく、シヤツタ駆動や合焦のためのレンズ
の移動までも電気的あるいは電磁的に行なうもの
が多く、そのため電源の消耗度も非常に大きくな
つてきている。この種のカメラではバツテリーの
電圧が低下すると上記諸機能が保証されなくなる
ためカメラの性能を保証する目的でバツテリー電
圧をチエツクし、バツテリー電圧が性能保証値以
下になつたときは警告をしてユーザーにバツテリ
ーの交換を催促するようにしている。
ところで上記2焦点カメラの一型式として補助
レンズユニツトをカメラ本体から出入させて焦点
距離を切換える型式のカメラでは、主レンズユニ
ツトをカメラ本体から突出させた状態(通常望遠
撮影)で使用中にバツテリー電圧が性能保証値す
なわち所定電圧以下になつたときはレンズユニツ
ト駆動機構が作動しなくなりレンズユニツトをカ
メラ本体内に引込めることができなくなるためカ
メラをケースに収納できない場合も生じてしまい
携帯性が悪いばかりでなく、携帯時にレンズユニ
ツトを破損する可能性がある。
レンズユニツトをカメラ本体から出入させて焦点
距離を切換える型式のカメラでは、主レンズユニ
ツトをカメラ本体から突出させた状態(通常望遠
撮影)で使用中にバツテリー電圧が性能保証値す
なわち所定電圧以下になつたときはレンズユニツ
ト駆動機構が作動しなくなりレンズユニツトをカ
メラ本体内に引込めることができなくなるためカ
メラをケースに収納できない場合も生じてしまい
携帯性が悪いばかりでなく、携帯時にレンズユニ
ツトを破損する可能性がある。
(発明の目的および構成)
本発明は上記の点にかんがみてなされたもの
で、レンズユニツトが電動でカメラ本体に対しレ
ンズユニツトが進退移動するカメラにおいて、バ
ツテリー電圧が性能保証以下になつても、レズユ
ニツトのみは駆動できるようにすることを目的と
し、この目的を達成するために、レンズユニツト
はバツテリーチエツクに関係なく駆動可能とし、
カメラ本体に収納できるようにした。従つて、レ
ンズユニツトはその移動速度は通常のときより遅
いときもあるが、カメラ本体に収納されるので前
記問題は解決される。
で、レンズユニツトが電動でカメラ本体に対しレ
ンズユニツトが進退移動するカメラにおいて、バ
ツテリー電圧が性能保証以下になつても、レズユ
ニツトのみは駆動できるようにすることを目的と
し、この目的を達成するために、レンズユニツト
はバツテリーチエツクに関係なく駆動可能とし、
カメラ本体に収納できるようにした。従つて、レ
ンズユニツトはその移動速度は通常のときより遅
いときもあるが、カメラ本体に収納されるので前
記問題は解決される。
(実施例)
以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による2焦点カメラの一実施例
の正面図、第2図イおよびロは同カメラが異なる
2種の焦点距離をとつた場合の同カメラの側面図
であり、1はカメラ本体、2はカメラ本体1の正
面中央に前後に移動可能に設けられたレンズ鏡
胴、3はフアインダ窓、4,5は測距用窓、6は
CdSなどの受光素子、7は2段操作可能なレリー
ズボタンであり、1段目の操作で測距、測光、バ
ツテリーチエツク、後述するレンズユニツトの位
置チエツクと位置修正などを行ない、2段目の操
作でレンズユニツトの移動やシヤツタの駆動など
を行う。8は自動復帰型の焦点距離切換えボタン
で、このボタン8を矢印方向に押すとレンズ鏡胴
2が収納状態にあるときは第2図イの状態から第
2図ロに示すように突出し、突出状態にあるとき
は第2図ロの状態から第2図イに示すように収納
される。
の正面図、第2図イおよびロは同カメラが異なる
2種の焦点距離をとつた場合の同カメラの側面図
であり、1はカメラ本体、2はカメラ本体1の正
面中央に前後に移動可能に設けられたレンズ鏡
胴、3はフアインダ窓、4,5は測距用窓、6は
CdSなどの受光素子、7は2段操作可能なレリー
ズボタンであり、1段目の操作で測距、測光、バ
ツテリーチエツク、後述するレンズユニツトの位
置チエツクと位置修正などを行ない、2段目の操
作でレンズユニツトの移動やシヤツタの駆動など
を行う。8は自動復帰型の焦点距離切換えボタン
で、このボタン8を矢印方向に押すとレンズ鏡胴
2が収納状態にあるときは第2図イの状態から第
2図ロに示すように突出し、突出状態にあるとき
は第2図ロの状態から第2図イに示すように収納
される。
第3図は本発明によるカメラのレンズ鏡胴移動
機構を示している。
機構を示している。
レンズ鏡胴2にはレンズユニツトが内蔵されて
おり、レンズユニツトの周部の突片2a,2b,
2cがカメラ本体に植設した3本の案内軸10に
それぞれ係合して支持されているので、その軸心
位置を保つたまま矢印A方向に移動できるように
なつている。
おり、レンズユニツトの周部の突片2a,2b,
2cがカメラ本体に植設した3本の案内軸10に
それぞれ係合して支持されているので、その軸心
位置を保つたまま矢印A方向に移動できるように
なつている。
レンズ鏡胴2には二焦点式の撮影光学系が組込
まれていてカメラ本体に対して矢印A方向に直進
して移動する動作により光学系の構成が組替えら
れ自動的に焦点距離が切換わるようになつてい
る。
まれていてカメラ本体に対して矢印A方向に直進
して移動する動作により光学系の構成が組替えら
れ自動的に焦点距離が切換わるようになつてい
る。
レンズ鏡胴2は、その底部の周面部に平坦な隔
壁11aによつて凹部11を形成していてレンズ
鏡胴2を移動させる駆動力伝達系の各部材を収容
している。
壁11aによつて凹部11を形成していてレンズ
鏡胴2を移動させる駆動力伝達系の各部材を収容
している。
すなわち、隔壁11aの上面には対称形の立上
り部12a,12bを有するプレート12がねじ
止めなどによつて固定されて一体化されており、
さらにこのプレート12と隔壁11aとを貫通し
てクランク軸13が回動自在に軸着されている。
り部12a,12bを有するプレート12がねじ
止めなどによつて固定されて一体化されており、
さらにこのプレート12と隔壁11aとを貫通し
てクランク軸13が回動自在に軸着されている。
クランク軸13は図示しない規制部材によつて
その軸方向の移動が拘束された状態にあり、プレ
ート12と若干の距離を隔てた高さに対称形の立
下り部14a,14bを有するクランクレバー1
4を固着して備えている。
その軸方向の移動が拘束された状態にあり、プレ
ート12と若干の距離を隔てた高さに対称形の立
下り部14a,14bを有するクランクレバー1
4を固着して備えている。
プレート12とクランクレバー14との間に
は、ストローク吸収部材としての強い捩りばね1
5がクランク軸13に対し遊嵌の状態で組込ま
れ、その両端部がプレート12の立上り部12
a,12bおよびフランクレバー14の立下り部
14a,14bによつて係止されて左右が同等の
強さに付勢された状態となつている。従つてクラ
ンクレバー14はプレート12すなわちレンズ鏡
胴2に対して弾性作用によつて一体構造とされた
状態にあり軽度の外力によつては左右何れの方向
にも回動しない構成となつている。またこれらの
各部材はすべて凹部11のスペース内に収めら
れ、レンズ鏡胴2内の光学系と干渉しないように
取付けられている。
は、ストローク吸収部材としての強い捩りばね1
5がクランク軸13に対し遊嵌の状態で組込ま
れ、その両端部がプレート12の立上り部12
a,12bおよびフランクレバー14の立下り部
14a,14bによつて係止されて左右が同等の
強さに付勢された状態となつている。従つてクラ
ンクレバー14はプレート12すなわちレンズ鏡
胴2に対して弾性作用によつて一体構造とされた
状態にあり軽度の外力によつては左右何れの方向
にも回動しない構成となつている。またこれらの
各部材はすべて凹部11のスペース内に収めら
れ、レンズ鏡胴2内の光学系と干渉しないように
取付けられている。
一方、凹部11の隔壁11aの外部に突出した
クランク軸13の下端部には、クランクレバー1
4とほぼ直角をなしてクランクアーム16が固着
されていてその長穴16aにはカメラ本体内に設
けた遊星歯車機構17によつて作動されるレンズ
鏡胴2の駆動部材たる駆動ピン18が係合してい
る。
クランク軸13の下端部には、クランクレバー1
4とほぼ直角をなしてクランクアーム16が固着
されていてその長穴16aにはカメラ本体内に設
けた遊星歯車機構17によつて作動されるレンズ
鏡胴2の駆動部材たる駆動ピン18が係合してい
る。
この遊星歯車機構17は、駆動歯車19によつ
て定位置にある軸20aを中心に回転される大歯
車20とこの大歯車20に軸着された小歯車21
とさらにこの小歯車21に歯合する固定の内歯々
車22とから構成されていて、小歯車21に固着
したプレート21a上に駆動ピン18が植設され
ている。
て定位置にある軸20aを中心に回転される大歯
車20とこの大歯車20に軸着された小歯車21
とさらにこの小歯車21に歯合する固定の内歯々
車22とから構成されていて、小歯車21に固着
したプレート21a上に駆動ピン18が植設され
ている。
この構成では内歯々車22は小歯車21の2倍
の刻み円直径を有し、さらに駆動ピン18がその
刻み円周上に位置しているので大歯車20が2分
の1回転する間に、小歯車21は内歯々車22の
円周を半周して公転し同時に小歯車21自体も半
回転の自転を行うので、ピン18は直線的に矢印
B方向に移動し内歯々車22の刻み円直径に相当
する移動量が与えられるようになつているがその
ストロークはレンズ鏡胴2の移動量を十分カバー
できる長さに設定されている。
の刻み円直径を有し、さらに駆動ピン18がその
刻み円周上に位置しているので大歯車20が2分
の1回転する間に、小歯車21は内歯々車22の
円周を半周して公転し同時に小歯車21自体も半
回転の自転を行うので、ピン18は直線的に矢印
B方向に移動し内歯々車22の刻み円直径に相当
する移動量が与えられるようになつているがその
ストロークはレンズ鏡胴2の移動量を十分カバー
できる長さに設定されている。
このような構成によるレンズ鏡胴移動機構にお
いてはレンズ鏡胴2の焦点距離切換のための作動
は次のようにして行なわれる。
いてはレンズ鏡胴2の焦点距離切換のための作動
は次のようにして行なわれる。
モータ(図示せず)の動力によつて駆動歯車1
9がたとえば時計方向に回転すると減速されて大
歯車20が反時計方向に回転を始める。その時小
歯車21も大歯車20と一体に回転して駆動ピン
18を反時計方向に円弧上に旋回させようとする
が、内歯々車22との噛合によつて同時に時計方
向が自転させられるので結果的に駆動ピン18は
矢印B方向に直線的に移動を始める。
9がたとえば時計方向に回転すると減速されて大
歯車20が反時計方向に回転を始める。その時小
歯車21も大歯車20と一体に回転して駆動ピン
18を反時計方向に円弧上に旋回させようとする
が、内歯々車22との噛合によつて同時に時計方
向が自転させられるので結果的に駆動ピン18は
矢印B方向に直線的に移動を始める。
従つて駆動ピン18はクランクアーム16に時
計方向の回転力を加えることになるが、クランク
レバー14が強い捩りばね15の作用によつてレ
ンズ鏡胴2と一体化されているのでクランクアー
ム16を回転させることができず、結局駆動ピン
18はクランク軸13を介してレンズ鏡胴2を所
定の一端位置(沈胴位置)から矢印A方向に並行
して移動させることとなる。
計方向の回転力を加えることになるが、クランク
レバー14が強い捩りばね15の作用によつてレ
ンズ鏡胴2と一体化されているのでクランクアー
ム16を回転させることができず、結局駆動ピン
18はクランク軸13を介してレンズ鏡胴2を所
定の一端位置(沈胴位置)から矢印A方向に並行
して移動させることとなる。
このような作用が継続して、大歯車20が半回
転近くに達しレンズ鏡胴2が他端位置(突出位
置)に移動して停止された後も、駆動ピン18に
は引き続いて駆動力が作用しクランクレバー14
を捩りばね15の弾性作用に抗して回動させるこ
とになりその作動によつて駆動ピン18は全スト
ロークの作動を終えて次の復帰の作動に転ずるこ
とが可能となる。
転近くに達しレンズ鏡胴2が他端位置(突出位
置)に移動して停止された後も、駆動ピン18に
は引き続いて駆動力が作用しクランクレバー14
を捩りばね15の弾性作用に抗して回動させるこ
とになりその作動によつて駆動ピン18は全スト
ロークの作動を終えて次の復帰の作動に転ずるこ
とが可能となる。
一方、続く回転によつて駆動ピン18が矢印B
方向と反対の方向に移動する場合においても、前
述した場合と同様にクランクレバー14に対して
強い捩りばね15が逆方向にも作用しているの
で、レンズ鏡胴2を並行して移動させその所定の
一端位置に移動させることが可能となる。
方向と反対の方向に移動する場合においても、前
述した場合と同様にクランクレバー14に対して
強い捩りばね15が逆方向にも作用しているの
で、レンズ鏡胴2を並行して移動させその所定の
一端位置に移動させることが可能となる。
こうしてレンズ鏡胴2がその所定の一端位置に
移動して停止された後も、前述の場合と同様、な
お遊星歯車機構17は作動し続け、捩りばね15
の弾性に抗してクランクレバー14を反時計方向
に回動させるので駆動ピン18はその復帰の全ス
トロークの作動を終えて正確に沈胴位置に至つた
後停止されることとなる。
移動して停止された後も、前述の場合と同様、な
お遊星歯車機構17は作動し続け、捩りばね15
の弾性に抗してクランクレバー14を反時計方向
に回動させるので駆動ピン18はその復帰の全ス
トロークの作動を終えて正確に沈胴位置に至つた
後停止されることとなる。
従つて遊星歯車機構17の作動が停止した状態
では、駆動ピン18はクランクレバー14を捩り
ばね15に抗して時計方向あるいは反時計方向の
何れかに付勢して僅かに回動した状態に保つてい
る。
では、駆動ピン18はクランクレバー14を捩り
ばね15に抗して時計方向あるいは反時計方向の
何れかに付勢して僅かに回動した状態に保つてい
る。
第4図は本発明によるカメラのレンズ鏡胴移動
機構の駆動に関連した部分のみを示しており、通
常の測距、測光、シヤツタおよびレンズの駆動に
関連した回路部分は省略してある。
機構の駆動に関連した部分のみを示しており、通
常の測距、測光、シヤツタおよびレンズの駆動に
関連した回路部分は省略してある。
図において、30はバツテリー、S1はレリーズ
ボタン7(第1図参照)を1段押したときオン
し、それ以外ではオフしているレリーズ1段スイ
ツチ、S2は常時は接点aに接続されているが焦点
距離切換えボタン8(第1図参照)によりオンさ
れると接点bに切換えられる焦点距離切換スイツ
チ、31はレリーズ1段スイツチS1または焦点距
離切換スイツチS2のいずれかがオンされたとき導
通するトランジスタ、32は昇圧用のDC/DCコ
ンバータ、33は測距、測光データに基づいてカ
メラの負荷に作動指令を出力するマイコン構成の
コントローラ、34はコントローラ34からの指
令によりレンズ鏡胴2を移動するためのモータ3
5を駆動するモータドライバ、36はバツテリー
電圧チエツク用の比較器で、その基準電圧(所定
電圧)VrはDC/DCコンバータ32の出力電圧
を抵抗R1とR2で分圧して作られる。S3はレンズ
鏡胴2の移動機構の一部と協働し、レンズ鏡胴2
が移動中はオン、停止しているときはオフする状
態検出スイツチである。37はスイツチS2が接点
b側になつたときに、コントローラ33を自己保
持するトランジスタである。
ボタン7(第1図参照)を1段押したときオン
し、それ以外ではオフしているレリーズ1段スイ
ツチ、S2は常時は接点aに接続されているが焦点
距離切換えボタン8(第1図参照)によりオンさ
れると接点bに切換えられる焦点距離切換スイツ
チ、31はレリーズ1段スイツチS1または焦点距
離切換スイツチS2のいずれかがオンされたとき導
通するトランジスタ、32は昇圧用のDC/DCコ
ンバータ、33は測距、測光データに基づいてカ
メラの負荷に作動指令を出力するマイコン構成の
コントローラ、34はコントローラ34からの指
令によりレンズ鏡胴2を移動するためのモータ3
5を駆動するモータドライバ、36はバツテリー
電圧チエツク用の比較器で、その基準電圧(所定
電圧)VrはDC/DCコンバータ32の出力電圧
を抵抗R1とR2で分圧して作られる。S3はレンズ
鏡胴2の移動機構の一部と協働し、レンズ鏡胴2
が移動中はオン、停止しているときはオフする状
態検出スイツチである。37はスイツチS2が接点
b側になつたときに、コントローラ33を自己保
持するトランジスタである。
このカメラは、レリーズ第1段スイツチS1のオ
ンまたは焦点距離切換えスイツチS2のオン(接点
b側への接続)によつてスタートする。
ンまたは焦点距離切換えスイツチS2のオン(接点
b側への接続)によつてスタートする。
まず、焦点距離切換時の作動について説明す
る。
る。
スイツチS2を接点b側に接続すると、コントロ
ーラ33は焦点距離切換即ち、スイツチS2オンと
判断し(ステツプF−1)、レンズ移動シーケン
ス(F−2)に進み、レンズ移動を行う。
ーラ33は焦点距離切換即ち、スイツチS2オンと
判断し(ステツプF−1)、レンズ移動シーケン
ス(F−2)に進み、レンズ移動を行う。
レンズ鏡胴移動シーケンス(F−2)を詳しく
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
焦点距離切換ボタン8を操作してスイツチS2を
接点b側に切換えるとコントローラ33はトラン
ジスタ37をオンさせ自己保持される。従つて、
切換ボタン8から離して、スイツチS2が接点bか
ら離れてもコントローラ33は作動し、モータ3
5の駆動は継続されレンズ移動は続行される。
接点b側に切換えるとコントローラ33はトラン
ジスタ37をオンさせ自己保持される。従つて、
切換ボタン8から離して、スイツチS2が接点bか
ら離れてもコントローラ33は作動し、モータ3
5の駆動は継続されレンズ移動は続行される。
レンズが短焦点又は長焦点側の撮影可能位置に
来るとスイツチS3はオフされる。
来るとスイツチS3はオフされる。
コントローラ33はこの信号を受けてモータ3
5を停止させるとともに、トランジスタ37をオ
フさせて第4図の回路は不作動状態になる。
5を停止させるとともに、トランジスタ37をオ
フさせて第4図の回路は不作動状態になる。
一方、レリーズ第1段スイツチS1がオンされた
ときは、スイツチS2はオフであるので、バツテリ
電圧が基準電圧以下か否かを判断するステツプF
−3に進む。このステツプは、比較器36におい
て負荷への給電電圧VBと基準電圧Vrとを比較
し、VB≦Vrならば比較器36の出力が“H”と
なるのでコントローラ33でバツテリー電圧が基
準電圧以下であることをチエツクするステツプで
ある。ステツプ(F−3)におけるバツテリー電
圧チエツクの結果、バツテリー電圧が基準電圧以
上ならば通常の撮影シーケンスに進み、基準電圧
以下ならばレリーズボタン7を押している間プロ
グラムの進行をロツクし、レリーズボタン7を釈
放するかまたは電池を交換したとき最初のステツ
プ(F−1)にもどつて上述した動作を繰り返
す。
ときは、スイツチS2はオフであるので、バツテリ
電圧が基準電圧以下か否かを判断するステツプF
−3に進む。このステツプは、比較器36におい
て負荷への給電電圧VBと基準電圧Vrとを比較
し、VB≦Vrならば比較器36の出力が“H”と
なるのでコントローラ33でバツテリー電圧が基
準電圧以下であることをチエツクするステツプで
ある。ステツプ(F−3)におけるバツテリー電
圧チエツクの結果、バツテリー電圧が基準電圧以
上ならば通常の撮影シーケンスに進み、基準電圧
以下ならばレリーズボタン7を押している間プロ
グラムの進行をロツクし、レリーズボタン7を釈
放するかまたは電池を交換したとき最初のステツ
プ(F−1)にもどつて上述した動作を繰り返
す。
上記フローチヤートからわかるように、レンズ
鏡胴の移動はバツテリーチエツクの結果にかかわ
りなく行なわれるようになつているので、モータ
35の駆動電圧をバツテリーチエツクの基準電圧
Vr以下に設定しておけば、バツテリー電圧が基
準電圧以下でもレンズ鏡胴2を移動させることが
できる。従つて、突出状態にあるレンズ鏡胴2を
沈胴位置に引込めることができる。
鏡胴の移動はバツテリーチエツクの結果にかかわ
りなく行なわれるようになつているので、モータ
35の駆動電圧をバツテリーチエツクの基準電圧
Vr以下に設定しておけば、バツテリー電圧が基
準電圧以下でもレンズ鏡胴2を移動させることが
できる。従つて、突出状態にあるレンズ鏡胴2を
沈胴位置に引込めることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明においては、カメ
ラのバツテリー電圧が性能保証値以下でも焦点距
離切換えのためのレンズユニツトの移動を可能に
したので、レンズユニツトをカメラ本体から突出
させた状態で使用中にバツテリー電圧が性能保証
値以下になつてもレンズユニツトをカメラ本体内
に収納することができ携帯性が良くなるととも
に、レンズユニツトを保護することができる。
ラのバツテリー電圧が性能保証値以下でも焦点距
離切換えのためのレンズユニツトの移動を可能に
したので、レンズユニツトをカメラ本体から突出
させた状態で使用中にバツテリー電圧が性能保証
値以下になつてもレンズユニツトをカメラ本体内
に収納することができ携帯性が良くなるととも
に、レンズユニツトを保護することができる。
第1図は本発明による焦点距離切換式カメラの
正面図、第2図イは同カメラのレンズ鏡胴の沈胴
状態を示す側面図、ロは同カメラのレンズ鏡胴の
突出状態を示す側面図、第3図は本発明による焦
点距離切換式カメラのレンズ鏡胴移動機構の要部
斜視図、第4図は本発明によるカメラの電気回路
の要部、第5図は本発明によるカメラの焦点距離
切換動作のフローチヤートである。 1……カメラ本体、2……レンズ鏡胴、7……
レリーズボタン、8……焦点距離切換ボタン、3
0……バツテリー、32……DC/DCコンバー
タ、33……コントローラ、34……モータドラ
イバ、35……モータ、S1……レリーズ1段スイ
ツチ、S2……焦点距離切換スイツチ、S3……状態
検出スイツチ。
正面図、第2図イは同カメラのレンズ鏡胴の沈胴
状態を示す側面図、ロは同カメラのレンズ鏡胴の
突出状態を示す側面図、第3図は本発明による焦
点距離切換式カメラのレンズ鏡胴移動機構の要部
斜視図、第4図は本発明によるカメラの電気回路
の要部、第5図は本発明によるカメラの焦点距離
切換動作のフローチヤートである。 1……カメラ本体、2……レンズ鏡胴、7……
レリーズボタン、8……焦点距離切換ボタン、3
0……バツテリー、32……DC/DCコンバー
タ、33……コントローラ、34……モータドラ
イバ、35……モータ、S1……レリーズ1段スイ
ツチ、S2……焦点距離切換スイツチ、S3……状態
検出スイツチ。
Claims (1)
- 1 焦点距離切換スイツチの操作により電池を電
源として撮影用のレンズユニツトをカメラ本体に
対し進退移動させるレンズユニツト駆動手段と、
レリーズ操作により前記電池の電圧が所定電圧以
上のときに正常に露出作動を行い、所定電圧未満
のときには露出作動を行わない露出作動手段とを
有する焦点距離切換式カメラにおいて、前記電池
を電源として前記露出作動手段および前記レンズ
ユニツト駆動手段の制御を行うと共に、前記露出
作動手段の作動前に前記電池の電圧を検出し該電
圧が前記所定電圧以上か否かを判断するバツテリ
チエツク手段を有する制御手段を設け、前記レン
ズユニツト駆動手段は前記電池の電圧が前記所定
電圧以上および前記所定電圧未満で且つ前記制御
手段が作動可能状態の電圧領域で駆動可能に設定
し、前記焦点距離切換スイツチの操作が行われた
場合は、前記制御手段は前記バツテリチエツク手
段の判断とは関係なく前記レンズユニツト駆動手
段の駆動を行わせ、少なくとも前記レンズユニツ
トをカメラ本体に対し収納方向への駆動を可能に
したことを特徴とする電動式焦点距離切換式カメ
ラ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038385A JPS61259242A (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 電動式焦点距離切換式カメラ |
US06/860,646 US4740807A (en) | 1985-05-14 | 1986-05-07 | Focal length switching type camera |
DE8686303530T DE3674461D1 (de) | 1985-05-14 | 1986-05-09 | Kamera mit brennweitenumschaltung. |
DE3650299T DE3650299T2 (de) | 1985-05-14 | 1986-05-09 | Kamera mit Brennweitenumschaltung. |
EP86303530A EP0202828B1 (en) | 1985-05-14 | 1986-05-09 | Focal length switching type camera |
EP89202539A EP0353831B1 (en) | 1985-05-14 | 1986-05-09 | Focal length switching type camera |
US07/020,148 US4839677A (en) | 1985-05-14 | 1987-02-26 | Focal length switching type camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038385A JPS61259242A (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 電動式焦点距離切換式カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61259242A JPS61259242A (ja) | 1986-11-17 |
JPH046933B2 true JPH046933B2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=14272487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10038385A Granted JPS61259242A (ja) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | 電動式焦点距離切換式カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61259242A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150728A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | Asahi Optical Co Ltd | |
JPS5587133A (en) * | 1978-12-25 | 1980-07-01 | Olympus Optical Co Ltd | Flashmatic mechanism of camera |
JPS57116330A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-20 | Canon Inc | Power-source controller of camera |
JPS57146232A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-09 | Canon Inc | Camera incorporating plural lenses |
JPS5913225A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | バツテリ・チエツク機能を有するカメラ |
JPS6078434A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | Canon Inc | 焦点距離切替式カメラ |
JPS6084538A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 撮影光学系の光学的作用が可変なカメラ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57171056U (ja) * | 1981-04-21 | 1982-10-28 |
-
1985
- 1985-05-14 JP JP10038385A patent/JPS61259242A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150728A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-04 | Asahi Optical Co Ltd | |
JPS5587133A (en) * | 1978-12-25 | 1980-07-01 | Olympus Optical Co Ltd | Flashmatic mechanism of camera |
JPS57116330A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-20 | Canon Inc | Power-source controller of camera |
JPS57146232A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-09 | Canon Inc | Camera incorporating plural lenses |
JPS5913225A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | バツテリ・チエツク機能を有するカメラ |
JPS6078434A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | Canon Inc | 焦点距離切替式カメラ |
JPS6084538A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 撮影光学系の光学的作用が可変なカメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61259242A (ja) | 1986-11-17 |
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