JPH046651Y2 - - Google Patents
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- JPH046651Y2 JPH046651Y2 JP10259286U JP10259286U JPH046651Y2 JP H046651 Y2 JPH046651 Y2 JP H046651Y2 JP 10259286 U JP10259286 U JP 10259286U JP 10259286 U JP10259286 U JP 10259286U JP H046651 Y2 JPH046651 Y2 JP H046651Y2
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- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 29
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、例えば、口紅などの棒状化粧料を回
転操作によつて繰り出すようにした繰出容器に関
するものである。
転操作によつて繰り出すようにした繰出容器に関
するものである。
「従来の技術」
一般に、この種の繰出容器は、内周面に螺旋溝
が形成された螺旋筒と、この螺旋筒内に回転自在
に挿入され軸線方向に沿う長孔が形成されたガイ
ド筒と、このガイド筒の長孔を介して前記螺旋溝
に係合する突起が形成された受皿とから構成さ
れ、受皿にたとえば口紅を嵌着させておいて、螺
旋筒とガイド筒とを相対回転させると受皿に保持
された口紅が容器の先端部から繰り出されるよう
にしたものである。この繰出容器は、化粧料を繰
り出して使用することができるので、比較的高価
な化粧料であつても最後まで使用できる利点があ
るが、その反面において、受皿のガタ等に起因し
て化粧料が傷付き易く、また、円滑な回転操作に
対する配慮が必要で構造が複雑化しコスト高にな
りやすいといつた問題点がある。特に、螺旋筒と
ガイド筒は容器の外観をなす場合が多いため、こ
れらを円滑に回転支持する機能と、デザイン等の
装飾性に対する機能との双方の配慮が必要であ
る。
が形成された螺旋筒と、この螺旋筒内に回転自在
に挿入され軸線方向に沿う長孔が形成されたガイ
ド筒と、このガイド筒の長孔を介して前記螺旋溝
に係合する突起が形成された受皿とから構成さ
れ、受皿にたとえば口紅を嵌着させておいて、螺
旋筒とガイド筒とを相対回転させると受皿に保持
された口紅が容器の先端部から繰り出されるよう
にしたものである。この繰出容器は、化粧料を繰
り出して使用することができるので、比較的高価
な化粧料であつても最後まで使用できる利点があ
るが、その反面において、受皿のガタ等に起因し
て化粧料が傷付き易く、また、円滑な回転操作に
対する配慮が必要で構造が複雑化しコスト高にな
りやすいといつた問題点がある。特に、螺旋筒と
ガイド筒は容器の外観をなす場合が多いため、こ
れらを円滑に回転支持する機能と、デザイン等の
装飾性に対する機能との双方の配慮が必要であ
る。
第4図および第5図はこのような繰出容器の一
構造例を示すものである。
構造例を示すものである。
すなわち、第4図に示す繰出容器は、実公昭58
−9532号公報に開示されたもので、これは、下半
部に長孔1aが形成された円筒状のガイド筒1の
中央部に外方に環状に突出する膨出部2を設け、
螺旋溝3aを有する螺旋筒3の上端に前記膨出部
2に嵌合する周溝4を形成し、これらを凹凸嵌合
させることによつて、ガイド筒1と螺旋筒3とを
回転自在に支持した基本構成となつており、ま
た、前記長孔1aを介して螺旋溝3aに係合する
突起5aを持つた受皿5はガイド筒1内に進退自
在に挿入され、前記螺旋筒3の外周にはこれを覆
う有底の化粧筒6が嵌め込まれている。
−9532号公報に開示されたもので、これは、下半
部に長孔1aが形成された円筒状のガイド筒1の
中央部に外方に環状に突出する膨出部2を設け、
螺旋溝3aを有する螺旋筒3の上端に前記膨出部
2に嵌合する周溝4を形成し、これらを凹凸嵌合
させることによつて、ガイド筒1と螺旋筒3とを
回転自在に支持した基本構成となつており、ま
た、前記長孔1aを介して螺旋溝3aに係合する
突起5aを持つた受皿5はガイド筒1内に進退自
在に挿入され、前記螺旋筒3の外周にはこれを覆
う有底の化粧筒6が嵌め込まれている。
一方、第5図に示す繰出容器は、実開昭57−
39507号公報に開示されたもので、これは、上半
部が化粧料Aの保護筒部7aとして、また下半部
が嵌合筒部7bとして形成された円筒状のガイド
筒7の嵌合筒部7bに、螺旋溝8aを備えた螺旋
筒8を回転自在に挿入し、該螺旋筒8を嵌合筒部
7b下端の周突条9によつて抜け止めしたもの
で、化粧料を保持する受皿10は、嵌合筒部7b
の長孔7cを介して螺旋溝8aに係合する突起1
1を持つた小径の筒部10aと、該筒部10aの
上部に同軸的に設けられ保護筒部7aに嵌合する
収納筒部10bとから構成されている。
39507号公報に開示されたもので、これは、上半
部が化粧料Aの保護筒部7aとして、また下半部
が嵌合筒部7bとして形成された円筒状のガイド
筒7の嵌合筒部7bに、螺旋溝8aを備えた螺旋
筒8を回転自在に挿入し、該螺旋筒8を嵌合筒部
7b下端の周突条9によつて抜け止めしたもの
で、化粧料を保持する受皿10は、嵌合筒部7b
の長孔7cを介して螺旋溝8aに係合する突起1
1を持つた小径の筒部10aと、該筒部10aの
上部に同軸的に設けられ保護筒部7aに嵌合する
収納筒部10bとから構成されている。
「考案が解決しようとする問題点」
本考案は前記した従来技術における次のような
問題点を解決しようとするものである。
問題点を解決しようとするものである。
第4図に示す繰出容器では、ガイド筒1の膨
出部2と螺旋筒3の周溝4とを無理嵌めするた
め、その組み立てが面倒であり、しかも、これ
らガイド筒1および螺旋筒3は、膨出部2と周
溝4との1箇所における凹凸嵌合によつて回転
自在に組み付けられているので、ガイド筒1と
螺旋筒3との間の軸受部分が小さく、これら
(ガイド筒1および螺旋筒3)の成形誤差等に
起因して、これらが円滑に回転しなかつたり、
逆に抜け易かつたりする等の問題点があるこ
と。
出部2と螺旋筒3の周溝4とを無理嵌めするた
め、その組み立てが面倒であり、しかも、これ
らガイド筒1および螺旋筒3は、膨出部2と周
溝4との1箇所における凹凸嵌合によつて回転
自在に組み付けられているので、ガイド筒1と
螺旋筒3との間の軸受部分が小さく、これら
(ガイド筒1および螺旋筒3)の成形誤差等に
起因して、これらが円滑に回転しなかつたり、
逆に抜け易かつたりする等の問題点があるこ
と。
第5図の繰出容器では、螺旋筒8をガイド筒
7の段部と周突条9との間に抜け止めした状態
で挿入しているので、螺旋筒8とガイド筒7と
の回転操作を円滑に実施することができる等前
記した問題点を解決することができるが、受皿
10のガタ振れを防止するために、受皿10
を、小径の筒部10aとこれよりも大径の収納
筒部10bとの2段構造としなければならない
ため、受皿10の長さが長くなり、このため、
ガイド筒7の長さが長くなる傾向にあつて、デ
ザインが限定されてしまうこと。また、受皿1
0は収納筒部10bが大径の2段構造であるか
ら、ガイド筒7の上端開口(繰出口)から受皿
10を挿入しなければならず、したがつて、受
皿10の突起11の嵌合がガイド筒7に対して
無理嵌めになり、その作業性が悪くなるととも
に、挿入時に化粧料Aが傷付くおそれがあるこ
と。
7の段部と周突条9との間に抜け止めした状態
で挿入しているので、螺旋筒8とガイド筒7と
の回転操作を円滑に実施することができる等前
記した問題点を解決することができるが、受皿
10のガタ振れを防止するために、受皿10
を、小径の筒部10aとこれよりも大径の収納
筒部10bとの2段構造としなければならない
ため、受皿10の長さが長くなり、このため、
ガイド筒7の長さが長くなる傾向にあつて、デ
ザインが限定されてしまうこと。また、受皿1
0は収納筒部10bが大径の2段構造であるか
ら、ガイド筒7の上端開口(繰出口)から受皿
10を挿入しなければならず、したがつて、受
皿10の突起11の嵌合がガイド筒7に対して
無理嵌めになり、その作業性が悪くなるととも
に、挿入時に化粧料Aが傷付くおそれがあるこ
と。
「問題点を解決するための手段」
そこで、本考案では、このような問題点を解決
するために、内径の等しい繰出孔が上下方向に貫
通し、かつ、下半部が嵌合筒部として形成された
ガイド筒と、前記嵌合筒部の外周に軸辺りに回転
自在に挿入され内周に螺旋溝が形成された螺旋筒
と、前記ガイド筒の繰出孔に上下動自在に挿入さ
れ棒状化粧料の基端部を保持する受皿とを具備
し、かつ、前記嵌合筒部の周壁はガイド筒の上半
部の周壁よりも肉薄に形成し、前記螺旋筒を、そ
の上端がガイド筒の段部に当接された状態で嵌合
筒部の下端周壁に当接された周突条によつて抜け
止めし、しかも、前記嵌合筒部の周壁に軸線方向
に延び下端に達し開口する長孔を形成するととも
に、前記受皿の外周面には前記長孔を介して螺旋
溝に係合する突起が設けたものである。
するために、内径の等しい繰出孔が上下方向に貫
通し、かつ、下半部が嵌合筒部として形成された
ガイド筒と、前記嵌合筒部の外周に軸辺りに回転
自在に挿入され内周に螺旋溝が形成された螺旋筒
と、前記ガイド筒の繰出孔に上下動自在に挿入さ
れ棒状化粧料の基端部を保持する受皿とを具備
し、かつ、前記嵌合筒部の周壁はガイド筒の上半
部の周壁よりも肉薄に形成し、前記螺旋筒を、そ
の上端がガイド筒の段部に当接された状態で嵌合
筒部の下端周壁に当接された周突条によつて抜け
止めし、しかも、前記嵌合筒部の周壁に軸線方向
に延び下端に達し開口する長孔を形成するととも
に、前記受皿の外周面には前記長孔を介して螺旋
溝に係合する突起が設けたものである。
「作用」
前記構造の繰出容器によれば、嵌合筒部の周壁
を周方向に弾性変形し得て、螺旋筒を容易にガイ
ド筒の外周に挿入することができ、また、受皿を
ガイド筒の下端開口部から繰出孔内に挿入するこ
とにより、受皿の突起を長孔を介して螺旋溝に嵌
め合わせ、受皿の装着をすることができるので、
化粧料を傷付けることがなく、組立時の作業性を
向上することができる。
を周方向に弾性変形し得て、螺旋筒を容易にガイ
ド筒の外周に挿入することができ、また、受皿を
ガイド筒の下端開口部から繰出孔内に挿入するこ
とにより、受皿の突起を長孔を介して螺旋溝に嵌
め合わせ、受皿の装着をすることができるので、
化粧料を傷付けることがなく、組立時の作業性を
向上することができる。
また、このように組み立てられた繰出容器は、
螺旋筒がガイド筒の段部と周突条との間に抜け止
めされた状態で段部と周突条との間の長い範囲で
軸受されて装着されるので、ガイド筒と螺旋筒と
の回転操作を円滑に実施できる作用を発揮する。
螺旋筒がガイド筒の段部と周突条との間に抜け止
めされた状態で段部と周突条との間の長い範囲で
軸受されて装着されるので、ガイド筒と螺旋筒と
の回転操作を円滑に実施できる作用を発揮する。
なお、ガイド筒の繰出孔内に挿入される受皿
は、直管状に形成し得るので、その長さ寸法を自
由に設定し得て、ガイド筒の長さを規制するおそ
れがない。
は、直管状に形成し得るので、その長さ寸法を自
由に設定し得て、ガイド筒の長さを規制するおそ
れがない。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明すると、図において符号20はガ
イド筒、符号21は該ガイド筒20の下半部外周
に回転自在に挿入される螺旋筒、符号22は前記
ガイド筒20内に昇降自在に挿入されガイド筒2
0と螺旋筒21との相対回転によりガイド筒20
の軸線方向(第2図上下方向)に移動させられる
受皿であり、これら符号20ないし22により本
考案の主要部材を構成している。
を参照して説明すると、図において符号20はガ
イド筒、符号21は該ガイド筒20の下半部外周
に回転自在に挿入される螺旋筒、符号22は前記
ガイド筒20内に昇降自在に挿入されガイド筒2
0と螺旋筒21との相対回転によりガイド筒20
の軸線方向(第2図上下方向)に移動させられる
受皿であり、これら符号20ないし22により本
考案の主要部材を構成している。
前記ガイド筒20は他の各部材よりも長寸で、
かつ、内径の等しい繰出孔23が上下方向に貫通
した円筒状に形成されたもので、その下半部が螺
旋筒21を挿入する嵌合筒部20aとして設けら
れ、上半部が棒状化粧料Aの保護筒部20bとし
て形成された構造となつている。
かつ、内径の等しい繰出孔23が上下方向に貫通
した円筒状に形成されたもので、その下半部が螺
旋筒21を挿入する嵌合筒部20aとして設けら
れ、上半部が棒状化粧料Aの保護筒部20bとし
て形成された構造となつている。
そして、前記嵌合筒部20aは、その周壁がガ
イド筒20の他の周壁よりも肉薄に形成され、ま
たこの嵌合筒部20aの周壁の相対向する位置に
は、軸線方向(上下方向)に延びる長孔24が、
ガイド筒20の下端に達し開口した状態で形成さ
れ、この長孔24の上端には、受皿22の突起2
5に係合して受皿22の上方への移動を規制する
規制溝26が設けられるとともに、長孔24の下
端にあつて受皿22の突起25を基端部方向(下
端方向)に移動させる端部には、受皿22の下端
方向への移動を規制する係止溝27が形成されて
いる。なお、これら規制溝26および係止溝27
は、実施例では、長孔24に連通して周方向に延
びる水平な溝とされているが、その形状は任意で
ある。また、この嵌合筒部20aの下端周壁に
は、螺旋筒21の下端に係合する周突条30が突
設されている。
イド筒20の他の周壁よりも肉薄に形成され、ま
たこの嵌合筒部20aの周壁の相対向する位置に
は、軸線方向(上下方向)に延びる長孔24が、
ガイド筒20の下端に達し開口した状態で形成さ
れ、この長孔24の上端には、受皿22の突起2
5に係合して受皿22の上方への移動を規制する
規制溝26が設けられるとともに、長孔24の下
端にあつて受皿22の突起25を基端部方向(下
端方向)に移動させる端部には、受皿22の下端
方向への移動を規制する係止溝27が形成されて
いる。なお、これら規制溝26および係止溝27
は、実施例では、長孔24に連通して周方向に延
びる水平な溝とされているが、その形状は任意で
ある。また、この嵌合筒部20aの下端周壁に
は、螺旋筒21の下端に係合する周突条30が突
設されている。
一方、前記保護筒部20bは、第2図などに示
すように、棒状化粧料Aの収納状態においてその
全体が収まるように高さ寸法L1が設定されてお
り、また、前記嵌合筒部20aよりも肉厚に形成
された分嵌合筒部20aとの間に段部20cを構
成している。
すように、棒状化粧料Aの収納状態においてその
全体が収まるように高さ寸法L1が設定されてお
り、また、前記嵌合筒部20aよりも肉厚に形成
された分嵌合筒部20aとの間に段部20cを構
成している。
前記螺旋筒21の内周には螺旋溝31が形成さ
れるとともに上部外周にはキヤツプCを嵌着させ
る嵌着溝32が設けられ、さらに、その下端には
開口部を覆う底板33が嵌め込まれるようになつ
ている。
れるとともに上部外周にはキヤツプCを嵌着させ
る嵌着溝32が設けられ、さらに、その下端には
開口部を覆う底板33が嵌め込まれるようになつ
ている。
次いで、前記受皿22について説明を補足して
おくと、これはその内部に棒状化粧料Aの基端部
を充填支持するもので、全体が繰出孔23よりも
わずかに小径の円筒状に形成され、下部外周面に
前記長孔24を介して螺旋溝31に係合する突起
25が突設されるとともに、内周面に受け板34
が設けられている。また、受皿22の高さ寸法
L2は、前記ガイド筒20の嵌合筒部20aの高
さ寸法L3よりも小さく、長孔24を覆う大きさ
に設定されている。
おくと、これはその内部に棒状化粧料Aの基端部
を充填支持するもので、全体が繰出孔23よりも
わずかに小径の円筒状に形成され、下部外周面に
前記長孔24を介して螺旋溝31に係合する突起
25が突設されるとともに、内周面に受け板34
が設けられている。また、受皿22の高さ寸法
L2は、前記ガイド筒20の嵌合筒部20aの高
さ寸法L3よりも小さく、長孔24を覆う大きさ
に設定されている。
次ぎに、このように構成させた繰出容器の作用
について説明する。
について説明する。
繰出容器を、第2図などに示した組み立てられ
た状態とするには、各主要部材(ガイド筒20、
螺旋筒21、受皿22)などをそれぞれ個々に形
成しておき、螺旋筒21の内周にガイド筒20の
嵌合筒部20aを挿入した後、受皿22の突起2
5を長孔24の下端に合わせて挿入し、該長孔2
4を介して螺旋溝31に係合させる。そして、ガ
イド筒20の下端開口部に底板33を被せて固定
すると、第2図に示した繰出容器が完成する。
た状態とするには、各主要部材(ガイド筒20、
螺旋筒21、受皿22)などをそれぞれ個々に形
成しておき、螺旋筒21の内周にガイド筒20の
嵌合筒部20aを挿入した後、受皿22の突起2
5を長孔24の下端に合わせて挿入し、該長孔2
4を介して螺旋溝31に係合させる。そして、ガ
イド筒20の下端開口部に底板33を被せて固定
すると、第2図に示した繰出容器が完成する。
この組み立ては、ガイド筒20、螺旋筒21、
受皿22、底板33などを単に挿入して嵌合させ
る単純作業であり、その作業に当たり、無理嵌め
がなく、簡単に組み付けることができるので、作
業性を向上させることができる。特に、嵌合筒部
20aは薄肉に形成されて、長孔24の下端が開
口しているので、螺旋筒21を挿入する際に、嵌
合筒部20aの周壁を周方向に弾性変形し得、螺
旋筒21を容易にガイド筒20の外周に挿入する
ことができる利点がある他、受皿22をガイド筒
20の下端開口部から繰出孔23内に挿入するこ
とにより、受皿22の突起25を長孔24を介し
て螺旋溝31に嵌め合わせ、受皿22の装着をす
ることができるので、化粧料Aを傷付けることな
く、これを装着することができるといつた利点が
ある。
受皿22、底板33などを単に挿入して嵌合させ
る単純作業であり、その作業に当たり、無理嵌め
がなく、簡単に組み付けることができるので、作
業性を向上させることができる。特に、嵌合筒部
20aは薄肉に形成されて、長孔24の下端が開
口しているので、螺旋筒21を挿入する際に、嵌
合筒部20aの周壁を周方向に弾性変形し得、螺
旋筒21を容易にガイド筒20の外周に挿入する
ことができる利点がある他、受皿22をガイド筒
20の下端開口部から繰出孔23内に挿入するこ
とにより、受皿22の突起25を長孔24を介し
て螺旋溝31に嵌め合わせ、受皿22の装着をす
ることができるので、化粧料Aを傷付けることな
く、これを装着することができるといつた利点が
ある。
また、このように組み立てられた繰出容器は、
螺旋筒21がガイド筒20の段部20cと周突条
30との間に抜け止めされた状態で段部20cと
周突条30との間の嵌合筒部20aにおける長い
範囲で軸受されるので、ガイド筒20と螺旋筒2
1との回転操作を円滑に実施できる作用を発揮す
る。
螺旋筒21がガイド筒20の段部20cと周突条
30との間に抜け止めされた状態で段部20cと
周突条30との間の嵌合筒部20aにおける長い
範囲で軸受されるので、ガイド筒20と螺旋筒2
1との回転操作を円滑に実施できる作用を発揮す
る。
なお、ガイド筒20の繰出孔23内に挿入され
る受皿22は、直管状に形成し得るので、その長
さ寸法を自由に設定し得て、ガイド筒20の長さ
を規制するおそれがないため、デザイン的に制限
を受けるおそれがなく、特に、容器の小形化に対
する適用性を向上することができる。
る受皿22は、直管状に形成し得るので、その長
さ寸法を自由に設定し得て、ガイド筒20の長さ
を規制するおそれがないため、デザイン的に制限
を受けるおそれがなく、特に、容器の小形化に対
する適用性を向上することができる。
受皿22内に装着した棒状化粧料Aを使用する
場合は、螺旋筒21とガイド筒20の保護筒部2
0bとを持つてこれらを相対回転させ、螺旋溝3
1により受皿22の突起25を上方に押し、受皿
22を上端方向に移動させて、棒状化粧料Aを繰
り出せば良い。
場合は、螺旋筒21とガイド筒20の保護筒部2
0bとを持つてこれらを相対回転させ、螺旋溝3
1により受皿22の突起25を上方に押し、受皿
22を上端方向に移動させて、棒状化粧料Aを繰
り出せば良い。
一方、これとは逆に螺旋筒21とガイド筒20
とを相対回転させると、螺旋溝31が受皿22の
突起25を下端方向に押すから、受皿22に一体
に取り付けられた化粧料Aが下端方向にもどされ
てガイド筒20内に収容される。この場合、受皿
22の突起25は、受皿22が下降すると同時に
係止溝27内に係合させられるから、突起25が
使用時に長孔24の下端から外れるおそれがな
い。
とを相対回転させると、螺旋溝31が受皿22の
突起25を下端方向に押すから、受皿22に一体
に取り付けられた化粧料Aが下端方向にもどされ
てガイド筒20内に収容される。この場合、受皿
22の突起25は、受皿22が下降すると同時に
係止溝27内に係合させられるから、突起25が
使用時に長孔24の下端から外れるおそれがな
い。
また、前記において、化粧料Aは保護筒部20
bから繰り出されるため、ガイド筒20の嵌合筒
部20aに形成された長孔24が繰出容器の内面
に露出することがなく、使用時に長孔24によつ
てその美観が損なわれることがない。
bから繰り出されるため、ガイド筒20の嵌合筒
部20aに形成された長孔24が繰出容器の内面
に露出することがなく、使用時に長孔24によつ
てその美観が損なわれることがない。
第2図に示すように、受皿22の突起25が長
孔24下端の係止溝27に係合されている状態に
して、棒状化粧料Aを収容した繰出容器が保管、
運搬、販売されることになる。この状態は、化粧
料Aが、保護筒部20bに収容され、かつ、受皿
22全体がガイド筒20の嵌合筒部20a全体に
よつて動きが制限された安定状態となる。このよ
うに、化粧料Aを、第2図に示すような状態にす
ると、繰出容器が横向きに倒れるような状態で振
動が加えられる等の条件下でも、化粧料Aが長孔
24に当たつて傷付くことがなく、たとえ化粧料
Aが保護筒部20aの内面に接触しても、大きな
傷になることがなく、商品価値を著しく低下させ
ることがない。
孔24下端の係止溝27に係合されている状態に
して、棒状化粧料Aを収容した繰出容器が保管、
運搬、販売されることになる。この状態は、化粧
料Aが、保護筒部20bに収容され、かつ、受皿
22全体がガイド筒20の嵌合筒部20a全体に
よつて動きが制限された安定状態となる。このよ
うに、化粧料Aを、第2図に示すような状態にす
ると、繰出容器が横向きに倒れるような状態で振
動が加えられる等の条件下でも、化粧料Aが長孔
24に当たつて傷付くことがなく、たとえ化粧料
Aが保護筒部20aの内面に接触しても、大きな
傷になることがなく、商品価値を著しく低下させ
ることがない。
第3図は、本考案の他の実施例を示すもので、
第1図などに示したガイド筒20および螺旋筒2
1の外周にそれぞれこれらの外周を覆う金属製化
粧筒40,41を取り付け、繰出容器の高級化を
図つたもので、前記化粧筒41の内周にはキヤツ
プ嵌着用の連結筒42を嵌め込んだ構成となつて
いる。
第1図などに示したガイド筒20および螺旋筒2
1の外周にそれぞれこれらの外周を覆う金属製化
粧筒40,41を取り付け、繰出容器の高級化を
図つたもので、前記化粧筒41の内周にはキヤツ
プ嵌着用の連結筒42を嵌め込んだ構成となつて
いる。
「考案の効果」
以上説明したように本考案によれば、次のよう
な優れた効果を奏することができる。
な優れた効果を奏することができる。
(a) 嵌合筒部の周壁をガイド筒の上半部の周壁よ
りも肉薄に形成し、また、嵌合筒部の周壁の長
孔が下端に開口するので、螺旋筒の挿入の際
に、嵌合筒部の周壁を周方向に容易に弾性変形
することができ、これにより螺旋筒を下方から
ガイド筒の外周に無理嵌めすることなく容易か
つ円滑に挿入することができ、両部材の組み立
てを容易にすることができる。また、受皿はガ
イド筒の下端開口部から繰出孔内に挿入するこ
とができる構成としたから、化粧料を傷つける
ことなく、受皿の装着を容易にすることができ
る。このように、螺旋筒とガイド筒の組立およ
び受皿の装着を容易にすることで、繰出容器の
組立時の作業性を向上させることができる。
りも肉薄に形成し、また、嵌合筒部の周壁の長
孔が下端に開口するので、螺旋筒の挿入の際
に、嵌合筒部の周壁を周方向に容易に弾性変形
することができ、これにより螺旋筒を下方から
ガイド筒の外周に無理嵌めすることなく容易か
つ円滑に挿入することができ、両部材の組み立
てを容易にすることができる。また、受皿はガ
イド筒の下端開口部から繰出孔内に挿入するこ
とができる構成としたから、化粧料を傷つける
ことなく、受皿の装着を容易にすることができ
る。このように、螺旋筒とガイド筒の組立およ
び受皿の装着を容易にすることで、繰出容器の
組立時の作業性を向上させることができる。
また、このように組み立てられた繰出容器
は、嵌合筒部の周壁がガイド筒の上半部の周壁
よりも薄肉に形成され、前記螺旋筒はその上端
をガイド筒の段部に当接した状態で嵌合筒部の
下端周壁に突設された周突条によつて抜け止め
がなされているので、ガイド筒と螺旋筒が段部
と周突条との2箇所における凹凸嵌合によつて
回転自在に組み付けられることになつて、螺旋
筒が段部と周突条との間の長い範囲で軸受され
て安定的に装着されることになり、ガイド筒と
螺旋筒との回転操作を円滑に実施できる効果を
発揮する。さらに、螺旋筒は上述のように段部
と周突条との間の長い範囲で軸受されて安定的
に保持されるため、棒状化粧料を収容して保管
する際に、受皿をガイド筒の嵌合筒部内に収納
した状態にした場合、受皿が嵌合筒部内に安定
状態に保持されることになり、その結果、繰出
容器が横向きに倒れるような状態で振動が加え
られる等の条件の下であつても、受皿に保持さ
れた化粧料が嵌合筒部の長孔に当たつて傷付く
ことがない。しかも、ガイド筒の上半部の周壁
は十分に厚肉形成できるので、ガイド筒の上半
部の周壁は外力を受けても容易に弾性変形せ
ず、したがつて、化粧料がガイド筒の内面に接
触して傷付くといつた不具合いも生じない。
は、嵌合筒部の周壁がガイド筒の上半部の周壁
よりも薄肉に形成され、前記螺旋筒はその上端
をガイド筒の段部に当接した状態で嵌合筒部の
下端周壁に突設された周突条によつて抜け止め
がなされているので、ガイド筒と螺旋筒が段部
と周突条との2箇所における凹凸嵌合によつて
回転自在に組み付けられることになつて、螺旋
筒が段部と周突条との間の長い範囲で軸受され
て安定的に装着されることになり、ガイド筒と
螺旋筒との回転操作を円滑に実施できる効果を
発揮する。さらに、螺旋筒は上述のように段部
と周突条との間の長い範囲で軸受されて安定的
に保持されるため、棒状化粧料を収容して保管
する際に、受皿をガイド筒の嵌合筒部内に収納
した状態にした場合、受皿が嵌合筒部内に安定
状態に保持されることになり、その結果、繰出
容器が横向きに倒れるような状態で振動が加え
られる等の条件の下であつても、受皿に保持さ
れた化粧料が嵌合筒部の長孔に当たつて傷付く
ことがない。しかも、ガイド筒の上半部の周壁
は十分に厚肉形成できるので、ガイド筒の上半
部の周壁は外力を受けても容易に弾性変形せ
ず、したがつて、化粧料がガイド筒の内面に接
触して傷付くといつた不具合いも生じない。
(b) 繰出孔を内径が同径の貫通孔としたので、こ
の繰出孔内に挿入される受皿を直管状に形成で
き、これにより、その長さ寸法を自由に設定し
得て、ガイド筒の長さを規制するおそれがな
く、繰出容器の小形化に対する適用性を向上す
ることができる。
の繰出孔内に挿入される受皿を直管状に形成で
き、これにより、その長さ寸法を自由に設定し
得て、ガイド筒の長さを規制するおそれがな
く、繰出容器の小形化に対する適用性を向上す
ることができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す縦断面
図、第4図および第5図はそれぞれ従来の繰出容
器の一構造例を示すもので、第4図は一部を切欠
した斜視図、第5図は縦断面図である。 20……ガイド筒、20a……嵌合筒部、20
b……保護筒部、21……螺旋筒、22……受
皿、23……繰出孔、24……長孔、25……突
起、30……周突条、31……螺旋溝、A……棒
状化粧料。
もので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す縦断面
図、第4図および第5図はそれぞれ従来の繰出容
器の一構造例を示すもので、第4図は一部を切欠
した斜視図、第5図は縦断面図である。 20……ガイド筒、20a……嵌合筒部、20
b……保護筒部、21……螺旋筒、22……受
皿、23……繰出孔、24……長孔、25……突
起、30……周突条、31……螺旋溝、A……棒
状化粧料。
Claims (1)
- 内径の等しい繰出孔23が上下方向に貫通し、
かつ、下半部が嵌合筒部20aとして形成された
ガイド筒20と、前記嵌合筒部20aの外周に軸
回りに回転自在に挿入され内周に螺旋溝31が形
成された螺旋筒21と、前記ガイド筒20の繰出
孔23に上下動自在に挿入され棒状化粧料Aの基
端部を保持する受皿22とを具備し、かつ、前記
嵌合筒部20aの周壁はガイド筒20の上半部の
周壁よりも肉薄に形成され、前記螺旋筒21はそ
の上端をガイド筒20の段部20cに当接した状
態で嵌合筒部20aの下端周壁に突設された周突
条30によつて抜け止めがなされており、しか
も、前記嵌合筒部20aの周壁には軸線方向に延
び下端に達し開口する長孔24が形成されるとと
もに、前記受皿22の外周面には前記長孔24を
介して螺旋溝31に係合する突起25が設けられ
ていることを特徴とする繰出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10259286U JPH046651Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10259286U JPH046651Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638817U JPS638817U (ja) | 1988-01-21 |
JPH046651Y2 true JPH046651Y2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=30974379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10259286U Expired JPH046651Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046651Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010820A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Kose Corporation | スティック状化粧料用容器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614679Y2 (ja) * | 1988-08-06 | 1994-04-20 | 株式会社カツシカ | 棒状化粧料繰り出し容器 |
JP2540354Y2 (ja) * | 1990-04-25 | 1997-07-02 | 竹内工業株式会社 | 口紅等の収納容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605616B2 (ja) * | 1976-12-13 | 1985-02-13 | 信越化学工業株式会社 | 難燃性シリコーンゴム組成物 |
JPS6033915B2 (ja) * | 1982-11-16 | 1985-08-06 | 株式会社ポリテツクス | 電着塗装装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605616U (ja) * | 1983-06-10 | 1985-01-16 | 株式会社飛弾製作所 | 棒状化粧品容器 |
JPS6033915U (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-08 | 株式会社 飛弾製作所 | 棒状化粧品容器 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP10259286U patent/JPH046651Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605616B2 (ja) * | 1976-12-13 | 1985-02-13 | 信越化学工業株式会社 | 難燃性シリコーンゴム組成物 |
JPS6033915B2 (ja) * | 1982-11-16 | 1985-08-06 | 株式会社ポリテツクス | 電着塗装装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010820A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Kose Corporation | スティック状化粧料用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS638817U (ja) | 1988-01-21 |
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