JP2556826Y2 - 口紅等の収納容器 - Google Patents
口紅等の収納容器Info
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- JP2556826Y2 JP2556826Y2 JP1992009367U JP936792U JP2556826Y2 JP 2556826 Y2 JP2556826 Y2 JP 2556826Y2 JP 1992009367 U JP1992009367 U JP 1992009367U JP 936792 U JP936792 U JP 936792U JP 2556826 Y2 JP2556826 Y2 JP 2556826Y2
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- cylindrical
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は口紅、リップクリーム、
スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の口紅収納容器は下端部が閉塞され
た筒状のハカマ部材と、このハカマ部材内に嵌合固定さ
れた螺旋溝を有する螺旋部材と、この螺旋部材内に下端
部が回動可能に挿入され、上端部が前記ハカマ部材の上
端部より上方に突出する筒部材と、この筒部材の下端部
に固定されたストッパー部材と、このストッパー部材と
前記ハカマ部材の内底部との間に介装された前記筒部材
の回動時の調子をとるための板スプリングと、前記筒部
材内に上下移動可能に取付けられた口紅を支持する皿部
材と、この皿部材に形成された前記筒部材に形成された
軸心方向の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝と係合す
る係合ピンと、前記ハカマ部材の上端部に嵌合固定され
たキャップ嵌合部材とから構成されている。
た筒状のハカマ部材と、このハカマ部材内に嵌合固定さ
れた螺旋溝を有する螺旋部材と、この螺旋部材内に下端
部が回動可能に挿入され、上端部が前記ハカマ部材の上
端部より上方に突出する筒部材と、この筒部材の下端部
に固定されたストッパー部材と、このストッパー部材と
前記ハカマ部材の内底部との間に介装された前記筒部材
の回動時の調子をとるための板スプリングと、前記筒部
材内に上下移動可能に取付けられた口紅を支持する皿部
材と、この皿部材に形成された前記筒部材に形成された
軸心方向の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝と係合す
る係合ピンと、前記ハカマ部材の上端部に嵌合固定され
たキャップ嵌合部材とから構成されている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】この種の口紅収納容
器は、口紅の繰り出し時の調子をストッパー部材とハカ
マ部材の内底との間に介装した板スプリングで行なって
いるため、螺旋部材の長さ寸法、筒部材とストッパー部
材の取付け状態およびキャップ嵌合部材の長さ寸法とハ
カマ部材との嵌合状態とにより、ストッパー部材の下端
部とハカマ部材の内底との間の寸法が一定寸法になら
ず、繰り出し時の調子を一定状態に設定することができ
ないという欠点があった。
器は、口紅の繰り出し時の調子をストッパー部材とハカ
マ部材の内底との間に介装した板スプリングで行なって
いるため、螺旋部材の長さ寸法、筒部材とストッパー部
材の取付け状態およびキャップ嵌合部材の長さ寸法とハ
カマ部材との嵌合状態とにより、ストッパー部材の下端
部とハカマ部材の内底との間の寸法が一定寸法になら
ず、繰り出し時の調子を一定状態に設定することができ
ないという欠点があった。
【0004】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
部品の寸法に誤差があっても常に一定の繰り出し調子で
繰り出すことができる、取付けが容易な口紅等の収納容
器を提供することを目的としている。
部品の寸法に誤差があっても常に一定の繰り出し調子で
繰り出すことができる、取付けが容易な口紅等の収納容
器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は下端部が閉塞された筒状のハカマ部材と、
このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有する螺旋
部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿入さ
れ、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突出す
る筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部に外
方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部材
と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋部
材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁面
に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調子
を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上端
部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材内
に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材
と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置す
る部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および前
記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとで口紅等の収
納容器を構成している。
に、本考案は下端部が閉塞された筒状のハカマ部材と、
このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有する螺旋
部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿入さ
れ、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突出す
る筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部に外
方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部材
と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋部
材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁面
に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調子
を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上端
部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材内
に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材
と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置す
る部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および前
記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとで口紅等の収
納容器を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成された口紅等の収納容器は、
ハカマ部材と筒部材とを持って回動させることにより、
Oリングによって筒部材を一定の調子で回動させること
ができ、皿部材に支持された口紅等を繰り出すことがで
きる。
ハカマ部材と筒部材とを持って回動させることにより、
Oリングによって筒部材を一定の調子で回動させること
ができ、皿部材に支持された口紅等を繰り出すことがで
きる。
【0007】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
考案を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図4の本考案の第1の実施例に
おいて、1は下端部が閉塞された金属材製の筒状のハカ
マ部材である。2は前記ハカマ部材1内に嵌合固定され
た合成樹脂材製の螺旋部材で、この螺旋部材2の内壁面
には螺旋溝3が形成されている。
おいて、1は下端部が閉塞された金属材製の筒状のハカ
マ部材である。2は前記ハカマ部材1内に嵌合固定され
た合成樹脂材製の螺旋部材で、この螺旋部材2の内壁面
には螺旋溝3が形成されている。
【0009】4は下端部が前記螺旋部材2内に回動可能
に挿入され、上端部が前記ハカマ部材1の上端部より上
方に突出する金属材製の筒部材で、この筒部材4の前記
螺旋2内に位置する部位には軸心方向の切欠部5が形成
されている。
に挿入され、上端部が前記ハカマ部材1の上端部より上
方に突出する金属材製の筒部材で、この筒部材4の前記
螺旋2内に位置する部位には軸心方向の切欠部5が形成
されている。
【0010】6は前記筒部材4の下端部に固定された合
成樹脂材製のストッパー部材で、このストッパー部材6
は下端部に外方へ突出するフランジ部7が形成されたス
トッパー部材本体8と、このストッパー部材8と一体成
形された前記筒部材4の下端部内に挿入される嵌合片9
と、この嵌合片9の外周部に形成された前記筒部材4を
まきしめロールによって形成された係合片10が入り込
むリング状の係合溝11とから構成されている。なお、
このリング状の係合溝11はあらかじめ形成しておくこ
となく、まきしめロール時に形成できるようにしてもよ
い。
成樹脂材製のストッパー部材で、このストッパー部材6
は下端部に外方へ突出するフランジ部7が形成されたス
トッパー部材本体8と、このストッパー部材8と一体成
形された前記筒部材4の下端部内に挿入される嵌合片9
と、この嵌合片9の外周部に形成された前記筒部材4を
まきしめロールによって形成された係合片10が入り込
むリング状の係合溝11とから構成されている。なお、
このリング状の係合溝11はあらかじめ形成しておくこ
となく、まきしめロール時に形成できるようにしてもよ
い。
【0011】12は前記ストッパー部材6のフランジ部
7と前記螺旋部材2の下端部との間で前記ハカマ部材1
の内壁面に接触するように介装されたOリングで、この
Oリング12によって前記ハカマ部材1と筒部材4との
回動時の調子を一定にするためのものである。
7と前記螺旋部材2の下端部との間で前記ハカマ部材1
の内壁面に接触するように介装されたOリングで、この
Oリング12によって前記ハカマ部材1と筒部材4との
回動時の調子を一定にするためのものである。
【0012】13は前記ハカマ部材1の上端部に前記螺
旋部材2の抜け脱を防止できるように嵌合固定されたキ
ャップ嵌合部14を有する金属材製の筒状のキャップ嵌
合部材である。
旋部材2の抜け脱を防止できるように嵌合固定されたキ
ャップ嵌合部14を有する金属材製の筒状のキャップ嵌
合部材である。
【0013】15は前記筒部材4内に上下移動可能に取
付けられた口紅16を支持する合成樹脂材製の皿部材
で、この皿部材15の外周部には前記筒部材4の切欠部
5および前記螺旋部材2の螺旋溝3と係合する係合ピン
17が形成されている。
付けられた口紅16を支持する合成樹脂材製の皿部材
で、この皿部材15の外周部には前記筒部材4の切欠部
5および前記螺旋部材2の螺旋溝3と係合する係合ピン
17が形成されている。
【0014】18は前記ハカマ部材1の上端部より上方
に突出する前記筒部材4の外周を覆う前記キャップ嵌合
部14と着脱可能に嵌合するキャップある。
に突出する前記筒部材4の外周を覆う前記キャップ嵌合
部14と着脱可能に嵌合するキャップある。
【0015】上記構成の口紅収納容器19は、筒部材4
の下端部にストッパー部材6を挿入し、まきしめロール
によって筒部材4に係合溝11に係合する係合片10を
形成して筒部材4とストッパー部材6とを一体に取付け
る。
の下端部にストッパー部材6を挿入し、まきしめロール
によって筒部材4に係合溝11に係合する係合片10を
形成して筒部材4とストッパー部材6とを一体に取付け
る。
【0016】しかる後、筒部材4内に皿部材15を収納
するとともに、ストッパー部材6のフランジ部7に当接
するようにOリング12を取付ける。
するとともに、ストッパー部材6のフランジ部7に当接
するようにOリング12を取付ける。
【0017】次にハカマ部材1内にストッパー部材6を
先端にして筒部材4を挿入するとともに、該筒部材4が
内部に挿入する状態で螺旋部材2をハカマ部材1に嵌合
させる。しかる後、筒部材4が内部に挿入する状態でキ
ャップ嵌合部材13をハカマ部材1の上端部に嵌合固定
することにより、組立てが完了する。
先端にして筒部材4を挿入するとともに、該筒部材4が
内部に挿入する状態で螺旋部材2をハカマ部材1に嵌合
させる。しかる後、筒部材4が内部に挿入する状態でキ
ャップ嵌合部材13をハカマ部材1の上端部に嵌合固定
することにより、組立てが完了する。
【0018】組立てが完了したものには従来と同様に皿
部材15に口紅16が充填される。使用する場合にはハ
カマ部材1と筒部材4とを持って回動させることによ
り、従来と同様に皿部材15、すなわち口紅16を筒部
材4の上端部より出没させることができる。このハカマ
部材1と筒部材4の回動時にはOリング12の接触抵抗
によって、一定の繰り出し調子が得られる。
部材15に口紅16が充填される。使用する場合にはハ
カマ部材1と筒部材4とを持って回動させることによ
り、従来と同様に皿部材15、すなわち口紅16を筒部
材4の上端部より出没させることができる。このハカマ
部材1と筒部材4の回動時にはOリング12の接触抵抗
によって、一定の繰り出し調子が得られる。
【0019】
【本考案の異なる実施例】次に図5ないし図10に示す
本考案の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本考案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
本考案の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本考案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0020】図5ないし図7の本考案の第2の実施例に
おいて、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点は、
下部内壁面にリング状の凹部20が形成された螺旋部材
2Aとフランジ部7との間にOリング収納部21が形成
されたストッパー部材6Aとを用い、該ストッパー部材
6AのOリング収納部21と螺旋部材2Aの凹部20と
の間にOリング12を介装させた点で、このように形成
された螺旋部材2Aとストッパー部材6Aとを用いて構
成した口紅収納容器19Aにしても、前記本考案の第1
の実施例と同様な作用効果が得られる。
おいて、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点は、
下部内壁面にリング状の凹部20が形成された螺旋部材
2Aとフランジ部7との間にOリング収納部21が形成
されたストッパー部材6Aとを用い、該ストッパー部材
6AのOリング収納部21と螺旋部材2Aの凹部20と
の間にOリング12を介装させた点で、このように形成
された螺旋部材2Aとストッパー部材6Aとを用いて構
成した口紅収納容器19Aにしても、前記本考案の第1
の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0021】図8ないし図10の本考案の第3の実施例
において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点は
ストッパー部材6Bで、このストッパー部材6Bは下端
部に外方へ突出するフランジ部7が形成されたストッパ
ー部材本体8と、このストッパー部材本体8に一体成形
された筒部材4内に挿入される嵌合片22と、この嵌合
片22の外周部に外方へ突出するように形成された筒部
材4の下端部に形成された係合片23、23と係合する
ガイド溝24を有する一方の突片25と、この一方の突
片25と対向する部位の前記嵌合片22の外周部に外方
へ突出するように形成された筒部材4の下端部寄りの部
位にポンチ等で形成される係合片26がくい込み係止さ
れる他方の突片27とで構成されている。このように形
成されたストッパー部材6Bを用いて口紅収納容器19
Bを構成することにより、筒部材4の切欠部5の下端部
とハカマ部材1の内底部との間の隙間を小さくでき、総
全長を短く、あるいは収納される口紅16の長さを長く
することができる。
において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点は
ストッパー部材6Bで、このストッパー部材6Bは下端
部に外方へ突出するフランジ部7が形成されたストッパ
ー部材本体8と、このストッパー部材本体8に一体成形
された筒部材4内に挿入される嵌合片22と、この嵌合
片22の外周部に外方へ突出するように形成された筒部
材4の下端部に形成された係合片23、23と係合する
ガイド溝24を有する一方の突片25と、この一方の突
片25と対向する部位の前記嵌合片22の外周部に外方
へ突出するように形成された筒部材4の下端部寄りの部
位にポンチ等で形成される係合片26がくい込み係止さ
れる他方の突片27とで構成されている。このように形
成されたストッパー部材6Bを用いて口紅収納容器19
Bを構成することにより、筒部材4の切欠部5の下端部
とハカマ部材1の内底部との間の隙間を小さくでき、総
全長を短く、あるいは収納される口紅16の長さを長く
することができる。
【0022】なお、前記本考案の各実施例では皿部材に
口紅を支持させるものについて説明したが、本考案はこ
れに限らず、リップクリーム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデーション等の棒状化粧品も同様に血部
材に支持させて使用することができる。
口紅を支持させるものについて説明したが、本考案はこ
れに限らず、リップクリーム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデーション等の棒状化粧品も同様に血部
材に支持させて使用することができる。
【0023】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0024】(1)下端部が閉塞された筒状のハカマ部
材と、このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有す
る螺旋部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿
入され、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突
出する筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部
に外方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部
材と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋
部材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁
面に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調
子を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上
端部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材
内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部
材と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置
する部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および
前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとで構成され
ているので、ストッパー部材のフランジ部および螺旋部
材の下端部と接触するとともにハカマ部材の内壁面に接
触するように介装されたOリングによって、ハカマ部材
と筒部材とを回動する繰り出し操作時の調子をOリング
の上下方向の接触および径方向の接触によってとること
ができる。したがって、従来のように各部品の寸法誤差
や組付けの状況によって変化することが少なく、均一な
繰り出し調子の製品を製造することができる。
材と、このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有す
る螺旋部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿
入され、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突
出する筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部
に外方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部
材と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋
部材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁
面に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調
子を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上
端部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材
内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部
材と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置
する部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および
前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとで構成され
ているので、ストッパー部材のフランジ部および螺旋部
材の下端部と接触するとともにハカマ部材の内壁面に接
触するように介装されたOリングによって、ハカマ部材
と筒部材とを回動する繰り出し操作時の調子をOリング
の上下方向の接触および径方向の接触によってとること
ができる。したがって、従来のように各部品の寸法誤差
や組付けの状況によって変化することが少なく、均一な
繰り出し調子の製品を製造することができる。
【0025】(2)前記(1)によって、Oリングを介
装するだけでよいので、製造が容易で、従来とほぼ同様
に製造することができる。
装するだけでよいので、製造が容易で、従来とほぼ同様
に製造することができる。
【0026】(3)前記(1)によって、ストッパー部
材とハカマ部材の内壁面との間にOリングを介装してい
るので、輸送時の振動によって筒部材が回動して、口紅
等の損傷事故をOリングの弾性力で阻止することができ
る。
材とハカマ部材の内壁面との間にOリングを介装してい
るので、輸送時の振動によって筒部材が回動して、口紅
等の損傷事故をOリングの弾性力で阻止することができ
る。
【0027】(4)前記(1)によって、均質で安価な
製品を容易に製造することができる。
製品を容易に製造することができる。
【0028】(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)
と同様な効果が得られる。
と同様な効果が得られる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図。
【図2】本考案の第1の実施例を示す口紅を突出させた
状態の断面図。
状態の断面図。
【図3】本考案の第1の実施例の拡大要部断面図。
【図4】筒部材、Oリングおよびストッパー部材との関
係を示す斜視図。
係を示す斜視図。
【図5ないし図7】本考案の第2の実施例を示す説明
図。
図。
【図8ないし図10】本考案の第3の実施例を示す説明
図。
図。
1:ハカマ部材、2、2A:螺旋部材、3:螺旋溝、
4:筒部材、5:切欠部、6、6A、6B:ストッパー
部材、7:フランジ部、8:ストッパー部材本体、9:
嵌合片、10:係合片、11:係合溝、12:Oリン
グ、13:キャップ嵌合部材、14:キャップ嵌合部、
15:皿部材、16:口紅、17:係合ピン、18:キ
ャップ、19、19A、19B:口紅収納容器、20:
凹部、21:Oリング収納部、22:嵌合片、23:係
合片、24:ガイド溝、25:一方の突片、26:係止
片、27:他方の突片。
4:筒部材、5:切欠部、6、6A、6B:ストッパー
部材、7:フランジ部、8:ストッパー部材本体、9:
嵌合片、10:係合片、11:係合溝、12:Oリン
グ、13:キャップ嵌合部材、14:キャップ嵌合部、
15:皿部材、16:口紅、17:係合ピン、18:キ
ャップ、19、19A、19B:口紅収納容器、20:
凹部、21:Oリング収納部、22:嵌合片、23:係
合片、24:ガイド溝、25:一方の突片、26:係止
片、27:他方の突片。
Claims (3)
- 【請求項1】 下端部が閉塞された筒状のハカマ部材
と、このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有する
螺旋部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿入
され、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突出
する筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部に
外方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部材
と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋部
材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁面
に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調子
を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上端
部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材内
に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材
と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置す
る部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および前
記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとを備えること
を特徴とする口紅等の収納容器。 - 【請求項2】 下端部が閉塞された筒状のハカマ部材
と、このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝および下
部内壁面にリング状の凹部を有する螺旋部材と、この螺
旋部材内に下端部が回動可能に挿入され、上端部が前記
ハカマ部材の上端部より上方に突出する筒部材と、この
筒部材の下端部に固定された下部に外方へ突出するフラ
ンジ部が形成されたストッパー部材と、このストッパー
部材および前記螺旋部材の凹部との間に上下方向および
径方向と接触するように介装された前記筒部材の回動時
の調子を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材
の上端部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒
部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する
皿部材と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に
位置する部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部お
よび前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとを備え
ることを特徴とする口紅等の収納容器。 - 【請求項3】 下端部が閉塞された筒状のハカマ部材
と、このハカマ部材内に嵌合固定された螺旋溝を有する
螺旋部材と、この螺旋部材内に下端部が回動可能に挿入
され、上端部が前記ハカマ部材の上端部より上方に突出
する筒部材と、この筒部材の下端部に固定された下部に
外方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部材
と、このストッパー部材のフランジ部および前記螺旋部
材の下端部と接触するとともに前記ハカマ部材の内壁面
に接触するように介装された前記筒部材の回動時の調子
を一定にするためのOリングと、前記ハカマ部材の上端
部に嵌合固定されたキャップ嵌合部材と、前記筒部材内
に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材
と、この皿部材に形成された前記ハカマ部材内に位置す
る部位の筒部材に形成された軸心方向の切欠部および前
記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンとを備える口紅
等の収納容器において、前記ストッパー部材を下端部に
外方へ突出するフランジ部が形成されたストッパー部材
本体と、このストッパー部材本体に一体成形された前記
筒部材内に挿入される嵌合片と、この嵌合片の外周部に
外方に突出するように形成された前記筒部材の下端部に
形成された係合片と係合するガイド溝を有する一方の突
片と、この一方の突片と対向する部位の前記嵌合片の外
周部に外方に突出するように形成された前記筒部材の下
部寄りの部位にポンチ等で形成される係合片と係止され
る他方の突片とで構成されていることを特徴とする口紅
等の収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009367U JP2556826Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 口紅等の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009367U JP2556826Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 口紅等の収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563413U JPH0563413U (ja) | 1993-08-24 |
JP2556826Y2 true JP2556826Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=11718506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009367U Expired - Lifetime JP2556826Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 口紅等の収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556826Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614678Y2 (ja) * | 1987-10-26 | 1994-04-20 | 株式会社カツシカ | 棒状化粧料繰り出し容器 |
JPH061075Y2 (ja) * | 1988-11-22 | 1994-01-12 | 株式会社カツシカ | 棒状化粧料繰り出し容器 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1992009367U patent/JP2556826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563413U (ja) | 1993-08-24 |
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