JP2598876Y2 - 口紅等の収納容器 - Google Patents
口紅等の収納容器Info
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- JP2598876Y2 JP2598876Y2 JP1993042660U JP4266093U JP2598876Y2 JP 2598876 Y2 JP2598876 Y2 JP 2598876Y2 JP 1993042660 U JP1993042660 U JP 1993042660U JP 4266093 U JP4266093 U JP 4266093U JP 2598876 Y2 JP2598876 Y2 JP 2598876Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は口紅、リップクリーム、
スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の口紅等の収納容器はハカマ部材
と、このハカマ部材内に下端部が挿入固定された軸心方
向の切欠部を有する内筒部材と、この内筒部材の外周部
を回動可能に覆う螺旋溝が形成された螺旋部材と、この
螺旋部材の外周部を覆う外筒部材と、前記内筒部材内に
上下移動可能に取付けられた口紅を支持する該内筒部材
の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピ
ンを有する皿部材と、前記螺旋部材の下端部と前記内筒
部材との接触部に操作時の調子をとるためのＯリングと
を備える構造に形成されている。
と、このハカマ部材内に下端部が挿入固定された軸心方
向の切欠部を有する内筒部材と、この内筒部材の外周部
を回動可能に覆う螺旋溝が形成された螺旋部材と、この
螺旋部材の外周部を覆う外筒部材と、前記内筒部材内に
上下移動可能に取付けられた口紅を支持する該内筒部材
の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピ
ンを有する皿部材と、前記螺旋部材の下端部と前記内筒
部材との接触部に操作時の調子をとるためのＯリングと
を備える構造に形成されている。
【０００３】
【本考案が解決しようとする課題】従来の口紅収納容器
は操作時の調子をとるためにＯリングを使用しているた
めに、Ｏリングの取付けがしずらく、組立て時に手数が
かかるとともに、コスト高になるという欠点があった。
は操作時の調子をとるためにＯリングを使用しているた
めに、Ｏリングの取付けがしずらく、組立て時に手数が
かかるとともに、コスト高になるという欠点があった。
【０００４】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
組立て作業が容易で、安価に製造することができ、操作
時の調子を楽にとることができる口紅等の収納容器を提
供することを目的としている。
組立て作業が容易で、安価に製造することができ、操作
時の調子を楽にとることができる口紅等の収納容器を提
供することを目的としている。
【０００５】本考案の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定する
ものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定する
ものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案はハカマ部材と、このハカマ部材内に下端部
が挿入固定された軸心方向の切欠部を有する該軸心方向
の切欠部によって柔軟性を有する内筒部材と、この内筒
部材の外周部を覆う螺旋溝を有する該螺旋溝によって柔
軟性を有する螺旋部材と、この螺旋部材の外周部を覆う
下端部が前記ハカマ部材内に挿入された外筒部材と、前
記内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支
持し、該内筒部材の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝
と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口紅等の
収納容器において、螺旋溝によって柔軟性を有する前記
螺旋部材と軸心方向の切欠部によって柔軟性を有する前
記内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部あるいは
全面にゴムあるいはエラストマー等の操作時の調子をと
るための被膜を形成したことで口紅等の収納容器を構成
している。
に、本考案はハカマ部材と、このハカマ部材内に下端部
が挿入固定された軸心方向の切欠部を有する該軸心方向
の切欠部によって柔軟性を有する内筒部材と、この内筒
部材の外周部を覆う螺旋溝を有する該螺旋溝によって柔
軟性を有する螺旋部材と、この螺旋部材の外周部を覆う
下端部が前記ハカマ部材内に挿入された外筒部材と、前
記内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支
持し、該内筒部材の切欠部および前記螺旋部材の螺旋溝
と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口紅等の
収納容器において、螺旋溝によって柔軟性を有する前記
螺旋部材と軸心方向の切欠部によって柔軟性を有する前
記内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部あるいは
全面にゴムあるいはエラストマー等の操作時の調子をと
るための被膜を形成したことで口紅等の収納容器を構成
している。
【０００７】
【作用】上記のように構成された口紅等の収納容器は、
螺旋部材と内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部
あるいは全面に形成されたゴムあるいはエラストマー等
の操作時の調子をとるための被膜によって、操作時の調
子をとることができるとともに、該被膜が螺旋部材ある
いは内筒部材と一体になっているため、楽に組立てるこ
とができる。
螺旋部材と内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部
あるいは全面に形成されたゴムあるいはエラストマー等
の操作時の調子をとるための被膜によって、操作時の調
子をとることができるとともに、該被膜が螺旋部材ある
いは内筒部材と一体になっているため、楽に組立てるこ
とができる。
【０００８】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
考案を詳細に説明する。
【０００９】図１ないし図５の本考案の第１の実施例に
おいて、１はハカマ部材で、このハカマ部材１は図２に
示すように下端部が閉塞され、上部外周部にキャップ嵌
合部２が形成された合成樹脂材製のハカマ部材本体３
と、このハカマ部材本体３の内壁面に該ハカマ部材本体
３の成型時にインサート成型により設置した破損防止用
の金属リング４とから構成されている。
おいて、１はハカマ部材で、このハカマ部材１は図２に
示すように下端部が閉塞され、上部外周部にキャップ嵌
合部２が形成された合成樹脂材製のハカマ部材本体３
と、このハカマ部材本体３の内壁面に該ハカマ部材本体
３の成型時にインサート成型により設置した破損防止用
の金属リング４とから構成されている。
【００１０】５は前記ハカマ部材１内に下端部が挿入固
定された内筒部材で、この内筒部材５は図３に示すよう
に下端部に前記ハカマ部材１の内底部の金属リング４と
嵌合固定される嵌合部６が形成された内筒部材本体７
と、この内筒部材本体７の外周部に形成された下部が傾
斜面８の螺旋部材部材挿入凹部９と、この螺旋部材挿入
凹部９に形成された軸心方向の切欠部１０とから構成さ
れている。
定された内筒部材で、この内筒部材５は図３に示すよう
に下端部に前記ハカマ部材１の内底部の金属リング４と
嵌合固定される嵌合部６が形成された内筒部材本体７
と、この内筒部材本体７の外周部に形成された下部が傾
斜面８の螺旋部材部材挿入凹部９と、この螺旋部材挿入
凹部９に形成された軸心方向の切欠部１０とから構成さ
れている。
【００１１】１１は前記内筒部材５の螺旋部材挿入凹部
９内に回動可能に取付けられた螺旋部材で、この螺旋部
材１１は図４に示すように下端部に前記内筒部材５の傾
斜面８と面接触できるように傾斜面１２に形成された螺
旋部材本体１３と、この螺旋部材本体１３に形成された
螺旋溝１４と、前記螺旋部材本体１３の内壁面の一部あ
るいは全部、本実施例では一部に塗装や印刷によって形
成したゴムあるいはエラストマー等の操作時の調子をと
るための被膜１５とから構成されている。
９内に回動可能に取付けられた螺旋部材で、この螺旋部
材１１は図４に示すように下端部に前記内筒部材５の傾
斜面８と面接触できるように傾斜面１２に形成された螺
旋部材本体１３と、この螺旋部材本体１３に形成された
螺旋溝１４と、前記螺旋部材本体１３の内壁面の一部あ
るいは全部、本実施例では一部に塗装や印刷によって形
成したゴムあるいはエラストマー等の操作時の調子をと
るための被膜１５とから構成されている。
【００１２】１６は前記螺旋部材１１の外周部を覆う下
端部が前記ハカマ部材１内へ挿入された外筒部材であ
る。
端部が前記ハカマ部材１内へ挿入された外筒部材であ
る。
【００１３】１７は前記内筒部材５内に上下移動可能に
取付けられた口紅１８を支持する皿部材で、この皿部材
１７には前記内筒部材５の切欠部１０および前記螺旋部
材１１の螺旋溝１４と係合する係合ピン１９が形成され
ている。
取付けられた口紅１８を支持する皿部材で、この皿部材
１７には前記内筒部材５の切欠部１０および前記螺旋部
材１１の螺旋溝１４と係合する係合ピン１９が形成され
ている。
【００１４】２０は前記ハカマ部材１の上端部より外方
に突出している前記外筒部材１６の外周部を覆う前記キ
ャップ嵌合部２と嵌合される部位にインサート成型によ
り設置された破損防止用の金属リング２１を有する該キ
ャップ嵌合部２と着脱可能に嵌合するキャップである。
に突出している前記外筒部材１６の外周部を覆う前記キ
ャップ嵌合部２と嵌合される部位にインサート成型によ
り設置された破損防止用の金属リング２１を有する該キ
ャップ嵌合部２と着脱可能に嵌合するキャップである。
【００１５】上記構成の口紅収納容器２２は、ハカマ部
材１と外筒部材１６とを持って回動させる操作時に螺旋
部材１１の被膜１５が内筒部材５の外周面と接触してい
るため調子をとることができるとともに、口紅１８の押
し圧使用時には図５に示すように螺旋部材１１の下端部
の傾斜面１２と内筒部材５の傾斜面８とが当接し、不用
な回動を阻止し、組立て時には被膜１５が螺旋部材１１
の内壁面に固着されているため、螺旋部材１１を内筒部
材５に取付けるだけでよい。
材１と外筒部材１６とを持って回動させる操作時に螺旋
部材１１の被膜１５が内筒部材５の外周面と接触してい
るため調子をとることができるとともに、口紅１８の押
し圧使用時には図５に示すように螺旋部材１１の下端部
の傾斜面１２と内筒部材５の傾斜面８とが当接し、不用
な回動を阻止し、組立て時には被膜１５が螺旋部材１１
の内壁面に固着されているため、螺旋部材１１を内筒部
材５に取付けるだけでよい。
【００１６】
【本考案の異なる実施例および本願考案者が考えた口紅
等の収納容器】次に図６ないし図１８に示す本考案の異
なる実施例および本願考案者が考えた口紅等の収納容器
につき説明する。なお、これらの説明に当って、前記本
考案の第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
等の収納容器】次に図６ないし図１８に示す本考案の異
なる実施例および本願考案者が考えた口紅等の収納容器
につき説明する。なお、これらの説明に当って、前記本
考案の第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【００１７】図６および図７の本考案の第２の実施例に
おいて、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点は螺
旋部材１１Ａで、この螺旋部材１１Ａは螺旋部材本体１
３の下端部を液状のゴム溶液に付着させ、加硫等によっ
て該部位に被膜１５Ａを形成した点で、このように形成
された螺旋部材１１Ａを用いて口紅収納容器２２Ａを構
成しても、前記本発明の第１の実施例と同様な作用効果
が得られる。
おいて、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点は螺
旋部材１１Ａで、この螺旋部材１１Ａは螺旋部材本体１
３の下端部を液状のゴム溶液に付着させ、加硫等によっ
て該部位に被膜１５Ａを形成した点で、このように形成
された螺旋部材１１Ａを用いて口紅収納容器２２Ａを構
成しても、前記本発明の第１の実施例と同様な作用効果
が得られる。
【００１８】図８および図９の本考案の第３の実施例に
おいて、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点は螺
旋部材１１Ｂで、この螺旋部材１１Ｂは螺旋部材本体１
３の上端部を液状のゴム溶液に付着させ、加硫等によっ
て該部位に被膜１５Ａを形成した点で、このように形成
された螺旋部材１１Ｂを用いて口紅収納容器２２Ｂを構
成しても、前記本考案の第１の実施例と同様な作用効果
が得られる。
おいて、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点は螺
旋部材１１Ｂで、この螺旋部材１１Ｂは螺旋部材本体１
３の上端部を液状のゴム溶液に付着させ、加硫等によっ
て該部位に被膜１５Ａを形成した点で、このように形成
された螺旋部材１１Ｂを用いて口紅収納容器２２Ｂを構
成しても、前記本考案の第１の実施例と同様な作用効果
が得られる。
【００１９】図１０および図１１の本考案の第４の実施
例において、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点
は、内筒部材５Ａの被膜の形成されていない螺旋部材１
１Ｃと接触する部位の一部あるいは全部、本実施例では
一部に被膜１５を形成した点で、このよう形成された内
筒部材５Ａを用いて口紅収納容器２２Ｃを構成しても前
記本考案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点
は、内筒部材５Ａの被膜の形成されていない螺旋部材１
１Ｃと接触する部位の一部あるいは全部、本実施例では
一部に被膜１５を形成した点で、このよう形成された内
筒部材５Ａを用いて口紅収納容器２２Ｃを構成しても前
記本考案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２０】図１２ないし図１４の本考案の第５の実施
例において、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点
はハカマ部材１Ａをハカマ部材本体２３と、このハカマ
部材本体２３の開口部寄りの部位に嵌合固定されたキャ
ップ嵌合部２を有するキャップ嵌合部材２４とで形成し
たものを使用するとともに、該ハカマ部材１Ａ内に螺旋
部材１１を挿入し、該螺旋部材１１内に回動可能で、螺
旋部材１１の螺旋溝１４と対応する部位に軸心方向の切
欠部１０が形成された筒部材２５を用いて口紅収納容器
２２Ｄを構成した点で、このように構成しても前記本考
案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。なお、
本実施例では螺旋部材１１Ａ、１１Ｂを用いても同様な
作用効果が得られる。
例において、前記本考案の第１の実施例と主に異なる点
はハカマ部材１Ａをハカマ部材本体２３と、このハカマ
部材本体２３の開口部寄りの部位に嵌合固定されたキャ
ップ嵌合部２を有するキャップ嵌合部材２４とで形成し
たものを使用するとともに、該ハカマ部材１Ａ内に螺旋
部材１１を挿入し、該螺旋部材１１内に回動可能で、螺
旋部材１１の螺旋溝１４と対応する部位に軸心方向の切
欠部１０が形成された筒部材２５を用いて口紅収納容器
２２Ｄを構成した点で、このように構成しても前記本考
案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。なお、
本実施例では螺旋部材１１Ａ、１１Ｂを用いても同様な
作用効果が得られる。
【００２１】図１５および図１６の本考案の第６の実施
例において、前記本考案の第５の実施例と主に異なる点
は、被膜の形成されていない螺旋部材１１Ｃ内に回動可
能に取付けられ、該螺旋部材１１Ｃと接触する部位に被
膜１５を形成した筒部材２５Ａを用いた点で、このよう
に形成された口紅収納容器２２Ｅを用いても、前記本考
案の第５の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本考案の第５の実施例と主に異なる点
は、被膜の形成されていない螺旋部材１１Ｃ内に回動可
能に取付けられ、該螺旋部材１１Ｃと接触する部位に被
膜１５を形成した筒部材２５Ａを用いた点で、このよう
に形成された口紅収納容器２２Ｅを用いても、前記本考
案の第５の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２２】図１７および図１８の本願考案者が考えた
口紅等の収納容器において、前記本考案の第１の実施例
と主に異なる点は螺旋部材１１Ｄで、この螺旋部材１１
Ｄは螺旋部材本体１３の下端部に係止孔２６、２６を形
成するとともに、該係止孔２６、２６に係止される係止
片２７、２７を有する操作時の調子をとるためのゴムあ
るいはエラストマー等によって成形された成型品２８を
用いて形成した点で、このように形成された螺旋部材１
１Ｄを用いて口紅収納容器２２Ｆを構成しても、前記本
考案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。な
お、成型品２８は螺旋部材本体１３の上部に取付けても
同様な作用効果が得られる。
口紅等の収納容器において、前記本考案の第１の実施例
と主に異なる点は螺旋部材１１Ｄで、この螺旋部材１１
Ｄは螺旋部材本体１３の下端部に係止孔２６、２６を形
成するとともに、該係止孔２６、２６に係止される係止
片２７、２７を有する操作時の調子をとるためのゴムあ
るいはエラストマー等によって成形された成型品２８を
用いて形成した点で、このように形成された螺旋部材１
１Ｄを用いて口紅収納容器２２Ｆを構成しても、前記本
考案の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。な
お、成型品２８は螺旋部材本体１３の上部に取付けても
同様な作用効果が得られる。
【００２３】なお、前記本考案の各実施例では皿部材に
口紅を支持させたものについて説明したが、本考案はこ
れに限らず、リップクリーム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデーション等の棒状化粧品も、同様に支
持させて使用することができる。
口紅を支持させたものについて説明したが、本考案はこ
れに限らず、リップクリーム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデーション等の棒状化粧品も、同様に支
持させて使用することができる。
【００２４】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２５】（１）ハカマ部材と、このハカマ部材内に
下端部が挿入固定された軸心方向の切欠部を有する該軸
心方向の切欠部によって柔軟性を有する内筒部材と、こ
の内筒部材の外周部を覆う螺旋溝を有する該螺旋溝によ
って柔軟性を有する螺旋部材と、この螺旋部材の外周部
を覆う下端部が前記ハカマ部材内に挿入された外筒部材
と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅
等を支持し、該内筒部材の切欠部および前記螺旋部材の
螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口
紅等の収納容器において、螺旋溝によって柔軟性を有す
る前記螺旋部材と軸心方向の切欠部によって柔軟性を有
する前記内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部あ
るいは全面にゴムあるいはエラストマー等の操作時の調
子をとるための被膜を形成したので、被膜によって操作
時の調子をとることができる。したがって、最適状態で
口紅等の出没操作を行なうことができる。
下端部が挿入固定された軸心方向の切欠部を有する該軸
心方向の切欠部によって柔軟性を有する内筒部材と、こ
の内筒部材の外周部を覆う螺旋溝を有する該螺旋溝によ
って柔軟性を有する螺旋部材と、この螺旋部材の外周部
を覆う下端部が前記ハカマ部材内に挿入された外筒部材
と、前記内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅
等を支持し、該内筒部材の切欠部および前記螺旋部材の
螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口
紅等の収納容器において、螺旋溝によって柔軟性を有す
る前記螺旋部材と軸心方向の切欠部によって柔軟性を有
する前記内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部あ
るいは全面にゴムあるいはエラストマー等の操作時の調
子をとるための被膜を形成したので、被膜によって操作
時の調子をとることができる。したがって、最適状態で
口紅等の出没操作を行なうことができる。
【００２６】（２）前記（１）によって、被膜は塗装や
印刷でできるので、楽に安価に形成することができる。
印刷でできるので、楽に安価に形成することができる。
【００２７】（３）前記（１）によって、被膜は螺旋部
材あるいは内筒部材に固定されているので、組立て時に
セットしたり、移動したりすることがなく、楽に組立て
ることができる。
材あるいは内筒部材に固定されているので、組立て時に
セットしたり、移動したりすることがなく、楽に組立て
ることができる。
【００２８】（４）前記（１）によって、螺旋部材自体
は螺旋溝によって、内筒部材自体は軸心方向の切欠部に
よってそれぞれ柔軟性を有するものなので、このような
柔軟性のある螺旋部材と内筒部材の接触面部位のいずれ
か一方の一部あるいは全面に被膜を形成することで、口
紅等の出没操作の調子をとる際に生ずる被膜の抵抗を螺
旋部材および内筒部材の柔軟性によって効率良く和らげ
ることができる。したがって、操作時の調子を常に最適
状態でとることができるとともに、被膜が容易に摩耗し
ないので、スムーズな口紅等の出没操作を長期間にわた
って確実に行なうことができる。
は螺旋溝によって、内筒部材自体は軸心方向の切欠部に
よってそれぞれ柔軟性を有するものなので、このような
柔軟性のある螺旋部材と内筒部材の接触面部位のいずれ
か一方の一部あるいは全面に被膜を形成することで、口
紅等の出没操作の調子をとる際に生ずる被膜の抵抗を螺
旋部材および内筒部材の柔軟性によって効率良く和らげ
ることができる。したがって、操作時の調子を常に最適
状態でとることができるとともに、被膜が容易に摩耗し
ないので、スムーズな口紅等の出没操作を長期間にわた
って確実に行なうことができる。
【００２９】（５）請求項２も前記（１）〜（４）と同
様な効果が得られる。
様な効果が得られる。
【図１】本考案の第１の実施例を示す断面図。
【図２】ハカマ部材の説明図。
【図３】内筒部材の説明図。
【図４】螺旋部材の説明図。
【図５】本考案の第１の実施例の使用状態の説明図。
【図６および図７】本考案の第２の実施例を示す説明
図。
図。
【図８および図９】本考案の第３の実施例を示す説明
図。
図。
【図１０および図１１】本考案の第４の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１２ないし図１４】本考案の第５の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１５および図１６】本考案の第６の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１７および図１８】本願考案者が考えた口紅等の収
納容器の説明図。
納容器の説明図。
１、１Ａ：ハカマ部材、 ２：キャップ嵌合
部、 ３：ハカマ部材本体、 ４：金属リング、 ５、５Ａ：内筒部材、 ６：嵌合部、 ７：内筒部材本体、 ８：傾斜面、 ９：螺旋部材挿入凹部、 １０：切欠部、 １１、１１Ａ〜１１Ｄ：螺旋部材、 １２：傾斜面、 １３：螺旋部材本体、 １４：螺旋溝、 １５、１５Ａ：被膜、 １６：外筒部材、 １７：皿部材、 １８：口紅、 １９：係合ピン、 ２０：キャップ、 ２１：金属リング、 ２２、２２Ａ〜２
２Ｆ：口紅収納容器、 ２３：ハカマ部材本体、 ２４：キャップ嵌
合部材、 ２５、２５Ａ：筒部材、 ２６：係止孔、 ２７：係止片、 ２８：成型品。
部、 ３：ハカマ部材本体、 ４：金属リング、 ５、５Ａ：内筒部材、 ６：嵌合部、 ７：内筒部材本体、 ８：傾斜面、 ９：螺旋部材挿入凹部、 １０：切欠部、 １１、１１Ａ〜１１Ｄ：螺旋部材、 １２：傾斜面、 １３：螺旋部材本体、 １４：螺旋溝、 １５、１５Ａ：被膜、 １６：外筒部材、 １７：皿部材、 １８：口紅、 １９：係合ピン、 ２０：キャップ、 ２１：金属リング、 ２２、２２Ａ〜２
２Ｆ：口紅収納容器、 ２３：ハカマ部材本体、 ２４：キャップ嵌
合部材、 ２５、２５Ａ：筒部材、 ２６：係止孔、 ２７：係止片、 ２８：成型品。
Claims (2)
- 【請求項１】 ハカマ部材と、このハカマ部材内に下端
部が挿入固定された軸心方向の切欠部を有する該軸心方
向の切欠部によって柔軟性を有する内筒部材と、この内
筒部材の外周部を覆う螺旋溝を有する該螺旋溝によって
柔軟性を有する螺旋部材と、この螺旋部材の外周部を覆
う下端部が前記ハカマ部材内に挿入された外筒部材と、
前記内筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を
支持し、該内筒部材の切欠部および前記螺旋部材の螺旋
溝と係合する係合ピンを有する皿部材とを備える口紅等
の収納容器において、螺旋溝によって柔軟性を有する前
記螺旋部材と軸心方向の切欠部によって柔軟性を有する
前記内筒部材の接触面部位のいずれか一方の一部あるい
は全面にゴムあるいはエラストマー等の操作時の調子を
とるための被膜を形成したことを特徴とする口紅等の収
納容器。 - 【請求項２】 ハカマ部材と、このハカマ部材内に挿入
固定された螺旋溝を有する該螺旋溝によって柔軟性を有
する螺旋部材と、この螺旋部材内へ下端部が回動可能に
挿入され、該螺旋部材の螺旋溝と対応する部位に軸心方
向の切欠部が形成された該軸心方向の切欠部によって柔
軟性を有する筒部材と、この筒部材内に上下移動可能に
取付けられた口紅等を支持し、該筒部材の切欠部および
前記螺旋部材の螺旋溝と係合する係合ピンを有する皿部
材とを備える口紅等の収納容器において、螺旋溝によっ
て柔軟性を有する前記螺旋部材と軸心方向の切欠部によ
って柔軟性を有する前記筒部材の接触面部位のいずれか
一方の一部あるいは全面にゴムあるいはエラストマー等
の操作時の調子をとるための被膜を形成したことを特徴
とする口紅等の収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993042660U JP2598876Y2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 口紅等の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993042660U JP2598876Y2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 口紅等の収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079211U JPH079211U (ja) | 1995-02-10 |
| JP2598876Y2 true JP2598876Y2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=12642176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993042660U Expired - Fee Related JP2598876Y2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 口紅等の収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598876Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3093902A1 (fr) * | 2019-03-18 | 2020-09-25 | La Bouche Rouge | Conditionnement d’un bâton de produit cosmétique |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP1993042660U patent/JP2598876Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH079211U (ja) | 1995-02-10 |
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Legal Events
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