JP3859772B2 - 口紅等の収納容器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は口紅、リップクリーム、スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の口紅収納容器はハカマ部材と筒部材とを持って回動させることにより、該筒部材内に収納された口紅を筒部材の上端部より出没させる構造を用いており、不使用時にはハカマ部材のキャップ嵌合部と嵌合する筒部材の外周部を覆う筒状のキャップを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の口紅収納容器はハカマ部材のキャップ嵌合部に着脱可能に嵌合する筒状のキャップを用いているので、使用時にキャップを取り外すため、その置き場に苦労したり、使用後にキャップを見つけるのに苦労したりするという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、口紅等を覆う外筒の開口部を外筒から外れることのない開閉蓋で開閉できるようにして、キャップを外して使用する容器の不具合を解消するとともに、開閉蓋が開放状態にならない場合には筒部材の回動が不能で、口紅等の出没を阻止して安全に使用することができる口紅等の収納容器を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次に説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で、該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とで口紅等の収納容器を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図5の本発明の第1の実施の形態において、1は口紅等の収納容器体で、この口紅等の収納容器体1は筒部材2と、この筒部材2内に上下移動可能に取付けられた口紅等、本実施の形態では口紅3を支持する皿部材4と、前記筒部材2の下端部にあるいは下端部より下方へ突出するように、該筒部材2に回転可能なカシメ状態で取付けられた嵌合部材5と、この嵌合部材5と前記筒部材2とを回動させることにより前記皿部材4を上下移動させる上下移動機構6とで構成されている。
【0009】
前記上下移動機構6は前記筒部材2の下部側に形成された軸心方向の切欠部7と、前記嵌合部材5に一体成形されたねじ棒8と、このねじ棒8と螺合するねじ部9が下端部に形成された、前記皿部材4の下端部と一体成形されたねじ筒10と、このねじ筒10の下部寄りの外周部に形成された前記切欠部7と係合する係合ピン11とで構成されている。
【0010】
12は前記口紅等の収納容器体1の下部を覆うハカマ部材で、このハカマ部材12の内底面には前記口紅等の収納容器体1の嵌合部材5が嵌合固定される嵌合部13が形成され、上面にはリング状のストッパー片14が形成されている。
【0011】
15は前記口紅等の収納容器体1の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材12内に挿入された上下移動可能な外筒で、この外筒15の下端部には前記ハカマ部材12のストッパー片14と当接するストッパー16が形成され、上部には該外筒15の上部開口部15aを開口する付勢スプリング17によって常時閉方向に付勢される開閉蓋18が枢支ピン19によって取付けられている。
【0012】
20は前記外筒15を下方へスライド移動させ、該外筒15の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体1の上部が突出した状態で該口紅等の収納容器体1の筒部材2と外筒15とを一体に回動させるように係止させる係止機構で、この係止機構20は前記筒部材2のほぼ中央外周部に所定間隔で外方に突出するように形成された複数個の係止片21と、前記外筒15の上部寄りの内壁面に形成された少なくとも1個以上の前記係止片21間に挿入される係合片22とで構成されている。
【0013】
上記構成の口紅等の収納容器23は外筒15を上部に位置させることにより、開閉蓋18が付勢スプリング17の付勢力によって外筒15の上部開口部15aを閉じた状態となる。
【0014】
この時、外筒15の係止片22は筒部材2の係止片21との係合が解除された状態となり、ハカマ部材12と外筒15とを回動させても、筒部材2はハカマ部材12と一体になって回動し、口紅3の上下移動は行なわれない。
【0015】
使用する場合には外筒15を図5に示すように下方へスライド移動させると、開閉蓋18は開放するとともに、外筒15の係合片22が筒部材2の係止片21と係合する。
【0016】
この状態でハカマ部材12と外筒15とを回動させることにより、外筒15と筒部材2とが一体となって回動し、上下移動機構6が作動して、皿部材4が筒部材2内を上下方向に移動し、口紅3を筒部材2の上端部より出没させることができる。
【0017】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図23に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図6および図7の本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の嵌合部13に係止部24を形成するとともに、口紅等の収納容器体1の嵌合部材5に前記係止部24と着脱可能に係合する係合部25を形成してハカマ部材12と口紅等の収納容器体1とを着脱することができるようにした点で、このように構成した口紅等の収納容器23Aにしても前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ハカマ部材12より口紅等の収納容器体1を容易に着脱させることができる。
【0019】
図8ないし図10の本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、外筒15と開閉蓋18とを薄肉のヒンジ部材26を介して一体に形成するともに、外筒15の下部外周部に該外筒15とハカマ部材12との間の密封を図るためのOリング支持部27を形成してOリング28を介装した点で、このように構成した口紅等の収納容器23Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ハカマ部材12や外筒15内の気密を図ることができる。
【0020】
図11および図12の本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の上部内壁面にOリング支持部29を形成してOリング28を支持させた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Cにしても、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
図13ないし図15の本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、上面を傾斜面に形成した筒部材2Aを用いた口紅等の収納容器体1Aと、上部が傾斜面に形成された外筒15Aを用いるとともに、外筒15Aが上部に位置し開閉蓋18Aが閉じている状態では外筒15Aとハカマ部材12との回動を阻止する回動阻止機構30を設けた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、上面が傾斜面のデザインを選択することができる。
【0022】
なお、前記回動阻止機構30はハカマ部材12の内壁面に下端部を除く部位に形成された軸心方向に多数個の溝31を形成するための多数個の突片32と、外筒15Aの下端外周部に形成された外筒15Aが下部に位置すると、前記溝31との係合が解除される係合片33とで構成されている。
【0023】
図16および図17の本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の嵌合部13に係止部24を形成するとともに、口紅等の収納容器体1Aの嵌合部材5に前記係止部24と着脱可能に係合する係合部25を形成して、ハカマ部材12と口紅等の収納容器体1Aとを着脱することができるようにした点で、このように構成した口紅等の収納容器23Eにしてもよい。
【0024】
図18および図19の本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の上部内壁面にOリング支持部29を形成してOリング28を支持させた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Fにしてもよい。
【0025】
図20および図21の本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は口紅等の収納容器体1Bの上下移動機構6で、この上下移動機構6は筒部材2の上部寄りの内壁面に形成された軸心方向の切欠溝34と、この切欠溝34と係合する皿部材4の外周部に形成された係合ピン11と、皿部材4の下面ほぼ中央部より下方へ突出するように形成されたねじ棒35と、このねじ棒35と螺合されるねじ部36が上部に形成された嵌合部材5と一体成形のねじ筒37とで構成されている。
このような上下移動機構6を用いた口紅等の収納容器体1Bを使用した口紅等の収納容器23Gにしてもよい。
【0026】
図22および図23の本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は口紅等の収納容器体1Cの上下移動機構6Aで、この上下移動機構6Aは筒部材2Aの上部寄りの内壁面に形成された軸心方向の切欠溝34と、この切欠溝34と係合する皿部材4の外周部に形成された係合ピン11と、皿部材4の下面ほぼ中央部より下方へ突出するように形成されたねじ棒35と、このねじ棒35と螺合されるねじ部36が上部に形成された嵌合部材5と一体成形されたねじ筒37とで構成されている。
このような上下移動機構6Aを用いた口紅等の収納容器体1Cを使用した口紅等の収納容器23Hにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0028】
(1)筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で、該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とで構成しているので、外筒を下方へスライド移動させ、係止機構で筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させなければハカマ部材と筒部材とが回動不能で口紅等の出没を阻止することができる。
したがって、不必要な口紅等の移動を防止でき、口紅等の損傷を効率よく防止することができる。
【0029】
(2)外筒を下方へスライド移動させると従来と同様な操作で使用できるので、楽に使用することができるとともに、開閉蓋が外れることなく、見失ったり、置き場所に困ったりする不具合を防止することができる。
【0030】
(3)前記(1)によって、構造が簡単であるので、比較的容易に製造することができる。
【0031】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【0032】
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、リフィール容器として使用することができる。
【0033】
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、内部の気密を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の開閉蓋の開放状態の斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の断面図。
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の使用状態の断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の分解一部断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態のOリング支持部の説明用断面図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の外筒の斜視図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の断面図。
【図12】本発明の第4の実施の形態のハカマ部材の一部破断面図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の断面図。
【図14】本発明の第5の実施の形態の使用状態の断面図。
【図15】本発明の第5の実施の形態のハカマ部材の断面図。
【図16】本発明の第6の実施の形態の断面図。
【図17】本発明の第6の実施の形態の分解一部断面図。
【図18】本発明の第7の実施の形態の断面図。
【図19】本発明の第7の実施の形態のハカマ部材の一部破断面図。
【図20】本発明の第8の実施の形態の断面図。
【図21】本発明の第8の実施の形態の使用状態の断面図。
【図22】本発明の第9の実施の形態の断面図。
【図23】本発明の第9の実施の形態の使用状態の断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:口紅等の収納容器体、
2、2A:筒部材、
3:口紅、
4:皿部材、
5:嵌合部材、
6、6A:上下移動機構、
7:切欠部、
8:ねじ棒、
9:ねじ部、
10:ねじ筒、
11:係合ピン、
12:ハカマ部材、
13:嵌合部、
14:ストッパー片、
15:外筒、
16:ストッパー、
17:付勢スプリング、
18:開閉蓋、
19:枢支ピン、
20:係止機構、
21:係止片、
22:係合片、
23、23A〜23H:口紅等の収納容器、
24:係止部、
25:係合部、
26:ヒンジ部材、
27:Oリング支持部、
28:Oリング、
29:Oリング支持部、
30:回動阻止機構、
31:溝、
32:突片、
33:係合片、
34:切欠溝、
35:ねじ棒、
36:ねじ部、
37:ねじ筒。
【発明の属する技術分野】
本発明は口紅、リップクリーム、スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の口紅収納容器はハカマ部材と筒部材とを持って回動させることにより、該筒部材内に収納された口紅を筒部材の上端部より出没させる構造を用いており、不使用時にはハカマ部材のキャップ嵌合部と嵌合する筒部材の外周部を覆う筒状のキャップを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の口紅収納容器はハカマ部材のキャップ嵌合部に着脱可能に嵌合する筒状のキャップを用いているので、使用時にキャップを取り外すため、その置き場に苦労したり、使用後にキャップを見つけるのに苦労したりするという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、口紅等を覆う外筒の開口部を外筒から外れることのない開閉蓋で開閉できるようにして、キャップを外して使用する容器の不具合を解消するとともに、開閉蓋が開放状態にならない場合には筒部材の回動が不能で、口紅等の出没を阻止して安全に使用することができる口紅等の収納容器を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次に説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で、該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とで口紅等の収納容器を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図5の本発明の第1の実施の形態において、1は口紅等の収納容器体で、この口紅等の収納容器体1は筒部材2と、この筒部材2内に上下移動可能に取付けられた口紅等、本実施の形態では口紅3を支持する皿部材4と、前記筒部材2の下端部にあるいは下端部より下方へ突出するように、該筒部材2に回転可能なカシメ状態で取付けられた嵌合部材5と、この嵌合部材5と前記筒部材2とを回動させることにより前記皿部材4を上下移動させる上下移動機構6とで構成されている。
【0009】
前記上下移動機構6は前記筒部材2の下部側に形成された軸心方向の切欠部7と、前記嵌合部材5に一体成形されたねじ棒8と、このねじ棒8と螺合するねじ部9が下端部に形成された、前記皿部材4の下端部と一体成形されたねじ筒10と、このねじ筒10の下部寄りの外周部に形成された前記切欠部7と係合する係合ピン11とで構成されている。
【0010】
12は前記口紅等の収納容器体1の下部を覆うハカマ部材で、このハカマ部材12の内底面には前記口紅等の収納容器体1の嵌合部材5が嵌合固定される嵌合部13が形成され、上面にはリング状のストッパー片14が形成されている。
【0011】
15は前記口紅等の収納容器体1の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材12内に挿入された上下移動可能な外筒で、この外筒15の下端部には前記ハカマ部材12のストッパー片14と当接するストッパー16が形成され、上部には該外筒15の上部開口部15aを開口する付勢スプリング17によって常時閉方向に付勢される開閉蓋18が枢支ピン19によって取付けられている。
【0012】
20は前記外筒15を下方へスライド移動させ、該外筒15の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体1の上部が突出した状態で該口紅等の収納容器体1の筒部材2と外筒15とを一体に回動させるように係止させる係止機構で、この係止機構20は前記筒部材2のほぼ中央外周部に所定間隔で外方に突出するように形成された複数個の係止片21と、前記外筒15の上部寄りの内壁面に形成された少なくとも1個以上の前記係止片21間に挿入される係合片22とで構成されている。
【0013】
上記構成の口紅等の収納容器23は外筒15を上部に位置させることにより、開閉蓋18が付勢スプリング17の付勢力によって外筒15の上部開口部15aを閉じた状態となる。
【0014】
この時、外筒15の係止片22は筒部材2の係止片21との係合が解除された状態となり、ハカマ部材12と外筒15とを回動させても、筒部材2はハカマ部材12と一体になって回動し、口紅3の上下移動は行なわれない。
【0015】
使用する場合には外筒15を図5に示すように下方へスライド移動させると、開閉蓋18は開放するとともに、外筒15の係合片22が筒部材2の係止片21と係合する。
【0016】
この状態でハカマ部材12と外筒15とを回動させることにより、外筒15と筒部材2とが一体となって回動し、上下移動機構6が作動して、皿部材4が筒部材2内を上下方向に移動し、口紅3を筒部材2の上端部より出没させることができる。
【0017】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6ないし図23に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図6および図7の本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の嵌合部13に係止部24を形成するとともに、口紅等の収納容器体1の嵌合部材5に前記係止部24と着脱可能に係合する係合部25を形成してハカマ部材12と口紅等の収納容器体1とを着脱することができるようにした点で、このように構成した口紅等の収納容器23Aにしても前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ハカマ部材12より口紅等の収納容器体1を容易に着脱させることができる。
【0019】
図8ないし図10の本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、外筒15と開閉蓋18とを薄肉のヒンジ部材26を介して一体に形成するともに、外筒15の下部外周部に該外筒15とハカマ部材12との間の密封を図るためのOリング支持部27を形成してOリング28を介装した点で、このように構成した口紅等の収納容器23Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ハカマ部材12や外筒15内の気密を図ることができる。
【0020】
図11および図12の本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の上部内壁面にOリング支持部29を形成してOリング28を支持させた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Cにしても、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
図13ないし図15の本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、上面を傾斜面に形成した筒部材2Aを用いた口紅等の収納容器体1Aと、上部が傾斜面に形成された外筒15Aを用いるとともに、外筒15Aが上部に位置し開閉蓋18Aが閉じている状態では外筒15Aとハカマ部材12との回動を阻止する回動阻止機構30を設けた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、上面が傾斜面のデザインを選択することができる。
【0022】
なお、前記回動阻止機構30はハカマ部材12の内壁面に下端部を除く部位に形成された軸心方向に多数個の溝31を形成するための多数個の突片32と、外筒15Aの下端外周部に形成された外筒15Aが下部に位置すると、前記溝31との係合が解除される係合片33とで構成されている。
【0023】
図16および図17の本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の嵌合部13に係止部24を形成するとともに、口紅等の収納容器体1Aの嵌合部材5に前記係止部24と着脱可能に係合する係合部25を形成して、ハカマ部材12と口紅等の収納容器体1Aとを着脱することができるようにした点で、このように構成した口紅等の収納容器23Eにしてもよい。
【0024】
図18および図19の本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、ハカマ部材12の上部内壁面にOリング支持部29を形成してOリング28を支持させた点で、このように構成した口紅等の収納容器23Fにしてもよい。
【0025】
図20および図21の本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は口紅等の収納容器体1Bの上下移動機構6で、この上下移動機構6は筒部材2の上部寄りの内壁面に形成された軸心方向の切欠溝34と、この切欠溝34と係合する皿部材4の外周部に形成された係合ピン11と、皿部材4の下面ほぼ中央部より下方へ突出するように形成されたねじ棒35と、このねじ棒35と螺合されるねじ部36が上部に形成された嵌合部材5と一体成形のねじ筒37とで構成されている。
このような上下移動機構6を用いた口紅等の収納容器体1Bを使用した口紅等の収納容器23Gにしてもよい。
【0026】
図22および図23の本発明の第9の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は口紅等の収納容器体1Cの上下移動機構6Aで、この上下移動機構6Aは筒部材2Aの上部寄りの内壁面に形成された軸心方向の切欠溝34と、この切欠溝34と係合する皿部材4の外周部に形成された係合ピン11と、皿部材4の下面ほぼ中央部より下方へ突出するように形成されたねじ棒35と、このねじ棒35と螺合されるねじ部36が上部に形成された嵌合部材5と一体成形されたねじ筒37とで構成されている。
このような上下移動機構6Aを用いた口紅等の収納容器体1Cを使用した口紅等の収納容器23Hにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0028】
(1)筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で、該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とで構成しているので、外筒を下方へスライド移動させ、係止機構で筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させなければハカマ部材と筒部材とが回動不能で口紅等の出没を阻止することができる。
したがって、不必要な口紅等の移動を防止でき、口紅等の損傷を効率よく防止することができる。
【0029】
(2)外筒を下方へスライド移動させると従来と同様な操作で使用できるので、楽に使用することができるとともに、開閉蓋が外れることなく、見失ったり、置き場所に困ったりする不具合を防止することができる。
【0030】
(3)前記(1)によって、構造が簡単であるので、比較的容易に製造することができる。
【0031】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【0032】
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、リフィール容器として使用することができる。
【0033】
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、内部の気密を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の開閉蓋の開放状態の斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の断面図。
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の使用状態の断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の分解一部断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態のOリング支持部の説明用断面図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の外筒の斜視図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の断面図。
【図12】本発明の第4の実施の形態のハカマ部材の一部破断面図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の断面図。
【図14】本発明の第5の実施の形態の使用状態の断面図。
【図15】本発明の第5の実施の形態のハカマ部材の断面図。
【図16】本発明の第6の実施の形態の断面図。
【図17】本発明の第6の実施の形態の分解一部断面図。
【図18】本発明の第7の実施の形態の断面図。
【図19】本発明の第7の実施の形態のハカマ部材の一部破断面図。
【図20】本発明の第8の実施の形態の断面図。
【図21】本発明の第8の実施の形態の使用状態の断面図。
【図22】本発明の第9の実施の形態の断面図。
【図23】本発明の第9の実施の形態の使用状態の断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:口紅等の収納容器体、
2、2A:筒部材、
3:口紅、
4:皿部材、
5:嵌合部材、
6、6A:上下移動機構、
7:切欠部、
8:ねじ棒、
9:ねじ部、
10:ねじ筒、
11:係合ピン、
12:ハカマ部材、
13:嵌合部、
14:ストッパー片、
15:外筒、
16:ストッパー、
17:付勢スプリング、
18:開閉蓋、
19:枢支ピン、
20:係止機構、
21:係止片、
22:係合片、
23、23A〜23H:口紅等の収納容器、
24:係止部、
25:係合部、
26:ヒンジ部材、
27:Oリング支持部、
28:Oリング、
29:Oリング支持部、
30:回動阻止機構、
31:溝、
32:突片、
33:係合片、
34:切欠溝、
35:ねじ棒、
36:ねじ部、
37:ねじ筒。
Claims (4)
- 筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を回動可能に覆うとともに、下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で、該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とを備えることを特徴とする口紅等の収納容器。
- 筒部材、この筒部材内に上下移動可能に取付けられた口紅等を支持する皿部材、前記筒部材の下端部に該筒部材に回転可能に取付けられた嵌合部材およびこの嵌合部材と前記筒部材とを回動させることにより前記皿部材を上下移動させる上下移動機構とからなる口紅等の収納容器体と、この口紅等の収納容器体の下部を覆うとともに、該口紅等の収納容器体の嵌合部材に嵌合固定されたハカマ部材と、前記口紅等の収納容器体の上部外周部を覆うとともに下端部が前記ハカマ部材内に上下移動可能に取付けられた外筒と、この外筒の上部を開閉する該外筒の上部に取付けられた開閉蓋と、前記外筒が上部に位置し前記開閉蓋が閉じている状態では該外筒と前記ハカマ部材との回動を阻止する回動阻止機構と、前記外筒を下方へスライド移動させ、該外筒の上端部より上方に前記口紅等の収納容器体の上部が突出した状態で該口紅等の収納容器体の筒部材と外筒とを一体に回動させるように係止させる係止機構とを備えることを特徴とする口紅等の収納容器。
- ハカマ部材に口紅等の収納容器体の嵌合部材を着脱可能に取付けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の口紅等の収納容器。
- ハカマ部材と外筒との間には気密を図るためのOリングが介装されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の口紅等の収納容器。
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1996
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