JPH0466346B2 - - Google Patents

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JPH0466346B2
JPH0466346B2 JP15323385A JP15323385A JPH0466346B2 JP H0466346 B2 JPH0466346 B2 JP H0466346B2 JP 15323385 A JP15323385 A JP 15323385A JP 15323385 A JP15323385 A JP 15323385A JP H0466346 B2 JPH0466346 B2 JP H0466346B2
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JP
Japan
Prior art keywords
marks
color filter
photomask
mask
color
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15323385A
Other languages
English (en)
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JPS6214102A (ja
Inventor
Yoshihiro Kondo
Masanori Fujita
Tadashi Myamoto
Kenji Muta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP60153233A priority Critical patent/JPS6214102A/ja
Publication of JPS6214102A publication Critical patent/JPS6214102A/ja
Publication of JPH0466346B2 publication Critical patent/JPH0466346B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この発明は、カラー液晶テレビ等に使用される
カラーフイルタの製造に使用するフオトマスクに
関するものである。
【従来の技術とその問題点】
従来のカラーフイルタの製法として、ガラスな
との透明なフイルタ基板上にAl等の金属で位置
合せ用の基準マークを形成し、その上に可染性樹
脂を塗布し、これをフオトレジストでマスクして
染色する部分だけを露出させて染色するという工
程を繰り返して、赤、緑、青の3色のストライプ
カラーフイルタを形成する方法が知られている。
(例えば、特公昭52−17376号公報)。 この公知技術において使用するフオトマスクの
枚数は、フイルタ基板に設ける基準マーク形成用
が1枚と、赤、緑、青のカラーフイルタパターン
の形成用で3枚の合計4枚となる。精度の良いカ
ラーフイルタを作るためには、フオトマスクとし
て、高価なCr等の金属マスクを使用しなければ
ならず、また、フオトマスクは破損や汚れ等によ
りその使用可能回数に限りがある等の理由によ
り、カラーフイルタの製造コストの中でフオトマ
スクの費用の占める割合は大きいものになつてい
た。 また、このようなカラーフイルタの製造におい
ては、フオトマスクの位置合せを複数回繰り返す
ことが必要であり、フオトマスクの位置合せ精度
を向上することも重要である。 このようなマスク位置合せ精度を向上すること
を目的として、特開昭56−40243号公報では、IC
やLSI等の半導体の製造プロセスにおいて、第1
のフオトマスクにより第1および第2のレジスタ
ーマーク(基準マーク)を半導体基板上に形成
し、この第1レジスターマークを基準として第2
のフオトマスクの位置合せを行ない第3のレジス
ターマークを上記半導体基板上に形成し、この後
で第2、第3のレジスターマークを基準として第
3のフオトマスクの位置合せを行なうことが提案
されている。 しかし、この技術をカラーフイルタの製造に応
用したとしてもフオトマスクは3枚が必要であ
り、位置合せ精度は向上することができるかもし
れなないが、製造コストの点では、上記第1の従
来技術と同様の問題点を有していた。 一方、カラー固体撮像装置(CCD)上に直接
にカラーフイルタを形成する方法の一つとして、
特開昭60−86504号公報が提案されている。 これは、複数色のうちの1色の光フイルタを形
成するための特定の1つのフオトマスクに、
CCDアレイの配列ピツチの整数倍の間隔をおい
て複数色の色数に応じた数のマスク位置合せ用基
準マークを設けることによつて、1枚のフオトマ
スクのみによつて複数色のカラーフイルタパター
ンを形成するというものである。 しかし、この技術でも、実際には、フオトマス
クの位置合せマークを位置合せするためにCCD
基板上に形成される基準マークは、別のフオトマ
スクを用いて行なうことが必要であり、したがつ
て少なくとも2枚のフオトマスクを必要とするも
のであつた。
【発明の目的】
そこで、本発明の目的は、1枚のフオトマスク
だけで、フイルタ基板への基準マークの形成およ
びカラーフイルタ形成のためのパターン露光を可
能とするカラーフイルタ製造用フオトマスクを提
供することにある。
【目的を達成するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るカラー
フイルタ製造用フオトマスクは、マスク基板の中
央部には1色に対応するカラーフイルタ形成用パ
ターンが、上記マスク基板の相対向する2辺の一
方の外周近くにはフイルタ基板に基準マークを形
成するための各色毎の基準マーク形成用マーク
が、上記2辺の他方の外周近くには上記基準マー
ク形成用マークと同じ数のマスク位置合せマーク
がそれぞれ形成してある。そして、上記基準マー
ク形成用マークの1つはそれに対応する上記マス
ク位置合せマークのマスク中心に対する点対称の
位置にあるとともに、他の2つは対応する上記マ
スク位置合せマークのマスク中心に対する点対称
の位置から(3n+1)a,(3n+2)a(ただし、
nは0を含む整数)だけずれている。
【実施例】
第1図示のフオトマスク1はガラス基板にCr
などの金属膜を形成してできており、その上方に
は十字形のマスク位置合せマーク2,3,4がク
ロム膜を除去して穴明け形成され、下方にはフイ
ルタ基板上に形成する基準マーク形成用マーク
5,6,7が穴明け形成され、中央部にはカラー
フイルタ形成用パターン8が穴明け形成されてい
る。このパターン8は、特定の1つの色に対応す
るものであり、長方形のクロム除去部が連続的に
形成されている。クロム除去部の1コマの配列ピ
ツチをaとしたとき、横方向に2aの間隔をおい
て設けられている。 マスク位置合せマーク2,3,4の間隔をx1
x2とし、基準マーク形成用マーク5,6,7の間
隔をy1,y2としたとき、配列ピツチaとの間につ
ぎの関係が成立している。 y1=x1+(3n+i)a y2=x2+(3n+i)a ただし nは0を含む整数であり、iは1また
は2である。 本実施例においては、上記式において、n=0i
=1とし、 y1=x1+a y2=x2+a の関係に定めてある。 そして、さらにx1=x2,y1=y2としてある。 要するに、この実施例では、基準マーク形成用
マーク5,6,7の間隔は、マスク位置合せマー
ク2,3,4の間隔よりもaだけ大きく設けてあ
る。 この実施例では、基準マーク形成用マーク5
は、それに対応するマスク位置合せマーク2のマ
スク中心に対する点対称の位置にある。基準マー
ク形成用マーク6は、それに対応するマスク位置
合せマーク3のマスク中心に対する点対称の位置
から横にaだけずれている。基準マーク形成用マ
ーク7は、それに対応するマスク位置合せマーク
4のマスク中心に対する点対称の位置から横に
2aだけずれている。 このフオトマスク1を用いて、位置合せマーク
2,3,4およびカラーフイルタ形成用のパター
ン8を遮蔽して、第1図示の状態より180°回転さ
せて、すなわち上下を逆にして用いて第2図示の
ようにフイルタ基板9上に基準マーク10,1
1,12を形成する。その方法は、従来の方法で
よく、フイルタ基板9上に全面にAl膜を設け、
その上にフオトレジストを塗布し、上述した状態
でフオトマスク1を用いて露光し、現像した後で
エツチングすることにより、Al膜の基準マーク
10,11,12が形成される。 つぎに、フイルタ基板9上にゼラチンなどによ
り可染性樹脂膜13を設け、さらにその上にフオ
トレジスト14を塗布し、フオトマスク1をその
下方の基準マーク形成用マーク5,6,7および
上方の3つの中の2つのマスク位置合せマーク
3,4を遮蔽して、マスク位置合せマーク2をフ
イルタ基板9上の基準マーク10と合せて露光す
る(第3図)。その後で現像して1番目の色、例
えば赤色で染色し、赤色のカラーフイルタパター
ンRを形成する。(第4,5図)。 つぎに、上記フオトレジスト14の残存するも
のを除去し、再びフオトレジストを塗布し、フオ
トマスク1をその下方の基準マーク形成用マーク
5,6,7および上方の3つの中の2つのマスク
位置合せマーク2,4を遮蔽して、マスク位置合
せマーク3をフイルタ基板9上の基準マーク11
と合せて露光し、現像して、2番目の色、例えば
緑色で染色して緑色のカラーフイルタパターンG
を形成する(第6図)。 前述の説明から明らかなように、基板上9の基
準マーク10,11,12は互に(x1+a)だけ
離れているのに対し、フオトマスク1の位置合せ
マーク2,3,4は互いにx1だけ離れているの
で、2番目の緑色染色のための露光において、カ
ラーフイルタ形成用のパターン8はaだけずれて
いる。つまり、緑色のカラーフイルタパターンG
は、赤色のカラーフイルタパターンRよりaだけ
ずれて形成されることになる。 つぎに、同様にして今度はフオトマスク1の位
置合せマーク4をフイルタ基板9の基準マーク1
2と合せてパターン露光させて青色のカラーフイ
ルタパターンBを形成する(第7図)。 このようにして、赤R、緑G、青Bの三色によ
るカラーフイルタパターンが隙間なく形成され
る。 上述の実施例では、カラーフイルタ1の位置合
せマーク2,3,4とフイルタ基板9の基準マー
ク10,11,12とは1ケ所で1対1で位置合
せされているが、マスク位置合せマーク2,3,
4および基準マーク形成用マーク5,6,7の数
(組数)を増して2ケ所以上で位置合せできるよ
うにして精度を上げるようにしてもよい。 また、マスク位置合せマーク2,3,4および
基準マーク形成用マーク5,6,7はいずれも十
字形をなしているが、第7図示のようにCrの非
被覆部分13を形成して、位置合せを行い易くし
てもよい。 なお、カラーフイルタパターンの形成にあたつ
て、前述の実施例では、可染性樹脂膜の染色をお
こなつているが、その他、光硬化性樹脂に着色剤
を添加したものを基板に塗布、パターン露光、現
像して所定のカラーフイルタを作る場合にも同様
に実施できることは言うまでもない。
【発明の効果】
この発明によれば、一枚のフオトマスクで基板
を用いて、フイルタ基板への基準マークの形成と
カラーフイルタパターンの露光が可能となり、カ
ラーフイルタの製造コストを引下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図はフオトマスクの平面図、第2図はフイルタ
基板上に基準マークを形成した状態の平面図、第
3,4図はカラーフイルタの製造工程の説明のた
めの断面図、第5図はフイルタ基板に赤色のカラ
ーフイルタパターンを形成した状態の平面図、第
6図はフイルタ基板に赤色および緑色のカラーフ
イルタパターンを形成した状態の平面図、第7図
はフイルタ基板に赤、緑、青の三色のカラーフイ
ルタパターンを形成した状態の平面図、第8図は
マークの他の例を示す図である。 1……フオトマスク、2,3,4……マスク位
置合せマーク、5,6,7……フイルタ基板への
基準マーク形成用マーク、8……カラーフイルタ
形成用パターン、9……フイルタ基板、10,1
1,12……基準マーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 3色のカラーフイルタパターンが配列ピツチ
    aでマトリクス状に規則的に分布されるカラーフ
    イルタを製造するときの露光に使用されるカラー
    フイルタ製造用フオトマスクであつて、 マスク基板の中央部には1色に対応するカラー
    フイルタ形成用パターンが、上記マスク基板の相
    対向する2辺の一方の外周近くにはフイルタ基板
    に基準マークを形成するための各色毎の基準マー
    ク形成用マークが、上記2辺の他方の外周近くに
    は上記基準マーク形成用マークと同じ数のマスク
    位置合せマークがそれぞれ形成してあり、 上記基準マーク形成用マークの1つはそれに対
    応する上記マスク位置合せマークのマスク中心に
    対する点対称の位置にあるとともに、他の2つは
    対応する上記マスク位置合せマークのマスク中心
    に対する点対称の位置から(3n+1)a,(3n+
    2)a(ただし、nは0を含む整数)だけずれて
    いる ことを特徴とするカラーフイルタ製造用フオトマ
    スク。
JP60153233A 1985-07-11 1985-07-11 カラーフイルタ製造用フオトマスク Granted JPS6214102A (ja)

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JPS6214102A JPS6214102A (ja) 1987-01-22
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