JPH0465917A - Daコンバータ - Google Patents

Daコンバータ

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JPH0465917A
JPH0465917A JP17496090A JP17496090A JPH0465917A JP H0465917 A JPH0465917 A JP H0465917A JP 17496090 A JP17496090 A JP 17496090A JP 17496090 A JP17496090 A JP 17496090A JP H0465917 A JPH0465917 A JP H0465917A
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JP
Japan
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significant bit
data
digital data
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JP17496090A
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Inventor
Yoichi Hashimoto
洋一 橋本
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はDAコンバータに係り、特にグリッジノイズを
減少させることができるDAコンバータに関する。
〈従来技術〉 一般的に、抵抗ラダー・マルチビット方式のDAコンバ
ータにおいては、最上位ビットMSBが反転する時に、
大きなグリッジノイズが発生する。
これは、各データビットに対応して定められた電子スイ
ッチ(電流を流すか、流さないかを制御するスイッチ)
の応答スピードが各ビット毎で異なる内的な要因と、各
データビットそのものの変化タイミングがずれている外
的要因(配線において各データビットの伝送スピードが
異なる等)に起因して生じる。
かかるグリッジノイズを減少させるために、2個のDA
変換器をプッシュプルで動作させるDAコンバータがあ
る(特開昭63−256020号公報参照)、このDA
コンバータは、第13図に示すように。
デジタルオーディオデータDTのプラス側をアナログに
変換する第1のDA変換器1と、マイナス側のデジタル
オーディオデータをアナログに変換する第2のDA変換
器2と、第1及び第2のDA変換器出力を加算してアナ
ログ出力する加算器3と、正極性のアナログ信号を出力
する場合(最上位ビットが1の場合)には、マイナス側
の第2のDA変換器より一定の基準電圧(例えばゼロボ
ルト)を出力させ、負極性のアナログ信号を出力する場
合(最上位ビットが0の場合)には、プラス側の第1の
DA変換器よりOボルトを出力させる制御手段4とで構
成されており、第1、第2DA変換器1,2からそれぞ
れ第14図(a)、(b)に示す正負の半波のアナログ
信号が出力され、加算器3より第14図(c)に示すア
ナログ出力が得られるようになっている。
かかる従来のDAコンバータによれば、第1、第2のD
A変換器1,2は、正または負の一方の領域のみで動作
することになり、ゼロクロス歪が発生することがなく、
しかも出力波形がゼロがら徐々に立上りあるいは立ち下
がるものとすると、下位ビットから順に切り替わって行
き、全ビットが一斉に反転することがなくグリッジが原
理的に発生しにくくなっている。
しかし、第1DA変換器1に着目すると、制御手段4は
最上位ビットがrlJからrQJになった時に、該第1
DA変換器1に入力するデジタルデータをオール「1」
として、その出方電圧を0ボルトにしている。すなわち
、アナログ出力がプラスのフルスケールから次第に小さ
くなってゼロレヘルを越える場合を想定すると、デジタ
ルオーディオデータDTは、 10・・OOO+フルスケール → 自 →11・・100 →11・・101 →11・・110 →11・・111  以上プラス →OO・・OOOゼロ →00・・001  以下マイナス →OO・ ・ 010→・ ・ と変化するが、最上位ビットが0となった時、第1DA
変換器1にデジタルオーディオデー9に代わって強制的
にオールrlJを入力して、該第1DA変換器に入力さ
れるデジタルデータの全ビットが反転するのを防止して
いる。
しかし、最上位ビットの「o」検出による切換動作が遅
れると、第1DA変換器にオール0が入力されてしまい
(その前にはオール[1」が入力されている)、入力デ
ジタルデータの全ビットが反転し、フルスケールの大き
なグリッジが発生する。尚、以上は第1DA変換器1の
場合であるが第2DA変換器2の場合も同様である。
このため、本願出願人は切換動作が遅れてもDA変換器
に入力されるデータの全ビットが反転することがなく、
したがってグリッジを小さくできるDAコンバータを提
案している(特願平2−9169号参照)、この提案さ
れているDAコンバータは、2の補数表現されたデジタ
ルデータ(第15図参照)のプラス側をアナログに変換
する第1のDA変換器と、マイナス側をアナログに変換
する第2のDA変換器と、第1及び第2のDA変換器出
力を加算する加算器と、デジタルデータがオールrlJ
  (+1)又は最上位ビット0 (0又は負)の時、
第1DA変換器に入力するデジタルデータをオール「1
」に固定する第1のデータ切換回路と、デジタルデータ
がオールro」 (0)又は最上位ビットが1(正)の
時、第2DA変換器に入力するデジタルデータをオール
rQJ  (0)に固定する第2の切換回路を有してい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 この提案されているDAコンバータによれば、各DA変
換器を正または負の一方の領域のみで動作させることが
でき、ゼロクロス歪の発生をなくせ、しかも早めにDA
変換器の入力データをオール「0」、オール「1」に固
定するため、切換動作が遅れても全ビットが一斉に反転
することはなく、グリッジを小さくできる。
そして、この提案済のDAコンバータは高オーバサンプ
リング化されている場合において特に有効である。とい
うのは、高オーバサンプリング化されていると、正から
負に変化する場合、デジタルデータは殆どの場合オール
「1」の値を取り、又、負から正に変化する場合にはオ
ール「0」の値をとるからである。
しかし、低オーバサンプリングの場合には、サンプリン
グ間隔が長いため、デジタルデータは正負反転時にオー
ル「1」、オール[0」となるとは限らず、早めにDA
変換器の入力データをオール「0」、オール「1」に固
定することができず、切換動作が遅れると多数のビット
が一斉に反転し、グリッジノイズが生じる。
以上から、本発明の目的は低オーバサンプリングのデー
タに対しても、ゼロクロス時にグリッジノイズの発生を
なくすことができるDAコンバータを提供することであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、2の補数表現されたデジ
タルデータのプラス側のみをアナログに変換する第1の
DA変換器と、マイナス側のデジタルデータのみをアナ
ログに変換する第2のDA変換器と、第1のDA変換器
出方と第2のDA変換器出力を加算する加算器と、デジ
タルデータの最上位ビットが1”の時、該デジタルデー
タの下位ビットデータを第1DA変換器に入力し、最上
位ビットが”0”の時、オール”1”のデータを第1D
A変換器に入力する第1のデータ入力手段と、デジタル
データの最上位ビットが”0”の時、該デジタルデータ
の下位ビットデータを第2DA変換器に入力し、最上位
ビットが”1”の時。
オール”O”のデータを第2DA変換器に入力する第2
のデータ入力手段と、第1.第2のデータ入力手段が参
照する最上位ビットの”0”から”1”への変化タイミ
ング及び”1”から”0”への変化タイミングをデジタ
ルデータの下位ビットデータの変化タイミングより早目
、あるいは遅延させる最上位ビット変化タイミング制御
手段により達成される。
〈作用〉 最上位ビット変化タイミング制御手段は、デジタルデー
タの最上位ビットMSBが0”から′”1”に変化する
時、第1のデータ入力手段が参照する最上位ビットMS
BIを、下位ビットの変化タイミングより遅く”0”か
ら”1”に変化させ、”1”から”0”に変化する時は
、最上位ビットMSBIを下位ビットの変化タイミング
より早く”1″から”0”に変化させる。これにより、
グリッジが発生しない条件が満たされ、多数のビットが
一斉に反転することがなくなり、プラス側の第1DA変
換器から大きなグリッジノイズが生じなくなる。
又5最上位ビット変化タイミング制御手段は、デジタル
データの最上位ビットMSBが”1”から”0”に変化
する時、第2のデータ入力手段が参照する最上位ビット
MSB2を下位ビットの変化タイミングより遅く”1”
から”0”に変化させ、′O”から”1”に変化する時
は、最上位ビットMSB2を下位ビットの変化タイミン
グより早く”0”から”1”に変化させる。これにより
グリッジが発生しない条件が満たされ、多数のビットが
一斉に反転することがなくなり、マイナス側の第2DA
変換器から大きなグリッジノイズが生じなくなる。
〈実施例〉 本発明のDAコンバータの構成を説明する前に、従来の
DAコンバータからグリッジが発生するメカニズムを説
明する。そして、グリッジ発生メカニズムを解析して、
グリッジを発生しない条件を導き出し、しかる後該条件
を満足するように構成した本発明のDAコンバータにつ
いて説明する。
グ菅−ジ  のメカニズム 第2図及び第3図は従来のDAコンバータ(第13図)
において、グリッジが発生するメカニズムを説明するた
めの波形図である。尚、第13図のDAコンバータにお
いて、デジタルデータの最上位ビットMSBが”O” 
(負またはO)の時、第1DA変換器1の入力はオール
”1” (+1)に固定され、MSBが”1” (正)
の時、第2DA変換器2の入力はオール”0”に固定さ
れるものとする。
(1)デジタルデータが例えば、000・・001 (
−1)から111・・110(+2)に変化するものと
すると、最上位ビットMSBがまず0”→”1”と変化
し、第1DA変換器1の入力は111・・111から1
00・・001となる。
しかる後、下位ビットが変化して第1DA変換器入力は
、111・・110となる。
このため、デジタルデータが負又は0から正に変化する
場合には、第1DA変換器入力が111・・111→1
00・・001と変化するため、第1DA変換器1から
+F S−I LSBのグリッジG1(第2図(a))
が発生する。
(2)一方、デジタルデータが例えば、111・・11
0(+2)から000・・001 (−1)に変化する
ものとすると、最上位ビットMSBが最初に ”1”→
”0”と変化する。このため、第1DA変換器入力は1
11・・110から111・・111となり、以後、下
位ビットが変化しても第1DA変換器入力には関係しな
い、従って、デジタルデータが正から負または0に変化
する場合にはグリッジは発生しない(第2図(a)参照
)。
(1)デジタルデータが例えば、111・・110 (
+2)から000・・001 (−1)に変化するもの
とすると、下位ビットデータがまず変化し、第1DA変
換器入力は111・・110から100・・001とな
る。しかる後、最上位ビットMSBが”1”→”0″と
変化して第1DA変換器入力は、111・・111とな
る。
このため、デジタルデータが正から負又は0に変化する
場合には、第1DA変換器1から+FS−I LSBの
グリッジG2(第2図(b))が発生する。
(2)一方、デジタルデータが例えば、ooo・・00
1 (−1)から111−−110 (+2) に変化
するものとすると、下位ビットデータがまず変化するが
最上位ビットMSBは変化せず”0”であるので、第1
DA変換器入方は依然として111・・111であり、
しかる後、最上位ビットMSBが”0″→”1″と変化
するため、第1DA変換器入力は111・・111から
111・・110となる。従って、デジタルデータが負
又は0から正に変化する場合にはグリッジは発生しない
(第2図(b)参照)。
(1)デジタルデータが例えば、111・・11o(+
2)から000−−001 (−1) に変化するもの
とすると、最上位ビットMSBがまず〃1″→”O”と
変化し、第2DA変換器入力は000・・000から0
11・・110となる。
しかる後、下位ビットが変化して第2DA変換器入力は
、OoO・・001となる。
このため、デジタルデータが正から負又は0に変化する
場合には、第2DA変換器入力が000・・000→0
11・・110と変化するため、第2DA変換器2から
−F S +I LSBのグリッジG3(第3図(a)
)が発生する。
(2)一方、デジタルデータが例えば、000・・00
1 (−1)から111・・110(+2)に変化する
ものとすると、最上位ビットMSBが最初に ”0”→
”1”と変化する。このため、第1DA変換器入力は0
00・・001から000・・000となり、以後、下
位ビットが変化しても第2DA変換器入力には関係しな
い、従って、デジタルデータが負又は0から正に変化す
る場合にはグリッジは発生しない(第3図(a)参照)
b−2デジタルデータの 上 ビ トMSBの化タイミ
ングが下 ビットデータの  タイミ(1)デジタルデ
ータが例えば、000・・001 (−1)から111
・・110(+2)に変化するものとすると、下位ビッ
トデータがまず変化し、第2DA変換器入力はoOo・
・001から01111110となる。しかる後、最上
位ビットMSBが”0”→”1”と変化して第1DA変
換器入力は、000・・00oとなる。
このため、デジタルデータが負又は0から正に変化する
場合には、第2DA変換器2から−FS+ I LSB
のグリッジG4(第3図(b))が発生する。
(2)一方、デジタルデータが例えば、111・・11
0(+2)から000・・001 (−1)に変化する
ものとすると、下位ビットデータがまず変化するが最上
位ビットMSBは変化せず”1”であるので、第2DA
変換器入力は依然として000・・000であり、しか
る後、最上位ビットMSBが”1”→”0”と変化する
ため、第2DA変換器入力は000・・000から00
0・・001となる。従って、デジタルデータが正から
負又は0に変化する場合にはグリッジは発生しない(第
3図(b)参照)。
グリッジを 生しない条 以上要約すると、第1DA変換器1においては、(a)
最上位ビットMSHの変化タイミングが早い場合、MS
Bが”0”→”1”に変化する時、(b)MSHの変化
タイミングが遅い場合、MSBが”1”→”から”0”
に変化する時、それぞれグリッジが発生し、その他の場
合にはグリッジは発生しない(第4図参照)、又、第2
DA変換器2においては、(a)最上位ビットMSBの
変化タイミングが早い場合、MSBが”1”→”0”に
変化する時、 (b)M S Hの変化タイミングが遅
い場合、MSBが”0”→”1”に変化する時、それぞ
れグリッジが発生し、その他の場合にはグリッジは発生
しない(第5図参照)、すなわち、第1DA変換器1の
場合、(a)最上位ビットMSBが”0”→”1”と変
化する時には、該最上位ビットの変化タイミングを下位
ビットの変化タイミングより遅く”OH→”1”と変化
させ、(b)最上位ビットMSBが”1”→jl O”
と変化する時には、該最上位ビットの変化タイミングを
下位ビットの変化タイミングより早く”1”→”0”と
変化させることが、グリッジを生じない条件となる。 
  ・・・・粂作人 又、第2DA変換器2の場合、(a)最上位ビットMS
Bが”1”→”0”と変化する時には、該最上位ビット
の変化タイミングを下位ビットの変化タイミングより遅
く”1”→”0”と変化させ、(b)最上位ビットMS
Bが”0”→”1”と変化する時には、該最上位ビット
の変化タイミングを下位ビットの変化タイミングより早
く”O”→”1”と変化させることが、グリッジを生じ
ない条件となる。   ・・・・粂作l のDAコンバータの 第1図は本発明に係わるDAコンバータの構成図である
図中、DTはデジタルデータの2の補数(2′Comp
le+ment)表現され、第15図に示すコード体系
を有している。尚、デジタルデータDTにおいて、MS
Bは最上位ビット、Dは最上位ビット以外の下位ビット
データである。
11はMSB入力端子が「1」に固定され、プラス側の
デジタルデータをアナログに変換する第1のDA変換器
(DACI) 、12はMSB入力端子が「0」に固定
され、マイナス側のデジタルデータをアナログに変換す
る第2のDA変換器(DAC2) 、13は第1のデー
タ入力回路、14は第2のデータ入力回路である。
第1のデータ入力回路13は、遅延された最上位ビット
MSBIが1” (正)の時、該デジタルデータの下位
ビットデータD′をプラス側の第1DA変換器11に入
力し、最上位ビットが”0”(負又はO)の時、オール
”1” (=+1)のデータを第1DA変換器11に入
力するようになっている。第6図はノット回路NTとナ
ントゲートNGで第1のデータ入力回路13を構成した
例である。
又、第2のデータ入力回路14は、遅延された最上位ビ
ットMSB2がII O” (負又は0)の時、該デジ
タルデータの下位ビットデータD′をマイナス側の第2
DA変換器12に入力し、最上位ビットが”1” (正
)の時、オール”O”(=O)のデータを第2DA変換
器12に入力するようになっている。第7図は、ノット
回路NTとアンドゲートAGで第2のデータ入力回路1
4を構成した例である。
15は電圧発生回路であり、最上位ビットMSB1が”
0” (負又は0)の時、第1DA変換器11から出力
されるオール”1” (=+1)に相当するアナログ電
圧+I LSBをキャンセルするための電圧V、 (ニ
ーI LSB)を発生する。
16は加算器であり、第1DA変換器11の出力電圧v
1と第2DA変換器12の出力電圧■2と電圧発生回路
15の出力電圧V、を加算する。加算器出力はトータル
的にデジタルデータDTをアナログに変換したものとな
る。尚、以上は第13図に示す従来のDAコンバータと
同様な構成である。
17は最上位ビット変化タイミング制御回路であり、第
1.第2のデータ入力回路13.14が参照する最上位
ビットMSBI、MSB2の”0”→”1″あるいは”
1”→″′O”への変化タイミングを下位ビットデータ
Dの変化タイミングより早目にし、あるいは遅延するも
のである。
最上位ビット変化タイミング制御回路17は、デジタル
データDTの最上位ビットMSBを遅延するための第1
、第2の遅延論理回路17a、17bと、デジタルデー
タの下位ビットデータDを遅延する第3の遅延論理回路
17cを有している。
第1遅延論理回路17aは第8図に示すように、バッフ
ァBPと、遅延時間Taの遅延回路DLIとアンドゲー
トAGで構成され、第2遅延論理回al17bはバッフ
ァBF’と遅延時間Tbの遅延回路DL2とナントゲー
トNDGで構成されている。第3の論理遅延回路17c
は、第9図に示すように各下位ビットに応じて、バッフ
ァアンプと遅延時間Tcの遅延回路DL3で構成されて
いる。
各遅延回路17a〜17cの遅延時間Ta、 Tb。
Tcの関係を、Ta=Tb>Tcとすると、デジタルデ
ータDTの最上位ビットMSB、下位ビットデータD、
遅延された下位ビットデータD′、遅延された最上位ビ
ットMSBI、MSB2等の関係(タイムチャート)は
第10図に示すようになる。
すなわち、 第1データ入力回路13に入力される最上位ビットMS
BIの変化タイミングは、 <a>デジタルデータDTの最上位ビットMSBがO”
→”l”と変化する時には、下位ビットデータD′の変
化タイミングより遅くなり。
(b)最上位ビットMSBがl”→”0”と変化する時
には、下位ビットD′の変化タイミングより早くなる。
これにより、Jd引Jヨが満足され。
第1DA変換器11からグリッジは生じない。
又、第2データ入力回路14に入力される最上位ビット
MSB2の変化タイミングは、(a)デジタルデータD
Tの最上位ビットMSBが”l”→”O”と変化する時
には、下位ビットデータD′の変化タイミングより遅く
なり。
(b)最上位ビットMSBが”0”→”1”と変化する
時には、下位ビットの変化タイミングより。
早くなる。これにより、mが満足され、第2DA変換器
12からグリッジは生じない。
c以下余白9 第11図は最上位ビット変化タイミング制御回路17の
別の実施例構成図である。一般のDAコンバータでは、
データを保持するため、並びに各ビットデータの変化の
タイミングを合わせるために、ラッチ回路と、該ラッチ
回路をトリガするラッチパルスを有している。従って、
最上位ビット用に2つのラッチ回路LL、L2を設ける
と共に、下位の各ビットデータ用にそれぞれラッチ回路
L3を設け、かつラッチパルスLCKIを遅延する2つ
の遅延回路DL4.DL5を設け、各ラッチ回路LL、
L2.L3をそれぞれラッチパルスLCKI、LCK2
.LCK3でトリガすれば、グリッジを生じない東庄人
、灸性旦を満足するように、最上位ビットMSB1.M
SB2及び下位ビットデータD′を発生することができ
る(第12図のタイムチャート参照)、尚、第11図に
おいて、BFはバッファアンプ、NTはノット回路、A
Gはアンドゲート、NDGはナントゲートである。
以上ではデジタルデータが第15図に示す2の補数のコ
ード体系を有するものとして説明したが、下表のような
コード体系を有する場合にも適用できるものである。
表 10進数     デジタルデータ(2の補数)+フル
スケール   011・・・111+3       
 000・・・011+2        000−−
−010+1        000・・・001o 
        ooo・・・000−1      
  111・・・111−2        111・
・・110−3        111・・・101−
フルスケール   100・・・000但し、この場合
第1のデータ入力回路13は、デジタルデータDTが正
または0の時(最上位ビットMSBが”0”の時)は、
該デジタルデータをそのまま第1DA変換器11に入力
し、負の時(MSBが”1”の時)は、第1DA変換!
!11に入力するデジタルデータを全ビットO(オール
0)に固定する。又、第2のデータ入力回路14は、デ
ジタルデータの最上位ビットが負(”1”)の時は、該
デジタルデータをそのまま第2DA変換器12に入力し
、正又は0(”O”)の時は第2DA変換器12に入力
するデジタルデータをオールlに固定する。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、グリッジが発生しない東良へ、m
を満足するように、最上位ビットMSBI、MSB2の
変化タイミングを制御したから、低オーバサンプリング
データであっても、グリッジの発生をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のDAコンバータの構成図、第2図及び
第3図はグリッジ発生メカニズムを説明するためのプラ
ス側及びマイナス側のDA変換器の出力波形図、 第4図及び第5図はグリッジが発生し、あるいは発生し
ない条件を説明する図表、 第6図及び第7図は第1図における第1.第2のデータ
入力回路の構成図、 第8図及び第9図は第1図における最上位ビット変化タ
イミング制御回路を構成する各遅延論理回路の構成図、 第10図は最上位ビット変化タイミング制御回路の動作
説明用のタイムチャート。 第11図は最上位ビット変化タイミング制御回路の別の
実施例構成図、 第12図は第11図の動作説明用のタイムチャート、 第13図及び第14図は従来のDAコンバータの説明図
、 第15図はデジタルデータのコード体系を示す図表であ
る6 11.12・・第1.第2のDA変換器13.14・・
第1、第2のデータ入力回路16・・加算器 17・・最上位ビット変化タイミング制御回路第2 図 第3図 一一一−Y−−−J ト 第4図 第5図 第6図 D′ 第7図 第8図 第9図 r?C 第11図 ラッチ回路 [4 L5 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2の補数表現されたデジタルデータのプラス側の
    みをアナログに変換する第1DA変換器と、デジタルデ
    ータのマイナス側のみをアナログに変換する第2DA変
    換器と、 第1DA変換器出力と第2DA変換器出力を加算する加
    算器と、 デジタルデータの最上位ビットが”1”の時、該デジタ
    ルデータの下位ビットデータを第1DA変換器に入力し
    、最上位ビットが”0”の時、オール”1”のデータを
    第1DA変換器に入力する第1のデータ入力手段と、 デジタルデータの最上位ビットが”0”の時、該デジタ
    ルデータの下位ビットデータを第2DA変換器に入力し
    、最上位ビットが”1”の時、オール”0”のデータを
    第2DA変換器に入力する第2のデータ入力手段と、 デジタルデータの最上位ビットMSBが”0”から”1
    ”に変化する時、第1のデータ入力手段が参照する最上
    位ビットMSB1を、下位ビットの変化タイミングより
    遅く”0”から”1”に変化させ、デジタルデータの最
    上位ビットMSBが”1”から”0”に変化する時、第
    1のデータ入力手段が参照する最上位ビットMSB1を
    、下位ビットの変化タイミングより早く”1”から”0
    ”に変化させる第1の最上位ビット変化タイミング制御
    手段と、 デジタルデータの最上位ビットMSBが”1”から”0
    ”に変化する時、第2のデータ入力手段が参照する最上
    位ビットMSB2を、下位ビットの変化タイミングより
    遅く”1”から”0”に変化させ、デジタルデータの最
    上位ビットMSBが”0”から”1”に変化する時、第
    2のデータ入力手段が参照する最上位ビットMSB2を
    、下位ビットの変化タイミングより早く”0”から”1
    ”に変化させる第2の最上位ビット変化タイミング制御
    手段とを有するDAコンバータ。
JP17496090A 1990-07-02 1990-07-02 Daコンバータ Pending JPH0465917A (ja)

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