JPH0637643A - Adm方式信号処理装置 - Google Patents

Adm方式信号処理装置

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JPH0637643A
JPH0637643A JP18938892A JP18938892A JPH0637643A JP H0637643 A JPH0637643 A JP H0637643A JP 18938892 A JP18938892 A JP 18938892A JP 18938892 A JP18938892 A JP 18938892A JP H0637643 A JPH0637643 A JP H0637643A
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JP
Japan
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value
output
signal
output value
analog
Prior art date
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Pending
Application number
JP18938892A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Nagata
尚実 永田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0637643A publication Critical patent/JPH0637643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSI化した後にデルタ幅値を任意に変更で
き、オーバーロード雑音とグラニュラー雑音を低減す
る。 【構成】 比較器1と、この比較器1の出力値aを記憶
し出力するラッチ回路2と、ラッチ回路2の出力値bの
変化に応じて増減するアップダウンカウンタ3と、デル
タ幅値を記憶しアップダウンカウンタ3の出力値cによ
って指定されたアドレスのデルタ幅値dを出力するEE
PROM4と、ラッチ回路2の出力値bに応じてEEP
ROM4の出力するデルタ幅値dを加減算する加減算器
5と、この加減算器5の出力値eを変換しアナログ出力
信号AOUTとして出力するD−A変換器6とを備えて
あり、比較器1はアナログ入力信号AINとD−A変換
器6の出力するアナログ出力信号AOUTとを比較する
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ADM方式信号処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年ADM方式信号処理装置は、簡単な
回路構成でアナログ信号をディジタル信号に変換するこ
とができ、ディジタル信号をアナログ信号に変換できる
という特徴から、音声録再装置などに多用されている。
以下に従来のADM方式信号処理装置について説明す
る。
【0003】図3は、従来のADM方式信号処理装置の
構成を示すものである。図3において、11はアナログ
入力信号AINとnビットD−A変換器15の出力値
(アナログ出力信号)AOUTとを比較する比較器であ
り、12は比較器11の出力値gをサンプリング周波数
fs で記憶するラッチ回路である。13はラッチ回路1
3の出力値hに応じてデルタ幅値iを決定するデルタ幅
レジスタであり、14はデルタ幅レジスタ13の出力値
(デルタ幅値)iをラッチ回路13の出力値hに応じて
加減算するnビット加減算器である。15はnビット加
減算器14の出力したディジタル信号jをアナログ出力
信号AOUTに変換するnビットD−A変換器である。
【0004】以上のように構成されたADM方式信号処
理装置について、以下その動作を説明する。まず比較器
11が、アナログ入力信号AINの信号レベルと、1サ
ンプリング周期前の信号処理結果であるnビットD−A
変換器15の出力値(アナログ出力信号)AOUTの信
号レベルとを比較し、アナログ入力信号AINが「大」
ならば「1」、「小」ならば「0」とする出力値gを出
力する。ラッチ回路12は,サンプリング周波数fs 3
5のタイミングで比較器11の出力値gを記憶し、同時
にデルタ幅レジスタ13とnビット加減算器14にラッ
チ出力値hとして出力する。
【0005】デルタ幅レジスタ13は、例えば1、2、
4、8という4通りのデルタ幅値iを出力でき、ラッチ
出力値hが「1、1、1」あるいは「0、0、0」とい
うように同じ値が続く場合には「1、2、4、8」と増
加し、「1、0、1」あるいは「0、1、0」と異なる
値が続く場合には、「8、4、2、1」と減少する。n
ビット加減算器14はサンプリング周波数fs のタイミ
ングで、ラッチ出力値hが「1」ならばデルタ幅値iを
加算し、ラッチ出力値hが「0」ならばデルタ幅値iを
減算し、その加減算結果をnビットのディジタル信号j
としてnビットD−A変換器15に出力する。
【0006】nビットD−A変換器15は、nビット加
減算器14からのディジタル信号jをアナログ信号に変
換し、変換されたアナログ信号はアナログ出力信号AO
UTとして出力されるとともに、アナログ出力信号AO
UTは次回の信号処理の比較対象として比較器11に入
力される。以上の動作を繰り返し実行することで、AD
M方式信号処理を実現している。なお、図4に各信号の
タイミングと出力値の一例を示しておく。図4では、ラ
ッチ出力値hが「1、1、1、1」と続いているため、
デルタ幅値iが「1、2、4、8」と増加し、アナログ
出力信号AOUTは「1、3、7、15」と増加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、図5(a) に示すように、アナログ入力信号A
INの変化が大きな場合にはオーバーロード雑音n1
発生し、図5(b) に示すように、アナログ入力信号AI
Nの変化が小さな場合にはグラニュラー雑音n2が発生
するが、デルタ幅値iはデルタ幅レジスタ13により、
その変化内容が固定されており、LSI化した場合に
は、デルタ幅値iを任意に変更できないため、雑音を低
減できないという欠点を有していた。
【0008】この発明は、上記従来の問題点を解決する
もので、LSI化した後にデルタ幅値を任意に変更で
き、オーバーロード雑音とグラニュラー雑音を低減でき
るADM方式信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明のADM方式信号処理装置は、比較器と、こ
の比較器の出力値を記憶し出力するラッチ回路と、この
ラッチ回路の出力値の変化に応じて増減するアップダウ
ンカウンタと、デルタ幅値を記憶しアップダウンカウン
タの出力値によって指定されたアドレスのデルタ幅値を
出力するEEPROMと、ラッチ回路の出力値に応じて
EEPROMの出力するデルタ幅値を加減算する加減算
器と、この加減算器の出力値を変換しアナログ出力信号
として出力するD−A変換器とを備えてあり、比較器は
アナログ入力信号とD−A変換器の出力するアナログ出
力信号とを比較するようにしている。
【0010】
【作用】この構成により、EEPROMによりデルタ幅
値をデータとして記憶しているため、LSI化した後に
EEPROMのデータを変更することによりデルタ幅値
を任意に変更することができ、オーバーロード雑音とグ
ラニュラー雑音を低減することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例にお
けるADM方式信号処理装置の構成図である。図1にお
いて、1はアナログ入力信号AINとnビットD−A変
換器6の出力値(アナログ出力信号)AOUTとを比較
する比較器であり、2は比較器1の出力値aをサンプリ
ング周波数fs で記憶するラッチ回路である。3はラッ
チ回路2の出力値bに応じて増減するアップダウンカウ
ンタであり、4はアップダウンカウンタ3の出力値cを
アドレスとするEEPROMであり、デルタ幅値を記憶
する。5はEEPROM4の出力値(デルタ幅値)dを
ラッチ回路2の出力値bに応じて加減算するnビット加
減算器である。6はnビット加減算器5の出力したディ
ジタル信号eをアナログ出力信号AOUTに変換するn
ビットD−A変換器である。
【0012】以上のように構成されるADM方式信号処
理装置について、以下その動作を説明する。まず、比較
器1が、アナログ入力信号AINの信号レベルと、1サ
ンプリング周期前の信号処理結果であるnビットD−A
変換器6の出力値(アナログ出力信号)AOUTの信号
レベルとを比較し、アナログ入力信号AINが「大」な
らば「1」、「小」ならば「0」とする出力値aを出力
する。ラッチ回路2は、サンプリング周波数fs のタイ
ミングで比較器1の出力値aを記憶し、同時にアップダ
ウンカウンタ3とnビット加減算器5にラッチ出力値b
として出力する。
【0013】アップダウンカウンタ3は、ラッチ出力値
bが「1、1、1」あるいは「0、0、0」というよう
に同じ値が続く場合には、出力値cを「1、2、3、
4」と増加し、「1、0、1」あるいは「0、1、0」
と異なる値が続く場合には、出力値cを「4、3、2、
1」と減少し、その出力値cはEEPROM4に入力さ
れアドレス値となる。
【0014】EEPROM4は数種類のデルタ幅値を記
憶しており、アップダウンカウンタ3の出力値cをアド
レス値とし、そのアドレス値に応じて記憶しているデル
タ幅値を出力値dとして出力する。nビット加減算器5
はサンプリング周波数fs のタイミングで、ラッチ出力
値bが「1」ならばEEPROM4の出力値であるデル
タ幅値dを加算し、ラッチ出力値bが「0」ならばデル
タ幅値dを減算し、その加減算結果をnビットのディジ
タル信号eとしてnビットD−A変換器6に出力する。
nビットD−A変換器6は、nビットのディジタル信号
eをアナログ信号に変換し、アナログ出力信号AOUT
として出力し、またアナログ出力信号AOUTは次回の
信号処理の比較対象として比較器1に入力される。
【0015】以上の動作を繰り返し実行することで、A
DM方式信号処理を実現している。なお、図2に各信号
のタイミングと出力値の一例を示しておく。図2では、
ラッチ出力値bが「1、1、1、1」と続いているた
め、デルタ幅値dが「2、4、8、10」と増加し、A
OUTは「2、6、14、24」と増加する。この実施
例によれば、EEPROM4によってデルタ幅値を記憶
しているため、LSI化した後に、処理の対象となるア
ナログ入力信号AINの周波数に合わせて、デルタ幅値
を任意に変更することができ、オーバーロード雑音とグ
ラニュラー雑音を低減することができる。なお図2に示
す一例では、デルタ幅値dを「2、4、8、10」とし
たが、信号処理の対象となる周波数に適した値を設定す
ることができる。
【0016】なおこの実施例では、アップダウンカウン
タ3の出力値cを、「1、2、3、4」の4通りとした
が、EEPROM4の容量サイズに応じて任意に決定す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、EEPROMにより
デルタ幅値をデータとして記憶しているため、LSI化
した後にEEPROMのデータを変更することによりデ
ルタ幅値を任意に変更することができ、オーバーロード
雑音とグラニュラー雑音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のADM方式信号処理装置
の構成図である。
【図2】同実施例における各信号のタイミングと出力値
の一例を示す図である。
【図3】従来のADM方式信号処理装置の構成図であ
る。
【図4】従来例における各信号のタイミングと出力値の
一例を示す図である。
【図5】(a) はオーバーロード雑音を示す図であり、
(b) グラニュラー雑音を示す図である。
【符号の説明】
1 比較器 2 ラッチ回路 3 アップダウンカウンタ 4 EEPROM 5 nビット加減算器 6 nビットD−A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較器と、この比較器の出力値を記憶し
    出力するラッチ回路と、このラッチ回路の出力値の変化
    に応じて増減するアップダウンカウンタと、デルタ幅値
    を記憶し前記アップダウンカウンタの出力値によって指
    定されたアドレスの前記デルタ幅値を出力するEEPR
    OMと、前記ラッチ回路の出力値に応じて前記EEPR
    OMの出力する前記デルタ幅値を加減算する加減算器
    と、この加減算器の出力値を変換しアナログ出力信号と
    して出力するD−A変換器とを備え、 前記比較器はアナログ入力信号と前記D−A変換器の出
    力するアナログ出力信号とを比較するようにしたADM
    方式信号処理装置。
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